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JP4195431B2 - 静電放電の検証方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents
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静電放電の検証方法および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置の静電放電の検証方法、及び、半導体装置の製造方法に関する。
従来、半導体装置の静電放電(ESD:Electrostatic Discharge)の検証方法として、半導体装置のレイアウトからESD保護回路網を抽出し、任意の2つのパッド間に対して、最短経路探索手法を用いたESD電流パス解析を行って、ESD電流パスにESD電流が流れる際のパッド間電圧を算出し、そのパッド間電圧値をもとに、ESD耐圧の大小を判定することが行われている(例えば、非特許文献1参照。)。
一般に、パッド間電圧が高いとESD破壊の危険性が高く、パッド間電圧が低いとESD破壊の危険性が低いと考えられる。このことから、パッド間電圧が高いとESD耐圧は低く、パッド間電圧が低いとESD耐圧は高いと考えられる。しかし、この検証方法でパッド間電圧が小さく算出されたパッド間のESD耐圧を実測すると、ESD耐圧の実測値は小さい場合があった。この検証方法で算出されたパッド間電圧のみで、ESD耐圧の大小を判定すると、誤った判定をする場合があった。
他のESD検証方法として、新旧回路図データから二端子間の経路情報とこの経路中の素子情報を抽出し、抽出した二端子間の経路情報及び素子情報を比較することにより、ESDに関する適否を判定することが行われている(例えば、特許文献1参照。)。
ESD耐圧には、保護素子間を接続する配線の寄生抵抗が大きな影響を与える。しかし、この検証方法は回路図データをもとにESDの検証を行っているため、寄生抵抗は考慮されていない。また、この検証方法では、類似する二端子間の経路の保護素子サイズの大小関係の比較のみでESD耐圧の大小を判定している。このような点から、この検証方法の判定の精度はあまり良くない考えられた。
さらに、他のESD検証方法として、レイアウトから抽出したESD保護回路網の2パッド間に対して、回路シミュレーションを実行する方法がある。この検証方法は、非特許文献1の検証方法よりも、精度がよいが、処理時間がかかるため、全パッド間に適用するのは事実上不可能であった。さらに、ESD耐圧試験においても、全パッドの組み合わせを試験するのは処理時間が膨大となり、事実上不可能であるという問題があった。
特開平10−289260号公報 ピヌガン他(P. Ngan, el al),「オートマティック レイアウト ベースト ヴェリフィケイション オブ エレクトロスタティック ディスチャージ パス(Automatic Layout Based Verification of Electrostatic Discharge Paths)」, イーオーエス/イーエスディ シンポジウム プロシーディング(EOS/ESD Symposium Proceeding), (米国) 2001年
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、迅速かつ高精度な半導体装置のESDの検証方法を提供することにある。
また、本発明の目的は、迅速かつ高精度に半導体装置のESDの検証が可能な半導体装置の製造方法を提供することにある。
上記問題点を解決するための本発明の第1の特徴は、ESD保護回路網抽出部が、記憶部に記憶された半導体装置のレイアウトからパッド、ネットと保護素子とで構成される静電放電保護回路網を抽出することと、ESD電流パス解析部が、静電放電保護回路網のパッドに対して始点パッドと終点パッドの組を複数設定することと、ESD電流パス解析部が、複数の組毎に、始点パッドと終点パッドのパッド間電圧と、始点パッドから終点パッドまで経由する順番にネットと保護素子を並べた静電放電電流パスを求めることと、ESD電流パスグループ化部が、複数の組のそれぞれの静電放電電流パスを、ネットと保護素子の順序が一致する静電放電電流パス毎にグループ分けすることと、ESD耐圧予測値算出部が、記憶部に記憶されたグループ毎のパッド間電圧と静電放電耐圧の負の相関関係に基づいて、複数の組毎に、始点パッドと終点パッドのパッド間電圧と始点パッドと終点パッドの属するグループから、始点パッドと終点パッドの間の静電放電耐圧の予測値を求めることと、判定部が、予測値に基づいて、レイアウトの静電放電に関する適否を判定することとを有するESDの検証方法にある。
