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JP4201611B2 - マッサージ機 - Google Patents
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JP4201611B2 - マッサージ機 - Google Patents

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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、椅子に座った被施療者の脚部や足先にマッサージを施すマッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
被施療者が腰掛けてマッサージを受ける椅子型のマッサージ機に脚部用のマッサージユニットを配置したものがある。
【0003】
この種マッサージユニットとして、被施療者の脚部(ふくらはぎ)を挿入できる形状に形成された凹部の夫々の側壁面に夫々エアバックを配置し、エアバックの膨張と収縮を繰り返すことにより、脚部に挟み揉みマッサージを施し、さらに凹部の底面に指圧子を配置し、側壁面のエアバックを膨張させて脚部を側面から挟持した状態で指圧子を出没させ、脚部の裏面に指圧マッサージを施せるようにしたものがある。(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
さらに、脚部用のマッサージユニットの先端に足先用のマッサージユニットを設け、足裏に指圧マッサージを施せるようにしたものがある。 (例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−128289号公報(第4−8頁、第1図)
【特許文献2】
特開2001−95867号公報(第3−8頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1の構成では、脚部の裏面を指圧マッサージする際、脚部の側面をエアバックで挟持してはいるが、エアバックの両端では、挟持力が不足し、この付近の脚部裏面を指圧マッサージする際、脚部が凹部から逃げ出す方向に移動することもあり、充分な指圧マッサージを施すことができないという問題があった。
【0007】
また、特許文献2の構成では、足裏に指圧マッサージを施すことができるが、脚部の裏面に指圧マッサージを施すことはできなかった。
【0008】
本発明の目的は、脚部の裏面に効果的な指圧マッサージを施すことのできるマッサージ機を提供することである。さらに足裏の指圧マッサージと組み合わせて、アキレス腱を伸ばすストレッチ効果を得ることができるマッサージ機を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の第1の手段は、椅子のシート部前方に、被施療者の脚部をマッサージする脚部用マッサージユニットを配備し、脚部用マッサージユニットの先端に被施療者の足先をマッサージする足先用マッサージユニットを配備してなるマッサージ機において、
前記脚部用マッサージユニットは、対向する2つの側壁の間に上面が開口して形成される一対の樋状の凹部と、該凹部の底面に配置された指圧子駆動手段により出没する指圧子とを具え、
前記足先用マッサージユニットは、対向する2つの側壁の間に上面が開口して形成される一対の樋状の凹部と、該凹部の少なくとも一方の側壁面に配置され、膨張時に該凹部内に挿入された被施療部である足先を側面から挟みこむ挟持手段を構成する側面エアバックとを具え、
前記挟持手段を動作させて、足先の側面のみを挟持した状態で、前記指圧子駆動手段を動作させて指圧子を出没させることにより、被施療部をマッサージするようにしたものである。
【0012】
かかる手段により、脚部の裏面に指圧子を出没させて指圧マッサージを施す際は、脚部の側面は挟持せず、足先の側面のみを挟持手段により挟持しているが、足先の移動が阻止されているので、脚部が凹部から逃げることはなく、かえって脚部の側面には挟持手段からの圧迫感がないので、脚部裏面が指圧子によりマッサージされているという感覚が明瞭になり、指圧感を向上させることができる。
【0015】
本発明の第2の手段は、椅子のシート部前方に、被施療者の脚部をマッサージする脚部用マッサージユニットを配備し、脚部用マッサージユニットの先端に被施療者の足先をマッサージする足先用マッサージユニットを配備してなるマッサージ機において、
