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JP4191005B2 - 壁面構築パネルユニットの連結構造及びその連結施工方法 - Google Patents
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壁面構築パネルユニットの連結構造及びその連結施工方法 Download PDF

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Description

この発明は、一単位の壁面構築パネルユニットを複数体集合させて、一連なりの集合壁面を構築するような場合、隣接する壁面構築パネルユニットの面合わせ、上下レベル合わせを、より省力的に、且つ、より確実に行い得るようになした壁面構築パネルユニットの連結構造に関するものである。
周知のように、従来、一単位の壁面構築パネルユニットによって、一連なりの壁面を構築する構成のものとしては、例えば、特許文献1〜3に記載の技術内容のものが開発さて、提供されてきている。特許文献1に記載のものは、壁パネルの取付構造に関するものであって、隣接する壁パネル相互間を面合わせして連結する手段として、フラットバー10並びに断面略コの字状のキャップ11を用いる構成のものである。この特許文献1に記載の壁パネルの取付構造のものでは、隣接する壁パネル相互間にフラットバーが介在するため、隣接する壁パネル相互間を隙間(目地)なく密着連結することができず、しかも、隣接する壁パネルの連結作業に手間がかかるなどの問題点を有している。
一方、特許文献2に記載のものは、壁パネルの連結構造、連結方法並びに連結金具に関するものであって、テーパー状のガイド体3を備えた固定板1を、予め壁パネルの上縁に取り付けておき、この固定板1におけるガイド体3に嵌まり合う挿通孔6を備えた連結板4を嵌め合わせて、隣接する壁パネルを連結するように構成したものである。この特許文献2に記載の壁パネルの連結構造の場合も、固定板1並びに連結板4が、壁パネルの上縁の外側に突出する構成のものであること、並びに、固定板1並びに連結板4の取付け、組み立てに手間がかかるなどの問題点を有するものである。
一方、特許文献3に記載のものは、壁パネルの面合わせ治具に関するものであって、一人の作業者がパネル厚みの異なる隣接するパネルの突き合わせ表面をパネル裏面側で面一にできるようにするための面合わせ治具である。この特許文献3に記載の壁パネルの面合わせ治具による壁パネルの連結構造の場合も、当然のことながら、隣接するパネル相互間に隙間が形成されてしまうという問題点を有するものであった。
特開平11−280143号公報(要約、図1) 特開平11−324107号公報(要約、図1、図3、図4) 特開平9−119220号公報(要約、図1、図2)
そこで、この発明では、上記する従来技術の問題点を解消すべくなしたものであって、特に重要な要素は、一単位の壁面構築パネルユニットを複数体集合させて集合壁面を構築しながら一連なりの壁面を構築するものであり、隣接する壁面構築パネルユニットの面合わせ、上下レベル合わせをも、より省力的に、且つ、より確実に行い得るようになした壁面構築パネルユニットの連結構造を提供するものである。
この発明は、上記する目的を達成するにあたって、請求項1に記載の発明は、金属製枠組立体と、その少なくとも一方の面に重ね合わせ状に固着される壁面パネル層とにより壁面構築パネルユニットを構成し、その壁面パネル層の表面が面一になるように、隣接する壁面構築パネルユニットの端縁面を突き合わせ状に連結する壁面構築パネルユニットの連結構造であって、
壁面構築パネルユニットの両端縁面の間を貫通する連結ボルト案内手段を備え、少なくとも2枚の壁面構築パネルユニットの端縁面を突き合わせた状態で、連結ボルト案内手段に連結ボルトを挿通して、隣接する壁面構築パネルユニットを連結して、一連なりの集合壁面を構築してなり、
前記金属製枠組立体の外周枠体が、外方向に向いたチャンネル開口を有するリップ溝型鋼からなり、隣接する壁面構築パネルユニットの一方の端縁面に前記リップ溝型鋼のチャンネル開口に嵌まり合うガイド部材を設けてなり、