また、本発明の第2の特徴は、ESD保護回路網抽出部が、記憶部に記憶された半導体装置のレイアウトからパッド、ネットと保護素子とで構成される静電放電保護回路網を抽出することと、ESD電流パス解析部が、静電放電保護回路網のパッドに対して始点パッドと終点パッドの組を複数設定することと、ESD電流パス解析部が、複数の組毎に、始点パッドと終点パッドの間の第1パッド間電圧と、始点パッドから終点パッドまで経由する順番にネットと保護素子を並べた静電放電電流パスを求めることと、ESD電流パスグループ化部が、複数の組のそれぞれの静電放電電流パスを、ネットと保護素子の順序が一致する静電放電電流パス毎にグループ分けすることと、ワーストパッドペア抽出部が、グループ毎に、第1パッド間電圧が最も高い始点パッドと終点パッドの組を抽出することと、回路シミュレータが、グループ毎に、第1パッド間電圧が最も高い始点パッドと終点パッドの組に対して、回路シミュレーションにより、第1パッド間電圧より高精度の第2パッド間電圧を求めることと、判定部が、第2パッド間電圧に基づいて、レイアウトの静電放電に関する適否を判定することとを有するESDの検証方法にある。
本発明の第3の特徴は、半導体装置のレイアウトからパッド、ネットと保護素子とで構成される静電放電保護回路網を抽出することと、静電放電保護回路網のパッドに対して始点パッドと終点パッドの組を複数設定することと、複数の組毎に、始点パッドと終点パッドのパッド間電圧と、始点パッドから終点パッドまで経由する順番にネットと保護素子を並べた静電放電電流パスを求めることと、複数の組のそれぞれの静電放電電流パスを、ネットと保護素子の順序が一致する静電放電電流パス毎にグループ分けすることと、グループ毎に、パッド間電圧が最も高い始点パッドと終点パッドの組を抽出することと、グループ毎に、パッド間電圧が最も高い始点パッドと終点パッドの組に対して、始点パッドと終点パッドの間の静電放電耐圧の実測値を求めることと、実測値に基づいて、レイアウトの静電放電に関する適否を判定することとを有するESDの検証方法にある。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1乃至第3の特徴のESDの検証方法の適否を判定することで否適合の場合にレイアウト修正部がレイアウトを修正することをさらに有し、この修正されたレイアウトに基づいて半導体装置を作製する半導体装置の作製方法にある。
本発明によれば、迅速かつ高精度な半導体装置のESDの検証方法を提供できる。
また、本発明によれば、迅速かつ高精度に半導体装置のESDの検証が可能な半導体装置の製造方法を提供できる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。また、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。
図1に示すように、実施の形態に係るESD検証・防止装置1は、ESD保護回路網抽出部2、ESD電流パス解析部3、ESD電流パスグループ化部4、ESD耐圧予測値算出部5、ワーストパッドペア抽出部6、回路シミュレータ(高精度ESD解析部)7、ESD耐圧試験結果取得部8、判定部9、レイアウト修正部10、パッド間電圧・ESD耐圧相関関係の生成・記憶部11と記憶部21を有している。記憶部21は、レイアウトD1、ESD保護回路網D2、パッド間電圧情報D3、ESD電流パス情報D4、ESD電流パスグループ情報D5、ESD耐圧予測値D6、パッド間電圧・ESD耐圧相関情報D7、回路シミュレーション結果(高精度ESD解析結果)D8、グループ内ワーストパッドペア情報D9、ESD耐圧試験結果D10を記憶している。ESD検証・防止装置1は、コンピュータであってもよく、コンピュータにプログラムに書かれた手順を実行させることにより、ESD検証・防止装置1を実現させてもよい。
実施例1に係るESD検証方法は、図1のESD検証・防止装置が実施することができる。図2に示すように、ESD検証方法では、まず、ステップS1で、ESD保護回路網抽出部2が、半導体装置のレイアウトD1からパッド、ネットと保護素子とで構成されるESD保護回路網D2を抽出する。具体的には、図3に示すようなESD保護回路網D2を生成する。ESD保護回路網D2は、パッドPAD1乃至PAD9、ネットVDD1、2、VSS1、2、SIG1と保護素子12a乃至12fとを有している。
次に、ステップS2で、ESD電流パス解析部3が、ESD保護回路網D2のパッドPAD1乃至PAD9に対して始点パッドPAD1と終点パッドPAD2を設定する。さらに、ESD電流パス解析部3が、パッド間電圧情報D3と、ESD電流パス情報D4を構成する始点パッドPAD1から終点パッドPAD2までのESD電流パスP1を求める。始点パッドと終点パッドとの組は、全てのパッドPAD1乃至PAD9から組み合わせできる任意の組でよい。あるいは、組を逐一網羅的に設定してもよく、最終的に全ての組を設定してもよい。
図4に示すように、パッド間電圧情報D3は、始点パッドPAD1と終点パッドPAD2の間のパッド間電圧2.345Vを有している。同様に、パッド間電圧情報D3は、始点パッドPAD1と終点パッドPAD3の間のパッド間電圧10.894V、始点パッドPAD1と終点パッドPAD4の間のパッド間電圧5.431V、始点パッドPAD1と終点パッドPAD5の間のパッド間電圧7.451Vを有している。
