JP4194003B2 - 導光板、サイドライト型面光源装置及び液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、導光板、サイドライト型面光源装置及び液晶表示装置に関し、例えば反射型液晶表示パネルにより液晶表示装置を構成する場合等に適用することができる。本発明は、導光板の出射機能面に形成する複数の突起について、入射面側で側面が出射機能面と接続される部位に比して、これと逆側で側面が出射機能面と接続される部位で板厚が増大するように、突起の入射面側と逆側とで段差を形成することにより、液晶表示パネルの特性に適した指向性により照明光を供給することができる導光板と、この導光板を使用したサイドライト型面光源装置、このサイドライト型面光源装置を用いた液晶表示装置を提案する。
【0002】
【従来の技術】
従来、いわゆる反射型液晶表示装置においては、外来光を利用して液晶表示パネルを照明することにより、いわゆる透過型の液晶表示装置に比して消費電力を低減できるようになされている。
【0003】
このような反射型液晶表示装置は、別途光源から照明光を供給することにより、外来光の光量が不足する例えば夜間においても表示画像を明瞭に目視できるようにする方法が提案されており、このような光源として、例えば図15に示すような構成のフロントライト型のサイドライト型面光源装置が提案されている(特開平10−142601号公報)。
【0004】
すなわちこのフロントライト型のサイドライト型面光源装置1は、反射型液晶表示パネル2の表示面側に導光板3が配置され、この導光板3の側方に一次光源4が配置される。ここで1次光源4は、例えば蛍光ランプ5の周囲をリフレクタ6で囲って形成され、リフレクタ6の開口側より導光板3の端面(以下入射面と呼ぶ)3Aに照明光Lを入射する。
【0005】
導光板3は、透明部材である例えばアクリル(PMMA樹脂)を射出成形して平板形状に形成され、液晶表示パネル側の面(以下裏面と呼ぶ)3Bとこの裏面3Bに対向する面(以下表面と呼ぶ)3Cとで反射を繰り返させながら入射面3Aより入射した照明光Lを伝搬する。さらに導光板3は、裏面3Bに、裏面3Bとほぼ垂直な面3Fと裏面3Bとほぼ平行な面3Gとによる突起3Eが、この紙面と垂直な方向に延長するように複数(多数)形成され、符号Aにより部分的に拡大して示すように、この突起3Eに入射した照明光Lを裏面3Bとほぼ垂直な面3Fにより折り曲げて液晶表示パネル2に向けて出射する。
【0006】
これによりこのサイドライト型面光源装置1は、導光板3を透過させて液晶表示パネル2に外来光を供給し、外来光の光量が不足する場合には、一次光源4を点灯させて、この一次光源4による照明光Lを液晶表示パネル2に供給するようになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこの種のサイドライト型面光源装置1において、液晶表示パネルの表示に適した指向性により照明光を供給することが求められる。すなわち反射型液晶表示パネルでは、外来光の反射を利用して表示画像を視認するという構造であるため、最適な反射光が得られる方向から外来光を入射させることが必要とされる(例えばパネル面の法線方向に対して30度の角度範囲内にある光など)。
【0008】
ところが従来のサイドライト型面光源装置においては、裏面3Bの法線に対して大きな角度で多くの照明光が出射され、これにより液晶表示パネルの特性に適した指向性により照明光を供給できない問題があった。
【0009】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、液晶表示パネルの特性に適した指向性により照明光を供給することができる導光板と、この導光板を使用したサイドライト型面光源装置、このサイドライト型面光源装置を用いた液晶表示装置を提案しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
また請求項1に係る発明においては、照明光を入射するための入射面と、照明光を出射し得る機能を持つ出射機能面とを有する導光板であって、出射機能面に複数の突起を形成すると共に、1つの突起においては、先の入射面側でこの突起の側面が出射機能面と接続される部位に比して、先の入射面とは逆側においてこの突起の側面が出射機能面と接続される部位で板厚が増大するように、先の突起の入射面側と、この入射面の逆側とで段差を形成する。また隣接する突起間の全部または一部においては、入射面側の板厚に比して、入射面側とは逆側の板厚が薄くなり、突起間に形成される面が傾くように形成する。
【0015】
請求項1に係る構成によれば、1つの突起においては、先の突起の入射面側と、この入射面側とは逆側の段差により、この逆側の面に対して大きな入射角で到来する照明光のみを選択的にこの逆側の面に入射することができ、その分導光板から照明光を小さな出射角により出射することができる。また隣接する突起間の全部または一部においては、突起間に形成される面が傾くように形成されて、内部を伝搬する照明光を無駄なく利用することができる。
【0016】
また請求項2に係る発明においては、請求項1に係る構成において、先の突起が、柱形状であるようにする。
【0017】
請求項2に係る構成によれば、突起が柱形状であることにより、充分に小さな大きさにより形成することが可能となり、突起を視認困難とすることができ、その分この種の突起が視認されることによる表示画像の品位の低下を防止することができる。
【0018】
また請求項3に係る発明においては、請求項1又は請求項2に係る構成において、単位面積に占める突起の数が、先の入射面より遠ざかるに従って増大するようにする。
【0019】