前記両マッサージユニットは、対向する2つの側壁の間に上面が開口して形成される一対の樋状の凹部と、該凹部の底面に前後方向に複数配置され、夫々独立して動作する指圧子駆動手段により出没する複数個の指圧子とを夫々具え、
前記足先用マッサージユニットの前記凹部の少なくとも一方の側壁面には、膨張時に該凹部内に挿入された被施療部である足先を側面から挟みこむ挟持手段を構成する側面エアバックを配置し、
該挟持手段を動作させて、足先の側面のみを挟持した状態で、前記両マッサージユニットの指圧子駆動手段を動作させて、各マッサージユニットに配置された複数個の指圧子のうち、脚部用マッサージユニットの指圧子は、足先用マッサージユニット寄りの指圧子を、足先用マッサージユニットの指圧子は、前方寄りの指圧子を夫々同時に出没させることにより、被施療部をマッサージするようにしたものである。
【0016】
かかる手段により、足先の側面のみを挟持手段により挟持した状態で、脚部の裏面と、足裏とを指圧子により押圧するので、足首に鋭角方向に折り曲げる力が作用して、結果的にアキレス腱のストレッチ効果を得ることができる。
【0017】
ここで、前記両マッサージユニットの凹部の前後方向に複数配置した指圧子のうち、脚部用マッサージユニットの指圧子は、足先用マッサージユニット寄りの指圧子を、足先用マッサージユニットの指圧子は、前方寄りの指圧子を夫々同時に出没させているので、アキレス腱のストレッチ効果をより発揮させることができる。
【0018】
前記挟持手段として、前記凹部の側壁面に配置された膨張及び収縮可能な側面エアバックを掲げたが、前記指圧子駆動手段の一例として、前記凹部の底面に配置された膨張及び収縮可能な底面エアバックを挙げることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のマッサージ機を椅子型マッサージ機について説明する。図1に示すように、椅子型マッサージ機(70)のシート部(72)の前方には、脚部用マッサージユニット(10)が配置され、脚部用マッサージユニット(10)の先端には、足先用マッサージユニット(80)が配置される。椅子型マッサージ機(70)は公知のものを用いることができる。例えば、椅子型マッサージ機(70)として、図1及び図2に示すように、椅子の背凭れ部(74)に左右一対の施療指(76)(76)を有するマッサージ機構(75)を配置したものを挙げることができる。マッサージ機構(75)は、背凭れ部(74)に沿って上下に昇降可能であり、施療指(76)(76)を互いに接近離間して被施療者に揉みマッサージを施したり、上下に揺動して叩きマッサージを施すことができる。背凭れ部(74)は、図示しない布カバーで覆われている。
【0020】
脚部用マッサージユニット (10)
マッサージ機(70)のシート部(72)には、連結フレーム(14)を介して、回動自在且つ任意の角度で位置決め可能に脚部用マッサージユニット(10)が配備される。
【0021】
脚部用マッサージユニット(10)は、図3に示すように、ユニット筺体(12)に被施療者の脚部(ふくらはぎ)を挿入する一対の樋状の凹部(20)(20)を形成し、凹部(20)(20)の各々に、挟持手段としての側面エアバック(30)と指圧子駆動手段(40)を配備して形成される。なお、以下では、指圧子駆動手段として、底面エアバック(40)を用いた例について説明するが、指圧子駆動手段はこれに限定されず、例えば、モータ等で駆動する機構としてもよい。同様に挟持手段も側面エアバック(30)に限定されることはない。
【0022】
ユニット筺体(12)は、凹部(20)(20)の底面(26)(26)を構成する底壁(15)と、該底壁(15)の両端から上方に向けて平行に形成された第1側壁(16)(16)と、該第1側壁(16)(16)の間に第1側壁(16)(16)と対向するよう突設された第2側壁(18)とを具える。ユニット筺体(12)は樹脂等によって形成することができる。底壁(15)には、マッサージ機(70)に連繋する連結フレーム(14)が形成されている。
【0023】
凹部(20)は、第1側壁(16)、第2側壁(18)及び底壁(15)によって形成され、凹部の上面、前後両端は開口している。
凹部(20)には、第1側壁(16)又は第2側壁(18)の側壁面の一方に側面エアバック(30)が配備される。なお、図3では、夫々外側に位置する第1側壁(16)の側壁面(22)に沿うように側面エアバック(30)が取り付けられている。また、他方の側壁面(24)(図3では第2側壁(18)の側壁面)には後述する弾性部材(50)が張り付けられている。
【0024】
