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JP4192030B2 - カード残額積み替え装置、カード残額積み替えシステム、icカードを用いる料金収受システム - Google Patents
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JP4192030B2 - カード残額積み替え装置、カード残額積み替えシステム、icカードを用いる料金収受システム - Google Patents

カード残額積み替え装置、カード残額積み替えシステム、icカードを用いる料金収受システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリペイドカードの残額の積み替えをあるカードから別のカードに対して行うカード残額積み替え装置、カード残額積み替えシステム、およびこれらの装置、システムに適応する、ICカードを用いる料金収受システムに係り、特に、プリペイドカードの利用者、被利用者の双方に利便性のあるカード残額積み替え装置、カード残額積み替えシステム、およびICカードを用いる料金収受システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
プリペイドカードの残額の積み替えをあるカードから別のカードに対して行うカード残額積み替えに関する従来技術として下記特許文献1に開示のものがある。この装置または方法によると、プリペイドカードとしての例えばICカード同士間で、指定した金額が移し替えられることが述べられている。
【0003】
プリペイドカードには、ICカードのように比較的セキュリティ性が高く偽造されにくいものと、磁気カードのように比較的偽造がされやすくすでに少なからず偽券が存在するものとがある。このような複数種のプリペイドカードが存在する現在の状況は、急激に磁気カード方式が駆逐された状態になると考えられる。すなわち、このような状況の変化に対応して、真券である磁気カードの残額を利便性高くICカードのようなセキュリティ性の高いプリペイドカードに移行させる(または移し替える)技術の必要性は高いと考えられる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−288603号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような移行の一つとして、(1)一定期間内では従来の磁気カードを相当額のICカードと交換、(2)一定期間終了後には、提出された従来の磁気カードを一時預ることにし、真贋が判定されてから相当額のICカードを交付する、のような方法が採られることがある。しかし、(1)の期間での交換では事業者(カードの被利用者)側に、真贋確認がされていないないしは確認レベルの低い磁気カードを新規のICカードに交換してしまうリスクがあり、(2)の期間では利用者側に一律に真贋判定までの期間待機を強いる結果となり利便性がよくない。
【0006】
本発明は、上記の事情を考慮してなされたもので、プリペイドカードの残額の積み替えをあるカードから別のカードに対して行うカード残額積み替え装置、カード残額積み替えシステム、およびこれらの装置、システムに適応する、ICカードを用いる料金収受システムにおいて、プリペイドカードの利用者、被利用者の双方にとって利便性を享有することが可能となるカード残額積み替え装置、カード残額積み替えシステム、およびICカードを用いる料金収受システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明に係るカード残額積み替え装置は、第1のプリペイドカードの真贋を判定するカード監査部と、前記第1のプリペイドカードの残額を読み取りかつ前記第1のプリペイドカードとは異なる第2のプリペイドカードが有する固有情報を前記第1のプリペイドカードに書き込む第1プリペイドカードリードライタと、前記第2のプリペイドカードから該第2のプリペイドカードが有する前記固有情報を読み取り、かつ、前記判定された結果が真券である場合には、該第2のプリペイドカードに対して前記読み取られた第1のプリペイドカードの残額の分の積み増しを行いかつ該第2のプリペイドカードに第1の仮処理フラグを書き込み、前記判定された結果が偽券または真偽不明の場合には、該第2のプリペイドカードに前記第1の仮処理フラグとは異なる第2の仮処理フラグを書き込む第2プリペイドカードリードライタと、前記固有情報が書き込まれた第1のプリペイドカードを回収する第1プリペイドカード回収部と、前記第2のプリペイドカードの積み増し後残額または積み増しがされない残額並びに前記読み取られた固有情報を外部に送信する送信部とを具備することを特徴とする。
【0008】
すなわち、供給される第2のプリペイドカードに仮処理フラグを書き込む。仮処理フラグにより、回収された第1のプリペイドカードとの関係がわかるようになる。これにより、とりあえず真券とされた第1のプリペイドカードの残額を迅速に第2のプリペイドに積み替えて利用者の利便を図り、かつ被利用者は仮処理フラグを用いることにより事後的に第2のプリペイドカードの残額を例えば減額修正することができる。また、とりあえずは偽券または真偽不明とされた場合にも、仮処理フラグによって事後的に残額の例えば増加修正を行うことができる。よって、利用者、被利用者の双方にとって利便性が高くなる。
【0010】
