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JP4199866B2 - プリンタ - Google Patents
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JP4199866B2 - プリンタ - Google Patents

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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/0063Handling thick cut sheets, e.g. greeting cards or postcards, larger than credit cards, e.g. using means for enabling or facilitating the conveyance of thick sheets

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、木製の板材、丸材等のような厚い記録媒体の表面に印字を行うのに適したプリンタに関するものである。特に、記録媒体を担持した媒体搬送トレーを印字ヘッドによる印字位置を経由して搬送することにより、当該記録媒体の表面に印字を行う形式の媒体搬送トレーを備えたプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本願人は、インクジェットプリンタを用いてCD等の表面に印字を行うために、CD等の記録媒体を媒体搬送トレーに載せ、媒体搬送トレーをインクジェットヘッドによる印字位置を経由して搬送させる構成のプリンタを提案している。
【0003】
媒体搬送トレーは記録媒体と同様に、紙送りローラの間に挟まれた状態で、当該紙送りローラによって搬送される。印字ヘッドと、当該印字ヘッドによる印字位置を搬送される媒体搬送トレーのギャップは一定の寸法に保持されているので、媒体搬送トレーによって搬送可能な記録媒体の厚さにはおのずと制約があり、厚い板材等は印字位置を経由して搬送することができない。
【0004】
従って、厚い板材等に印字を行うために、従来では、シルク印刷又は薄い記録媒体に所望の印刷を行い、これを厚い板材等の表面に貼りつける方法が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、この点に鑑みて、厚い板材等の表面に直接に印字を行うことのできるプリンタを提案することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、記録媒体を担持した媒体搬送トレーを、印字ヘッドの印字位置を経由して搬送することにより、前記記録媒体の表面に印字を行うプリンタにおいて前記媒体搬送トレーに摩擦係合あるいは噛み合い係合することにより、当該媒体搬送トレーを前記印字位置を経由して搬送させるスプロケットこのスプロケットを、前記印字ヘッドに対して接近および離れる方向に移動させることにより、前記媒体搬送トレーと前記印字ヘッドの間隔を調整する間隔調整機構と、前記スプロケットに同軸状態に連結された従動側歯車と、この従動歯車が噛み合っている駆動側歯車と、を有し、前記間隔調整機構は、前記従動側歯車を前記駆動側歯車に噛み合った状態のまま、前記駆動側歯車の回転中心を中心とした円弧に沿って、前記印字ヘッドに対して移動させることを特徴としている。
【0007】
本発明のプリンタでは、スプロケット(機械的な噛み合いによって媒体搬送トレーを搬送する機構)を移動させることにより、当該スプロケットにより搬送される媒体搬送トレーと印字ヘッドの間隔を調整できる。よって、媒体搬送トレーにより搬送する記録媒体の厚さが厚い場合には、スプロケットを印字ヘッドから離す方向に移動させ、記録媒体が薄い場合には逆にスプロケットを印字ヘッドに近づける方向に移動させることにより、常に、搬送される記録媒体と印字ヘッドのノズル面との間隔、すなわちプラテンギャップを一定の値に保持することができる。
【0008】
