JP4196466B2 - デジタルカメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体を電子的に圧縮した画像データとして記憶するデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、撮影レンズを駆動して焦点検出を行う焦点検出/調整装置と、撮影レンズを通過する被写体像を撮像して画像データを出力するCCDのような撮像装置と、撮像装置から出力される画像データに対してホワイトバランスやγ補正などの画像処理を施す画像処理回路と、画像処理後のデータをJPEGなどの方式で圧縮してフラッシュメモリなどの記憶媒体に記憶する圧縮回路と、画像処理後のデータを表示するモニタと、各操作スイッチ類が操作されたか否かをチェックするスイッチ制御回路とを備えるデジタルカメラが知られている。
【0003】
【発明が解決しようする課題】
このような従来のデジタルカメラでは、画像処理後のデータを圧縮して記録するフラッシュメモリなどの記憶媒体の記憶容量が大きいときや、画像処理後のデータを表示するLCDモニタなどが大型になると、デジタルカメラ内部の消費電力が増加することにより、電池による連続使用時間が短くなるという問題があった。とくに、フラッシュメモリなどの記録媒体の記録容量が数十メガバイト以上になると問題になりやすい。
【0004】
本発明の目的は、デジタルカメラ内の消費電力を抑えたデジタルカメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1に記載の発明は、撮影レンズを通して撮像素子により被写体像を撮像し、画像データを記録媒体に記録するデジタルカメラに適用され、少なくとも第1のCPUを有し、焦点検出、露出調整およびレンズ駆動の少なくとも一つを制御するカメラ制御手段と、カメラ制御手段を使用しない条件を判別する判別手段と、判別手段が条件を判別するとカメラ制御手段を待機状態にする待機制御手段と、少なくとも第2のCPUを有し、カメラ制御手段が待機状態であるか否かにかかわらず、使用者の操作による入力信号を常時受け付け、入力信号に基づいて制御情報を待機制御手段に送信する操作制御手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項2に記載の発明は、撮影レンズを通して撮像素子により被写体像を撮像し、画像データを記録媒体に記録するデジタルカメラに適用され、少なくとも第1のCPUを有し、焦点検出、露出調整およびレンズ駆動の少なくとも一つを制御するカメラ制御手段と、メニュー設定モード時にデジタルカメラの動作を設定するための設定メニューを表示する表示器と、少なくとも第2のCPUを有し、表示器に画像を表示させる画像処理制御手段と、メニュー設定モードが設定されているときにカメラ制御手段を待機状態にする待機制御手段と、少なくとも第3のCPUを有し、カメラ制御手段が待機状態であるか否かにかかわらず、使用者の操作による入力信号を常時受け付け、入力信号に基づいて制御情報を待機制御手段に送信する操作制御手段とを備えることを特徴とする。
(3)請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のデジタルカメラにおいて、待機制御手段は、カメラ制御手段が待機状態の時に、操作制御手段から制御情報が送信されるのに応じて、カメラ制御手段の待機状態を解除するように制御することもできる。
【0006】
なお、本発明の構成を説明する上記課題を解決するための手段の項では、本発明を分かり易くするために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形態によるデジタルスチルカメラの収納時、および携帯時の外観を示し、(a)が上から見た図、(b)が後ろから見た図である。また、図2は図1に示したカメラの通常撮影時の外観を示し、(a)が前から見た図、(b)が上から見た図、(c)が後ろから見た図である。この実施の形態によるデジタルスチルカメラ1は、撮影ズームレンズ2を含むレンズユニット1aとLCDモニター3を含むモニターユニット1bとに分割され、両ユニット1a、1bが相対的に回転可能に連結されている。
【0008】
収納時または携帯時には、図1に示すように、レンズユニット1aとモニターユニット1bとがフラットになるようにレンズユニット1aを回転する。また、通常撮影時には、図2に示すように、撮影ズームレンズ2が被写体方向を向くようにレンズユニット1aを回転する。このとき、モニターユニット1bはLCDモニター3が撮影者の方向を向くように保持されるので、撮影者はLCDモニター3を見ながら撮影を行うことができる。
【0009】
レンズユニット1aは、撮影ズームレンズ2の他に電子閃光装置4、ファインダー窓5、赤目軽減・セルフタイマー表示ランプ6、ファインダー接眼窓7などを備えている。一方、モニターユニット1bは、LCDモニター3の他にメインスイッチ8、レリーズボタン9、表示パネル10、閃光撮影モードボタン11、AFモードボタン12、画質モードボタン13、ズーム切換えボタン14、モニターボタン15、メニューボタン16、選択ダイヤル17などを備えている。
【0010】
図3は、この実施の形態によるデジタルスチルカメラ1の回路ブロックを示す図である。このデジタルスチルカメラ1は、焦点検出/調整処理および測光処理などを制御するメインCPU21と、画像処理および画像表示処理を制御する画像処理CPU29と、各スイッチからの入力信号を制御するスイッチ制御CPU41とにより制御されている。スイッチ制御CPU41は、デジタルスチルカメラ1の各スイッチが操作されたときはその情報をメインCPU21へ送り、ズーム切換えボタン14が操作されたときはズームレンズ駆動装置37を制御して撮影ズームレンズ2を駆動するように構成されている。