前記金属製枠組立体の外周枠体における下縁枠に、所定の間隔を隔てて、外周枠体の内側から外側に向けて出没する一対の高さ調節ボルトでなる高さ調節手段を備え、前記金属製枠組立体の外周枠体における両側枠に、隣接する壁面構築パネルユニットを上下方向にレベル合わせするための上下方向レベル合わせ手段を設けたことを特徴とする壁面構築パネルユニットの連結構造を構成するものである。
さらに、この発明において請求項2に記載の発明は、具体的には、金属製枠組立体と、その少なくとも一方の面に重ね合わせ状に固着される壁面パネル層とにより壁面構築パネルユニットを構成し、その壁面パネル層の表面が面一になるように、隣接する壁面構築パネルユニットの端縁面を突き合わせ状に連結するべく、ガイド部材を含む連結ボルト案内手段と、高さ調節手段および上下方向レベル合わせ手段を備え、それらにより壁面構築パネルユニットを連結して、一連なりの集合壁面を構築する壁面構築パネルユニットの連結施工方法であって、
少なくとも2枚の壁面構築パネルユニットの端縁面を突き合わせた状態で、前記連結ボルト案内手段に連結ボルトを挿通して、前記高さ調節手段および上下方向レベル合わせ手段を調節設定しながら、隣接する壁面構築パネルユニットを連結する工程と、連結された前記壁面構築パネルユニットにおける壁面パネル層の外表面に漆喰などを上塗りして表装材層を形成する工程とを含むものからなることを特徴とする壁面構築パネルユニットの連結施工方法を構成するものである。
さらに、この発明において請求項3に記載の発明は、請求項3に記載の壁面構築パネルユニットの連結施工方法であって、前記壁面構築パネルユニットにおける壁面パネル層の外表面に表装材層を上塗りする前に、前記壁面構築パネルユニットの突き合わせ状連結部分を包囲するようにして、仕上げられた表装材層のひび割れを防止するためのひび割れ防止材層を設ける工程を含むものからなることを特徴とするものである。
この発明になる壁面構築パネルユニットの連結構造によれば、まず第1に、前記壁面構築パネルユニットは、その両端縁面の間を貫通する連結ボルト案内手段を備え、少なくとも2枚の壁面構築パネルユニットの端縁面を突き合わせた状態で、前記連結ボルト案内手段に連結ボルトを挿通して、隣接する壁面構築パネルユニットを連結し、一連なりの集合壁面を構築するように構成した点において、隣接する各壁面構築パネルユニットの端縁面間を隙間なく密着した状態で、且つ、隣接する相互の壁面構築パネルユニットを面一に面合わせした状態で、より省力的に壁面構築が可能であり、極めて有効に作用するものといえる。
さらに、この発明になる壁面構築パネルユニットの連結構造によれば、ガイド部材、高さ調節手段並びに上下方向レベル合わせ手段を適宜組み合わせて構成することにより、より省力的に、且つ、より迅速に壁面構築が可能であり、工期の短縮化などの点においても極めて有効に作用するものといえる。
以下、この発明になる壁面構築パネルユニットの連結構造について、図面に示す具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。図1は、この発明になる壁面構築パネルユニットの連結構造の具体的な構成例を示すものであって、3枚の壁面構築パネルユニットを連結して、一つの集合壁面を構築する態様例を示す概略的な正面図であり、図2Aは、図1に示す態様例を右サイドからみた概略的な右側面図であり、図2Bは、図1に示す態様例を上からみた概略的な平面図である。
一方、図3は、金属製枠組立体の両面に壁面パネル層を有する3枚の壁面構築パネルユニットを連結し、一つの集合壁面を構築する態様例を示す概略的な正面図であり、図4は、上記図3に示す態様例について、これを右サイドからみた概略的な右側面図である。
さらに、図5は、上記図3に示す態様例に関して、図3中、5X−5X線に沿って矢示方向にみた部分的に破断した概略的な5X−5X線拡大断面図である。図6は、上記図3に示す態様例に関して、図3中、6Y−6Y線に沿って矢示方向にみた下部構造の詳細を示す概略的な拡大断面図であり、図7は、図3中、6Y−6Y線に沿って矢示方向にみた上部構造の詳細を示す概略的な拡大断面図であり、図8は、図7におけるイナズマ金具の取付け部の詳細を一部破断して示す概略的な斜視図である。図9は、壁面構築パネルユニットUの具体的な構成例を示す概略的な正面図である。図10は、壁面構築パネルユニットUに関して、突き合わせ連結部の具体的な構成例を示す概略的な斜視図である。