また、本発明のプリンタでは、移動するスプロケットに対する回転力伝達経路を、スプロケットに同軸状態に連結された従動側歯車と、この従動歯車が噛み合っている駆動側歯車によって構成し、この従動側歯車を、駆動側歯車に噛み合った状態のまま、駆動側歯車の回転中心を中心とした円弧に沿って、印字ヘッドに対して移動させるように間隔調整 機構を構成している。
【0009】
従って、従来においては直接に印字することが不可能であった厚い木材等の表面に、印字を簡単に行うことができる
【0010】
また、媒体搬送トレーをスプロケットにより搬送することにより、重量のある記録媒体の搬送も滑り等が発生することなく確実に行うことが可能になる。
【0011】
このように動作する前記間隔調整機構は、前記従動側歯車の前記円弧に沿った移動軌跡を規定する円弧状スライド溝と、この円弧状スライド溝に沿ってスライド可能な回転軸と、この回転軸を回転自在に支持してる支持板と、この支持板を前記スプロケットの移動方向に直交する方向にのみスライド可能な状態で保持している保持部と、この保持部を前記スプロケットの移動方向に沿って移動させる駆動機構とを有し、前記回転軸には前記スプロケットおよび前記従動側歯車が一体回転するように同軸状態に取り付けられた構成とすることができる。
【0012】
ここにおいて、媒体搬送トレーとスプロケットの噛み合い領域を大きくするためには、次のようにすればよい。
【0013】
すなわち、前記円弧状スライド溝は第1および第2の円弧状スライド溝を含んでおり、前記回転軸は、前記第1の円弧状スライド溝に沿ってスライド可能な第1の回転軸および前記第2の円弧状スライド溝に沿ってスライド可能な第2の回転軸とを含んでおり、前記第1の回転軸には、前記従動側歯車および第1の歯車が同軸状態に取り付けられており、前記第2の回転軸には、第2の歯車が同軸状態に取り付けられており、前記第1および第2の歯車の間には、前記媒体トレーに形成されているスプロケット孔に噛み合い可能な歯部が外周面に形成された歯付きベルトが架け渡されている構成を採用すれよい。この場合、当該歯付きベルトが前記スプロケットとして機能する。
【0014】
また、搬送方向に長い記録媒体を印刷する場合には、媒体搬送トレーとして長いものを用いる必要があり、そのためには、媒体搬送トレーを印字位置の前後において案内する必要がある。従って、長い記録媒体に印字を行う場合には、前記印字ヘッドによる印字位置に対して、媒体搬送トレーの搬送方向の上流側および下流側の少なくとも一方の側に配置されたトレーガイドを有し、このトレーガイドによる媒体搬送トレーのガイド面は、前記スプロケットによる媒体搬送トレーの搬送面に一致するように調整可能とした構成を採用することが望ましい。
【0015】
また、前記トレーガイドを複数連結可能とすれば、長い記録媒体の印刷に簡単に対応できる。
【0016】
さらに、木材等にように表面に凹凸のある記録媒体に印字を行う場合には、サーマルヘッド等の接触型の印字ヘッドを用いる代わりに、非接触型の印字ヘッドであるインクジェットヘッドを用いることが望ましい。
【0017】
さらにまた、前記媒体搬送トレーは、前記印字位置を経由するループ状の無限軌道に沿って移動する無端ベルトとすることができる。この場合には、媒体搬送トレーは往復移動ではなく、無限軌道を回転することになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明を適用した媒体搬送トレーを備えたインクジェットプリンタを説明する。
【0019】
図1は本例のインクジェットプリンタの平面構成図、図2は図1のII−II線の方向に見た場合の側面構成図、および図3は図1のIII−III線で切断した部分の断面構成図である。
【0020】
これらの図を参照して説明すると、本例のインクジェットプリンタ1は、架台フレーム2と、この上面のほぼ中央に配置されたインクジェットヘッドユニット3と、このヘッドユニット3に対する給紙側に配置された給紙側フラットベット(トレーガイド)4と、ヘッドユニット3の排紙側に配置された排紙側フラットベット(トレーガイド)5と、ヘッドユニット3および給紙側フラットベット5の間に配置されているトレー搬送ユニット6とを有している。また、このトレー搬送ユニット6によって、ヘッドユニット3による印字位置31を経由する搬送経路に沿って往復移動する媒体搬送トレー7を備えている。
【0021】
