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JP4190330B2 - 売上金入金処理方法 - Google Patents
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JP4190330B2 - 売上金入金処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は紙幣の売上金入金処理方法に関するもので、特に紙幣を使途別に仕分けることを可能とする売上金入金処理装置を用いた、パチンコ店等の遊技店での運用に好適な売上金入金処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
店舗等に設置されて、該店舗の売上金を入金する装置として、例えば、本出願人により提案されている装置がある(特許文献1参照)。前記文献に示される装置は、専ら小売店のような、物を販売する流通業での店舗を対象としたものであり、運用形態の全く異なるパチンコ店等の遊技店では扱い難いものであった。
【0003】
そこで、本出願人は特願2002−209038にて、パチンコ店等の遊技店用に特化した売上金入金処理装置を提案した。上記出願明細書及び図面に書かれた装置では、処理すべき紙幣を一括で受け入れて、使途別、つまり、粗利益、店内運用金(店内準備金と特殊景品交換代金の双方を含む)に仕分けるようにしている。この装置は、前記使途別の各収納部を有しており、一括して受け入れた紙幣の全てを、いずれかの収納部へ仕分けして収納するものである。これを実現するには、処理開始前に各使途別の金額乃至金種明細が決定していることが前提となるものである。
【0004】
この装置は、遊技店に設置され遊技店の店員によって操作されるものであるが、前記収納部のうちの粗利益収納部は遊技店の管理外となっている。粗利益収納部に収納された粗利益を管理するのは、遊技店から委託を受けた警備会社であり、該警備会社は前記装置による仕分け処理が完了した後に遊技店を訪れ、粗利益収納部から粗利益を回収し、この粗利益を銀行に持ち込んで遊技店の口座に振り込むことで、手数料を得るようにしている。従って、一旦粗利益収納部に収納された粗利益について遊技店の店員は手が触れられないようになっている。
【0005】
遊技店が1日の営業を終えた時点ては、紙幣の存在場所(両替機、台間玉貸機、遊技カード販売機、等)と金額がホールコンピュータにて把握されているので、この時点以降であれば、使途別の明細を決定できることになる。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−266963号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
店内運用金は日々の営業で同一の額とすることが通例であるが、翌日に感謝祭等のイベントが企画され、通常よりも多くの集客が見込める場合には、店内運用金を多めにする必要がある。この場合、当日の営業を終えてから前記装置による処理を開始するのであれば、(ホールコンピュータのデータから店内運用金を多めにすることが可能であることが判明していれば)問題はない。
【0008】
ところで、遊技店の営業は深夜11時頃までとするところが少なくない。又、大手の遊技店では相当な枚数の紙幣を処理することになる。1日の営業終了後に前記装置による処理を開始するとなると、処理が完了するのは真夜中となってしまうことになる。従って、遊技店によっては営業終了1時間位前から前記装置による処理を開始することがある。
【0009】
このようなケースでは、ホールコンピュータでの集計前であることから、店員の予測に基づいて、各使途別の金額(特に店内運用金)を前記装置に入力した上で処理を開始することになる。この場合、粗利益の額を勘案すれば集計前であっても通常の日々の店内運用金額であれば確保できるであろうが、前記イベントのために対処できるほどの金額が確保できるかどうかについては定かではない。従って、前記装置での営業終了前の運用では、前記イベント等の為に翌日の店内運用金を普段よりも増加させることはできなかった。
【0010】
本発明は上述のような遊技店における特殊事情に鑑み為されたものであり、本発明は、ホールコンピュータでの集計前に仕分け処理を開始しても、柔軟に店内運用金を確保できるようにした売上金入金処理方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための第1の発明は、操作者IDを読み取るためのID読取手段と、該ID読取手段によって読み取られた操作者IDを基にして、前記操作者に操作を許可する操作許可手段と、前記操作者ID毎に対応する回収金額明細を記憶する記憶部と、回収された紙幣を一括で受け入れる紙幣受入部と、該紙幣受入部に受け入れた紙幣を1枚毎に繰り出して搬送する繰出搬送部と、該繰出搬送部の下流側に位置し、該繰出搬送部によって搬送される紙幣の金種を識別する金種識別部と、前記金種識別部の下流側に位置し、搬送される紙幣を使途別に仕分ける仕分部と、該仕分部によって仕分けられた紙幣をそれぞれ収納するための、店内運用金を収納するための運用金収納部と前段に一時保留部が配設された粗利益を収納するための粗利益収納部とからなる、複数の収納部と、使途別の金額情報を入力及び記憶可能な金額情報入力部と、を有し、前記金額情報入力部に入力された前記使途別の金額情報に基づいて、前記紙幣受入部で受け入れた紙幣を前記複数の収納部の何れかに仕分けして収納する売上金入金処理装置を用いた売上金入金処理方法であって、該方法は、
