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JP4194852B2 - インターナルネッククリッピング用留置具、生体内離脱具及び再配置又は回収機構を備えた生体内離脱具 - Google Patents
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JP4194852B2 - インターナルネッククリッピング用留置具、生体内離脱具及び再配置又は回収機構を備えた生体内離脱具 - Google Patents

インターナルネッククリッピング用留置具、生体内離脱具及び再配置又は回収機構を備えた生体内離脱具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターナルネッククリッピング用留置具及び生体内離脱具に関し、更に詳述すると、動脈瘤、動静脈奇形や動静脈瘻等の血管障害箇所の治療、特に、動脈瘤の頸部の直径が30mm以下の動脈瘤内に留置可能なインターナルネッククリッピング用留置具及び該インターナルネッククリッピング用留置具を用いた生体内離脱具に関する。なお、本発明において、ネッククリッピングとは、脳動脈瘤の根本部分の親動脈に開口した部分を動脈瘤のネック(頸部)と呼び、従来の開頭手術の際において、該ネックを動脈瘤の外側からクリップ(挟み込む道具)を用いて挟み込んで動脈瘤の破裂を防ぐ手術のことを意味する。また、インターナルネッククリッピング用留置具とは、血管内(インターナル)において前記ネッククリッピングと同じように動脈瘤の頸部を内側から挟み込む留置具のことを意味する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、血管壁の脆弱等に起因する動脈の局所的な伸張、拡張又は解離である動脈瘤を処置するための方法は種々提案されている。例えば、従来の開頭手術は、動脈瘤が血管外で位置を確認され、処置される手技である。このタイプの手技には重大な短所がある。例えば、開頭手術を受ける患者は全身麻酔を受けなければならない。更に、外科医が動脈瘤に到達するには種々の組織を切断しなければならないため、患者は動脈瘤の領域に相当に大きな外傷を被ってしまう。例えば、脳動脈瘤を血管外で処置する場合には、外科医は典型的には患者の頭蓋骨の一部分を除去しなければならず、更に、動脈瘤に到達するために脳組織に損傷を負わせてしまう恐れがある。
【0003】
一方、血管内(インターナル)の処置としては、典型的には動脈瘤内で塞栓を形成する方法がある。前記塞栓形成としては、例えば、マイクロカテーテルを使用して、動脈瘤にアクセスし、このマイクロカテーテルの遠位端が動脈瘤内に挿入され、該マイクロカテーテルを使用して動脈瘤内に塞栓材が注入される。前記塞栓材としては、例えば、離脱可能なコイル、液性ポリマーなどが挙げられる。
【0004】
しかしながら、これらのタイプの塞栓材の注入には以下の欠点がある。例えば、離脱可能なコイルを使用して明確に限定された頸部領域のない頸部の広い動脈瘤を閉塞させると、離脱可能なコイルが動脈瘤内から出て親動脈内へ移動することがある。また、時には、離脱可能なコイルが注入された場合には、動脈瘤がどの程度満たされているのかを正確に測るのが困難である。このため、動脈瘤を充填し過ぎる危険性が発生し、その場合には離脱可能なコイルもまた親動脈内へ溢れ出てしまうか、若しくは動脈瘤をコイルの過重点で破裂させてしまう恐れがある。
【0005】
また、離脱可能なコイルの別の欠点としては、時間の経過に伴うコイル圧縮(compaction)がある。動脈瘤内を充填した後、コイル間には空間が残っており、循環からの持続性の血行力学的な力が作用してコイルの塊を圧縮し、動脈瘤頸部に空洞(neck remnant)を作り出して、動脈瘤が再発(regrowth)又は再開通(recanalization)するおそれがある。なお、文献上では再発、再開通は頚部の大きさに比例してその頻度を増すことが知られている。
【0006】
更に、塞栓材である液状ポリマーが動脈瘤内に注入された場合は、血管系の血行力学のために液状ポリマーが動脈瘤内から出て移動し、親動脈の不可逆性閉塞を引き起こすことがある。
【0007】
また、動脈瘤を処置するためのもう1つの血管内技術には、マイクロカテーテルを用いて動脈瘤内へ離脱可能なバルーンを挿入することが挙げられる。離脱可能なバルーンは、生理食塩液及び/又は造影剤を用いて膨張させる。その後、バルーンはマイクロカテーテルから離脱され、動脈瘤内を充填する目的で動脈瘤内に残される。
【0008】
しかしながら、前記離脱可能なバルーンは、膨張された場合に、典型的には動脈瘤内の内部形状に順応し得ず、このバルーンが動脈瘤を破裂させる危険性が高まる。また、前記離脱可能なバルーンは、破裂し、動脈瘤内から出て移動する可能性がある。
【0009】
また、図1(A)〜(C)に示したような、動脈の分岐部や動脈瘤1の頸部の直径が30mm以下の微細な血管に生じた動脈瘤には、その場所までステントを誘導できないとか、留置できてもステント内部に内皮細胞が増殖し血管閉塞を起こしてしまう、という問題があった。なお、図1(A)は椎骨脳底動脈、図1(B)は中大脳動脈、図1(C)は上小脳動脈の動脈瘤をそれぞれ示す。