図5に示すように、ESD電流パス情報D4は、ESD電流パスP2を有している。ESD電流パスP2には、始点パッドPAD1のパッド名と、終点パッドPAD3のパッド名と、始点パッドPAD1から終点パッドPAD2までの経由する順番にネットVDD2、VSS2、VSS1のネット名と、保護素子12a、12bの保護素子名とが並べて記述されている。さらに、ESD電流パスP2には、パッド名と同じ順番で始点パッドと終点パッドが接続するI/Oセル名が記述されている。ESD電流パスP2には、ネット名と同じ順番に電圧値が記述されている。ESD電流パスP2には、保護素子名と同じ順番に保護素子が属するI/Oセル名と電圧値が記述されている。このように、ESD電流パス情報D4には、ESD電流パスP2が通過するパッド、ネット、保護素子に関する情報を、ESD電流パスP2が通過する順番にしたがって記述しておく。
図6に示すように、図3のESD電流パスP1のESD電流パス情報には、まず、始点パッドPAD1のパッド名として、「PAD1」が記述されている。「PAD1」と同じ順番で、始点パッドPAD1が接続するI/Oセル名として、「IOCELL1」が記述されている。
「PAD1」の次の順番で、ESD電流パスP1が始点パッドPAD1の次に通過するネットVDD2のネット名として、「VDD2」が記述されている。「VDD2」と同じ順番で、ネットVDD2内に生じる電圧値(V)として、「1.231」が記述されている。
「VDD2」の次の順番で、ESD電流パスP1がネットVDD2の次に通過する保護素子12aの保護素子名として、「GGNMOS1」が記述されている。「GGNMOS1」と同じ順番で、保護素子12aが属するI/Oセル名として、「IOCELL1」が記述されている。「GGNMOS1」と同じ順番で、保護素子12a内に生じる電圧値として、「6.341」が記述されている。
「GGNMOS1」の次の順番で、ESD電流パスP1が保護素子12aの次に通過するネットVSS2のネット名として、「VSS2」が記述されている。「VSS2」と同じ順番で、ネットVSS2内に生じる電圧値として、「0.659」が記述されている。
「VSS2」の次の順番で、ESD電流パスP1がネットVSS2の次に通過する保護素子12bの保護素子名として、「DIODE1」が記述されている。「DIODE1」と同じ順番で、保護素子12bが属するI/Oセル名として、「IOCELL2」が記述されている。「DIODE1」と同じ順番で、保護素子12b内に生じる電圧値として、「1.213」が記述されている。
「DIODE1」の次の順番で、ESD電流パスP1が保護素子12bの次に通過するネットVSS1のネット名として、「VSS1」が記述されている。「VSS1」と同じ順番で、ネットVSS1内に生じる電圧値として、「0.125」が記述されている。
「VSS1」の次の順番で、ESD電流パスP1がネットVSS1の次に通過する保護素子12cの保護素子名として、「DIODE2」が記述されている。「DIODE2」と同じ順番で、保護素子12c内に生じる電圧値として、「1.679」が記述されている。
「DIODE2」の次の順番で、ESD電流パスP1が保護素子12cの次に通過するネットSIG1のネット名として、「SIG1」が記述されている。「SIG1」と同じ順番で、ネットSIG1内に生じる電圧値として、「2.123」が記述されている。
「SIG1」の次の順番で、ESD電流パスP1がネットSIG1の次に最後に通過するパッドPAD2のパッド名として、「PAD2」が記述されている。「PAD2」と同じ順番で、終点パッドPAD2が接続するI/Oセル名として、「IOCELL2」が記述されている。
図7に示すように、複数のESD電流パスP1乃至P3らが生成される。ESD電流パスP1乃至P3毎にESD電流パス情報D4を有している。複数のESD電流パスP1乃至P3らはESD電流パスの集合15を構成する。
図2のステップS3で、ESD電流パスグループ化部4が、ESD電流パスの集合15の要素であるESD電流パスP1乃至P3を、グループ化方法にしたがってグループ分けする。
図8に示すように、グループ化方法としては、ネット名と保護素子名の順序が一致するESD電流パス情報D4を有するESD電流パスP1乃至P3毎にグループを形成する。すなわち、ESD電流パスP1乃至P3が同一グループか否かの判定基準は、ESD電流パス情報D4のネット名と保護素子名の順序が一致することである。同一グループのESD電流パスは、パッド間電圧とESD耐圧の間の負の相関が高いことが期待できる。
図9に示すように、グループ化方法としては、ネット名と保護素子名とパッドが接続するI/Oセル名と保護素子が属するI/Oセル名の順序が一致するESD電流パス情報D4を有するESD電流パスP1乃至P3毎にグループを形成してもよい。すなわち、ESD電流パスP1乃至P3が同一グループか否かの判定基準は、ESD電流パス情報D4のネット名と保護素子名とパッドが接続するI/Oセル名と保護素子が属するI/Oセル名の順序が一致することである。