この装置は、第1のプリペイドカードを回収して第2のプリペイドカードを供給するための装置である。
【0011】
また、本発明に係る別のカード残額積み替え装置は、第1のプリペイドカードを真贋判定するカード監査部と、前記第1のプリペイドカードから残額と記録された第2のプリペイドカードの固有情報とを読み取るカードリードライタと、前記真贋判定の結果が偽券である場合には、前記第2のプリペイドカードについての残額記録を前記読み取られた第1のプリペイドカード残額の分だけ減じて記録し直すべき旨の情報を生成し、前記真贋判定の結果が真券である場合には、前記第2のプリペイドカードについての残額記録を前記読み取られた第1のプリペイドカード残額の分だけ増して記録し直すべき旨の情報を生成する処理部と、前記生成された情報と前記読み取られた固有情報とを外部に送信する送信部とを具備することを特徴とする。
【0012】
この装置は、回収された第1のプリペイドカードの精緻な真贋判定とこの真贋判定に基づいて対応する第2のプリペイドカードに対する修正情報の生成とを行う装置である。
【0013】
また、本発明に係るさらに別のカード残額積み替え装置は、プリペイドカードに記録された固有情報と積み増しありに関するまたは積み増しなしに関する仮処理フラグとを読み取るカード情報読み取り部と、前記読み取られた仮処理フラグが積み増しありに関する場合には、前記読み取られた固有情報に関連して設けられている記録に基づき、前記プリペイドカードの残額を減じる情報を前記プリペイドカードに書き込みかつ前記仮処理フラグを前記プリペイドカードから消去し、前記読み取られた仮処理フラグが積み増しなしに関する場合には、前記読み取られた固有情報に関連して設けられている記録に基づき、前記プリペイドカードの残額を積み増す情報を前記プリペイドカードに書き込みかつ前記仮処理フラグを前記プリペイドカードから消去するカード情報書き込み部とを具備することを特徴とする。
【0014】
この装置は、精緻な真贋判定の結果に基づき生成された修正情報を第2のプリペイドカードに対して適用するための装置である。
【0015】
また、本発明に係るカード残額積み替えシステムは、第1のプリペイドカードの真贋を判定するカード監査部と、前記第1のプリペイドカードの残額を読み取りかつ前記第1のプリペイドカードとは異なる第2のプリペイドカードが有する固有情報を前記第1のプリペイドカードに書き込む第1プリペイドカードリードライタと、前記第2のプリペイドカードから該第2のプリペイドカードが有する前記固有情報を読み取り、かつ、前記判定された結果が真券である場合には、該第2のプリペイドカードに対して前記読み取られた第1のプリペイドカードの残額の分の積み増しを行いかつ該第2のプリペイドカードに第1の仮処理フラグを書き込み、前記判定された結果が偽券または真偽不明の場合には、該第2のプリペイドカードに前記第1の仮処理フラグとは異なる第2の仮処理フラグを書き込む第2プリペイドカードリードライタと、前記固有情報が書き込まれた第1のプリペイドカードを回収する第1プリペイドカード回収部と、前記第2のプリペイドカードの積み増し後残額または積み増しがされない残額並びに前記読み取られた固有情報を上位装置に送信する送信部とを備えた第1のカード残額積み替え装置と、前記回収された第1のプリペイドカードを再真贋判定するカード再監査部と、前記第1のプリペイドカードから前記残額と前記書き込まれた第2のプリペイドカードの固有情報とを読み取るカードリードライタと、前記再真贋判定の結果が偽券である場合には、前記第2のプリペイドカードについての前記送信された残額の記録を前記読み取られた第1のプリペイドカード残額の分だけ減じて記録し直すべき旨の情報を生成し、前記再度の真贋判定の結果が真券である場合には、前記第2のプリペイドカードについての前記送信された残額の記録を前記読み取られた第1のプリペイドカード残額の分だけ増して記録し直すべき旨の情報を生成する処理部と、前記生成された情報と前記読み取られた固有情報とを前記上位装置に送信する第2の送信部とを備えた第2のカード残額積み替え装置と、前記第2のプリペイドカードが有する前記固有情報と前記第1または前記第2の仮処理フラグとを読み取るカード情報読み取り部と、前記第1の仮処理フラグが読み取られた場合には、前記固有情報に関連して設けられている前記上位装置からの前記残額の記録に基づき、前記第2のプリペイドカードの残額を減じる情報を前記第2のプリペイドカードに書き込みかつ前記第1の仮処理フラグを前記第2のプリペイドカードから消去し、前記第2の仮処理フラグが読み取られた場合には、前記固有情報に関連して設けられている前記上位装置からの前記残額の記録に基づき、前記第2のプリペイドカードの残額を積み増す情報を前記第2のプリペイドカードに書き込みかつ前記第2の仮処理フラグを前記プリペイドカードから消去するカード情報書き込み部とを備えた第3のカード残額積み替え装置とを具備することを特徴とする。
【0017】
このシステムは、上記述べた3つの装置をすべて備えてシステム化したものである。
【0018】
また、本発明に係る、ICカードを用いる料金収受システムは、プリペイドICカードに記録された固有情報と積み増しありに関するまたは積み増しなしに関する仮処理フラグとを読み取るカード情報読み取り部と、前記読み取られた仮処理フラグが積み増しありに関する場合には、前記読み取られた固有情報に関連して設けられている記録に基づき、前記プリペイドICカードの残額を減じる情報を前記プリペイドICカードに書き込みかつ前記仮処理フラグを前記プリペイドICカードから消去し、前記読み取られた仮処理フラグが積み増しなしに関する場合には、前記読み取られた固有情報に関連して設けられている記録に基づき、前記プリペイドICカードの残額を積み増す情報を前記プリペイドICカードに書き込みかつ前記仮処理フラグを前記プリペイドカードから消去し、かつ、前記プリペイドICカードに対して道路利用額引き去りの書き込みをさらに行うカード情報書き込み部とを具備することを特徴とする。
