JP4195970B2 - Digital still camera - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルスチルカメラに関し、特に連写機能を有するデジタルスチルカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルスチルカメラが一般に普及し、その普及に伴って、デジタルスチルカメラには種々の機能が搭載されるようになってきた。それらの機能の一つに連写機能がある。
【0003】
ここで、連写機能とは、ユーザーがデジタルスチルカメラに対して一回操作するだけで、時間的に一定間隔で連続した複数の画像を撮像することができる機能を意味し、スポーツにおける撮影等でシャッターチャンスを逃すことが無くなるのでユーザーにとって便利な機能である。
【0004】
この連写機能による動作においては、短時間内で複数の画像を取得するため、デジタルスチルカメラに内蔵された半導体メモリー等の記憶部の記録容量を多く必要とするが、デジタルスチルカメラに搭載できる記憶部の記録容量には制限があるため、記憶部の記録領域を効率的に利用することが要求されている。また、ユーザーの利便性から連写時の各画像の撮像時間間隔を短くすることも要求されている。
【0005】
以下、図12乃至図16を用いて従来のデジタルスチルカメラについて説明する。
【0006】
まず、従来のデジタルスチルカメラの構成について説明する。図12は従来のデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。なお、図中の実線矢印は画像信号の伝送を意味し、点線矢印は制御信号の伝送を意味する。以下、図12における各構成要素について説明する。
【0007】
まず、操作部101はシャッター釦等であり、ユーザーが操作部101を操作すると、操作部101から制御部102に連写撮影を指示する。
【0008】
また、制御部102は、撮像部103、第1の記憶部104、YC処理部105、レベル測定部106、係数設定部107、圧縮変換部108、符号量測定部109、スケールファクター設定部110、記録部111およびキズ補正演算部112を制御する。
【0009】
また、撮像部103は、CCD等の撮像素子(図示省略)を備え、光学系部位(図示省略)からの光学的信号をRGB三原色に分解してデジタル化した電気信号に変換する。そして、制御部102からの指示を受けたときに、その電気信号を第1の記憶部104およびレベル測定部106に出力する。
【0010】
また、第1の記憶部104は、撮像部103の出力およびYC処理部105の出力を記録するRAW/YC記録領域104a、並びに圧縮変換部108の出力を記録する圧縮データ記録領域104cを有する。また、制御部102の制御により、RAW/YC記録領域104aに記録したRAWデータをキズ補正部112に、RAW/YC記録領域104aに記録したYCデータを圧縮変換部108に、圧縮データ記録領域104cに記録したデータを記録部111にそれぞれ出力する。
【0011】
また、YC処理部105は、制御部102の制御により、係数設定部107からRAW/YC変換の演算係数を、キズ補正部112からRAWデータをそれぞれ取得する。そして、その演算係数に基づいて、RAWデータをYCデータに変換し、変換されたYCデータをRAW/YC記録領域104aに出力する。また、キズ補正部112は、制御部102の制御により、RAWデータの欠陥を補正し、その補正後のRAWデータをYC処理部105に出力する。
【0012】
ここで、図16を用いて、YC処理部105とキズ補正部112との接続に関して説明する。図16において、YC処理部105は、YC演算部105aおよびラインメモリ105b乃至105fにより構成されており、YC演算部105aはRAW/YC変換係数に基づいてRAWデータをYCデータに変換するものであり、ラインメモリ105b乃至105fはそれぞれ1走査線分のRAWデータを記録するものである。また、ラインメモリ105b乃至105fはYC演算部105aに出力する。また、YC演算部105aにはラインメモリ105b乃至5fの出力の他にキズ補正部112の出力が入力される。このような構成が必要なのは、YC演算部105aでRAW/YC変換をする際には6走査線分のRAWデータが同時に必要となるからである。
【0013】
また、キズ補正部112はキズ補正演算部112aおよびラインメモリ112b乃至112eから構成され、キズ補正演算部112aにはラインメモリ112b乃至112eおよび第1の記録部104の出力が入力される。このような構成が必要なのはキズ補正部112でキズ補正処理をするには5走査線分のRAWデータが同時に必要となるからである。
【0014】
また、レベル測定部106は、カウンタ等から構成され、制御部102の制御により、撮像部103の出力すなわちRAWデータを取得して、RBGの三原色毎にRAWデータのレベルを測定する。
【0015】
また、係数設定部107は、制御部102の制御により、レベル測定部106における1画面分のRAWデータの測定結果を基にRAW/YC変換の演算係数を算出し、その演算係数を内部に一時的に保存し、また必要に応じてその演算係数をYC処理部105に出力する。
【0016】
また、圧縮変換部108は、制御部102の制御により、RAW/YC記録領域104aおよびスケールファクター設定部110の出力を取得し、そのスケールファクター設定部110の出力に基づいてRAW/YC記録領域4aの出力であるYCデータを圧縮変換し、その圧縮変換後のデータすなわち圧縮データを圧縮データ記録領域104cおよび符号量測定部109に出力する。
【0017】
また、符号量測定部109は、制御部102の制御により、圧縮変換部108から圧縮データを取得し、その圧縮データの符号量を測定するものであり、カウンタ等から構成される。
【0018】
また、スケールファクター測定部110は符号量測定部109で測定した1画面分の符号量を基にスケールファクターを算出し、そのスケールファクターを内部に一時的に保存し、必要に応じて圧縮変換部108に出力する。
【0019】
また、記録部111は、フラッシュメモリ等からなり、制御部102の制御により、圧縮データ記録領域104cに記録された圧縮データを取得して、その圧縮データを記録する。
【0020】
次に、従来のデジタルスチルカメラの1画面分の画像データを記録する時の動作について説明する。図13は、従来のデジタルスチルカメラにより1画面分の画像データを記録するときの制御部102の動作を示したフローチャートである。以下、図13を各ステップ毎に説明する。
【0021】
まず、光学系部位(図示省略)からの光学的信号を撮像部103に入力画像として入力し、撮像部103を制御することにより、その光学的信号をRAWデータに変換させ、そのRAWデータを第1の記憶部104およびレベル測定部106に出力させる(ステップS101)。
【0022】
次に、第1の記憶部104を制御することにより、撮像部103の出力であるRAWデータを取得させ、RAW/YC記録領域4aへの記録を開始させる(ステップS102)と共に、レベル測定部106を制御することにより、撮像部103の出力であるRAWデータのRGBのレベル測定を開始させる(ステップS103)。
【0023】
次に、第1の記憶部104を制御してRAWデータのRAW記録領域への記録量を示す情報を制御部102に送信させる(ステップS120)。このとき、その情報によりRAWデータの記録量が1画面分になると、ステップS109に移行し、それまではステップS120で待機する。
【0024】
次に、係数設定部107を制御して、レベル測定部106からRGB毎にレベルの総計を取得させ、そのレベルに基づいてRAW/YC変換の演算係数を算出させ、その演算係数を内部に一時的に保存させる(ステップS109)。
【0025】
次に、第1の記憶部104およびキズ補正部112を制御して、キズ補正部112に第1の記憶部104からRAWデータを取得させ、RAWデータの欠陥を補正させて、YC処理部105に出力させ(ステップS105)、第1の記憶部104、YC処理部105、係数設定部107およびキズ補正部112を制御して、YC処理部105に、キズ補正部112からRAWデータと係数設定部107から演算係数とを取得させ、その演算係数に基づいてRAWデータをYCデータに変換させ、第1の記憶部104のRAW/YCデータ記録領域104bに記録させる(ステップS106)。
【0026】
次に、第1の記憶部104、圧縮変換部108、符号量測定部109およびスケールファクター設定部110を制御して、次の動作を行う(ステップS107)。まず、スケールファクター設定部110にスケールファクターを、第1の記憶部104にYCデータをそれぞれ出力させる。次に、そのスケールファクターに基づいて、取得したYCデータを圧縮変換部108に圧縮変換させ、圧縮変換によって得た圧縮データを符号量測定部109に出力させる。次に、符号量測定部109にはその圧縮データに基づいて符号量を測定させる。
【0027】
次に、ステップS108において、圧縮変換部108を制御して、1画面分の圧縮変換が終了したかどうかを監視し、終了したときにステップS110に移行し、ステップS110において、符号量測定部109およびスケールファクター設定部110を制御して、符号量測定部109から1画面分の符号量を取得させ、その符号量に基づいてスケールファクターを算出させ、そのスケールファクターを内部に一時的に保存させる。
【0028】
次に、第1の記憶部104、スケールファクター設定部110および圧縮変換部108を制御して、圧縮変換部108に、YCデータを取得させ、そのYCデータを圧縮変換させ、圧縮変換後の圧縮データを圧縮データ記録領域104cに記録させる(ステップS113)。
【0029】
最後に、圧縮変換部108を監視して、1画面分のYCデータの圧縮変換およびその圧縮変換後の圧縮データの第1の記憶部104への書込みが終了したかどうかを検知し、これらが終了した場合に1画面分の撮像動作のための制御部102による制御を終了する(ステップS114)。
【0030】
以上の従来のデジタルスチルカメラの動作により、第1の記憶部104に1画像分の圧縮データが記憶されると、この圧縮データは任意の時に再生することができ、また記録部111に圧縮データを移動して利用することが可能となる。
【0031】
次に、従来のデジタルスチルカメラの連写時のタイミングチャートである図14を説明する。図14において横軸は時間である。なお、以下で説明する際に必要な時間は、それぞれA、B、C等と横軸に表記する。
【0032】
また、図14(a)はRAWデータおよびYCデータについてアクセスするアドレスの時間変化を示したタイミングチャートであり、縦軸はRAW/YC記録領域104aのアドレスを示し、図中の上下の点線はそれぞれアドレスの上限と下限とを示し、太矢印線a101およびa106はRAWデータの書込みアドレスの軌跡を示し、細矢印線a102はRAWデータの読出しアドレスの軌跡を示し、太矢印点線a103はYCデータの書込みアドレスの軌跡を示し、細矢印点線a104およびa105はYCデータの読出しアドレスの軌跡を示す。
【0033】
また、図14(c)はキズ補正部112の動作状態の時間変化を示したタイミングチャートであり、図中の上下の点線はそれぞれ補正処理状態と非補正処理状態とを示し、実線は補正処理の状態の軌跡を示す。また、図14(d)は圧縮データの記録状態の時間変化を示したタイミングチャートであり、図中の上下の点線はそれぞれ記録状態と非記録状態とを示し、実線は記録の状態の軌跡を示す。
【0034】
次に、従来のデジタルスチルカメラにおける第1の記憶部104のRAW/YC記録領域104aの時間進行に伴う記憶状態の変化を示す模式図である図15について説明する。図15において、図中の四角形で示すものがRAW/YC記録領域104aの模式図である。
【0035】
まず、図15(a)は、図14における時間Aから時間Bでの記憶状態を示したものである。すなわち、時間Aから時間BではRAW/YC記録領域104aには何も記憶されていない状態であることを示すものである。
【0036】
次に、図15(b)は、図14における時間B直後での記憶状態を示したものである。すなわち、時間BにRAW/YC記録領域104aにRAWデータの書込みが開始されるのであることを示すものである。
【0037】
次に、図15(c)は、図14における時間Cでの記憶状態を示したものである。すなわち、時間CにRAW/YC記録領域104aにRAWデータの書込みが完了するのであることを示すものである。
【0038】
次に、図15(d)は、図14における時間C直後での記憶状態を示したものである。すなわち、時間CにRAW/YC記録領域104aにRAWデータの読出しが開始されることを示すものである。
【0039】
次に、図15(e)は、図14における時間D直後での記憶状態を示したものである。すなわち、時間DにRAW/YC記録領域104aにYCデータの書込みが開始されることを示すものである。
【0040】
次に、図15(f)は、図14における時間E直後での記憶状態を示したものである。すなわち、時間EにRAW/YC記録領域104aにYCデータの読出しが開始されることを示すものである。
【0041】
次に、図15(g)は、図14における時間Hでの記憶状態を示したものである。すなわち、時間HにRAW/YC記録領域104aにYCデータの読出しが完了することを示すものである。
【0042】
次に、図15(h)は、図14における時間I直後での記憶状態を示したものである。すなわち、時間IにRAW/YC記録領域104aにRAWデータの書き込みが開始されることを示すものである。
【0043】
以上のように、従来のデジタルスチルカメラは、1画像毎にRAWデータとYCデータを同一のRAW/YC記録領域104aに交互に記憶するのである。このようにすることにより、第1の記憶部104の記録領域の使用量を節約しているのである。
【0044】
次に、連写を行ったときの従来のデジタルスチルカメラの動作を図12乃至図15を用いて以下説明する。
【0045】
まず、図14における時間Aにおいて、ユーザーが操作部101を操作することにより、連写の動作が開始され、操作部101から制御部102に連写を開始する旨が指示される。このときのRAW/YC記録領域104aの記憶状態は図15(a)に示す状態である。
【0046】
その連写動作開始の旨の指示を受けると、制御部102は1画面目の撮像動作に移行する。すなわち、図13に示すフローの動作に移行する。すると、時間Aから時間Bまでに撮像部103で光学的信号をRAWデータに変換する(ステップS101)。次に、時間Bにおいて、ステップS102に移行し、RAW/YC記録領域104aにRAWデータを書き込む(図14における軌跡a101)と共に、ステップS103に移行し、レベル測定部106でRAWデータのレベル測定を開始する。そして、時間B直後に、RAW/YC記録領域104aは図15(b)に示す状態となる。
【0047】
次に、ステップS120において、RAWデータの書込みが完了したかどうかを検知し、時間CにRAWデータの書込み(図14における軌跡a101)が完了すると、ステップS109に移行し、係数設定部107でRAW/YC変換の演算係数を設定する。このときのRAW/YC記録領域104aは図15(c)に示す状態となる。
【0048】
ここで、係数設定部107での演算係数の算出を、1画面分のRAWデータについてレベル測定部106で測定した後としたのは、RAW/YC変換の際に必要な演算係数は、1画面全体の明るさと色調に合わせて決めなければならず、1画面分のRAWデータに基づいて設定しなければならないからである。
【0049】
次に、時間Cにおいて、RAWデータが第1の記憶部104から読出されて(図14における軌跡a102)、欠陥の修正が開始され(ステップS105)、時間Dにおいて、ステップS106に移行し、YC処理部105でRAWデータからYCデータに変換して、そのYCデータをRAW/YC記録領域104aに書き込み始める(図14における軌跡a103)。なお、RAW/YC記録領域104aは、時間C直後に図15(d)に示す状態となり、時間D直後に図15(e)に示す状態となる。
【0050】
ここで、RAWデータをYCデータに変換するには、演算係数に基づいてしなければならず、また、演算係数は上述のようにレベル測定部106が1画面分のRAWデータを測定した後でなければ得ることができない。そのため、RAWデータの第1の記憶部104への書込み(図14における軌跡a101)完了後にしかYCデータは生成できないのである。
【0051】
次に、時間Eにおいて、RAW/YC記録領域104aから圧縮変換部108にYCデータを読出して(図14における軌跡a104)、圧縮データに変換し、その圧縮データを符号量を符号量測定部109で測定する(ステップS107)。そして、時間E直後に、RAW/YC記録領域104aは図15(f)に示す状態となる。
【0052】
次に、ステップS108において、圧縮変換部108を制御して、1画面分の圧縮変換が終了したかどうかを監視し、その結果1画面分の圧縮変換が終了したことを検知すると時間HにステップS110に移行し、符号量測定部109で測定した符号量に基づいてスケールファクター設定部110がスケールファクターを設定する。また同時に、再びRAW/YC記録領域104aからYCデータを読み出して(図14における軌跡a105)、スケールファクター設定部110で設定されたスケールファクターに基づいて、YCデータを圧縮データに変換し、生成された圧縮データを圧縮データ記録領域104cに記録する(ステップS113)。なお、RAW/YC記録領域104aは、時間Hでは図15(g)に示す状態となり、時間Iから時間Jの間では図15(h)に示す状態となる。
【0053】
次に、時間Jに1画面目の2回目のYCデータの読出しが完了し(図14における軌跡a105)、その直後に1画面目の圧縮データの圧縮データ記録領域104cへの記録が完了する。一方で、時間Iに2画面目についてのRAWデータの書込み(図14における軌跡a106)が開始し、以降1画面目と同様に動作する。また、3画面目以降も同様に動作し、所定の画面数分だけ撮影動作が繰り返される。なお、時間KにはRAW/YC記録領域104aは再び図15(c)に示す状態となる。