【0010】
他方、ステント等の生体内留置部材を目的部位まで運び、離脱留置するためのカテーテル及びガイドワイヤーなどについても、種々の提案がなされているが、目的部位が複雑に曲りくねった微細な血管や尿管等であると目的部位までスムーズに挿入することが困難であり、特に動脈瘤は屈曲した血管部位に生じ易く、かかる場合にステントを目的部位まで確実に運び、留置することができるステント及びインターナルネッククリッピング用留置具の開発が強く望まれていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような要望に応え、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、動脈瘤、動静脈奇形や動静脈瘻等の血管障害箇所の治療、更に詳しく述べれば親血管が2mm以下の細い血管まで誘導することができ、特に、動脈瘤の頸部の径が30mm以下の動脈瘤内に留置可能なインターナルネッククリッピング用留置具及び該インターナルネッククリッピング用留置具を用いる生体内離脱具を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための手段としては、下記の通りである。即ち、
<1> 略短筒状乃至略短棒状の本体と、該本体の前端部及び後端部に形成され、目的位置で離脱時に該本体方向に巻き戻ることが可能な第1の足部及び第2の足部を備え、動脈瘤の頸部の直径が30mm以下の動脈瘤内に留置可能なインターナルネッククリッピング用留置具であって、
前記インターナルネッククリッピング用留置具が、動脈瘤位置で離脱した際に前記本体が動脈瘤の頸部に挿置され、前記第1足部が巻き戻って動脈瘤内部から動脈瘤の頸部近傍に当接すると共に、前記第2足部が巻き戻って動脈瘤の頸部近傍を外側(親動脈側)から係止して、前記インターナルネッククリッピング用留置具を動脈瘤内に留置可能に構成したことを特徴とするインターナルネッククリッピング用留置具である。
<2> 略短筒状乃至略短棒状の本体と、該本体の前端部及び後端部に形成され、目的位置で離脱時に該本体方向に巻き戻ることが可能な第1の足部と、目的位置で離脱時に外側に向かって拡開可能な第2の足部とを備え、動脈瘤の頸部の直径が30mm以下の動脈瘤内に留置可能なインターナルネッククリッピング用留置具であって、
前記インターナルネッククリッピング用留置具が、動脈瘤位置で離脱した際に前記本体が動脈瘤の頸部に挿置され、前記第1足部が巻き戻って動脈瘤内部から動脈瘤の頸部近傍に当接すると共に、前記第2足部が放射状に拡開して動脈瘤の頸部近傍を外側(親動脈側)から係止して、前記インターナルネッククリッピング用留置具を動脈瘤内に留置可能に構成したことを特徴とするインターナルネッククリッピング用留置具である。
<3> 第1足部及び第2足部が、それぞれ1本以上設けられた前記<1>から<2>のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具である。
<4> 第1足部及び第2足部の少なくともいずれかが、本体と一体に成形されている前記<1>から<3>のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具である。
<5> 第1足部及び第2足部の少なくともいずれかの根本近傍から拡がって該第1及び第2足部を内側及び/又は外側から覆う傘状膜部を有する前記<1>から<4>のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具である。
<6> 第1足部及び第2足部の少なくともいずれかから、離脱時において略リング状に拡がる少なくとも1本の腕部を有する前記<1>から<4>のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具である。
<7> 体、第1足部、第2足部、傘状膜部及び腕部の少なくともいずれかが、金属材料、金属合金、形状記憶合金、合成樹脂及び超電導材料のいずれかの材料で成形されている前記<1>から<6>のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具である。
<8> 前記合成樹脂が、シリコーン系樹脂及びアクリル系樹脂のいずれかである前記<7>に記載のインターナルネッククリッピング用留置具である。
<9> 前記本体の中心部及び周辺部のいずれかに回収又は再配置用突起を設けた前記<1>から<8>のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具である。
<10> 体、第1足部、第2足部、傘状膜部、腕部及び回収又は再配置用突起の少なくともいずれかが、X線不透過性材料を含有する前記<1>から<9>のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具である。
11> インターナルネッククリッピング用留置具を先端部に収容可能な子カテーテルと、該子カテーテルを内部に収納して目的部位まで運ぶための親カテーテルと、ガイドワイヤーとを備えた生体内離脱具であって、