前記金額情報入力部から店内運用金の金額を入力するステップと、回収され紙幣受入部に載置された紙幣を、該入力された店内運用金の額に達するまでは優先的に前記運用金収納部に収納するステップと、前記運用金収納部に収納された金額が、前記入力された店内運用金の額に達した後は、紙幣受入部に載置された紙幣をすべて一時保留部に送り、計数及び記憶した上で、前記紙幣を一時保留部から抜き取り、粗利仮確定金として前記操作者ごとに保管するステップと、を含む締め入金処理のステップと、
前記保管された粗利仮確定金の中から予備金へ移行させる金額を、前記金額情報入力部から入力して記憶させるステップを含む粗利変更処理のステップと、
前記粗利仮確定金額から前記予備金の額を引いた分を粗利益として粗利益収納部に収納し、残余分を予備金として前記一時保留部から取り出す、粗利入金処理のステップと、から成ることを特徴とする売上金入金処理方法である。
【0012】
この発明は、粗利となるべき紙幣を全て売上金入金処理装置の外に出し、粗利が確定した段階で予備金の額を決定して粗利変更処理を行い、粗利入金処理によって、最終的に残す予備金を外部に出すものである。これは、締め入金処理によって最終的に粗利となり得べき金額が確定しないと、そこから予備金に回せる金額を決定できないという遊技店における特殊な事情に対応したものである。
【0013】
これに対して、前記課題を解決するための第2の発明は、操作者IDを読み取るためのID読取手段と、該ID読取手段によって読み取られた操作者IDを基にして、前記操作者に操作を許可する操作許可手段と、前記操作者ID毎に対応する回収金額明細を記憶する記憶部と、回収された紙幣を一括で受け入れる紙幣受入部と、該紙幣受入部に受け入れた紙幣を1枚毎に繰り出して搬送する繰出搬送部と、該繰出搬送部の下流側に位置し、該繰出搬送部によって搬送される紙幣の金種を識別する金種識別部と、前記金種識別部の下流側に位置し、搬送される紙幣を使途別に仕分ける仕分部と、該仕分部によって仕分けられた紙幣をそれぞれ収納するための、店内運用金を収納するための運用金収納部と前段に一時保留部が配設された粗利益を収納するための粗利益収納部とからなる、複数の収納部と、使途別の金額情報を入力及び記憶可能な金額情報入力部と、を有し、前記金額情報入力部に入力された前記使途別の金額情報に基づいて、前記紙幣受入部で受け入れた紙幣を前記複数の収納部の何れかに仕分けして収納する売上金入金処理装置を用いた売上金入金処理方法であって、該方法は、
前記金額情報入力部から店内運用金の金額及び仮予備金額を入力するステップと、回収され紙幣受入部に載置された紙幣を、該入力された店内運用金の額に達するまでは優先的に前記運用金収納部に収納するステップと、前記運用金収納部に収納された金額が、前記入力された店内運用金の額に達した後は、紙幣受入部に載置された紙幣をすべて一時保留部に送り、計数及び記憶した上で、一時保留部に搬送された紙幣の累計金額が前記仮予備金額を超えるまでは前記紙幣をすべて一時保留部から抜き取り、粗利仮確定金として前記操作者ごとに保管し、一時保留部に搬送された紙幣の累計金額が前記仮予備金額を超えた後は、一時保留部に搬送された紙幣を粗利益として粗利益収納部に収納するステップと、を含む締め入金処理のステップと、
前記保管された粗利仮確定金の中から確定予備金へ移行させる金額を、前記金額情報入力部から入力して記憶させるステップを含む粗利変更処理のステップと、
前記粗利仮確定金額から前記確定予備金の額を引いた分を粗利益として粗利益収納部に収納し、残余分を確定予備金として前記一時保留部から取り出す、粗利入金処理のステップと、から成ることを特徴とする売上金入金処理方法である。
【0014】
この発明は、締め入金処理の段階では、(粗利となるべき紙幣を全ては売上金入金処理装置の外に出さず)予備金として残すことが可能な最大限の額のみ外に出し、残りは粗利益収納部(紙幣カセット)に収納させてしまい、粗利が確定した段階で予備金の額を確定して粗利変更処理を行い、粗利入金処理によって、最終的に残す予備金を外部に出すようにしたものである。このようにすることにより、売上金入金処理装置に戻す金額(つまり、粗利益として粗利益収納部に収納する金額)が第1の発明の場合よりは少なくなり、粗利入金処理の時間が少なくなるとともに、外部で保管する現金(粗利仮確定金)も少なくなるので、防犯上の効果も高くなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
最初に図面について説明する。
【0016】
図1は、本発明に係る売上金入金処理方法に用いられる売上金入金処理装置の外観を示すものである。同図中、1は紙幣受入部、2は金額情報入力部、21は表示部、22はID読取手段としてのカードリーダである。