図10に示すように、グループG1が形成される。グループG1は、ESD電流パスP1、P1a、P1bを有している。ESD電流パスP1、P1a、P1bはそれぞれ、一致するネット名と保護素子名の順序(VDD2−12a−VSS2−12b−VSS1−12c−SIG1)を有している。
図11に示すように、グループG2が形成される。グループG2は、ESD電流パスP2、P2a、P2bを有している。ESD電流パスP2、P2a、P2bはそれぞれ、一致するネット名と保護素子名の順序(VDD2−12a−VSS2−12b−VSS1)を有している。
図12に示すように、グループG3が形成される。グループG3は、ESD電流パスP3、P3a、P3bを有している。ESD電流パスP3、P3a、P3bはそれぞれ、一致するネット名と保護素子名の順序(VDD2−12a−VSS2−12b−VSS1−12c−SIG1−12e−VDD1)を有している。
そして、図10乃至図12に示すように、ESD電流パスP1乃至P3らの集合15が、グループG1乃至G3に分けられる。
図13乃至図15に示すように、パッド間電圧・ESD耐圧相関情報D7には、ESD電流パスグループG1乃至G3ごとに、既存の半導体装置のESD電流パスの始点パッドと終点パッドの間のパッド間電圧の解析結果とESD耐圧の実測値のデータを記憶し、パッド間電圧とESD耐圧の負の相関を有する相関関係式E1乃至E3を求めて記憶しておく。
図2のステップS4で、ESD耐圧予測値算出部5が、グループG1乃至G3毎の相関関係式E1乃至E3に基づいて、パッド間電圧情報D3からESD電流パスP1乃至P3らのパッド間電圧と、ESD電流パスグループ情報D5からESD電流パスP1乃至P3らの属するグループG1乃至G3とを利用して、図13乃至図15に示すように、ESD電流パスP1乃至P3らのESD耐圧の予測値D6を求める。
図2のステップS5で、判定部9が、予測値D6に基づいて、半導体装置のレイアウトのESDに関する適否を判定する。例えば、図13乃至図15に示すように、あらかじめESD耐圧の予測値D6の判定基準値16を決めておく。判定では、図13乃至図15のようにESD耐圧の予測値D6の全てが判定基準値16より大きければ半導体装置のESD対策は十分であると判定できる。一方、ESD耐圧の予測値D6の1つでも判定基準値16より小さければ半導体装置のESD対策は不十分であると判定できる。
このように、ESD電流パスP1乃至P3らのグループG1乃至G3ごとに求めたパッド間電圧・ESD耐圧相関情報D7の相関関係式E1乃至E3にしたがって、パッド間電圧情報D3のパッド間電圧からESD耐圧予測値D6を算出しているので、ESD耐圧の実測データを考慮した確度の高いESD耐圧予測値が得られ、パッド間ひいては半導体装置に対するESDの適否に関して誤った判定をする危険性が低くなる。
ESD検証方法は、手順としてコンピュータが実行可能なESD検証プログラムにより表現することができる。このESD検証プログラムをコンピュータに実行させることにより、ESD検証方法を実施することができる。
なお、パッド間電圧・ESD耐圧相関情報D7の相関関係式E1乃至E3は、図1のパッド間電圧・ESD耐圧相関情報の生成・記憶部11を用いて求めることができる。
まず、図16に示すように、ステップS1で、既存の半導体装置のレイアウトに対して、図2のステップS1と同様に、ESD保護回路網の抽出を行う。ステップS2で、図2のステップS1と同様に、抽出されたESD保護回路網に対して、ESD電流パス解析を行う。このことにより、ESD電流パスとパッド間電圧が取得できる。次に、既存の半導体装置のESD耐圧を実測する。ステップS6で、ESD耐圧の実測値を取得する。以上で、図17に示すようにESD電流パスの始点パッドと終点パッドから検索可能なように、パッド間電圧とESD耐圧の実測値とが記憶される。図18に示すように、パッド間電圧をX軸としESD耐圧の実測値をY軸とする平面上に、ESD電流パスの分散図を表すことができる。この分散図からは明確なパッド間電圧とESD耐圧の実測値の負の相関を得ることは難しい。図19に示すように、取得されたESD電流パスP12乃至P14らはESD電流パスの集合を構成する。ESD電流パスP12は、始点パッドPAD11−ネットVDD2−保護素子12a−ネットVSS2−保護素子12b−ネットVSS1−保護素子12c−ネットSIG1−終点パッドPAD12の経路を流れる。ESD電流パスP13は、始点パッドPAD11−ネットVDD2−保護素子12a−ネットVSS2−保護素子12b−ネットVSS1−終点パッドPAD13の経路を流れる。ESD電流パスP14は、始点パッドPAD11−ネットVDD2−保護素子12a−ネットVSS2−保護素子12b−ネットVSS1−保護素子12c−ネットSIG1−保護素子12e−ネットVDD1−終点パッドPAD14の経路を流れる。