【0019】
この料金収受システムは、上記で述べた、精緻な真贋判定の結果に基づき生成された修正情報を第2のプリペイドカードに対して適用するための装置を、同時に料金収受のために使用できるように構成したものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下では本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るカード残額積み替えシステムおよび本発明の一実施形態に係るICカードを用いる料金収受システムを機能ブロックとして示す図である。図1に示すように、このシステムは、第1のカード残額積み替え装置としての端末装置10、第2のカード残額積み替え装置としての後方処理装置20、第3のカード残額積み替え装置(またはICカードを用いる料金収受システム)としてのICカード料金収受端末34、および上位処理装置35を有する。
【0026】
これらの装置10、20、端末34と、上位処理装置35との間では例えば通信路を介してそれぞれ必要な情報のやり取りが行われる。また、第1のプリペイドカードとしての磁気カード32は、端末装置10に投入されてリードライト処理(この処理には真贋判定が含まれる。)かつ回収され、さらにその後、後方処理装置20に投入されてリードライト処理(この処理には真贋判定が含まれる)かつ蓄積される。第2のプリペイドカードとしてのICカード31は、端末装置10から必要なリードライト処理を行なったものが流通されるか、またはあらかじめ流通しているものに対して端末装置10が必要なリードライト処理を行なう。流通しているICカード31には、ICカード料金収受端末34で必要なリードライト処理が行われる。端末装置10からは磁気カード32に対する預り証33が発行される。
【0027】
ちなみに、これらの装置10、20、35、端末34の配置場所は、例えば、端末装置10はICカード31の売買を行う店頭や有料道路の料金所など、後方処理装置20はある程度の地域を統括する営業センターなど、ICカード料金収受端末34は有料道路の料金所など、上位処理装置35は有料道路を集中管理するセンターなどとすることを一応想定できる。これに限らずこれら一つの場所に二つ以上のものを配置することにしてもよい。
【0028】
端末装置10は、制御部11、通信部12、ICカード蓄積部13、ICカードリードライタ14、磁気カード蓄積部15、磁気カードリードライタ16、磁気カード監査部17、預り証発行部18を有する。制御部11は、端末装置10全体の動作を制御するための処理を行う。制御するための信号やデータのやり取りは上記各部との間で行われる。
【0029】
通信部12は、制御部11の制御の下、上位処理装置35との間で情報のやり取りを行う。上流方向には送信部となり下流方向には受信部となる。ICカード蓄積部13は流通させる前のICカード31を保持・蓄積しておくものである。ICカードリードライタ14は、制御部11の制御の下、ICカード31に対して必要な情報のリードライトを行うものである。
【0030】
磁気カード蓄積部15は、制御部11の制御の下、必要な情報のリードライト処理がされた磁気カード32の回収部としてこれを蓄積するものである。磁気カードリードライタ16は、制御部11の制御の下、磁気カード32に対して必要な情報をリードライトするものである。磁気カード監査部17は、制御部11の制御の下、磁気カード32の真贋判定(ラフな検査)を行うものである。預り証発行部18は、制御部11の制御の下、回収された磁気カード32の代わりとなる預り証を利用者に発行するものである。
【0031】
後方処理装置20は、制御部21、通信部22、監査済磁気カード蓄積部23、磁気カードリードライタ24、磁気カード監査部25、監査前磁気カード蓄積部26を有する。制御部21は、後方処理装置20全体の動作を制御するための処理を行う。制御するための信号やデータのやり取りは上記各部との間で行われる。また、磁気カード32の精緻な真贋判定の結果に基づき、対応するICカード31の残額を増すべきまたは減じるべき旨の情報の生成を行う処理部として機能する。
【0032】
通信部22は、制御部21の制御の下、上位処理装置35との間で情報のやり取りを行う。上流方向には送信部となり下流方向には受信部となる。監査済磁気カード蓄積部23は、制御部21の制御の下、この装置20での精緻な真贋判定の終了した磁気カード32を蓄積するものである。磁気カードリードライタ24は、制御部21の制御の下、磁気カード32に対して必要な情報をリードライトするものである。
【0033】
磁気カード監査部25は、制御部21の制御の下、磁気カード32の精緻な真贋判定を行うものである。監査前磁気カード蓄積部23は、制御部21の制御の下、この装置20での精緻な真贋判定を待つ磁気カード23を蓄積・保持しておくものである。監査前磁気カード蓄積部23の磁気カード32は、端末装置10の磁気カード蓄積部15から集められて蓄積される。
【0034】