請求項3に係る構成によれば、単位面積に占める突起の数が、先の入射面より遠ざかるに従って増大するようにすることにより、導光板の内部を伝搬する照明光の光量が低減する側程、突起の数を増大して照明光の出射を促すことができ、これにより均一な光量により照明光を出射することができる。
【0020】
また請求項4に係る発明においては、請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の導光板を用いてサイドライト型面光源装置を構成する。
【0021】
請求項4に係る構成によれば、液晶表示パネルの特性に適した指向性により照明光を出射することができる。
【0022】
また請求項5に係る発明においては、請求項4に記載のサイドライト型面光源装置により液晶表示パネルを照明して液晶表示装置を構成する。
【0023】
請求項5に係る構成によれば、効率良く表示画像を形成することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳述する。なお図面は、理解が容易となるように一部を極端に誇張して示す。
【0025】
(1)第1の実施の形態
(1−1)第1の実施の形態の構成
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る液晶表示装置を底面側より見て示す分解斜視図であり、図1は、図2をB−B線で切り取って示す断面図である。この液晶表示装置10は、反射型の液晶表示パネル11の表面側にフロントライト型のサイドライト型面光源装置12を配置して構成される。なおこの第1の実施の形態は、本発明の参考例を示すものである。
【0026】
ここで液晶表示パネル11は、底面側より反射板11A、ガラス基板11B、液晶層11C、ガラス基板11Dを順次配置して形成され、ガラス基板11B及び11Dにマトリックス状に形成された透明電極を図示しない駆動回路により駆動して液晶層11Cを透過する光を偏光させることにより、所望の表示画像を形成できるようになされている。
【0027】
サイドライト型面光源装置12は、この液晶表示パネル11の表面に導光板13が配置され、この導光板13の端面(照明光の入射面)に一次光源14が配置される。ここで一次光源14は、例えば蛍光ランプ15の周囲をリフレクタ16で囲って形成され、リフレクタ16の開口側より導光板13の端面である入射面13Aに照明光Lを入射する。
【0028】
導光板13は、透明部材である例えばアクリル(PMMA樹脂)を射出成形して平板形状に形成され、裏面13Bと表面13Cとで反射を繰り返させながら入射面13Aより入射した照明光Lを伝搬する。さらに導光板13は、図2において符号Cにより部分的に拡大して示すように、裏面(照明光の出射機能面)13Bに、突起13Eが形成される。
【0029】
ここで突起13Eは、根本側より先端側に向かうに従って断面積が小さくなる形状で、かつ根本側より先端側に向かうに従って全体が入射面13A側とは逆側(以下、導光板先端側と呼ぶ)に傾く形状により、円錐台形状に形成される。これにより図1において、符号Dにより入射面13Aと垂直な面により中心で切り取った突起13Eの断面形状を拡大して示すように、突起13Eは、側面の導光板先端側13EBが逆テーパーとなる断面台形形状に形成されるようになされている。
【0030】
ここで符号Eにより拡大して照明光Lの指向性を示すように、表面13C及び裏面13Bで反射して導光板13の内部を伝搬する照明光Lにおいては、臨界角θ1より大きな角度で裏面13B側に形成されている突起13E部分に入射する。この突起13Eの部分に入射した照明光Lは、裏面13Bの法線方向より臨界角θ以上の角度で、かつ法線より90度以下の範囲に指向性が分布する。なおこの導光板33の材料であるアクリル樹脂の臨界角θ1は、42.3°である。
【0031】
これにより図15について上述したように、裏面13Bと垂直な面と、裏面13Bと平行な面とにより単に突起を形成したのでは、液晶表示パネル11に対していわゆる寝た指向性により照明光が出射され(図15における矢印Mで示す光)、液晶表示パネルの特性に適した指向性により照明光を供給できなくなる。
【0032】
このためこの実施の形態において、突起13Eは、この断面図により表される側面の導光板先端側13EBと裏面13Bとの成す角度aが鋭角に設定され、この側面の導光板先端側13EBにより照明光Lを全反射し、この照明光Lを液晶表示パネル11に対して小さな入射角により出射するようになされている。これにより突起13Eは、符号Fにより示すように、液晶表示パネル11の表示に適した指向性により照明光Lを出射することができるようになされている。なおこの符号Fにより示す特性曲線図において、液晶表示パネル11に対して臨界角の傾きを破線により示す。
【0033】
なおこのようにして裏面13Bに入射する照明光の指向性は、導光板13の板厚、入射面13Aと一次光源14との関係等により種々に変化する。これによりこの突起13Eにおける角度aは、これらの条件に応じて45°<a<90°、より好ましくは60°<a<80°の範囲で適宜選定して、この側面の導光板先端側13EBに入射する照明光を殆ど漏らすことなく全反射して液晶表示パネル11に対して小さな入射角で入射するような光として導光板13の裏面側より出射させることが可能となる。
【0034】
さらに突起13Eは、このような指向性により側面の導光板先端側13EBに入射する照明光を遮ることが無いように、また側面の先端側13EBを逆テーパにより形成しても実用上充分な型離れの特性を得ることができるように、側面の入射面13A側と裏面13Bとの成す角度bが設定される。具体的には、この角度bは、(臨界角θ1+90°)から(180°−角度a)の範囲で実用上充分な型離れの特性を得ることができる角度に設定される。