【0011】
このデジタルスチルカメラ1は、メインスイッチ8の切換え動作により撮影モード(REC)と再生モード(PLAY)とが選択される。メインスイッチ8は、オフ、REC、PLAYの少なくとも3つの位置に切換えられる。撮影モードは撮像した被写体像を画像データとして記録する動作モードであり、再生モードは記録した画像データを読み出してLCDモニター3に表示する動作モードである。そして、両動作モードにおいて、それぞれカメラ動作を選択/設定するためのメニュー設定モードが設けられている。
【0012】
−撮影モード−
メインスイッチ8を撮影モード位置に切換え操作すると、デジタルスチルカメラ1は電源オンとともに撮影モードに切換えられる。撮影モードに切換えられると、撮影ズームレンズ2に入射する被写体光が撮像装置であるCCD26上で結像され、画像信号がアナログ処理回路27を経てA/D変換回路28へ送られてデジタル信号に変換される。デジタル変換された信号は、たとえば、ASICとして構成される画像処理CPU29に導かれ、輪郭補償、ガンマ補正等の画像前処理が行われて一旦バッファメモリ30に格納される。バッファメモリ30に記憶された画像データは、画像処理CPU29に制御される表示画像作成回路31により表示用の画像データに処理され、LCDモニター3にスルー画面と呼ばれる撮影モニタ画面が表示される。スルー画面は、以上の動作が繰り返し行われることにより、撮影ズームレンズ2に入射される被写体光に基づいて所定の間隔で更新される。
【0013】
スイッチ制御CPU41には、レリーズボタン9に連動する半押しスイッチ22と全押しスイッチ23(以下、レリーズスイッチ23と呼ぶ)から半押し信号と全押し信号がそれぞれ入力される。半押しスイッチ22が操作されて半押し信号が入力されると、スイッチ制御CPU41はその情報をメインCPU21に伝え、メインCPU21からの指令により焦点検出/調整装置36が撮影ズームレンズ2の焦点検出状態を検出する。そして、撮影ズームレンズ2に入射する被写体光が撮像装置であるCCD26上で結像するように撮影ズームレンズ2を合焦位置へ駆動する。また、タイミングジェネレータ24とドライバ25を介してCCD26が駆動制御され、タイミングジェネレータ24によりアナログ処理回路27とA/D変換回路28の動作タイミングが制御される。
【0014】
なお、デジタルスチルカメラ1には「シングルAFモード」と「コンティニュアスAFモード」の2つのAF動作モードが設けられている。「シングルAFモード」に設定されているときは、上述したように半押しスイッチ22が操作されることにより焦点検出/調整装置36による焦点検出動作が行われ、「コンティニュアスAFモード」に設定されているときは、メインスイッチ8が撮影モード位置に切換え操作されると、焦点検出/調整装置36による焦点検出動作が常に行われる。
【0015】
ズーム切換えボタン14が操作されると、スイッチ制御CPU41からの指令によりズームレンズ駆動装置37が撮影ズームレンズ2を駆動し、焦点距離を変化させる。ズームボタン14はシーソー形のスイッチからなり、望遠側(T)と広角側(W)のうち、いずれか押されている側に焦点距離が移動される。測光装置38は、被写体の輝度を測定するもので、レリーズボタン9に連動する半押しスイッチ22による半押し信号が、スイッチ制御CPU41を介してメインCPU21に入力されたときに測光を行う。
【0016】
半押しスイッチ22のオン操作に引続いてレリーズスイッチ23がオン操作されると、測光装置38による測光結果と閃光撮影モードボタン11によりあらかじめ設定されたモード設定とに応じて閃光装置4が発光し、撮影ズームレンズ2からの被写体光がCCD26の受光面上で結像することにより、CCD26には被写体像の明るさに応じた信号電荷が蓄積される。CCD26に蓄積された信号電荷はドライバ25により吐き出され、AGC回路やCDS回路などを含むアナログ信号処理回路27に入力される。アナログ信号処理回路27でアナログ画像信号に対してゲインコントロール、雑音除去等のアナログ処理が施された後、A/D変換回路28によってデジタル信号に変換される。
【0017】
デジタル変換された信号は、上述した画像処理CPU29に導かれ、そこで輪郭補償、ガンマ補正等の画像前処理が行われて一旦バッファメモリ30に格納される。そして、メインCPU21とバッファメモリ30との間で画像データの授受を行い、格納されている画像データからホワイトバランス調整値を求め、この調整値に基づいて画像処理CPU29でホワイトバランス調整が行われ、ホワイトバランス調整後の画像データが再びバッファメモリ30へ格納される。
【0018】
バッファメモリ30に記憶された画像データは、画像処理CPU29に制御される表示画像作成回路31により表示用の画像データに処理され、この画像データがLCDモニター3にフリーズ画面と呼ばれる撮影画面として表示される。
【0019】
上述したような画像前処理が行なわれた画像データに対してはさらに、画像処理CPU29によりJPEG圧縮のためのフォーマット処理(画像後処理)が行なわれ、画像処理CPU29により制御される圧縮回路32によりJPEG方式で所定の比率にデータ圧縮を受け、メインCPU21により所定のデータ名を付与されてリアルタイムクロック35からのタイム情報とともに、フラッシュメモリ等の記録媒体(PCカード、CFカードなど)34に記録される。そして、記録媒体34への記録が終了して次の撮影が可能になると、LCDモニター3に表示されているフリーズ画面表示を停止して、上述したスルー画面表示に切換える。また、後述するように、フリーズ画面表示の延長も可能である。