図4は媒体搬送トレーを示す斜視図であり、この図に示すように、媒体搬送トレー7は、一定の厚さの矩形板71と、この両側縁に沿って、搬送方向に向けてそれぞれ一列に形成されたスプロケット孔72、73を備えている。矩形板71の平坦な表面において点線で囲まれている領域が記録媒体の担持面74とされている。この担持面74に、厚い木製板等の記録媒体8が載置される。
【0022】
図5および図6はトレー搬送ユニット6の概略構成を示す斜視図および側面図である。これらの図を参照して説明すると、トレー搬送ユニット6は、媒体搬送トレー7の両側のスプロケット孔72、73に噛み合い可能な一対のスプロケット61、62と、これらのスプロケット61、62をヘッドユニット3のインクジェットヘッド32のノズル面33(図2参照)に対して接近および離れる方向に移動させる間隔調整機構10と、一対のスプロケット61、62を回転駆動する駆動力伝達機構9とを有している。
【0023】
本例のスプロケット61は、2個の歯車63、64と、これらに架け渡した歯付きベルト65と、この歯付きベルト65の外周面に一定の間隔で形成された噛み合い突起66とを備えた構成となっている。歯付きベルト65は媒体搬送トレーの搬送方向に長い長円形のループを描くように架け渡されている。他方のスプロケット62も同一構造であり、2個の歯車67、68と歯付きベルト69と、この歯付きベルト69の外周面に形成された噛み合い用突起70とを備えている。これら一対の歯付きベルト65、69の上側に位置する水平な外周面によって媒体トレー搬送面の高さが規定されている。
【0024】
(間隔調整機構)
間隔調整機構10は、各スプロケット61、62の歯車63および67が同軸状態に固着されている共通の回転軸11と、各スプロケット61、62の他方の歯車64および68が同軸状態に固着されている共通の回転軸12とを備えている。これらの回転軸11、12は支持板13によって回転自在に支持されている。支持板13は、底板部分131と、この底板部分131の両端から垂直に起立している側板部分132、133とを備え、両方の側板部分132、133の間に回転軸11、12が搬送方向に直交する方向に水平且つ平行に架け渡されている。
【0025】
この支持板13の底板部分131の中央部分は、昇降部材14によって支持されている。昇降部材14は、水平方向から底板部分131を受入れ可能な水平溝141、142が形成されている側板部分143、144と、これらの側板部分143、144の下端を連結している水平な底板部分145とを備えている。
【0026】
また、側板部分143、144の間には、水平溝141、142の上側に1本の回転軸145が架け渡されて、この回転軸145の両端部分には回転自在に上側押さえローラ146、147が回転自在に取り付けられている。一方、側板部分143、144の間において、水平溝141、142の下側には2本の回転軸148、149が水平に架け渡され、各回転軸148、149の両端部分には回転自在にそれぞれ下側押さえローラ151、152および153、154が回転自在に取り付けられている。
【0027】
側板部分143、144に形成された水平溝141、142に水平方向から差し込まれた状態の支持板の底板部分131は、上側押さえローラ146、147と、下側押さえローラ151、152および153、154とによって上下から挟まれている。従って、支持板13を、水平方向にスライド可能な状態で昇降させることができる。
【0028】
昇降部材14の一方の側板部分143は下方に延長した延長部分155を備えており、この部分には垂直にラック16が固定されている。このラック16にはピニオン17が噛み合っており、このピニオン17は昇降用のステッピングモータ18の出力軸181に固着されている。
【0029】
従って、ステッピングモータ18を駆動すると、モータ回転力が昇降部材14の昇降運動に変換される。昇降部材14が昇降すると、これに支持されている支持部材13も一緒に昇降し、当該支持部材13に架け渡されている回転軸11、12に取り付けられているスプロケット61、62も昇降する。この結果、当該スプロケット61、62によって規定される媒体搬送トレーの搬送面とヘッドユニット3のインクジェットヘッド32の間隔が増減する。
【0030】
(駆動力伝達機構)