前記<1>から<10>のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具を第1足部及び第2足部を伸ばした状態で子カテーテルの先端部に収容して、目的位置でガイドワイヤーを押出すか、又は子カテーテルを手前に引くことにより、インターナルネッククリッピング用留置具を離脱させて動脈瘤内に留置可能に構成したことを特徴とする生体内離脱具である。
12> ガイドワイヤーと、該ガイドワイヤーの先端に取り付けたインターナルネッククリッピング用留置具と、該ガイドワイヤー及びインターナルネッククリッピング用留置具を内部に収容した状態で目的位置まで運ぶカテーテルを備えた生体内離脱具であって、
前記<1>から<10>のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具を第1足部及び第2足部を伸展又は離脱させた状態で着脱可能にガイドワイヤーの先端に取り付け、目的位置でガイドワイヤー及び/又はカテーテルを操作することによってインターナルネッククリッピング用留置具を単独で離脱もしくはカテーテルから離脱させて動脈瘤内に留置可能に構成したことを特徴とする生体内離脱具である。
13> インターナルネッククリッピング用留置具を先端部に収容可能な子カテーテルと、該子カテーテルを内部に収納して目的部位まで運ぶための親カテーテルと、ガイドワイヤーとを備えた生体内離脱具であって、
前記<9>から<10>のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具を第1足部及び第2足部を伸ばした状態で子カテーテルの先端部に収容して、目的位置でガイドワイヤーを押出すか、又は子カテーテルを手前に引くことにより、インターナルネッククリッピング用留置具を離脱させると共に、該離脱後のインターナルネッククリッピング用留置具の回収又は再配置用突起をガイドワイヤーの先端部で把持し、該インターナルネッククリッピング用留置具を再配置又は回収可能に構成したことを特徴とする再配置又は回収機能を備えた生体内離脱具である。
14> ガイドワイヤーの先端部にインターナルネッククリッピング用留置具を目的位置で押出可能な押出部材を設けた前記<11>から<13>のいずれかに記載の生体内離脱具である。
【0013】
本発明のインターナルネッククリッピング用留置具は、第1の態様として、略短筒状乃至略短棒状の本体と、該本体の前端部及び後端部に形成され、目的位置で離脱時に該本体方向に巻き戻ることが可能な第1の足部及び第2の足部を備えてなる。
また、本発明のインターナルネッククリッピング用留置具は、第2の態様として、略短筒状乃至略短棒状の本体と、該本体の前端部及び後端部に形成され、目的位置で離脱時に該本体方向に巻き戻ることが可能な第1の足部と、目的位置で離脱時に外側に向かって拡開可能な第2の足部とを備えている。
前記第1及び第2態様に係るインターナルネッククリッピング用留置具は、第1足部及び第2足部と本体、更には傘状膜部との相互作用により、動脈瘤の頸部を親動脈側と動脈瘤内部からの前後方向から挟み込んで、安全かつ確実に動脈瘤内にインターナルネッククリッピング用留置具を留置できるものである。
この場合、前記インターナルネッククリッピング用留置具の材料として最適なものを選定することにより、目的部位が従来の技術では困難であった細い血管までインターナルネッククリッピング用留置具を誘導することができる。
【0014】
本発明の生体内離脱具によれば、前記インターナルネッククリッピング用留置具を目的部位において安全かつ確実に離脱させることが可能であると共に、留置具のサイズを誤ったり、留置具を上手く留置できなかった時に留置具を回収したり、留置具を留置した後で留置具の位置を変更することができる。
また、前記インターナルネッククリッピング用留置具の材料及び生体内離脱具として最適なものを選定することにより、目的部位が従来の技術では困難であった細い曲がりくねった血管であってもインターナルネッククリッピング用留置具を安全かつ確実に留置することができる。
【0015】
【発明の実施の形態及び実施例】
(インターナルネッククリッピング用留置具
本発明のインターナルネッククリッピング用留置具は、第1の態様として、略短筒状乃至略短棒状の本体と、該本体の前端部及び後端部に形成され、目的位置で離脱時に該本体方向に巻き戻ることが可能な第1の足部及び第2の足部を備えてなり、更に必要に応じて、傘状膜部、腕部、回収又は再配置用突起、その他の部材を有してなる。
【0016】
前記インターナルネッククリッピング用留置具10は、図2〜図4に示したように、動脈瘤位置で離脱した際に前記本体4が動脈瘤の頸部に挿置され、前記第1足部2が巻き戻って動脈瘤内部から動脈瘤の頸部近傍に当接すると共に、前記第2足部3が巻き戻って動脈瘤の頸部近傍を外側(親動脈側)から係止して、前記インターナルネッククリッピング用留置具10を動脈瘤内に留置可能に構成されている。
前記第1足部及び第2足部が、それぞれ1本以上設けられることが好ましく、それぞれ1〜10本設けられることがより好ましく、それぞれ2〜6本設けられることが更に好ましい。
前記第1足部及び第2足部の少なくともいずれかは、本体と一体に成形されていることが成形性及び成形コストの点で好ましい。
【0017】