【0054】
以上のように、従来のデジタルスチルカメラでは、RAWデータとYCデータとを同一の記録領域に交互に記録することにより、第1の記憶部の記憶容量を節約しつつ、連写機能を実現している。
【0055】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来の構成では、RAWデータの書込みが完了するまでYCデータの生成ができないため、連写動作に必要な時間を短縮することができないという問題点を有する。すなわち、任意の入力画像についてのRAWデータの第1の記憶部104への書込みが終了した後、次の入力画像についてのRAWデータの書込み開始までの時間を短縮することが困難なのである。
【0056】
ここで、従来のデジタルスチルカメラではRAWデータの書込みが完了するまでYCデータの生成ができないのは、上述のように、演算係数を1画面分のRAWデータについてレベル測定部106で測定した後に算出しなければならず、かつ、RAWデータをYCデータに変換するにはその演算係数に基づいてしなければならないためである。
【0057】
また、RAW/YC記録領域104aの容量を大きくしなければならないという問題点も有する。これは、RAWデータをYCデータに変換すると画素当たりのビット数が増大するので、従来のデジタルスチルカメラのようにRAWデータとYCデータが同一の記録領域に記憶する場合は、RAWデータのみを記憶する場合と比べて大きくなるためである。
【0058】
また、第1の記憶部104のインターフェイス部分では、撮像部103、YC処理部105、圧縮変換部108、記録部111およびキズ補正部112との間で、RAWデータの読み書き、YCデータの読み書きおよび圧縮データの読み書きが集中するので、第1の記憶部104へのアクセスがネックになって、デジタルスチルカメラ全体として信号処理の速度が遅くなるという問題点も有する。
【0059】
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、連写時に必要な動作時間の短縮を実現することができるデジタルスチルカメラを提供することを目的とする。
【0060】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明のデジタルスチルカメラは、入力画像を示す光学的信号をRAWデータに変換する撮像部と、RAWデータをYCデータに変換するYC処理部と、YC処理部で変換されたYCデータを圧縮データに変換する圧縮変換部と、圧縮変換部で変換された圧縮データに基づいて圧縮係数を算出することにより符号量見積もりを行う圧縮係数設定部と、撮像部で生成されたRAWデータを記憶するとともに、記憶しているRAWデータに対応するYCデータを、RAWデータとは別の記憶領域に記憶する記憶部と、記憶部へのRAWデータの書き込み動作と重複して圧縮係数設定部による符号量見積もりを行わせ、圧縮係数設定部が圧縮係数を算出したとき、記憶部に記憶されているRAWデータを読み出して再度YCデータに変換させるようYC処理部を制御し、YC処理部で再度変換されたYCデータを圧縮係数設定部で算出された圧縮係数に基づいて再度圧縮データに変換させるよう圧縮変換部を制御する制御部とを備えた構成をしている。
【0061】
この構成によって、従来のデジタルスチルカメラで得ることができる画像と遜色のない品質の画像を得ることができることに加えて、連写時に必要な動作時間の短縮を実現することができるという作用を有する。
【0062】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、入力画像を示す光学的信号をRAWデータに変換する撮像部と、RAWデータをYCデータに変換するYC処理部と、YC処理部で変換されたYCデータを圧縮データに変換する圧縮変換部と、圧縮変換部で変換された圧縮データに基づいて圧縮係数を算出することにより符号量見積もりを行う圧縮係数設定部と、撮像部で生成されたRAWデータを記憶するとともに、記憶しているRAWデータに対応するYCデータを、RAWデータとは別の記憶領域に記憶する記憶部と、記憶部へのRAWデータの書き込み動作と重複して圧縮係数設定部による符号量見積もりを行わせ、圧縮係数設定部が圧縮係数を算出したとき、記憶部に記憶されているRAWデータを読み出して再度YCデータに変換させるようYC処理部を制御し、YC処理部で再度変換されたYCデータを圧縮係数設定部で算出された圧縮係数に基づいて再度圧縮データに変換させるよう圧縮変換部を制御する制御部とを有することを特徴としたものであり、RAWデータの書込みが完了する前にYCデータの生成ができるため、従来のデジタルスチルカメラで得ることができる画像と遜色のない品質の画像を得ることができることに加えて、撮影に必要な動作時間の短縮を実現することができる。
【0063】
本発明の請求項2に記載の発明は、入力画像を示す光学的信号をRAWデータに変換する撮像部と、RAWデータをYCデータに変換するYC処理部と、YC処理部で変換されたYCデータを圧縮データに変換する圧縮変換部と、圧縮変換部で変換された圧縮データに基づいて圧縮係数を算出することにより符号量見積もりを行う圧縮係数設定部と、撮像部で生成されたRAWデータを記憶する第1の記憶部と、記憶しているRAWデータに対応するYCデータを、RAWデータとは別の記憶領域に記憶する第2の記憶部と、第1の記憶部へのRAWデータの書き込み動作と重複して圧縮係数設定部による符号量見積もりを行わせ、圧縮係数設定部が圧縮係数を算出したとき、第1の記憶部に記憶されているRAWデータを読み出して再度YCデータに変換させるようYC処理部を制御し、YC処理部で再度変換されたYCデータを圧縮係数設定部で算出された圧縮係数に基づいて再度圧縮データに変換させるよう圧縮変換部を制御する制御部とを有することを特徴としたものであり、RAWデータを記憶する第1の記憶部にYCデータを記憶しないので、第1の記憶部にアクセスが集中してデジタルスチルカメラ全体の処理速度が遅くなることを防止できると共に、第1の記憶部の記憶領域の使用容量も小さくできるという作用を有する。
【0064】
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のデジタルスチルカメラであって、第2の記憶部を構成する回路と制御部、YC処理部および圧縮変換部を構成する回路とは単一の半導体チップ上で構成されることを特徴としたものであり、第2の記憶部と制御部とのアクセスに必要な電力を削減でき、またアクセスに必要な時間を短縮することができるという作用を有する。
【0065】
本発明の請求項4に記載の発明は、入力画像を示す光学的信号を複数の色信号から構成されるRAWデータに変換する撮像部と、RAWデータの複数の色信号を混合してYCデータを生成する際に使用する演算係数を算出する演算係数設定部と、RAWデータを、算出された演算係数に基づいてYCデータに変換するYC処理部と、YC処理部で変換されたYCデータを圧縮データに変換する圧縮変換部と、圧縮変換部で変換された圧縮データに基づいて圧縮係数を算出することにより符号量見積もりを行う圧縮係数設定部と、撮像部で生成されたRAWデータを記憶するとともに、記憶しているRAWデータに対応するYCデータを、RAWデータとは別の記憶領域に記憶する記憶部と、記憶部へのRAWデータの書き込み動作と重複して圧縮係数設定部による符号量見積もりを行わせ、圧縮係数設定部が圧縮係数を算出したとき、記憶部に記憶されているRAWデータを読み出して演算係数設定部で設定された演算係数に基づいて再度YCデータに変換させるようYC処理部を制御し、YC処理部で再度変換されたYCデータを圧縮係数設定部で算出された圧縮係数に基づいて再度圧縮データに変換させるよう圧縮変換部を制御する制御部とを有することを特徴としたものであり、YCデータの分布に基づいてRAW/YC変換の演算係数を算出するので、この演算係数に基づいて変換されるYCデータの分布を精度良く制御することができるという作用を有する。
【0066】
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のデジタルスチルカメラであって、YC処理部は、入力画像に対して演算係数設定部で設定された演算係数に基づいて、入力画像の次の入力画像に対応するRAWデータをYCデータに変換することを特徴としたものであり、白潰れ等のないYCデータを得ることができるという作用を有する。
【0067】
本発明の請求項6に記載の発明は、請求項4に記載のデジタルスチルカメラであって、YC処理部は、演算係数設定部で算出された演算係数を輝度信号または色信号の振幅が抑制されるように修正し、この修正された演算係数に基づいて、入力画像の次の入力画像に対応する撮像部で変換されたRAWデータをYCデータに変換することを特徴としたものであり、YCデータの最大値での飽和と白潰れを防止することができるという作用を有する。
【0068】
本発明の請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載のデジタルスチルカメラであって、記憶部又は第1の記憶部が撮像部で変換されたRAWデータを記憶する期間内に、YC処理部は、記憶部又は第1の記憶部で記憶されたRAWデータをYCデータに変換し始めることを特徴としたものであり、RAWデータの書込みが完了する前にYCデータの生成ができるため、連写動作に必要な時間を短縮することができるという作用を有する。
【0069】
本発明の請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載のデジタルスチルカメラであって、RAWデータの欠陥を補正するキズ補正演算部を備え、YC処理部はRAWデータの一部を一時的に記憶するラインメモリを有し、キズ補正演算部はラインメモリに記憶されたRAWデータを読み出して、読み出されたRAWデータの欠陥を逐次補正することを特徴としたものであり、キズ補正演算部とYC処理部とがラインメモリを共有するので、本発明に係るデジタルスチルカメラを実現するための回路の規模を小さくすることができるという作用を有する。
【0070】
本発明の請求項9に記載の発明は、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のデジタルスチルカメラであって、記憶部又は第1の記憶部は入力画像を示すRAWデータを複数の小画像に分割して出力し、YC処理部は、記憶部又は第1の記憶部から出力される小画像毎のRAWデータをYCデータに変換することを特徴としたものであり、YC処理部は小画像毎に処理をするので、YC処理部を構成する回路の規模を小さくすることができるという作用を有する。
【0071】
本発明の請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれかに記載のデジタルスチルカメラであって、YC処理部は、記憶部又は第1の記憶部に記憶されたRAWデータの一部をYCデータに変換し、圧縮変換部はYC処理部で変換されたYCデータを圧縮データに変換し、圧縮係数設定部は圧縮変換部で変換された圧縮データに基づいて圧縮係数を設定することを特徴としたものであり、圧縮係数を算出するためのRAW/YC変換および圧縮変換を短時間で完了することができるため、連写時の撮影に必要な動作時間を短縮することができるという作用を有する。
【0072】
(実施の形態1)
以下、図1乃至図5を参照して本発明の実施の形態1に係るデジタルスチルカメラについて説明する。
【0073】
まず、本発明の実施の形態1に係るデジタルスチルカメラの構成について図1を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態1に係るデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。なお、図中の実線矢印は画像信号の伝送を意味し、点線矢印は制御信号の伝送を意味する。以下、図1における各構成要素について説明する。
【0074】
まず、操作部1はシャッター釦等であり、ユーザーが操作部1を操作すると、操作部1から制御部2に連写撮影を指示する。また、制御部2は、撮像部3、第1の記憶部4、YC処理部5、レベル測定部6、係数設定部7、圧縮変換部8、符号量測定部9、スケールファクター設定部10、記録部11およびキズ補正演算部12を制御する。
【0075】
また、撮像部3は、CCD等の撮像素子(図示省略)を備え、光学系部位(図示省略)からの光学的信号をRGB三原色に分解してデジタル化した電気信号に変換する。そして、制御部2からの指示を受けたときに、その電気信号を第1の記憶部4およびレベル測定部6に出力する。なお、本明細書においては、撮像部3から出力される電気信号をRAWデータという。
【0076】
また、第1の記憶部4は、DRAM(dynamic random access memory)等からなり、撮像部3の出力すなわちRAWデータを記録するRAW記録領域4a、YC処理部5の出力を記録するYC記録領域4bおよび圧縮変換部8の出力を記録する圧縮データ記録領域4cを有する。また、制御部2の制御により、RAW記録領域4aに記録したデータをYC処理部5に、YC記録領域4bに記録したデータを圧縮変換部8に、圧縮データ記録領域4cに記録したデータを記録部11にそれぞれ出力する。
【0077】
また、YC処理部5は、制御部2の制御により、係数設定部7からRAW/YC変換の演算係数を、第1の記憶部4のRAW記録領域4aからRAWデータをそれぞれ取得する。そして、その演算係数に基づいて、RAWデータをYCデータに変換する。さらに、変換過程でYC処理部5に一時的に保存したRAWデータをキズ補正演算部12に出力し、変換したYCデータをYC記録領域4bに出力する。なお、YCデータとは、輝度信号(Y信号)と色信号(C信号)とを重畳した信号をいう。
【0078】
また、キズ補正演算部12は、制御部2の制御により、RAWデータの欠陥を補正し、その補正後のRAWデータをRAW記録領域4aに出力する。ここで、図4を用いて、YC処理部5とキズ補正演算部12との接続に関して説明する。図4において、YC処理部5は、YC演算部5aおよびラインメモリ5b乃至5fにより構成されており、YC演算部5aはRAW/YC変換係数に基づいてRAWデータをYCデータに変換するものであり、ラインメモリ5b乃至5fはそれぞれ1走査線分のRAWデータを記録するものである。また、ラインメモリ5b乃至ラインメモリ5fはそれぞれYC演算部5aおよびキズ補正演算部12に出力する。また、YC演算部5aにはラインメモリ5b乃至5fの出力の他に第1の記憶部4の出力が入力される。このような構成が必要なのは、YC演算部5aでRAW/YC変換をする際には6走査線分のRAWデータが同時に必要となるからであり、キズ補正演算部12でキズ補正処理をするには5走査線分のRAWデータが同時に必要となるからである。以上の構成により、RAW/YC変換に必要なラインメモリ(ラインメモリ5b乃至5f)をキズ補正の際に必要なラインメモリと兼用できるため、構成を簡略化することができる。
【0079】
また、高解像度化が著しいデジタルスチルカメラでは1水平区間の画素数は数千に達することがあるので、ラインメモリは非常に多量のトランジスタ数を消費する。よって、YC処理に用いるラインメモリとキズ補正に用いるラインメモリを共用化し、一方を削除する事の効果は非常に大である。さらに、ここで入力画像を複数の小画像に分割して処理する技術を用いると、必要なラインメモリの容量は小画像の1水平区間の画素数に比例し、入力画像の1水平区間の画素数とは無関係になるので、入力画像を水平方向に小さく分割して処理する事により、YC処理及びキズ補正に用いるラインメモリの容量を低減し、ラインメモリを構成するトランジスタ数を大幅に削減することが出来る。また、ラインメモリ容量の削減に加えて、YC記録領域4bが備えるべき記憶容量も1水平区間の画素数に比例するので、画像を小画像に分割する方式を用いる事により、YC記録領域4bの回路規模を大幅に削減できる。
【0080】
また、レベル測定部6は、カウンタ等から構成され、制御部2の制御により、撮像部3の出力すなわちRAWデータを取得して、このRAWデータについてRBGの三原色毎にレベルを測定する。また、係数設定部7は、制御部2の制御により、レベル測定部6における1画面分のRAWデータの測定結果を基にRAW/YC変換の演算係数を算出し、その演算係数を内部に一時的に保存し、また必要に応じてその演算係数をYC処理部5に出力する。ここで、RAW/YC変換の演算係数とはRGB信号を混合する際に使用する演算係数であり、その演算係数に基づいてYCデータにおける画面の明るさと色調が適正になるように設定するのである。なお、演算係数設定部は、レベル測定部6および係数設定部7より構成される。
【0081】
また、圧縮変換部8は、制御部2の制御により、YC記録領域4bおよびスケールファクター設定部10の出力を取得し、そのスケールファクター設定部10の出力に基づいてYC記録領域4bの出力であるYCデータを圧縮変換し、その圧縮変換後のデータすなわち圧縮データを圧縮データ記録領域4cおよび符号量測定部9に出力する。ここで、この圧縮変換の方式は例えばJPEG等であり、JPEG圧縮の場合は、水平16画素、垂直8画素のYCデータのマクロブロックを単位として読み出して圧縮変換する。なお、圧縮データのデータ量すなわち符号量はスケールファクターに依存して増減する。
【0082】
また、符号量測定部9は、制御部2の制御により、圧縮変換部8から圧縮データを取得し、その圧縮データの符号量を測定するものであり、カウンタ等から構成される。また、スケールファクター測定部10は符号量測定部9で測定した1画面分の符号量を基にスケールファクターを算出し、そのスケールファクターを内部に一時的に保存し、必要に応じて圧縮変換部8に出力する。なお、スケールファクターとは、圧縮変換において生成する符号量を制御するためのパラメーターをいう。また、圧縮係数設定部は符号量測定部9およびスケールファクター設定部10より構成される。
【0083】