この発明になる壁面構築パネルユニットUは、基本的には、金属製枠組立体2に壁面パネル層1を重ね合わせ状に固着したものからなっている。前記金属製枠組立体2は、前記壁面パネル層1の裏面側1bに重ね合わせ状に組み合わされていて、ボルト−ナット等の適宜固定連結手段(図示せず)によって固定連結されている。他の実施例において、前記壁面パネル層1は、前記金属製枠組立体2の両面に形成されるものであってもよい。
この発明の一例において、前記壁面パネル層1は、その表面側1aに、例えば金属板、本石、石調シートあるいはこれに類する板体でなる一枚のパネル材、さらにはタイル片、陶磁器片、天然石片、金属片、ガラス片、漆喰層、その他これらに類する材料片でなるプレート片の集合体等の表装手段3を全面的に貼り合わせた化粧壁パネルに構成したものであってもよい。
この発明において、前記壁面パネル層1は、例えば、気泡コンクリート成形体をオートクレーブ養成処理によって造られるものであって、軽量性、加工容易性並びに適度の強度性等の点において優れた特性を有する軽量気泡コンクリートパネル、あるいはセメントの押し出し成形によって供される押し出し成形セメントパネル、プレキャストコンクリート成形パネル、石綿セメント硅酸カルシウム成形パネル、石綿セメント成形パネル等の耐火性、あるいは防火性を有するものからなっている。
この発明において、前記壁面構築パネルユニットUの幅寸法W 、長さ寸法L は、構築施工すべき建造物における予めユニット化される壁面ユニットサイズに符合するように設計されるものであって、この発明の範囲において自由に選定されるものである。
また、この発明において、前記壁面パネル層1の表面側1aに表装手段3を貼り合わせるための接合層手段4は、短繊維を混入してなる防水性を有する補強モルタル、あるいは、樹脂モルタル層の中間に5mm程度の格子状のガラス繊維ネットを配した構造のもの等によって構成される。前記接合層手段4は、例えば、当該壁面パネル層1に金属製枠組立体2を取り付ける際に、壁面パネル層1に対して設けられる比較的大きな取り付け孔の内部にも入り込むようになっていて、それによって前記表装手段3を前記壁面パネル層1の表面側1aに対して強固に固定することができるようになっている。
前記壁面パネル層1の表面側1aに、前記接合層手段4を介して貼り合わされる表装材料3は、例えば、プレート片の集合でなり、前記プレート片は、平面長方形状のタイル片等によって構成される。前記プレート片は、タイル片の他に、陶磁器片、天然石片、金属片、ガラス片あるいはその他これに類する材料片からなるものであってもよい。タイル片でなる前記表装材料3は、予め設定されるパターンに従って、所定の目地間隔をおいて配置されており、それによって所望のパネル表面模様を具現するものであり、前記タイル片相互の間に形成される目地部分は、目地剤によって目地処理してある。
一方、この発明において、前記金属製枠組立体2は、矩形の外周枠体5と縦補強梁6A−横補強梁6Bおよび仮想線で示すような態様の剛域9を含むものとして構成されており、好ましくはそれぞれがリップ溝型鋼7によって構成されるものである。このリップ溝型鋼7は、比較的幅広い一対の側壁7a、7b、及び比較的幅狭い一対の側壁7c、7dの横断面矩形体にあって、そのうちの一側壁7aに長さ方向に沿ってのびるチャンネル開口8を備えたチャンネル型材である。前記枠組立体2における外周枠体5は、リップ溝型鋼7における一側壁7aが外向きになるよう、すなわち、前記チャンネル開口8が枠体の外側に向くように組み立てられている。
この発明において、前記枠組立体2の厚さ寸法tは、実質的には、リップ溝型鋼7の横断面形状における長幅外寸法に等しいものであって、一例において約100mm程度のものである。前記枠組立体2において、前記補強梁6A、6Bは、前記外周枠体5と同様のリップ溝型鋼7によるものであってもよいし、あるいは、横断面矩形の型鋼材によるものであってもよい。
一方、前記枠組立体2における前記剛域機構9は、壁面構築パネルユニットUにおける枠組立体2の枠内であって、枠組立体2の厚さ寸法t内に収まるように組み合わせ構成されている。この発明において、前記剛域機構9では、圧縮力による剛域の構築をなすものであって、前記外周枠体5と同様のリップ溝型鋼7によるものであってもよい。この場合、枠組立体2の厚さ寸法tと剛域機構9の厚さ寸法とは等しくなる。また、この剛域機構9は、横断面矩形の型鋼材によるものであってもよい。この場合、剛域機構9の厚さ寸法は、枠組立体2の厚さ寸法tに等しいものであってもよいし、あるいは、枠組立体2の厚さ寸法tより僅かに小さなものであってもよい。
