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JP4193313B2 - 自動水栓 - Google Patents
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JP4193313B2 - 自動水栓 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、センサが被検知体の存在を検知すると、吐水管から水を吐水する自動水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
間欠的にセンサ波(光、音、電波)を放射し、戻って来るセンサ波に基づいて被検知体の存在の有無を検知するセンサを用い、図14のフローチャート(ステップst1〜st8)および図15のタイムチャートに示す様に、被検知体の存在を検知する(ステップst2でYES)と電磁弁に開弁信号を出力(ステップst3)して吐水管から吐水し、存在を検知しなくなる(ステップst7でNO)と電磁弁に閉弁信号を出力(ステップst8)して止水する自動水栓が従来から知られている。
この自動水栓は、通常の手洗いでは快適に作動する。
しかし、食器や食材を洗う場合には、被検知体の動きが大きいので、一時的に被検知体の存在を検知しなくなる場合(図15のステップst5でNO位置〜図15のステップst2でNO位置)がある。
センサが被検知体の存在を検知しなくなると電磁弁が閉弁して吐水が中断してしまうので利用者が不快に感じる。
【0003】
そこで、図16のフローチャート(ステップSt1〜St9)および図17のタイムチャートに示す様に、センサが被検知体の存在を検知しなくなる(ステップSt7でNO)と遅れて電磁弁に閉弁信号が出力される(ステップSt8)様に遅延タイマーを入れると、食器や食材を洗う場合等、被検知体の動きが大きくても吐水が中断しなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、毎回、止水応答が遅れるので被検知体を遠ざけて吐水が続き(図17のメッシュ部分参照)、節水性を損なう。
【0005】
本発明の目的は、一時的にセンサが被検知物の存在を検知しなくなっても吐水が中断しない遅延止水モードと、検知しなくなると直ちに止水を行う通常モードとを使用状態に応じて切り替えが可能な自動水栓の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
〔請求項1について〕
自動水栓は、電磁弁の開閉により吐止水する吐水管と、被検知体の存在の有無を検知するセンサと、このセンサが被検知体の存在を検知すると電磁弁に開弁信号を出力し、検知しなくなると閉弁信号を出力する制御手段とを有する。
制御手段は、センサが被検知体の存在を検知しなくなると電磁弁に閉弁信号を、直ちに出力する通常止水モードと遅れて出力する遅延止水モードとを有する。
【0007】
通常の手洗いでは被検知体である手の動きが小さく、センサが被検知体の存在を検知し続けて吐水が中断し難いので、センサが被検知体の存在を検知しなくなると電磁弁に閉弁信号を直ちに出力する通常止水モードに設定(手動または自動)して節水を図る。
【0008】
食器や食材の洗浄では被検知体である食器や食材の動きが大きく、センサが一時的に被検知体の存在を検知しなくなる場合が有るので、センサが被検知体の存在を検知しなくなると電磁弁に閉弁信号を遅れて出力する遅延止水モードに設定(手動または自動)して吐水の中断を防止する。
【0009】
〔請求項2について〕
食器や食材を洗う場合には被検知体の動きが大きいので、下記の状態になり易い。この様な状態になると、使用者が食器や食材を洗っていると推定し、制御手段が遅延止水モードになって吐水の中断を防止する。
・センサが被検知体の存在を検知する状態と検知しない状態とが反復し、その反復回数が所定時間内に設定数に達する。
・被検知体の存在を検知する状態から一旦、検知しない状態になり、一定時間内に被検知体の存在を検知する状態になる。