【0017】
図2は、前記売上金入金処理装置の構成を示す図である。同図中、1は紙幣受入部、2は金額情報入力部、3は繰出搬送部、4は金種識別部、5は仕分部、6は結束部、7は店内準備金収納部としての束収納部、8は特殊景品交換代金収納部としてのバラ収納部、9は粗利益収納部としての紙幣カセット、10は紙幣カセットと接続される一時保留部である。22はID読取手段としてのIDカードリーダである。なお、本明細書で言う「店内運用金」とは、店内準備金と特殊景品交換代金の両方を含む概念である。従って、運用金収納部とは、前記店内準備金収納部と特殊景品交換代金収納部の両方を意味するものである。
【0018】
図3は、前記売上金入金処理装置の制御系を示すブロック図である。制御部11は、金種情報入力部2、金種識別部4、仕分部5、結束部6及び通信接続部13を所定の制御プログラムに従って制御するものである。また、制御部11は、演算制御を行うCPU111と、前記制御プログラムが格納されているROM112と作業メモリであるRAM113を含むものである。さらに、制御部11には記憶部12が接続されており、取り込んだ紙幣の金種、枚数、格納場所等のデータを記憶するためのものである。ここで、同図中の通信接続部13は、遊技店に設置されるホールコンピュータとオンライン接続するためのものであるが、必須のものではない。21は表示部、22はID読取手段としてのカードリーダである。カードリーダ22から読み込まれた操作者IDは、記憶部12に予め登録されているIDと比較され、一致した場合にのみ、それ以降の操作が有効となるように制御部11によって制御されている。
【0019】
図4は、本発明に係る売上金入金処理方法の第1発明の実施例のうちの「締め入金処理」方法を示すフローチャートである。
【0020】
まず、前記売上金入金処理装置を用いた締め入金処理方法について、パチンコ店等の遊技店での運用を交えて説明する。
【0021】
遊技店の営業が終了間近(約1時間前)になると、複数の店員が、自己の担当する両替機、遊技カード販売機、又は台間玉貸機/台間メダル貸機内に存在する紙幣の大半を、それぞれ回収してくる。なおここで、台間玉貸機/台間メダル貸機については、千円札のみが存在するが、両替機と遊技カード販売機については、千円札、五千円札、一万円札の3種類が存在する可能性がある。
【0022】
担当者毎の処理に先立ち、売上金入金処理装置の金額情報入力部にて、例えば主任級の管理責任を負う店員が、店内準備金としての千円札の枚数及び景品交換代金としての各金種毎の枚数を入力する(ステップS401)。このステップは初回のみ行われる。各店員により回収された紙幣の締め入金処理は以下のステップを踏んで行われる。
【0023】
最初の店員が、IDコードが記録されているIDカードを売上金入金処理装置に設けられているカードリーダ22に通す(ステップS402)。これにより操作が可能となる。入金額がクリア(ゼロにリセット)され(ステップS403)、回収紙幣を紙幣受入部1にセットし(ステップS404)、スタートキーを押下する(ステップS405)。入金額をクリアするのは、各担当者毎の入金額を集計するためである。スタートキーが押下されると入金計数が開始され(ステップS406)、各収納部への収納額が記憶部(メモリ)12に記憶される。
【0024】
最初の搬送先は店内準備金収納部(束収納部7)であり、結束部6で単位枚数(例えば100枚)ごとに結束された後に収納される(ステップS407)。前記店内準備金収納部に収納された店内準備金が初めに設定した値に達するまでは、この動作が繰り返され、紙幣受入部1に紙幣がなくなると計数が停止され(ステップS415)、完了キーを押下して(ステップS416)処理を終了する。なお、この段階ではまだ一時保留部10には紙幣が送られていないので粗利仮確定金額はゼロのままである。次に、別の店員がIDカードをカードリーダ22に通し(ステップS402)、同様の処理を行う。もしも、この店員の処理の段階で店内準備金が設定金額に達した場合は、紙幣の搬送先が特殊景品交換代金収納部に変更される(ステップS408)。この場合も、特殊景品交換代金収納部に収納された金額が設定値に達するまで繰り返される。なお、収納された紙幣の額が設定値に達したか否かは金種毎に判断される。このようにして、何番目かの店員のときに特殊景品交換代金が設定値に達した場合に、紙幣の搬送先が一時保留部(以下、「一保」という。)10に変更され(ステップS409)、以降、紙幣受入部1から繰り出される紙幣はすべて一保に向かうこととなる。一保は収納される紙幣が所定枚数に達すると自動的に繰り出しが停止され、計数が停止されるようになっている(ステップS410)。ここで、返却キーを押下すると(ステップS411)、一保計数金額が入金額に加算される(ステップS412)。次に、(現在処理を行っている)店員が一保扉を開けて(ステップS413)、現金を一保から抜き取り、一保扉を閉める(ステップS414)。この抜き取った現金の額が、前記入金額と一致する。この店員は抜き取った現金を保管庫の自分の引き出しに入れて保管する(後処理)。以下、紙幣受入部1に紙幣がなくなるまで前記処理を繰り返す(ステップS405に戻って、処理を再開する)。
