JP4189712B2 - 整髪料 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、毛髪に塗布した後、樹脂状のバリバリした感じを出すことなくナチュラルなスタイリング性(セット性)を有し、しかも毛髪にしっとりとした感触を与えるクリーム状あるいはワックス状の整髪料に係わる。
【0002】
【従来技術】
従来、例えば洗髪後の毛髪を乾燥し、その後でこれを一定の形状に整えるためには、ポマード、チック等の油性の整髪料を塗布して用いることが一般的に行なわれていた。この系統の整髪料は整髪力は強いが、油性が強く、ベトつきがありまた、特有の強い光沢(テカリ)があることが問題視されることもあった。そして、この系統の整髪料はヒマシ油や木臘、ワセリン等を主原料とした固溶体あるいは半固溶体の形態で使用されるものであって、毛髪の軟らかい人や量の少ない人には整髪力が強過ぎるきらいもあった。
【0003】
このような問題点を補う整髪料として、近年ポリオキシアルキレングリコールを主成分とした整髪料(ヘアリキッド)が多く使用されるようになって来ているが、これは前述のポマード等に比較すると整髪力が低い点が逆に問題となる。
【0004】
この他、アルギン酸ソーダ、トラガントガム等の天然ガム類や、ポリビニルピロリドンやポリアクリル酸ソーダ等の合成樹脂成分を精製水とエタノールにて溶解したセットローションやそれをジェル状にしたヘアスタイリングジェルといった無油性の整髪料もある。これらの整髪料は、毛髪の表面に薄い樹脂状の強い被膜を作り、セット性を長持ちさせることを特徴とするものであるから、原料となる樹脂特有の硬さ(バリバリ感)があり、手櫛通りが悪く、自然の動きや毛髪のナチュラルな流れに欠ける点が問題点として指摘される場合もあった。即ち、毛髪の持つ自然な外観としっとりとした感触とを併せて保持した上で、優れた整髪力を持つ整髪料の開発が待たれていた。
【0005】
本発明者等は、すでに特願平11−224793において、炭素数が20〜30のアルキル基を有する高級アルコールを1種またはそれ以上と、ポリエチレンワックスを1種またはそれ以上含有した整髪料を提唱した。ここで提唱した整髪料は、バリバリ感こそないが、優れた整髪力を有し毛髪をしっかりと固め、優れた硬さを有するように整髪することを特徴とするものである。しかしながら、近年の流行として、硬さよりもむしろナチュラルなスタイリング性(セット性)を有し、毛髪にしっとりとした感触を与える整髪料の要望が極めて強くなり、そのような性能を持った整髪料の開発が強く求められていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者等は、既存の整髪料が持つ上述の問題点に鑑み、鋭意研究を行った結果、ある特定の構造を有する高級アルコールと、ポリエチレンワックスとを主成分とし、ある種の界面活性剤を含有する整髪料が好ましい結果を与えることを見出し、本発明を完成させたものであって、その目的とする所は、ベトつきがなく、樹脂状の硬さ(バリバリ感)もなく優れた整髪力とナチュラルなスタイリング性(セット性)を持つ整髪料を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的は、炭素数が14〜18のアルキル基を有する高級アルコールを1種またはそれ以上と、融点が70〜110℃の範囲にあるポリエチレンワックスを1種またはそれ以上と、アニオン界面活性剤及び/または非イオン界面活性剤を1種またはそれ以上含み、カチオン界面活性剤の含有量が整髪料全体に対して0〜1.0重量%であることを特徴とする整髪料により達成される。
【0008】
本発明において、炭素数が14〜18のアルキル基を有する高級アルコールの好ましい含有量は整髪料全体に対して2〜10重量%、ポリエチレンワックスの好ましい含有量は整髪料全体に対して1〜6重量%である。これにアニオン界面活性剤及び/または非イオン界面活性剤を加えた組成の整髪料であれば、その製品形態は均質で良好なクリーム状を呈する。さらに、これに整髪料全体に対して0.01〜1.0重量%程度の少量のカチオン界面活性剤を加えることにより、毛髪により好ましいしっとり感とスタイリング性を与えることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
一般的に、高級アルコールとは、分子量の大きいアルコールを指すものであるが、本発明においては、アルキル基の炭素数が14から18のものを用いることが肝要である。炭素数が14未満のアルキル基よりなる高級アルコールを用いた場合では、整髪料としての整髪力に劣り、ナチュラルなスタイリング性が不十分であり、またクリームとしての粘度も出にくくまた伸びも悪い。即ち、整髪料としての形態をなさないこともある。また、炭素数が18を超えるアルキル基よりなる高級アルコールを用いた場合、整髪後の毛髪がやや硬めであり、保湿性が不十分であり、しっとり感に欠けたものとなり、また、カチオン界面活性剤を添加した場合、クリームのキメが悪くなる。アルキル基の炭素数が14から18の高級アルコールの具体例としてはセチルアルコール、ステアリルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール等を挙げることができる。
【0010】