次に、スプロケット61、62を回転駆動させるための駆動力の伝達機構を説明する。スプロケット61、62の回転軸11の一端には従動側歯車19が同軸状態に取り付け固定されている。この従動側歯車19は架台フレーム2の側に取り付けられた駆動側歯車20に噛み合っている。駆動側歯車20は減速歯車列21を介して搬送用モータ(図示せず)に連結されている。従って、駆動用モータを駆動すると、駆動側歯車20、従動側歯車19を介して回転軸11が回転するので、スプロケット61、62も一体となって回転して、当該スプロケット61、62に乗っている媒体搬送トレー7が搬送されることになる。
【0031】
ここで、2本の回転軸11、12の両端は支持板13の両側の側板部分132、133を貫通して外方に水平に延びている。側板部分132、133の外側には、円弧状のスライド溝221、222が形成されたガイド板22と、円弧状のスライド溝231、232が形成されたガイド板23が配置されている。回転軸11、12の両端はそれぞれのガイド板22、23の円弧状スライド溝221、231、および222、232をスライド可能な状態で貫通している。
【0032】
図6から良く分かるように、昇降する従動側歯車19は、固定した位置に配置されている駆動側歯車20に噛み合っている。従動側歯車19を常に駆動側歯車20に噛み合わせておくためには、従動側歯車19を、駆動側歯車20の回転中心20aを中心とする円弧状の軌跡19aに沿って昇降させる必要がある。そこで、本例では、回転軸11、12を当該円弧状軌跡20bに沿った円弧状スライド溝221、231および222、232に沿ってスライドさせるようにしている。
【0033】
ここで、回転軸11、12を円弧状スライド溝に沿って昇降させるためには、スライドに伴い水平方向にも移動させる必要がある。本例では、前述したように、回転軸11、12が架け渡されている支持板13を水平方向にスライド可能な状態で、上側押さえローラ146、147と、下側押さえローラ151、152および153、154を備えた昇降部材14によって支持している。従って、従動側歯車19を、駆動側歯車20に噛み合わせた状態のままで、昇降させることが可能である。
【0034】
(フラットベットの構造)
次に、本例のインクジェットプリンタ1では、このようなスプロケット61、62の昇降に連動させて、フラットベット4、5も連動させて昇降させるようにしている。この結果、常に、スプロケット61、62によって規定される搬送面とフラットベット4、5による媒体搬送トレー7の搬送面が同一平面上に位置する。
【0035】
図1ないし図3を参照して説明すると、各フラットベット4、5は、両側に、媒体搬送トレー7の側面をガイドするトレーガイド41、42および51、52を備えている。また、媒体搬送トレー7の搬送面を規定する複数個のローラ43、53を備えており、これらのローラ43、53を回転自在に支持している回転軸44、54を支持している水平支持枠45、55は、垂直なリニアガイド46、56によって昇降可能に支持されている。水平支持枠45、55には下方に延びるブラケット47、57が取り付けられており、これらのブラケット47、57には垂直にラッ48、58が取り付けられている。各ラック48、58には、それぞれベット昇降用モータ49、59の出力軸に取り付けたピニオン50、60が噛み合っている。
【0036】
モータ49、59を駆動すると、水平支持枠45、55を昇降させることができる。本例では、モータ49、59の駆動を、トレー搬送用ユニット6の昇降用モータ18に連動させることにより、常に、スプロケット61、62によって規定されるトレー搬送面と、各フラットベット4、5によって規定されるトレー搬送面が同一高さとされる。
【0037】
(実施例の効果)
以上説明したように、本例のインクジェットプリンタ1においては、媒体搬送トレー7を印字位置を経由させて往復移動させることにより、当該媒体搬送トレー7に担持された記録媒体8に印字を行うことができる。媒体搬送トレー7はスプロケット61、62によって搬送されるので、一般的な紙送りローラを用いた摩擦係合式の搬送機構に比べて、重量のある記録媒体を確実に搬送できる。
【0038】
また、媒体搬送トレー7に載せる記録媒体8の厚さに応じて、スプロケット61、62を上下に移動させることにより、搬送される記録媒体8とインクジェットヘッド32のノズル面33とのギャップを常に一定に保持することができる。よって、厚い記録媒体に対しても印字を行うことが可能になる。