ICカード料金収受端末34は、ICカードリードライタ341を有する。ICカードリードライタ341は、ICカード31に対して必要な情報のリードライト処理を行ない、カード情報読み取り部/カード情報書き込み部として機能するものである。利用料金の引き去りのほか、対応する磁気カード32の精緻な真贋判定の結果に応じてその残額分の積み増しまたは引き去りをICカード31に対して行う。
【0035】
上位処理装置35は、端末処理10、後方処理装置20、ICカード料金収受端末34との情報のやり取りを行う。特に、少なくともICカード31の固有情報(ID)に対応して残額を記録しておき、場合によりこの残額を記録し直す。「記録」は、端末装置10からの送信情報に基づきなされ、「記録し直し」は、少なくとも後方処理装置20からの送信情報に基づきなされる。固有情報と残額に関する情報とは、ICカード料金収受端末34からの問い合せに基づき送信され、またはあらかじめICカード料金収受端末34に対してリストとして配信される。
【0036】
次に、図1に示したシステムの動作を図2ないし図9の流れ図をも参照して説明する。図2は、図1中に示した端末装置10の動作フローを示す流れ図である。この端末装置10では、磁気カード32の残額分のICカード31への積み替え(とりあえずの積み替え)が行われる。
【0037】
まず、ICカード31と磁気カード32とを端末装置10の所定部(ICカードリードライタ14、磁気カードリードライタ16)に投入する(ステップ41)。この投入はカード利用者や料金収受員により行なうことができる。ICカード31としてはあらかじめ流通されているものを投入する。磁気カード32を投入しない場合にも単なるICカード31の発行機(または残額積み増し機)として機能し得るが発明の実施形態としての特徴発揮とはならないのでその場合の説明は省略する。
【0038】
磁気カード32のみ投入されICカード31が投入されない場合には(ステップ42のN)、ICカード蓄積部13から新規のICカード31をICカードリードライタ14に供給する(ステップ43)。そして、ICカード31が投入されている場合(ステップ42のY)ともども、次に、投入された磁気カード32の真贋判定(ラフな検査)を行なう(ステップ44)。この真贋判定はラフな検査であり、廉価な構成で高速に行なうことができる。例えば、端末装置10を料金所に設け、利用者がICカード31による料金支払いと同時に磁気カード32の残額積み替えを行なおうとする場合にも対応できる。
【0039】
真贋判定の結果が真券の場合には(ステップ45の「真券」)、磁気カードリードライタ16で読み出された磁気カード32の残額を、ポイントとしてICカード31に書き込む(積み増す)(ステップ46)。さらに、ICカード31には積み増した旨の仮処理フラグを書き込み(ステップ47)、磁気カード32にはICカード31の固有情報を書き込む(ステップ48)。磁気カード32へのこの書き込みにより対応するICカード31を特定することができる。書き込みがされた磁気カード32は回収される(ステップ49)。これによりその磁気カード32は流通を終える。
【0040】
次に、上記の処理内容を端末装置10から上位処理装置35に送信する(ステップ54)。送信される内容としては、例えば少なくともICカード31の固有情報とその積み増された後の残額とである。そして、残額が積み増されかつその旨の仮処理フラグが記録されたICカード32が利用者に返却(または発行)される(ステップ55)。なお、送信された情報は上位処理装置35で保持・管理される。
【0041】
一方、真贋判定の結果が偽券または真偽不明の場合には(ステップ45の「偽券・不明」)、磁気カード32の預り証33を発行し(ステップ50)、これを利用者に対して交付する。さらに、ICカード31には保留がある旨の仮処理フラグを書き込み(ステップ51)、磁気カード32にはICカード31の固有情報を書き込む(ステップ52)。磁気カード32へのこの書き込みにより対応するICカード31を特定することができる。書き込みがされた磁気カード32は回収される(ステップ53)。これによりその磁気カード32は一応流通を終える。
【0042】
次に、上記の処理内容を端末装置10から上位処理装置35に送信する(ステップ54)。送信される内容としては、例えば少なくともICカード31の固有情報とその残額とである。そして、保留がある旨の仮処理フラグが記録されたICカード32が利用者に返却(または発行)される(ステップ55)。なお、送信された情報は上位処理装置35で保持・管理される。
【0043】
以上説明のように、この実施形態では、端末装置10での磁気カード32の一応の真贋判定の結果に基づき、真券であれば迅速にその分をICカード31に積み増し、偽券・不明であれば積み増しなしでICカード31を発行(または返却)する。回収された磁気カード32には対応するICカード31の固有情報が書き込まれ、かつ、ICカード31には仮処理フラグが書き込まれているので、回収された磁気カード32のこの後の精緻な真贋判定の結果により、ICカード31が使用されるときにその残額を容易に修正できる。カード利用者にとって迅速な残額積み替えが実現され、またカード被利用者(事業者)にとって偽券を真券としてICカードを発行してしまうリスクを回避することができる。
【0044】
図3、図4は、図1中に示した後方処理装置20の動作フローを示す流れ図である。この後方装置装置20では、回収された磁気カード32(真券とされたもの、偽券・不明とされたものの両者)について精緻な真贋判定を行ない、その結果に基づき、上位処理装置35に記録されている情報の修正を行なうべく情報を送信する。図3は、磁気カード32がラフな検査により真券とされている場合の動作、図4は、同じく偽券・不明とされている場合の動作であり、説明の便宜上分けて示している。
