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JP4192402B2 - 冷却装置用送風ファン - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷却装置に用いられる送風ファンに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、携帯電話等の無線基地局に使用される冷却装置がある。
この冷却装置は、略密閉された無線基地局の内部を冷却するもので、基地局内部の空気と外部の空気とを熱交換する熱交換器と、この熱交換器に送風する送風ファン(内気ファンと外気ファン)等を具備している。
送風ファンは、ファンモータに内蔵された駆動回路を介して通電され、この駆動回路によってファンモータの回転速度を可変することにより、無線基地局の内部を略一定温度に保つことができる。また、ファンモータの電源ラインには、モータから発生するノイズ成分を除去するためのノイズフィルタと、過大電流が流れた時に溶断して電源ラインを遮断するヒューズとが組み込まれ、このヒューズが駆動回路と共にファンモータに内蔵されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記の冷却装置に用いられる送風ファンは、防水性を確保するためにファンモータのケーシングが気密に封止(ポッティング)されている。このため、ファンモータに内蔵されたヒューズが切れた場合に、ヒューズだけを取り出して交換することが困難であるため、ファンモータの機能が正常であるにも係わらず、ファンモータ毎交換する必要があった。
また、ユーザより冷却装置を小型化する要求があるが、上記のようにファンモータの回転速度を可変するために駆動回路の機能を増加すると、駆動回路を内蔵するファンモータが大型化して、小型化の要求に対応できないという問題があった。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、ヒューズの交換を容易に行うことができ、且つファンモータを小型化できる冷却装置用送風ファンを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(請求項1の手段)
本発明の送風ファンは、モータケーシングの内部に駆動回路を収納するファンモータと、このファンモータから発生するノイズ成分を除去するノイズフィルタと、過大電流が流れた時に溶断して電源ラインを遮断するヒューズとを備え、ノイズフィルタを収容するフィルタボックスにヒューズを組み込み、且つフィルタボックスとファンモータとの間をコネクタ接続としたことを特徴とする。
【0005】
この構成によれば、ヒューズが切れた時に、ファンモータを交換する必要がない。また、ヒューズをファンモータの外部に設けているので、ヒューズを内蔵している従来モータと比較してファンモータを小型化できる。
更に、ファンモータの外部に取り出したヒューズを既存のフィルタボックスに組み込む(例えば基板上に組付ける)ことにより、専用のヒューズボックス等を設ける必要がないので、ヒューズの取付けスペースを最小限に抑えることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は冷却装置用送風ファンの電源回路図、図2は冷却装置の内部構造を示す模式図である。
本実施例の冷却装置1は、例えば移動無線電話(携帯電話や自動車電話等)の無線基地局に使用される。
無線基地局は、塵埃や水分等の付着を嫌う電子機器2(送信機や受信器等)を収容しているため、冷却装置1が組付けられた状態で、電子機器2を収容する筐体3の内部が略密閉化されている。
【0007】
冷却装置1は、図2に示すように、筐体3の一側面を気密に閉塞して取り付けられ、キャビネット4、熱交換器5、送風ファン6(外気ファン6Aと内気ファン6B)等より構成される。
キャビネット4は、外気側の側面に外気取入口4aと外気排出口4bが開口し、内気側の側面に内気取入口4cと内気排出口4dとが開口している。
熱交換器5は、外気取入口4aと外気排出口4bとに連通する外気通路5aと、内気取入口4cと内気排出口4dとに連通する内気通路5bとが交互に隣接して複数形成され、外気通路5aを流れる空気(外気)と内気通路5bを流れる空気(内気)との間で熱交換を行う。
【0008】
送風ファン6は、熱交換器5の外気通路5aに外気を流通させる外気ファン6Aと、熱交換器5の内気通路5bに内気を流通させる内気ファン6Bであり、図1に示すように、ファンモータ6aのケーシング6b内に、ファンモータ6aを駆動するための駆動回路7を収容している。駆動回路7は、図示しない制御装置を介して通電制御され、ファンモータ6aの回転速度を段階的(例えばLoとHi)に可変する。
この送風ファン6は、防水性が要求されるため、ケーシング6bの組付け部がシール材によって気密に封止されている。
【0009】
ファンモータ6aの電源ラインには、図1に示すように、駆動回路7の作動時に発生するノイズ成分を除去するためのノイズフィルタ8と、過大電流が流れた時に溶断して電源ラインを遮断するヒューズ9が設けられている。但し、ヒューズ9は、ノイズフィルタ8を収容するフィルタボックス8a(例えば基板)に組み込まれている。
また、フィルタボックス8aとファンモータ6aとの間は、コネクタ10によって着脱可能に接続されている。
【0010】
次に、冷却装置1の作動について説明する。
内気ファン6Bの作動により、筐体3の内部空気(内気)が熱交換器5の内気通路5bを上方から下方へ向かって流れ、外気ファン6Aの作動により、筐体3の外部空気(外気)が熱交換器5の外気通路5aを下方から上方へ向かって流れる。筐体3の内部空気は、電子機器2から発生する熱によって温度上昇し、外部空気より高温となっているため、熱交換器5を流れる内気と外気との間で熱交換が行われ、内気の熱が外気に放出されて、筐体3の内部が冷却される。
【0011】
(本実施例の効果)
本実施例の送風ファン6は、ヒューズ9をファンモータ6aの外部に取り出したことにより、ヒューズ9が切れた時にファンモータ6aを交換する必要がない。また、ヒューズ9をファンモータ6aの外部に設けているので、ヒューズ9を内蔵している従来モータと比較してファンモータ6aを小型化できる。
更に、ファンモータ6aの外部に取り出したヒューズ9を既存のフィルタボックス8aに組み込むことにより、専用のヒューズボックス等を設ける必要がないので、ヒューズ9の取付けスペースを最小限に抑えることができる。
また、フィルタボックス8aとファンモータ6aとの間をコネクタ10により着脱可能に接続しているので、ヒューズ9が切れた時には、コネクタ10を外してフィルタボックス8aを交換すれば良いので、メンテナンス性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】送風ファンの電源回路図である。
【図2】冷却装置の内部構造を示す模式図である。
【符号の説明】
1 冷却装置
6 送風ファン
6a ファンモータ
6b ケーシング(モータケーシング)
7 駆動回路
8 ノイズフィルタ
8a フィルタボックス
9 ヒューズ
10 コネクタ

Claims (1)

  1. 冷却装置に用いられる送風ファンであって、
    モータケーシングの内部に駆動回路を収納し、この駆動回路を介して通電されるファンモータと、
    前記ファンモータの電源ラインに組み込まれ、前記ファンモータから発生するノイズ成分を除去するノイズフィルタと、
    前記電源ラインに介在され、過大電流が流れた時に溶断して前記電源ラインを遮断するヒューズとを備え、
    前記ノイズフィルタを収容するフィルタボックスに前記ヒューズを組み込み、且つ前記フィルタボックスと前記ファンモータとの間をコネクタ接続としたことを特徴とする冷却装置用送風ファン。
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