また、記録部11は、フラッシュメモリ等からなり、制御部2の制御により、圧縮データ記録領域4cに記録された圧縮データを取得して、この圧縮データを記録する。なお、記録部11は、本発明の実施の形態1に係るデジタルスチルカメラに内蔵されるものでもよいし、メモリカードとして本発明の実施の形態1に係るデジタルスチルカメラに着脱可能なものでもよい。
【0084】
次に、本発明の実施の形態1に係るデジタルスチルカメラの1画面分の画像データを記録する時の動作について図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態1に係るデジタルスチルカメラにより1画面分の画像データを記録するときの制御部2の動作を示したフローチャートである。
【0085】
まず、光学系部位(図示省略)からの光学的信号を撮像部3に入力し、撮像部3を制御することにより、その光学的信号をRAWデータに変換させ、そのRAWデータを第1の記憶部4およびレベル測定部6に出力させる(ステップS1)。次に、第1の記憶部4を制御することにより、撮像部3の出力であるRAWデータを取得させ、RAW記録領域4aへの記録を開始させる(ステップS2)。次に、レベル測定部6を制御することにより、撮像部3の出力であるRAWデータのRGBのレベル測定を開始させる(ステップS3)。
【0086】
次に、第1の記憶部4を制御してRAWデータのRAW記録領域への記録量を示す情報を制御部2に送信させる(ステップS4)。このとき、RAWデータの記録量が6ライン以上になるとステップS5に移行し、それまではステップS4で待機する。
【0087】
次に、第1の記憶部4、YC処理部5、係数設定部7およびキズ補正演算部12を制御して、RAWデータをYCデータに変換させ、同時にRAWデータの欠陥を補正させる(ステップS5)。このとき、YC処理部5には、第1の記憶部4からRAWデータと係数設定部7から演算係数を取得させ、その演算係数に基づいてRAWデータをYCデータに変換させ、第1の記憶部4のYCデータ記録領域4bに記録させる。また、キズ補正演算部12には、YC処理部5からRAWデータを取得させ、このRAWデータの欠陥を補正させて、RAWデータのうち補正された部分のみ第1の記憶部4に出力させ、第1の記憶部4のRAW記録領域4aにその補正後のRAWデータを記録させる。
【0088】
ここで、図5を用いて、キズ補正の動作を説明する。図5はライン毎のRAWデータの配列の一例を示す図である。図5においてAa乃至EaはRGB各色の画素データを表し、ハッチングのある画素はハッチングの無い画素に比べて暗い部分である。また、画素Ccはキズすなわち欠陥を有する画素である。このとき、画素Ccは近傍の同色の画素Ac、Ca、Ce、Ecを用いて補完する。以下、画素Ac、Ca、Ce、Ecを用いて補完する理由、すなわち補完の際にラインメモリ5b乃至5fを必要とする理由について説明する。まず、本発明の実施の形態1における補完の方法の他に、ラインメモリを必要としない簡易的なキズ補正方法として、同じライン内の前後の画素、つまり図5においては画素CaとCeを平均した値で補完する方法がある。しかし、この方法では、図5のように画素Ceが輝度の変化点にかかっている場合に、その画素を使って補完すると、画素Ccの輝度が周囲の画素と大きく異なって不自然になる。そこで、図4に示すようにラインメモリ5b乃至5fを用いれば、上下の画素AcおよびEcも補完に用いることが出来るので、例えば「上下左右4画素のうち、輝度が最大と最少の画素を除く2画素の平均値をキズ画素の補完値とする」のようなアルゴリズムを用いることにより、近傍に輝度差の大きいエッジがある場合にも自然な補完が可能である。
【0089】
次に、YC処理部5を監視し、圧縮変換部8で変換できる1マクロブロック分のRAWデータがRAW/YC変換された時、ステップS7に移行する(ステップS6)。なお、JPEG変換においては、この1マクロブロック分とは水平16画素×垂直8画素のRAWデータに相当する。
【0090】
ここで、YC処理部5の監視について図6を用いて説明する。図6はYC記録領域4bを示す模式図である。点線で表す横線で区切られた部分がそれぞれ走査線1本毎のYCデータの記録領域を示す。従って、YC記録領域4bは16本の走査線のYCデータを記録できる。図中のハッチングで示す部分は、RAW/YC変換が終了してYCデータが記録された部分である。図示するように、記録領域4bはFIFO形式で常に最新のYCデータを記録するものである。また、上述のように、JPEG変換の場合、16画素×8画素以上のYCデータが記録されたとき、ステップS7に移行する。
【0091】
次に、ステップS7において、第1の記憶部4、圧縮変換部8、符号量測定部9およびスケールファクター設定部10を制御して、次の動作を行う。まず、スケールファクター設定部10にスケールファクターを、第1の記憶部4にYCデータをそれぞれ出力させる。次に、そのスケールファクターに基づいて、取得したYCデータを圧縮変換部8に圧縮変換させ、圧縮変換によって得た圧縮データを符号量測定部9に出力させ、符号量測定部9には符号量すなわち圧縮データの総ビット数の測定をさせる。
【0092】
ここで、再度図6を用いて、圧縮変換時のYC記録領域4bの記録および読出し状態について説明する。まず、YC記録領域aに圧縮変換が可能な1マクロブロック分のYCデータが記録された時点で圧縮変換を開始し、YC記録領域bに新たにYCデータが記録完了する前にYC記録領域aのYCデータの圧縮変換を完了する。同様に、YC記録領域bに圧縮変換が可能な1マクロブロック分のYCデータが記録された時点で圧縮変換を開始し、YC記録領域aに新たにYCデータが記録完了する前にYC記録領域bのYCデータの圧縮変換を完了する。以後、1画面分の圧縮変換が終了するまでこの動作を繰り返す。
【0093】
次に、ステップS8において、レベル測定部6および圧縮変換部8を制御して、1画面分の圧縮変換が終了したかどうかを監視し、終了したときにステップS9に移行し、係数設定部7を制御して、レベル測定部6からRGB毎にレベルの総計を取得させ、そのレベルに基づいてRAW/YC変換の演算係数を算出させ、その演算係数を内部に一時的に保存させる。
【0094】
次に、圧縮変換部8が符号量見積りの為の圧縮変換を完了した時点で、符号量測定部9およびスケールファクター設定部10を制御して、符号量測定部9から1画面分の符号量を取得させ、その符号量に基づいてスケールファクターを算出させ、そのスケールファクターを内部に一時的に保存させる(ステップS10)。次に、第1の記憶部4、係数設定部7およびYC処理部5を制御して、第1の記憶部4からRAWデータを、係数設定部7からRAW/YC変換の演算係数をそれぞれ取得させ、その演算係数に基づいてRAWデータをYCデータに変換させて、第1の記憶部4の記録領域4aに書き込ませる(ステップS11)。
【0095】
次に、ステップS12において、ステップS6と同様に、YC処理部5を監視し、1マクロブロック分のRAWデータがRAW/YC変換された時、ステップS13に移行し、第1の記憶部4、スケールファクター設定部10および圧縮変換部8を制御して、圧縮変換部8に、YCデータおよびスケールファクターを取得させ、この取得したYCデータをスケールファクターに基づいて圧縮変換させ、圧縮変換後の圧縮データを圧縮データ記録領域4cに記録させる。
【0096】
最後に、ステップS14において、圧縮変換部8を監視して、1画面分のYCデータの圧縮変換および圧縮変換後の圧縮データの第1の記憶部4への書込みが終了したかどうかを検知し、これらが終了した場合に1画面分の撮像動作のための制御部2による制御を終了する。
【0097】
ここで、ステップS7において、符号量の見積もりを行う理由について説明する。第1の記憶部4に記録された圧縮データは、最終的に記録部11に記憶することとなるが、記録部11の記録容量には制限があるため、所定の画像分を記録するには、1画像毎の圧縮データの符号量を厳密に調整する必要がある。ここで、圧縮データのデータ量はスケールファクターに依存するので、1画像毎の圧縮データの符号量を厳密に調整するには、スケールファクターの調整が必要となってくる。そこで、スケールファクターを調整するための圧縮変換と圧縮変換後の符号量を測定するステップであるステップS7が必要になるのである。なお、ステップS7における圧縮変換は符号量見積りが目的なので、生成した圧縮データそのものは第1の記憶部4に出力せず、生成した圧縮データのビット数を積算するのみである。
【0098】
次に、本発明の実施の形態1に係るデジタルスチルカメラの連写時タイミングチャートである図3について説明する。図3において横軸は時間である。なお、以下で説明する際に必要な時間は、それぞれA、B、C等と横軸に表記する。
【0099】
また、(a)はRAWデータをアクセスするアドレスの時間変化を示した図であり、縦軸はRAW記録領域4aのアドレスを示し、図中の上下の点線はそれぞれアドレスの上限と下限とを示し、太矢印線a1、a4およびa7はRAWデータの書込みアドレスの軌跡を示し、細矢印線a2、a3、a5、a6およびa8はRAWデータの読出しアドレスの軌跡を示す。
【0100】
また、(b)はYCデータの記録状態の時間変化を示した図であり、図中の上下の点線はそれぞれ記録状態と非記録状態とを示し、実線は記録の状態の軌跡を示し、b1は1画面目の1回目、b2は1画面目の2回目、b3は2画面目の1回目、b4は2画面目の2回目、b5は3画面目の1回目のRAW/YC変換後のYCデータをそれぞれ示す。
【0101】
また、(c)はキズ補正演算部12の動作状態の時間変化を示した図であり、図中の上下の点線はそれぞれ補正処理状態と非補正処理状態とを示し、実線は補正処理の状態の軌跡を示す。また、(d)は圧縮データの記録状態の時間変化を示した図であり、図中の上下の点線はそれぞれ記録状態と非記録状態とを示し、実線は記録の状態の軌跡を示す。
【0102】
次に、連写を行ったときの本発明の実施の形態1に係るデジタルスチルカメラの動作を図1から図3を用いて以下説明する。
【0103】
まず、図3における時間Aにおいて、ユーザーが操作部1を操作することにより、連写の動作が開始され、操作部1から制御部2に連写を開始する旨が指示される。その連写動作開始の旨の指示を受けると、制御部2は1画面目の撮像動作に移行する。すなわち、図1に示すフローの動作に移行する。すると、時間Aから時間Bまでに撮像部3で光学的信号をRAWデータに変換する(ステップS1)。なお、時間Aと時間Bとの間隔は例えば2/60秒程度である。
【0104】
次に、時間Bにおいて、ステップS2に移行し、RAW記録領域4aにRAWデータを書き込む(図3における軌跡a1)と共に、ステップS3に移行して、レベル測定部6でRAWデータのレベル測定を開始する。次に、時間Cにおいて、6走査線分のRAWデータをRAW記録領域4aに書き込むと、その旨をステップS4で検知し、ステップS5に移行する。その結果時間Cから時間Eまで、RAW記録領域4aからRAWデータを読み出して(図3における軌跡a2)、RAW/YC変換後のYCデータをYC記録領域4bに記録する(図3における軌跡b1)。また同時に、キズ補正演算部12におけるキズ補正も実行されて、時間EにはRAWデータは欠陥が補正されたものとなる。また、時間Cから少し遅れてステップS7に移行する。
【0105】
ここで、時間Bと時間Dとの間隔、すなわちRAWデータの書き込み時間は12/60秒程度であり、このRAWデータの書き込み時間は第1の記憶部4の書込み時のアクセス時間や、制御部2、撮像部3等の信号処理能力等に依存する。なお、RAWデータとYCデータとをそれぞれ別の記録領域に記録するようにしたため、符号量見積もりに必要なYCデータを生成してもRAWデータを保持しておくことができる。そのため、RAWデータの書き込み動作と重複して符号量見積もりができるのであり、その結果、撮像に必要な動作時間を短縮することができるのである。また、図3におけるアドレス書込み軌跡a1とアドレス読出し軌跡a2との勾配は同一であるが、これは両軌跡が交差しないようRAWデータの読出し速度を制御部2で制御したためである。すなわち、RAWデータを書き込む前に、RAW記録領域4aの該当する記録領域の読み出しを行わないようにしたのである。
【0106】
次に、時間Eにおいて、RAWデータの1回目の読出し(図3における軌跡a2)が完了すると、その直後にステップS8からステップS9およびステップS10を経て、ステップS11に移行する。そして、ステップS11に移行すると、RAWデータをRAW記録領域4aから読出し(図3における軌跡a3)、RAWデータをYCデータに変換してYC記録領域4bに記録する(図3における軌跡b2)。
【0107】
なお、軌跡a3、a5、a6およびa8の勾配は軌跡a2の勾配に比べて急である。これは、連写動作に必要な時間を短縮するためである。つまり、第1のRAWデータの書込み完了後に、次の第2のRAWデータの書込みを撮像部3の露光時間を挟んで直ぐに開始し、かつ第1のRAWデータの書込み開始から第2のRAWデータの書込み完了までの間に、第1のRAWデータを2回読出し、それらの各読出し動作が重複しないようにすることが必要だからである。なお、軌跡a3、a5、a6およびa8に係るRAWデータの読出し速度を達成するために、YC処理部5および圧縮変換部8の処理性能を最適に設計しており、また、そのように設計することは技術的に十分に可能である。
【0108】
次に、時間Fにおいて、圧縮データが生成され圧縮データ記録領域4cに記録される(ステップS13)。なお、ステップS13において必要なYCデータを生成開始する時間Eの前に、RAWデータのキズ補正およびRAWデータのレベル測定を行うので、ステップS13において必要なYCデータは、キズ補正されたRAWデータおよび最適化されたRAW/YC変換の演算係数を基に得ることができる。また、ステップS13におけるスケールファクターは符号量見積もりにより最適化されたものとなっている。そのため、これらのYCデータおよびスケールファクターを用いて得られる圧縮データからなる画像は、従来のデジタルスチルカメラでの画像と同様の品質を有し、かつその圧縮データを所望の符号量とすることができる。
【0109】
次に、時間Hに1画面目の2回目のYCデータの生成が完了し(図3における軌跡b2)、時間Iに1画面目の圧縮データの圧縮データ記録領域4cへの記録が完了する。ここで、時間Eと時間Hとの間隔、すなわちRAWデータの読出し時間は3/40秒程度であり、このRAWデータの読出し時間は第1の記憶部4の読出し時のアクセス時間や、制御部2等の信号処理能力等に依存する。
【0110】
一方で、2画面目についての撮像動作は時間Dに開始し、以降1画面目と同様に動作する。但し、YCデータの読出しは、常に、直前のYCデータの読出し動作が完了した後に行われる。このとき、1画面目についてRAW/YC変換および圧縮変換を実施中に2画面目のRAWデータの第1の記憶部4への書き込みを開始するが、上書きされるアドレスの1画面目のRAWデータは既に読み出されて処理が済んでいるので問題はない。
【0111】
このように前後の画面の撮像動作が重複しながら、以降も上記と同様の動作を繰り返して、所定の画面数の撮影が完了した時点で連写の動作が終了する。ここで、前後の画面の撮影動作の重複とは、前後の画面の撮影が同時に処理されている状態をいい、例えば、1画面目と2画面目とは時間Dと時間Iとの間で撮像動作が重複している。
【0112】
なお、記録部11への圧縮データの記録は時間Fに開始され、1画面目から最終画面まで順番に記録される。一般に、記録部11への記録速度は遅いため、上記の連写の動作終了後も記録部11への記録は続行する場合が多い。
【0113】
以上のように本発明の実施の形態1によれば、以下の効果を得ることができる。
【0114】
第1に、従来のデジタルスチルカメラで得ることができる画像と遜色のない品質の画像を得ることができることに加えて、撮影に必要な動作時間の短縮を実現することができる。
【0115】
これは以下の理由による。すなわち、第1の記憶部4で記憶されているRAWデータをYC処理部5でYCデータに変換し(ステップS5)、YC処理部5で変換されたYCデータを圧縮変換部8で圧縮データに変換し(ステップS7)、圧縮変換部8で変換された圧縮データに基づいてスケールファクター設定部10でスケールファクターを設定した(ステップS10)後、制御部2の制御により、第1の記憶部4で記憶されているRAWデータを再度YC処理部5でYCデータに変換し(ステップS11)、YC変換部5で再度変換されたYCデータをスケールファクター設定部10で設定されたスケールファクターに基づいて圧縮変換部8で圧縮データに変換する(ステップS13)ようにしたため、符号量見積もりに必要なステップS5におけるYCデータを生成しても、そのYCデータ全体を保持しておく必要がなくなる。そのため、従来のデジタルスチルカメラのようにRAWデータが記録されている記録領域にYCデータを上書きしてRAWデータを消去する必要がなくなるので、RAWデータを第1の記憶部4に保持しておくことができる。従って、従来のデジタルスチルカメラではRAWデータの書き込み動作が完了してからRAW/YC変換を行い、符号量見積もりを行っていたのに対して、RAWデータの書き込み動作と重複して符号量見積もりを行うことができるようになる。その結果、撮像に必要な動作時間を短縮することができるのである。一方、ステップS13において必要なYCデータをステップS11で生成する前にRAWデータのキズ補正およびRAWデータのレベル測定を行うので、ステップS13において必要なYCデータは、キズ補正されたRAWデータおよび最適化されたRAW/YC変換の演算係数を基に得ることができる。その結果、ステップS11において生成されるYCデータを用いて得られる圧縮データからなる画像は、従来のデジタルスチルカメラでの画像と同様の品質を有するものとなるのである。以上により、本発明によれば、従来のデジタルスチルカメラで得ることができる画像と遜色のない品質の画像を得ることができることに加えて、撮影に必要な動作時間の短縮を実現することができるのである。
【0116】