本発明において、ポリエチレンワックスとはエチレンを重合して得られる低融点のポリエチレンである。本発明におけるポリエチレンワックウスは、スタイリング性の向上を目的として添加されるものであるが、他のワックス類に較べてその効果は極めて優れている。本発明において使用されるポリエチレンワックスの融点は70〜110℃、好ましくは75〜105℃である。融点が70℃未満のポリエチレンワックスの場合は整髪料としての整髪力に劣り、スタイリング性すなわち、セット性が不十分である。また、110℃を超えると製品としてのクリームのキメが粗く、伸びが悪くて使用感に劣るものとなる。
【0011】
本発明において炭素数が14〜18のアルキル基を有する高級アルコールと、ポリエチレンワックスとの好ましい組み合わせは、高級アルコールの含有量が整髪料全量に対して2〜10重量%、ポリエチレンワックスの含有量が整髪料全量に対して1〜6重量%である。高級アルコールの含有量が2重量%未満であれば、整髪料としての整髪力に劣り、スタイリング性、すなわちセット性が不十分であり、また、クリームとしてのキメが良くない。10重量%を超えると製品としてのクリームのキメが粗く、伸びが悪くて使用感に劣るものとなる。更に、ポリエチレンワックスの含有量が1重量%未満であれば、整髪料としての整髪力に劣り、スタイリング性すなわち、セット性が不十分である。また、6重量%を超えると製品としてのクリームのキメが粗く、伸びが悪くて使用感に劣るものとなる。
【0012】
本発明においては、本発明の整髪料の主成分である高級アルコールと、ポリエチレンワックスとを均質にかつ安定に分散せしめ、良好なクリーム状エマルションとするために、適量の界面活性剤を整髪料としての性能を損なわない範囲で配合することが必要である。界面活性剤としては、アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤を各々単独にあるいは混合して用いることが肝要である。アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤以外の界面活性剤(例えばカチオン界面活性剤等)にて主成分となる油剤をクリーム状としたものは、スタイリング性、べとつき感等において性能的にあまりよくないものとなる。
【0013】
界面活性剤の具体的例としては、2−エチルヘキサン酸、カプロン酸、カプリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、12−ヒドロキシステアリン酸などの高級脂肪酸のナトリウム、カリウム、モノエタノールアミン、イソプロパノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1.3−プロパンジオール等による塩、アルキル硫酸エステル塩、α−オレフィンスルホン酸塩、脂肪酸エチルエステルスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩、N−アシルメチルタウリン塩、N−アシルアミノ酸塩等のアニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸部分エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、多価アルコール脂肪酸部分エステルあるいはエチレンオキシド/プロピレンオキシドブロック共重合体等の非イオン界面活性剤を挙げることができる。この中で、特に好ましい例としては、アニオン界面活性剤として高級脂肪酸塩、非イオン界面活性剤としてはポリオキシエチレンアルキルエーテルを挙げることができる。
【0014】
本発明においては、毛髪により好ましいしっとり感とスタイリング性を与える目的で、整髪料全体に対して1.0重量%以下のカチオン界面活性剤を添加することができる。好ましい添加量は整髪料全体に対して0.01〜1.0重量%である。添加量が0.01重量%未満であると保湿剤としての効果が十分でなくしっとりした感触を与えるのに不十分である。また、添加量が1.0重量%を超えるとクリームのキメが悪くなり、スタイリング性も低下する。カチオン界面活性剤の具体的な例としては、例えば塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、塩化アルキルピリジニウム、塩化アルキルジメチルベンジルアンモニウム、臭化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジポリオキシエチレンアルキルメチルアンモニウムあるいは塩化γ−グルコンアミドプロピルジメチルヒドロキシエチルアンモニウム等を挙げることができる。
【0015】
