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JP4192298B2 - インクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクをノズル孔から噴射させて文字や図形を記録するインクジェットヘッドおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットヘッドは、通常、ノズル孔に連通された噴射溝で、圧電材料を変形させたり、インクを局部的に加熱して気化させる等して、インクに圧力を作用させることによりインクをノズル孔から噴射させるように構成されている。
【0003】
従来、圧電材料を使用したインクジェットヘッドとしては、圧電材料からなるアクチュエータ基板の上面に平行な複数の溝を、また裏面に複数の接続端子を備え、各接続端子から各溝側面の電極に選択的に電圧を印加し、溝間の隔壁を変形させるものがある。このようなインクジェットヘッドを製造する場合には、まず、圧電材料からなるアクチュエータ基板の上面に複数の溝を平行に形成した後、溝内を含めたアクチュエータ基板の全表面に無電解メッキ等で導電層を形成する。そして、導電層を溝ごとに、研削やレーザ加工により分割加工することによって、各溝の隔壁に導電層からなる電極を形成し、またアクチュエータ基板の前端面から裏面の導電層に対して分割加工をすることによって、各溝の電極に個々に接続された複数の接続端子を形成する。そして、接続端子に、フレキシブル印刷配線基板等の配線材を接続することで、インクジェット記録装置の駆動制御部に接続され、記録データにもとづいて駆動制御部から出力された駆動電圧をフレキシブル印刷配線基板、各接続端子を介して各隔壁に印加して変形させ、各溝内のインクをノズル孔から噴出させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のインクジェットヘッドでは、圧電材料製のアクチュエータ基板の全表面に導電層としてのニッケル層を無電解メッキ等で形成し、そのニッケル層の上に金を電解メッキで被覆し、さらにその上に絶縁保護膜をスピンコート法またはCVD法等により形成している。これは、ニッケルに対しては配線材をろう付けしにくいため、金を介在させることで、ろう付け性をよくするものである。また、ニッケル自体はインクに対して耐食性が高いが、ニッケルの上に金がのっていると、ニッケルがイオン化されやすくなり、インクに接触する(圧電材料の凹凸の影響により金でニッケルを完全に覆うことができず、その隙間からインクがニッケルに接触する)と腐食されやすくなるため、絶縁保護膜で覆っている。
【0005】
また、従来の製造方法では、レーザ光をアクチュエータ基板に照射して導電層を分割することで複数の接続端子を形成しているので、その分割加工時に除去させる導電成分が飛散して各接続端子に付着する。したがって、この飛散した導電成分により接続端子間の絶縁性が低下するとともに、各接続端子が汚染されてフレキシブル印刷配線基板等の配線材を強度よくろう付けできない。また、ろう付け工程に至るまでの工程において、ろう付け面に付着した有機あるいは無機の異物の残留成分によっても、同様に強度よくろう付けできないことがある。
【0006】
本発明は、この問題を解決するもので、接続端子に対する配線材のろう付け強度を向上させ、またインクに対する電極の耐食性、および接続端子間の絶縁性を確保することのできるインクジェットヘッドおよびその製造方法を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記問題を解決するため、請求項1のインクジェットヘッドの製造方法は、アクチュエータ基板と、前記アクチュエータ基板の一表面に形成された、インクを噴射するための複数の噴射溝と、前記複数の噴射溝内に露出するように配置されており、前記噴射溝内のインクに噴射エネルギーを与える複数の電極と、前記アクチュエータ基板の前記複数の噴射溝と反対側の面に配置されており、前記複数の電極に接続される複数の接続端子とを備えており、前記接続端子に配線材がろう付けされるインクジェットヘッドの製造方法であって、前記アクチュエータ基板に、前記複数の噴射溝を含む複数のインク通路を形成する工程と、前記複数のインク通路が形成された前記アクチュエータ基板に導電層を形成する工程と、第1レンズが取り付けられたレーザ加工装置を用いてレーザ加工を行うことにより前記導電層を分割して、各インク通路に対応した前記電極及び前記接続端子を形成する工程と、前記第1レンズを前記第1レンズよりも集光率が低い第2レンズに取り替えた前記レーザ加工装置を用いてレーザ加工を行うことにより、前記接続端子に対応する部分の導電層にエッチング処理をする工程とを有する。