【0020】
この他、メインCPU21には表示パネルドライバー33が接続され、閃光撮影モードボタン11による閃光装置4の発光モード設定、AFモードボタン12による距離範囲設定、画質モードボタン13による圧縮率設定の状態が表示パネル10に表示される。
【0021】
図4は、上述したように動作するデジタルカメラにおける画像処理CPU29の詳細を示すブロック図である。図4はCCD26からの画像データに対してラインごとに信号処理するライン処理回路100であり、上述した画像処理を行う。図4のライン処理回路100は、A/D変換回路28から出力されるR,G,B信号に対して後述する各種の信号処理を行なうものであり、欠陥補正回路101と、デジタルクランプ回路102と、黒レベル回路103と、γ補正回路104と、平均値算出回路105と、ゲイン回路106と、ホワイトバランス調整回路107とを有する。
【0022】
欠陥補正回路101は、CCD26の出力に対して1ラインごとに点順次で、欠陥のある画素(あらかじめ特定されてそのアドレスがレジスタにセットされている)からのデータを補正するものである。デジタルクランプ回路102は、CCD26の出力に対して1ラインごとに点順次で、いわゆるオプティカルブラックとして使用する複数の画素データの加重平均をそのラインの各画素データから減算するものである。
【0023】
黒レベル回路103は、CCD26の出力に対して1ラインごとに点順次で、あらかじめ決定されてメインCPU21のレジスタに格納されている値をR,G,B信号に対して加算する。γ補正回路104は、CCD26の出力に対して1ラインごとに点順次で、階調ルックアップテーブルを用いてγ補正を行なう。
【0024】
次に、ホワイトバランス調整について説明する。平均値算出回路105は、γ補正後に一旦バッファメモリ30へ格納された全領域の画像データの中から、たとえば、焦点検出領域として使用したエリアを中心とした512×512の領域の画像データを抽出して、R信号用のホワイトバランス調整用ゲインRgainとB信号用のホワイトバランス調整用ゲインBgainをたとえば、次式(1)、(2)により算出する。このゲインRgainとBgainはメインCPU21のレジスタに格納される。たとえば、512×512の画素領域上にカラーフィルタが配置されている場合、R,G,B信号の平均値を(3)〜(5)式で算出し、(1)、(2)式に示すように、G信号の平均値Gave とR信号の平均値Raveとの比およびG信号の平均値GaveとB信号の平均値Baveとの比からホワイトバランス調整用ゲインRgainとBgainを算出する。
【0025】
【数1】
Rgain=Gave/Rave (1)
Bgain=Gave/Bave (2)
ただし、Rave=Rsum/Rpixel数 (3)
Gave=Gsum/Gpixel数 (4)
Bave=Bsum/Bpixel数 (5)
このような平均値方式によると、画像データのRGBの各信号の階調の平均値を求めたことになり、経験的にホワイトバランスの調整結果(全体的なホワイトバランス)が良好となる。すなわち、画面の平均色温度を白に近づけるようにホワイトバランス調整用のRゲインやBゲインなどの調整値を決定し、このホワイトバランス調整値に基づいたホワイトバランス調整を行う。
【0026】
ゲイン回路106は、バッファメモリ30に格納されているR,G,B信号の各々に対し、CCD26の出力に対応した1ラインごとに点順次で上述したホワイトバランス調整を行うようにホワイトバランス調整用ゲインをホワイトバランス調整回路107へ設定する。これらの設定時には、G信号に対して行なうCCD26の感度のばらつき補正と、R,B信号に対して行なうCCD26の感度比のばらつき補正とを含めて行う。
【0027】
ホワイトバランス調整回路107は、ゲイン回路106で設定されたホワイトバランス調整係数であるRゲインとBゲインをR,B信号に掛合わせる。この実施の形態では、このホワイトバランス調整回路107で補正に使用するホワイトバランス調整値、すなわち、ホワイトバランス調整係数であるRゲインとBゲインをマニュアルで設定できるようにしている。
【0028】
図5を参照して焦点検出/調整装置36の構成およびこの焦点検出/調整装置36による焦点検出動作の原理について説明する。焦点検出/調整装置36はメインCPU21により制御され、赤外光カットフィルタ700、視野マスク900、フィールドレンズ300、開口マスク400、再結像レンズ501および502、そしてイメージセンサ310などで構成される。領域800は撮影ズームレンズ2(図1)の射出瞳である。また、領域801、802は、開口マスク400に穿設される開口部401、402をフィールドレンズ300によって領域800上に逆投影した像の存在する領域である。なお、赤外光カットフィルタ700の位置は視野マスク900の右側でも左側でも構わない。領域801、802を介して入射した光束は、CCD等価面600上で焦点を結んだ後、赤外光カットフィルタ700、視野マスク900、フィールドレンズ300、開口部401、402および再結像レンズ501、502を通りイメージセンサアレイ310a、310b上に結像する。
【0029】
