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JP4192935B2 - 車両用エアバッグ装置 - Google Patents
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本発明は、エンジンフード等の車体板材に形成した開口部を通してエアバッグを展開させる車両用エアバッグ装置に関する。
下記特許文献1には、エンジンフードの上面側にエアバッグを展開し、衝突時に衝突体を保護する構造が開示されている。この構造では、車体前部のエンジンルームの上方を覆うエンジンフードに、エアバッグ展開用の開口部を形成し、この開口部をリッドによって開閉可能に覆っている。
特開平8−11662号
しかしながら、特許文献1の構造では、開口部を塞ぐリッドとフードとの間の隙間を埋めるシール材を配置するシール面が略水平となっている。この結果、リッドを開口部に取付ける際に、リッドが開口部に対してシール面に沿った方向へ移動し易く、リッドの位置決めが容易に行えない。
本発明は上記事実を考慮し、リッド等の蓋体の開口部への位置決めが容易に行える車両用エアバッグ装置を提供することが目的である。
請求項1記載の本発明の車両用エアバッグ装置は、車体のフードに形成された開口部を通って展開するエアバッグと、前記開口部を閉塞すると共にエアバッグ展開時に前記開口部を開放する蓋体と、前記蓋体の周縁部に前記蓋体の前記開口部への取付方向に向かって突出形成され、前記取付方向に対して前記開口部の中心側に傾斜した傾斜面を備えた取付部と、前記フードの前記開口部の周縁部に設けられ、前記蓋体の傾斜面と同方向へ傾斜し前記蓋体の傾斜面を支持する支持面を備えた蓋体受け部と、折り畳み状態の前記エアバッグを収納すると共に、エアバッグ展開用開口側端部が、対向する前記取付部と対向する前記蓋体受け部とのうちの少なくとも一方の間に挿入されているエアバッグケースと、
を有することを特徴とする。
車体のフードに形成された開口部を蓋体で閉塞すると、蓋体の周縁部に蓋体の開口部への取付方向に向かって突出形成され、取付方向に対して開口部の中心側に傾斜した傾斜面を、車体のフードの開口部の周縁部に設けられた蓋体受け部における蓋体の傾斜面と同方向へ傾斜した支持面で支持することができる。この結果、支持面に対して傾斜面がその先端方向へ摺動することで、蓋体がフードの開口部の中央部に位置決めされる。また、折り畳み状態のエアバッグを収納するエアバッグケースのエアバッグ展開用開口側端部が、対向する取付部と対向する蓋体受け部とのうちの少なくとも一方の間に挿入されている。この結果、取付部と蓋体受け部との重合部を傾斜させることで、取付部と蓋体受け部との重合部を傾斜させない場合と同じ重合面積を確保した上で、対向する取付部と対向する蓋体受け部とのうちの少なくとも一方の間の寸法を大きくできる。このため、取付部と蓋体受け部とのうちの少なくとも一方とエアバッグケースのエアバッグ展開用開口側端部とが干渉し難くなるため、エアバッグケースのエアバッグ展開用開口を広くできる。
請求項1記載の本発明は、蓋体の開口部への位置決めが容易に行える。また、エアバッグケースの容量を大きくでき、大きなエアバッグが収納可能となる。
本発明における車両用エアバッグ装置の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
なお、図中矢印UPは車体上方方向を示し、図中矢印FRは車体前方方向を示している。
図3に示される如く、本実施形態における自動車の車体10の前部上面には、車体10の外周部を形成する車体板材(車体外板)である金属板から成るエンジンフードアウタパネル12(以後フードアウタパネルという)が配置されている。また、フードアウタパネル12における後端縁部12Aの前方側近傍には、開口部としてのエアバッグ展開用開口部14が形成されている。
エアバッグ展開用開口部14はその長手方向を車幅方向に沿って形成されており、エアバッグ展開用開口部14の車体上方から見た平面視形状は、フードアウタパネル12の後端縁部12Aに沿って車幅方向に延び車幅方向中央部が車体前方へ膨らんだ長尺形状の円弧状となっている。