また、本発明のインターナルネッククリッピング用留置具10は、図5及び図6に示したように、第1足部2及び第2足部3の少なくともいずれかの根本近傍から拡がって該第1及び第2足部を内側及び外側の少なくともいずれかから覆う傘状膜部7を有することが好ましい。前記傘状膜部7は第1足部2及び第2足部3の内側及び外側の少なくともいずれかから形成することができるが、特に第2足部3から形成することが好ましい。即ち、傘状膜部7は外側からから覆うものでも、内側及び外側の両方から覆うものであってもよい。
なお、図示を省略しているが、本体の中心部及び周辺部のいずれかには、回収又は再配置用突起を形成することが好ましい。
【0018】
前記傘状膜部7は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選定することができるが、インターナルネッククリッピング用留置具が子カテーテル内に収容されている状態では、表面(子カテーテル内に収容されている状態では前記傘状膜部7の内面に当たる)に滑りを持たせるため、親水性ポリマーが塗布される一方、インターナルネッククリッピング用留置具が離脱された後では、傘状膜部が開いて動脈瘤頸部で留置できる。
【0019】
この第1実施態様では、図示を省略しているが、前記第1足部及び第2足部の少なくともいずれかから、離脱時において略リング状に拡がる少なくとも1本の腕部を有することが好ましく、第2足部から腕部を形成することがより好ましい。
【0020】
本発明においては、前記本体、第1足部、第2足部、傘状膜部及び腕部の少なくともいずれかが、金属材料、金属合金、形状記憶合金、合成樹脂及び超電導材料のいずれかの材料で成形されていることが好ましい。なお、各材料の詳細については後述する。
記本体、第1足部、第2足部、傘状膜部、腕部及び回収又は再配置用突起の少なくともいずれかが、X線不透過性材料を含有することが好ましい。前記X線不透過性材料としては、例えば、硫酸バリウム、酸化ビスマス、タングステン、などが挙げられる。
【0021】
本発明のインターナルネッククリッピング用留置具は、第2の態様として、略短筒状乃至略短棒状の本体と、該本体の前端部及び後端部に形成され、目的位置で離脱時に該本体方向に巻き戻ることが可能な第1の足部と、目的位置で離脱時に外側に向かって拡開可能な第2の足部とを備えており、更に必要に応じて、傘状膜部、腕部、回収又は再配置用突起、その他の部材を有してなる。
【0022】
前記インターナルネッククリッピング用留置具は、動脈瘤位置で離脱した際に前記本体が動脈瘤の頸部に挿置され、前記第1足部が巻き戻って動脈瘤内部から動脈瘤の頸部近傍に当接すると共に、前記第2足部が放射状に拡開して動脈瘤の頸部近傍を外側(親動脈側)から係止して、前記インターナルネッククリッピング用留置具を動脈瘤内に留置可能に構成されている。
【0023】
本発明のインターナルネッククリッピング用留置具10は、図7に示したように、略円筒状の本体4と、該本体4の前後端部に形成され、離脱時に本体方向に巻き戻ることが可能な第1足部2と、外側に向かって開くことが可能な少なくとも1本の第2足部3とを備えている。この第1足部2は全体が本体方向に巻き戻り、動脈瘤の頸部に内部から当接可能に構成されている。
記本体4の形状については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選定することができ、略短筒状乃至略短棒状以外にも、4角形状であってもよく、数個の円筒を束ねても構わない。なお、図7中5は、回収用及び再配置用突起である。
【0024】
また、前記インターナルネッククリッピング用留置具10は、図8に示したように、第1足部2が4分割されており、上下左右方向から本体方向に巻き戻ることが可能に構成されている。
前記インターナルネッククリッピング用留置具10は、図9及び図10に示したように、離脱時において、4本の第1足部2,2,2,2と、2本の第2足部3,3から伸びる略リング状に拡がる腕部6とを備えている。これにより、4本の第1足部2,2,2,2、2本の第2足部3,3及び2本のリング状腕部6,6で本体4を動脈瘤内にしっかりと留置することできると共に、インターナルネッククリッピング用留置具を製造する際においても簡単である。なお、図示を省略しているが、第1足部2及び第2足部3の内側及び外側のいずれかから傘状膜部7を形成することができる。
【0025】
前記インターナルネッククリッピング用留置具10は、図11及び図12に示したように、離脱時において、4本の第1足部2,2,2,2と、1本の第2足部3から伸びる略リング状に拡がる腕部6とを備えている。これにより、4本の第1足部2,2,2,2、1本の第2足部3及びリング状腕部6で本体4を動脈瘤内にしっかりと留置することできると共に、インターナルネッククリッピング用留置具を製造する際においても簡単である。なお、図示を省略しているが、第1足部2及び第2足部3の内側及び外側のいずれかから傘状膜部7を形成することができる。
【0026】
前記インターナルネッククリッピング用留置具10は、目的位置において離脱時に、前記第2足部3が、図13に示したように、放射状に拡開して動脈瘤の頸部を外側(親動脈側)から係止する。一方、前記第1足部2は、略渦巻き状に巻き戻って動脈瘤内部から動脈瘤の頸部に当接し、前記インターナルネッククリッピング用留置具10を動脈瘤内に確実に留置可能に構成されている。