【0035】
さらに突起13Eは、導光板13の表面13C側より見て、認視することが困難なように、根本の部分における直径Wが20〔μm〕により形成される。なおこの直径Wは、5〜50〔μm〕の範囲で、実用上充分に目視困難に突起13Eを形成し、かつ充分な指向性により照明光を液晶表示パネル11に出射することができる。因みに直径5〔μm〕以下により突起を作成する場合には、照明光Lが突起13Eの部分で回折し、所望の指向性を確保できない恐れがある。
【0036】
さらに突起13Eは、上述した角度a及びbにより、また直径Wにより形成して、実用上充分な型離れの特性を得ることができるように、裏面13Bから先端までの高さhが20〔μm〕により形成される。なおこの高さhは、直径W1に対して50〜100〔%〕の範囲で、実用上充分な特性を得ることができる。
【0037】
これらにより突起13Eは、導光板13の内部を伝搬する照明光Lについて、液晶表示パネル11側への出射を促す働きをし、導光板13においては、この突起13Eの働きにより、入射面13A側より導光板先端側に向かって内部を伝搬する照明光Lの光量が低下することになる。
【0038】
このため突起13Eは、入射面13Aより導光板先端側に向かうに従って単位面積当たりの個数が徐々に増大するように裏面13Bに形成され、これにより導光板13においては、液晶表示パネル11に向けて出射される光量分布を均一化するようになされている。
【0039】
さらに突起13Eは、裏面13Bに不規則に配置され、これにより規則的に配置して液晶表示パネル11との干渉によるモアレ縞の発生を防止できるようになされている。なおこの配置は、所定のシュミレーションにより単位面積当たりに配置する突起13Eの個数を算出し、この算出結果に基づいて突起13Eの配置位置を規則的に仮設定した後、例えば乱数により各突起13Eの位置を変位させることにより最終的に決定される。
【0040】
(1−2)第1の実施の形態の動作
以上の構成において、この液晶表示装置10においては(図1及び図2)、外来光が入射している場合、この外来光がサイドライト型面光源装置12の導光板13を透過した後、液晶表示パネル11のガラス基板11D、液晶層11C、ガラス基板11Bを順次透過し、反射板11Aで反射する。さらにこの反射板11Aで反射した外来光がガラス基板11B、液晶層11C、ガラス基板11Dを順次透過した後、サイドライト型面光源装置12の導光板13を透過して出射される。
【0041】
このようにして一旦液晶表示パネル11に入射して再び出射される外来光は、液晶層11Cを透過する際に、表示画像に対応して偏光し、これにより導光板13の表面側より液晶表示パネル11を目視して、所望の表示画像を目視することが可能となる。これにより外来光の光量が充分な場合、この液晶表示装置10においては、外来光だけで表示画像を目視可能とすることができる。
【0042】
これに対して外来光の光量が不足している場合には、サイドライト型面光源装置12において蛍光ランプ15が点灯され、この蛍光ランプ15より出射される照明光Lが、直接に、又はリフレクタ16で反射した後、導光板13の入射面13Aより導光板13に入射する。
【0043】
このようにして導光板13に入射した照明光Lは、導光板13の表面13Cと裏面13Bとに臨界角以下で入射する成分が入射面13Aの近傍で速やかに導光板13から出射され、これにより臨界角以上の角度により裏面13Bに入射する照明光Lが導光板13の表面13Cと裏面13Bとで繰り返し反射して導光板13の内部を伝搬する。
【0044】
このようにして導光板13の内部を伝搬する照明光Lは、一部が裏面13Bに形成された突起13Eに入射し、この突起13Eにおける側面の導光板先端側13EBに入射する。このときこのようにして入射する照明光Lは、臨界角以上の裏面13Bに対して寝た角度により入射するのに対し、突起13Eにおいては、突起13Eの先端側が導光板13の先端側に傾いて、側面の導光板先端側13EBが逆テーパーになるように傾いて形成されていることにより、この側面の導光板先端側13EBにより裏面13Bの法線方向に反射され、この反射された照明光Lが、突起13Eの先端の平坦な面を透過して液晶表示パネル11に出射される。
【0045】
これによりこのようにして液晶表示パネル11に向けて出射される照明光Lにおいては、従来に比して液晶表示パネル11の表面の法線方向に近づいた、液晶表示パネル11の特性に適した指向性により出射される。
【0046】
このようにして突起13Eの先端側の側面で反射される照明光Lは、この側面の入射面側13EAがこの照明光Lを遮らないように角度bだけ傾いて形成されていることにより、この側面の導光板先端側13EBのほぼ全面に照明光を効率良く入射させることが可能となる。
【0047】
またこの突起13Eの側面の入射面側13EAにおいては、裏面13Bに対する角度bが照明光Lを遮らない角度で、かつ充分な型離れの特性を確保できるように設定されていることによっても、導光板13の成形性を確保することができる。
【0048】
これにより液晶表示装置10においては、外来光とサイドライト型面光源装置12より供給される照明光Lとにより液晶表示パネル11に形成された表示画像を目視することができるようになり、このときサイドライト型面光源装置12より液晶表示パネル11の特性に適した指向性により照明光Lが供給されることにより、従来に比して液晶表示パネル11に供給する照明光Lの光量が少ない場合でも、充分に明るい表示画像を提供することが可能となる。また、これにより液晶表示装置10においては、消費電力が低減される。
【0049】