【0039】
さらに、本例では、搬送方向の前後に配置したフラットベット4、5を備えており、これらがスプロケット61、62と一体となって昇降する。従って、これらのフラットベット4、5によっても媒体搬送トレー7を支持することにより、長い媒体搬送トレー7を搬送することができる。
【0040】
(その他の実施の形態)
上記の実施例では、スプロケットを用いて媒体搬送トレーを搬送するようにしている。ここで、本発明における「スプロケット」という用語は、機械的な噛み合いによって媒体搬送トレーを搬送する機構を意味するものであり、通常の鎖歯車のみを意味するものではない。
【0041】
次に、上記の例は、噛み合い係合によって媒体搬送トレーを搬送するスプロケットを備えたプリンタについてのものであるが、本発明は、搬送用部材として、摩擦係合式のローラを用いることもできる。この場合にも、ローラを昇降機構によって支持しておけば、当該ローラによって規定される媒体搬送トレーと印字ヘッドのギャップを増減することができる。
【0042】
一方、上記の例ではフラットベット4、5を専用のモータを用いて昇降させるようにしているが、トレー搬送用ユニット6の昇降用モータ18によって昇降する昇降部材14にフラットベット4、5の水平支持枠45、55を連結しておき、当該モータ18によって水平支持枠45、55を昇降させてもよい。
【0043】
次に、印字ヘッドとしてはインクジェットヘッドの他にサーマルヘッド、ワイヤードットヘッド等を使用することも可能である。
【0044】
更に、本発明は、媒体トレーを用いずに、搬送ローラを用いて記録媒体を搬送する一般的なプリンタに対しても適用できる。この場合には、搬送ローラを、印字ヘッドに対して接近および離れる方向に移動させるようにすればよい。
【0045】
次に、上記の例とは逆に、印字ヘッドの側を昇降させることにより、印字ヘッドと搬送される記録媒体の間隔を調整する構成を採用することも可能である。
【0046】
例えば、図7に示すように、プリンタ100の印字ヘッド101を垂直方向に移動可能な状態でベース102を介してプリンタ本体103の側に取り付ける。ベース102には傾斜面104を形成し、この傾斜面104に密接した傾斜面105を備えた台形部材106を水平方向に移動可能な状態でプリンタ本体103の側に取り付ける。台形部材106をモータ(図示せず)により水平方向に移動させると、双方の傾斜面104、105が密接した状態でしゅう動し、印字ヘッド101が昇降する。この結果、当該印字ヘッド101と記録媒体の間隔を増減することができる。
【0047】
このように印字ヘッドの側を移動させる構成を採用した場合においても、上記の例と同様な効果を得ることができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のプリンタでは、印字位置を経由して媒体搬送トレーを搬送するためのスプロケットあるいはローラ(搬送用係合部材)を、印字ヘッドに対して接近および離す方向に移動可能としてある。また、記録媒体を搬送するための搬送用係合部材を印字ヘッドに対して接近および離す方向に移動可能としてある。さらには、印字ヘッドを記録媒体に対して接近および離れる方向に移動可能としてある。従って、本発明によれば、厚い記録媒体に対して直接に印字を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェットプリンタの平面構成図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタのII−II線の方向から見た場合の側面構成図である。
【図3】図1のインクジェットプリンタのIII−III線で切断した部分の断面構成図である。
【図4】図1のインクジェットプリンタの媒体搬送トレーの斜視図である。
【図5】図1のインクジェットプリンタの媒体搬送トレーを示す斜視図である。
【図6】図1のインクジェットプリンタの媒体搬送トレーの側面構成を示す説明図である。
【図7】本発明の別の例に係るプリンタの主要部分を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ
2 架台フレーム
3 ヘッドユニット
31 印字位置
32 インクジェットヘッド
33 ノズル面