【0045】
図3を参照するに、まず、回収された磁気カード32を監査前磁気カード蓄積部26を介して装置内に取り込み(ステップ61)、その内容(少なくとも残額および対応するICカード31の固有情報)の読み取りと真贋判定とを行なう(ステップ62)。この真贋判定は精度を向上してなされるものであるが、カード利用者との対面の場で行なうものではないのである程度の時間がかかってもよい。
【0046】
この精緻な真贋判定でも真券と判定された場合には(ステップ63の「真券」)、その処理結果を後方処理装置20から上位処理装置35に送信する(ステップ66)。送信する情報としては、例えば少なくとも磁気カード32に記録されたICカード31の固有情報と精緻な真贋判定がされた旨とである。上位処理装置35では、これに基づき例えばその固有情報に対応づけて精緻な真贋判定がされた旨を記録する。
【0047】
一方、精緻な真贋判定では偽券と判定された場合には(ステップ63の「偽券」)、上位処理装置35に、対応するICカード31の残額を問い合せて取得する(ステップ64)。そしてこの残額から磁気カード32の残額分を差し引く処理を行ない(ステップ65)、その結果を上位処理装置35に送信する(ステップ66)。送信する情報としては、例えば少なくともICカード31の固有情報、新たな残額、および精緻な真贋判定がされた旨である。上位処理装置35では、これに基づき例えばその固有情報に対応づけてICカード31の残額に関する情報を記録し直しもしくは記録し足し(「記録し直しもしくは記録し足し」を以下では単に「記録し直し」という。)また精緻な真贋判定がされた旨を記録する。
【0048】
ステップ64、ステップ65、ステップ66の一連の処理では、上記の処理に代えて、上位処理装置35にあらかじめ問い合わせを行なうことなく、磁気カード32の残額分だけICカード31の残額に関する情報を減ずる旨の情報を生成し、この情報を上位処理装置35に送信するようにしてもよい。上位処理装置35では、これに基づき例えばICカード31の固有情報に対応づけてICカード31の残額に関する情報を記録し直しまた精緻な真贋判定がされた旨を記録する。
【0049】
また、ラフな検査では偽券・不明とされた磁気カード32の場合には、図4を参照するに、図3に示した場合と同様に、回収された磁気カード32を監査前磁気カード蓄積部26を介して装置内に取り込み(ステップ71)、その内容(少なくとも残額および対応するICカード31の固有情報)の読み取りと真贋判定とを行なう(ステップ72)。
【0050】
この精緻な真贋判定で確実に偽券と判定された場合には(ステップ73の「偽券」)、その処理結果を後方処理装置20から上位処理装置35に送信する(ステップ76)。送信する情報としては、例えば少なくとも磁気カード32に記録されたICカード31の固有情報と精緻な真贋判定がされた旨とである。上位処理装置35では、これに基づき例えばその固有情報に対応づけて精緻な真贋判定がされた旨を記録する。
【0051】
一方、精緻な真贋判定では真券と判定された場合には(ステップ73の「真券」)、上位処理装置35に、対応するICカード31の残額を問い合せて取得する(ステップ74)。そしてこの残額に磁気カード32の残額分を積み増す処理を行ない(ステップ75)、その結果を上位処理装置35に送信する(ステップ76)。送信する情報としては、例えば少なくともICカード31の固有情報、新たな残額、および精緻な真贋判定がされた旨である。上位処理装置35では、これに基づき例えばその固有情報に対応づけてICカード31の残額に関する情報を記録し直しまた精緻な真贋判定がされた旨を記録する。
【0052】
ステップ74、ステップ75、ステップ76の一連の処理では、上記の処理に代えて、あらかじめ上位処理装置35に問い合わせを行なうことなく、磁気カード32の残額分だけICカード31の残額に関する情報を増加する旨の情報を生成し、この情報を上位処理装置35に送信するようにしてもよい。上位処理装置35では、これに基づき例えばICカード31の固有情報に対応づけてICカード31の残額に関する情報を記録し直しまた精緻な真贋判定がされた旨を記録する。
【0053】
以上の後方処理装置20の動作およびその処理結果の上位処理装置35への送信により、上位処理装置35で保持・管理されるICカード31の残額に関する情報は、対応する磁気カード32の精緻な真贋判定結果に応じて適切なものになる。すなわち、端末装置10においてICカード31にとりあえず積み増しがされてもまたは積み増しがされなくても、上位処理装置35で保持・管理されるICカード31の残額に関する情報は、あるべき額の情報を示すように記録されることになる。
【0054】
図5は、ICカード料金収受端末34の動作フローを示す流れ図である。このICカード料金収受端末34では、ICカード31に対して通常の利用料金の引き去り処理を行なうほかに、先に行なった磁気カード32についての一応の真贋判定済記録である仮処理フラグに基づき、磁気カード32の残額分の最終的な決済処理を行なう。
【0055】