【0010】
〔請求項3について〕
食器洗いや食材洗いから通常の手洗いに移行すると、被検知体の動きが小さくなるので反復回数は低下し、第1所定時間内に設定数未満になる。
また、食器洗いや食材洗いが終了すると、第2所定時間を越えても被検知体の存在を検知する状態に戻らない。
この様な場合には、通常の手洗いに移行したか食器洗いや食材洗いが終了したと推定して、制御手段が通常止水モードに切り替える。これにより節水を図ることができる。
【0011】
〔請求項4について〕
制御手段が遅延止水モードで作動している場合、食器や食材がセンサで検知し難い材質である程、また、食器や食材の動きが大きい程、被検知体の存在をセンサが検知する状態と検知しない状態との反復回数が多くなり、また検知しない状態が長くなる。
そこで、被検知体の存在をセンサが検知する状態と検知しない状態との反復回数が多い程、また検知しない状態が長い程、遅れ時間を長く設定する。
これにより、制御手段が遅延止水モードで作動している場合の吐水の中断を一層、防止することができる。
【0012】
〔請求項5について〕
自動水栓は、電磁弁の開閉により吐止水する吐水管と、間欠的にセンサ波を放射し、このセンサ波が被検知体に反射して戻って来るか否かに基づいて被検知体の存在の有無を検知するセンサと、該センサが被検知体の存在を検知すると電磁弁に開弁信号を出力する制御手段とを有する。
制御手段は、開弁信号が出力された後、センサが被検知体が存在しないと検知すると、センサ波を放射する確認動作を行う。制御手段は、センサ確認動作を所定時間毎に所定の少ない回数行う第1止水モードと、センサが確認動作を所定時間毎に第1止水モードより多い所定の回数行う第2止水モードとを有し、制御手段は、確認動作においてセンサが被検知体の存在を検知すると第2止水モードに切り替える。
【0013】
通常の手洗い(食器や食材の洗浄を行う場合も最初は通常の手洗いから始まる)では被検知体である手の動きが小さく、所定の少ない回数でも被検知体の存在を検知して吐水が中断し難いので、通常の手洗いの場合、制御手段は、センサが確認動作を少ない回数行う第1止水モードに設定して節水を図る。
制御手段は、確認動作において被検知体の存在を検知すると第2止水モードに切り替える。食器や食材の洗浄では被検知体である食器や食材の動きが大きく、センサが確認動作を所定時間毎に所定の少ない回数行うと被検知体の存在を検知しない場合が有るが、センサが確認動作を所定時間毎に第1止水モードより多い所定の回数行う第2止水モードに自動的に切り替わるため、吐水の中断を防止できる。
【0014】
〔請求項6について〕
自動水栓は、電磁弁の開閉により吐止水する吐水管と、間欠的にセンサ波を放射し、このセンサ波が被検知体に反射して戻って来るか否かに基づいて被検知体の存在の有無を検知する確認動作を行うセンサと、確認動作により被検知体の存在を検知すると電磁弁に開弁信号を出力し、確認動作で検知できなくなると閉弁信号を出力する制御手段とを有する。
【0015】
そして、センサが被検知体の存在を検知する状態と検知しない状態とが反復する場合、その反復回数が多い程、また検知しない状態が長い程、確認動作の回数を増やす。
通常の手洗いでは被検知体である手の動きが小さいので、センサが被検知体の存在を検知する状態と検知しない状態とが反復しないか、また、反復しても反復回数は少なく検知しない状態が短い。この場合には、確認動作の回数を少なくする。なお、少ない確認動作回数でも被検知体の存在が検知されるので吐水が中断しない。これにより節水を図ることができる。
【0016】
食器や食材を洗う場合には、被検知体である食器や食材の動きが大きいので、センサが被検知体の存在を検知する状態と検知しない状態とが反復し易く、また、反復する場合に反復回数は多く、検知しない状態が長い。この場合には、確認動作の回数を多くして被検知体の存在が検知され易くすることにより吐水の中断を防止する。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施例(請求項1、2、3に対応)を図1〜図8に基づいて説明する。