このようにして導光板13の内部を伝搬する照明光Lを突起13Eにより液晶表示パネル11に向けて出射すると、内部を伝搬する照明光Lにおいては、導光板13の先端側に向かう程、光量が低下することになる。これに対してこの実施の形態においては、入射面13A側より先端側に向かうに従って、単位面積当たりの突起13Eの個数が徐々に増大するように突起13Eが配置されていることにより、このように内部を伝搬する照明光Lの光量が低下すると、その分突起13Eの個数が増大して照明光Lの出射が促され、裏面13B全体で見たとき、ほぼ全面で均一な光量により照明光Lが液晶表示パネル11に供給される。これにより表示画面の輝度ムラが防止される。
【0050】
このようにして均一な光量により液晶表示パネル11の特性に適した指向性により照明光Lを出射するにつき、突起13Eにおいては、柱形状により形成されていることにより、充分に小さな形状により形成して、導光板13の表面13C側からは認識困難とすることができる。
【0051】
すなわちこの種の突起を入射面13Aに沿って、すなわち入射面13Aとほぼ平行に延長するように細長く形成しても、この突起の断面形状がこの実施の形態の突起13Eと同様な形状となるように形成しておけば、この実施の形態と同様に液晶表示パネル11の特性に適した指向性により照明光を出射することができる。ところがこのように細長く突起を形成すると、突起のエッジ等が照明光により明るく照らし出され、表面より認識される易くになる。
【0052】
これに対してこの実施の形態においては、柱形状により突起13Eを形成し、この突起13Eの根本の直径が20〔μm〕により形成されていることにより、導光板13の表面13C側からは個々の突起13Eを視認困難とすることができ、これによりこの突起13Eが知覚されることによる違和感、画質の劣化を防止することが可能となる。
【0053】
また突起13Eがランダムに配置されていることにより、液晶表示パネル11との干渉によるモアレ縞を防止することができ、その分表示画像の品位の低下を防止することができる。
【0054】
さらに突起13Eの先端側が導光板13の先端側に傾いて形成されていることにより、外来光により突起13Eが白く濁って見える現象を防止することができ、その分表示画像の品位の低下、コントラストの低下を防止することができる。
【0055】
すなわち前述した図15において示したような構成の突起3Eを導光板3に形成した場合、図3に示すように、側面3Fに対して臨界角以上の角度により入射する外来光LRが、突起3Eの側面3F、底面3G、側面3Fで順次反射されて導光板3の表面より出射されることになる。これによりこの場合、導光板3の表面側より見て、突起3Eが白く濁って観察されることになり、表示画像の品位を著しく低下させることになる。なおこの図3においては、射出成形に一般的な抜きテーパを突起3Eに設定して示す。
【0056】
これに対して図4に示すように、この実施の形態においては、図3と同様の光路により進入した外来光LRを導光板先端側の側面における反射により、突起13E以外の部分に入射した外来光LR’と同様に、導光板13の裏面側より液晶表示パネル11に向けて出射することが可能となる(すなわち図3に示すものように表面13C側に外来光LRが戻ることがない)。これにより突起13Eが白く濁って観察される現象を防止することができる。
【0057】
(1−3)第1の実施の形態の効果
以上の構成によれば、導光板13の裏面13Bに、円柱形状で、かつ導光板13の先端側で側面が逆テーパーになるように突起13Eを形成することにより、この導光板先端側の側面により導光板13の内部を伝搬する照明光Lを反射して、液晶表示パネル11の法線方向に対して小さな入射角で照明光Lを供給することができる。これにより液晶表示パネル11の特性に適した指向性により照明光を供給することができる。
【0058】
さらに根本側より先端側に向かうに従って全体が導光板13の先端側に傾くようにこの突起13Eを形成することにより、先端側の側面を逆テーパーにより形成しても、成形時において充分な金型からの型離れ性を確保でき、これにより効率良く導光板を作成することができる。
【0059】
またこの突起13Eを柱形状に形成することにより、充分に小さな大きさにより形成して表面側より突起13Eを視認困難とすることができ、その分この種の突起13Eが表面側より視認されることによる表示画像の品位の低下を防止することができる。
【0060】
さらに単位面積に占める突起13Eの数を入射面より遠ざかるに従って増大することにより、均一な光量により照明光を液晶表示パネルに供給することができる。
【0061】
(2)第2の実施の形態
図5は、第2の実施の形態に係る導光板に形成される突起を示す斜視図である。この実施の形態に係る液晶表示装置においては、図2について上述した突起13Eに代えて、この図5に示す突起17が適用される。なおこの第2の実施の形態は、本発明の参考例を示すものである。
【0062】
ここでこの突起17は、断面四角形形状による角錐台形状で、根本側より先端側に向かうに従って全体が導光板13の先端側に傾いて、側面の先端側17EBが逆テーパーになるように形成される。
【0063】
この図5に示すように角錐台形状により突起17を形成しても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0064】
(3)第3の実施の形態
図6は、第3の実施の形態に係る導光板に形成される突起を示す斜視図である。この実施の形態に係る液晶表示装置においては、導光板13の裏面13Bに図6に示すような突起18が形成される。なおこの第3の実施の形態は、本発明の参考例を示すものである。
【0065】
ここでこの突起18は、第1の実施の形態の突起13Eと同一の断面形状により、入射面13Aに沿って細長く延長するように形成され、これにより液晶表示パネル11の特性に適した指向性により照明光を出射できるようになされている。