まず、ICカード31をICカード料金収受端末34内のICカードリードライタ341に投入し(ステップ81)、その保持情報を読み取る。読み取られる保持情報には仮処理フラグが含まれる(ステップ82)。フラグが記録されていない場合には(ステップ83の「なし」)、通常のICカード料金収受処理を行なう(ステップ92)。通常のICカード料金収受処理とは、例えば利用料金分をその残額から引き去る処理である。
【0056】
仮処理フラグが積み増した旨のものである場合には(ステップ83の「ポイント移行あり」)、上位処理装置35に対してICカード31の固有情報に基づき対応する磁気カード32の精緻な真贋判定結果を問い合せる(ステップ84)。問い合せには、ICカード31の残額に関する情報を得ることも含まれる。この結果に基づき(ステップ85)、何もせずに、または処理1(ステップ86)もしくは処理2(ステップ87)を実行したあとに、通常のICカード料金収受処理を行なう(ステップ92)。処理1、処理2の詳細は後述するが、それぞれ、対応する磁気カード32が真券である場合、偽券である場合の処理である。
【0057】
仮処理フラグが保留がある旨のものである場合には(ステップ83の「真贋保留あり」)、上位処理装置35に対してICカード31の固有情報に基づき対応する磁気カード32の精緻な真贋判定結果を問い合せる(ステップ88)。問い合せには、ICカード31の残額に関する情報を得ることも含まれる。この結果に基づき(ステップ85)、何もせずに、または処理3(ステップ90)もしくは処理4(ステップ91)を実行したあとに、通常のICカード料金収受処理を行なう(ステップ92)。処理3、処理4の詳細は後述するが、それぞれ、対応する磁気カード32が真券である場合、偽券である場合の処理である。
【0058】
なお、仮処理フラグが積み増した旨のものである場合、保留がある旨のものである場合いずれも、磁気カード32の精緻な真贋判定結果を上位処理装置35に問い合せること(ステップ84、ステップ85)に代えて、上位処理装置35からICカード料金収受端末34にあらかじめ精緻な真贋判定結果を伴ったICカード31の残額に関する情報が配信されるようにしておき、この配信された情報を利用するようにしてもよい。このようにすると各ICカード料金収受端末34から上位処理装置35への問い合せが集中して通信路が通じにくくなる状況を効果的に回避することができる。
【0059】
また、仮処理フラグが積み増した旨のものである場合、保留がある旨のものである場合でそれぞれステップ85、ステップ89から「何もせずに」に移行する場合は、磁気カード32の精緻な真贋判定がまだ得られていないときに対応する。このときには、通常のICカード料金収受処理(ステップ92)の結果によるその残額を上位処理装置35に送信しそこでその残額を保持・管理するようにしてもよい。上位処理装置35では残額のみ(すなわち積み増し額やその取り消しの額の情報を含めずに)保持・管理される場合もあり得るからである。
【0060】
図6は、上記のステップ86の処理内容を示す流れ図である。この処理がされる場合は、仮処理フラグが積み増した旨のものである場合であって、対応する磁気カード32の精緻な真贋判定結果が真券であるときである。このときは、磁気カード32の真贋とICカード31の保持する残額とは整合している。したがって、ここではICカード31の残額を操作することなく、ICカード31に記録された仮処理フラグの消去のみ行なう(ステップ101)。これにより真券である磁気カード32の残額分の最終的な決済処理が終了する。なお、ここで磁気カード32が真券であった旨の通知書を、通知書発行部(図示せず)により利用者に対して発行するようにしてもよい。
【0061】
図7は、上記のステップ87の処理内容を示す流れ図である。この処理がされる場合は、仮処理フラグが積み増した旨のものである場合であって、対応する磁気カード32の精緻な真贋判定結果が偽券であるときである。このときは、磁気カード32の真贋とICカード31の保持する残額とは整合しない。そこで、得られている記録し直し後の残額に関する情報に基づきICカード31の残額を減額する(ステップ111)。そして、ICカード31の利用者に対してその旨を通知するための通知書を、通知書発行部(図示せず)により発行する(ステップ112)。
【0062】
上記の減額によりICカード31の残額がマイナスとなる場合(すなわちプリペイド額が不足している)があり得る。その場合には(ステップ113のN)、別途例えば現金により精算処理を行なう(ステップ114)。そして、ICカード31の残額がマイナスとならない場合ともども、ICカード31に記録された仮処理フラグの消去を行なう(ステップ115)。これにより偽券である磁気カード32に伴う最終的な決済処理が終了する。
【0063】
図8は、上記のステップ90の処理内容を示す流れ図である。この処理がされる場合は、仮処理フラグが保留がある旨のものでありかつ対応する磁気カード32の精緻な真贋判定結果が真券であるときである。このときは、磁気カード32の真贋とICカード31の保持する残額とは整合していない。したがって、ここでは、得られている記録し直し後の残額に関する情報に基づきICカード31の残額を増額する(ステップ121)。そしてICカード31に記録された仮処理フラグの消去を行なう(ステップ122)。これにより真券である磁気カード32の残額分の最終的な決済処理が終了する。なお、ここで磁気カード32が真券であった旨の通知書を、通知書発行部(図示せず)により利用者に対して発行するようにしてもよい。
【0064】