第2に、第1の記憶部4で記憶されているRAWデータをYC処理部5でYCデータに変換し(ステップS5)、YC処理部5で変換されたYCデータを圧縮変換部8で圧縮データに変換し(ステップS7)、圧縮変換部8で変換された圧縮データに基づいてスケールファクター設定部10でスケールファクターを設定した(ステップS10)後、制御部2の制御により、第1の記憶部4で記憶されているRAWデータを再度YC処理部5でYCデータに変換し(ステップS11)、YC変換部5で再度変換されたYCデータをスケールファクター設定部10で設定されたスケールファクターに基づいて圧縮変換部8で圧縮データに変換する(ステップS13)ようにしたため、符号量見積もりに必要なYCデータをステップS5において生成しても、そのYCデータ全体を保持しておく必要がなくなるため、その分だけ第1の記憶部4の記録領域を節約することができる。
【0117】
第3に、キズ補正演算部12がYC処理部5のラインメモリ5b乃至5fに記録されたRAWデータの欠陥を逐次補正することにより、本発明に係るデジタルスチルカメラを実現するための回路の規模を小さくすることができる。なお、ステップS7で用いるYCデータとステップS13で用いるYCデータをそれぞれ別個に生成するようにしたために、キズ補正演算部12とYC処理部5とがラインメモリ5b乃至5fを共有しても、処理時間や画質の面でデメリットが生じることは無い。また、ステップS7で用いるYCデータは欠陥を含むことになるが、欠陥の頻度は1万画素当たり数個程度なのでステップS7で符号量見積りを行なう分には支障が無い。
【0118】
第4に、YC処理部5は小画像毎に第1の記憶部4から出力されたRAWデータをYCデータに変換するため、YC処理部5を構成する回路の規模を小さくすることができる。
【0119】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係るデジタルスチルカメラは、第2の記憶部を設けて、そこにYCデータを記録するという点で、実施の形態1に係るデジタルスチルカメラと相違する。
【0120】
以下、上記の相違点を中心に、図7および図8を用いて本発明の実施の形態2に係るデジタルスチルカメラについて説明する。
【0121】
まず、本発明の実施の形態2に係るデジタルスチルカメラの構成について説明する。図7は本発明の実施の形態2に係るデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。以下、図7における各構成要素について説明する。
【0122】
まず、第2の記憶部33は、制御部22の制御により、YC処理部25でRAW/YC変換されたYCデータを記録し、そのYCデータを圧縮変換部28に出力する。なお、第2の記憶部33はDRAM、SRAM等のメモリであり、1回で圧縮変換する走査線数の2倍以上の走査線に相当するデータを記録できる記録領域を有するものであれば十分であり、第1の記憶部24のように大きな記録領域を有する必要はない。例えばJPEG変換の場合、第2の記憶部33は16走査線分の記録領域を有していれば良いのである。このように、第2の記憶部33の記録領域が小さいもので十分なのは、下記で説明するようにYCデータを必要なとき毎に生成するため、YCデータの全体を保持しておく必要がないからである。
【0123】
なお、第2の記憶部33を構成する回路と制御部22、YC処理部25および圧縮変換部28を構成する回路とは、単一の半導体チップ上に構成されるように実現しても良い。このようにすることにより、第2の記憶部33の消費電力を低減でき、また第2の記憶部33へのYCデータの書込み速度および第2の記憶部33からのYCデータの読出し速度を向上させることができる。なお、第2の記憶部33を構成する回路と制御部22、YC処理部25および圧縮変換部28を構成する回路とを上記のように単一の半導体チップ上で構成するようにしても、第2の記憶部33の記録領域は小さいものであるので、第2の記憶部33を内包することにより、特別に、この半導体チップの設計が困難になる、またはこのLSIの製造コストが上昇する等のデメリットは生じない。
【0124】
また、操作部21はシャッター釦等であり、ユーザーが操作部21を操作すると、操作部21から制御部22に連写撮影を指示する。また、制御部22は、撮像部23、第1の記憶部24、YC処理部25、レベル測定部26、係数設定部27、圧縮変換部28、符号量測定部29、スケールファクター設定部30、記録部31、キズ補正演算部32および第2の記憶部33を制御する。
【0125】
また、撮像部23は、CCD等の撮像素子(図示省略)を備え、光学系部位(図示省略)からの光学的信号をRGB三原色に分解してデジタル化した電気信号に変換する。そして、制御部22からの指示を受けたときに、その電気信号を第1の記憶部24に出力する。また、第1の記憶部24は、DRAM等からなり、撮像部23の出力すなわちRAWデータを記録するRAW記録領域24aおよび圧縮変換部28の出力を記録する圧縮データ記録領域24cを有する。また、制御部22の制御により、RAW記録領域24aに記録したデータをYC処理部25に、圧縮データ記録領域24cに記録したデータを記録部31にそれぞれ出力する。
【0126】
また、YC処理部25は、制御部22の制御により、係数設定部27からRAW/YC変換の演算係数を、第1の記憶部24のRAW記録領域24aからRAWデータをそれぞれ取得する。そして、その演算係数に基づいて、RAWデータをYCデータに変換する。さらに、変換過程でYC処理部25に一時的に保存したRAWデータをキズ補正演算部32に出力し、変換したYCデータを第2の記憶部33に出力する。
【0127】
また、キズ補正演算部32は、制御部22の制御により、RAWデータの欠陥を補正し、その補正後のRAWデータをRAW記録領域24aに出力する。また、レベル測定部26は、カウンタ等から構成され、制御部22の制御により、撮像部23の出力すなわちRAWデータを取得して、そのRAWデータをRBGの三原色毎にレベルを測定する。
【0128】
また、係数設定部27は、制御部22の制御により、レベル測定部26における1画面分のRAWデータの測定結果を基にRAW/YC変換の演算係数を算出し、その演算係数を内部に一時的に保存し、また必要に応じてその演算係数をYC処理部25に出力する。また、圧縮変換部28は、制御部22の制御により、第2の記憶部33およびスケールファクター設定部30の出力を取得し、そのスケールファクター設定部30の出力に基づいて第2の記憶部33の出力であるYCデータを圧縮変換し、その圧縮変換後のデータすなわち圧縮データを圧縮データ記録領域24cおよび符号量測定部29に出力する。
【0129】
また、符号量測定部29は、制御部22の制御により、圧縮変換部28から圧縮データを取得し、その圧縮データの符号量を測定するものであり、カウンタ等から構成される。また、スケールファクター測定部10は符号量測定部29で測定した1画面分の符号量を基にスケールファクターを算出し、そのスケールファクターを内部に一時的に保存し、必要に応じて圧縮変換部28に出力する。
【0130】
また、記録部31は、フラッシュメモリ等からなり、制御部22の制御により、圧縮データ記録領域24cに記録された圧縮データを取得して、その圧縮データを記録する。
【0131】
次に、本発明の実施の形態2に係るデジタルスチルカメラの1画面分の画像データを記録する時の動作について説明する。図8は、本発明の実施の形態2に係るデジタルスチルカメラにより1画面分の画像データを記録するときの制御部22の動作を示したフローチャートである。
【0132】
まず、光学系部位(図示省略)からの光学的信号を撮像部23に入力し、撮像部23を制御することにより、その光学的信号をRAWデータに変換させ、そのRAWデータを第1の記憶部24およびレベル測定部26に出力させる(ステップS21)。次に、第1の記憶部24を制御することにより、撮像部23の出力であるRAWデータを取得させ、RAW記録領域24aへの記録を開始させる(ステップS22)と共に、レベル測定部26を制御することにより、撮像部23の出力であるRAWデータのRGBのレベル測定を開始させる(ステップS23)。
【0133】
次に、第1の記憶部24を制御してRAWデータのRAW記録領域への記録量を示す情報を制御部22に送信させる(ステップS24)。このとき、その情報によりRAWデータの記録量が6ライン以上になると、ステップS25に移行し、それまではステップS24で待機する。
【0134】
次に、ステップS25において、第1の記憶部24、YC処理部25、係数設定部27、キズ補正演算部32および第2の記憶部33を制御して、RAWデータをYCデータに変換させ、同時にRAWデータの欠陥を補正させる。このとき、YC処理部25には、第1の記憶部24からRAWデータと係数設定部27から演算係数を取得させ、その演算係数に基づいてRAWデータをYCデータに変換させ、第2の記憶部33に記録させる。また、キズ補正演算部32には、YC処理部25からRAWデータを取得させ、そのRAWデータの欠陥を補正させて、RAWデータのうち補正させた部分のみ第1の記憶部24に出力させ、第1の記憶部24のRAW記録領域24aにその補正後のRAWデータを記録させる。
【0135】
次に、YC処理監視ステップS26において、YC処理部25を監視し、圧縮変換部28で変換できる1マクロブロック分のRAWデータがRAW/YC変換された時、ステップS27に移行し、第1の記憶部24、圧縮変換部28、符号量測定部29、スケールファクター設定部30および第2の記憶部33を制御して、次の動作を行う。まず、スケールファクター設定部30にスケールファクターを、第2の記憶部33にYCデータをそれぞれ出力させる。次に、そのスケールファクターに基づいて、取得したYCデータを圧縮変換部28に圧縮変換させる。次に、圧縮変換によって得た圧縮データを符号量測定部29に出力させ、符号量測定部29には符号量すなわち圧縮データの総ビット数の測定をさせる。
【0136】
次に、ステップS28において、レベル測定部26および圧縮変換部28を制御して、1画面分の圧縮変換が終了したかどうかを監視し、終了したときステップS29に移行し、係数設定部27を制御して、レベル測定部26からRGB毎にレベルの総計を取得させ、そのレベルに基づいてRAW/YC変換の演算係数を算出させ、その演算係数を内部に一時的に保存させる。
【0137】
次に、符号量測定部29およびスケールファクター設定部30を制御して、符号量測定部29から1画面分の符号量を取得させ、その符号量に基づいてスケールファクターを算出させ、そのスケールファクターを内部に一時的に保存させる(ステップS30)。次に、第1の記憶部24、YC処理部25、係数設定部27および第2の記憶部33を制御して、第1の記憶部24からRAWデータを、係数設定部27からRAW/YC変換の演算係数をそれぞれ取得させ、その演算係数に基づいてRAWデータをYCデータに変換させて、第2の記憶部33に書き込ませる(ステップS31)。
【0138】
次に、ステップS32において、ステップS26と同様に、YC処理部25を監視し、1マクロブロック分のRAWデータがRAW/YC変換された時、ステップS33に移行し、第1の記憶部24、圧縮変換部28、スケールファクター設定部30および第2の記憶部33を制御して、YCデータを取得させ、そのYCデータを圧縮変換させ、圧縮変換後の圧縮データを圧縮データ記録領域24cに記録させる。
【0139】
最後に、ステップS34において、圧縮変換部28を監視して、1画面分のYCデータの圧縮変換およびその圧縮変換後の圧縮データの第1の記憶部24への書込みが終了したかどうかを検知し、これらが終了した場合に1画面分の撮像動作のための制御部22による制御を終了する。
【0140】
なお、本発明の実施の形態2に係るデジタルスチルカメラの連写時の動作タイミングについては、図3に示す実施の形態1に係るデジタルスチルカメラの連写時の動作タイミングと同様なので、説明を省略する。
【0141】
以上のように本発明の実施の形態2によれば、第2の記憶部33を設け、第2の記憶部33にYCデータを記録することにより、第1の記憶部24の記録領域の使用容量を小さくすることができる。また、YC処理部25および圧縮変換部25が第1の記憶部24にアクセスする回数を少なくすることができ、第1の記憶部24の消費電力の低減を図ることができると共に、第1の記憶部24へのアクセスが集中してデジタルスチルカメラ全体の処理速度が遅くなることを防止できる。
【0142】
また、第2の記憶部33を構成する回路と制御部22を構成する回路とを単一の半導体チップ上に構成することにより、第2の記憶部33の消費電力を低減でき、また、第2の記憶部33へのYCデータの書込み速度および第2の記憶部33からのYCデータの読出し速度を向上させることができる。なお、上述したように第2の記憶部33の記録領域の容量は小さいもので十分なので、上記半導体チップが第2の記憶部33を内包することにより、特別に設計が困難になる、または製造コストが上昇するといったデメリットは発生しない。
【0143】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係るデジタルスチルカメラは、RAWデータのレベルではなく、YCデータの分布に基づいて設定する点において、本発明の実施の形態1に係るデジタルスチルカメラと相違する。
【0144】
以下、上記の相違点を中心に、図3、図9および図10を用いて本発明の実施の形態3に係るデジタルスチルカメラについて説明する。
【0145】
まず、本発明の実施の形態3に係るデジタルスチルカメラの構成について図9を用いて説明する。図9は本発明の実施の形態3に係るデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。以下、図9における各構成要素について説明する。
【0146】
まず、操作部41はシャッター釦等であり、ユーザーが操作部41を操作すると、操作部41から制御部42に連写撮影を指示する。また、制御部42は、撮像部43、第1の記憶部44、YC処理部45、分布測定部46、係数設定部47、圧縮変換部48、符号量測定部49、スケールファクター設定部50、記録部51およびキズ補正演算部52を制御する。また、撮像部43は、CCD等の撮像素子(図示省略)を備え、光学系部位(図示省略)からの光学的信号をRGB三原色に分解してデジタル化した電気信号に変換する。そして、制御部42からの指示を受けたときに、その電気信号を第1の記憶部44に出力する。
【0147】
また、第1の記憶部44は、DRAM等からなり、撮像部43の出力すなわちRAWデータを記録するRAW記録領域44a、YC処理部45の出力を記録するYC記録領域44bおよび圧縮変換部48の出力を記録する圧縮データ記録領域44cを有する。また、制御部42の制御により、RAW記録領域44aに記録したデータをYC処理部45に、YC記録領域44bに記録したデータを圧縮変換部48に、圧縮データ記録領域44cに記録したデータを記録部51にそれぞれ出力する。
【0148】
また、YC処理部45は、制御部42の制御により、係数設定部47からRAW/YC変換の演算係数を、第1の記憶部44のRAW記録領域44aからRAWデータをそれぞれ取得する。そして、その演算係数に基づいて、RAWデータをYCデータに変換する。さらに、変換過程でYC処理部45に一時的に保存したRAWデータをキズ補正演算部52に出力し、変換したYCデータをYC記録領域44bおよび分布測定部46に出力する。
【0149】
また、キズ補正演算部52は、制御部42の制御により、RAWデータの欠陥を補正し、その補正後のRAWデータをRAW記録領域44aに出力する。また、分布測定部46は、カウンタ等から構成され、制御部42の制御により、YC処理部45の出力すなわちYCデータを取得して、そのYCデータの分布を測定する。また、係数設定部47は、制御部42の制御により、分布測定部46における1画面分のYCデータの分布を基にRAW/YC変換の演算係数を算出し、その演算係数を内部に一時的に保存し、また必要に応じてその演算係数をYC処理部45に出力する。ここで、RAW/YC変換の演算係数は、まず目標とする分布を定めておき、次に、目標とする分布と分布測定部46で測定したYCデータの分布との偏差を求めることにより算出する。
【0150】
また、圧縮変換部48は、制御部42の制御により、YC記録領域44bおよびスケールファクター設定部50の出力を取得し、そのスケールファクター設定部50の出力に基づいてYC記録領域44bの出力であるYCデータを圧縮変換し、その圧縮変換後のデータすなわち圧縮データを圧縮データ記録領域44cおよび符号量測定部49に出力する。
【0151】
また、符号量測定部49は、制御部42の制御により、圧縮変換部48から圧縮データを取得し、その圧縮データの符号量を測定するものであり、カウンタ等から構成される。また、スケールファクター測定部10は符号量測定部49で測定した1画面分の符号量を基にスケールファクターを算出し、そのスケールファクターを内部に一時的に保存し、必要に応じて圧縮変換部48に出力する。また、記録部51は、フラッシュメモリ等からなり、制御部42の制御により、圧縮データ記録領域44cに記録された圧縮データを取得して、その圧縮データを記録する。
【0152】
次に、本発明の実施の形態3に係るデジタルスチルカメラの1画面分の画像データを記録する時の動作について図10を用いて説明する。図10は、本発明の実施の形態3に係るデジタルスチルカメラにより1画面分の画像データを記録するときの制御部42の動作を示したフローチャートである。
【0153】
まず、光学系部位(図示省略)からの光学的信号を撮像部43に入力し、撮像部43を制御することにより、その光学的信号をRAWデータに変換させ、そのRAWデータを第1の記憶部44に出力させ(ステップS41)、第1の記憶部44を制御することにより、撮像部43の出力であるRAWデータを取得させ、RAW記録領域44aへの記録を開始させる(ステップS42)。
【0154】