図1に示される如く、フードアウタパネル12におけるエアバッグ展開用開口部14の周縁部には、フードを閉じた状態で、車体下方側へ凹んだ蓋体受け部としての絞り棚16が周方向に連続して形成されている。この絞り棚16はプレス加工等によって形成されており、フードアウタパネル12の意匠面(表面)を形成する基部12Bから車体下方へ向かって屈曲された縦壁16Aと、縦壁16Aの下端部からエアバッグ展開用開口部14の内側下方へ向かって傾斜された支持部16Bと、支持部16Bの先端部から車体下方へ向かって屈曲されたフランジ16Cとで構成されている。
なお、車体前後方向において対向する縦壁16Aの間隔はL1となっている。
図3に示される如く、フードアウタパネル12のエアバッグ展開用開口部14には蓋体としてのカバー20が取付けられている。カバー20の車体上方から見た平面視形状は、フードアウタパネル12の後端縁部12Aに沿って延び車幅方向中央部が車体前方へ膨らんだ長尺形状の円弧状になっており、カバー20によってエアバッグ展開用開口部14の全域が閉塞されている。
図1に示される如く、カバー20はフードアウタパネル12と略同一の板厚に設定され、金属板によって構成されている。
カバー20の意匠面(表面)を形成する基部20Aの周縁部には、カバー20の取付方向(フード12を閉じた状態で車体下方)に向かって取付部22が突出形成されている。取付部22はカバー20の取付方向に対してエアバッグ展開用開口部14の中心側に傾斜した(傾斜角度θ1は0°<θ1<90°)傾斜部22Bを備えている。また、絞り棚16の支持部16Bは、傾斜部22Bと同方向へ傾斜しており、取付部22における傾斜部22Bの下面となる傾斜面22Cと、絞り棚16の支持部16Bの上面となる支持面16Dとはそれぞれ平面となっている。
即ち、取付部22の傾斜面22Cと絞り棚16の支持面16Cとは、カバー20の前側においては車体後方下側、カバー20の後側においては車体前方下側、カバー20の右側においては車体左方下側、カバー20の左側においては車体右方下側へ傾斜している。また、取付部22における傾斜部22Bの傾斜面22Cと、絞り棚16の支持部16Bの支持面16Dとが重なっており、支持部16Bが傾斜部22Bを直接支持している。
なお、取付部22における傾斜部22Bの傾斜面22Cと、絞り棚16の支持部16Bの支持面16Dとの間にシール材を配置し、支持部16Bが傾斜部22Bを間接支持する構成としても良い。
このため、対向する取付部22における傾斜部22Bの傾斜面22Cと、絞り棚16の支持部16Bの支持面16Dとが、カバー20の取付け方向である車体下方側に向かって先細りのテーパー状となっており、カバー20の取付部22における傾斜部22Bの傾斜面22Cが、フードアウタパネル12の絞り棚16における支持部16Bの支持面16Dに沿って摺動することで、カバー20が、フードアウタパネル12のエアバッグ展開用開口部14の中央部に位置決めできるようになっている。
なお、取付部22における傾斜部22Bの傾斜面22Cと、絞り棚16の支持部16Bの支持面16Dとの車体上方から見た(平面視における)ラップ量はL2となっている。
図3に示される如く、カバー20の車体後側縁部における車幅方向両端部近傍には、それぞれヒンジ部24が形成されている。
図2に示される如く、ヒンジ部24は、取付部22の傾斜部22Bの先端部側に車体下方へ向かって一体に形成されている。ヒンジ部24の上部26の側断面形状(車体前後方向に沿った垂直断面の形状)は、車体前方へ向かって突出し、且つ車体後方側が開口した矩形枠状となっている。また、ヒンジ部24の下部28は、上部26の下部後端から車体後方下側に向かって延びており、下部28はブラケット32によってフード34に固定されている。
ヒンジ部24の下部28には貫通孔36が形成されており、ヒンジ部24の下部28と重なり合うブラケット32のカバー取付部32Aには貫通孔38が形成されている。これらの貫通孔36、38には車体前方側からボルト40が挿入されており、ボルト40はブラケット32のカバー取付部32Aの後面に配置されたナット42に螺合している。
従って、エアバッグ展開時には、左右のヒンジ部20Eが変形することで、図1に二点鎖線で示すようにカバー20が上方へ開くようになっている。
図3に示される如く、カバー20における車幅方向中央部から車幅方向外側へ所定距離離れた部位にはクリップ44が固定されている。