自動水栓Aは、温調ユニット1からシンク2方向に延設する吐水管3と、吐止水を行う電磁弁4と、吐水管3の吐水ヘッド30に取り付けられたセンサ5と、電磁弁4の開閉等の制御を行うコントローラ6とを有する。
【0018】
温調ユニット1は、図1、図2に示す様に、温調コントローラ11と電磁弁4とを内部に配設し、取付具(図示せず)によりシンク後板21の上方に固定されている。
温調コントローラ11には、給水管12および給湯管13の先端が接続され、湯と水との混合割合を調節する温調ハンドル14の手動操作により出口の湯温を自由に決めることができる。
給水管12は、途中に止水栓121を介設(シンク下の空所22)し、基端が上水道に接続されている。
給湯管13は、途中に止湯栓131を介設(シンク下の空所22)し、基端が給湯器やボイラーに接続されている。
【0019】
吐水管3は、金属輪を複数個、繋ぎ合わせて形成され、自在に曲げることができるフレキシブル性を有する。
この吐水管3の基部は、温調ユニット1の上面を貫通して温調ユニット1内に装入され、基端面が電磁弁4の出口に連結されている。
また、吐水管3の先部には、プラスチック等で形成されたマッチ箱程度の大きさの吐水ヘッド30が取り付けられている。
【0020】
この吐水ヘッド30の下面には吐水管3の吐水口31が開口し、上面には運転切替スイッチ15およびモード表示用のLED16が配設されている。なお、吐水口31から吐水する湯(水)の水量は流調ツマミ17の操作により可変することができる。
運転切替スイッチ15は、コントローラ6に電気接続され、押圧操作により運転状態が、運転停止(LED16が消灯)→モード自動設定(LED16が設定されたモードに対応する色で点灯)→食器洗いモード;固定(LED16が赤色点灯)→通常モード;固定(LED16が緑色点灯)→運転停止(LED16が消灯)に順に切り替わる。
【0021】
センサ5は、発光素子であるLED51と、受光素子であるフォトダイオード52とにより構成され、光軸がシンク2の略中央で交差する様にLED51およびフォトダイオード52が斜めに配設されている。
シンク2の略中央に検知物が有る場合には、LED51から放射された光が検知物に当たって反射してフォトダイオード52に入光する。また、検知物が無い場合には、シンク2の底面に当たって他方向へ反射しフォトダイオード52に入光しない。
【0022】
コントローラ6は、本実施例では、図4、図5に示す様に、ACアダプタ61、整流回路62、センサ駆動回路63、電磁弁駆動回路64、およびマイクロコンピュータ65を備える。
【0023】
ACアダプタ61は、トランス611によりAC- 100Vを10V程度の低い交流電圧に降圧する。
整流回路62は、低い交流電圧を整流して+5Vの安定化電圧を得る。
センサ駆動回路63は、LED51が間欠点灯するための電圧を印加するための回路である。
【0024】
電磁弁駆動回路64は、電磁弁4を閉開弁させるための電圧を印加するための回路である。
電磁弁駆動回路64は、通常止水モードでは、センサ5が被検知体の存在を検知しなくなると閉弁信号を直ちに電磁弁4に出力する。また、食器洗いモードでは、センサ5が被検知体の存在を検知しなくなると閉弁信号を1秒後に電磁弁4に出力する。
【0025】
つぎに、モード自動設定の場合におけるマイクロコンピュータ65の作動を、図6のフローチャート、および図8のタイムチャートに基づいて説明する。
自動水栓Aの電源を投入すると、ステップs1で通常止水モードに設定(LED16が緑色点灯)する。
ステップs2で0.5秒間、待機する。
【0026】
ステップs2の終了後、ステップs3において、センサ駆動回路63がLED51に電圧を印加して、LED51からシンク2方向に光を照射する。フォトダイオード52に反射光が入光して被検知体の存在を検知した場合にはステップs4に進み、反射光が入光せず被検知体の存在を検知しない場合にはステップs5に進む。