【0066】
さらにこの突起18は、突起18間の間隔が入射面13Aより遠ざかるに従って低減するように形成され、これにより液晶表示パネル11に均一な光量分布により照明光を供給できるようになされている。
【0067】
図6に示すように、入射面に沿って、すなわち入射面とほぼ平行に細長く延長するように突起18を形成しても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0068】
(4)第4の実施の形態
図7は、第4の実施の形態に係る液晶表示装置の導光板に形成される突起を示す断面図である。この突起19は、先端の底面19Fが裏面19Bに対して所定角度だけ傾くように形成される。ここでこの傾きは、この突起19における側面の導光板先端側19EBで反射した照明光の指向性を、さらに液晶表示パネルの特性に適した指向性に補正するように設定される。なおこの第4の実施の形態は、本発明の参考例を示すものである。
【0069】
このように突起19の先端の底面19Fを傾けるようにすれば、指向性のより制御された照明光を出射することができる。
【0070】
(5)第5の実施の形態
図8は、図1との対比により本発明の第5の実施の形態に係る液晶表示装置を示す断面図である。液晶表示装置20においては、断面楔型形状の導光板23によりサイドライト型面光源装置22を構成する。なおこの図8に示す液晶表示装置20において、図1について上述した構成と同一の構成は対応する符号を付して示し、重複した説明は省略する。なおこの第5の実施の形態は、本発明の参考例を示すものである。
【0071】
すなわち導光板23は、透明部材である例えばアクリル(PMMA樹脂)を射出成形して断面楔型形状に形成され、裏面23Bと表面23Cとで反射を繰り返させながら入射面23Aより入射した照明光Lを伝搬する。さらに導光板23は、第1の実施の形態に係る導光板13と同一形状の突起23Eが裏面23Bに形成される。
【0072】
図8に示す構成によれば、断面楔型形状により導光板を形成する場合でも、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0073】
(6)第6の実施の形態
図9は、図1との対比により本発明の第6の実施の形態に係る液晶表示装置を示す断面図である。この液晶表示装置30において、サイドライト型面光源装置32は、平板形状の導光板33において、導光板33の内部を伝搬する照明光Lのうち、突起33Eに入射する照明光Lの入射角を制限することにより、液晶表示パネル11の特性に適した指向性により照明光Lを出射する。なおこの図9に示す液晶表示装置30において、図1について上述した構成と同一の構成は対応する符号を付して示し、重複した説明は省略する。
【0074】
すなわち導光板33は、透明部材である例えばアクリル(PMMA樹脂)を射出成形して平板形状に形成され、裏面33Bと表面33Cとで反射を繰り返させながら入射面33Aより入射した照明光Lを伝搬する。
【0075】
さらに導光板33は、一定の断面形状により、入射面33Aに沿って、すなわち入射面とほぼ平行に細長く延長する突起33Eが、入射面33Aより導光板先端側に向かって繰り返し形成される。ここでこの突起33Eは、入射面とほぼ平行な1対の側面33EA、33EBと、この1対の側面33EA、33EBの先端を結ぶ表面33Cとほぼ平行な底面33Fにより形成され、これにより断面略矩形形状に形成される。
【0076】
この突起33Eは、入射面33Aより遠ざかるに従って繰り返しの間隔が短くなり、これにより導光板33においては、先端側で不足する内部を伝搬する照明光Lの光量を補なって、液晶表示パネル11に均一な光量分布により照明光を供給する。
【0077】
さらに突起33Eは、入射面とほぼ平行な1対の側面33EA、33EBにおいて、入射面側の側面33EAの高さに比して、これと対向する側面33EBの高さが所定長さだけ短く形成される。これにより導光板33は、入射面33A側で突起33Eの側面33EAが裏面33Bと接続される部位に比して、これとは逆側で突起33Eの側面33EBが裏面33Bと接続される部位で板厚が増大するように、突起33Eの入射面33A側と逆側とで段差が形成されるようになされている。
【0078】
導光板33においては、この側面33EA及び側面33EBの段差に対応して、裏面33Bが突起33E間で傾くように形成され、この場合入射面33Aより遠ざかるに従って突起33E間の間隔が短くなることにより、この傾きが入射面33Aより遠ざかるに従って増大するようになされている。
【0079】
これにより、導光板33においては、導光板先端側の側面33EBに入射する照明光Lの入射角を制限し、液晶表示パネル11の特性に適した指向性により照明光Lを出射するようになされている。
【0080】
すなわち図10に示すように、このような段差を形成しない場合は、この側面3Fが裏面3Bに対してほぼ垂直で、かつ臨界角をθとしたとき、照明光Lは、角度0°〜θの範囲の入射角でこの導光板3の先端側の側面3Fに入射する。このようにして側面3Fに入射する照明光Lにおいては、臨界角θ以下の角度により入射した照明光Lが側面3Fで屈折して出射されることになり、このうち入射角の小さな照明光の成分L1においては、液晶表示パネル11の法線に対して大きな角度(すなわち、裏面3Bの法線方向に対して大きな角度)により出射されることになる。すなわち何ら段差を形成しない場合には、このように導光板3より出射される照明光Lに液晶表示パネル11の法線方向に対して大きな角度を以て液晶表示パネル11に入射するような成分が多く含まれるようになり、これにより液晶表示パネルの特性に適した指向性により照明光Lを供給できなくなる。
