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JP4190967B2 - 携帯端末機器 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話、PHS(簡易型携帯電話)等の小型の携帯端末機器においては、図8及び図9に示される如く、一枚の回路基板1に、システム動作を制御するCPU、メモリ及びRF(Radio Frequency)回路等が実装されると共に、キースイッチ2が実装され、更に、前記回路基板1の表面側上部に、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示パネル3が設置され、且つ前記回路基板1の裏面側下部にバッテリー4が設置されて、一つのユニットとして構成されており、このユニットが図示していない筐体で被覆されるようになっている。
【0003】
尚、図8及び図9中、5は回路基板1の表面に設けられた表示パネル3用のコネクタ、6は表示パネル3から引き出されたケーブルであり、該ケーブル6が前記コネクタ5に接続されるようになっている。
【0004】
一方、基板を、基板とケースとの間に設けられるバネと、基板とケースとの間に螺着されるネジとの協動によりケースの厚み方向の所定の位置に保持するようにし、ネジの螺着位置を調整することにより、基板のケース内におけるケースの厚み方向の位置を調整するようにしたものとしては、例えば、特許文献1がある。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−143283号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図8及び図9に示されるような携帯端末機器では、表示パネル3が回路基板1の表面側上部に出っ張り、且つバッテリー4が回路基板1の裏面側下部に出っ張ってしまい、その厚みTが厚くなってしまうため、デザイン上の要求等から筐体の外形を側面視で直線的な形状(ストレート形状)にしようとすると、薄型化が困難になるという構造上の問題を有していた。
【0007】
又、特許文献1に開示された携帯端末装置では、構造が非常に複雑化してしまい、実現不可能であると言わざるを得なかった。
【0008】
本発明は、斯かる実情に鑑み、構造を複雑化することなく、薄型化を図り得る携帯端末機器を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、キースイッチが実装されているフレキシブルプリント基板で構成したキー基板と、システム動作を制御するCPU、メモリ及びRF回路等が実装されているシステム無線基板とを別基板で構成して電気的に接続し、
前記システム無線基板を表示パネルの裏面側に設置すると共に、
前記キー基板の裏面側に、前記キー基板の撓みを抑えるバッテリーを設置し、
前記表示パネルと前記キー基板とをそれらの表面が略平坦となるよう配設すると共に
前記システム無線基板と前記バッテリーとをそれらの裏面が略平坦となるよう配設した
ことを特徴とする携帯端末機器にかかるものである。
【0010】
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
【0011】
前述の如く構成すると、表示パネルが回路基板の表面側上部に出っ張らず、且つバッテリーが回路基板の裏面側下部に出っ張らなくなり、その厚みが厚くなってしまうことが避けられるため、デザイン上の要求等から筐体の外形を側面視で直線的な形状(ストレート形状)にしても、薄型化が可能となる。又、キー基板の裏面側にバッテリーを設置しているため、キースイッチを押した際、キー基板の撓みが抑えられ、強度面でも有効となる。更に又、キー基板に実装されるキースイッチの表面側がバッテリーで覆われないため、筐体に配列されるキーと前記キースイッチとの電気的接続線をバッテリーを迂回するように配設したり、バッテリーを着脱するために筐体のキーが配列される箇所を開閉自在としたりしなくて済み、構造が複雑化してしまう心配もない。
【0012】
前記携帯端末機器においては、キー基板をフレキシブルプリント基板で構成することができ、このようにすると、全体の軽量化につながることとなる。
【0013】
又、本発明は、キースイッチが実装されているフレキシブルプリント基板で構成したキー基板と、システム動作を制御するCPU、メモリ及びRF回路等が実装されているシステム無線基板とを別基板で構成し、
前記システム無線基板を表示パネルの裏面側に設置すると共に、
前記キー基板の裏面側に、前記キー基板の撓みを抑えるバッテリーを設置し、
前記キー基板の端縁部表面側に前記表示パネルとの接続部を形成すると共に、
前記キー基板の端縁部裏面側に前記システム無線基板との接続部を形成し、
前記表示パネルと前記キー基板とをそれらの表面が略平坦となるよう配設すると共に
前記システム無線基板と前記バッテリーとをそれらの裏面が略平坦となるよう配設した
ことを特徴とする携帯端末機器にかかるものである。
【0014】
このようにすると、従来に比べて薄型化が可能になることに加え、更に、キー基板の端縁部表面側に表示パネルとの接続部を形成すると共に、キー基板の端縁部裏面側にシステム無線基板との接続部を形成したことにより、全体の幅をスリムにすることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0016】
図1〜図3は本発明を実施する形態の第一の例であって、図中、図8及び図9と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図8及び図9に示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図1〜図3に示す如く、キースイッチ2が実装されているキー基板7と、システム動作を制御するCPU、メモリ及びRF回路等が実装されているシステム無線基板8とを別基板で構成して電気的に接続し、システム無線基板8を表示パネル3の裏面側に設置すると共に、キー基板7の裏面側にバッテリー4を設置し、表示パネル3とキー基板7とをその表面が略平坦となるよう配設し、システム無線基板8とバッテリー4とをその裏面が略平坦となるよう配設した点にある。
【0017】
本図示例の場合、前記システム無線基板8から引き出された可撓性を有するケーブル9を、キー基板7の裏面に設けられたシステム無線基板8用のコネクタ10に接続すると共に、表示パネル3から引き出された可撓性を有するケーブル6を、キー基板7の裏面に設けられた表示パネル3用のコネクタ5’に接続するようになっている。