図16のステップS3で、図2のステップS3と同様にESD電流パスP12乃至P14らのグループ分けを行う。特に、図8と図9のグループ化方法は、図16のステップS3と、図2のステップS3とで統一する。
図20に示すように、グループG01が形成される。グループG01は、ESD電流パスP12、P12a、P12bを有している。ESD電流パスP12、P12a、P12bはそれぞれ、一致するネット名と保護素子名の順序(VDD2−12a−VSS2−12b−VSS1−12c−SIG1)を有している。
図21に示すように、グループG02が形成される。グループG02は、ESD電流パスP13、P13a、P13bを有している。ESD電流パスP13、P13a、P13bはそれぞれ、一致するネット名と保護素子名の順序(VDD2−12a−VSS2−12b−VSS1)を有している。
図22に示すように、グループG03が形成される。グループG03は、ESD電流パスP14、P14a、P14bを有している。ESD電流パスP14、P14a、P14bはそれぞれ、一致するネット名と保護素子名の順序(VDD2−12a−VSS2−12b−VSS1−12c−SIG1−12e−VDD1)を有している。
そして、図20乃至図22に示すように、ESD電流パスP12乃至P14らの集合17が、グループG01乃至G03に分けられる。
図16のステップS7で、パッド間電圧・ESD耐圧相関情報D7の相関関係式E1乃至E3をグループG01乃至G03毎に生成し記憶する。
図23に示すように、パッド間電圧をX軸としESD耐圧の実測値をY軸とする平面上に、グループG01に属するESD電流パスP12、P12a、P12bらの分散図を表すことができる。この分散図から最小自乗法等により一次関数の相関関係式E1を算出する。相関関係式E1は明確なパッド間電圧とESD耐圧の実測値の負の相関を有する。グループG01は、図2のステップS4のESD耐圧予測値の算出ではグループG1に対応する。
図24に示すように、パッド間電圧をX軸としESD耐圧の実測値をY軸とする平面上に、グループG02に属するESD電流パスP13、P13a、P13bらの分散図を表すことができる。この分散図から最小自乗法等により一次関数の相関関係式E2を算出する。相関関係式E2は明確なパッド間電圧とESD耐圧の実測値の負の相関を有する。グループG02は、図2のステップS4のESD耐圧予測値の算出ではグループG2に対応する。
図25に示すように、パッド間電圧をX軸としESD耐圧の実測値をY軸とする平面上に、グループG03に属するESD電流パスP14、P14a、P14bらの分散図を表すことができる。この分散図から最小自乗法等により一次関数の相関関係式E3を算出する。相関関係式E3は明確なパッド間電圧とESD耐圧の実測値の負の相関を有する。グループG03は、図2のステップS4のESD耐圧予測値の算出ではグループG3に対応する。
なお、図26に示すように、ESD電流パスP14、P14a、P14bらの分散図のばらつきが大きかったり、ESD電流パスのデータ数が少なかったりする場合は、最小自乗法等により算出した相関関係式E4にかえて、ばらつきの幅の半値幅程度ESD耐圧が低くなるように相関関係式E5を再設定してもよい。このことは、ESD耐圧に対してマージンをとることになり、低いESD耐圧を検証することができる。
実施例2に係るESD検証方法は、図1のESD検証・防止装置が実施することができる。図27に示すように、実施例2のESD検証方法は、図2の実施例1のESD検証方法と比較して、ステップS1からステップS3までは同じである。実施例2のESD検証方法では、ステップS3の後に、ステップS8が実施される。
また、実施例2のESD検証方法は、図2の実施例1のESD検証方法と比較して、パッド間電圧・ESD耐圧相関情報D7を必要としない点で異なっている。このことは、図28(a)に示すようなステップS2で生成されるESD電流パスの集合15は、図7のESD電流パスの集合15と同じになるが、図28(b)に示すように、パッド間電圧をX軸としESD耐圧をY軸とするESD電流パスの分散図においては、Y軸のESD耐圧は仮想でよく、ESDの検証にESD耐圧を直接利用しないことに基づいている。すなわち、グループ化によりパッド間電圧とESD耐圧の負の相関を得ることが容易になったので、ESD耐圧を直接判定しなくても、パッド間電圧を判定することによりESD耐圧を間接的に判定することが可能になったのである。
同様に、図29(a)、図30(a)、図31(a)に示すようなステップS3で生成されるESD電流パスグループG1乃至G3は、図10乃至図12のESD電流パスグループG1乃至G3と同じになるが、図29(b)、図30(b)、図31(b)に示すように、パッド間電圧をX軸としESD耐圧をY軸とするESD電流パスグループG1乃至G3毎のESD電流パスの分散図においては、Y軸のESD耐圧は仮想でよく、ESDの検証にESD耐圧を直接利用しない。すなわち、ESD電流パスグループG1乃至G3毎のESD電流パスP1乃至P3らはパッド間電圧とESD耐圧の負の相関を有するので、ESD耐圧を直接判定しなくても、パッド間電圧、特に、パッド間電圧の最大値を判定することにより、ESD耐圧を間接的に判定できる。
