JP4193203B2 - 多回転量検出装置および多回転量検出方法並びに多回転量検出装置付きサーボモータ - Google Patents
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Description
図において、11は第1の回転体、12は第1の回転体の外周にも受けた歯車、13は第2の回転体、14は第2の回転体の外周に設けた歯車、15は磁石、16は第3の回転体、17は第3の回転体の外周に設けた歯車、18 磁石、19は回転体、20は回転体の外周に設けた歯車、21は回転体の外周より内側にある歯車、22は回転体、23は回転体の外周に設けた歯車、24は第1の検出手段、25は第2の検出手段である。
このような構成において、該回転角度検出装置は、第1の回転体11より遅い速度で回転するように連結された第2の回転体13に磁石15を組み込み、その真下に第1の検出手段24を配置するとともに、第1の回転体11より速い速度で回転するように連結された第3の回転体16に磁石18を組み込み、その真下に第2の検出手段25を配置し、第1の回転体11が回転すると第2の回転体13と第3の回転体16が回転し、それぞれに組み込まれている磁石15、18が回転し、検出手段24、25を貫く磁力の方向が変化し、出力が変化し、その出力を図示しない演算回路部で計算処理し、多回転可能な第1の回転体11の回転角度を検出するようになっている。
図4は従来の該装置の多回転量検出のフローチャートを示したものである。まず、ステップST11で初期条件を設定した後、ステップST12において、従動軸の位置を取得し、次にステップST13において、ステップST12で得られた位置データに基づき多回転量を算出し、多回転量Tを出力するものである。
この課題を解決するために減速機構の機械的な積算角度誤差を極めて小さく高精度に製造したうえ、従動軸の位置検出装置も極めて高精度の装置を設置せねばならず、大型化する上、高価なものとなり、本方式の適用範囲が狭くなるというような問題も抱えていた。
また、多回転量の補正法もあるが、従来の補正法は絶対積算角度誤差が±λ/3以内の場合のみ有効で、補正可能な範囲が狭いものであった。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、多回転量の補正を行うことにより減速機構の歯車や従動軸のエンコーダの絶対積算角度誤差が大きくても多回転量を計測することができる、小型で安価な多回転量検出装置および多回転量検出方法並びに多回転量検出装置付きサーボモータを提供することを目的とする。
また、請求項2に記載の発明は、回転機械の駆動軸に取り付けられた第1のエンコーダにより一回転以内の絶対回転角度を検出し、前記駆動軸に取り付けられた第1の歯車と噛合され、かつ、少なくとも一つ設けられた第2の歯車からなる減速機構を介して、前記第2の歯車を取り付けた従動軸を有する第2のエンコーダにより絶対回転角度を検出し、前記第1のエンコーダおよび前記第2のエンコーダから得られる出力を信号処理回路により信号処理を行い、多回転量を検出する多回転量検出方法において、前記第2の歯車の減速比nおよび該減速比nに基づいて得られると共に駆動軸が1回転する時の従動軸の角度λを算出し、前記駆動軸を基準としたときの前記第2のエンコーダの絶対積算角度誤差が、±λ/2以内とした時に、前記第1のエンコーダの位置θdrvおよび前記第2エンコーダの位置θslvを取得し、前記各エンコーダの位置データを取得後、多回転量を判定するために必要な判定パラメタtj、θdsを夫々、tj=θslv/λ(但し、tjは整数)、θds=n(θslv−tj×λ)なる式で算出し、前記多回転量の判定パラメタを算出後、多回転量Tを、第1のエンコーダの位置データθdrvと第2のエンコーダの位置データθslvとの差の絶対値が180°未満である場合にはT=tjとして算出し、0°≦θdrv<180°の場合にはT=tj+1として算出し、180°≦θdrv<360°の場合はT=tj−1として算出することを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の多回転量検出装置と、それによって多回転量を絶対値角度で検出されるサーボモータを備えた多回転量検出装置付きサーボモータを特徴としている。
図1において、1は回転機械、2は駆動軸、3は第1のエンコーダ、4は第1の歯車、5は第2の歯車、6は従動軸、7は第2のエンコーダ、8は信号処理回路、81は補正処理部である。このような構成で、回転機械1の駆動軸2には一回転以内の絶対回転角度を検出する第1のエンコーダ3が取り付けられており、駆動軸2には第1の歯車4が接続されている。また、第2のエンコーダ7の従動軸6に第2の歯車5が取り付けられており、この第2の歯車5を前記第1の歯車4に、減速比がnとなるよう噛合させている。さらに、第1のエンコーダ3および第2のエンコーダ7の信号出力の信号処理は補正処理部81を内蔵した信号処理回路8により行うと共に多回転量を算出して出力している。
ステップST1 信号処理回路8において、初期条件として第2の歯車の減速比n、およびnから算出した駆動軸2の1回転時における従動軸6の角度λを求めておく。
ステップST2 第1のエンコーダ3、および第2のエンコーダ7より角度検出後、図2のフローチャートに従った処理によって補正が行われる。補正に関してさらに図2のフローチャートに従って詳細に説明する。第1のエンコーダ3の位置データθdrv、第2のエンコーダ7の位置データθslvを取得する。
ステップST3 第1のエンコーダ3、第2のエンコーダ7の位置データを取得後、以下の式(1)、(2)を用いて多回転量判定パラメタtj、θdsを算出する。