4 フラットベット
5 フラットベット
6 トレー搬送ユニット
7 媒体搬送トレー
72、73 スプロケット孔
8 記録媒体
61、62 スプロケット
11、12 回転軸
13 支持板
14 昇降板
16 ラック
17 ピニオン
18 昇降用のモータ
221、222、231、232 円弧状のスライド溝
146、147 上側押さえローラ
151〜154 下側押さえローラ
19 従動側歯車
19a 従動側歯車の移動軌跡
20 駆動側歯車
20a 駆動側歯車の中心
100 プリンタ
101 印字ヘッド
102 ベース
103 プリンタ本体
104 傾斜面
105 傾斜面
106 台形部材

Claims (7)

  1. 記録媒体を担持した媒体搬送トレーを印字ヘッドの印字位置を経由して搬送し、当該媒体搬送トレーに担持されている記録媒体に印字を行うプリンタにおいて、
    前記媒体搬送トレーに摩擦係合あるいは噛み合い係合することにより、当該媒体搬送トレーを前記印字位置を経由して搬送させるためのスプロケットと、
    このスプロケットを、前記印字ヘッドに対して接近および離れる方向に移動させることにより、前記媒体搬送トレーと前記印字ヘッドの間隔を調整する間隔調整機構と
    前記スプロケットに同軸状態に連結された従動側歯車と、
    この従動歯車が噛み合っている駆動側歯車と、
    を有し、
    前記間隔調整機構は、前記従動側歯車を前記駆動側歯車に噛み合った状態のまま、前記駆動側歯車の回転中心を中心とした円弧に沿って、前記印字ヘッドに対して移動させることを特徴とする媒体搬送トレーを備えたプリンタ。
  2. 請求項1において、
    前記間隔調整機構は、前記従動側歯車の前記円弧に沿った移動軌跡を規定する円弧状スライド溝と、この円弧状スライド溝に沿ってスライド可能な回転軸と、この回転軸を回転自在に支持している支持板と、この支持板を前記スプロケットの移動方向に直交する方向にのみスライド可能な状態で保持している保持部と、この保持部を前記スプロケットの移動方向に沿って移動させる駆動機構とを有しており、
    前記回転軸には前記スプロケットおよび前記従動側歯車が一体回転するように同軸状態に取り付けられていることを特徴とする媒体搬送トレーを備えたプリンタ。
  3. 請求項2において、
    前記円弧状スライド溝は第1および第2の円弧状スライド溝を含んでおり、
    前記回転軸は、前記第1の円弧状スライド溝に沿ってスライド可能な第1の回転軸および前記第2の円弧状スライド溝に沿ってスライド可能な第2の回転軸とを含んでおり、
    前記第1の回転軸には、前記従動側歯車および第1の歯車が同軸状態に取り付けられており、
    前記第2の回転軸には、第2の歯車が同軸状態に取り付けられており、
    前記第1および第2の歯車の間には、前記媒体トレーに形成されているスプロケット孔に噛み合い可能な噛み合い突起が外周面に形成された歯付きベルトが架け渡されており、
    当該歯付きベルトが前記スプロケットとして機能することを特徴とする媒体搬送トレーを備えたプリンタ。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれかの項において、
    さらに、前記印字ヘッドによる印字位置に対して、媒体搬送トレーの搬送方向の上流側および下流側の少なくとも一方の側に配置されたトレーガイドを有し、このトレーガイドによる媒体搬送トレーのガイド面は、前記搬送用係合部材によって規定される媒体搬送トレーの搬送面に一致するように調整可能であることを特徴とする媒体搬送トレーを備えたプリンタ。
  5. 請求項4において、
    前記トレーガイドを複数連結可能となっていることを特徴とする媒体搬送トレーを備えたプリンタ。
  6. 請求項1ないし5のうちのいずれかの項において、
    前記印字ヘッドはインクジェットヘッドであることを特徴とする媒体搬送トレーを備えたプリンタ。
  7. 請求項1ないし6のうちのいずれかの項において、
    前記媒体搬送トレーは、前記印字位置を経由するループ状の無限軌道に沿って移動する無端ベルトであることを特徴とする媒体搬送トレーを備えたプリンタ。
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