JP4191017B2 - 焼結鉱の製造方法 - Google Patents
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Description
また最近では、優良塊鉱の枯渇化と共に、粉鉱石の劣質化も激しく、焼結原料の造粒性が以前よりも悪化している傾向にあることから、焼結原料の擬似粒子化を向上する効果の高い技術が切望されている。
(1)1単量体分子につき、カルボキシル基、スルホン酸基及びこれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種の基を1又は2個有する単量体を必須成分として誘導される高分子化合物であって、かつ、上記単量体が、上記高分子化合物の原料である全単量体量の10〜100モル%である高分子化合物。
(2)β−ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物。
(3)メラミンスルホン酸塩ホルマリン縮合物。
(4)芳香族アミノスルホン酸ポリマー。
以下に本発明を詳述する。
本発明において「焼結原料を造粒処理する工程の後に、燃料の一部又は全部を添加する」とは、この場合の焼結原料は少なくとも後で添加する燃料の一部又は全部を除いた焼結原料を意味し、全ての燃料の添加が終了するのが、焼結原料の造粒処理の開始後であることを意味し、燃料が、大きな擬似粒子に付着したり、高分子化合物により造粒処理されて擬似粒子に内装されることで本発明の作用効果を発揮できなくなる程度に造粒処理されないように燃料を添加すればよく、焼結原料の造粒処理の開始後に、燃料の一部又は全部の添加を遅らせることにより実施することができる。例えば、燃料の一部を混合して焼結原料の造粒処理を行った後に残りの燃料を添加することにより実施することができる。
なお、焼結原料とは、鉄鉱石、副原料、燃料等を意味している。本発明における燃料は、コークス、無煙炭、並びに、製鉄所及び/又は製鉄所以外の工場から発生するダストからなる群より選ばれる1種類以上のものを用いることが好ましい。また、上記製鉄所及び/又は製鉄所以外の工場から発生するダストは、燃焼可能なカーボン含有量が5質量%以上のダストであることが好ましい。
ただし、本発明において燃料使用量とは、燃料が製鉄所及び/又は製鉄所以外から発生するダストの場合は、含有するカーボン換算の質量として計算を行う。
また造粒処理する工程の後に添加する燃料の好ましい量は、焼結原料に対して、0.2重量部以上であり、更に好ましくは0.3重量部以上であり、最も好ましくは1重量部以上である。
上記GI指数とは、製鉄研究第288号(1976)9頁に開示されている評価方法の一つであり、核粒子の周りに付着する微粉粒子の割合を表すものである。なお、GI指数の測定は、造粒操作を行って得られた擬似粒子を80℃で1時間乾燥後、ふるいを用いて分級することにより、その粒度(擬似粒度)を求め、製鉄研究第288号(1976)9頁に記載の方法に準じて行い、下記の式により計算することが好ましい。
GI指数={(造粒前の0.25mm以下の原料の比率−造粒後の0.25mm以下の原料の比率)/(造粒前の0.25mm以下の原料の比率)}×100
上記残りの燃料を添加する方法の具体例(フロー)を図1に示す。図1において、a、b、c、dは、それぞれ上記(a)、(b)、(c)、(d)の方法における添加位置の具体例である。
例えば、好ましい例として、燃料の一部を除く焼結原料の造粒処理が終了した後に、ベルトコンベアー上等で、残りの燃料を添加する工程が行われ、その後さらに該擬似粒子を混合する工程が行われる方法が挙げられる。また、造粒機において、造粒処理が進行している途中で、残りの燃料を添加する工程が行われることも本発明の範囲内であるが、造粒処理が充分進行してから、残りの燃料の添加が完結することが好ましい。造粒処理の進行度合いは、上記高分子化合物の種類や添加量、上記高分子化合物を添加するタイミングにより異なるので一概には言えないが、残りの燃料の添加が完結するタイミングとしては、焼結原料のGI指数が上述したような範囲になるように行えばよく、予備的な試験を行うことにより簡単に決定できる。
上記造粒処理工程における造粒処理剤の使用量としては、造粒処理工程における焼結原料100重量部に対して、0.05重量部以上とすることが好ましく、また、3重量部以下とすることが好ましい。より好ましくは、0.1重量部以上であり、また、2重量部以下である。
生産率(t/day/m2)=成品歩留評価後の粒径5mm以上の粒度を有する粒子の総質量(t)/焼結時間(day)/焼結機(鍋)の表面積(m2)
以下に、上記(1)の高分子化合物について説明する。