tj=θslv/λ(但し、tjは整数であり、小数点以下は切り捨て) (1)
θds=n(θslv−tj×λ)(但し、nは第2の歯車の減速比 ・・(2)
ステップST4 その後、判定1において、第1のエンコーダ3の位置データθdrvと第2のエンコーダ7の位置データθslvとの差の絶対値が180°未満であるYESの場合には、T=tjとして多回転量Tを確定する。さらに、判定1においてNOの場合には、すなわち、判定2に進む。判定2における0°≦θdrv<180°において、YESの場合には、T=tj+1として多回転量Tを確定する。また、判定2において、NOの場合には180°≦θdrv<360°となり、T=tj−1として多回転量Tを確定する。各判定において、多回転量Tを確定した後、多回転量を出力する。
なお、本説明では減速機構に機械式歯車を用いているが、ウォームギアタイプでも、磁気カップリングからなる歯車でも本発明と同様の効果が得られることは自明である。
したがって、本発明は、駆動軸を基準としたときの第2のエンコーダの絶対積算角度誤差が±λ/2以内であっても多回転量を正確に計測することができるため、減速機構の積算角度誤差を極めて小さく高精度に製造することなく、小型で、安価な適用範囲の広い多回転量検出装置を提供することができる。
2 駆動軸
3 第1のエンコーダ
4 第1の歯車
5 第2の歯車
6 従動軸
7 第2のエンコーダ
8 信号処理回路
81 補正処理回路
Claims (3)
- 回転機械(1)の駆動軸(2)に取り付けられた一回転以内の絶対回転角度を検出する第1のエンコーダ(3)と、
前記駆動軸(2)に取り付けられた第1の歯車(4)と、該第1の歯車(4)に噛合されかつ少なくとも一つ設けられた第2の歯車(5)からなる減速機構と、
前記第2の歯車(5)を取り付けた従動軸(6)を有し、前記減速機構を介して絶対回転角度を検出する第2のエンコーダ(7)と、
前記第1のエンコーダ(3)および前記第2のエンコーダ(7)から得られる出力の信号処理を行う信号処理回路(8)と、を備えた多回転量検出装置において、
前記信号処理回路(8)は、
前記第2の歯車(5)の減速比nおよび該減速比nに基づいて得られると共に駆動軸(2)が1回転する時の従動軸(6)の角度λを算出する手段(ST1)と、
前記駆動軸(2)を基準としたときの前記第2のエンコーダ(7)の絶対積算角度誤差が、±λ/2以内であって、前記第1のエンコーダ(3)の位置θdrvおよび前記第2エンコーダ(7)の位置θslvを取得する手段(ST2)と、
前記各エンコーダ(3)、(7)の位置データを取得後、多回転量を判定するために必要な判定パラメタtj、θdsを夫々、tj=θslv/λ(但し、tjは整数)、θds=n(θslv−tj×λ)なる式で算出する手段(ST3)と、
前記多回転量の判定パラメタを算出後、多回転量Tを、第1のエンコーダ(3)の位置データθdrvと第2のエンコーダ(7)の位置データθslvとの差の絶対値が180°未満である場合にはT=tj、0°≦θdrv<180°の場合にはT=tj+1、180°≦θdrv<360°の場合はT=tj−1として算出する手段(ST4)とを有する回路であることを特徴とする多回転量検出装置。 - 回転機械(1)の駆動軸(2)に取り付けられた第1のエンコーダ(3)により一回転以内の絶対回転角度を検出し、
前記駆動軸(2)に取り付けられた第1の歯車(4)と噛合され、かつ、少なくとも一つ設けられた第2の歯車(5)からなる減速機構を介して、前記第2の歯車(5)を取り付けた従動軸(6)を有する第2のエンコーダ(7)により絶対回転角度を検出し、
前記第1のエンコーダ(3)および前記第2のエンコーダ(7)から得られる出力を信号処理回路(8)により信号処理を行い、多回転量を検出する多回転量検出方法において、
前記第2の歯車(5)の減速比nおよび該減速比nに基づいて得られると共に駆動軸(2)が1回転する時の従動軸(6)の角度λを算出し、
前記駆動軸(2)を基準としたときの前記第2のエンコーダ(7)の絶対積算角度誤差が、±λ/2以内とした時に、前記第1のエンコーダ(3)の位置θdrvおよび前記第2エンコーダ(7)の位置θslvを取得し、
前記各エンコーダ(3)、(7)の位置データを取得後、多回転量を判定するために必要な判定パラメタtj、θdsを夫々、tj=θslv/λ(但し、tjは整数)、θds=n(θslv−tj×λ)なる式で算出し、
前記多回転量の判定パラメタを算出後、多回転量Tを、第1のエンコーダ(3)の位置データθdrvと第2のエンコーダ(7)の位置データθslvとの差の絶対値が180°未満である場合にはT=tjとして算出し、0°≦θdrv<180°の場合にはT=tj+1として算出し、180°≦θdrv<360°の場合はT=tj−1として算出することを特徴とする多回転量検出方法。 - 請求項1に記載の多回転量検出装置と、それによって多回転量を絶対値角度で検出されるサーボモータを備えたことを特徴とする多回転量検出装置付きサーボモータ。
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Publications (3)
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| JP2005037285A JP2005037285A (ja) | 2005-02-10 |
| JP2005037285A5 JP2005037285A5 (ja) | 2006-06-15 |
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