次いで、この発明になる壁面構築パネルユニットUを用いた連結構造について、図1並びに図9を参照して詳細に説明する。まず、この発明では、図9に示すような壁面構築パネルユニットUが、工場サイドにおける工場生産ラインにのって製造され準備される。
図9に示す実施例において、前記壁面構築パネルユニットUは、壁面パネル層1と、前記壁面パネル層1の一方の面1bに重ね合わせ状に固着される金属製枠組立体2とによって構成されている。この発明では、当該壁面構築パネルユニットUを、その壁面パネル層1の表面1aが面一になるように、隣接する壁面構築パネルユニットUの端縁面Ua、Ubを突き合わせ状に連結する壁面構築パネルユニットUの連結構造である。前記壁面構築パネルユニットUは、その両端縁面Ua、Ubの間を貫通する連結ボルト案内手段11を備え、少なくとも2枚の壁面構築パネルユニット、図1ないし図3に示す実施例において、第1の壁面構築パネルユニットU1、第2の壁面構築パネルユニットU2、第3の壁面構築パネルユニットU3の3枚の壁面構築パネルユニットを、その端縁面Ua、Ubを突き合わせた状態で、前記連結ボルト案内手段11に連結ボルト12を挿通して、隣接する壁面構築パネルユニットを連結し、一連なりの集合壁面AWを構築するものである。
この発明において、壁面構築パネルユニットUにおける金属製枠組立体2は、外周枠体5、縦補強梁6A、横補強梁6Bおよび剛域機構9を含むものからなっており、前記金属製枠組立体2における少なくとも外周枠体5がリップ溝型鋼7により構成されていて、前記リップ溝型鋼7における長さ方向に沿ってのびるチャンネル開口8が該金属製枠組立体2の外方向に向いて組み立てられている。この発明では、隣接する壁面構築パネルユニットUの一方の端縁面Uaに前記リップ溝型鋼7のチャンネル開口8に嵌まり合うガイド部材13が設けてある。この発明において、前記ガイド部材13は、前記壁面構築パネルユニットUにおける高さ方向の一方の端縁面Ucに対しても同様の構成により設けておくこともでき、当該壁面構築パネルユニットUを縦方向に連結する場合に有効である。
さらに、この発明において、前記金属製枠組立体2の外周枠体5における下縁枠5aに対して、所定の間隔を隔てて、外周枠体の内側から外側に向けて出没する一対の高さ調節ボルト15により構成される高さ調節手段14が設けてある。
さらにまた、この発明において、前記金属製枠組立体2の外周枠体5における両側枠5c、5dには、隣接する壁面構築パネルユニットを上下方向にレベル合わせするための上下方向レベル合わせ手段16が設けてある。
次いで、図5に基づいて、この発明になる壁面構築パネルユニットの連結構造の詳細について説明する。この発明では、工場サイドにおいて、前記壁面構築パネルユニットUが準備される。この壁面構築パネルユニットUは、施工現場に持ち込まれる。施工現場では、予め設計される所望の建造物のためのコンクリート基礎21が一部地上に露出する態様で地中に打設によって形成される。図1および図3に示す具体的な実施例によれば、前記コンクリート基礎21には、生地支柱22が設けられており、前記生地支柱22の上部側には、取付け部材22aを介在して上部生地梁23が架設支持されている。前記コンクリート基礎21に関連して、その下部側には、下部生地梁24が設けてある。
この発明では、先ず、第1の壁面構築パネルユニットU1が、所定の部所に施工され、その後に、第2の壁面構築パネルユニットU2が、第1の壁面構築パネルユニットU1における端縁面Ubに対して、パネルユニットU2における端縁面Uaが当接するように組み立てられる。この場合、前記第2の壁面構築パネルユニットU2の端縁面Uaに設けたガイド部材13が、前記第1の壁面構築パネルユニットU1における端縁面Ub側のチャンネル開口8に嵌まり合うようになっており、それによって、隣接する各壁面構築パネルユニットを面一に組み立てることができる。