上記(1)の高分子化合物は、1単量体分子につき、カルボキシル基、スルホン酸基及びこれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種の基を1又は2個有する単量体を必須成分として誘導される高分子化合物、すなわちカルボキシル基を有する単量体、スルホン酸基を有する単量体及びこれらの塩を1又は2個有する単量体からなる群より選択される少なくとも1種の単量体を必須とする単量体組成物を重合することにより得ることができるものである。
このような高分子化合物としては、(I)カルボキシル基及び/又はその塩を有する高分子化合物、(II)スルホン酸基及び/又はその塩を有する高分子化合物、(III)カルボキシル基及び/又はその塩、並びに、スルホン酸基及び/又はその塩を有する高分子化合物のいずれか1種又は2種以上が挙げられる。
なお、高分子化合物において、カルボキシル基やスルホン酸基の塩とは、カルボキシル基やスルホン酸基における水素原子が金属原子等で置き換わった構造を有する基であり、塩の形態となった基を意味する。
上記他の共重合性単量体としては、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルアシッドホスフェート、2−(メタ)アクリロイルオキシプロピルアシッドホスフェート、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−クロロプロピルアシッドホスフェート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルフェニルホスフェート等の酸性リン酸エステル基を有する単量体;ビニルフェノール等の石炭酸系単量体等の酸基を有する単量体及びその塩等が好適である。
(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸(N,N−ジメチルアミノエチル)、(メタ)アクリル酸(N,N−ジエチルアミノエチル)、(メタ)アクリル酸アミノエチル等の炭素数1〜18の(メタ)アクリル酸アルキルエステル;(メタ)アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド等の(メタ)アクリルアミド及びその誘導体;酢酸ビニル;(メタ)アクリロニトリル;N−ビニル−2−ピロリドン、ビニルピリジン、ビニルイミダゾール等の塩基含有単量体;N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド等の架橋性を有する(メタ)アクリルアミド系単量体;ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−(メタ)アクリロイルプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキシエトキシ)シラン、アリルトリエトキシシラン等の加水分解性を有する基がケイ素原子に直結しているシラン系単量体;グリシジル(メタ)アクリレート、グリシジルエーテル(メタ)アクリレート等のエポキシ基を有する単量体;2−イソプロペニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−2−オキサゾリン等のオキサゾリン基を有する単量体;2−アジリジニルエチル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロイルアジリジン等のアジリジン基を有する単量体;フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン基を有する単量体;(メタ)アクリル酸と、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール等の多価アルコールとのエステル化物等の分子内に不飽和基を複数有する多官能(メタ)アクリル酸エステル;メチレンビス(メタ)アクリルアミド等の分子内に不飽和基を複数有する多官能(メタ)アクリルアミド;ジアリルフタレート、ジアリルマレエート、ジアリルフマレート等の分子内に不飽和基を複数有する多官能アリル化合物;アリル(メタ)アクリレート;ジビニルベンゼン。
カラム:水系GPCカラム「GF−7MHQ」(商品名、昭和電工社製)1本
キャリア液:リン酸水素二ナトリウム十二水和物34.5g及びリン酸二水素ナトリウム二水和物46.2gに超純水を加えて全量を5000gとする。
水溶液流速:0.5ml/min
ポンプ:「L−7110」(商品名、日立製作所社製)
検出器:紫外線(UV)検出器「L−7400」(商品名、日立製作所社製)、波長214nm
分子量標準サンプル:ポリアクリル酸ナトリウム(創和科学社より入手可能な重量平均分子量1300〜1360000のポリアクリル酸ナトリウム)