次に、第1の記憶部44を制御してRAWデータのRAW記録領域への記録量を示す情報を制御部42に送信させる(ステップS44)。このとき、その情報によりRAWデータの記録量が6ライン以上になると、ステップS45に移行し、それまではステップS44で待機する。次に、第1の記憶部44、YC処理部45、係数設定部47およびキズ補正演算部52を制御して、RAWデータをYCデータに変換させ、同時にRAWデータの欠陥を補正させる(ステップS45)。このとき、YC処理部45には、第1の記憶部44からRAWデータと係数設定部47から演算係数を取得させ、その演算係数に基づいてRAWデータをYCデータに変換させ、第1の記憶部44のYCデータ記録領域4bに記録させる。また、キズ補正演算部52には、YC処理部45からRAWデータを取得させ、そのRAWデータの欠陥を補正させて、RAWデータのうち補正させた部分のみ第1の記憶部44に出力させ、第1の記憶部44のRAW記録領域44aにその補正後のRAWデータを記録させる。
【0155】
次に、分布測定部46を制御することにより、YC処理部45の出力であるYCデータの分布測定を開始させ(ステップS43)、ステップS46において、YC処理部45を監視し、圧縮変換部48で変換できる1マクロブロック分のRAWデータがRAW/YC変換された時ステップS47に移行し、第1の記憶部44、圧縮変換部48、符号量測定部49およびスケールファクター設定部50を制御して、次の動作を行う。まず、スケールファクター設定部50にスケールファクターを、第1の記憶部44にYCデータをそれぞれ出力させる。次に、そのスケールファクターに基づいて、取得したYCデータを圧縮変換部48に圧縮変換させる。次に、圧縮変換によって得た圧縮データを符号量測定部49に出力させ、符号量測定部49には符号量すなわち圧縮データの総ビット数の測定をさせる。
【0156】
次に、ステップS48において、圧縮変換部48を制御して、1画面分の圧縮変換が終了したかどうかを監視し、終了したときにステップS49に移行し、分布測定部46および係数設定部47を制御して、分布測定部46からYCデータの分布を取得させ、その分布に基づいてRAW/YC変換の演算係数を算出させ、その演算係数を内部に一時的に保存させる。
【0157】
次に、符号量測定部49およびスケールファクター設定部50を制御して、符号量測定部49から1画面分の符号量を取得させ、その符号量に基づいてスケールファクターを算出させ、そのスケールファクターを内部に一時的に保存させ(ステップS50)、第1の記憶部44、係数設定部47およびYC処理部45を制御して、第1の記憶部44からRAWデータを、係数設定部47からRAW/YC変換の演算係数をそれぞれ取得させ、その演算係数に基づいてRAWデータをYCデータに変換させて、第1の記憶部44の記録領域4aに書き込ませる(ステップS51)。
【0158】
次に、ステップS52において、ステップS46と同様に、YC処理部45を監視し、1マクロブロック分のRAWデータがRAW/YC変換された時、ステップS53に移行し、第1の記憶部44、スケールファクター設定部50および圧縮変換部48を制御して、YCデータを取得させ、そのYCデータを圧縮変換させ、圧縮変換後の圧縮データを圧縮データ記録領域44cに記録させる。
【0159】
最後に、ステップS54において、圧縮変換部48を監視して、1画面分のYCデータの圧縮変換およびその圧縮変換後の圧縮データの第1の記憶部44への書込みが終了したかどうかを検知し、これらが終了した場合に1画面分の撮像動作のための制御部42による制御を終了する。
【0160】
次に、連写を行ったときの本発明の実施の形態3に係るデジタルスチルカメラの動作を図3、図9および図10を用いて以下説明する。なお、時間Bまでは実施の形態1に係るデジタルスチルカメラと同様の動作であり、説明を省略する。
【0161】
次に、時間Bにおいて、ステップS42に移行し、RAW記録領域44aにRAWデータを書き込む(図3における軌跡a1)。この時にレベル測定をしない点において、実施の形態1に係るデジタルスチルカメラの動作と相違する。次に、時間Cにおいて、実施の形態1に係るデジタルスチルカメラの動作に加えて、YCデータの分布測定が開始される(ステップS43)。次に、時間Eにおいて、RAWデータの1回目の読出し(図3における軌跡a2)が完了すると、その直後にステップS48を経て、ステップS49に移行する。このとき、時間Cから時間Eの間に測定されたYCデータの分布に基づいてRAW/YC変換の演算係数を設定する。
【0162】
最後に、時間E以後で1画面目の圧縮データの生成から最終画面の圧縮データの生成および保存まで行われるのであるが、時間E以降は実施の形態1に係るデジタルスチルカメラの動作と同様であるので説明を省略する。
【0163】
なお、連写の2画面目以降の場合、直前の入力画像についてのステップS51で用いた演算係数をステップS45におけるRAW/YC変換の演算係数として用いる(例えば、図3における軌跡b2に示すYCデータの生成で用いた演算係数を、図3における軌跡b3に示すYCデータを生成するための演算係数として用いる)ようにしてもよい。これにより、直前の入力画面のステップS51におけるRAW/YC変換の演算係数は、変換後の画像が白潰れしたり黒沈みしたりしないように最適化されているので、今の入力画像が直前の入力画像と大差がないならば、今の入力画像を正しくYCデータに変換すると期待できる。但し、撮影間隔が短かい時は、今の入力画像が直前の入力画像と大差ない可能性が大であるので、直前の入力画像より算出された演算係数を補正せずに再利用しても良好な結果が期待できるが、撮影間隔が長い時は演算係数を補正した方が安全な場合がある。これは、入力画像が変わった為に直前の入力画像に対応する演算係数では不適当である場合には、変換後の画像が白潰れしたり黒沈みしたりするためである。
【0164】
また、YC処理部45は、係数設定部47で算出された演算係数を輝度信号または色信号の振幅が抑制されるように修正し、この修正された演算係数に基づいて、演算係数を求めた入力画像の次の入力画像に対応する撮像部3で変換されたRAWデータをYCデータに変換するようにしてもよい。
【0165】
それは、以下の理由による。ステップS45でのYCデータの生成は符合量見積りが主目的であるので、生成したYCデータの分布が所望の分布から外れていても、それ自体は問題ない。しかし、YC処理/キズ補正開始ステップS45において生成したYCデータを圧縮変換した符合量が、正しく生成されたYCデータを圧縮変換した符合量と大きく異なるようであれば、目的とするスケールファクターの制御が正しく行なえないことになる。演算係数がYCデータの振幅を過剰に拡大する傾向にあると、生成したYCデータは部分的に最大値で飽和し、白潰れが発生する。圧縮変換は高周波成分をより多く含む画像を、より大きい容量の符合に変換する性質があり、飽和した部分ではデータが最大値に張り付くことによって画像の高周波成分が失われるので、白潰れが起きると圧縮変換後の符合量が大幅に減少する。一旦、白潰れが起きると、白潰れが無かった場合の符合量は推定できないので、スケールファクターを正しく制御することは困難になる。一方、演算係数がYCデータの振幅を過剰に縮小する傾向にあると黒沈みが起きる。圧縮変換は振幅が小さい画像を、より小さい容量の符合に変換する性質があるので、ステップS45において生成したYCデータの振幅が小さく、ステップS51において生成したYCデータの振幅の方が大きくなる場合には、ステップS47における圧縮変換で得た符合量よりも多めに符合量見積もりを補正した上で、ステップS53における圧縮変換で用いるスケールファクターの最適化を行なうことができる。このように、演算係数がYCデータの振幅を拡大し過ぎると符合量の見積りが困難になるのに対し、演算係数がYCデータの振幅を小さくし過ぎた場合には、符合量の見積りを修正することで対処可能なので、ステップS45におけるYCデータの生成で用いる演算係数がYCデータの振幅を大きくする方向にある場合は、より振幅を小さくする方向に補正した方が安全である。また、直前の撮影からの時間間隔が長い場合には、その間に被写体が、より明るくなっている可能性があるので、演算係数をより振幅を小さくする方向に補正した方が安全であると言える。
【0166】
以上のように本発明の実施の形態3によれば、第1の記憶部44で記憶されているRAWデータをYC処理部45でYCデータに変換し(ステップS45)、YC処理部5で変換されたYCデータを圧縮変換部8で圧縮データに変換し(ステップS47)、YC処理部45で変換されたYCデータに基づいて分布測定部46および係数設定部47で演算係数を算出し(ステップS49)、圧縮変換部48で変換された圧縮データに基づいてスケールファクター設定部50でスケールファクターを設定した(ステップS50)後、制御部42の制御により、第1の記憶部44で記憶されているRAWデータを再度YC処理部45でYCデータに変換し(ステップS51)、YC変換部5で再度変換されたYCデータをスケールファクター設定部50で設定されたスケールファクターに基づいて圧縮変換部8で圧縮データに変換する(ステップS53)ことにより、ステップS51におけるRAW/YC変換後のYCデータの分布を高い精度で制御できる。これは、RAWデータの分布に基いて演算係数を最適化する場合は、RAWデータをYCデータに変換するまでの過程ではクランプ処理やクリップ処理を含む様々な非線形演算が行われるので、YCデータの分布が最適化されるとは限らないのに対して、本発明の実施の形態3によれば、RAW/YC変換を2回行なうので、RAWデータをYCデータに変換した上でYCデータの分布を測定し、目標とする分布との偏差がゼロになるように演算係数を補正するからである。
【0167】
また、第1の記憶部44が撮像部43で変換されたRAWデータを記憶する期間内に、YC処理部45は第1の記憶部44で記憶されたRAWデータをYCデータに変換し始めるため、連写動作に必要な時間を短縮することができる。
【0168】
また、YC処理部45は、入力画像に対して係数設定部47で設定された(ステップS49)演算係数に基づいて、この入力画像の次の入力画像に対応するRAWデータをYCデータに変換する(ステップS45)ことにより、白潰れ等のないYCデータを得ることができる。
【0169】
また、YC処理部45は、係数設定部47で算出された演算係数を輝度信号または色信号の振幅が抑制されるように修正し、この修正された演算係数に基づいて、演算係数を求めた入力画像の次の入力画像に対応する撮像部43で変換されたRAWデータをYCデータに変換することにより、YCデータの最大値での飽和と白潰れを防止することができる。
【0170】
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4に係るデジタルスチルカメラは、RAWデータの書き込み速度と読み込み速度が同程度である点で、実施の形態1に係るデジタルスチルカメラと相違する。以下、この点を中心に、図1、図2および図11を用いて本発明の実施の形態4に係るデジタルスチルカメラについて説明する。
【0171】
まず、本発明の実施の形態4に係るデジタルスチルカメラの構成および1画面分の画像データを記録する際の制御部2の制御フローはそれぞれ図1および図2に図示するものであり、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
【0172】
次に、連写を行ったときの本発明の実施の形態4に係るデジタルスチルカメラの動作を示すタイミングチャートである図11を説明する。図11において横軸は時間である。なお、以下で説明する際に利用する時間は、それぞれ時間A、B、C等と表記して横軸に記す。
【0173】
また、図11(a)はRAWデータをアクセスするアドレスの時間変化を示した図であり、縦軸はRAW記録領域4aのアドレスを示し、図中の上下の点線はそれぞれアドレスの上限と下限とを示し、太矢印線a61、a64およびa67はRAWデータの書込みアドレスの軌跡を示し、細矢印線a62、a63、a65a乃至c、a66およびa68a乃至cはRAWデータの読出しアドレスの軌跡を示す。
【0174】
また、図11(b)はYCデータの記録状態の時間変化を示した図であり、図中の上下の点線はそれぞれ記録状態と非記録状態とを示し、実線は記録の状態の軌跡を示し、b61は1画面目の1回目、b62は1画面目の2回目、b63は2画面目の1回目、b64は2画面目の2回目、b65は3画面目の1回目のRAW/YC変換後のYCデータをそれぞれ示す。
【0175】
また、図11(c)はキズ補正演算部12の動作状態の時間変化を示した図であり、図中の上下の点線はそれぞれ補正処理状態と非補正処理状態とを示し、実線は補正処理の状態の軌跡を示す。また、図11(d)は圧縮データの記録状態の時間変化を示した図であり、図中の上下の点線はそれぞれ記録状態と非記録状態とを示し、実線は記録の状態の軌跡を示す。
【0176】
次に、連写を行ったときの本発明の実施の形態4に係るデジタルスチルカメラの動作を図1、図2および図11を用いて以下説明する。まず、図11において、時間Aに連写の動作が開始され、時間Eまでの動作は実施の形態1に係るデジタルスチルカメラの動作と同様であるため説明を省略する。
【0177】
次に、時間Eにおいて、RAWデータの1回目の読出し(図11における軌跡a62)が完了すると、その直後に図1におけるステップS8、ステップS9およびステップS10を経てステップS11に移行し、RAWデータをRAW記録領域4aから読出し(図11における軌跡a63)、RAWデータをYCデータに変換してYC記録領域4bに記録する(図11における軌跡b62)。
【0178】
ここで、軌跡a62、a63、a65a乃至c、a66およびa68a乃至cの勾配はいずれも軌跡a61、a64およびa67と同様である。すなわち、RAWデータの書込み速度と読み出し速度が同程度なのである。
【0179】
次に、時間Fにおいて、ステップS13に移行し、圧縮データが生成され圧縮データ記録領域4cに記録される。
【0180】
次に、時間Dから時間Gまでに、実施の形態1に係るデジタルスチルカメラと同様に、2画面目について、ステップS1で光学的信号からRAWデータに変換し、時間Gにおいて、RAWデータの書き込み(図11における軌跡a64)が開始される。
【0181】
次に、時間Jに1画面目の2回目のYCデータの生成が完了し(図11における軌跡b62)、時間Kに1画面目の圧縮データの圧縮データ記録領域4cへの記録が完了する。そして、時間Jにおいて、2画面目の1回目のRAW/YC変換が開始され(図11における軌跡b63)、そのためにRAWデータが読み出される(図11における軌跡a65a乃至c)。
【0182】
ここで、図11における軌跡a65a乃至cに示すRAWデータの読み出しにおいては、72ラインを読み出した時点で読み出しアドレスを更に56ライン進める、という処理を繰り返すことにより、RAWデータの読み出し量を半分近くに削減する。このようにRAWデータを間引いて読み出すことにより符号量見積りの処理時間を半分近くに削減することが可能になる。仮に、間引かずに全アドレスを読み出した場合には、その2画面目のRAWデータの読出しが終了するまで3画面目のRAWデータの書き込みができず、連写速度が低下することになる。
【0183】
次に、RAW/YC変換では72ラインのRAWデータから64ラインのYCデータを生成する。そして、生成したYCデータを用いて、時間Kから時間Mの間にステップS7において圧縮変換して符号量見積もりを行う。
【0184】
なお、間引きを128ラインという比較的長い周期で行うのは、RAW/YC変換において垂直方向のフイルタ処理を行う為にRAWデータに対して生成されるYCデータが8ライン少なくなるので、短い周期で間引きを行うと読み出すRAWデータの量に比して生成されるYCデータの量が極端に少なくなるからである。また、圧縮変換は高さが8画素のマクロブロックを単位として処理するので、間引きの1周期で生成するYCデータが8ラインの倍数になるようRAWデータの読み出し量を決めれば最も無駄が無い。
【0185】
以下、2画面目以降については、1回目のRAW/YC変換はRAWデータを間引いてYCデータを作成する。また、2画面目以降の動作は1回目のYCデータの生成時のRAWデータの読み出し方法を除いて、1画面目の動作と同様である。また、上記の動作を繰り返し、所定の画面数の撮像が完了した時点で連写の動作が終了する。
【0186】
以上のように本発明の実施の形態4によれば、YC処理部5は第1の記憶部4に記憶されたRAWデータの一部(図11における軌跡b63およびb65)をYCデータに変換し(ステップS5)、圧縮変換部8はYC処理部5で変換されたYCデータを圧縮データに変換し(ステップS7)、スケールファクター設定部10は圧縮変換部8で変換された圧縮データに基づいてスケールファクターを設定する(ステップS10)ことにより、ステップ5におけるRAW/YC変換およびステップ7における符号量見積もりの処理時間を短縮できるので、RAW/YC変換と圧縮変換の画素当たりの処理速度をRAWデータの入力速度と同程度にしつつ、連写時の撮像に必要な動作時間を短縮することができる。
【0187】
さらに、RAW/YC変換と圧縮変換の画素当たりの処理速度とRAWデータの入力速度とが同程度であるため、信号処理回路全体を同じクロックで動作させることができるので回路設計が容易になる。
【0188】
しかし、RAW/YC変換と圧縮変換の画素当たりの処理速度とRAWデータの入力速度とを同程度とした代償として、全画面を処理して符号量見積りする余裕がなくなり、間引きを行なう必要が出てくる。符号量見積もりの段階で間引きを行なうと、間引きを行なわない実施の形態1に係るデジタルスチルカメラと比較して符号量制御の精度が若干悪くなるが、符号量見積もりを省いて、直前のコマのスケールファクターを用いた場合よりも遥かに高い精度で符号量制御が出来る。
【0189】
【発明の効果】
以上のように本発明は、従来のデジタルスチルカメラで得ることができる画像と遜色のない品質の画像を得ることができることに加えて、連写時に必要な動作時間の短縮を実現することができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1および4に係るデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1および4に係るデジタルスチルカメラの動作説明のためのフローチャート