【0027】
記本体4は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選定することができるが、種々の金属材料、形状記憶合金、合成樹脂及び超電導材料のいずれかの材料で成形されることが好ましい。前記金属材料としては、例えば、ステンレススチール、などが挙げられる。
【0028】
前記形状記憶合金としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選定することができ、例えば、Ni−Ti合金、Ni−Ti−Co合金、Ni−Ti−Fe合金、Ni−Ti−Mn合金、Ni−Ti−Cr合金、Ni−Ti−V合金、Ni−Ti−Al合金、Ni−Ti−Nb合金、Cu−Zn系合金、Cu−Zn−Be合金、Cu−Zn−Si合金、Cu−Zn−Sn合金、Cu−Zn−Ga合金、Cu−Al−Ni系合金、Cu−Al−Zn系合金などが挙げられ、用途、形状記憶性等の程度などに応じて合金濃度を変えて用いることができる。特に、Ni濃度が49〜58原子%、好ましくは50〜51原子%、より好ましくは50.3〜50.7原子%のNi−Ti合金が好ましい。
【0029】
前記合成樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選定することができ、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、アクリル系樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ナイロン樹脂、フッ素樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン系樹脂、などが挙げられるが、これらの中でも、アクリル系樹脂(PAMA(ポリアクリル酸メチル)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、PEMA(ポリエチルメタクリレート)等)、シリコーン系樹脂が生体内適合性、強度、成形性などの点から望ましい。
【0030】
前記超電導材料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選定することができ、例えば、Nb−Ti、Nb−Zr、NbSn、NbGe、NbGa,Nb(Al、Ge)、VGa、VSi、NbN、などが挙げられる。
【0031】
記本体の大きさ(長さ)は、特に制限はなく、留置目的とする動脈瘤のサイズに合わせて適宜選定することができるが、例えば、10〜50000μmが好ましく、100〜5000μmがより好ましい。
【0032】
前記第1足部及び第2足部は、本体と別に作製し、本体に取り付けることができるが、合成樹脂を用いて金型で一体に形成することが成形性の点から好適である。
この場合、前記第1足部2は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選定することができるが、少なくとも1本以上、特に2本以上有することが好ましく、渦巻き状に巻き戻って動脈瘤内部から動脈瘤の頸部に当接する。
前記第2足部3は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選定することができるが、少なくとも1本、好ましくは2〜10本であり、放射状に拡開して動脈瘤1の頸部を外側(親動脈側)から係止することできるものである。
なお、第1足部及び第2足部の長さは、目的とする動脈瘤の大きさ、形状等に応じて適宜選定することができる。
【0033】
前記第1足部及び第2足部は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、形状記憶材料製チューブにカット部を形成することにより作製することができる。前記形状記憶材料としては、上記形状記憶合金、形状記憶ポリマーなどを適宜用いることができる。
前記第1足部及び第2足部は、形状記憶材料製ワイヤーを束ねて適宜な形状を記憶させたものであることが好ましい。前記形状記憶材料としては、上記本体と同様なものを用いることができる。
【0034】
記本体4前部には、図7及び図17に示したように、回収又は再配置用突起5を形成し、この回収又は再配置用突起5がX線不透過性であることが、インターナルネッククリッピング用留置具を再配置や回収する時に回収又は再配置用突起5の位置を見つける上で便利である。
この場合、後述する生体内離脱具において、ガイドワイヤーGの先端部と前記回収又は再配置用突起5とを係合させることにより、前記インターナルネッククリッピング用留置具10を再配置又は回収可能とすることができる。
【0035】
本発明のインターナルネッククリッピング用留置具は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選定することができるが、50ダイン以上、好ましくは200ダイン以上、より好ましくは500ダイン以上の血圧下で動脈瘤内に確実に位置決めでき、留置可能なものであることが好ましい。
【0036】