ステップS8で、ワーストパッドペア抽出部6が、ESD電流パスグループ情報D5のグループG1乃至G3毎に、パッド間電圧情報D3のパッド間電圧が最も高いESD電流パスP1m、P2m、P3bを抽出する。具体的には、図29(b)に示すように、ESD電流パスグループG1内のESD電流パスP1、P1a、P1bをそのパッド間電圧の値でソートし、パッド間電圧の大きい順に並び替え、最もパッド間電圧が高いESD電流パスP1mの始点パッドと終点パッドのパッドペアを求めることにより、グループ内ワーストパッドペア情報D9を作成する。図30(b)に示すように、ESD電流パスグループG2内のESD電流パスP2、P2a、P2bをそのパッド間電圧の値でソートし、パッド間電圧の大きい順に並び替え、最もパッド間電圧が高いESD電流パスP2mの始点パッドと終点パッドのパッドペアを求めることにより、グループ内ワーストパッドペア情報D9を作成する。図31(b)に示すように、ESD電流パスグループG3内のESD電流パスP3、P3a、P3bをそのパッド間電圧の値でソートし、パッド間電圧の大きい順に並び替え、最もパッド間電圧が高いESD電流パスP3bの始点パッドと終点パッドのパッドペアを求めることにより、グループ内ワーストパッドペア情報D9を作成する。
ステップS9で、回路シミュレータ7が、パッド間電圧が最も高いESD電流パスP1m、P2m、P3bに対して、ESD保護回路網D2を用いて回路シミュレーションを実行し、ESD電流パスP1m、P2m、P3bの始点パッドと終点パッドのパッドペアの始点パッドと終点パッドの間のパッド間電圧を再度、高精度に求める。この高精度のパッド間電圧を回路シミュレーション結果D8として記憶する。
ステップS5で、判定部9が、高精度なパッド間電圧に基づいて、半導体装置のレイアウトのESDに関する適否を判定する。具体的には、あるESD電流パスグループG1乃至G3のワーストパッドペアのESDに対する検証が合格であった場合、そのグループG1乃至G3に属する全てのパッドペアは合格であると判定すればよい。また、基本的に半導体装置の全パッド間においてESDに対する不合格があってはならないので、あるESD電流パスグループG1乃至G3のワーストパッドペアが不合格であれば、その半導体装置は不合格という判定をすればよい。
このように、回路シミュレーションを一部のワーストパッドペアに対してだけ実行すればよいので、実用的な時間内で精度のよいESDの検証が可能となる。
実施例3に係るESD検証方法は、図1のESD検証・防止装置が実施することができる。図32に示すように、実施例3のESD検証方法は、図27の実施例2のESD検証方法と比較して、ステップS1からステップS3までとステップS8は同じである。実施例3のESD検証方法では、ステップS8の後に、ステップS10が実施される。実施例3のESD検証方法も、ステップS8を有することで、全てのESD電流パスそれぞれに対応するESD耐圧を必要としない。
次に、ESD電流パスグループG1乃至G3毎のパッド間電圧が最も高いESD電流パスP1m、P2m、P3bの始点パッドと終点パッドのパッドペアに対して、ESD耐圧試験を実行し、ESD耐圧の実測値を求める。
ステップS10で、ESD耐圧試験結果取得部8が、パッド間電圧が最も高いESD電流パスP1m、P2m、P3bの始点パッドと終点パッドのパッドペアに対して、ESD耐圧の実測値を取得し、ESD耐圧試験結果D10として記憶する。
ステップS5で、判定部9が、ESD耐圧の実測値に基づいて、半導体装置のレイアウトのESDに関する適否を判定する。具体的な判定方法は実施例2と同様に行う。
このように、ESD耐圧試験を一部のワーストパッドペアに対してだけ実行すればよいので、効率的なESDの検証が可能となる。
実施例4に係るESD検証方法は、図1のESD検証・防止装置が実施することができる。図33に示すように、実施例4のESD検証方法は、図2の実施例1のESD検証方法と比較して、ステップS1からステップS5までは同じである。実施例4のESD検証方法では、ステップS5の後に、ステップS11が実施される。ステップS11の後にステップS1が実施され、ループが構成されている。また、ステップS5で、半導体装置のレイアウトのESDに関する適否が判定され、適合の場合は、ESDの検証方法はストップする。否適合の場合は、ステップS11に進む。
ステップS11で、レイアウト修正部10が、半導体装置のレイアウトを修正する。ステップS1に進む。そして、実行ステップはステップS5で、半導体装置のレイアウトのESDに関する適否が判定が適合になるまでループを回る。このことにより、ESDに関する適否の判定が適合である半導体装置のレイアウトを作成することができる。そして、半導体装置のESDを防止することができる。