【0081】
これに対して図11に示すように、側面33EA及び33EB間で段差を形成すれば、導光板先端側の側面33EBの法線方向に対して小さな入射角で到来する照明光成分L1が側面33EBに入射しないようにすることができる。
【0082】
これにより導光板33においては、側面33EBに対して比較的大きな入射角により到来する照明光Lだけを選択的に導光板先端側の側面33EBに入射させることができ、この大きな入射角による照明光Lを液晶表示パネル11のパネル面に対して小さな入射角となるような状態で液晶表示パネル11に向けて出射することができる。これにより導光板33においては、液晶表示パネル11の特性に適した指向性により照明光Lを供給することができる。
【0083】
ところでこのようにして側面33EBに対して小さな入射角で到来する照明光Lは、傾いた裏面33Bで反射して表面33Cに対する入射角が低減することになる。これにより導光板33の内部を伝搬して続く突起33Eに再び入射する場合、照明光Lは、導光板先端側の側面33EBに対する入射角が増大することになる。その結果として、この続く突起33Eの側面33EBに入射することが可能な光成分となり、この光成分は、液晶表示パネル11のパネル面に対して小さな入射角となるような状態で液晶表示パネルに向けて出射されることになる。これにより導光板33においては、このように側面33EA及び33EBの段差により突起33Eに入射する照明光を制限しても、内部を伝搬する照明光を無駄なく利用することができるようになされている。
【0084】
かくするにつき、このように側面33EA及び33EB間で段差を形成して側面33EBに入射する照明光Lの角度を制限する場合、この段差をdとおき、側面33EA及び33EB間の間隔(突起33Eの幅である)をWとおくと、tan-1(d/W)=θの入射角により小さな入射角で側面33EBに到来する照明光を側面33EBに入射しないようにすることができる。この実施の形態では、これによりこの角度θが5度以上になるように段差dと間隔Wとを選定し、実用上充分な指向性により照明光Lを出射するようになされている。
【0085】
また間隔Wにおいては、5〜50〔μm〕の範囲で適宜選定して、直接表面よりこの突起33Eが視認されないようになされている。
【0086】
以上の構成によれば、入射面33A側の側面33EAとこれとは逆側の側面33EBとで段差を形成することにより、導光板先端側の側面33EBに対して大きな入射角で到来する照明光を選択的にこの側面33EBに入射させて液晶表示パネル11のパネル面に対して小さな入射角となるような光として液晶表示パネル11に向けて出射することができる。これにより液晶表示パネル11に対しては小さな入射角により照明光を供給することができ、その分液晶表示パネルの特性に適した指向性により照明光を供給することができる。
【0087】
また入射面33Aより遠ざかるに従って突起33E間の間隔を短くしたことにより、入射面より遠ざかるに従って単位面積に占める突起の数を増大して、均一な光量により照明光Lを供給することができる。
【0088】
(7)第7の実施の形態
図12は、図2との対比により本発明の第7の実施の形態に係る液晶表示装置の導光板に適用される突起を示す斜視図、平面図及び断面図である。この実施の形態に係る液晶表示装置の導光板においては、図2について上述した突起13Eに代えて、この突起43Eが適用される。
【0089】
すなわち導光板においては、透明部材である例えばアクリル(PMMA樹脂)を射出成形して平板形状に形成され、裏面43Bに突起43Eが形成される。ここでこの突起43Eは、入射面より遠ざかるに従って単位面積当たりの個数が増大するように、導光板の裏面にランダムに配置される。
【0090】
突起43Eは、この突起43Eが入射面側で内接するように設定されたした円形形状の領域AR1において、裏面が斜めに傾くように形成され、これにより断面を取って見たとき(図12(C))、側面の入射面側43EAと、側面の導光板先端側43EBとで段差を形成し、またこの突起43Eの近傍で局所的に裏面43Bを傾けるようになされている。
【0091】
さらに突起43Eは、直径が5〜50〔μm〕の範囲で所定の値に設定され、これにより直接表面よりこの突起43Eが視認されないようになされている。
【0092】
この実施の形態のように円柱形状の突起43Eにおいて、側面の入射面側と、導光板先端側43EBとで段差を形成し、この突起43Eの近傍だけ裏面43Bを傾けるようにしても、第6の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0093】
さらにこの実施の形態においては、円柱形状により突起43Eを形成したことにより、第6の実施の形態に比して一段と突起43Eを視認困難とすることができ、その分表示画像の品位を向上することができる。
【0094】
またランダムな配置により突起43Eを配置したことによっても、モアレ縞の発生を防止して表示画像の品位の低下を防止することができる。
【0095】
(8)第8の実施の形態
図13は、図12との対比により本発明の第8の実施の形態に係る液晶表示装置の導光板に適用される突起を示す斜視図である。この実施の形態に係る液晶表示装置の導光板においては、図12について上述した突起43Eに代えて、この突起53Eが適用される。
【0096】
この突起53Eにおいては、円柱形状に形成される。導光板の裏面は、突起53Eが入射面側で内接するように設定された円形形状の領域AR1が、ほぼ突起53Eの中心軸上に頂点を有する偏った円錐形状の曲面により形成される。これにより突起53Eは、側面の入射面側と導光板先端側とで段差を形成し、さらにこの突起53Eの近傍だけ裏面が傾くようになされている。