【図3】本発明の実施の形態1に係るデジタルスチルカメラの動作説明のためのタイミングチャート
【図4】本発明の実施の形態1に係るデジタルスチルカメラのYC処理部およびキズ補正演算部の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態1に係るデジタルスチルカメラのキズ補正動作を説明するための画素構成を示す模式図
【図6】本発明の実施の形態1に係るデジタルスチルカメラのYC記録領域の構成を示す模式図
【図7】本発明の実施の形態2に係るデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態2に係るデジタルスチルカメラの動作説明のためのフローチャート
【図9】本発明の実施の形態3に係るデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態2に係るデジタルスチルカメラの動作説明のためのフローチャート
【図11】本発明の実施の形態4に係るデジタルスチルカメラの動作説明のためのタイミングチャート
【図12】従来のデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図
【図13】従来のデジタルスチルカメラの動作説明のためのフローチャート
【図14】従来のデジタルスチルカメラの動作説明のためのタイミングチャート
【図15】従来のデジタルスチルカメラの記憶部の記憶状態を示す模式図
【図16】従来のデジタルスチルカメラのYC処理部およびキズ補正演算部の構成を示すブロック図
【符号の説明】
2、22、42 制御部
3、23、43 撮像部
4、24、44 第1の記憶部
5、25、45 YC処理部
6、26 レベル測定部
7、27、47 係数設定部
8、28、48 圧縮変換部
9、29,49 符号量測定部
10、30、50 スケールファクター設定部
11、31、51 記録部
33 第2の記憶部
46 分布測定部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a digital still camera, and more particularly to a digital still camera having a continuous shooting function.
[0002]
[Prior art]
In recent years, digital still cameras have been widely used, and along with the spread, various functions have been installed in digital still cameras. One of these functions is the continuous shooting function.
[0003]
Here, the continuous shooting function means a function that allows a user to take a plurality of continuous images at regular intervals with a single operation on the digital still camera. This is a convenient function for the user because it never misses a photo opportunity.
[0004]
In the operation by the continuous shooting function, since a plurality of images are acquired within a short time, a large recording capacity of a storage unit such as a semiconductor memory built in the digital still camera is required. However, it can be mounted on the digital still camera. Since the recording capacity of the storage unit is limited, it is required to efficiently use the recording area of the storage unit. In addition, for the convenience of the user, it is also required to shorten the imaging time interval of each image during continuous shooting.
[0005]
Hereinafter, a conventional digital still camera will be described with reference to FIGS.
[0006]
First, the configuration of a conventional digital still camera will be described. FIG. 12 is a block diagram showing a configuration of a conventional digital still camera. Note that solid line arrows in the figure indicate transmission of image signals, and dotted line arrows indicate transmission of control signals. Hereinafter, each component in FIG. 12 will be described.
[0007]
First, the
[0008]
The
[0009]
The
[0010]
Further, the
[0011]
Further, the
[0012]
Here, the connection between the
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
Also, the
[0016]
Further, the
[0017]
The code
[0018]
The scale
[0019]
The recording unit 111 includes a flash memory or the like, acquires compressed data recorded in the compressed
[0020]
Next, an operation when recording image data for one screen of a conventional digital still camera will be described. FIG. 13 is a flowchart showing the operation of the
[0021]
First, an optical signal from an optical system part (not shown) is input as an input image to the
[0022]
Next, by controlling the
[0023]
Next, the
[0024]
Next, the
[0025]
Next, the
[0026]
Next, the
[0027]
Next, in step S108, the
[0028]
Next, the
[0029]
Finally, the
[0030]
When compressed data for one image is stored in the
[0031]
Next, FIG. 14 which is a timing chart at the time of continuous shooting of the conventional digital still camera will be described. In FIG. 14, the horizontal axis is time. In addition, the time required in the following description is indicated on the horizontal axis as A, B, C, etc., respectively.
[0032]
FIG. 14A is a timing chart showing temporal changes in addresses to be accessed for RAW data and YC data. The vertical axis shows the address of the RAW / YC recording area 104a, and the upper and lower dotted lines in the figure are respectively shown. The upper limit and the lower limit of the address are shown, the thick arrow lines a101 and a106 indicate the locus of the RAW data write address, the thin arrow line a102 indicates the locus of the read address of the RAW data, and the thick arrow dotted line a103 indicates the writing of the YC data Shows the address trajectory, Thin arrow dotted line a104 and a105 indicate the locus of the read address of the YC data.
[0033]
FIG. 14C is a timing chart showing the time change of the operation state of the
[0034]
Next, FIG. 15, which is a schematic diagram showing a change in storage state with time progress of the RAW / YC recording area 104 a of the
[0035]
First, FIG. 15A shows a storage state from time A to time B in FIG. That is, from time A to time B, nothing is stored in the RAW / YC recording area 104a.
[0036]
Next, FIG. 15B shows a storage state immediately after time B in FIG. That is, it indicates that writing of RAW data to the RAW / YC recording area 104a is started at time B.
[0037]
Next, FIG. 15C shows a storage state at time C in FIG. That is, it indicates that writing of RAW data to the RAW / YC recording area 104a is completed at time C.
[0038]
Next, FIG. 15D shows the storage state immediately after time C in FIG. That is, it shows that reading of RAW data in the RAW / YC recording area 104a is started at time C.
[0039]
Next, FIG. 15E shows a storage state immediately after time D in FIG. That is, it indicates that writing of YC data is started in the RAW / YC recording area 104a at time D.
[0040]
Next, FIG. 15 (f) shows the storage state immediately after time E in FIG. That is, this indicates that reading of YC data in the RAW / YC recording area 104a is started at time E.
[0041]
Next, FIG. 15G shows a storage state at time H in FIG. That is, it indicates that reading of the YC data in the RAW / YC recording area 104a is completed at time H.
[0042]
Next, FIG. 15 (h) shows the storage state immediately after time I in FIG. That is, at time I, the RAW / YC recording area 104a RAW data writing Indicates that is started.
[0043]
As described above, the conventional digital still camera stores RAW data and YC data alternately in the same RAW / YC recording area 104a for each image. In this way, the usage amount of the recording area of the
[0044]
Next, the operation of the conventional digital still camera when continuous shooting is performed will be described with reference to FIGS.
[0045]
First, at time A in FIG. 14, when the user operates the
[0046]
When receiving an instruction to start the continuous shooting operation, the
[0047]
Next, in step S120, it is detected whether or not writing of RAW data is completed. When writing of RAW data (trajectory a101 in FIG. 14) is completed at time C, the process proceeds to step S109, and the
[0048]
Here, calculation of the calculation coefficient in the
[0049]
Next, at time C, RAW data is read from the first storage unit 104 (track a102 in FIG. 14), defect correction is started (step S105), and at time D, the process proceeds to step S106, and YC The
[0050]
Here, in order to convert RAW data into YC data, it is necessary to use the calculation coefficient based on the calculation coefficient. After the
[0051]
Next, at time E, YC data is read from the RAW / YC recording area 104a to the compression conversion unit 108 (trajectory a104 in FIG. 14), converted into compressed data, and the code amount of the compressed data is converted into a code
[0052]
Next, in step S108, the
[0053]
Next, reading of the second YC data on the first screen is completed at time J (trajectory a105 in FIG. 14), and immediately after that, recording of the compressed data on the first screen in the compressed
[0054]
As described above, the conventional digital still camera realizes the continuous shooting function while saving the storage capacity of the first storage unit by alternately recording RAW data and YC data in the same recording area. ing.