図34に示すように、実施例4に係る半導体装置の製造方法は、まず、ステップS21で半導体装置を設計し、半導体装置のレイアウトD1を生成する。ステップS22で、図33のESD検証方法を実施し、修正されたレイアウトD11を生成する。最後に、修正されたレイアウトD11に基づいて、マスクを作製し、このマスクに基づいて半導体装置を作製する。
実施例5に係るESD検証方法は、図1のESD検証・防止装置が実施することができる。図35に示すように、実施例5のESD検証方法は、図27の実施例2のESD検証方法と比較して、ステップS1からステップS5までは同じである。実施例5のESD検証方法では、ステップS5の後に、ステップS11が実施される。ステップS11の後にステップS1が実施され、ループが構成されている。また、ステップS5で、半導体装置のレイアウトのESDに関する適否が判定され、適合の場合は、ESDの検証方法はストップする。否適合の場合は、ステップS11に進む。ステップS11で、実施例4と同様にレイアウト修正部10が、半導体装置のレイアウトを修正する。また、実施例5のESD検証方法を図34のステップS22に実施することにより、半導体装置の製造方法を実施することができる。
実施例6に係るESD検証方法は、図1のESD検証・防止装置が実施することができる。図36に示すように、実施例6のESD検証方法は、図32の実施例3のESD検証方法と比較して、ステップS1からステップS5までは同じである。実施例6のESD検証方法では、ステップS5の後に、ステップS11が実施される。ステップS11の後にステップS1が実施され、ループが構成されている。また、ステップS5で、半導体装置のレイアウトのESDに関する適否が判定され、適合の場合は、ESDの検証方法はストップする。否適合の場合は、ステップS11に進む。ステップS11で、実施例4と同様にレイアウト修正部10が、半導体装置のレイアウトを修正する。また、実施例6のESD検証方法を図34のステップS22に実施することにより、半導体装置の製造方法を実施することができる。
実施の形態に係るESD検証・防止装置の構成図である。 実施例1に係るESD検証方法のフローチャートである。 ESD検証対象の半導体装置のESD保護回路網とESD電流パスの模式図である。 パッド間電圧情報のデータ構造図である。 ESD電流パス情報のデータ構造図である。 ESD電流パス情報の記述例である。 ESD検証対象の半導体装置のESD電流パス情報の集合である。 グループか否かの判定基準(その1)である。 グループか否かの判定基準(その2)である。 ESD検証対象の半導体装置によるグループG1の構成図である。 ESD検証対象の半導体装置によるグループG2の構成図である。 ESD検証対象の半導体装置によるグループG3の構成図である。 グループG1の相関関係式のグラフである。 グループG2の相関関係式のグラフである。 グループG3の相関関係式のグラフである。 パッド間電圧・ESD耐圧相関情報の生成・記憶方法のフローチャートである。 先行して製造された半導体装置群のパッド間電圧(計算値)とESD耐圧(実測値)の表である。 先行して製造された半導体装置群のパッド間電圧(計算値)に対するESD耐圧(実測値)のグラフである。 先行して製造された半導体装置群のESD電流パス(計算値)の集合である。 先行して製造された半導体装置群によるグループG1の構成図である。 先行して製造された半導体装置群によるグループG2の構成図である。 先行して製造された半導体装置群によるグループG3の構成図である。 グループG1の相関関係式のグラフである。 グループG2の相関関係式のグラフである。 グループG3の相関関係式のグラフである。 相関関係式の設定方法を説明するためのグラフである。 実施例2に係るESD検証方法のフローチャートである。 ESD検証対象の半導体装置のESD電流パス情報の集合(a)と、パッド間電圧(計算値)に対するESD耐圧(仮想)の仮想のグラフ(b)である。 ESD検証対象の半導体装置によるグループG1の構成図(a)と、グループG1によるパッド間電圧(計算値)に対するESD耐圧(仮想)の仮想のグラフ(b)である。 ESD検証対象の半導体装置によるグループG2の構成図(a)と、グループG2によるパッド間電圧(計算値)に対するESD耐圧(仮想)の仮想のグラフ(b)である。 ESD検証対象の半導体装置によるグループG3の構成図(a)と、グループG3によるパッド間電圧(計算値)に対するESD耐圧(仮想)の仮想のグラフ(b)である。 実施例3に係るESD検証方法のフローチャートである。 実施例4に係るESD防止方法のフローチャートである。 実施例4に係る半導体装置の製造方法のフローチャートである。 実施例5に係るESD防止方法のフローチャートである。 実施例6に係るESD防止方法のフローチャートである。
符号の説明
1 ESD検証・防止装置
2 ESD保護回路網抽出部
3 ESD電流パス解析部
4 ESD電流パスグループ化部
5 ESD耐圧予測値算出部
6 ワーストパッドペア抽出部
7 回路シミュレータ(高精度ESD解析部)
8 ESD耐圧試験結果取得部
9 判定部