【0097】
図13に示す構成のように、突起53Eの近傍を曲面により形成して裏面を部分的に傾け、さらには段差を形成するようにしても、第7の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0098】
(9)第9の実施の形態
図14は、図12との対比により本発明の第9の実施の形態に係る液晶表示装置の導光板に適用される突起を示す斜視図、断面図である。この実施の形態に係る液晶表示装置の導光板においては、図12について上述した突起43Eに代えて、この突起63Eが適用される。
【0099】
この実施の形態において、突起63Eは、第7の実施の形態について上述したと同様に、側面の入射面側63EAと側面の導光板先端側63EBとで段差が形成され、またこの突起63Eの近傍だけ裏面63Bを傾けるようになされている。
【0100】
これに加えて突起63Eは、第1の実施の形態について上述したように、根本側より先端側が導光板の先端側に傾くように形成され、これにより側面の導光板先端側63EBにおいて逆テーパーとなり、この側面の導光板先端側63EBで照明光を反射して底面より液晶表示パネルに向けて出射するようになされている。
【0101】
かくするにつき、この側面の導光板先端側63EBで反射される照明光においては、側面の入射面側63EAとの間の段差により導光板先端側の側面63EBに対して小さな入射角で到来する成分が制限されることになる。従ってこの導光板先端側63EBにおいては、第1の実施の形態における突起に比して、ある限られた範囲の入射角で入射する照明光だけを反射して液晶表示パネルに出射することになる。これにより上述の実施の形態に比してさらに一段と液晶表示パネルの特性に適した指向性により照明光を出射することが可能となる。
【0102】
図14に示す構成によれば、裏面を部分的に傾けて、突起の側面に段差を形成するようにし、さらにこの突起を傾けることにより、さらに一段と液晶表示パネルの特性に適した指向性により照明光を出射することができる。
【0103】
(10)他の実施の形態
なお上述の第1及び第2の実施の形態においては、円錐台形状、角錐台形状等による突起の先端を導光板の先端側に傾けて、部分的に側面を逆テーパーにする場合について述べたが、本発明はこれに限らず、円柱形状、角柱形状等、種々の柱形状の先端を導光板の先端側に傾けて、部分的に側面を逆テーパーにしても上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0104】
また上述の第1及び第2の実施の形態においては、先端側の断面積が小さくなるように突起を形成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じて一定の断面積により突起を形成しても上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0105】
また上述の第1及び第2の実施の形態においては、柱形状の突起を傾けて、これら突起の側面を傾ける場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図7について上述した底面を入射面側に傾けて、底面と入射面側の側面とを1の面により形成し、この突起を円錐形状、角錐形状等とすることもできる。因みに、図6を用いて第3の実施の形態について上述したように、細長く延長するように突起を形成する場合において、このように底面と入射面側の側面とを1の面により形成することも考えられる。
【0106】
また上述の第1〜第5の実施の形態においては、各突起において入射面側の側面についても斜めに傾ける場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば後加工によりこの種の突起を導光板に形成する場合等にあっては、この入射面側の側面については、裏面とほぼ垂直な面により形成することも可能である。
【0107】
また上述の第7〜第9の実施の形態においては、円柱形状の突起について段差を形成し、また裏面を部分的に傾ける場合について述べたが、本発明はこれに限らず、角柱形状、円錐形状、角錐形状等による突起について段差を形成し、また裏面を部分的に傾けるようにしても、上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0108】
また上述の第6の実施の形態においては、突起間の裏面を全体的に傾ける場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この場合も部分的に裏面を傾けるようにしてもよい。
【0109】
また上述の実施の形態においては、平板形状の導光板について、突起に段差を設ける場合について述べたが、本発明はこれに限らず、断面楔型形状の導光板についても、突起に段差を形成して、上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0110】
また上述の実施の形態においては、柱形状により突起を形成する場合は、この突起を不規則に配置する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、液晶表示パネルとの間の干渉によるモアレ縞が知覚困難な場合、さらには液晶表示パネル以外の対象物を照明する場合には、規則的に突起を配置してもよい。
【0111】
さらに上述の実施の形態においては、一端面より照明光を入射する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、併せて他の端面から照明光を入射する構成のサイドライト型面光源装置にも広く適用することができる。この場合、例えば対向する面に1対の一次光源を配置する場合には、この一次光源に対応して突起の付け根にそれぞれ平坦な面又は曲面による斜面を対向するように形成することにより、突起の側面に入射する照明光の入射角を制限して、液晶表示パネルの特性に適した指向性により照明光を供給することができる。