これらイメージセンサアレイ310a、310b上に結像した一対の被写体像は、撮影ズームレンズ2がCCD等価面600よりも前(被写体側)に被写体の鮮鋭像を結ぶいわゆる前ピン状態では互いに近づき、逆にCCD等価面600よりも後に被写体の鮮鋭像を結ぶいわゆる後ピン状態では互いに遠ざかる。そして、イメージセンサアレイ310a、310b上に結像した被写体像が所定の間隔となるときに被写体の鮮鋭像はCCD等価面600上に位置する。したがってこの一対の被写体像をイメージセンサアレイ310a、310bで光電変換して電気信号に換え、これらの信号を演算処理して一対の被写体像の相対距離を求めることにより撮影ズームレンズ2の焦点調節状態、つまり撮影ズームレンズ2により鮮鋭な像が形成される位置が、CCD等価面600に対してどの方向にどれだけ離れているか、つまりずれ量が求められる。図5において焦点検出領域は、イメージセンサアレイ310a、310bが再結像レンズ501、502によって逆投影されて、CCD等価面600の近傍で重なった部分に相当する。こうして上記撮影画面内の焦点検出領域について焦点を検出する。
【0030】
−撮影モードのメニュー設定−
図6はデジタルスチルカメラ1のLCDモニター3に表示される撮影モードのメニュー設定画面を説明する図である。撮影モードにおいて図1のメニューボタン16が押されると、図6(a)のようなメニュー設定画面がデジタルスチルカメラ1のLCDモニター3に表示される。選択ダイヤル17またはズーム切換えボタン14(メニュー設定モード中は選択スイッチとして機能する)が操作されることにより、たとえば、メニューの中から「AF動作」の項目が選択され、レリーズボタン9(メニュー設定モード中は選択決定スイッチとして機能する)が押されて「AF動作」が選択決定されると、図6(b)のようなAF動作モードに関するメニュー設定画面がLCDモニター3に表示される。AF動作モードとは前述したように、メインスイッチ8によりカメラが撮影モードに設定されているとき焦点検出動作が常に行われる「コンティニュアスAFモード」と、半押しスイッチ22がオン操作されたときにのみ行われる「シングルAFモード」のことである。
【0031】
選択ダイヤル17またはズーム切換えボタン14が操作されることにより、たとえば、メニューの中から「シングルAFモード」の項目が選択される。レリーズボタン9が押されて「シングルAFモード」の項目が選択決定されると、半押しスイッチ22がオン操作されたときにのみ焦点検出が行われる動作モードが選択される。この設定内容は、再びメニューボタン16が押されることによりメニュー設定モードから撮影モードに復帰したときから有効になる。
【0032】
以上説明したような撮影モードのメニュー設定は、上述したAFモードの他に露出補正、測光方式およびホワイトバランス調整値の選択などの撮影機能に関するカメラ動作を詳細に設定するために使用されるものである。また、後述するカメラの消費電力を抑えるための省電力モードのオン/オフ設定と、撮影時にLCDモニター3に表示されるフリーズ画面表示をスルー画面表示に切換えるまでの時間を所定よりも長く延長する設定も、撮影モードメニュー設定の中で行われる。このメニュー設定モード中は、LCDモニター3に図6のようなメニュー画面が表示され、撮影ズームレンズ2を通して撮像している被写体像の画面は表示されない。また、測光装置38による測光結果に基づく露出調整(AE)と焦点検出/調整装置36による焦点検出(AF)も行われない。
【0033】
−再生モード−
メインスイッチ8を再生モード位置に切換え操作すると、デジタルスチルカメラ1は電源オンとともに再生モードに切換えられる。記録媒体34に画像データが既に記録されている場合、記録されている画像データはメインCPU21に読み込まれる。読み込まれたデータはバッファメモリ30に送られたのち、画像処理CPU29に制御される表示画像作成回路31により表示用の画像データに処理され、図7に示すような再生画像70としてLCDモニター3に表示される。図7において、71は画質モードボタン13により設定されている圧縮率設定の状態、72は表示画像のコマ番号、73は表示画像データのファイル名、74は撮影されたタイム情報である。
【0034】
記録媒体34に画像データが複数記録されている場合は、ズーム切換えボタン14(再生モード中はコマ送りスイッチとして機能する)が操作されることにより、現在表示されている表示画像の1コマ前の画像データ、および1コマ後の画像データが読み出されてLCDモニター3に表示される。この再生モード中は、LCDモニター3に図7のような再生画像が表示されるが、撮影ズームレンズ2を通して撮像している被写体像の画面は表示されない。また、測光装置38による測光結果に基づく露出調整(AE)と焦点検出/調整装置36による焦点検出(AF)も行われない。
【0035】
−再生モードのメニュー設定−
図8はデジタルスチルカメラ1のLCDモニター3に表示される再生モードのメニュー設定画面を説明する図である。再生モードにおいて図1のメニューボタン16が押されると、図8(a)のようなメニュー設定画面がデジタルスチルカメラ1のLCDモニター3に表示される。選択ダイヤル17またはズーム切換えボタン14(メニュー設定モード中は選択スイッチとして機能する)が操作されることにより、たとえば、メニューの中から「削除」の項目が選択され、レリーズボタン9(メニュー設定モード中は選択決定スイッチとして機能する)が押されて「削除」が選択決定されると、図8(b)のような削除に関するメニュー設定画面がLCDモニター3に表示される。この場合の削除とは、記録媒体34に記録されている画像データを削除する処理のことである。
【0036】
選択ダイヤル17またはズーム切換えボタン14が操作されることにより、たとえば、メニューの中から「選択画面削除」の項目が選択される。レリーズボタン9が押されて「選択画面削除」が選択決定されると、不図示の選択画面で削除する画像の選択が行われ、選択された画像データを削除する処理が行われる。
【0037】