[0055]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described conventional configuration has a problem in that the time required for the continuous shooting operation cannot be shortened because YC data cannot be generated until RAW data writing is completed. That is, it is difficult to shorten the time from the start of writing RAW data for the next input image after the writing of RAW data for an arbitrary input image to the
[0056]
Here, with the conventional digital still camera, YC data cannot be generated until RAW data has been written, as described above, after the calculation coefficient is measured by the
[0057]
Another problem is that the capacity of the RAW / YC recording area 104a must be increased. This is because when RAW data is converted to YC data, the number of bits per pixel increases, so when RAW data and YC data are stored in the same recording area as in a conventional digital still camera, only RAW data is stored. This is because it becomes larger than the case where it is performed.
[0058]
In the interface portion of the
[0059]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to solve the above-mentioned conventional problems, and to provide a digital still camera that can reduce the operation time required for continuous shooting.
[0060]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, a digital still camera of the present invention includes an imaging unit that converts an optical signal indicating an input image into RAW data, RAW data YC processing unit for converting into YC data, compression conversion unit for converting YC data converted by YC processing unit into compressed data, and compression coefficient based on the compressed data converted by the compression conversion unit Code amount estimation A compression coefficient setting unit; RAW data generated by the imaging unit is stored, and YC data corresponding to the stored RAW data is stored in a storage area different from the RAW data A storage unit; The code amount estimation by the compression coefficient setting unit is performed overlapping with the operation of writing the RAW data to the storage unit, When the compression coefficient setting unit calculates the compression coefficient, Memory The YC processing unit is controlled so that the RAW data stored in is read and converted into YC data again. YC processing unit And a control unit that controls the compression conversion unit so as to convert the YC data converted again in step S3 into compressed data again based on the compression coefficient calculated by the compression coefficient setting unit.
[0061]
With this configuration, in addition to being able to obtain an image that is comparable to an image that can be obtained with a conventional digital still camera, it has the effect of reducing the operating time required for continuous shooting. .
[0062]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
According to the first aspect of the present invention, an imaging unit that converts an optical signal indicating an input image into RAW data; RAW data YC processing unit for converting into YC data, compression conversion unit for converting YC data converted by YC processing unit into compressed data, and compression coefficient based on the compressed data converted by the compression conversion unit Code amount estimation A compression coefficient setting unit; RAW data generated by the imaging unit is stored, and YC data corresponding to the stored RAW data is stored in a storage area different from the RAW data A storage unit; The code amount estimation by the compression coefficient setting unit is performed overlapping with the operation of writing the RAW data to the storage unit, When the compression coefficient setting unit calculates the compression coefficient, Memory The YC processing unit is controlled so that the RAW data stored in is read and converted into YC data again. YC processing unit And a control unit that controls the compression conversion unit so as to convert the YC data converted again in
[0063]
According to a second aspect of the present invention, an imaging unit that converts an optical signal indicating an input image into RAW data; RAW data By calculating a compression coefficient based on the YC processing unit for converting to YC data, the compression conversion unit for converting the YC data converted by the YC processing unit into compressed data, and the compressed data converted by the compression conversion unit Perform code amount estimation A compression coefficient setting unit; RAW data generated by the imaging unit is stored A first storage unit; Store YC data corresponding to the stored RAW data in a storage area different from the RAW data A second storage unit; The code amount estimation by the compression coefficient setting unit is performed in duplicate with the operation of writing the RAW data to the first storage unit, When the compression coefficient setting unit calculates the compression coefficient, the YC processing unit is controlled to read out the RAW data stored in the first storage unit and convert it to YC data again. YC processing unit And a control unit that controls the compression conversion unit so as to convert the YC data converted again in
[0064]
According to a third aspect of the present invention, there is provided the digital still camera according to the second aspect, wherein a circuit constituting the second storage unit, a control unit, a circuit constituting the YC processing unit and the compression conversion unit are provided. Is configured on a single semiconductor chip, which can reduce the power required for access between the second storage unit and the control unit, and can reduce the time required for access. Has the effect of being able to.
[0065]
According to a fourth aspect of the present invention, an imaging unit that converts an optical signal indicating an input image into RAW data composed of a plurality of color signals, RAW data A calculation coefficient setting unit that calculates a calculation coefficient used when YC data is generated by mixing a plurality of color signals; RAW data Based on the YC processing unit that converts YC data based on the calculated calculation coefficient, the compression conversion unit that converts the YC data converted by the YC processing unit into compressed data, and the compressed data converted by the compression conversion unit Calculate compression factor Code amount estimation A compression coefficient setting unit; RAW data generated by the imaging unit is stored, and YC data corresponding to the stored RAW data is stored in a storage area different from the RAW data A storage unit; The code amount estimation by the compression coefficient setting unit is performed overlapping with the operation of writing the RAW data to the storage unit, When the compression coefficient setting unit calculates the compression coefficient, Memory The YC processing unit is controlled so that the RAW data stored in the data is read and converted into YC data again based on the calculation coefficient set by the calculation coefficient setting unit. YC processing unit And a control unit that controls the compression conversion unit so as to convert the YC data converted again in
[0066]
The invention according to
[0067]
The invention according to
[0068]
A seventh aspect of the present invention is the digital still camera according to any one of the first to sixth aspects, Memory or During the period in which the first storage unit stores the RAW data converted by the imaging unit, the YC processing unit , Memory or It is characterized by starting to convert the RAW data stored in the first storage unit into YC data. Since YC data can be generated before the writing of the RAW data is completed, it is necessary for continuous shooting operation. It has the effect that the time can be shortened.
[0069]
The invention according to
[0070]
The invention according to
[0071]
A tenth aspect of the present invention is the digital still camera according to any one of the first to ninth aspects, wherein the YC processing section is , Memory or A part of the RAW data stored in the first storage unit is converted into YC data, the compression conversion unit converts the YC data converted by the YC processing unit into compressed data, and the compression coefficient setting unit is the compression conversion unit. The compression coefficient is set based on the converted compressed data, and RAW / YC conversion and compression conversion for calculating the compression coefficient can be completed in a short time. The operation time required for shooting can be shortened.
[0072]
(Embodiment 1)
A digital still camera according to
[0073]
First, the configuration of the digital still camera according to
[0074]
First, the
[0075]
The
[0076]
The
[0077]
Further, the
[0078]
In addition, the defect
[0079]
Further, in a digital still camera whose resolution is remarkably increased, the number of pixels in one horizontal section may reach several thousand, so that the line memory consumes a very large number of transistors. Therefore, it is very effective to share the line memory used for YC processing and the line memory used for defect correction, and delete one of them. Further, when a technique for processing an input image by dividing it into a plurality of small images is used here, the required line memory capacity is proportional to the number of pixels in one horizontal section of the small image, and the pixels in one horizontal section of the input image. Since it is independent of the number, the input image is divided into small portions in the horizontal direction and processed, thereby reducing the capacity of the line memory used for YC processing and defect correction, and greatly reducing the number of transistors constituting the line memory. I can do it. In addition to reducing the line memory capacity, the storage capacity of the
[0080]
The
[0081]
Further, the
[0082]
The code
[0083]
The
[0084]
Next, an operation of recording image data for one screen of the digital still camera according to
[0085]
First, an optical signal from an optical system part (not shown) is input to the
[0086]
Next, the
[0087]
Next, the
[0088]
Here, the operation of flaw correction will be described with reference to FIG. FIG. 5 is a diagram showing an example of an array of RAW data for each line. In FIG. 5, Aa to Ea represent RGB pixel data, and the hatched pixels are darker than the non-hatched pixels. The pixel Cc is a pixel having a flaw, that is, a defect. At this time, the pixel Cc is complemented using neighboring pixels Ac, Ca, Ce, and Ec of the same color. Hereinafter, the reason for complementing using the pixels Ac, Ca, Ce, and Ec, that is, the reason why the
[0089]
Next, the
[0090]
Here, the monitoring of the
[0091]
Next, in step S7, the
[0092]
Here, referring to FIG. 6 again, the recording and reading states of the
[0093]
Next, in step S8, the
[0094]
Next, when the
[0095]
Next, in step S12, similarly to step S6, the
[0096]
Finally, in step S14, the
[0097]
Here, the reason why the code amount is estimated in step S7 will be described. The compressed data recorded in the
[0098]
Next, FIG. 3 which is a timing chart at the time of continuous shooting of the digital still camera according to
[0099]
Further, (a) is a diagram showing the time change of the address for accessing the RAW data, the vertical axis indicates the address of the RAW recording area 4a, and the upper and lower dotted lines in the figure indicate the upper limit and the lower limit of the address, respectively. The thick arrow lines a1, a4, and a7 indicate the locus of the write address of the RAW data, and the thin arrow lines a2, a3, a5, a6, and a8 indicate the locus of the read address of the RAW data.
[0100]
Further, (b) is a diagram showing the time change of the recording state of the YC data, the upper and lower dotted lines in the figure respectively indicate the recording state and the non-recording state, the solid line indicates the locus of the recording state, and b1 Is the first time on the first screen, b2 is the second time on the first screen, b3 is the first time on the second screen, b4 is the second time on the second screen, and b5 is the first time after the RAW / YC conversion on the third screen. YC data is shown respectively.
[0101]
Further, (c) is a diagram showing the time change of the operation state of the scratch
[0102]
Next, the operation of the digital still camera according to
[0103]
First, at time A in FIG. 3, when the user operates the
[0104]
Next, at time B, the process proceeds to step S2, and the RAW data is written into the RAW recording area 4a (the locus a1 in FIG. 3). At the same time, the process proceeds to step S3 and the
[0105]
Here, the interval between the time B and the time D, that is, the RAW data write time is about 12/60 seconds. This RAW data write time is the access time at the time of writing in the
[0106]
Next, at time E, when the first reading of the RAW data (trajectory a2 in FIG. 3) is completed, immediately after that, the process proceeds from step S8 to step S9 and step S10 to step S11. In step S11, the RAW data is read from the RAW recording area 4a (trajectory a3 in FIG. 3), and the RAW data is converted into YC data and recorded in the
[0107]
Note that the gradients of the trajectories a3, a5, a6, and a8 are steeper than the gradient of the trajectory a2. This is to shorten the time required for the continuous shooting operation. That is, after the writing of the first RAW data is completed, the writing of the next second RAW data is started immediately after the exposure time of the
[0108]
Next, at time F, compressed data is generated and recorded in the compressed data recording area 4c (step S13). It should be noted that the scratch correction of the RAW data and the level measurement of the RAW data are performed before the time E at which the generation of the necessary YC data is started in step S13. Therefore, the YC data required in step S13 is the RAW data corrected with the scratch correction and the RAW data. This can be obtained based on the optimized RAW / YC conversion calculation coefficient. Further, the scale factor in step S13 is optimized by code amount estimation. Therefore, an image composed of compressed data obtained by using these YC data and scale factor has the same quality as an image of a conventional digital still camera, and the compressed data can be set to a desired code amount. it can.
[0109]
Next, generation of the second YC data for the first screen is completed at time H (trajectory b2 in FIG. 3), and recording of the compressed data for the first screen in the compressed data recording area 4c is completed at time I. Here, the interval between time E and time H, that is, the RAW data read time is about 3/40 seconds, and this RAW data read time is the access time at the time of reading from the
[0110]
On the other hand, the imaging operation for the second screen starts at time D, and thereafter operates similarly to the first screen. However, YC data is always read after the previous YC data read operation is completed. At this time, while the RAW / YC conversion and the compression conversion are being performed for the first screen, writing of the RAW data of the second screen to the
[0111]
In this way, while the imaging operations of the previous and subsequent screens are overlapped, the same operation as described above is repeated thereafter, and the continuous shooting operation ends when the shooting of a predetermined number of screens is completed. Here, the overlap of the shooting operations of the front and rear screens means a state where the shooting of the front and rear screens is processed simultaneously. For example, the first screen and the second screen are captured between time D and time I. The operation is duplicated.
[0112]
Note that the recording of the compressed data to the
[0113]
As described above, according to
[0114]
First, in addition to being able to obtain an image that is comparable to an image that can be obtained with a conventional digital still camera, it is possible to realize a reduction in operation time required for photographing.
[0115]
This is due to the following reason. That is, the RAW data stored in the
[0116]
Second, the RAW data stored in the
[0117]
Third, the scale of the circuit for realizing the digital still camera according to the present invention by the defect
[0118]
Fourth, since the
[0119]
(Embodiment 2)
The digital still camera according to
[0120]
Hereinafter, the digital still camera according to the second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0121]
First, the configuration of the digital still camera according to
[0122]
First, the
[0123]
Note that the circuit configuring the
[0124]
The
[0125]
The
[0126]
Further, the
[0127]
In addition, the defect
[0128]
Also, the
[0129]
The code
[0130]
The
[0131]
Next, an operation of recording image data for one screen of the digital still camera according to
[0132]
First, an optical signal from an optical system part (not shown) is input to the
[0133]
Next, the
[0134]
Next, in step S25, the
[0135]
Next, in the YC processing monitoring step S26, when the
[0136]
Next, in step S28, the
[0137]
Next, the code
[0138]
Next, in step S32, as in step S26, the
[0139]
Finally, in step S34, the
[0140]
The operation timing of the digital still camera according to
[0141]
As described above, according to the second embodiment of the present invention, the
[0142]
Further, by configuring the circuit constituting the
[0143]
(Embodiment 3)
The digital still camera according to
[0144]
Hereinafter, a digital still camera according to
[0145]
First, the configuration of a digital still camera according to
[0146]
First, the
[0147]
The
[0148]
Further, the
[0149]
In addition, the defect correction calculation unit 52 corrects a defect in the RAW data under the control of the
[0150]
Further, the
[0151]
The code
[0152]
Next, an operation of recording image data for one screen of the digital still camera according to
[0153]
First, an optical signal from an optical system part (not shown) is input to the
[0154]
Next, the
[0155]
Next, the
[0156]
Next, in step S48, the
[0157]
Next, the code
[0158]
Next, in step S52, as in step S46, the
[0159]
Finally, in step S54, the
[0160]
Next, the operation of the digital still camera according to
[0161]
Next, at time B, the process proceeds to step S42, and RAW data is written into the RAW recording area 44a (track a1 in FIG. 3). This is different from the operation of the digital still camera according to
[0162]
Finally, after the time E, from the generation of the compressed data of the first screen to the generation and storage of the compressed data of the final screen, the operation after the time E is the same as the operation of the digital still camera according to the first embodiment. Since there is, explanation is omitted.
[0163]
In the second and subsequent screens of continuous shooting, the calculation coefficient used in step S51 for the immediately preceding input image is used as the calculation coefficient for RAW / YC conversion in step S45 (for example, the YC data indicated by locus b2 in FIG. 3). The calculation coefficient used in the generation of (1) may be used as a calculation coefficient for generating the YC data indicated by the locus b3 in FIG. As a result, the calculation coefficient of the RAW / YC conversion in step S51 of the previous input screen is optimized so that the converted image is not crushed or sunken, so that the current input image If there is no significant difference from the input image, it can be expected that the current input image is correctly converted into YC data. However, when the shooting interval is short, there is a high possibility that the current input image is not significantly different from the previous input image. Therefore, the calculation coefficient calculated from the previous input image may be reused without correction. Although good results can be expected, it may be safer to correct the calculation coefficient when the shooting interval is long. This is because if the input image is changed and the calculation coefficient corresponding to the immediately preceding input image is inappropriate, the converted image is crushed or darkened.