更に、本発明になる整髪料に対しては、その本来の目的を阻害しない範囲で必要に応じて、通常、化粧料や医薬部外品等に用いられる成分を添加することができる。具体的には、油分、アミノ酸、ポリペプタイド、香料、防腐剤、酸化防止剤、保湿剤、着色剤、各種植物抽出油、水溶性高分子等の増粘剤あるいは安定剤等を挙げることができる。油分として常温で流動性を有する油分、例えばメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油、セチルイソオクタノエート、グリセリルトリオクタノエート、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット、コハク酸ジオクチル、イソステアリン酸イソセチルあるいはイソプロピルミリステート等のエステル油、流動パラフィンやスクワラン等の炭化水素油、更にはヒマシ油、オリーブオイル、椿油、マカデミアナッツオイル、ホホバ油、ミンク油、米胚芽油あるいは米ヌカ油等の天然動植物油、常温で固体またはペースト状の油分、例えばマイクロクリスタランワックス、ポリエチレン、セシレン、パラフィンワックッス等の石油系ワックス、ステアリン酸ステアリル、ミリスチン酸ミリスチル等のエステル類、ベヘニルアルコール、アラキルアルコール、ラウリルアルコール等の高級アルコールたはキャンデリラワックス、カルナバワックス、ミツロウ、ラノリン等の天然ワックスを挙げることができる。液状の油分については、比較的多めに用いた方が本発明の目的(ナチュラルなセット性)に、より効果的である。また、保湿剤としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングルコール、1.3ブチレングリコール、3−メチル−1.3−ブタンジオール、分子量2万以上の高重合ポリエチレングルコールあるいはダイナマイトグリセリン等の多価アルコール、ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸等の水溶性高分子、乳酸ソーダ、クエン酸ソーダ、グルタミン酸ソーダ、2−ピロリドンカルボン酸ソーダなどの塩類を挙げることができる。多価アルコールの中でも、高重合ポリエチレングリコールがしっとり感付与の点において、カチオン界面活性剤添加と同等の優れた作用を持ち、更に塗布時の整髪料ののび(毛根から毛根への整髪料の行きわたり性)と皮膚への刺激性のない点において、他のものと比較して良好であるため、特に好ましく用いられる。
【0016】
その他にセット性のある高分子等も本発明の整髪料の効果を損なわない範囲で補助的に用いることができる。例えば、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体等のポリビニルピロリドン系高分子、メチルビニルエーテル/マレイン酸アルキルハーフエステル共重合体等のビニルエーテル系高分子、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル/アルキル(メタ)アクリルアミド共重合体あるいは(メタ)アクリルアミド/(メタ)アクリル酸エステル共重合体等のアクリル系高分子、メタクリロイルエチルジメチルベタイン・塩化メタクリロイルエチルトリメチルアンモニウム・メタクリル酸2−ヒドロキシエチル共重合体、メタクリロイルエチルジメチルベタイン・塩化メタクリロイルエチルトリメチルアンモニウム・メタクリル酸メトキシポリエチレングリコール共重合体、あるいはN―メタクリロイルオキシエチルN、N−ジメチルアンモニウム−α―N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体等の両性系高分子、ビニルピロリドン・ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体、ビニルカプロラクタム・ビニルピロリドン・ジメチルアミノエチルメタクリレートのテロマー、ビニルカプロラクタム・ビニルピロリドン・ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドのテロマー等のカチオニック系高分子を挙げることができる。
【0017】
また、増粘および安定性向上のため、ポリアクリル酸ソーダ、カルボキシルビニルポリマー等のアクリル系高分子、キサンタンガム、グアーガム、アラビアガム等の天然多糖類、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等の天然多糖類誘導体等の水溶性高分子を、本発明の効果を損なわない範囲にて用いることができる。特に、油剤の乳化濃度が少ない場合、これ等を用いることが好ましい。
【0018】
【実施例】
以下実施例、比較例に従い、本発明の整髪料について具体的に説明するが、特にこれにより限定を行なうものではない。
なお、以下に述べる実施例、比較例における整髪料の調整は次に示す方法に従って行なうものである。
〔製法A〕
A相を油相、精製水とトリエタノールアミンよりなる相を水相として90〜95℃の温度にて乳化した後に冷却し、得られた乳化液にポリビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体および/またはカチオン界面活性剤を添加して得られる。
〔製法B〕
カルボキシルビニルポリマーを水相にて分散させた後、トリエタノールアミン、プロピレングリコール、エタノールを添加して撹拌し、しかる後B相を添加することによって得られる。
〔製法C〕
D相を油相、E相を水相として、90〜95℃の温度にて乳化した後に冷却して乳化物をつくる。カルボキシビニルポリマーを水相にて分散させた後、C相を加えて撹拌し、然る後B相を加えてジェルをつくる。上記の如くして得られた乳化物とジェルを混合し出来上がりとする。
【0019】
