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JP4186064B2 - 管継手の接続管理用チェッカー - Google Patents
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Description

この発明は、燃料配管経路のタンクやレギュレータ等の流体機器に設けられる管継手の接続管理用チェッカーに関するものである。
この種の管継手としては、例えば、図8や図9に示すように、燃料配管経路のタンクやレギュレータ等に固定される支持管7と、前記支持管7に外挿接続されるチューブ接続管8とから成るものがある(例えば、特許文献1。)。
この管継手では、図8に示すように支持管7に対してチューブ接続管8を少し外挿させた不完全接続状態から完全接続状態に到るまでの間では、チューブ接続管8の外周部に隙間gを設けて具備させた弾性支持腕80の自由端側の係止部81が、支持管7に設けた係止体70により内側に押し込まれてチューブ接続管8に近接又は接触し、これより支持管7に対してチューブ接続管8を更に押し込んだ図9に示す完全接続状態では弾性支持腕80は元の隙間gを有する状態に弾性復帰して前記係止部81が係止体70に対して抜け止め状態に係合するようになっている。
したがって、上記完全接続状態では、係止部81が係止体70に対して係合状態にあるので、管継手に流体圧が作用しても、支持管7からチューブ接続管8が不用意に外れるようなことはない。
特開2001−130581号公報 しかしながら、この管継手では、支持管7に対するチューブ接続管8の接続が、不完全接続状態であるか、完全接続状態であるかを、外観上明瞭に判断できないという問題があった。
なお、上記のような問題は、支持管とチューブ接続管との関係に限らず、管継手を構成する雄・雌部材のうち、雌部材が弾性支持腕を有し、雄部材側が支持体を有するものであれば、同様に存在する。
そこで、この発明では、管継手の雄・雌部材相互の接続が、不完全接続状態であるか、完全接続状態であるかを、一見して明瞭に判断できる接続管理用チェッカーを提供することを課題とする。
(請求項1記載の発明)
請求項1記載の発明は、雄部材とこれに接続される雌部材のうち、雌部材は、本体外周部に隙間を設けて弾性支持腕を一体化してあり、雄部材との不完全接続状態では弾性支持腕の自由端は内側に押し込まれて本体外周部に近接又は接触し、雄部材との完全接続状態では弾性支持腕は元の又は元に近い隙間がある状態に復帰するようにしてあり、前記弾性支持腕の基端部分には上記隙間に繋がる孔を形成してある管継手用の接続管理用チェッカーであって、基体と、前記基体から突出し且つ上記孔から隙間に挿入される挿入片とを有し、不完全接続状態においては孔を介した挿入片の隙間への挿入が弾性支持腕の自由端と基端部との間で阻止されて基体と本体の構成壁外面との間にギャップができるようにしてある。
(請求項2記載の発明)
請求項2記載の発明は、雄部材とこれに接続される雌部材のうち、雄部材は、本体外周部に隙間を設けて弾性支持腕を一体化してあり、雌部材との不完全接続状態では弾性支持腕の自由端は内側に押し込まれて本体外周部に近接又は接触し、雌部材との完全接続状態では弾性支持腕は元の又は元に近い隙間がある状態に復帰するようにしてあり、前記弾性支持腕の基端部分には上記隙間に繋がる孔を形成してある管継手用の接続管理用チェッカーであって、基体と、前記基体から突出し且つ上記孔から隙間に挿入される挿入片とを有し、不完全接続状態においては孔を介した挿入片の隙間への挿入が弾性支持腕の自由端と基端部との間で阻止されて基体と本体の構成壁外面との間にギャップができるようにしてある。
(請求項3記載の発明)
請求項3記載の発明の接続管理用チェッカーは、請求項1記載の発明に関し、雄部材はタンク又は流体機器に設けてある。
(請求項4記載の発明)
請求項4記載の発明の接続管理用チェッカーは、請求項2記載の発明に関し、雌部材はタンク又は流体機器に設けてある。
(請求項5記載の発明)
請求項5記載の発明の接続管理用チェッカーは、上記請求項1乃至4のいずれかに記載の発明に関し、弾性支持腕は本体に2本設けてあり、挿入片及びこれに挿入される孔はそれぞれ二つ設けてある。
この発明の管継手では、管継手の雄・雌部材相互の接続が、不完全接続状態であるか、完全接続状態であるかを、一見して明瞭に判断できる接続管理用チェッカーを提供できた。
以下にこの発明の管継手の接続管理用チェッカーを実施するための最良の形態としての実施例について詳細に説明する。
図1はこの発明の実施形態の管継手におけるチューブ接続管1とこれに関連する接続管理用チェッカー3の斜視図、図2は前記管継手における支持管2を示す斜視図、図3は前記管継手におけるチューブ接続管1及び支持管2を示す断面図、図4は支持管2に対してチューブ接続管1が不完全接続状態である際に接続管理用チェッカー3を使用したときの説明図、図5は支持管2に対してチューブ接続管1が完全接続状態である際に接続管理用チェッカー3を使用したときの説明図を示している。
(この管継手及びチェッカー3の基本的構成について)