以上説明したような再生モードのメニュー設定は、上述した画像削除の他に縮小画像を複数表示するサムネイルや、画像データを1コマずつ所定の時間間隔で表示するスライドショーなどの再生機能に関するカメラ動作を詳細に設定するために使用されるものである。このメニュー設定モード中は、LCDモニター3に図8のようなメニュー画面が表示され、撮影ズームレンズ2を通して撮像している被写体像の画面は表示されない。また、測光装置38による測光結果に基づく露出調整(AE)と焦点検出/調整装置36による焦点検出(AF)も行われない。
【0038】
続いて、以上説明したように動作が行われるデジタルスチルカメラ1の省電力動作について説明する。省電力動作は、メインCPU21を所定の条件のもとで待機状態(スリープ状態)にすることにより行われる。すなわち、デジタルスチルカメラ1の動作モードにより、LCDモニター3に撮影ズームレンズ2を通して撮像されている被写体像の画面が表示されないときは、メインCPU21により制御が行われる測光装置38、焦点検出/調整装置36、リアルタイムクロック35、記録媒体34、閃光装置4の各装置とメインCPU21との間で送受される命令やデータの送受信を一時停止させて、メインCPU21自身や上記の各装置で消費される消費電力を抑制する。また、上記の装置が待機状態に設定可能なときは、メインCPU21とともに待機状態にする。
【0039】
メインCPU21は撮影モードにおいて使用され、撮影モードのメニュー設定時は使用されない。また、メインCPU21は、再生モードにおいて記録された画像データが記録媒体34から読み出されるときに使用され、その他の動作、および再生モードのメニュー設定時は使用されない。したがって、メインCPU21は、上述したデジタルスチルカメラ1の動作モードに基づいて待機状態にするか否かが判定され、判定結果に基づいて待機状態にされる。
【0040】
図9は、上記のメインCPU21を待機状態にするか否かを判定する処理を説明するフローチャートである。このプログラムはメインCPU21内で実行される。判定処理の始めに待機フラグをオフし(ステップS1)、ステップS2で再生モードに設定されているか否かをチェックする。ステップS2において再生モードに設定されていると判定されたときは、デジタルスチルカメラ1の所定の操作ボタンが最後に操作されてから、所定の時間を経過しているか否かをチェックする(ステップS3)。所定の時間が経過していないと判定されたときは、メインCPU21を待機状態にする必要なしと判定して、本判定処理を終了する。
【0041】
一方、所定の時間が経過したと判定されたときは待機フラグをオンするためにステップS10へ進む。ステップS2において、再生モードではなく撮影モードに設定されていると判定されたときはステップS4へ進む。ステップS4では、フリーズ画面の表示が所定の表示時間を延長して表示されているか否かを判定する。フリーズ画面の延長表示については、上述したように、図6の撮影モードの設定メニュー画面の中で設定される機能である。
【0042】
設定メニューにおいてフリーズ画面が所定の時間よりも長く延長表示するように設定され、この設定に基づいてフリーズ画面が所定の時間よりも長く延長表示されているとステップS4において判定されたときは、撮影した画像データを記録媒体34へ記録する動作が終了しているので、待機フラグをオンするためにステップS10へ進む。一方、フリーズ画面が所定の時間よりも長く延長表示されていないと判定されたときは、撮影した画像データを記録媒体34へ記録する動作が終了していないので待機フラグをオンしない。フリーズ画面が所定の時間よりも長く延長表示されていないという判定は、フリーズ画面が所定の時間内で表示されているときと、スルー画面が表示されているときを包含するものである。ステップS5は閃光装置充電中か否かをチェックする。ステップS5で閃光装置が充電中と判定されたときは、待機フラグをオンするためにステップS10へ進み、充電中と判定されないときはステップS6へ進む。
【0043】
ステップS6において、図6の撮影モードの設定メニュー画面によりあらかじめ省電力モードが設定されているか否かをチェックする。省電力モードは、メインCPU21が待機状態にされる条件を与えるために設けられ、省電力モードが設定されているときに所定の条件下でメインCPU21が待機状態にされる。上記のステップS6で省電力モードが設定されていないと判定されたときは、メインCPU21を待機状態にする必要なしと判定して本判定処理を終了する。一方、省電力モードが設定されていると判定されたときは、ステップS7に進み、図6のような撮影モードの設定メニューが起動されているか否かをチェックする。
【0044】
ステップS7において撮影モードの設定メニューが起動されていると判定されたときは、待機フラグをオンするためにステップS10へ進み、撮影モードの設定メニューが起動されていないと判定されたときはステップS8へ進む。ステップS8では、あらかじめ上述した図6の撮影モードの設定メニュー画面において、焦点検出を行うAF動作モードが「シングルAFモード」に設定されているか否かをチェックする。「シングルAFモード」に設定されていない、すなわち、「コンティニュアスAFモード」に設定されていると判定されたときは、常に焦点検出動作をする必要があるので、メインCPU21を待機状態にする必要なしと判定して本判定処理を終了する。一方、「シングルAFモード」に設定されていると判定されたときはステップS9に進み、スルー画面が表示されているか否かをチェックする。
【0045】