さらに、この発明において、前記壁面構築パネルユニットUは、パネル吊り下げ手段25を含むものからなっている。前記パネル吊り下げ手段25は、図7および図8に示すように、前記壁面構築パネルユニットUの上部側に一対のものとして設けてある。一例において、前記パネル吊り下げ手段25は、イナズマ金具部材26、締付けボルト27、パネルユニットUにおける壁面パネル層1に設けた孔に嵌まり合う丸パイプ部材28、固定ナット部材29並びに前記上部生地梁23に取り付けてあるL型鋼30との組み合わせによって構成されているものである。このパネル吊り下げ手段25の他の例として、図7において仮想線で示すパネル吊り下げ手段25Aを組み合わせたものであってもよい。このパネル吊り下げ手段25Aは、上部生地梁23Aに対し、アングル部材などを介して、前記金属製枠組立体2の外周枠体5における上縁枠5bを固定支持して吊り下げるように構成したものであってもよい。
この発明では、この段階において、前記第2の壁面構築パネルユニットU2の端縁面Ub側から、当該第2の壁面構築パネルユニットU2における連結ボルト案内手段11内に連結ボルト12が挿通され、前記第1の壁面構築パネルユニットU1側に設けてある固定ナット17に連結ボルト12の先端側をねじ込んで、前記第1の壁面構築パネルユニットU1に、前記第2の壁面構築パネルユニットU2を固定連結されるようになっている。
次いで、前記第3の壁面構築パネルユニットU3が、第2の壁面構築パネルユニットU2における端縁面Ubに対して、パネルユニットU3における端縁面Uaが当接するように組み立てられる。この場合、前記第3の壁面構築パネルユニットU3の端縁面Uaに設けたガイド部材13が、前記第2の壁面構築パネルユニットU2における端縁面Ub側のチャンネル開口8に嵌まり合うようになっており、それによって、隣接する各壁面構築パネルユニットを面一に組み立てることができる。
この発明では、この段階において、前記第3の壁面構築パネルユニットU3の端縁面Ub側から、当該第3の壁面構築パネルユニットU3における連結ボルト案内手段11内に連結ボルト12が挿通され、前記第2の壁面構築パネルユニットU2側に設けてある固定ナット18に連結ボルト12の先端側をねじ込んで、前記第2の壁面構築パネルユニットU2に、前記第3の壁面構築パネルユニットU3を固定連結されるようになっていて、一連なりの集合壁面AWが構築されることになる。
さらに、この発明は、当該壁面構築パネルユニットの連結施工方法を構成するものでもある。この発明になる連結施工方法は、金属製枠組立体2と、この金属製枠組立体2の少なくとも一方の面に重ね合わせ状に固着される壁面パネル層1とによって構成される壁面構築パネルユニットUを、その壁面パネル層の表面が面一になるように、隣接する壁面構築パネルユニットの端縁面を突き合わせ状に連結するものであって、少なくとも2枚の壁面構築パネルユニットUの端縁面を突き合わせた状態で、連結ボルト案内手段11に連結ボルト12を挿通して、隣接する壁面構築パネルユニットUを連結する工程と、連結された前記壁面構築パネルユニットにおける壁面パネル層1の外表面に漆喰などを上塗りして表装材層を形成する工程とからなっている。
図5に示す具体的な実施例によれば、上記する手順で連結された集合壁面AWに対して、例えば、漆喰仕上げの場合は、先ず、各壁面構築パネルユニットUの突き合わせ面における面取り部31間に漆喰材32を充填塗布しながら、連結部分を包囲するようにして、ひび割れを防止するための、例えば、ガラス繊維ネット、アラミド繊維ネットなどのひび割れ防止材層33を設け、さらに、漆喰材34を上塗りして、壁面構築パネルユニットU1、U2、U3からなる集合壁面AWを仕上げるものである。
図1は、この発明になる壁面構築パネルユニットの連結構造の具体的な構成例を示すものであって、3枚の壁面構築パネルユニットを連結して、一つの集合壁面を構築する態様例を示す概略的な正面図である。 図2Aは、図1に示す態様例を右サイドからみた概略的な右側面図であり、図2Bは、図1に示す態様例を上からみた概略的な平面図である。 図3は、金属製枠組立体の両面に壁面パネル層を有する3枚の壁面構築パネルユニットU1、U2、U3を連結し、一つの集合壁面AWを構築する態様例を示す概略的な正面図である。 図4は、上記図3に示す態様例について、これを右サイドからみた概略的な右側面図である。 図5は、上記図3に示す態様例に関して、図3中、5X−5X線に沿って矢示方向にみた部分的に破断した概略的な5X−5X線拡大断面図である。 図6は、上記図3に示す態様例に関して、図3中、6Y−6Y線に沿って矢示方向にみた下部構造の詳細を示す概略的な拡大断面図である。 図7は、図3中、6Y−6Y線に沿って矢示方向にみた上部構造の詳細を示す概略的な拡大断面図である。 図8は、図7におけるイナズマ金具の取付け部の詳細を一部破断して示す概略的な斜視図である。 図9は、壁面構築パネルユニットUの具体的な構成例を示す概略的な正面図である。 図10は、壁面構築パネルユニットUに関して、突き合わせ連結部の具体的な構成例を示す概略的な斜視図である。