【0025】
このようにして処理を行い、紙幣受入部1に紙幣がなくなると、計数が自動停止され(ステップS415)、指示に従って完了キーを押下すると(ステップS416)、一保計数金額が入金額に加算され、当該店員のその回の粗利仮確定金額となる(ステップS417)。そして、そのときの粗利仮確定金額が、担当者No.及び入金時刻とともに締め入金取引ログとして記憶部に記憶される(ステップS418)。次に、前記粗利仮確定金額が担当者別の粗利仮確定金額合計に加算される(ステップS419)。図9は記憶されているデータの内容を表したものであり、これから分かるように、締め入金処理を行った担当者の番号とその回の粗利仮確定金額が時間順に記憶されている。そして、担当者別の粗利仮確定金額の合計が集計される(図9の中央列)。このログがジャーナル印字され(ステップS420)、当該店員(担当者)は一保扉を開け(ステップS421)、現金を抜き取り一保扉をしめる(ステップS422)。担当者は、抜き取った現金を保管庫の自分の引き出しに入れて保管する(後処理)。前記「粗利仮確定金額合計」が、当該担当者が保管庫で保管している現金の額となる。以上の処理が全ての担当者について行われると、締め入金処理が終了する。
【0026】
次に、上記締め入金処理の具体例について説明する。台間玉貸機/台間メダル貸機については店員Aと店員Bが担当し、両替機については店員Cが担当し、遊技カード販売機については店員Dが担当したものとして、以下の説明をする。
【0027】
店員Aは自分が所持するカードをカードリーダ22に通した上で、台間玉貸機/台間メダル貸機から回収してきた千円札(例えば1350枚あったとする。)を紙幣受入部1に置いてスタートキーを押下する(ステップS405)。繰り出された千円札は金種識別部によって千円札であるとの確認がなされ、計数された後(ステップS406)、店内準備金として入力された枚数に達するまでは、結束部6に送られる。結束部6に結束単位である100枚が送られた時点で、一旦繰り出しが停止される。そして、この100枚が結束部にて結束され、結束が完了した結束紙幣を束収納部7に収納すると、繰り出しが再開される。
【0028】
例えば、店内準備金としての千円札の枚数が2700枚と入力された場合には、前述のステップが27回繰り返される。
【0029】
店員A分については1350枚であるので、まだ指定入力された分には到達せず、この1350枚の千円札全てが店内準備金として充当される。そして売上金入金処理装置の記憶部に、店員AのIDに対応して回収金額明細として千円札1350枚が記憶される。
【0030】
次いで店員Bが、自分が所持するカードをカードリーダ22に通した上で、台間玉貸機/台間メダル貸機から回収してきた千円札(例えば1570枚あったとする。)を紙幣受入部1に置いてスタートキーを押下する。上記の手順を踏んで、店員A分と合わせて2700枚に到達するまでは、店内準備金として充当される。この場合、店員B分のうち千円札220枚が余剰となるが、これについては特殊景品交換代金として充当されることになる。そして売上金入金処理装置の記憶部に、店員BのIDに対応して回収金額明細として千円札1570枚が記憶される。
【0031】
特殊景品交換代金として、一万円札975枚、五千円札250枚、千円札300枚と入力されているとして以下の説明を行う。
【0032】
次いで店員Cが、自分が所持するカードをカードリーダ22に通した上で、両替機から回収してきた一万円札/五千円札/千円札(例えば各々500枚/200枚/200枚であったとする。)を紙幣受入部1に置いてスタートキーを押下する。千円札については店員B分と合わせて300枚に到達するまでは、特殊景品交換代金として充当される。この場合、店員C分の千円札のうち120枚が余剰となるが、これについては仮の粗利益として充当すべく一時保留部に送った後、店員Cに返却される。
【0033】
一万円札及び五千円札については、前記特殊景品交換代金として入力した枚数よりも少ないので、これらは全て特殊景品交換代金として充当される。そして売上金入金処理装置の記憶部に、店員CのIDに対応して回収金額明細として一万円札500枚、五千円札200枚、千円札200枚及び返却金(粗利仮確定金額)として千円札120枚が記憶される。
【0034】
次いで店員Dが、自分が所持するカードをカードリーダ22に通した上で、遊技カード販売機から回収してきた一万円札/五千円札/千円札(例えば各々500枚/100枚/100枚であったとする。)を紙幣受入部1に置いてスタートキーを押下する。景品交換代金として指定入力された一万円札及び五千円札の枚数に到達するまで、これら一万円札及び五千円札は特殊景品交換代金として充当される。この場合、一万円札については500枚のうちの475枚が、五千円札については100枚のうちの50枚が各々充当される。余剰となった一万円札25枚及び五千円札50枚については仮の粗利益として充当すべく一時保留部に送った後、店員Dに返却される。なお、千円札100枚については、既に店員Cによる処理の段階で前記入力値を超えているので、全てが一時保留部に送られ返却となる。