ステップs4で、マイクロコンピュータ65は電磁弁駆動回路64へ開弁信号の出力を開始し、電磁弁駆動回路64は電磁弁4に通電を行い、電磁弁4が開弁状態となる。
【0027】
ステップs5で、タイマ(2秒前後)のカウントを行いステップs6に進む。
ステップs6でタイマがタイムアップしているか否か判別し、タイムアップしていない場合(NO)にはステップs2に戻り、タイムアップしている場合(YES)にはステップs7に進む。
ステップs7で通常止水モードに設定(LED16が緑色点灯)し、タイマを0に戻し、ステップs2に戻る。
【0028】
ステップs8で0.5秒間、待機する。
ステップs8の終了後、ステップs9において、センサ駆動回路63がLED51に電圧を印加して、LED51からシンク2方向に光を照射する。フォトダイオード52に反射光が入光して被検知体の存在を検知した場合にはステップs8に戻り、反射光が入光せず被検知体の存在を検知しない場合にはステップs10に進む。
【0029】
ステップs10で0.25秒間、待機する。
ステップs10の終了後、ステップs11において、センサ駆動回路63がLED51に電圧を印加して、LED51からシンク2方向に光を照射する。フォトダイオード52に反射光が入光して被検知体の存在を検知した場合にはステップs12に進み、反射光が入光せず被検知体の存在を検知しない場合にはステップs13に進む。
【0030】
ステップs12で食器洗いモードに設定(LED16が赤色点灯)し、ステップs8に戻る。
ステップs13で現在のモードが食器洗いモードであるか否か判別し、食器洗いモードの場合(YES)にはステップs14に進み、通常モードの場合(NO)にはステップs15に進む。
【0031】
ステップs15で、マイクロコンピュータは電磁弁駆動回路64へ閉弁信号を出力し、電磁弁駆動回路64は電磁弁4への通電を停止する。
ステップs16で0.5秒間、待機する。
【0032】
ステップs16の終了後、ステップs17において、センサ駆動回路63がLED51に電圧を印加して、LED51からシンク2方向に光を照射する。フォトダイオード52に反射光が入光して被検知体の存在を検知した場合にはステップs18に進み、反射光が入光せず被検知体の存在を検知しない場合にはステップs2に戻る。
ステップs18で食器洗いモードに設定(LED16が赤色点灯)し、ステップs4に戻る。
【0033】
本実施例の自動水栓Aは、以下の利点を有する。
〔ア〕自動水栓Aは、運転切替スイッチ15を操作してモード自動設定に設定すると、手を洗っている状態か、食器や食材等を洗っている状態かを判別して、被検知体の存在を検知しなくなる(ステップs9でNO、且つs11でNO)と電磁弁駆動回路64に閉弁信号を直ちに出力する(ステップs11でNO→ステップs15)通常止水モードと、電磁弁駆動回路64に遅れて出力する(ステップs11でNO→ステップs15)遅延止水モードとを自動的に切り替える構成である。
このため、食器や食材等を洗う際に吐水の中断が起こり難く、使用者に不快感を与えない。また、手を洗っている場合(通常止水モード時)には、被検知物である手をシンク2内から退けると直ぐ止水するので節水性を確保することができる。
【0034】
〔イ〕自動水栓Aは、被検知体を検知する状態(ステップs9でYES)から一旦、被検知体を検知しない状態(ステップs9でNO)になり、第1所定時間内(最大、ステップs10の0.25秒+ステップs16の0.5秒)に検知状態(ステップs11でYES、またはステップs17でYES)になると自動で食器洗いモードに設定される(ステップs12、s18)構成である。
また、食器洗いモードで作動中に、第2所定時間(ステップs10の0.25秒+ステップs14の1秒+ステップs16の0.5秒+ステップs2の0.5秒+ステップs5のタイマ時間)を越えても検知状態にならなかった場合(ステップs3でNO)には、通常止水モードに戻る(ステップs7)構成である。
このため、使用者が手を洗っている状態か、食器や食材等を洗っている状態かを精度良く判別することができる。