分析サンプルは、高分子化合物が固形分で0.1質量%となるように上記キャリア液で希釈することにより調整する。
ただし、上記測定条件で測定ができない高分子化合物については、以下の測定条件を適用する。
機種:Waters LCM1
キャリア液:水10999g、アセトニトリル6001gの混合液に酢酸ナトリウム三水和物115.6gを溶解し、更に30%水酸化ナトリウム水溶液でpH6.0に調節した水溶液
流速:0.8ml/min
カラム:水系GPCカラム「TSKgel GuardColumnSWXL+G4000SWXL+G3000SWXL+G2000SWXL」(東ソー社製)
カラム温度:35℃
検出器:Waters 410 示差屈折検出器
分子量標準サンプル:ポリエチレングリコール
分析サンプルは、高分子化合物が固形分で0.1%となるように上記キャリア液で希釈することにより調製する。
これらの高分子化合物は、固形のまま添加しても構わないが、固形分濃度0.1〜70%の水溶液の形態で添加することが好ましい。
実施例及び比較例における擬似粒子の平均粒径及びGI指数、成品歩留、生産率、擬似粒子中の炭素含有量は、下記方法により測定した。
(擬似粒子の平均粒径、GI指数)
造粒操作を行って得られた擬似粒子を80℃で1時間乾燥後、ふるいを用いて分級することにより、その粒度(擬似粒度)を求めた。造粒された擬似粒子のGI指数とは、製鉄研究第288号(1976)9頁に開示されている評価方法の一つであり、核粒子の周りに付着する微粉粒子の割合を示す。なお、GI指数の測定は、製鉄研究第288号(1976)9頁に記載の方法に準じて行った。
以下の各実施例及び比較例の測定においては、何れも、造粒後の粒径が0.25mm以下の擬似粒子のGI指数を求めた。
また、0.25mm以下の擬似粒子のGI指数(擬似粒化指数)は以下の式により計算した。
GI指数={(造粒前の0.25mm以下の原料の比率−造粒後の0.25mm以下の原料の比率)/(造粒前の0.25mm以下の原料の比率)}×100
成品歩留は、焼結鍋試験において、焼結後の焼結鉱(シンターケーキ)50kgを2mの高さから鉄板上に5回落下させたときの、粒径5mm以上の粒度を有する粒子の割合を測定することにより評価した。生産率は、以下の式により算出した。
生産率(t/day/m2)=成品歩留評価後の粒径5mm以上の粒度を有する粒子の総質量(t)/焼結時間(day)/焼結機(鍋)の表面積(m2)
上記GI指数測定後の擬似粒子の1mm以下の篩い分け部分を混合し、ミル等の粉砕機で全量粉砕する。このとき、粉砕後の平均粒径が50μm以下になるようにする。篩い分け部分が多くて、一度に粉砕できない場合は、2回以上に分けて粉砕し、粉砕後に均一になるように混合する。
市販の容量120mlのPP(ポリプロピレン)容器に、粉砕後の擬似粒子約1gを採取し、正確に質量を測定する(Agとする)。蒸留水10gを添加し、軽くなじませる。石灰石に含まれる炭素分を二酸化炭素として系外に除去するために、リン酸1.2から1.3g程度を添加して、発泡が見られる間、容器を手で振とうした後、135℃に設定したオーブンにて充分乾燥する。PP容器から内容物を取り出し、乳鉢に移し、粉砕し、135℃のオーブンで乾燥する。このとき、内容物が粉末状にならない場合、135℃のオーブンで乾燥後に再度粉砕、乾燥を行う。乾燥後の内容物の質量(組成物1とする)を測定する(Bgとする)。元素分析にて該組成物1のC量を定量する(C%とする)。1mm以下の擬似拉子に含有するコークス量を以下のように算出する。
1mm以下の擬似粒子に含有するコークス量(%)=B(g)×C(%)/A(g)
表1の配合1に示す組成を有する焼結原料(製鉄用原料)の内、造粒後に添加するコークス1176部を除く、前処理する焼結原料68824部を調製した。
上記の焼結原料68824部をドラムミキサーに投入し、回転速度24min−1で1分間、予備攪拌した。その後、該組成物を、同回転速度で攪拌しながら、該組成物(焼結原料)に製鉄用造粒処理剤として、予め不揮発分0.4%に調製した重量平均分子量6000のポリアクリル酸ナトリウム水溶液5250部を霧吹きを用いて約1.5分間かけて噴霧(添加)した。噴霧後、分散剤が添加された上記の組成物(造粒処理用最終組成物)を更に同回転速度で3分間攪拌することにより、造粒処理(擬似粒化)を行った。更に、ドラムミキサーを停止してコークス1176部を投入した後、回転速度24min−1で3分間攪拌した。焼結原料に対するポリアクリル酸ナトリウムの割合は0.03%であった。
また、得られた擬似粒子を50kgスケールの鍋試験にて焼結を行い、焼結鉱を得た。該試験の条件は、焼結鍋は直径300mm、高さ600mm、層厚550mmとし、吸引負圧を9.8kPa(一定)とした。得られた焼結鉱の生産性を測定した。これらの結果をまとめて表2に示す。