ステップS9では、スルー画面が表示されているか否かをチェックする。スルー画面が表示されていないと判定されたときは、メインCPU21を待機状態にする必要なしと判定して本判定処理を終了する。一方、スルー画面が表示されていると判定されたときは、ステップS10に進み、待機フラグをオンして本判定処理を終了する。メインCPU21を待機状態にさせる処理は、後述するデジタルカメラ1のメイン処理において行われる。つまり、サブルーチンとして用意される本判定処理をメイン処理から一定時間ごとに、あるいは、スイッチ操作が検出されるごとに行い、本処理により設定された待機フラグのオン/オフに基づいて待機状態への移行、解除を行う。すなわち、待機フラグがオンになると待機状態にして、待機フラグがオフになると待機状態を解除して通常の動作状態に復帰させる。
【0046】
−メイン処理−
デジタルカメラ1の撮影モードにおいてメインCPU21で行われるメイン処理について、図10のフローチャートを参照して説明する。図10は、本実施の形態によるデジタルスチルカメラ1の撮影モードのメイン処理を説明するフローチャートである。デジタルカメラ1のメインスイッチ8(図1)が撮影モード側に操作されると、電源がオンされて図10のメイン処理プログラムが起動される。始めにステップS201でメニューボタン16が操作されているか否かがチェックされ、メニューボタン16が操作されていると判定されたときはステップS202のメニュー処理250を行う。そして、メニュー処理250の処理が終了するとステップS201に戻る。一方、ステップS201においてメニューボタン16が操作されていないと判定されたときは、ステップS203へ進む。
【0047】
ステップS203では、ズーム切換えボタン14が操作されているか否かのチェックが行われ、操作されていると判定されたときはズーム切換えボタン14の操作に基づいて、ズームレンズ駆動装置37の制御が行われて撮影ズームレンズ2の焦点距離が調整される(ステップS204)。そして、焦点距離の調整が終了するとステップS201に戻る。一方、ズーム切換えボタン14が操作されていないと判定されたときは、ステップS205において後述するAE/AFロックフラグをチェックする。AE/AFロックフラグがオフされていると判定されたときは、ステップS206において省電力フラグをチェックする。省電力フラグは、省電力モードがオンされているか否かを示すフラグである。一方、ステップS205において、AE/AFロックフラグがオンされていると判定されたときは、後述するステップS214へ進む。
【0048】
ステップS206で省電力フラグがオンされていると判定されたときはステップS207へ進み、焦点検出を行うAF動作モードの設定状態を示すシングルAFモードフラグをチェックする。ステップS207でシングルAFモードフラグがオンされていると判定されたときは、ステップS208で後述する画像前処理270を行う。一方、上記のステップS206において省電力フラグがオフされていると判定されたときと、ステップS207においてシングルAFモードフラグがオフされていると判定されたときは、ステップS213において、測光装置38(図3)の測光結果に基づく露出調整(AE)と焦点検出/調整装置36による焦点検出(AF)が行われる。AE動作とAF動作が終了すると、ステップS208の画像前処理270を行う。
【0049】
ステップS208の画像前処理が終了されると、LCDモニター3にスルー画面が表示される(ステップS209)。ステップS210で半押しスイッチ22が操作されているか否かが判定され、操作されていると判定されたときは撮影用のAE動作とAF動作が行われる。AE動作とAF動作が終了すると、両動作の結果がメインCPU21に保持されてロックフラグがオンされ(ステップS212)、ステップS201に戻る。上記のロックフラグは、AE動作とAF動作の両動作結果がメインCPU21に保持されていることを示すフラグである。
【0050】
ステップS214では全押しスイッチ23が操作されているか否かがチェックされる。全押しスイッチ23が操作されていると判定されたときは、ステップS215の画像前処理270を行う。画像前処理270は、ステップS208で行われる処理と同じである。
【0051】
ステップS215の画像前処理270が終了されると、LCDモニター3にフリーズ画面が表示される(ステップS216)。続いて後述する画像後処理280を行い(ステップS217)、フリーズ画面の延長表示の有無を示す延長表示フラグがオンされているか否かをチェックする(ステップS218)。延長表示フラグがオフされていると判定されたときは、ロックフラグをオフして(ステップS219)ステップS201に戻る。
【0052】
一方、ステップS218で延長表示フラグがオンされていると判定されたときは、ステップS220でタイムアップの判定処理が行われる。タイムアップが判定されると、ステップS219でロックフラグをオフさせる。すなわち、ステップS220におけるタイムアップ判定処理の時間が、画像後処理280のあとでフリーズ画表示が延長される時間に相当する。
【0053】
上記のステップS214で全押しスイッチ23が操作されていないと判定されたときについて説明する。ステップS221でロックフラグをオフし、オートパワーオフ処理中か否かをチェックする(ステップS222)。オートパワーオフ処理中でないと判定されたときはステップS201へ戻り、オートパワーオフ処理中と判定されたときはステップS223で所定のオートパワーオフ処理を行う。オートパワーオフ処理は、所定の条件において自動的に電源がオフされる処理である。
【0054】
次に、上記のメニュー処理250について、図11のフローチャートを参照して説明する。ステップS251で図6のようなメニュー表示が行われ、その中でフリーズ画面の延長表示を行う設定がされたか否かが判定される(ステップS252)。フリーズ画面の延長表示を行うように設定されたと判定されたときは、延長表示フラグがオンされる(ステップS253)。一方、ステップS252でフリーズ画面の延長表示をしないように設定されたと判定されたときは、延長表示フラグがオフされる(ステップS254)。