【0008】
これにより、接続端子においてろう付けする部分の有機あるいは無機の異物の残留成分を除去し、接続端子と配線材とを強固にろう付けすることができる。導電層を分割加工によって複数の接続端子に形成した場合には、導電成分が周囲に飛散しても、エッチング処理をすることで、飛散した導電成分が除去され、接続端子間の電気絶縁性を確保することができる。
また、この製造方法においては、噴射溝を含む前記アクチュエータ基板に相互につながった導電層を形成して、そのあと、各噴射溝と接続端子に対応する部分に分割し、接続端 子に対応する部分にエッチング処理をすることで、複数の電極と接続端子との相互の接続の信頼性を上げ、かつ容易に製作することができる。
【0009】
好ましくは、請求項2に記載のように、前記複数の電極と前記複数の接続端子とが1つの連続したインクに対する耐食性の高い導電材料で構成されている。つまり1つの材料からなる簡単な構成で、インクに対する耐食性と、上記のろう付け性が同時に達成される。特に、この場合、請求項3に記載のように、メッキ、蒸着等によってアクチュエータ基板上に容易に形成することができる。
【0010】
また、請求項4のように前記アクチュエータ基板が、前記各噴射溝の両側を、すくなくとも一部が分極された圧電材料の隔壁で構成し、前記電極をその隔壁の側面に形成し構成のものにおいて、噴射溝からそれと反対側のアクチュエータ基板の裏面にわたって、連続した導電材料の層を形成することができ、製作が容易となる。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面にもとづいて説明する。
【0015】
インクジェットヘッドは、アクチュエータ基板1とプレート部材4とノズルプレート6とマニホールド部材7とを有している。アクチュエータ基板1は、チタン酸ジルコン酸鉛系(PZT)またはチタン酸鉛系(PT)等のセラミックスからなる複数の圧電材料を積層して構成されており、各層の圧電材料は相互に反対方向(それぞれアクチュエータ基板1の厚さ方向、図1の矢印27)に分極処理されている。そして、アクチュエータ基板1の上面には、各層にわたって切削加工された複数の溝14,15が形成されている。その複数の溝のうち、1つおきのものをインクを噴射するための噴射溝14とし、両端のものと噴射溝14間の1つおきのものをダミー溝15としている。
【0016】
各噴射溝14は、アクチュエータ基板1の先端1a(図中左端)から後端1d(図中右端)にわたって所定深さで貫通形成されている。各ダミー溝15は、アクチュエータ基板1の先端から後端側の近傍まで所定深さとなるように形成され、そのダミー溝の後端部は、アクチュエータ基板1の上面と面一となるように立ち上げられて閉塞されている。また、アクチュエータ基板1の先端部には、ダミー溝15に対応した位置に縦溝40が形成されている。そして、各噴射溝14とダミー溝15は、アクチュエータ隔壁20を介して交互に平行に配列されており、アクチュエータ隔壁20は互いに反対方向に分極された複数層の圧電材料により構成されている。
【0017】
アクチュエータ基板1の各噴射溝14、各ダミー溝15、後端面1d及び裏面1cを含む全表面には、Ni(ニッケル)の導電層41が蒸着や無電解メッキにより形成される。アクチュエータ基板1の先端面1aおよび上面1bは、面状に切削または研削することにより導電層が除去されている。そして、各ダミー溝15の底面における中央には、第1分割溝44aが先端側から後端上面の導電層のない面にわたって形成されている。その結果、各噴射溝14の内面には、それぞれ1つの電極23が形成され、各ダミー溝15の内面には、2つの独立した電極22,22が形成される。そして、ダミー溝15に連通した各縦溝40には、第1分割溝44aに連続する第2分割溝44bが形成されている。さらに、アクチュエータ基板1の裏面1cには、図2に示すように、各第2分割溝44aに接続された複数の第3分割溝44cが先端側から後端近傍まで各ダミー溝15と平行に形成されており、各第3分割溝44cの後端側には第3分割溝44cに直交するように第4分割溝44dが形成されている。