本発明のインターナルネッククリッピング用留置具には、例えば、抗血栓性を与えるポリウレタン系、ナイロン系、ポリオレフィン系等の親水性ポリマー、血栓耐性物質、ヒアルロン酸若しくはタクソール等の抗血管新生物質、又は血管新生物質若しくは増殖因子類のような適切な物質を用いてコーティングすることができる。特に、前記傘状膜部7は、子カテーテル内では反転している状態で表面に滑りをもたせるために抗血栓性を与える親水性ポリマーを塗布し、動脈瘤内では前記傘状膜部7が開いた状態では内側面が逆に表面となり血管新生物質若しくは増殖因子類のような適切な物質を用いてコーティングすることで血栓形成を促進し動脈瘤頚部でしっかりと血栓形成後係止できるので好ましい。
【0037】
前記増殖因子類としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選定することができ、例えば、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)、血小板由来増殖因子(PDGF)、血管透過性更新因子(VPF)、塩基性繊維芽細胞増殖因子(BFGF)、変換成長因子β(TGF−β)、などが挙げられる。
【0038】
本発明のインターナルネッククリッピング用留置具は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選定することができるが、動脈瘤、動静脈奇形や動静脈瘻等の血管障害箇所の治療、動脈瘤の頸部の直径は30mm以下が好ましく、特に10mm以下がより好ましい。前記本発明のインターナルネッククリッピング用留置具は、図1(A)のような椎骨脳底動脈、図1(B)のような中大脳動脈、図1(C)のような上小脳動脈の動脈瘤のいずれにも適用できる。
【0039】
(生体内離脱具)
本発明の生体内離脱具は、インターナルネッククリッピング用留置具を先端部に収容可能な子カテーテルと、該子カテーテルを内部に収納して目的部位まで運ぶための親カテーテルと、ガイドワイヤーとを備えたものである。
前記生体内離脱具は、前記本発明のインターナルネッククリッピング用留置具を第1足部及び第2足部を伸ばした状態で子カテーテルの先端部に収容して、目的位置でガイドワイヤーを押出すか、又は子カテーテルを手前に引くことにより、インターナルネッククリッピング用留置具を離脱させて動脈瘤内に留置可能に構成することができる。
【0040】
また、前記生体内離脱具は、前記本発明のインターナルネッククリッピング用留置具を第1足部及び第2足部を伸ばした状態で子カテーテルの先端部に収容して、目的位置でガイドワイヤーを押出すか、又は子カテーテルを手前に引くことにより、インターナルネッククリッピング用留置具を離脱させると共に、該離脱後のインターナルネッククリッピング用留置具の回収又は再配置用突起をガイドワイヤーの先端部で把持し、該インターナルネッククリッピング用留置具を再配置又は回収可能に構成することができる。
【0041】
本発明の生体内離脱具は、ガイドワイヤーと、該ガイドワイヤーの先端に取り付けたインターナルネッククリッピング用留置具と、該ガイドワイヤー及びインターナルネッククリッピング用留置具を内部に収容した状態で目的位置まで運ぶカテーテルを備え、前記本発明のインターナルネッククリッピング用留置具を第1足部及び第2足部を伸展又は離脱させた状態で着脱可能にガイドワイヤーの先端に取り付け、目的位置でガイドワイヤー及び/又はカテーテルを操作することによってインターナルネッククリッピング用留置具を単独で離脱もしくはカテーテルから離脱させて動脈瘤内に留置可能に構成したものである。
この生体内離脱具によれば、特に、頸部の直径が30mm以下の動脈瘤では、インターナルネッククリッピングをガイドワイヤーと一緒にカテーテルとは別に離脱した状態で動脈瘤内に留置することができる。
【0042】
具体的には、図14〜図16に示したように、前記インターナルネッククリッピング用留置具10を先端部に着脱可能に取付けてなる子カテーテル15と、この子カテーテル15を目的部位まで運ぶための親カテーテル20と、ガイドワイヤーGとを備え、前記インターナルネッククリッピング用留置具10を第1足部2及び第2足部3を伸ばした状態で用い、目的部位においてガイドワイヤーGを押出すか、又は子カテーテル15を手前に引くことにより、該子カテーテル先端開口部からインターナルネッククリッピング用留置具10を離脱させて目的部位で留置可能に構成したものである。
これにより、インターナルネッククリッピング用留置具を効率良く、安全かつ確実に再配置又は回収することができる。
【0043】
また、図14〜図16に示したように、第1足部及び第2足部を伸ばした状態のインターナルネッククリッピング用留置具10を先端部に着脱可能に取付けてなる子カテーテル15と、この子カテーテル15を目的部位まで運ぶための親カテーテル20と、ガイドワイヤーGとを備えた再配置又は回収機能を備え、前記インターナルネッククリッピング用留置具10を第1足部及び第2足部を伸ばした状態で用い、目的部位においてガイドワイヤーGを押出すか、又は子カテーテル15を手前に引くことにより、該子カテーテル先端開口部からインターナルネッククリッピング用留置具10を目的部位において離脱させると共に、前記インターナルネッククリッピング用留置具の回収又は再配置用突起5をガイドワイヤーGの先端部で把持して再配置又は回収可能に構成したものである。