図2に示される如く、カバー20のクリップ取付部46は、その上部46Aが取付部22の傾斜部22Bの先端に傾斜部22Bの延びる方向へ連続した一体形成されている。また、クリップ取付部46の下部46は、上部46Aの下端から車体下方へ向かって延びており、クリップ取付部46の下部46に、金属から成る側面視形状(車体前後方向に沿った垂直断面の形状)が略V字状のクリップ44が、その基端部44Aにおいてリベット50で固定されている。
なお、図2及び図3にはカバー20の後端側のクリップ44は示されていないが、カバー20の後端側の車幅方向(カバー20の長手方向)に沿った適宜位置にはクリップ44がカバー20の前端側と同様に設定されている。
図2に示される如く、クリップ44の先端部44Bは、側面視形状(車体前後方向に沿った垂直断面の形状)で鉤状に屈曲されており、フードアウタパネル12の絞り棚16のフランジ16Cに弾性変形した状態で係止されている。これにより、カバー20は、フードアウタパネル12のエアバッグ展開用開口部14に取り付けられている。
クリップ44の先端部44Bの下方側には、側断面形状(車体前後方向に沿った垂直断面の形状)が車体前方へ向かって三角形状の屈曲部44Cが形成されている。この屈曲部44Cはフランジ16Cの下端に当たっており、クリップ44の屈曲部44Cとカバー20の取付部22の傾斜部22Bとで、絞り棚16のフランジ16Cと支持部16Bとを上下方向から挟持している。
更に、カバー20における車体前方側に取付けられたクリップ44の先端部44Bは弾性変形した状態で、絞り棚16のフランジ16Cに車体前方(図2の矢印A方向)への弾性変形の反力を発生していると共に、屈曲部44Cの上側傾斜面によって、絞り棚16のフランジ16Cに車体上方(図2の矢印B方向)への弾性変形の反力を発生している。
同様に、図示していないカバー20における車体後方側に取付けられたクリップ44の先端部44Bは弾性変形した状態で、絞り棚16のフランジ16Cに車体後方(図2の矢印C方向)への弾性変形の反力を発生していると共に、屈曲部44Cの上側傾斜面によって、絞り棚16のフランジ16Cに車体上方(図2の矢印D方向)への弾性変形の反力を発生している。この結果、双方の弾性変形の反力によってカバー20がフードアウタパネル12のエアバッグ展開用開口部14に位置決めされた状態で固定状態とされている。
従って、エアバッグ展開時には、クリップ44のエアバッグ展開用開口部14への係合が解除され、ヒンジ部20Eが変形することで、図1に二点鎖線で示すようにカバー20が上方へ開くようになっている。
図2に示される如く、エアバッグ装置52は皿状とされた取付ブラケット54の前後方向中央部54Aの上面に固定されており、取付ブラケット54の前後方向両端部54Bはフードインナパネル56に形成された開口部58の周縁部56Aの下面にボルトナット等の締結部材60によって固定されている。
なお、エアバッグ装置52は、フードアウタパネル12のエアバッグ展開用開口部14にカバー20を取付けた後に、フード34の下方から取付ブラケット54とともにフードインナパネル56に取付けるようになっている。
また、フードインナパネル56における開口部58の周縁部56Aは、インナリインホースメント62によって補強されており、インナリインホースメント62はその長手方向を車幅方向に沿って配置されている。インナリインホースメント62の車幅方向から見た断面形状は、開口部を上方へ向けたハット形状となっており、下板部62Aにはエアバッグ装置52を挿入するための開口部64が形成されている。インナリインホースメント62の下板部62Aにおける開口部64の周縁部には、締結部材60によってエアバッグ装置52のブラケット54が共締めされている。また、インナリインホースメント62の上端部に形成されたフランジ62Bは、フードアウタパネル12の基部12Bの下面12Cに接着剤68によって固定されている。また、インナリインホースメント62の下板部62Aとフランジ62Bとを連結している縦壁部62C、62Dのうちの後側縦壁部62Cの前面には、ブラケット32の取付フランジ32Bが溶接等によって結合されている。