【0035】
そして売上金入金処理装置の記憶部に、店員DのIDに対応して回収金額明細として一万円札500枚五千円札100枚千円札100枚及び返却金(粗利仮確定金額)として一万円札25枚五千円札50枚千円札100枚が記憶される。
【0036】
上記店員Dによる操作が完了した頃には、営業が終了している。そこで未回収の紙幣を全て回収した上で、各店員A乃至Dの2回目の操作(1回目と同じ操作)が行われる。
【0037】
この時点で、店内準備金及び特殊景品交換代金への充当が完了しているので、これら回収した紙幣は全て仮の粗利益として充当されるべく、一時保留部に送られ各店員に返却される。
【0038】
このようにして店内の紙幣全てについての売上金入金処理装置による締め入金処理が完了した時点では、当初入力された店内準備金/特殊景品交換代金についてはその相当量が売上金入金処理装置の内部に存在し、残余である仮の粗利益についてはその現物が各店員A乃至Dの管理下に置かれている。
【0039】
仮の粗利益の金種毎の枚数データが売上金入金処理装置に記憶されているので、これを呼び出し表示部に表示させることができる。
【0040】
主任級の管理責任を負う店員がこの表示を参照して、例えば翌日のイベントに備えて、店内準備金/特殊景品交換代金への追加(転化)がどの程度可能か判断することができるので、これを基に追加量(予備金額)を入力する。これが粗利変更処理であり、仮の粗利益の一部を店内運用金に転化するものである。
【0041】
以下、粗利変更処理について、図5のフローチャートに基づいて説明する。まず、主任級の管理責任を負う店員が、粗利変更権限を付与されているIDカードをカードリーダに挿入してIDを読み込ませる(ステップS501)。該IDカードはマスターカード的な機能を持つカードであり、各担当者No.も格納されているので、担当者別粗利仮確定金額(図9の中央列)が検索され(ステップS502)、売上金入金処理装置の表示部に表示される。前述の主任級の管理責任を負う店員がこの表示を参照して、予備金に移行(転化)する金額を予備金額として入力する(ステップS503)。スタートキーを押下すると(ステップS504)、入力された予備金の額と粗利仮確定金額合計との比較が行われ、予備金の方が多い場合は入力ミスであるので、「警告!のメッセージと超過額(差額)が表示される(ステップS505)。訂正キーを押下して(ステップS506)、正しい値を再入力する(ステップS503)。適切な値が入力されると、「予備金額」と「粗利仮確定金額合計」を確認のために表示する(ステップS507)。
【0042】
完了キーが押下されると(ステップS508)、予備金額が「担当者別予備金額」(図9の右列)に記憶される(ステップS509)。そして、粗利変更処理の内容がログとして記憶部に記憶される。記憶される内容は、「変更時刻」「予備金額」「粗利仮確定金額合計」等である(ステップS510)。これらの内容がジャーナル印字されて(ステップS511)、粗利変更処理が終了する。
【0043】
この粗利変更処理に続いて、粗利入金処理が行われる。粗利入金処理は、前記各店員A乃至Dの管理下に置かれている仮の粗利益の紙幣の現物を各々紙幣受入部において処理するものであり、このうち、前記入力した予備金額の分を一保経由で外に出し、残余分については一保を経由して、警備会社が管理責任を負う粗利益収納部(紙幣カセット)へ収納させる。
【0044】
図6は粗利入金処理のフローチャートであり、これに基づいて説明する。まず、前準備として、保管庫の担当者別に管理している引き出しから粗利仮確定現金を取り出しておく。担当者がIDカードをカードリーダに挿入し、担当者No.を読み込ませる(ステップS601)。次に、読み込んだ担当者No.から担当者別粗利仮確定金額(図9の中央列)と予備金額(図9の右列)を検索する(ステップS602)。入金額をクリア(ゼロにリセット)し(ステップS603)、現金の搬送先を一保にする(ステップS604)。予め準備しておいた粗利仮確定現金を紙幣受入部にセットし(ステップS605)、スタートキーを押下すると(ステップS606)、入金計数が開始される(ステップS607)。一保がフルでなく、かつ紙幣受入部に紙幣がある間は、紙幣の搬送・計数が繰り返される。
【0045】
一保がフルになると紙幣の計数が停止されるので(ステップS608)、収納キーを押下すると(ステップS609)、収納される金額(入金額+その回の一保計数金額)と収納されるべき金額(粗利仮確定金額合計−予備金額)との比較が行われ、収納される金額が収納されるべき金額を超えなければ、一保計数金額が入金額に加算されて(ステップS610)、粗利益収納部(紙幣カセット)に収納される(ステップS611)。このようにして、収納される金額が収納されるべき金額を超えるまでは、一保の紙幣は紙幣カセットに収納されるが、収納される金額が収納されるべき金額を超えた場合、収納キーを押下(ステップS609)すると警告メッセージと超過額が表示される(ステップS612)。そこで、返却キーを押下すると(ステップS613)、入金額から一保計数金額が減算され(ステップS614)、今回の一保計数金額が加算される前の入金額に戻る。そこで、一保扉を開け(ステップS615)、現金を一保から抜き取り、一保扉を閉める(ステップS616)。