これにより、インターナルネッククリッピング用留置具を効率良く、安全かつ確実の再配置又は回収をすることができる。
【0044】
前記回収又は再配置用突起5は、前記本体4の中心部及び周辺部のいずれかに1個以上設けることができる。また、回収又は再配置用突起5は、図17(A)に示したように先端が膨らんだ棒状のもの、図17(B)〜(D)に示したように先端が鉤状になったもの、などが挙げられ、回収又は再配置用突起5がガイドワイヤーGの先端部と係合してインターナルネッククリッピング用留置具10を把持し、上手く留置具を留置できなかった時に回収したり、離脱した後で再配置することができる。
【0045】
なお、前記ガイドワイヤーGの先端部に、図14に示したように、インターナルネッククリッピング用留置具10を目的位置で押出可能な押出部材17を設けることが、目的部位において留置具を押出し、留置させる上で好ましい。
【0046】
以上、本発明のインターナルネッククリッピング用留置具及び生体内離脱具の一実施例について詳細に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更しても差し支えない。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、インターナルネッククリッピング用留置具における第1足部、第2足部と及び本体、更には、腕部、傘状膜部との相互作用により、動脈瘤の頸部を親動脈側と動脈瘤内部からの前後方向から挟み込んで、インターナルネッククリッピング用留置具を安全かつ確実に動脈瘤内に留置することができる。
【0048】
また、本発明によれば、前記インターナルネッククリッピング用留置具を動脈瘤で安全かつ確実に離脱させることが可能であると共に、留置具のサイズを誤ったり、上手く留置具を留置できなかった時に回収したり、離脱した後で再配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、動脈瘤の形態例を示す概略図であり、図1(A)は椎骨脳底動脈、図1(B)は中大脳動脈、図1(C)は上小脳動脈の動脈瘤を示す。
【図2】 図2は、本発明の第1の態様のインターナルネッククリッピング用留置具の一例を示す斜視図である。
【図3】 図3は、別の本発明の第1の態様のインターナルネッククリッピング用留置具の一例を示す斜視図である。
【図4】 図4は、更に別の本発明の第1の態様のインターナルネッククリッピング用留置具の一例を示す斜視図である。
【図5】 図5は、傘状膜部を設けたインターナルネッククリッピング用留置具の一例を示す斜視図である。
【図6】 図6は、別の傘状膜部を設けたインターナルネッククリッピング用留置具の一例を示す斜視図である。
【図7】 図7は、本発明の第2の態様のインターナルネッククリッピング用留置具の一例を示す側面図である。
【図8】 図8は、別の本発明の第2の態様のインターナルネッククリッピング用留置具の一例を示す斜視図である。
【図9】 図9は、リング状に拡がる腕部を有するインターナルネッククリッピング用留置具の一例を示す斜視図である。
【図10】 図10は、図9のインターナルネッククリッピング用留置具の正面図である。
【図11】 図11は、別のリング状に拡がる腕部を有するインターナルネッククリッピング用留置具の一例を示す斜視図である。
【図12】 図12は、図11のインターナルネッククリッピング用留置具の正面図である。
【図13】 図13は、インターナルネッククリッピング用留置具の正面図である。
【図14】 図14は、本発明の生体内離脱具の一例を示す模式図である。
【図15】 図15は、カテーテルを用いてインターナルネッククリッピング用留置具を動脈瘤内に留置する状態を示す概略側面図である。
【図16】 図16は、インターナルネッククリッピング用留置具を動脈瘤内に留置した状態を示す概略側面図である。
【図17】 図17は、本体に設けられた回収又は再配置用突起を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 動脈瘤
2 第1足部
3 第2足部

5 回収又は再配置用突起
6 腕部
7 傘状膜部
10 インターナルネッククリッピング用留置具
15 子カテーテル
17 押出部材
20 親カテーテル
100 生体内離脱具
G ガイドワイヤー

Claims (14)

  1. 略短筒状乃至略短棒状の本体と、該本体の前端部及び後端部に形成され、目的位置で離脱時に該本体方向に巻き戻ることが可能な第1の足部及び第2の足部を備え、動脈瘤の頸部の直径が30mm以下の動脈瘤内に留置可能なインターナルネッククリッピング用留置具であって、
    前記インターナルネッククリッピング用留置具が、動脈瘤位置で離脱した際に前記本体が動脈瘤の頸部に挿置され、前記第1足部が巻き戻って動脈瘤内部から動脈瘤の頸部近傍に当接すると共に、前記第2足部が巻き戻って動脈瘤の頸部近傍を外側(親動脈側)から係止して、前記インターナルネッククリッピング用留置具を動脈瘤内に留置可能に構成したことを特徴とするインターナルネッククリッピング用留置具