また、以下に示す実施例、比較例においては、ナチュラルなスタイリング性、クリームのキメ、塗布のしやすさ、しっとり感およびバリバリ感についての官能テストを行ない評価した。評価方法としては、重さ10g、長さ20cm、幅5cmの毛束を整髪料にて処理し、使用感を20人の専門パネラーによって、以下の基準に従って官能的に評価しランク付けを行なった。
〔ナチュラルなスタイリング性〕
◎:整髪料としてのナチュラルなセット性があると答えた人が18人以上
○:整髪料としてのナチュラルなセット性があると答えた人が14〜17人
△:整髪料としてのナチュラルなセット性があると答えた人が8〜13人
×:整髪料としてのナチュラルなセット性があると答えた人が7人以下
〔クリームのキメ〕
◎:クリームのキメに優れていると答えた人が18人以上
○:クリームのキメに優れていると答えた人が14〜17人
△:クリームのキメに優れていると答えた人が8〜13人
×:クリームのキメに優れていると答えた人が7人以下
〔塗布のしやすさ〕
◎:塗布しやすいと答えた人が18人以上
○:塗布しやすいと答えた人が14〜17人
△:塗布しやすいと答えた人が8〜13人
×:塗布しやすいと答えた人が7人以下
〔しっとり感〕
◎:しっとり感があると答えた人が18人以上
○:しっとり感があると答えた人が14〜17人
△:しっとり感があると答えた人が8〜13人
×:しっとり感があると答えた人が7人以下
〔バリバリ感〕
◎:バリバリ感がないと答えた人が18人以上
○:バリバリ感がないと答えた人が14〜17人
△:バリバリ感がないと答えた人が8〜13人
×:バリバリ感がないと答えた人が7人以下
【0020】
実施例1〜25
表1、表2、表3および表4に示す処方の整髪料を前述の〔製法A〕に準じて製造し、各々について、スタイリング性、クリームのキメ、塗布のしやすさ、しっとり感およびバリバリ感についての評価を行なった。評価は前述の評価基準に従って行ない、◎、○、△、×の4段階評価とした。その結果を表1、表2、表3および表4に併記する。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】
【表4】
【0025】
表1、表2、表3および表4に記載された結果から明らかな通り、本発明の範囲内の処方において製造した整髪料は、ナチュラルなスタイリング性、クリームのキメ、塗布のしやすさ、しっとり感およびバリバリ感についての官能テストいずれにおいても◎あるいは○、少なくとも△以上の良好な評価を受けている。特に、保湿剤としてのカチオン界面活性剤を添加した実施例3、4、7、8、12、20、21のしっとり感の評価は、添加しない他の実施例に比較して優れており、その添加の効果は明らかである。また、高重合度ポリエチレングリコールを加えた実施例23〜25もしっとり感については同等の評価が得られている。
【0026】
比較例1〜11
表5及び表6に示す処方の整髪料を前述の〔製法A〕に準じて製造し、各々について、スタイリング性、クリームのキメ、塗布のしやすさ、しっとり感およびバリバリ感についての評価を行なった。評価は前述の評価基準に従って行ない、◎、○、△、×の4段階評価とした。その結果を表5および表6に併記する。
【0027】
【表5】
【0028】
【表6】
【0029】
表5および表6に記載された結果から明らかな通り、本発明の範囲の処方を逸脱して製造した整髪料は、ナチュラルなスタイリング性、クリームのキメ、塗布のしやすさ、しっとり感およびバリバリ感についての官能テストのいずれかにおいて好ましくない評価を受けている。
【0030】
実施例26〜27、比較例12〜13
表7の整髪料は〔製法C〕、表8の整髪料は〔製法B〕に準じて製造し、各々について、スタイリング性、クリームのキメ、塗布のしやすさ、しっとり感およびバリバリ感についての評価を行なった。評価は前述の評価基準に従って行ない、◎、○、△、×の4段階評価とした。その結果を表7および表8に併記する。
【0031】
【表7】
【0032】
【表8】
【0033】
【発明の効果】
以上、実施例及び比較例によって具体的に示したように、本発明の整髪料は、従来の整髪料に比較して、樹脂状のバリバリした感じがなくナチュラルなスタイリング性(セット性)を有し、しかも毛髪にしっとりとした感触を与えるものである。しかも製品形態がクリーム状あるいはワックス状であるため取り扱いも容易であることは明らかである。即ち、従来の整髪料の欠点を改良し、毛髪の持つ自然な外観としっとりとした感触とを併せて保持した上で、優れた整髪力を持つ整髪料である。
Claims (3)
- 炭素数が14〜18のアルキル基を有する高級アルコールを1種またはそれ以上と、融点が70〜110℃の範囲にあるポリエチレンワックスを1種またはそれ以上と、アニオン界面活性剤及び/または非イオン界面活性剤を1種またはそれ以上含み、カチオン界面活性剤の含有量が整髪料全体に対して0〜1.0重量%であることを特徴とする整髪料。
- 炭素数が14〜18のアルキル基を有する高級アルコールの含有量が整髪料全体に対して2〜10重量%、ポリエチレンワックスの含有量が整髪料全体に対して1〜6重量%であることを特徴とする請求項第1項に記載の整髪料。
- カチオン界面活性剤を1種またはそれ以上含みかつその含有量が整髪料全体に対して0.01〜1.0重量%であることを特徴とする請求項第1項または第2項のいずれかに記載の整髪料。
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