【0035】
〔ウ〕自動水栓Aは、押圧操作により運転状態を、運転停止→モード自動設定→食器洗いモード(固定)→通常モード(固定)→運転停止に順に切り替えることができる運転切替スイッチ15を吐水ヘッド30に配設している。
このため、食器・食材洗いを連続して行う場合や、手洗いを連続して行う場合には、モードを固定することにより、別のモードに自動で切り替わる間に生じる吐水の中断や無駄水の吐水を防ぐことができる。
また、買い物等で台所を離れる場合に、運転切替スイッチ15を運転停止にしておけば、食器や食材等がシンク2内に転がっても吐水が起きることがない。
【0036】
つぎに、本発明の第2実施例(請求項5に対応)を図9〜図13に基づいて説明する。
自動水栓Bは、下記に示す点が自動水栓Aと異なる。
吐水管3の吐水ヘッド30にはLED51とフォトダイオード52とからなるセンサ5が取り付けられ、吐水ヘッド30の下面には吐水管3の吐水口31が開口している。
【0037】
コントローラ6は、本実施例では、図10、図11に示す様に、センサ駆動回路63、電磁弁駆動回路64、マイクロコンピュータ65、電池66、および電圧監視回路67を備える。
【0038】
つぎに、コントローラ6のマイクロコンピュータの作動を、図12、図13に基づいて説明する。
自動水栓Bの電源を投入すると、ステップS1で通常止水モードに設定する。
ステップS2で0.5秒間、待機する。
【0039】
ステップS2の終了後、ステップS3において、センサ駆動回路63がLED51に電圧を印加して、LED51からシンク2方向に光を照射する。フォトダイオード52に反射光が入光して被検知体の存在を検知した場合にはステップS4に進み、反射光が入光せず被検知体の存在を検知しない場合にはステップS5に進む。
ステップS4で、マイクロコンピュータ65は電磁弁駆動回路64へ開弁信号の出力を開始し、電磁弁駆動回路64は電磁弁4に通電を行い、電磁弁4が開弁状態となる。
【0040】
ステップS5で、タイマ(2秒前後)のカウントを行いステップS6に進む。
ステップS6でタイマがタイムアップしているか否か判別し、タイムアップしていない場合(NO)にはステップS2に戻り、タイムアップしている場合(YES)にはステップS7に進む。
ステップS7で通常止水モードに設定し、タイマを0に戻し、ステップS2に戻る。
【0041】
ステップS8で0.5秒間、待機する。
ステップS8の終了後、ステップS9において、センサ駆動回路63がLED51に電圧を印加して、LED51からシンク2方向に光を照射する。フォトダイオード52に反射光が入光して被検知体の存在を検知した場合にはステップS8に戻り、反射光が入光せず被検知体の存在を検知しない場合にはステップS10に進む。
【0042】
ステップS10で現在のモードが食器洗いモードであるか否か判別し、食器洗いモードの場合(YES)にはステップS11に進み、通常モードの場合(NO)にはステップS12に進む。
ステップS11で確認回数を3回に設定し、ステップS13に進む。
ステップS12で確認回数を1回に設定し、ステップS13に進む。
【0043】
ステップS13で0.25秒間、待機する。
ステップS13の終了後、ステップS14において、センサ駆動回路63がLED51に電圧を印加して、LED51からシンク2方向に光を照射する。フォトダイオード52に反射光が入光して被検知体の存在を検知した場合にはステップS15に進み、反射光が入光せず被検知体の存在を検知しない場合にはステップS16に進む。
ステップS15で食器洗いに設定し、ステップS8に戻る。
【0044】
ステップS16で確認回数が終了しているか否かを判別し、確認回数が終了している場合(YES)にはステップS17に進み、終了していない場合(NO)にはステップS13に戻る。
【0045】
ステップS17で、マイクロコンピュータ65は電磁弁駆動回路64へ閉弁信号を出力し、電磁弁駆動回路64は電磁弁4への通電を停止する。
ステップS18で0.5秒間、待機する。
【0046】