表1の配合2に示す組成を有する焼結原料(製鉄用原料)の内、造粒後に添加するコークス2353部を除く、前処理する焼結原料67647部を調製した。
上記の焼結原料67647部をドラムミキサーに投入し、回転速度24min−1で1分間、予備攪拌した。その後、該組成物を、同回転速度で攪拌しながら、該組成物(焼結原料)に製鉄用造粒処理剤として、予め不揮発分0.4%に調製した重量平均分子量6000のポリアクリル酸ナトリウム水溶液5250部を霧吹きを用いて約1.5分間かけて噴霧(添加)した。噴霧後、分散剤が添加された上記の組成物(造粒処理用最終組成物)を更に同回転速度で3分間攪拌することにより、造粒処理(擬似粒化)を行った。更に、ドラムミキサーを停止し、コークス2353部を投入後、回転速度24min−1で3分間攪拌した。焼結原料に対するポリアクリル酸ナトリウムの割合は0.03%であった。また、実施例1と同様にして、得られた焼結鉱の生産性を測定した。これらの結果をまとめて表2に示す。
表1の配合3に示す組成を有する焼結原料(製鉄用原料)の内、造粒後に添加するコークス353部を除く、前処理する焼結原料69647部を調製した。
上記の焼結原料69647部をドラムミキサーに投入し、回転速度24min−1で1分間、予備攪拌した。その後、該組成物を、同回転速度で攪拌しながら、該組成物(焼結原料)に製鉄用造粒処理剤として、予め不揮発分0.4%に調製した重量平均分子量6000のポリアクリル酸ナトリウム水溶液5250部を霧吹きを用いて約1.5分間かけて噴霧(添加)した。噴霧後、分散剤が添加された上記の組成物(造粒処理用最終組成物)を更に同回転速度で3分間攪拌することにより、造粒処理(擬似粒化)を行った。焼結原料に対するポリアクリル酸ナトリウムの割合は0.03%であった。その後、該組成物(焼結原料)74897部を焼結鍋に装入し、上部より、16メッシュのふるいを用いて、353部のコークスを添加した。
また、得られた擬似粒子を50kgスケールの鍋試験にて焼結を行い、焼結鉱を得た。該試験の条件は、焼結鍋は直径300mm、高さ600mm、層厚550mmとし、吸引負圧を9.8kPa(一定)とした。得られた焼結鉱の生産性を測定した。これらの結果をまとめて表2に示す。
国際公開第02/066688号に記載の方法で、重量平均分子量33000のアクリル酸ナトリウム/アクリル酸メチル共重合体(アクリル酸ナトリウムの組成比が78.7mol%、共重合体1とする)を得た。実施例1において、予め不揮発分0.4%に調整した重量平均分子量6000のポリアクリル酸ナトリウム水溶液5250部にかえて、予め不揮発分0.27%に調整した上記共重合体1水溶液5250部を用いる他は、実施例1と同様にして、焼結鉱の生産性を測定した。焼結原料に対する該共重合体の添加量は0.02%であった。この結果を表2に示す。
実施例1において、予め不揮発分0.4%に調整した重量平均分子量6000のポリアクリル酸ナトリウム水溶液5250部にかえて、予め不揮発分1.32%に調整したβ−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物であるマイティ150(商品名:花王社製)の水溶液5320部を用いる他は、実施例1と同様にして、焼結鉱の生産性を測定した。焼結原料に対するβ−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物の添加量は0.1%であった。この結果を表2に示す。
表1の配合4に示す組成を有する焼結原料(製鉄用原料)を調製した。
上記の焼結原料70000部をドラムミキサーに投入し、回転速度24min−1で1分間、予備攪拌した。その後、該組成物を、同回転速度で攪拌しながら、該組成物(焼結原料)に製鉄用造粒処理剤として、予め不揮発分0.4%に調製した定量平均分子量6000のポリアクリル酸ナトリウム水溶液5250部を霧吹きを用いて約1.5分間かけて噴霧(添加)した。噴霧後、分散剤が添加された上記の組成物(造粒処理用最終組成物)を更に同回転速度で3分間攪拌することにより、造粒処理(擬似粒化)を行った。更に、同回転速度で3分間攪拌した。焼結原料に対するポリアクリル酸ナトリウムの割合は0.03%であった。また、実施例1と同様にして、得られた焼結鉱の生産性を測定した。これらの結果をまとめて表2に示す。
比較例1において、予め不揮発分0.4%に調整した重量平均分子量6000のポリアクリル酸ナトリウム水溶液5250部にかえて、予め不揮発分14.7%に調整したβ−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物であるマイティ150(商品名:花王社製)の水溶液5250部を用いる他は、比較例1と同様にして、焼結鉱の生産性を測定した。焼結原料に対するβ−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物の添加量は1.1%であった。焼結原料の着火不良により焼成不能であった。