【0046】
次に、前記一保から抜いた現金の額から、ステップS612で表示された超過額分を差し引いた現金を紙幣受入部にセットする(ステップS605)。ただし、その際、紙幣受入部に残っている残余紙幣は取り除き、予備金の一部とする。スタートキーを押下すると(ステップS606)、入金計数が開始され(ステップS607)、紙幣受入部に紙幣がなくなるまで一保に紙幣が計数されて送られる。一保に紙幣がなくなると、計数が停止され(ステップS617)、完了キーを押下すると(ステップS618)、収納される金額と収納されるべき金額との比較が行われ、通常はこれが一致するので、一保計数金額が入金額に加算された上で(ステップS619)、一保の現金が紙幣カセットに収納される(ステップS620)。もし、一致しなければ、その差額が表示されるので(ステップS612)、不足の場合は不足分を紙幣受入部にセットし、超過の場合は前述のように超過分を差し引いて紙幣受入部にセットし、入金処理を行う。このようにして、粗利益の収納が完了すると、外部に残った現金が予備金となり、取引内容を粗利入金取引ログとして記憶する(ステップS621)とともに、それらの内容をジャーナル印字する(ステップS622)。この発明は、粗利となるべき紙幣(粗利仮確定金)を全て売上金入金処理装置の外に出し、粗利が確定した段階で予備金の額を決定して粗利変更処理を行い、粗利入金処理によって、最終的に残す予備金を外部に出すものである。
【0047】
しかしながら、予備金の額が所定の額を超えないことが初めから分かっているような場合には、粗利仮確定金を全て外に出さずに、締め入金処理の段階で仮の予備金分(以下、これを「仮予備金額」という。)のみを外に出し、粗利益が確定した段階で、前記仮予備金額について前述の粗利変更処理を行い、粗利入金処理を行えばよい。これが、本発明に係る売上金入金処理方法の第2発明であり、締め入金処理の段階で外に出す金額が少なくて済み、現金保管上のリスク軽減や粗利入金処理の時間短縮にもつながる。
【0048】
図7及び図8は、本発明に係る売上金入金処理方法の第2発明の実施例のうちの「締め入金処理」方法を示すフローチャートである。以下、図を参照して詳細に説明する。
【0049】
遊技店の営業が終了間近(約1時間前)になると、複数の店員が、自己の担当する両替機、遊技カード販売機、又は台間玉貸機/台間メダル貸機内に存在する紙幣の大半を、それぞれ回収してくる。なおここで、台間玉貸機/台間メダル貸機については、千円札のみが存在するが、両替機と遊技カード販売機については、千円札、五千円札、一万円札の3種類が存在する可能性がある。
【0050】
担当者毎の処理に先立ち、売上金入金処理装置の金額情報入力部にて、例えば主任級の管理責任を負う店員が、店内準備金としての千円札の枚数及び景品交換代金としての各金種毎の枚数、及び仮予備金額として外に出す金額を入力する(ステップS701)。このステップは初回のみ行われる。各店員により回収された紙幣の締め入金処理は以下のステップを踏んで行われる。
【0051】
最初の店員が、IDコードが記録されているIDカードを売上金入金処理装置に設けられているカードリーダ22に通す(ステップS702)。これにより操作が可能となる。入金額がクリア(ゼロにリセット)され(ステップS703)、回収紙幣を紙幣受入部1にセットし(ステップS704)、スタートキーを押下する(ステップS705)。入金額をクリアするのは、各担当者毎の入金額を集計するためである。スタートキーが押下されると入金計数が開始され(ステップS706)、各収納部への収納額が記憶部(メモリ)12に記憶される。
【0052】
最初の搬送先は店内準備金収納部(束収納部7)であり、結束部6で単位枚数(例えば100枚)ごとに結束された後に収納される(ステップS707)。前記店内準備金収納部に収納された店内準備金が初めに設定した値に達するまでは、この動作が繰り返され、紙幣受入部1に紙幣がなくなると計数が停止され(ステップS716)、完了キーを押下して(ステップS717)処理を終了する。なお、この段階ではまだ一時保留部10には紙幣が送られていないので粗利仮確定金額はゼロのままである。次に、別の店員がIDカードをカードリーダ22に通し(ステップS702)、同様の処理を行う。もしも、この店員の処理の段階で店内準備金が設定金額に達した場合は、紙幣の搬送先が特殊景品交換代金収納部に変更される(ステップS708)。この場合も、特殊景品交換代金収納部に収納された金額が設定値に達するまで繰り返される。なお、収納された紙幣の額が設定値に達したか否かは金種毎に判断される。このようにして、何番目かの店員のときに特殊景品交換代金が設定値に達した場合に、紙幣の搬送先が一保10に変更され(ステップS709)、以降、紙幣受入部1から繰り出される紙幣はすべて一保に向かうこととなる。この後、一保計数金額と仮予備金額との比較との比較が行われ、一保計数金額が仮予備金額よりも少ない場合であって、かつ、一保がフルになるまでは一保に紙幣が送られる。一保がフルになると計数が停止され(ステップS710)、返却キーを押下すると(ステップS711)、仮予備金額から一保計数金額が引かれ、それが新たな仮予備金額として表示部に表示される(ステップS712)とともに、一保計数金額が入金額に加算される(ステップS713)。次に、(現在処理を行っている)店員が一保扉を開けて(ステップS714)、現金を一保から抜き取り、一保扉を閉める(ステップS715)。この店員は抜き取った現金を保管庫の自分の引き出しに入れて保管する(後処理)。以下、紙幣受入部1に紙幣がなくなるまで前記処理を繰り返す(ステップS705に戻って、処理を再開する)。