この管継手は、図1や図3に示すように、チューブ接続管1(請求項1の発明の雌部材に相当する)と、支持管2(請求項1の発明の雄部材に相当する)から構成されており、例えば、燃料チューブ等が接続されたチューブ接続管1を、燃料タンク等に固定された支持管2にワンタッチで接続できるようにしたものである。そして、この管継手におけるチューブ接続管1の支持管2への接続状態が不完全接続状態か又は完全接続状態であるかを図4や図5に示すように接続管理用チェッカー3を用いて一見して判断できるようにしている。
以下に、チューブ接続管1、支持管2及び接続管理用チェッカー3について詳述する。(チューブ接続管1の構成について)
チューブ接続管1は、図1に示すように、本体10とこれから側部に突出するチューブ接続部11とから成る略L字状に形成されたもので、前記本体10の外周部に隙間gを設けて一対の弾性支持腕12,12を具備させてある。
上記本体10は、図1や図3に示すように、天板を有する筒状に形成されていると共にその内周面にOリング13を設けてあり、支持管2のパイプ部20が外周気密状態に挿入されるようになっている。
チューブ接続部11は図1や図3に示すように、チューブが不用意に抜けないようにするために先端部に抜け止め用の膨出部14を設けてあり、また、チューブの挿入長さを規定する鍔部15を設けてある。
弾性支持腕12は、図1や図4に示すように、内側への押し込み力により内方に弾性変形するものであり、自由端部の外側に係止部15を設けてある。また、この弾性支持腕12と上記本体10とが繋がっている部分、つまり弾性支持腕12の基端側部分に、図1に示すように、上記隙間gに繋がる孔16を穿設してある。
(支持管2の構成について)
支持管2は、図2や図3に示すように、この実施例では上記パイプ部20を燃料タンクFTに直接設け、前記パイプ部20の周辺には上記本体10が挿入される挿入孔22を設けてある。なお、この挿入孔22に本体10が奥深くまで挿入された完全接続状態では上述した如くパイプ20は本体10内に設けたOリング13を超えるまで挿入される。
また、上記した燃料タンクFTには、図2や図3に示すように、弾性支持腕12の係止部15と係脱する係止体23を設けてある。
(管継手の動作について)
この管継手では、チューブ接続管1の支持管2への接続状態が不完全接続状態にあるときには、前記係止体23は図4に示す如く係止部15を介して弾性支持腕12を内側に押し込んでチューブ接続管1の本体10に近接又は接触せしめる。
また、図5に示すような完全接続状態では弾性支持腕12は元の隙間g又はこれに近い隙間を有する状態に弾性復帰し、係止体23と係止部15との係止による抜け止め力によりチューブ接続管1と支持管2との分離を完全に阻止する。
(接続管理用チェッカー3の構成及びその働きについて)
接続管理用チェッカー3は、図1に示すように、板状の基体30と、前記基体30から突出し且つ上記孔16,16から隙間g,gに挿入される二枚の挿入片31,31と、前記挿入片31,31の外側に突出する目視片32,32とから構成されており、前記挿入片31,31はその先端部が完全接続状態においてのみ弾性支持腕12,12の自由端に到るまで挿入できるようにしてある。この接続管理用チェッカー3では完全接続状態において、図5に示すように、基体30と本体10の天壁10a(孔16の穿設面)との間にはギャップGは存在せず、また、目視片32,32の先端は同図に示すように係止体23の上面に接触した状態となっている。
そして、この接続管理用チェッカー3では不完全接続状態においては、上述した如く係止体23は図4に示す如く係止部23を介して弾性支持腕12を内側に押し込んでチューブ接続管1の本体10に近接又は接触せしめているから、挿入片31,31をその先端部が弾性支持腕12,12の自由端に到るまで挿入できない。したがって、図4に示すように、基体30と本体1の孔16の穿設面との間にはギャップGができ、また、目視片32,32の先端は同図に示すように係止体23の上面にから離れた状態となっている。
上記したように、基体30と本体10の天壁10a(孔16の穿設面)との間にギャップGがあるか否か、目視片32,32の先端が係止体23の上面に接触した状態となっているか否かを見れば、直ちに支持管2に対してチューブ接続管1が完全接続状態であるか、不完全接続状態であるかが一見して明瞭に判断できる。
また、この実施形態の接続管理用チェッカー3では、図1や図5に示すように、係止爪34を有した弾性垂下片33を設けてあり、完全接続状態では、弾性垂下片33の係止爪34が係止体23を超えて両者が係合状態になって、接続管理用チェッカー3が本体10から不用意に抜けないようになるようにしてある。
なお、接続管理用チェッカー3を使用して図4に示すような不完全接続状態が発見された場合は、そのまま基体30を指で押し込むことにより、図5に示す完全接続状態にすることができる。
この実施例2は、図6や図7に示すように、チューブ接続管1’を雄部材とし、燃料タンクFT側を雌部材として機能させるようにした例であり、図6においては燃料タンクFT(雌部材)に対してチューブ接続管1’(雄部材)とが不完全接続状態を示し、図7においては燃料タンクFTに対してチューブ接続管1’とが完全接続状態を示している。