10 レイアウト修正部
11 パッド間電圧・ESD耐圧相関関係の生成・記憶部
12a乃至12f 保護素子
15 ESD電流パスの集合
16 判定基準値
17 ESD電流パスの集合
21 記憶部

Claims (5)

  1. ESD保護回路網抽出部、ESD電流パス解析部、ESD電流パスグループ化部、ESD耐圧予測値算出部、及び判定部を備えるコンピュータによる静電放電の検証方法であって、
    前記ESD保護回路網抽出部が、記憶部に記憶された半導体装置のレイアウトからパッド、ネットと保護素子とで構成される静電放電保護回路網を抽出することと、
    前記ESD電流パス解析部が、前記静電放電保護回路網の前記パッドに対して始点パッドと終点パッドの組を複数設定することと、
    前記ESD電流パス解析部が、前記複数の組毎に、前記始点パッドと前記終点パッドのパッド間電圧と、前記始点パッドから前記終点パッドまで経由する順番に前記ネットと前記保護素子を並べた静電放電電流パスを求めることと、
    前記ESD電流パスグループ化部が、前記複数の組のそれぞれの前記静電放電電流パスを、前記ネットと前記保護素子の前記順序が一致する静電放電電流パス毎にグループ分けすることと、
    前記ESD耐圧予測値算出部が、前記記憶部に記憶された前記グループ毎の前記パッド間電圧と静電放電耐圧の負の相関関係に基づいて、前記複数の組毎に、前記始点パッドと前記終点パッドの前記パッド間電圧と前記始点パッドと前記終点パッドの属するグループから、前記始点パッドと前記終点パッドの間の静電放電耐圧の予測値を求めることと、
    前記判定部が、前記予測値に基づいて、前記レイアウトの静電放電に関する適否を判定することとを有することを特徴とする静電放電の検証方法。
  2. ESD保護回路網抽出部、ESD電流パス解析部、ESD電流パスグループ化部、ワーストパッドペア抽出部、回路シミュレータ、及び判定部を備えるコンピュータによる静電放電の検証方法であって、
    前記ESD保護回路網抽出部が、記憶部に記憶された半導体装置のレイアウトからパッド、ネットと保護素子とで構成される静電放電保護回路網を抽出することと、
    前記ESD電流パス解析部が、前記静電放電保護回路網の前記パッドに対して始点パッドと終点パッドの組を複数設定することと、
    前記ESD電流パス解析部が、前記複数の組毎に、前記始点パッドと前記終点パッドの間の第1パッド間電圧と、前記始点パッドから前記終点パッドまで経由する順番に前記ネットと前記保護素子を並べた静電放電電流パスを求めることと、
    前記ESD電流パスグループ化部が、前記複数の組のそれぞれの前記静電放電電流パスを、前記ネットと前記保護素子の前記順序が一致する静電放電電流パス毎にグループ分けすることと、
    前記ワーストパッドペア抽出部が、前記グループ毎に、前記第1パッド間電圧が最も高い前記始点パッドと前記終点パッドの組を抽出することと、
    前記回路シミュレータが、前記グループ毎に、前記第1パッド間電圧が最も高い前記始点パッドと前記終点パッドの組に対して、回路シミュレーションにより、前記第1パッド間電圧より高精度の第2パッド間電圧を求めることと、
    前記判定部が、前記第2パッド間電圧に基づいて、前記レイアウトの静電放電に関する適否を判定することとを有することを特徴とする静電放電の検証方法。
  3. 半導体装置のレイアウトからパッド、ネットと保護素子とで構成される静電放電保護回路網を抽出することと、
    前記静電放電保護回路網の前記パッドに対して始点パッドと終点パッドの組を複数設定することと、
    前記複数の組毎に、前記始点パッドと前記終点パッドのパッド間電圧と、前記始点パッドから前記終点パッドまで経由する順番に前記ネットと前記保護素子を並べた静電放電電流パスを求めることと、
    前記複数の組のそれぞれの前記静電放電電流パスを、前記ネットと前記保護素子の前記順序が一致する静電放電電流パス毎にグループ分けすることと、
    前記グループ毎に、前記パッド間電圧が最も高い前記始点パッドと前記終点パッドの組を抽出することと、
    前記グループ毎に、前記パッド間電圧が最も高い前記始点パッドと前記終点パッドの組に対して、前記始点パッドと前記終点パッドの間の静電放電耐圧の実測値を求めることと、
    前記実測値に基づいて、前記レイアウトの静電放電に関する適否を判定することとを有することを特徴とする静電放電の検証方法。
  4. 前記適否を判定することで否適合の場合に、レイアウト修正部が、前記レイアウトを修正することをさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の静電放電の検証方法。
  5. 請求項4に記載の静電放電の検証方法で修正された前記レイアウトに基づいて、前記半導体装置を作製することを特徴とする静電放電の検証方法を使用した半導体装置の作製方法。
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