  2. 略短筒状乃至略短棒状の本体と、該本体の前端部及び後端部に形成され、目的位置で離脱時に該本体方向に巻き戻ることが可能な第1の足部と、目的位置で離脱時に外側に向かって拡開可能な第2の足部とを備え、動脈瘤の頸部の直径が30mm以下の動脈瘤内に留置可能なインターナルネッククリッピング用留置具であって、
    前記インターナルネッククリッピング用留置具が、動脈瘤位置で離脱した際に前記本体が動脈瘤の頸部に挿置され、前記第1足部が巻き戻って動脈瘤内部から動脈瘤の頸部近傍に当接すると共に、前記第2足部が放射状に拡開して動脈瘤の頸部近傍を外側(親動脈側)から係止して、前記インターナルネッククリッピング用留置具を動脈瘤内に留置可能に構成したことを特徴とするインターナルネッククリッピング用留置具
  3. 第1足部及び第2足部が、それぞれ1本以上設けられた請求項1から2のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具
  4. 第1足部及び第2足部の少なくともいずれかが、本体と一体に成形されている請求項1から3のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具
  5. 第1足部及び第2足部の少なくともいずれかの根本近傍から拡がって該第1及び第2足部を内側及び/又は外側から覆う傘状膜部を有する請求項1から4のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具
  6. 第1足部及び第2足部の少なくともいずれかから、離脱時において略リング状に拡がる少なくとも1本の腕部を有する請求項1からのいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具
  7. 体、第1足部、第2足部、傘状膜部及び腕部の少なくともいずれかが、金属材料、金属合金、形状記憶合金、合成樹脂及び超電導材料のいずれかの材料で成形されている請求項1から6のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具
  8. 前記合成樹脂が、シリコーン系樹脂及びアクリル系樹脂のいずれかである請求項7に記載のインターナルネッククリッピング用留置具
  9. 記本体の中心部及び周辺部のいずれかに回収又は再配置用突起を設けた請求項1から8のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具
  10. 体、第1足部、第2足部、傘状膜部、腕部及び回収又は再配置用突起の少なくともいずれかが、X線不透過性材料を含有する請求項1から9のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具
  11. インターナルネッククリッピング用留置具を先端部に収容可能な子カテーテルと、該子カテーテルを内部に収納して目的部位まで運ぶための親カテーテルと、ガイドワイヤーとを備えた生体内離脱具であって、
    請求項1から10のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具を第1足部及び第2足部を伸ばした状態で子カテーテルの先端部に収容して、目的位置でガイドワイヤーを押出すか、又は子カテーテルを手前に引くことにより、インターナルネッククリッピング用留置具を離脱させて動脈瘤内に留置可能に構成したことを特徴とする生体内離脱具。
  12. ガイドワイヤーと、該ガイドワイヤーの先端に取り付けたインターナルネッククリッピング用留置具と、該ガイドワイヤー及びインターナルネッククリッピング用留置具を内部に収容した状態で目的位置まで運ぶカテーテルを備えた生体内離脱具であって、
    請求項1から10のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具を第1足部及び第2足部を伸展又は離脱させた状態で着脱可能にガイドワイヤーの先端に取り付け、目的位置でガイドワイヤー及び/又はカテーテルを操作することによってインターナルネッククリッピング用留置具を単独で離脱もしくはカテーテルから離脱させて動脈瘤内に留置可能に構成したことを特徴とする生体内離脱具。
  13. インターナルネッククリッピング用留置具を先端部に収容可能な子カテーテルと、該子カテーテルを内部に収納して目的部位まで運ぶための親カテーテルと、ガイドワイヤーとを備えた生体内離脱具であって、
    請求項9から10のいずれかに記載のインターナルネッククリッピング用留置具を第1足部及び第2足部を伸ばした状態で子カテーテルの先端部に収容して、目的位置でガイドワイヤーを押出すか、又は子カテーテルを手前に引くことにより、インターナルネッククリッピング用留置具を離脱させると共に、該離脱後のインターナルネッククリッピング用留置具の回収又は再配置用突起をガイドワイヤーの先端部で把持し、該インターナルネッククリッピング用留置具を再配置又は回収可能に構成したことを特徴とする再配置又は回収機能を備えた生体内離脱具。
  14. ガイドワイヤーの先端部にインターナルネッククリッピング用留置具を目的位置で押出可能な押出部材を設けた請求項11から13のいずれかに記載の生体内離脱具。
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