【0055】
ステップS255においてAF動作がシングルAFモードに設定されたか否かを判定する。シングルAFモードに設定されたと判定されたときは、シングルAFモードフラグがオンされる(ステップS256)。一方、ステップS255でコンティニュアスAFモードが設定されたと判定されたときは、シングルAFモードフラグがオフされる(ステップS257)。続くステップS258では省電力モードに設定されたか否かが判定される。省電力モードに設定されたと判定されたときは、省電力フラグがオンされる(ステップS259)。一方、ステップS258で省電力モードに設定されていないと判定されたときは、省電力フラグがオフされる(ステップS260)。
【0056】
ステップS261では他の撮影メニュー項目が設定されたか否かが判定される。他の撮影メニュー項目が設定されたと判定されたときは、設定内容に基づいた所定の設定が行われ(ステップS262)、他の撮影メニュー項目が設定されないと判定されたときはメニュー処理を終了する。
【0057】
次に、上記の画像前処理270について、図12のフローチャートを参照して説明する。ステップS271でCCD26(図3)に被写体像の明るさに応じた電荷が蓄積され、ステップS272で蓄積された電荷が吐き出されてアナログ信号処理回路27へ入力される。アナログ信号処理回路27でアナログ信号処理が行われ(ステップS273)、A/D変換回路28でアナログ信号からデジタル信号に変換される(ステップS274)。デジタル化された画像信号は、画像処理CPU29において輪郭補償やガンマ補正、ホワイトバランス調整などの画像処理が行われ(ステップS275)、画像前処理270が終了する。
【0058】
続いて画像後処理280について、図13のフローチャートを参照して説明する。画像前処理が行われた画像データが圧縮回路32(図3)に送られ、JPEG方式で所定の比率にデータ圧縮される(ステップS281)。そして、圧縮された画像データはメインCPU21により所定の画像データ名を付与されて記録媒体34に記録され(ステップS282)、画像後処理280が終了する。
【0059】
この実施の形態の作用効果について説明する。
(1)デジタルスチルカメラ1を複数の内部ブロックに分け、それぞれにCPU21、29、41を設けて制御されるようにしたので、1つのCPUおよび、そのCPUに関連するブロックを待機状態にしてもカメラ全体の動作が停止されることがない。その結果、カメラの動作状態に応じてCPUおよび関連するブロックを待機状態にできるから、カメラを停止させることなく消費電力を抑えることが可能になる。
(2)再生モード(ステップS2が肯定判定)では、画像データの読み出し、削除などのための所定の操作ボタンが最後に操作されてから所定の時間が経過したときに(ステップS3が肯定判定)、この判定に基づいてメインCPU21および関連するブロックを待機状態にするようにした。この結果、被写体像の画面表示が不要なときに焦点検出や測光動作、並びにそれに付随するメインCPU21内部の処理が行われることがなく、消費電力を抑えることができるとともに、カメラが連続操作されているときに待機状態にされることが防止される。
(3)各スイッチからの入力信号を制御するスイッチ制御CPU41は待機状態にしないようにしたから、上記(2)による待機状態中にCPU41によりスイッチが操作されたと判定されたときは、待機状態にあるCPU21を復帰させることができる。この結果、スイッチが操作されると、直ちに操作されたスイッチに対応した動作を行わせることが可能になる。
(4)フリーズ画面の延長表示中において(ステップS4が肯定判定)、メインCPU21を待機状態にするようにしたので、スルー画面が不要なときに焦点検出や測光動作、並びにそれに付随するメインCPU21内部の処理が行われることがなく、消費電力を抑えることができる。
(5)閃光装置充電中(ステップS5が肯定判定)はメインCPU21を待機状態にするようにしたので、閃光装置発光用の充電動作のために電力が必要なときに焦点検出や測光動作、並びにそれに付随するメインCPU21内部の処理が行われることがなく、省電力となるとともに閃光装置充電時間を短縮することができる。とくに、電池容量が低減しているときに有効である。
(6)省電力モードオン(ステップS6が肯定判定)のとき撮影モードのメニュー設定時(ステップS7で肯定判定)はメインCPU21を待機状態にするようにしたので、スルー画面が不要なときに焦点検出や測光動作、並びにそれに付随するメインCPU21内部の処理が行われることがなく、消費電力を抑えることができる。
(7)省電力モードオン(ステップS6が肯定判定)でシングルAFモード動作時(ステップS8が肯定判定)は、スルー画面表示中(ステップS9が肯定判定)にメインCPU21を待機状態にするようにした。この結果、半押しスイッチ22が操作される前はメインCPU21が待機状態にされるから焦点検出や測光動作が行われることがなく、消費電力を抑えることができる。
(8)省電力モードを設け、上記の(6)、(7)の動作は省電力モードがオンのときに行われるようにしたから、上記の動作が撮影者の意に反して行われることを防止する効果も奏する。
【0060】
上述したカメラでは、AF動作のコンティニュアスAFモードとシングルAFモードとの切換え設定、省電力モードのオン/オフ切換え設定、フリーズ画面の延長表示に関する設定を設定メニュー画面の中で行うようにしたが、カメラにこれらの設定内容を切換えるための切換えスイッチを設けて行うようにしてもよい。
【0061】