実施例2において、予め不揮発分0.4%に調整した重量平均分子量6000のポリアクリル酸ナトリウム水溶液5250部にかえて、予め不揮発分14.7%に調整したβ−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物であるマイティ150(商品名:花王社製)の水溶液5250部を用いる他は、比較例1と同様にして、焼結鉱の生産性を測定した。焼結原料に対するβ−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物の添加量は1.1%であった。この結果を表2に示す。
実施例3と同様の操作を行い、擬似粒子を得た後、均等に1kg程度サンプリングし、80℃のオーブンで1時間、該擬似粒子を乾燥した後に、1mm以下の擬似粒子を篩い分けした。該1mm以下の擬似粒子全量をハンマーミルを用い、平均粒径50μm以下になるように粉砕した。上記方法により1mm以下の擬似粒子が含有するコークス量を算出した。その結果を表3に示す。
比較例1と同様の操作を行い、擬似粒子を得た後、均等に1kg程度サンプリングし、80℃のオーブンで1時間、該擬似粒子を乾燥した後に、1mm以下の擬似粒子を篩い分けした。該1mm以下の擬似粒子全量をハンマーミルを用い、平均粒径50μm以下になるように粉砕した。上記方法により1mm以下の擬似粒子が含有するコークス量を算出した。その結果を表3に示す。
比較例2と同様の操作を行い、擬似粒子を得た後、均等に1kg程度サンプリングし、80℃のオーブンで1時間、該擬似粒子を乾燥した後に、1mm以下の擬似粒子を篩い分けした。該1mm以下の擬似粒子全量をハンマーミルを用い、平均粒径50μm以下になるように粉砕した。上記方法により1mm以下の擬似粒子が含有するコークス量を算出した。その結果を表3に示す。
比較例1において、焼結原料70000部に加え、生石灰840部を添加し、予め不揮発分0.4%に調整した重量平均分子量6000のポリアクリル酸ナトリウム水溶液5250部にかえて、水5600部を添加する他は比較例1と同様にして、焼結鉱の生産性を測定した。その結果、生産性は26.5t/day/m2であった。
2 二次ドラムミキサー
3 床敷用ホッパー
4、17 フィーダ
5 サージホッパー
6 ドラムフィーダ
7 ホッパー
8、9 装入装置
10 点火
11 焼結機
12 焼結原料層
13 メインダクト
14 集塵機
15 ブロアー
16 煙突
18 ウィンドボックス
19 スプレーノズル
Claims (5)
- 粉鉄鉱石を含む製鉄用焼結原料により、焼結鉱を製造する方法であって、
該焼結鉱の製造方法は、(1)、(2)、(3)及び(4)からなる群より選ばれる一種類以上の高分子化合物の存在下で焼結原料を造粒処理する工程の後に、燃料の一部又は全部を添加する工程を有する
ことを特徴とする焼結鉱の製造方法。
(1)1単量体分子につき、カルボキシル基、スルホン酸基及びこれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種の基を1又は2個有する単量体を必須成分として誘導される高分子化合物であって、かつ、該単量体が、該高分子化合物の原料である全単量体量の10〜100モル%である高分子化合物。
(2)β−ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物。
(3)メラミンスルホン酸塩ホルマリン縮合物。
(4)芳香族アミノスルホン酸ポリマー。 - 前記燃料は、コークス、無煙炭、並びに、製鉄所及び/又は製鉄所以外の工場から発生する燃焼可能なカーボン含有量が5質量%以上のダストからなる群より選ばれる1種類以上のものである
ことを特徴とする請求項1記載の焼結鉱の製造方法。 - 前記焼結鉱の製造方法は、ドラムミキサーにより造粒処理する工程の後に、燃料を添加する工程と燃料を混合処理する工程とを含んでなる
ことを特徴とする請求項1又は2記載の焼結鉱の製造方法。 - 前記燃料の一部又は全部を添加する工程で添加する燃料の割合が、燃料の全量に対し、5〜100質量%である
ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の焼結鉱の製造方法。 - 前記燃料の一部又は全部を添加する工程で添加する燃料は、焼結原料に対して、0.2重量部以上である
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の焼結鉱の製造方法。
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