この形態の場合においても、図6に示す不完全接続状態では、係止部23’を介して弾性支持腕12’は内側に押し込まれてチューブ接続管1’の本体10’に近接又は接触せしめられているから、挿入片31,31をその先端部が弾性支持腕12’,12’の自由端に到るまで挿入できない。
これに対して、弾性支持腕12’の自由端にある係止部15’が係止体23’を通過し、弾性支持腕12’元の隙間g又はこれに近い隙間を有する状態に弾性復帰した完全接続状態では、挿入片31,31はその先端部がみ弾性支持腕12,12の自由端に到るまで挿入できる。
したがって、実施例1と同様に、不完全接続状態と完全接続状態とでは、天壁10a’に対する基板30の相対位置関係が相違し、このため、燃料タンクFTに対してチューブ接続管1’が、不完全接続状態であるか、不完全接続状態であるかが、一見して明瞭に判断できる。
(他の実施の形態について)
上記接続管理用チェッカー3は、基板30に、挿入片31、目視片32及び垂下片33を具備させたものとしてあるが、目視片32及び垂下片33を取り除いた場合でも、基板30と本体1の孔16の穿設面との間にギャップGがあるか否かで、一見して明瞭に上記完全接続状態であるか、不完全接続状態であるかが判断できる。
上記形態では、支持管2(雄部材)は燃料タンクFTに設けてあるが、これに限らず、レギュレータやポンプ等に設けるようにしてもよい。
上記形態では、弾性支持腕は本体に2本設けてあり、挿入片及びこれに挿入される孔はそれぞれ二つ設けてあるが、それぞれの前記構成を一つ又は三つ以上としてもよい。
この発明の実施例1の管継手におけるチューブ接続管(雌部材)とこれに関連する接続管理用チェッカーの斜視図。 前記管継手における支持管(雄部材)を示す斜視図。 前記管継手における支持管を示す断面図。 前記管継手を構成する支持管に対してチューブ接続管が不完全接続状態である際に接続管理用チェッカーを使用したときの説明図。 前記管継手を構成する支持管に対してチューブ接続管が完全接続状態である際に接続管理用チェッカーを使用したときの説明図。 この発明の実施例2において管継手を構成する燃料タンク(雌部材)に対してチューブ接続管(雄部材)が不完全接続状態である際に接続管理用チェッカーを使用したときの説明図。 実施例2において管継手を構成する燃料タンク(雌部材)に対してチューブ接続管(雄部材)が完全接続状態である際に接続管理用チェッカーを使用したときの説明図。 従来の管継手における説明図。 従来の管継手における説明図。
符号の説明
g 隙間
G ギャップ
1 チューブ接続管(管継手の雌部材)
2 支持管(管継手の雄部材)
3 接続管理用チェッカー
10 本体
11 チューブ接続部
12 弾性支持腕
13 Oリング
14 膨出部
15 係止部
16 孔
20 パイプ部
22 挿入孔
23 係止体
30 基体
31 挿入片
32 目視片
33 垂下片
34 係止爪

Claims (5)

  1. 雄部材とこれに接続される雌部材のうち、雌部材は、本体外周部に隙間を設けて弾性支持腕を一体化してあり、雄部材との不完全接続状態では弾性支持腕の自由端は内側に押し込まれて本体外周部に近接又は接触し、雄部材との完全接続状態では弾性支持腕は元の又は元に近い隙間がある状態に復帰するようにしてあり、前記弾性支持腕の基端部分には上記隙間に繋がる孔を形成してある管継手用の接続管理用チェッカーであって、基体と、前記基体から突出し且つ上記孔から隙間に挿入される挿入片とを有し、不完全接続状態においては孔を介した挿入片の隙間への挿入が弾性支持腕の自由端と基端部との間で阻止されて基体と本体の構成壁外面との間にギャップができるようにしてあることを特徴とする接続管理用チェッカー。
  2. 雄部材とこれに接続される雌部材のうち、雄部材は、本体外周部に隙間を設けて弾性支持腕を一体化してあり、雌部材との不完全接続状態では弾性支持腕の自由端は内側に押し込まれて本体外周部に近接又は接触し、雌部材との完全接続状態では弾性支持腕は元の又は元に近い隙間がある状態に復帰するようにしてあり、前記弾性支持腕の基端部分には上記隙間に繋がる孔を形成してある管継手用の接続管理用チェッカーであって、基体と、前記基体から突出し且つ上記孔から隙間に挿入される挿入片とを有し、不完全接続状態においては孔を介した挿入片の隙間への挿入が弾性支持腕の自由端と基端部との間で阻止されて基体と本体の構成壁外面との間にギャップができるようにしてあることを特徴とする接続管理用チェッカー。
  3. 雄部材はタンク又は流体機器に設けてあることを特徴とする請求項1記載の接続管理用チェッカー。
  4. 雌部材はタンク又は流体機器に設けてあることを特徴とする請求項2記載の接続管理用チェッカー。
  5. 弾性支持腕は本体に2本設けてあり、挿入片及びこれに挿入される孔はそれぞれ二つ設けてあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の接続管理用チェッカー。
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