【0112】
また上述の実施の形態では、棒状光源でなる蛍光ランプにより一次光源を構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、発光ダイオード等の点光源を複数配置して一次光源を形成する場合等にも広く適用することができる。
【0113】
また上述の実施の形態では、導光板の表面側(突起を形成しない側の面)を平滑面とする場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じて表面にコーティング等により反射防止膜を形成してもよく、また表面をノングレア処理を施した面としてもよい。
【0114】
また上述の実施の形態では、一次光源より照明光を入射する導光板の入射面と表面(あるいは裏面)とがほぼ直交するように各実施の形態に係る導光板を図示して説明したが、本発明はこれに限らず、入射面を傾けてこの入射面と表面との成す角度を鋭角或いは鈍角としてもよい。
【0115】
さらに上述の実施の形態では、液晶表示装置の面光源装置に本発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々の照明機器、表示装置等のサイドライト型面光源装置に広く適用することができる。
【0116】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、導光板の裏面に形成する複数の突起について、入射面側で側面が裏面と接続される部位に比して、これと逆側で側面が裏面と接続される部位で板厚が増大するように、突起の入射面側と逆側とで段差を形成することにより、液晶表示パネルの特性に適した指向性により照明光を供給することができる導光板と、この導光板を使用したサイドライト型面光源装置、このサイドライト型面光源装置を用いた液晶表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る液晶表示装置を示す断面図である。
【図2】図1の液晶表示装置を示す分解斜視図である。
【図3】突起を垂直な面により形成した場合の外来光の光路を示す断面図である。
【図4】図3との対比により突起に入射する外来光の光路を示す断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る液晶表示装置に適用される導光板の突起を示す斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る液晶表示装置に適用される導光板の突起を示す斜視図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る液晶表示装置に適用される導光板の突起を示す断面図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態に係る液晶表示装置を示す断面図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態に係る液晶表示装置を示す断面図である。
【図10】突起に段差を形成しない場合における照明光の光路を示す断面図である。
【図11】図9の突起における照明光の光路を示す断面図である。
【図12】本発明の第7の実施の形態に係る液晶表示装置に適用される導光板の突起を示す斜視図、平面図、断面図である。
【図13】本発明の第8の実施の形態に係る液晶表示装置に適用される導光板の突起を示す斜視図である。
【図14】本発明の第9の実施の形態に係る液晶表示装置に適用される導光板の突起を示す斜視図、断面図である。
【図15】従来の液晶表示装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1、12、22、32……サイドライト型面光源装置、2、11……液晶表示パネル、3、13、23、33……導光板、3A、13A、23A、33A……入射面、3B、13B、23B、33B……裏面、3E、13E、17、18、19、23E、33E、43E、53E、63E……突起、4、14……一次光源、10、20、30……液晶表示装置
Claims (5)
- 照明光を入射するための入射面と、前記照明光を出射し得る機能を持つ出射機能面とを有する導光板であって、
前記出射機能面に複数の突起を形成すると共に、
1つの前記突起においては、前記入射面側で前記突起の側面が前記出射機能面と接続される部位に比して、前記入射面とは逆側において前記突起の側面が前記出射機能面と接続される部位で板厚が増大するように、前記突起の前記入射面側と、前記入射面の逆側とで段差を形成し、
隣接する前記突起間の全部または一部においては、前記入射面側の板厚に比して、前記入射面側とは逆側の板厚が薄くなり、前記突起間に形成される面が傾くように形成した
ことを特徴とする導光板。 - 前記突起が、柱形状である
ことを特徴とする請求項1に記載の導光板。 - 単位面積に占める前記突起の数が、前記入射面より遠ざかるに従って増大する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の導光板。 - 請求項1、請求項2又は請求項3に記載の導光板を用いた
ことを特徴とするサイドライト型面光源装置。 - 請求項4に記載のサイドライト型面光源装置により液晶表示パネルを照明する
ことを特徴とする液晶表示装置。
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