なお、上述したカメラでは、カメラの動作を行うための各回路ブロックを制御する3つのCPUを設け、そのうち1つのCPUを待機状態にするようにしたが、各回路ブロックごとにさらに多くのCPUを設け、カメラの動作に応じて複数のCPUを待機状態にしてもよい。あるいは、1つのCPUでカメラの全回路ブロックが制御されるように構成し、回路ブロックごとに待機状態に設定可能にして、カメラの動作に応じて1つまたは複数の回路ブロックを待機状態にするようにしてもよい。
【0062】
また、上記の説明では、フリーズ画面が所定の時間よりも長く延長表示されるフリーズ画面の表示延長機能を備えたカメラについて説明したが、このようなフリーズ画面の表示延長機能を備えていないカメラでも、フリーズ画面の表示時間を切換えられるようにフリーズ画面の表示時間切換え機能を備えている場合は、撮影した画像データの記録動作が終了したあとも引き続きフリーズ画面を表示中のときはメインCPU21を待機状態にすればよい。
【0063】
さらにまた、上記の説明では、閃光装置充電中はメインCPU21を待機状態にするようにしたが、LCDモニター3の表示をオフするようにしてもよい。さらに、画像処理CPU29も待機状態にすれば、電池の残容量が低下した場合に閃光装置充電時間を短縮することができる。
【0064】
加えて、省電力モードは任意に設定できるようにしたが、焦点検出(AF)動作モードが「シングルAFモード」に設定されることにより、省電力モードに設定されたときと同様の処理を行うようにしてもよい。
【0065】
以上の説明では、レンズ交換ができないデジタルスチルカメラについて説明したが、一眼レフデジタルスチルカメラ、動画像も取込めるデジタルビデオカメラにも本発明を適用できる。
【0067】
【発明の効果】
本発明によるデジタルカメラでは、 操作入力信号を常時受け付けながら消費電力を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態によるデジタルスチルカメラの収納時、および携帯時の外観を示す図で(a)が上から見た図、(b)が後ろから見た図である。
【図2】図2は図1のカメラの通常撮影時の外観を示す図で(a)が前から見た図、(b)が上から見た図、(c)が後ろから見た図である。
【図3】一実施の形態によるデジタルスチルカメラの回路ブロックを示す図である。
【図4】図3に示した信号処理系統のうちライン処理を行う回路を説明するブロック図である。
【図5】焦点検出/調整装置を説明する図である。
【図6】撮影モードのメニュー設定画面を説明する図であり、(a)撮影メニュー画面、(b)AF動作設定画面である。
【図7】再生モードを説明する図であり、画像データ読み出し後のモニター画面である。
【図8】再生モードのメニュー設定画面を説明する図であり、(a)再生メニュー画面、(b)削除設定画面である。
【図9】メインCPU21を待機状態にするか否かを判定する処理を説明するフローチャートである。
【図10】撮影モードのメイン処理を説明するフローチャートである。
【図11】メニュー処理を説明するフローチャートである。
【図12】画像前処理を説明するフローチャートである。
【図13】画像後処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…デジタルスチルカメラ、2…撮影ズームレンズ、3…LCDモニター、4…閃光装置、8…メインスイッチ、9…レリーズボタン、11…閃光撮影モードボタン、14…ズーム切換えボタン、16…メニューボタン、17…選択ダイヤル、21…メインCPU、22…半押しスイッチ、23…全押しスイッチ、26…CCD、29…画像処理CPU、31…表示画像作成回路、32…圧縮回路、34…記録媒体、35…リアルタイムクロック、36…焦点検出/調整装置、37…ズームレンズ駆動装置、38…測光装置、41…スイッチ制御CPU
Claims (3)
- 撮影レンズを通して撮像素子により被写体像を撮像し、画像データを記録媒体に記録するデジタルカメラにおいて、
少なくとも第1のCPUを有し、焦点検出、露出調整およびレンズ駆動の少なくとも一つを制御するカメラ制御手段と、
前記カメラ制御手段を使用しない条件を判別する判別手段と、
前記判別手段が前記条件を判別すると前記カメラ制御手段を待機状態にする待機制御手段と、
少なくとも第2のCPUを有し、前記カメラ制御手段が前記待機状態であるか否かにかかわらず、使用者の操作による入力信号を常時受け付け、前記入力信号に基づいて制御情報を前記待機制御手段に送信する操作制御手段とを備えることを特徴とするデジタルカメラ。 - 撮影レンズを通して撮像素子により被写体像を撮像し、画像データを記録媒体に記録するデジタルカメラにおいて、
少なくとも第1のCPUを有し、焦点検出、露出調整およびレンズ駆動の少なくとも一つを制御するカメラ制御手段と、
メニュー設定モード時に前記デジタルカメラの動作を設定するための設定メニューを表示する表示器と、
少なくとも第2のCPUを有し、前記表示器に画像を表示させる画像処理制御手段と、
前記メニュー設定モードが設定されているときに前記カメラ制御手段を待機状態にする待機制御手段と、
少なくとも第3のCPUを有し、前記カメラ制御手段が前記待機状態であるか否かにかかわらず、使用者の操作による入力信号を常時受け付け、前記入力信号に基づいて制御情報を前記待機制御手段に送信する操作制御手段とを備えることを特徴とするデジタルカメラ。 - 請求項1または2に記載のデジタルカメラにおいて、
前記待機制御手段は、前記カメラ制御手段が前記待機状態の時に、前記操作制御手段から前記制御情報が送信されるのに応じて、前記カメラ制御手段の前記待機状態を解除するように制御することを特徴とするデジタルカメラ。
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