【0053】
このようにして処理を行い、紙幣受入部1に紙幣がなくなると、計数が自動停止され(ステップS716)、指示に従って完了キーを押下すると(ステップS717)、仮予備金額から一保計数金額が引かれ、それが新たな仮予備金額として表示部に表示される(ステップS718)とともに、一保計数金額が入金額に加算され(ステップS719)、その担当者の粗利仮確定金額となる。そして、そのときの粗利仮確定金額(=その担当者が保管する仮予備金額)が、担当者No.及び入金時刻とともに締め入金取引ログとして記憶部に記憶される(ステップS720)。次に、前記粗利仮確定金額が担当者別の粗利仮確定金額合計に加算される(ステップS721)。図9は記憶されているデータの内容を表したものであり、これから分かるように、締め入金処理を行った担当者の番号とその回の粗利仮確定金額が時間順に記憶されている。そして、担当者別の粗利仮確定金額の合計が集計される(図9の中央列)。このログがジャーナル印字され(ステップS722)、当該店員(担当者)は一保扉を開け(ステップS723)、現金を抜き取り一保扉をしめる(ステップS724)。担当者は、抜き取った現金を保管庫の自分の引き出しに入れて保管する(後処理)。前記「粗利仮確定金額合計」が、当該担当者が保管庫で保管している仮予備金の額となる。
【0054】
上述のように、1回の締め入金処理の度ごとに、外に出す仮予備金額が減っていくので(ステップS712もしくはS718による。)、何回目かの処理のときには一保計数金額が仮予備金額を超える瞬間が到来することになるが、この後の処理の流れについて、図8のフローチャートに基づいて説明する。初めて一保計数金額が仮予備金額を超えるときは、仮予備金額はプラスの値であるから、ステップS725に移行して計数が停止され、担当者は表示に従って返却キーを押下する(ステップS726)。そうすると一保計数金額が入金額(その担当者がその回において、その直前までに外に出した金額の合計のこと)に加算される(ステップS727)とともに、仮予備金額から一保計数金額が減じられ、それが新たな仮予備金額となる(ステップS728)。この仮予備金額は、最初に入力した仮予備金額初期値と実際に外に出される金額合計との差額を意味している。ここで、初めて仮予備金額はゼロかマイナスになる。なお、ゼロにならずにマイナスになることがあるのは、例えば、仮予備金額と一保計数金額との差が5千円未満となったときに、繰り出された紙幣が5千円若しくは1万円だった場合は、一保計数金額が仮予備金額を超えてしまうからである。
【0055】
次に、仮予備金額初期値から仮予備金額(ゼロ又は負の値)を減じて、これを仮確定予備金額とし、これを表示するとともに、「仮予備金収納が完了しました」のメッセージを表示する(ステップS729)。当該店員(担当者)は一保扉を開け(ステップS730)、現金を抜き取り一保扉をしめる(ステップS731)。
【0056】
これ以降に一保に搬送された紙幣はすべて紙幣カセットに収納されることになるが、これは図8のフローチャートに示す通りであり説明は省略する。以上で、仮の予備金を除いた粗利益分はすべて紙幣カセットに収納されたことになる。
【0057】
次に、仮確定予備金の中から本当に必要とされる予備金を確保し、残りの分を粗利益として紙幣カセットに収納するための、「粗利変更処理」及び「粗利入金処理」が行われるが、これらの処理は、それぞれ図5及び図6のフローチャートに示す通りであるので説明は省略する。
【0058】
【発明の効果】
本発明に係る売上金入金処理方法によれば、ホールコンピュータでの集計前に仕分け処理を開始しても、予備金という形で、柔軟に店内運用金を確保できるようになる。このことにより、例えば当初予定していた店内運用金の額を増額して(粗利益分から充当させることで)、イベントに備えることができる等、柔軟に対応できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用される売上金入金処理処理装置の外観斜視図である。
【図2】本発明に使用される売上金入金処理装置の内部構成を示す断面図である。
【図3】本発明に使用される売上金入金処理装置のブロック図である。
【図4】第1の発明の締め入金処理部分のフローチャートの一例である。
【図5】粗利変更処理のフローチャートの一例である。
【図6】粗利入金処理のフローチャートの一例である。
【図7】第2の発明の締め入金処理部分のフローチャートの一例である。