符号の説明
1 壁面パネル層
1a 壁面パネル層の表面側
2 金属製枠組立体
3 表装手段
4 接合層手段
5 外周枠体
6A 縦補強梁
6B 横補強梁
7 リップ溝型鋼
8 チャンネル開口
9 剛域機構
U 壁面構築パネルユニット
Ua、Ub、Uc 壁面構築パネルユニットの端縁面
U1 第1の壁面構築パネルユニット
U2 第2の壁面構築パネルユニット
U3 第3の壁面構築パネルユニット
11 連結ボルト案内手段
12 連結ボルト
13 ガイド部材
14 高さ調節手段
15 高さ調節ボルト
16 上下方向レベル合わせ手段
21 コンクリート基礎
22 生地支柱
23 上部生地梁
24 下部生地梁
25 パネル吊り下げ手段
26 イナズマ金具部材
28 丸パイプ部材
31 面取り部
33 ひび割れ防止材層
AW 集合壁面

Claims (3)

  1. 金属製枠組立体(2)と、その少なくとも一方の面に重ね合わせ状に固着される壁面パネル層(1)とにより壁面構築パネルユニット(U)を構成し、その壁面パネル層の表面が面一になるように、隣接する壁面構築パネルユニットの端縁面(Ua)(Ub)を突き合わせ状に連結するべく、ガイド部材(13)を含む連結ボルト案内手段(11)と、高さ調節手段(14)および上下方向レベル合わせ手段(16)を備え、それらにより壁面構築パネルユニットを連結して、一連なりの集合壁面(AW)を構築する壁面構築パネルユニットの連結構造であって、
    前記金属製枠組立体(2)の外周枠体(5)が、外方向に向いたチャンネル開口(8)を有するリップ溝型鋼(7)からなり、隣接する壁面構築パネルユニットの一方の端縁面に前記リップ溝型鋼のチャンネル開口に嵌まり合うガイド部材(13)を設けてなり、
    前記金属製枠組立体の外周枠体における下縁枠に、所定の間隔を隔てて、外周枠体の内側から外側に向けて出没する一対の高さ調節ボルト(15)でなる高さ調節手段(14)を備え、前記金属製枠組立体の外周枠体における両側枠に、隣接する壁面構築パネルユニットを上下方向にレベル合わせするための上下方向レベル合わせ手段(16)を設けたことを特徴とする壁面構築パネルユニットの連結構造。
  2. 金属製枠組立体(2)と、その少なくとも一方の面に重ね合わせ状に固着される壁面パネル層(1)とにより壁面構築パネルユニット(U)を構成し、その壁面パネル層の表面が面一になるように、隣接する壁面構築パネルユニットの端縁面(Ua)(Ub)を突き合わせ状に連結するべく、ガイド部材(13)を含む連結ボルト案内手段(11)と、高さ調節手段(14)および上下方向レベル合わせ手段(16)を備え、それらにより壁面構築パネルユニットを連結して、一連なりの集合壁面(AW)を構築する壁面構築パネルユニットの連結施工方法であって、
    少なくとも2枚の壁面構築パネルユニットの端縁面を突き合わせた状態で、前記連結ボルト案内手段に連結ボルトを挿通して、前記高さ調節手段(14)および上下方向レベル合わせ手段(16)を調節設定しながら、隣接する壁面構築パネルユニットを連結する工程と、連結された前記壁面構築パネルユニットにおける壁面パネル層の外表面に漆喰などを上塗りして表装材層を形成する工程とを含むものからなることを特徴とする壁面構築パネルユニットの連結施工方法。
  3. 前記壁面構築パネルユニットにおける壁面パネル層の外表面に表装材層を上塗りする前に、前記壁面構築パネルユニットの突き合わせ状連結部分を包囲するようにして、仕上げられた表装材層のひび割れを防止するためのひび割れ防止材層を設ける工程を含むものからなることを特徴とする請求項2に記載の壁面構築パネルユニットの連結施工方法。
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CN119711717B (zh) * 2024-11-19 2026-04-03 中铁建工集团有限公司 一种装配式墙面系统及施工方法

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