ステップS18の終了後、ステップS19において、センサ駆動回路63がLED51に電圧を印加して、LED51からシンク2方向に光を照射する。フォトダイオード52に反射光が入光して被検知体の存在を検知した場合にはステップS20に進み、反射光が入光せず被検知体の存在を検知しない場合にはステップS2に戻る。
ステップS20で食器洗いモードに設定し、ステップS4に戻る。
【0047】
本実施例の自動水栓Bは、以下の利点を有する。
〔エ〕自動水栓Bは、手を洗っている状態か食器や食材等を洗っている状態かを判別して、下記に示す通常止水モード或いは食器洗いモードに自動的に設定される構成である。
このため、食器洗い中や食材洗い中(食器洗いモードに設定)に吐水の中断が起こり難く、使用者に不快感を与えない。また、手を洗っている場合(通常モードに設定)には被検知物である手をシンク2内から退けると直ぐ止水するので節水性を確保することができる。
【0048】
(通常止水モード)
センサ5が被検知体を検知しなくなる(ステップS9でNO)と0.25秒後に被検知体を確認する確認動作を1回行い、それでも被検知体を検知できない場合に電磁弁駆動回路64に閉弁信号を出力する。
(食器洗いモード)
センサ5が被検知体を検知しなくなる(ステップS9でNO)と0.25秒毎に最高3回、被検知体を確認する確認動作を行い、それでも被検知体を検知できない場合に電磁弁駆動回路64に閉弁信号を出力する。
【0049】
本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施態様を含む。
a.第1実施例の自動水栓A(モード自動設定の場合)において、センサ5が被検知体を検知する状態と検知しない状態とが反復し、その反復回数が例えば、1秒以内(所定時間内に相当)に3回(設定数に相当)に達すると食器洗いモードに切り替わる構成に変更しても良い{請求項2に対応}。
【0050】
また、第1実施例の自動水栓A(モード自動設定の場合)が食器洗いモード(遅延止水モードに相当)で作動中に、センサ5が被検知体を検知する状態と検知しない状態とが反復し、その反復回数が例えば、1秒間(第1所定時間に相当)に2回未満(設定数未満に相当)に低下すると切り替わる構成に変更しても良い{請求項3に対応}。
【0051】
更に、第1実施例の自動水栓A(モード自動設定の場合)が食器洗いモード(遅延止水モードに相当)で作動している場合、センサ5が被検知体を検知する状態と検知しない状態とが反復し、その反復回数が多い程、また被検知体を検知しない期間が長い程、閉弁信号を電磁弁駆動回路64へ出力する迄の遅れ時間が長く設定される構成に変更しても良い{請求項4に対応}。
【0052】
b.第2実施例の自動水栓Bにおいて、センサ5が被検知体の存在を検知する状態と検知しない状態とが反復する場合、その反復回数が多い程、また被検知体を検知しない期間が長い程、確認動作の回数が増える構成に変更しても良い{請求項6に対応}。
【0053】
c.センサが放射するセンサ波は、光以外に、電波や音波等でも良い{請求項5、6に対応}。
【0054】
d.被検知体の存在の有無をセンサが連続して検知する構成であっても良い{請求項1〜4に対応}。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る自動水栓の構造説明図である。
【図2】その自動水栓の温調ユニットの断面図(a)、温調ユニットを正面側の内部構造図(b)、側面側の内部構造図(c)である。
【図3】その自動水栓の吐水ヘッドの正面側の断面図(a)、側面側の断面図(b)である。
【図4】その自動水栓のブロック図である。
【図5】その自動水栓の部品配置図である。
【図6】その自動水栓のコントローラのマイクロコンピュータの作動を示すフローチャートである。
【図7】その自動水栓の作動を示すタイムチャートである。
【図8】その自動水栓の作動を示すタイムチャートである。
【図9】本発明の第2実施例に係る自動水栓の構造説明図である。
【図10】その自動水栓のブロック図である。