【図8】図7のフローチャートの続きを示すものである。
【図9】記憶部に記憶されるデータの一例である。
【符号の説明】
1 紙幣受入部
2 金額情報入力部
3 繰出搬送部
4 金種識別部
5 仕分部
6 結束部
7 束収納部
8 バラ収納部
9 紙幣カセット
10 一時保留部
11 制御部
12 記憶部
21 表示部
22 カードリーダ

Claims (2)

  1. 操作者IDを読み取るためのID読取手段と、
    該ID読取手段によって読み取られた操作者IDを基にして、前記操作者に操作を許可する操作許可手段と、
    前記操作者ID毎に対応する回収金額明細を記憶する記憶部と、
    回収された紙幣を一括で受け入れる紙幣受入部と、
    該紙幣受入部に受け入れた紙幣を1枚毎に繰り出して搬送する繰出搬送部と、
    該繰出搬送部の下流側に位置し、該繰出搬送部によって搬送される紙幣の金種を識別する金種識別部と、
    前記金種識別部の下流側に位置し、搬送される紙幣を使途別に仕分ける仕分部と、
    該仕分部によって仕分けられた紙幣をそれぞれ収納するための、店内運用金を収納するための運用金収納部と前段に一時保留部が配設された粗利益を収納するための粗利益収納部とからなる、複数の収納部と、
    使途別の金額情報を入力及び記憶可能な金額情報入力部と、
    を有し、
    前記金額情報入力部に入力された前記使途別の金額情報に基づいて、前記紙幣受入部で受け入れた紙幣を前記複数の収納部の何れかに仕分けして収納する売上金入金処理装置を用いた売上金入金処理方法であって、該方法は、
    前記金額情報入力部から店内運用金の金額を入力するステップと、
    回収され紙幣受入部に載置された紙幣を、該入力された店内運用金の額に達するまでは優先的に前記運用金収納部に収納するステップと、
    前記運用金収納部に収納された金額が、前記入力された店内運用金の額に達した後は、紙幣受入部に載置された紙幣をすべて一時保留部に送り、計数及び記憶した上で、前記紙幣を一時保留部から抜き取り、粗利仮確定金として前記操作者ごとに保管するステップと、
    を含む締め入金処理のステップと、
    前記保管された粗利仮確定金の中から予備金へ移行させる金額を、前記金額情報入力部から入力して記憶させるステップを含む粗利変更処理のステップと、
    前記粗利仮確定金額から前記予備金の額を引いた分を粗利益として粗利益収納部に収納し、残余分を予備金として前記一時保留部から取り出す、粗利入金処理のステップと、
    から成ることを特徴とする売上金入金処理方法。
  2. 操作者IDを読み取るためのID読取手段と、
    該ID読取手段によって読み取られた操作者IDを基にして、前記操作者に操作を許可する操作許可手段と、
    前記操作者ID毎に対応する回収金額明細を記憶する記憶部と、
    回収された紙幣を一括で受け入れる紙幣受入部と、
    該紙幣受入部に受け入れた紙幣を1枚毎に繰り出して搬送する繰出搬送部と、
    該繰出搬送部の下流側に位置し、該繰出搬送部によって搬送される紙幣の金種を識別する金種識別部と、
    前記金種識別部の下流側に位置し、搬送される紙幣を使途別に仕分ける仕分部と、
    該仕分部によって仕分けられた紙幣をそれぞれ収納するための、店内運用金を収納するための運用金収納部と前段に一時保留部が配設された粗利益を収納するための粗利益収納部とからなる、複数の収納部と、
    使途別の金額情報を入力及び記憶可能な金額情報入力部と、
    を有し、
    前記金額情報入力部に入力された前記使途別の金額情報に基づいて、前記紙幣受入部で受け入れた紙幣を前記複数の収納部の何れかに仕分けして収納する売上金入金処理装置を用いた売上金入金処理方法であって、該方法は、
    前記金額情報入力部から店内運用金の金額及び仮予備金額を入力するステップと、
    回収され紙幣受入部に載置された紙幣を、該入力された店内運用金の額に達するまでは優先的に前記運用金収納部に収納するステップと、
    前記運用金収納部に収納された金額が、前記入力された店内運用金の額に達した後は、紙幣受入部に載置された紙幣をすべて一時保留部に送り、計数及び記憶した上で、一時保留部に搬送された紙幣の累計金額が前記仮予備金額を超えるまでは前記紙幣をすべて一時保留部から抜き取り、粗利仮確定金として前記操作者ごとに保管し、一時保留部に搬送された紙幣の累計金額が前記仮予備金額を超えた後は、一時保留部に搬送された紙幣を粗利益として粗利益収納部に収納するステップと、
    を含む締め入金処理のステップと、
    前記保管された粗利仮確定金の中から確定予備金へ移行させる金額を、前記金額情報入力部から入力して記憶させるステップを含む粗利変更処理のステップと、
    前記粗利仮確定金額から前記確定予備金の額を引いた分を粗利益として粗利益収納部に収納し、残余分を確定予備金として前記一時保留部から取り出す、粗利入金処理のステップと、
    から成ることを特徴とする売上金入金処理方法。
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