[0164]
Further, the
[0165]
The reason is as follows. The generation of YC data in step S45 is mainly intended to estimate the amount of codes, so even if the distribution of the generated YC data deviates from the desired distribution, there is no problem in itself. However, if the code amount obtained by compressing and converting the YC data generated in the YC processing / scratch correction start step S45 is significantly different from the code amount obtained by compressing and converting the correctly generated YC data, the target scale factor is controlled. Cannot be done correctly. If the calculation coefficient tends to excessively increase the amplitude of the YC data, the generated YC data is partially saturated at the maximum value and white crushing occurs. Compression conversion has the property of converting an image containing more high-frequency components into a code with a larger capacity, and in the saturated part, the high-frequency components of the image are lost by sticking the data to the maximum value, so when white crushing occurs The amount of code after compression conversion is greatly reduced. Once white crushing occurs, it is difficult to correctly control the scale factor because the amount of code when there is no white crushing cannot be estimated. On the other hand, if the calculation coefficient tends to excessively reduce the amplitude of the YC data, darkening occurs. Since the compression conversion has a property of converting an image having a small amplitude into a code having a smaller capacity, the amplitude of the YC data generated in step S45 is small and the amplitude of the YC data generated in step S51 is larger. Can correct the code amount estimate more than the code amount obtained by the compression conversion in step S47, and then optimize the scale factor used in the compression conversion in step S53. In this way, it is difficult to estimate the amount of code if the arithmetic coefficient enlarges the amplitude of the YC data too much, but when the arithmetic coefficient makes the amplitude of the YC data too small, the estimation of the amount of code is corrected. Therefore, when the calculation coefficient used for generating the YC data in step S45 is in the direction of increasing the amplitude of the YC data, it is safer to correct in the direction of decreasing the amplitude. Also, if the time interval from the last shooting is long, the subject may be brighter during that time, so it can be said that it is safer to correct the calculation coefficient in the direction of decreasing the amplitude. .
[0166]
As described above, according to the third embodiment of the present invention, the RAW data stored in the
[0167]
Further, the
[0168]
The
[0169]
Further, the
[0170]
(Embodiment 4)
The digital still camera according to
[0171]
First, the configuration of the digital still camera according to
[0172]
Next, FIG. 11 which is a timing chart showing the operation of the digital still camera according to
[0173]
FIG. 11 (a) is a diagram showing the time change of the address for accessing the RAW data, the vertical axis shows the address of the RAW recording area 4a, and the upper and lower dotted lines in the figure indicate the upper limit and the lower limit of the address, respectively. The thick arrow lines a61, a64, and a67 indicate the locus of the write address of the RAW data, and the thin arrow lines a62, a63, a65a to c, a66, and a68a to c indicate the locus of the read address of the RAW data.
[0174]
FIG. 11B is a diagram showing the time change of the recording state of YC data. The upper and lower dotted lines in the drawing indicate the recording state and the non-recording state, respectively, and the solid line indicates the locus of the recording state. , B61 is the first RAW / YC conversion of the first screen, b62 is the second of the first screen, b63 is the first of the second screen, b64 is the second of the second screen, and b65 is the first RAW / YC conversion of the third screen. The subsequent YC data is shown respectively.
[0175]
Further, FIG. 11C is a diagram showing a temporal change in the operation state of the scratch
[0176]
Next, the operation of the digital still camera according to
[0177]
Next, at time E, when the first reading of the RAW data (trajectory a62 in FIG. 11) is completed, immediately after that, the process proceeds to Step S11 through Step S8, Step S9 and Step S10 in FIG. Reading from the RAW recording area 4a (trajectory a63 in FIG. 11), RAW data is converted into YC data and recorded in the
[0178]
Here, the gradients of the trajectories a62, a63, a65a to c, a66, and a68a to c are all the same as those of the trajectories a61, a64, and a67. That is, the RAW data writing speed and reading speed are approximately the same.
[0179]
Next, at time F, the process proceeds to step S13, and compressed data is generated and recorded in the compressed data recording area 4c.
[0180]
Next, from time D to time G, in the same manner as in the digital still camera according to the first embodiment, for the second screen, the optical signal is converted to RAW data in step S1, and the RAW data is written at time G. (Track a64 in FIG. 11) is started.
[0181]
Next, generation of the second YC data of the first screen is completed at time J (trajectory b62 in FIG. 11), and recording of the compressed data of the first screen in the compressed data recording area 4c is completed at time K. Then, at time J, the first RAW / YC conversion on the second screen is started (trajectory b63 in FIG. 11), and RAW data is read for this purpose (trajectories a65a to c in FIG. 11).
[0182]
Here, in the reading of the RAW data indicated by the trajectories a65a to c in FIG. 11, by repeating the process of advancing the reading address by 56 lines when 72 lines are read, the reading amount of the RAW data is nearly halved. Reduce. By thinning out and reading out RAW data in this way, it is possible to reduce the processing time for code amount estimation to nearly half. If all addresses are read without thinning out, the RAW data for the third screen cannot be written until the reading of the RAW data for the second screen is completed, and the continuous shooting speed is reduced.
[0183]
Next, in RAW / YC conversion, 64 lines of YC data are generated from 72 lines of RAW data. Then, using the generated YC data, the code amount is estimated by performing compression conversion in step S7 from time K to time M.
[0184]
Note that thinning is performed at a relatively long cycle of 128 lines because YC data generated for RAW data is reduced by 8 lines in order to perform vertical filtering in RAW / YC conversion. This is because when thinning is performed, the amount of YC data generated is extremely small compared to the amount of RAW data to be read. In addition, since compression conversion is processed in units of macroblocks having a height of 8 pixels, there is no waste if the read amount of RAW data is determined so that YC data generated in one cycle of thinning is a multiple of 8 lines.
[0185]
Hereinafter, for the second and subsequent screens, the first RAW / YC conversion creates YC data by thinning out RAW data. The operation after the second screen is the same as the operation of the first screen except for the method of reading out RAW data at the first generation of YC data. Further, the above-described operation is repeated, and the continuous shooting operation ends when imaging of a predetermined number of screens is completed.
[0186]
As described above, according to the fourth embodiment of the present invention, the
[0187]
Furthermore, since the processing speed per pixel of RAW / YC conversion and compression conversion and the input speed of RAW data are comparable, the entire signal processing circuit can be operated with the same clock, so that circuit design is facilitated.
[0188]
However, as a trade-off between the processing speed per pixel of RAW / YC conversion and compression conversion and the input speed of RAW data, there is no room for processing the entire screen to estimate the code amount, and it is necessary to perform thinning. Come. If thinning is performed at the code amount estimation stage, the accuracy of code amount control is slightly worse than that of the digital still camera according to
[0189]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to obtain an image that is comparable to an image that can be obtained with a conventional digital still camera, and in addition, it is possible to reduce the operation time required for continuous shooting. An excellent effect is obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a digital still camera according to
FIG. 2 is a flowchart for explaining the operation of the digital still camera according to
FIG. 3 is a timing chart for explaining operations of the digital still camera according to
FIG. 4 is a block diagram showing a configuration of a YC processing unit and a flaw correction calculation unit of the digital still camera according to
FIG. 5 is a schematic diagram illustrating a pixel configuration for explaining a defect correction operation of the digital still camera according to
FIG. 6 is a schematic diagram showing a configuration of a YC recording area of the digital still camera according to
FIG. 7 is a block diagram showing a configuration of a digital still camera according to
FIG. 8 is a flowchart for explaining the operation of the digital still camera according to
FIG. 9 is a block diagram showing a configuration of a digital still camera according to
FIG. 10 is a flowchart for explaining the operation of the digital still camera according to
FIG. 11 is a timing chart for explaining the operation of the digital still camera according to
FIG. 12 is a block diagram showing a configuration of a conventional digital still camera.
FIG. 13 is a flowchart for explaining the operation of a conventional digital still camera.
FIG. 14 is a timing chart for explaining the operation of a conventional digital still camera.
FIG. 15 is a schematic diagram illustrating a storage state of a storage unit of a conventional digital still camera.
FIG. 16 is a block diagram illustrating a configuration of a YC processing unit and a defect correction calculation unit of a conventional digital still camera.
[Explanation of symbols]
2, 22, 42 Control unit
3, 23, 43 Imaging unit
4, 24, 44 First storage unit
5, 25, 45 YC processing unit
6, 26 Level measurement unit
7, 27, 47 Coefficient setting part
8, 28, 48 Compression converter
9, 29, 49 Code amount measurement unit
10, 30, 50 Scale factor setting section
11, 31, 51 Recording unit
33 Second storage unit
46 Distribution measurement unit
Claims (10)
前記RAWデータをYCデータに変換するYC処理部と、
前記YC処理部で変換されたYCデータを圧縮データに変換する圧縮変換部と、
前記圧縮変換部で変換された圧縮データに基づいて圧縮係数を算出することにより符号量見積もりを行う圧縮係数設定部と、
前記撮像部で生成されたRAWデータを記憶するとともに、前記記憶しているRAWデータに対応するYCデータを、前記RAWデータとは別の記憶領域に記憶する記憶部と、
前記記憶部へのRAWデータの書き込み動作と重複して前記圧縮係数設定部による符号量見積もりを行わせ、前記圧縮係数設定部が圧縮係数を算出したとき、前記記憶部に記憶されているRAWデータを読み出して再度YCデータに変換させるよう前記YC処理部を制御し、前記YC処理部で再度変換されたYCデータを前記圧縮係数設定部で算出された圧縮係数に基づいて再度圧縮データに変換させるよう前記圧縮変換部を制御する制御部と、
を有することを特徴とするデジタルスチルカメラ。An imaging unit that converts an optical signal indicating an input image into RAW data;
A YC processing unit for converting the RAW data into YC data;
A compression conversion unit that converts the YC data converted by the YC processing unit into compressed data;
A compression coefficient setting unit that performs code amount estimation by calculating a compression coefficient based on the compressed data converted by the compression conversion unit;
A storage unit that stores RAW data generated by the imaging unit and stores YC data corresponding to the stored RAW data in a storage area different from the RAW data ;
The RAW data stored in the storage unit when the compression coefficient setting unit calculates the compression coefficient by causing the compression coefficient setting unit to perform code amount estimation overlapping with the RAW data writing operation to the storage unit. The YC processing unit is controlled so as to be read again and converted into YC data, and the YC data converted again by the YC processing unit is converted again into compressed data based on the compression coefficient calculated by the compression coefficient setting unit. A control unit for controlling the compression conversion unit;
A digital still camera comprising:
前記RAWデータをYCデータに変換するYC処理部と、
前記YC処理部で変換されたYCデータを圧縮データに変換する圧縮変換部と、
前記圧縮変換部で変換された圧縮データに基づいて圧縮係数を算出することにより符号量見積もりを行う圧縮係数設定部と、
前記撮像部で生成されたRAWデータを記憶する第1の記憶部と、
前記記憶しているRAWデータに対応するYCデータを、前記RAWデータとは別の記憶領域に記憶する第2の記憶部と、
前記第1の記憶部へのRAWデータの書き込み動作と重複して前記圧縮係数設定部による符号量見積もりを行わせ、前記圧縮係数設定部が圧縮係数を算出したとき、前記第1の記憶部に記憶されているRAWデータを読み出して再度YCデータに変換させるよう前記YC処理部を制御し、前記YC処理部で再度変換されたYCデータを前記圧縮係数設定部で算出された圧縮係数に基づいて再度圧縮データに変換させるよう前記圧縮変換部を制御する制御部と、
を有することを特徴とするデジタルスチルカメラ。An imaging unit that converts an optical signal indicating an input image into RAW data;
A YC processing unit for converting the RAW data into YC data;
A compression conversion unit that converts the YC data converted by the YC processing unit into compressed data;
A compression coefficient setting unit that performs code amount estimation by calculating a compression coefficient based on the compressed data converted by the compression conversion unit;
A first storage unit that stores RAW data generated by the imaging unit ;
A second storage unit for storing YC data corresponding to the stored RAW data in a storage area different from the RAW data ;
When the code amount estimation is performed by the compression coefficient setting unit in overlap with the operation of writing the RAW data to the first storage unit, and the compression coefficient setting unit calculates the compression coefficient, the first storage unit The YC processing unit is controlled to read out the stored RAW data and convert it to YC data again, and the YC data converted again by the YC processing unit is based on the compression coefficient calculated by the compression coefficient setting unit. A control unit that controls the compression conversion unit so as to convert it into compressed data again;
A digital still camera comprising:
前記RAWデータの複数の色信号を混合してYCデータを生成する際に使用する演算係数を算出する演算係数設定部と、
前記RAWデータを、前記算出された演算係数に基づいてYCデータに変換するYC処理部と、
前記YC処理部で変換されたYCデータを圧縮データに変換する圧縮変換部と、
前記圧縮変換部で変換された圧縮データに基づいて圧縮係数を算出することにより符号量見積もりを行う圧縮係数設定部と、
前記撮像部で生成されたRAWデータを記憶するとともに、前記記憶しているRAWデータに対応するYCデータを、前記RAWデータとは別の記憶領域に記憶する記憶部と、
前記記憶部へのRAWデータの書き込み動作と重複して前記圧縮係数設定部による符号量見積もりを行わせ、前記圧縮係数設定部が圧縮係数を算出したとき、前記記憶部に記憶されているRAWデータを読み出して前記演算係数設定部で設定された演算係数に基づいて再度YCデータに変換させるよう前記YC処理部を制御し、前記YC処理部で再度変換されたYCデータを前記圧縮係数設定部で算出された圧縮係数に基づいて再度圧縮データに変換させるよう前記圧縮変換部を制御する制御部と、
を有することを特徴とするデジタルスチルカメラ。An imaging unit that converts an optical signal indicating an input image into RAW data composed of a plurality of color signals;
A calculation coefficient setting unit that calculates a calculation coefficient used when YC data is generated by mixing a plurality of color signals of the RAW data ;
A YC processing unit for converting the RAW data into YC data based on the calculated calculation coefficient;
A compression conversion unit that converts the YC data converted by the YC processing unit into compressed data;
A compression coefficient setting unit that performs code amount estimation by calculating a compression coefficient based on the compressed data converted by the compression conversion unit;
A storage unit that stores RAW data generated by the imaging unit and stores YC data corresponding to the stored RAW data in a storage area different from the RAW data ;
RAW data stored in the storage unit when the compression coefficient setting unit calculates a compression coefficient by causing the compression coefficient setting unit to perform code amount estimation overlapping with the RAW data writing operation to the storage unit The YC processing unit is controlled so as to be converted again into YC data based on the calculation coefficient set by the calculation coefficient setting unit, and the YC data converted again by the YC processing unit is converted by the compression coefficient setting unit. A control unit that controls the compression conversion unit to convert the compressed data again based on the calculated compression coefficient;
A digital still camera comprising:
前記YC処理部はRAWデータの一部を一時的に記憶するラインメモリを有し、
前記キズ補正演算部は前記ラインメモリに記憶されたRAWデータを読み出して、読み出されたRAWデータの欠陥を逐次補正することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のデジタルスチルカメラ。A scratch correction calculation unit for correcting defects in RAW data,
The YC processing unit has a line memory for temporarily storing a part of RAW data,
8. The digital still camera according to claim 1, wherein the scratch correction calculation unit reads out RAW data stored in the line memory and sequentially corrects defects in the read out RAW data. .
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