【0018】
これにより、各分割溝44c〜44dは、アクチュエータ基板1の裏面に複数の接続端子43を平行に形成させ、そのまわりに共通電位側の接続端子46を形成させている。噴射溝14とそれを挟んで隣接する2つのアクチュエータ隔壁20とを1組のアクチュエータとして、各接続端子43は、その両アクチュエータ隔壁20の各ダミー溝15側の電極22,22に、縦溝40内の導電層41を介してそれぞれ電気的に接続され、他の組のアクチュエータとは、分割溝44a〜44cによって分離独立している。共通電位側の接続端子46は、アクチュエータ基板1後端面1dの導電層41を介して噴射溝14内の電極23に接続されている。
【0019】
また、図2に示すように、各接続端子43,46が形成されたアクチュエータ基板1の裏面1cには、配線材すなわちフレキシブル印刷配線基板32がろう付け(例えば半田付け等)により接続される。接続端子43,46には、エッチング処理されたろう付け面49が設けられ、そのろう付け面49に対応して、フレキシブル印刷配線基板32には、端子64,67が形成されている。端子64,67は、図示しないインクジェット記録装置の駆動制御部に接続されている。
【0020】
上記のように構成されたアクチュエータ基板1の上面には、セラミックス材料や樹脂材料からなる平板状のプレート部材4がエポキシ系の接着剤等により液密状態に接合されている。これにより、各噴射溝14は、プレート部材4で覆われることによって、先端および後端のみを開口する。また、各ダミー溝15は、プレート部材4で覆われることによって、先端のみを開口する。
【0021】
アクチュエータ基板1およびプレート部材4の先端には、ノズルプレート6がエポキシ系の接着剤等を用いて液密状態に接合されている。ノズルプレート6には、噴射溝14からインク滴を噴射させるように、各噴射溝14に対応して複数のノズル孔30が形成されている。
【0022】
アクチュエータ基板1およびプレート部材4の後端には、マニホールド部材7が接合されている。マニホールド部材7の中心部には、図示しないインクタンクと接続するインク供給口31が形成され、全噴射溝14にインクを分配する。
【0023】
図6は、各分割溝44a〜44cを形成するための加工装置、例えばYAGレーザ等のレーザ加工装置を示す。レーザ加工装置は、レーザ光82を出射するレーザ発振器81と、レーザ光を反射してX軸方向(溝の配列方向)に走査させる反射鏡83を有するX軸用ガルバノメータ84と、レーザ光82を反射してY軸方向(溝の長手方向)に走査させる反射鏡85を有するY軸用ガルバノメータ86と、レーザ光82を光する集光レンズ87とを備えている。そして、レーザ光82を、導電層に沿って走査し照射することで、導電層を線状に除去して各分割溝44a〜44dを形成する。
【0024】
次に、インクジェットヘッドの製造方法について説明する。
【0025】
まず、積層した圧電材料からなる平板を帯状にスライス加工することで、アクチュエータ基板1を形成した後、ダイヤモンドブレード等により、複数の噴射溝14、ダミー溝15、および縦溝40を形成する。この後、アクチュエータ基板1の各溝14,15,40を含む全表面にNi等の導電層41を蒸着や無電解メッキにより形成する。そののち、アクチュエータ基板1の上面1bを面状に切削または研削することによりその上面の導電層を除去し、各溝14,15内の導電層を上面において独立させる。
【0026】
アクチュエータ基板1を、図6に示すように、レーザ加工装置80の下方に装着し、導電層41の分割加工を行う。まず、ダミー溝15の底面を走査してその導電層を線状に除去することによって、第1分割溝44aを形成する。順次隣のダミー溝15の底面にも同様の加工を行う。縦溝40の底面に対しても、同様に走査して導電層を線状に除去して第2の分割溝44bを形成する。さらに、アクチュエータ基板1の裏面1cにおいてもレーザ光82を照射して導電層を線状に除去し、第3、4の分割溝44c、44dを形成する。この分割加工における第1〜第4分割溝44a〜44dの形成、及びアクチュエータ基板1の上面1b、前端面1aの切削または研削(前端面の加工については後述する)によって、導電層41が各アクチュエータごとに、ダミー溝15内、裏面1cにおいて独立化される。
【0027】