【図11】その自動水栓の部品配置図である。
【図12】その自動水栓のコントローラのマイクロコンピュータの作動を示すフローチャートである。
【図13】その自動水栓の作動を示すタイムチャートである。
【図14】従来技術に係る自動水栓の作動を示すフローチャートである。
【図15】従来技術に係る自動水栓の作動を示すタイムチャートである。
【図16】従来技術に係る自動水栓の作動を示すフローチャートである。
【図17】従来技術に係る自動水栓の作動を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
3 吐水管
4 電磁弁
5 センサ
A、B 自動水栓
65 マイクロコンピュータ(制御手段)

Claims (6)

  1. 電磁弁の開閉により吐止水する吐水管と、
    被検知体の存在の有無を検知するセンサと、
    該センサが前記被検知体の存在を検知すると前記電磁弁に開弁信号を出力し、検知しなくなると閉弁信号を出力する制御手段とを有する自動水栓において、
    前記制御手段は、前記センサが前記被検知体の存在を検知しなくなると前記電磁弁に閉弁信号を、直ちに出力する通常止水モードと遅れて出力する遅延止水モードとを有することを特徴とする自動水栓。
  2. 前記センサが前記被検知体の存在を検知する状態と検知しない状態とが反復し、その反復回数が所定時間内に設定数に達した場合、
    或いは前記被検知体の存在を検知する状態から一旦、検知しない状態になり、一定時間内に前記被検知体の存在を検知する状態になった場合には前記遅延止水モードが選択されることを特徴とする請求項1記載の自動水栓。
  3. 前記制御手段が前記遅延止水モードで作動中に、
    前記反復回数が第1所定時間内に設定数未満になった場合、或いは第2所定時間を越えても前記被検知体の存在を検知する状態にならなかった場合には、前記通常止水モードに戻ることを特徴とする請求項2記載の自動水栓。
  4. 前記制御手段が前記遅延止水モードで作動している場合、
    検知する状態と検知しない状態との反復回数が多い程、また検知しない状態が長い程、上記遅れ時間が長く設定されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の自動水栓。
  5. 電磁弁の開閉により吐止水する吐水管と、
    間欠的にセンサ波を放射し、このセンサ波が被検知体に反射して戻って来るか否かに基づいて前記被検知体の存在の有無を検知するセンサと、
    該センサが前記被検知体の存在を検知すると前記電磁弁に開弁信号を出力する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記開弁信号が出力された後、前記センサが前記被検知体が存在しないと検知すると、前記センサ波を放射する確認動作を行う自動水栓において、
    前記制御手段は、前記センサが前記確認動作を所定時間毎に所定の少ない回数行う第1止水モードと、前記センサが前記確認動作を所定時間毎に第1止水モードより多い所定の回数行う第2止水モードとを有し、
    前記制御手段は、前記確認動作において前記センサが前記被検知体の存在を検知すると前記第2止水モードに切り替えることを特徴とする自動水栓。
  6. 電磁弁の開閉により吐止水する吐水管と、
    間欠的にセンサ波を放射し、このセンサ波が被検知体に反射して戻って来るか否かに基づいて前記被検知体の存在の有無を検知する確認動作を行うセンサと、
    該確認動作により前記被検知体の存在を検知すると前記電磁弁に開弁信号を出力し、前記確認動作で検知できなくなると閉弁信号を出力する制御手段とを有する自動水栓において、
    前記センサが前記被検知体の存在を検知する状態と検知しない状態とが反復する場合、その反復回数が多い程、また検知しない状態が長い程、前記確認動作の回数を増やすことを特徴とする自動水栓。
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