【0018】
次に、上記図示例の作用を説明する。
【0019】
前述の如く構成すると、表示パネル3が回路基板1の表面側上部に出っ張らず、且つバッテリー4が回路基板1の裏面側下部に出っ張らなくなり、その厚みtが厚くなってしまうことが避けられるため、デザイン上の要求等から筐体の外形を側面視で直線的な形状(ストレート形状)にしても、薄型化が可能となる。
【0020】
又、キー基板7の裏面側にバッテリー4を設置しているため、キースイッチ2を押した際、キー基板7の撓みが抑えられ、強度面でも有効となる。
【0021】
更に又、キー基板7に実装されるキースイッチ2の表面側がバッテリー4で覆われないため、筐体に配列されるキーと前記キースイッチ2との電気的接続線をバッテリー4を迂回するように配設したり、バッテリー4を着脱するために筐体のキーが配列される箇所を開閉自在としたりしなくて済み、構造が複雑化してしまう心配もない。
【0022】
こうして、構造を複雑化することなく、薄型化を図り得る。
【0023】
図4及び図5は本発明を実施する形態の第二の例であって、図中、図1〜図3と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、キー基板7をフレキシブルプリント基板で構成したものである。
【0024】
前記フレキシブルプリント基板で構成したキー基板7は、システム無線基板8並びに表示パネル3から引き出されるように形成され、該システム無線基板8並びに表示パネル3と一体となっている。
【0025】
前述の如くキー基板7をフレキシブルプリント基板で構成すると、構造を複雑化することなく、厚みtを抑えて薄型化を図れることに加え、全体の軽量化につながることとなる。
【0026】
尚、キー基板7をフレキシブルプリント基板で構成すると、キースイッチ2を押した際、キー基板7の撓みが通常の基板より大きくなることが懸念されるが、キー基板7の撓みは、その裏面側に設置されているバッテリー4によって確実に抑えられる。
【0027】
図6及び図7は本発明を実施する形態の第三の例であって、図中、図1〜図3と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、キースイッチ2が実装されているキー基板7と、システム動作を制御するCPU、メモリ及びRF回路等が実装されているシステム無線基板8とを別基板で構成し、システム無線基板8を表示パネル3の裏面側に配置し、キー基板7の端縁部表面側に表示パネル3との接続部としてのコネクタ5を形成すると共に、キー基板7の端縁部裏面側にシステム無線基板8との接続部としてのコネクタ10を形成し、表示パネル3とキー基板7とをその表面が略平坦となるよう配設し、システム無線基板8とバッテリー4とをその裏面が略平坦となるよう配設したものである。
【0028】
このようにすると、従来に比べ厚みtを抑えて薄型化が可能になることに加え、更に、キー基板7の端縁部表面側に表示パネル3との接続部としてのコネクタ5を形成すると共に、キー基板7の端縁部裏面側にシステム無線基板8との接続部としてのコネクタ10を形成したことにより、全体の幅をスリムにすることが可能となる。
【0029】
尚、本発明の携帯端末機器は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、折畳式の携帯端末機器にも適用可能なこと等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明は、キースイッチが実装されているフレキシブルプリント基板で構成したキー基板と、システム動作を制御するCPU、メモリ及びRF回路等が実装されているシステム無線基板とを別基板で構成して電気的に接続し、
前記システム無線基板を表示パネルの裏面側に設置すると共に、
前記キー基板の裏面側に、前記キー基板の撓みを抑えるバッテリーを設置し、
前記表示パネルと前記キー基板とをそれらの表面が略平坦となるよう配設すると共に
前記システム無線基板と前記バッテリーとをそれらの裏面が略平坦となるよう配設したので、構造を複雑化することなく、薄型化を図り得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の第一の例の側面図である。
【図2】本発明を実施する形態の第一の例の正面図である。
【図3】本発明を実施する形態の第一の例におけるキー基板と表示パネルとシステム無線基板とを単体毎に示す分解正面図である。
【図4】本発明を実施する形態の第二の例の側面図である。
【図5】本発明を実施する形態の第二の例の正面図である。
【図6】本発明を実施する形態の第三の例の側面図である。
【図7】本発明を実施する形態の第三の例の正面図である。
【図8】従来例の側面図である。
【図9】従来例の正面図である。
【符号の説明】
2 キースイッチ
3 表示パネル
4 バッテリー
5 コネクタ(接続部)
6 ケーブル
7 キー基板
8 システム無線基板
9 ケーブル
10 コネクタ(接続部)

Claims (2)

  1. キースイッチが実装されているフレキシブルプリント基板で構成したキー基板と、システム動作を制御するCPU、メモリ及びRF回路等が実装されているシステム無線基板とを別基板で構成して電気的に接続し、
    前記システム無線基板を表示パネルの裏面側に設置すると共に、
    前記キー基板の裏面側に、前記キー基板の撓みを抑えるバッテリーを設置し、
    前記表示パネルと前記キー基板とをそれらの表面が略平坦となるよう配設すると共に
    前記システム無線基板と前記バッテリーとをそれらの裏面が略平坦となるよう配設した
    ことを特徴とする携帯端末機器。
  2. キースイッチが実装されているフレキシブルプリント基板で構成したキー基板と、システム動作を制御するCPU、メモリ及びRF回路等が実装されているシステム無線基板とを別基板で構成し、
    前記システム無線基板を表示パネルの裏面側に設置すると共に、
    前記キー基板の裏面側に、前記キー基板の撓みを抑えるバッテリーを設置し、
    前記キー基板の端縁部表面側に前記表示パネルとの接続部を形成すると共に、
    前記キー基板の端縁部裏面側に前記システム無線基板との接続部を形成し、
    前記表示パネルと前記キー基板とをそれらの表面が略平坦となるよう配設すると共に
    前記システム無線基板と前記バッテリーとをそれらの裏面が略平坦となるよう配設した
    ことを特徴とする携帯端末機器。
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