エアバッグ装置52のエアバッグケース70は上方が開口した箱体となっている。また、エアバッグケース70のエアバッグ展開用開口側端部としての上端70Aは、対向するカバー20の取付部22と対向する絞り棚16との間に挿入されており、取付ブラケット54の前後方向中央部54Aの上面からのエアバッグケース70の上端の高さH1は、カバー20の取付部22における下端の高さH2以上となっている(H1≧H2)。
なお、エアバッグケース70のエアバッグ展開用開口側端部としての上端70Aと、カバー20の取付部22の傾斜部22Bとの車体前後方向に沿った間隔はL3となっている。また、エアバッグケース70の上端70Aと、カバー20の取付部22の傾斜部22Bとの車体前後方向に沿った間隔はL3は、エアバッグケース70の上端70Aと、支持部16Bのフランジ16Cとの車体前後方向に沿った間隔L4より狭くなっている。
また、エアバッグケース70の内部には、略円柱形状のインフレータ72がフード幅方向(車幅方向)を軸方向として収容されていると共に折り畳み状態のエアバッグ73が収容されている。インフレータ72の内部には、一例としてスクイブ、着火剤、伝火剤、ガス発生剤、クーラント、フィルタ等が収納されていると共に、周壁部にはガスを噴出するための複数のガス噴出孔が形成されている。更に、インフレータ72の外周部には軸方向の複数箇所(例えば、二箇所)に締結具としての取付ボルト76がインフレータ72の半径方向が軸方向となるように立設されている。これに対応して、エアバッグケース70の底壁部70B及び取付ブラケット54にも、取付ボルト76が挿通されるボルト挿通孔78、80が形成されている。インフレータ72は取付ブラケット82に支持された状態で取付ボルト76をボルト挿通孔78、80内へ挿通させ、取付ブラケット54の下面側から締結手段としてのナット84を締め付けることにより、取付ブラケット54に強固に固定されている。なお、エアバッグ73は、上述したインフレータ72のガス噴出孔から噴出されたガスが流入されるようにインフレータ72の周囲に折り畳み状態でエアバッグケース70内に収納されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、フードアウタパネル12に形成されたエアバッグ展開用開口部14にカバー20を車体上方から取付けると、カバー20の周縁部の裏面側に設けられた取付部22の傾斜部22Bの傾斜面22Cと、フードアウタパネル12のエアバッグ展開用開口部14の周縁部に設けれた絞り棚16の支持部16Bの支持面16Dとが重なる。この際、重なり合うカバー20の取付部22における傾斜部22Bの傾斜面22Cと、フードアウタパネル12の絞り棚16における支持部16Bの支持面16Dとが、車体下方側で且つカバー20の裏面20Bに近づく側、即ち、カバー20の前側においては車体後方下側、カバー20の後側においては車体前方下側、カバー20の右側においては車体左方下側、カバー20の左側においては車体右方下側へ傾斜している。この結果、カバー20の取付部22における傾斜部22Bの傾斜面22Cが、フードアウタパネル12の絞り棚16における支持部16Bの支持面16Dに沿って摺動することで、カバー20が、フードアウタパネル12のエアバッグ展開用開口部14の中央部に位置決めされる。
従って、カバー20をフードアウタパネル12のエアバッグ展開用開口部14に組付ける際に、カバー20をエアバッグ展開用開口部14の中央に容易に位置決めできる。
また、本実施形態では、エアバッグケース70のエアバッグ展開用開口側端部としての上端70Aが、対向するカバー20の取付部22と対向する絞り棚16の間に挿入されており、取付ブラケット54の前後方向中央部54Aの上面からのエアバッグケース70の上端の高さH1は、カバー20の取付部22における下端の高さH2以上となっている(H1≧H2)。
この結果、フードアウタパネル12のエアバッグ展開用開口部14の開口幅(車体前後方向において対向する縦壁16Aの間隔)L1を同一とし、エアバッグケース70の上端70Aと、カバー20の取付部22の傾斜部22Bとの車体前後方向に沿った間隔L3も同一にした場合には、カバー20の取付部22の傾斜部22Bと、フードアウタパネル12の絞り棚16の支持部16Bとの重合部を傾斜させることで、カバー20の取付部22の傾斜部22Bと、フードアウタパネル12の絞り棚16の支持部16Bとの重合部を傾斜させずに水平とした場合と同じ重合部の当接面積を確保した上で、取付部22における傾斜部22Bの傾斜面22Cと、絞り棚16の支持部16Bの支持面16Dとの車体上方から見た(平面視における)ラップ量L2を狭くできる。このため、エアバッグケース70の上端70Aと、カバー20の取付部22における傾斜部22Bの先端部とが干渉し難くなり、エアバッグケース70の開口幅L5を広くできる。従って、エアバッグケース70の容量を大きくでき、大きなエアバッグ73が収納可能となる等の効果が得られる。