次いで、アクチュエータ基板1の上面にプレート部材4を接合し、アクチュエータ基板1およびプレート部材4の先端面を面状に切削または研削して面一状にするとともに、先端面1aの導電層41を除去する。
【0028】
アクチュエータ基板1の裏面に形成された接続端子43、46の各ろう付け面49に対して、エッチング処理が行われる。このエッチング処理は、上記のように接続端子43、46をレーザ加工した際、飛散して付着した導電成分や、これまでの工程で付着した有機あるいは無機の異物の残留成分を除去して、接続端子43、46間の絶縁を確保し、またろう付け性をよくするものである。
【0029】
図7は、エッチング処理をするためのレーザ加工装置で、レーザ光72を出射させるレーザ発振器71と、レーザ光72をアクチュエータ基板1に向けて反射させる反射鏡73と、低集光率に結像されたレーザ光72をアクチュエータ基板1に照射する結像レンズ74とを備えている。55はレーザ制御装置、56はアクチュエータ基板1が装着される位置決めステージ51、52のステージ制御装置であり、予め設定されたプログラムに基づいてレーザ光72の照射や位置決めステージ51、52の移動を制御する。アクチュエータ基板1の裏面をエッチング処理する際には、図8に示すように、真空チャンバ77内の位置決めステージ51、52上にアクチュエータ基板1を配置し、ガスノズル78から噴射されるエッチングガスをアクチュエータ基板1の裏面に吹き付けつつ真空チャンバ77の光学窓76から結像レーザ光72を照射することにより行われる。尚、アクチュエータ基板1に照射されるレーザ光72としてエキシマレーザを用いることが好ましく、エキシマレーザによる紫外領域の結像レーザ光72が照射されると、導電成分や異物の残留成分がエッチングガスとの化学変化により物性を変化されて分子間結合力を低下されるため、エキシマレーザによる分子間結合力を切ってエッチング処理する加工を効率よく行うことができる。
【0030】
なお、上記説明では、各分割溝44a〜44dを形成するレーザ加工装置と、エッチング処理するレーザ加工装置とを個々に設けたものについて説明したが、これに限定されるものでない。すなわち、各分割溝44a〜44dを形成するレーザ加工装置によりエッチング処理を共通して行わせるようにしたも良い。この場合、後者のレーザ加工装置でエッチング処理を行うためには、集光レンズ87に換えて結像レンズ74を用いることで適用でき、各分割溝44a〜44dを形成するレーザ光85をエッチング処理に共用することによって、設備コストを低減することができる。
【0031】
また、エッチング処理は、プラズマ処理によって行うこともできる。プラズマ処理装置は例えば図9のような平行平板型の方式の場合、真空チャンバ110と、上下に対向する電極130およびサンプルホルダ120とからなる。電極130は接地され、サンプルホルダ12にはRF電力が印加される。真空チャンバ内は排気管150を通じて真空ポンプにより減圧され、またガス供給管140を通じてArガスが供給される。
【0032】
サンプルホルダ120にRF電力を印加すると、Arガスがイオン、電子を含むプラズマとなる。一方サンプルホルダ120には自己バイアスが生じており、プラズマ中のイオンがサンプルホルダ120に引き寄せられ、加速される。そして、サンプルホルダ120上に載置されたアクチュエータ基板1の裏面の導電層が、加速されたイオンによって物理的にエッチングされる。それによって、飛散した導電成分や異物の残留成分が除去される。
【0033】
上記方式以外のプラズマ装置、例えばバレル型のものも使用可能である。
【0034】
そして、噴射溝14とノズル孔30とが対応するように、先端面にノズルプレート6を接合すると共に、後端面にマニホールド部材7を接合する。この後、フレキシブル印刷配線基板32とアクチュエータ基板1の各接続端子43、46とを接続する。この接続は、フレキシブル印刷配線基板32の各端子64、67を、アクチュエータ基板1の各接続端子43,46のろう付け面49に一致するように当接させた後、ろう付け(例えば、半田付け)することにより接続されてインクジェットヘッドとして組み立てられる。なお、フレキシブル印刷配線基板32の各端子64、67には、予め半田層が形成されており、加熱により溶融されて各接続端子43,46に固着される。
【0035】