図9は、上記のステップ91の処理内容を示す流れ図である。この処理がされる場合は、仮処理フラグが保留がある旨のものでありかつ対応する磁気カード32の精緻な真贋判定結果がやはり偽券であるときである。このときは、磁気カード32の真贋とICカード31の保持する残額とは整合している。したがって、ここでは、ICカード31の残額を操作することなく、磁気カード32の精緻な真贋判定結果が偽券であった旨の通知書を、通知書発行部(図示せず)により発行する(ステップ131)。そしてICカード31に記録された仮処理フラグの消去を行なう(ステップ132)。これにより偽券である磁気カード32に伴う最終的な決済処理が終了する。
【0065】
以上説明のように、本実施形態によれば、回収された磁気カード32には対応するICカード31の固有情報が書き込まれ、かつ、ICカード31には仮処理フラグが書き込まれているので、回収された磁気カード32のこの後の精緻な真贋判定の結果を記録しておくことにより、ICカード31が使用されるとき(例えばICカードによる料金収受のとき)にその残額を容易に修正できる。カード利用者にとって迅速な残額積み替えが実現され、またカード被利用者(事業者)にとって偽券を真券としてICカードを発行してしまうリスクを回避することができる。
【0066】
なお、上記説明の実施形態において、端末装置10の磁気カード監査部17を取り除きすべての磁気カード32について真贋を保留としてシステムを構築することもできる。この場合利用者の利便性は犠牲になるが、磁気カード32の真贋判定を後方処理装置20でのみ行なうため磁気カード監査部17の流出をより強固に防止することができる。したがって、全体としてのセキュリティ性を向上することができる。
【0067】
また、以上の実施形態の説明では、第1のプリペイドカードとして磁気カード32を、第2のプリペイドカードとしてICカード31を、それぞれ想定して述べたが、第1、第2のプリペイドカードともにICカードの場合や磁気カードの場合についても本発明の適用することができる。例えばICカード同士でもよりセキュリティの高いICカードの使用に移行する場合などには同様な事情が生じるからである。これは磁気カード同士の場合も同様である。
【0068】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、供給される第2のプリペイドカードにあらかじめ仮処理フラグを書き込む。仮処理フラグにより、回収された第1のプリペイドカードとの関係がわかるようになる。これにより、とりあえず真券とされた第1のプリペイドカードの残額を迅速に第2のプリペイドに積み替えて利用者の利便を図り、かつ被利用者は仮処理フラグを用いることにより事後的に第2のプリペイドカードの残額を例えば減額修正することができる。また、とりあえずは偽券または真偽不明とされた場合にも、仮処理フラグによって事後的に残額の例えば増加修正を行うことができる。よって、利用者、被利用者の双方にとって利便性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るカード残額積み替えシステムを示す機能ブロック図。
【図2】図1中に示した端末装置10の動作フローを示す流れ図。
【図3】図1中に示した後方処理装置20の動作フローを示す流れ図。
【図4】図1中に示した後方処理装置20の別の動作フローを示す流れ図。
【図5】図1中に示したICカード料金収受端末の動作フローを示す図。
【図6】図5中に示したステップ86の詳細を示す図。
【図7】図5中に示したステップ87の詳細を示す図。
【図8】図5中に示したステップ90の詳細を示す図。
【図9】図5中に示したステップ91の詳細を示す図。
【符号の説明】
10…端末装置(第1のカード残額積み替え装置) 11…制御部 12…通信部 13…ICカード蓄積部 14…ICカードリードライタ 15…磁気カード蓄積部 16…磁気カードリードライタ 17…磁気カード監査部 18…預り証発行部 20…後方処理装置(第2のカード残額積み替え装置) 21…制御部 22…通信部 23…監査済磁気カード蓄積部 24…磁気カードリードライタ 25…磁気カード監査部 26…監査前磁気カード蓄積部 31…ICカード 32…磁気カード 33…預り証 34…ICカード料金収受端末(第3のカード残額積み替え装置) 35…上位処理装置 341…ICカードリードライタ

Claims (5)

  1. 第1のプリペイドカードの真贋を判定するカード監査部と、
    前記第1のプリペイドカードの残額を読み取りかつ前記第1のプリペイドカードとは異なる第2のプリペイドカードが有する固有情報を前記第1のプリペイドカードに書き込む第1プリペイドカードリードライタと、
    前記第2のプリペイドカードから該第2のプリペイドカードが有する前記固有情報を読み取り、かつ、前記判定された結果が真券である場合には、該第2のプリペイドカードに対して前記読み取られた第1のプリペイドカードの残額の分の積み増しを行いかつ該第2のプリペイドカードに第1の仮処理フラグを書き込み、前記判定された結果が偽券または真偽不明の場合には、該第2のプリペイドカードに前記第1の仮処理フラグとは異なる第2の仮処理フラグを書き込む第2プリペイドカードリードライタと、
    前記固有情報が書き込まれた第1のプリペイドカードを回収する第1プリペイドカード回収部と、
    前記第2のプリペイドカードの積み増し後残額または積み増しがされない残額並びに前記読み取られた固有情報を外部に送信する送信部と
    を具備することを特徴とするカード残額積み替え装置。
  2. 第1のプリペイドカードを真贋判定するカード監査部と、