また、車両衝突時にエアバッグ装置52が作動し、エアバッグ73が展開した場合には、カバー20がエアバッグ73により車体上方へ押圧される。このため、カバー20をフードアウタパネル12のエアバッグ展開用開口部14に固定しているクリップ44の係合が外れ、カバー20は車体後側縁部における車幅方向両端部近傍に設けられたヒンジ部24を中心に回転し開放され、エアバッグ展開用開口部14からエアバッグ73が車体外側へ展開する。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、取付部22における傾斜部22Bの傾斜面22Cと、絞り棚16における支持部16Bの支持面16Dとを平面としたが、取付部22における傾斜部22Bの傾斜面22Cと、絞り棚16における支持部16Bの支持面16Dとを曲面としても良い。
また、上記実施形態では、カバー20とフードアウタパネル12のエアバッグ展開用開口部14との全周にわたって取付部22の傾斜部22Bと、絞り棚16の支持部16Bとを傾斜させたが、これに代えて、カバー20とフードアウタパネル12のエアバッグ展開用開口部14との周縁部の一部において、取付部22と絞り棚16とを傾斜させ、周縁部の他の部位では水平とした構成としても良い。
また、上記実施形態では、取付部22における傾斜部22Bの幅方向全体と、絞り棚16における支持部16Bの幅方向全体とを傾斜させたが、これに代えて、取付部22における傾斜部22Bの幅方向の一部と、絞り棚16における支持部16Bの幅方向の一部とを水平とした構成としても良い。
また、上記実施形態では、エアバッグ展開用開口部14及びカバー20の車体上方から見た平面視形状を、フードアウタパネル12の後端縁部12Aに沿って延び車幅方向中央部が車体前方へ膨らんだ円弧状としたが、エアバッグ展開用開口部14及びカバー20の車体上方から見た平面視形状は円弧状に限定されず、エアバッグ展開用開口部14及びカバー20の車体上方から見た平面視形状を直線形状やV字状等の他の形状としても良い。
また、上記実施形態では、フードアウタパネル12、カバー20及びクリップ28の材質をそれぞれ金属としたが、フードアウタパネル12、カバー20及びクリップ28の材質は金属に限定されず樹脂等の他の材質でも良い。また、フードアウタパネル12の材質とカバー20の材質とが同じ材料でなくても良い。
図3の1−1線に沿った拡大断面図である。 図3の2−2線に沿った拡大断面図である。 本発明の一実施形態に係る車両用エアバッグ装置が適用された車体を示す車体斜め前方から見た斜視図である。
符号の説明
12 フードアウタパネル(車体板材)
14 エアバッグ展開用開口部(開口部)
16 絞り棚(蓋体受け部)
16B 絞り棚の支持部
16D 支持面
20 カバー(蓋体)
22 カバーの取付部
22B 取付部の傾斜部
22C 傾斜面
52 エアバッグ装置
73 エアバッグ

Claims (1)

  1. 車体のフードに形成された開口部を通って展開するエアバッグと、
    前記開口部を閉塞すると共にエアバッグ展開時に前記開口部を開放する蓋体と、
    前記蓋体の周縁部に前記蓋体の前記開口部への取付方向に向かって突出形成され、前記取付方向に対して前記開口部の中心側に傾斜した傾斜面を備えた取付部と、
    前記フードの前記開口部の周縁部に設けられ、前記蓋体の傾斜面と同方向へ傾斜し前記蓋体の傾斜面を支持する支持面を備えた蓋体受け部と、
    折り畳み状態の前記エアバッグを収納すると共に、エアバッグ展開用開口側端部が、対向する前記取付部と対向する前記蓋体受け部とのうちの少なくとも一方の間に挿入されているエアバッグケースと、
    を有することを特徴とする車両用エアバッグ装置。
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