このように、本実施形態のインクジェットヘッドによれば、図示しないインクジェット記録装置の駆動制御部からフレキシブル印刷配線基板32をとおして出力された駆動信号を各アクチュエータの一対の電極22,22印加し、電極23を接地することにより、一対の隔壁20に分極方向27に対して直角方向の電界を生成し、隔壁20をそれぞれ変形させて噴射溝14内のインクを噴射させるようになっている。
【0036】
噴射溝14内に形成された電極23およびアクチュエータ基板1裏面1cの各接続端子43,46は、Niで構成され、Ni自体はインクに対し耐食性が高い。また接続端子43,46は、上記のようにエッチング処理され、ろう付け性がよいから、フレキシブル印刷配線基板32の各端子64、67が良好に接合される。これにより、接続端子43,46に対するろう付け性をよくするために、Niの上にAu(金)の導電層を形成したり、インクに対する耐食性を上げるために絶縁保護膜を形成することは、本来省略することができるが、それらを併用することを妨げるものではない。
【0037】
なお、本発明は、導電層として、Niだけでなく、その他のインクに対する耐食性が高い材料を使用することができる。また、噴射溝14の隔壁を変形させてインクを噴射するものだけでなく、他の形式のヘッドにおいても、接続端子43,46をとおしてインク噴射用のアクチュエータに給電するものに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 インクジェットヘッドを上側から見た分解斜視図である。
【図2】 インクジェットヘッドを下側から見た分解斜視図である。
【図3】 図2のインクジェットヘッドの一部を溝列方向に断面にした拡大図である。
【図4】 図3のA−A線断面図である。
【図5】 図3のB−B線断面図である。
【図6】 レーザ加工装置によって分割溝を形成する状態を示す説明図である。
【図7】 レーザ加工装置によってエッチング処理する状態を示す説明図である。
【図8】 レーザ加工装置によってエッチング処理する状態を示す説明図である。
【図9】 プラズマ処理装置によってエッチング処理する状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 アクチュエータ基板
14 噴射溝
15 ダミー溝
20 アクチュエータ隔壁
22 電極
23 電極
32 配線材
41 Ni導電層
43 接続端子
46 接続端子
49 ろう付け面

Claims (4)

  1. アクチュエータ基板と、
    前記アクチュエータ基板の一表面に形成された、インクを噴射するための複数の噴射溝と、
    前記複数の噴射溝内に露出するように配置されており、前記噴射溝内のインクに噴射エネルギーを与える複数の電極と、
    前記アクチュエータ基板の前記複数の噴射溝と反対側の面に配置されており、前記複数の電極に接続される複数の接続端子とを備えており、
    前記接続端子に配線材がろう付けされるインクジェットヘッドの製造方法であって、
    前記アクチュエータ基板に、前記複数の噴射溝を含む複数のインク通路を形成する工程と、
    前記複数のインク通路が形成された前記アクチュエータ基板に導電層を形成する工程と、
    第1レンズが取り付けられたレーザ加工装置を用いてレーザ加工を行うことにより前記導電層を分割して、各インク通路に対応した前記電極及び前記接続端子を形成する工程と、
    前記第1レンズを前記第1レンズよりも集光率が低い第2レンズに取り替えた前記レーザ加工装置を用いてレーザ加工を行うことにより、前記接続端子に対応する部分の導電層にエッチング処理をする工程とを有する、
    インクジェットヘッドの製造方法。
  2. 前記複数の電極と前記複数の接続端子とが1つの連続したインクに対する耐食性の高い導電材料で構成されていることを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッドの製造方法
  3. 前記導電材料は、メッキ、蒸着等によってアクチュエータ基板上に形成されていることを特徴とする請求項2記載のインクジェットヘッドの製造方法
  4. 前記アクチュエータ基板は、前記各噴射溝の両側を、すくなくとも一部が分極された圧電材料の隔壁で構成し、前記複数の電極をその隔壁の側面に形成しことを特徴とする請求項3記載のインクジェットヘッドの製造方法
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