    前記第1のプリペイドカードから残額と記録された第2のプリペイドカードの固有情報とを読み取るカードリードライタと、
    前記真贋判定の結果が偽券である場合には、前記第2のプリペイドカードについての残額記録を前記読み取られた第1のプリペイドカード残額の分だけ減じて記録し直すべき旨の情報を生成し、前記真贋判定の結果が真券である場合には、前記第2のプリペイドカードについての残額記録を前記読み取られた第1のプリペイドカード残額の分だけ増して記録し直すべき旨の情報を生成する処理部と、
    前記生成された情報と前記読み取られた固有情報とを外部に送信する送信部と
    を具備することを特徴とするカード残額積み替え装置。
  3. プリペイドカードに記録された固有情報と積み増しありに関するまたは積み増しなしに関する仮処理フラグとを読み取るカード情報読み取り部と、
    前記読み取られた仮処理フラグが積み増しありに関する場合には、前記読み取られた固有情報に関連して設けられている記録に基づき、前記プリペイドカードの残額を減じる情報を前記プリペイドカードに書き込みかつ前記仮処理フラグを前記プリペイドカードから消去し、前記読み取られた仮処理フラグが積み増しなしに関する場合には、前記読み取られた固有情報に関連して設けられている記録に基づき、前記プリペイドカードの残額を積み増す情報を前記プリペイドカードに書き込みかつ前記仮処理フラグを前記プリペイドカードから消去するカード情報書き込み部と
    を具備することを特徴とするカード残額積み替え装置。
  4. 第1のプリペイドカードの真贋を判定するカード監査部と、前記第1のプリペイドカードの残額を読み取りかつ前記第1のプリペイドカードとは異なる第2のプリペイドカードが有する固有情報を前記第1のプリペイドカードに書き込む第1プリペイドカードリードライタと、前記第2のプリペイドカードから該第2のプリペイドカードが有する前記固有情報を読み取り、かつ、前記判定された結果が真券である場合には、該第2のプリペイドカードに対して前記読み取られた第1のプリペイドカードの残額の分の積み増しを行いかつ該第2のプリペイドカードに第1の仮処理フラグを書き込み、前記判定された結果が偽券または真偽不明の場合には、該第2のプリペイドカードに前記第1の仮処理フラグとは異なる第2の仮処理フラグを書き込む第2プリペイドカードリードライタと、前記固有情報が書き込まれた第1のプリペイドカードを回収する第1プリペイドカード回収部と、前記第2のプリペイドカードの積み増し後残額または積み増しがされない残額並びに前記読み取られた固有情報を上位装置に送信する送信部とを備えた第1のカード残額積み替え装置と、
    前記回収された第1のプリペイドカードを再真贋判定するカード再監査部と、前記第1のプリペイドカードから前記残額と前記書き込まれた第2のプリペイドカードの固有情報とを読み取るカードリードライタと、前記再真贋判定の結果が偽券である場合には、前記第2のプリペイドカードについての前記送信された残額の記録を前記読み取られた第1のプリペイドカード残額の分だけ減じて記録し直すべき旨の情報を生成し、前記再度の真贋判定の結果が真券である場合には、前記第2のプリペイドカードについての前記送信された残額の記録を前記読み取られた第1のプリペイドカード残額の分だけ増して記録し直すべき旨の情報を生成する処理部と、前記生成された情報と前記読み取られた固有情報とを前記上位装置に送信する第2の送信部とを備えた第2のカード残額積み替え装置と、
    前記第2のプリペイドカードが有する前記固有情報と前記第1または前記第2の仮処理フラグとを読み取るカード情報読み取り部と、前記第1の仮処理フラグが読み取られた場合には、前記固有情報に関連して設けられている前記上位装置からの前記残額の記録に基づき、前記第2のプリペイドカードの残額を減じる情報を前記第2のプリペイドカードに書き込みかつ前記第1の仮処理フラグを前記第2のプリペイドカードから消去し、前記第2の仮処理フラグが読み取られた場合には、前記固有情報に関連して設けられている前記上位装置からの前記残額の記録に基づき、前記第2のプリペイドカードの残額を積み増す情報を前記第2のプリペイドカードに書き込みかつ前記第2の仮処理フラグを前記プリペイドカードから消去するカード情報書き込み部とを備えた第3のカード残額積み替え装置と
    を具備することを特徴とするカード残額積み替えシステム。
  5. プリペイドICカードに記録された固有情報と積み増しありに関するまたは積み増しなしに関する仮処理フラグとを読み取るカード情報読み取り部と、
    前記読み取られた仮処理フラグが積み増しありに関する場合には、前記読み取られた固有情報に関連して設けられている記録に基づき、前記プリペイドICカードの残額を減じる情報を前記プリペイドICカードに書き込みかつ前記仮処理フラグを前記プリペイドICカードから消去し、前記読み取られた仮処理フラグが積み増しなしに関する場合には、前記読み取られた固有情報に関連して設けられている記録に基づき、前記プリペイドICカードの残額を積み増す情報を前記プリペイドICカードに書き込みかつ前記仮処理フラグを前記プリペイドカードから消去し、かつ、前記プリペイドICカードに対して道路利用額引き去りの書き込みをさらに行うカード情報書き込み部と
    を具備することを特徴とする、ICカードを用いる料金収受システム。
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