側面エアバック(30)は、ポリエチレン等から構成することができる。側面エアバック(30)は、側壁面(22)に完全に接着等を施すと、膨張、収縮の際に側面エアバック(30)の接着部分に応力が生じてしまうことがある。従って、図6に示すように、可撓性のベルト(32)と側面エアバック(30)を一体に成形し、ベルト(32)の先端をユニット筺体(12)にネジ止め等して取り付けることが望ましい。
【0025】
側面エアバック(30)は、チューブ(34)(図6参照)を介してエアポンプ(図示せず)に接続され、エアポンプからの空気の供給を受けて膨張する。
【0026】
弾性部材(50)は、側面エアバック(30)を膨張させたときに、被施療者の脚部が埋没する程度の弾性力を有するものを用いることが望ましく、ウレタン樹脂やスポンジ、発泡樹脂等から構成することができる。
【0027】
凹部(20)(20)の底面(26)(26)には、図3に示すように、底面エアバック(40)(40)が取り付けられている。底面エアバック(40)には、夫々ウレタン樹脂等からなる指圧子(42)が突設されている。底面エアバック(40)は、ナイロン製の布地にウレタンをラミネートしたものを袋状に溶着し、袋には指圧子(42)が入る穴を設け、そこに指圧子(42)を嵌め込み溶着されている。指圧子(42)は柔軟な状態で装着されるので、底面エアバック(40)が膨張したときに、被施療者の患部に指圧子(42)の全体がフィットし、患部の一部分のみを押圧するようなことはない。底面エアバック(40)もチューブ(44)(図6参照)を介してエアポンプに接続される。底面エアバック(40)及び指圧子(42)は、 凹部(20)の前後方向に3個配備され、夫々の底面エアバック(40)は独立して膨張、収縮できるよう、エアポンプに接続されている。
【0028】
上記マッサージユニット(10)は、布カバー(図示せず)で表面を覆い、連結フレーム(14)を介して図1に示すように、椅子型マッサージ機(70)に取り付けられる。この布カバーで覆うことにより、側面エアバック(30)は、側壁面(22)に接着等しなくても、凹部(20)内へ倒れることはなく、側壁面(22)に沿って保持される。被施療者が椅子型マッサージ機(70)に腰掛けた状態で、脚部(ふくらはぎ)を凹部(20)(20)に夫々挿入し、側面エアバック(30)を膨張させると、被施療者の脚部(60)が、図6に示すように、側面エアバック(30)に押されて弾性部材(50) へと押し付けられ、弾性部材が脚部(60)の形状に応じて変形し弾性部材に埋没していく。これにより、側面エアバック(30)の膨張力を大きくしなくとも脚部(60)は凹部(20)から逃げることなく安定して保持される。
従ってこの側面エアバック(30)の膨張収縮を繰り返すことによって、強い圧迫感を感じることなく快適な揉みマッサージ感を得ることができる。
また側面エアバック(30)を膨張させた状態で、底面エアバック(40)を膨張させると、図6に示すように、指圧子(42)が脚部(60)の裏面を指圧マッサージする。脚部(60)は側面エアバック(30)と弾性部材(50)によって強い圧迫感を感じることなく安定的に保持されているので、指圧子(42)の押圧力によって、脚部(60)が凹部(20)から押し出されてしまうことを防止する。
ここで底面エアバック(40)として、ブロー成形により指圧子を一体成形することも考えられるが、この場合、ブロー成形上肉厚を薄くすることに限界があり、エアを供給した場合に、膨張するのに時間がかかって指圧子の突き出す速度が遅くなり、指圧子による指圧効果が十分に発揮できない。
そこで本実施例においては、底面エアバック(40)は、ナイロン製の布地にウレタンをラミネートしたものを袋状に溶着して構成しているので、エアの供給により素早く膨張して指圧子が素早く突出し、底面エアバック(40)の弾力性とそれと一体になっている指圧子(42)の硬さによる相乗効果によって十分な指圧効果を得ることができる。
【0029】
なお、指圧子(42)は、凹部(20)の幅方向に長い形状とし、底面エアバック(40)に溶着しているから、脚部(60)に局部的に強い押圧力が加わることがないので、被施療者が痛みを感じることもない。
足先用マッサージユニット (80)
上記脚部用マッサージユニット(10)の先端には、図1及び図2に示すように、足先用マッサージユニット(80)が連結されている。足先用マッサージユニット(80)は、図示省略するリンク機構により、常に水平状態(図1の状態)を維持できるように連結されており、図2に示すように、脚部用マッサージユニット(10)を揺動させても、足先用マッサージユニット(80)は水平状態を保つ。従って、図2の状態で、被施療者がマッサージ機(70)に腰掛けたときに、足を前方に伸ばすことができる。
【0030】
足先用マッサージユニット(80)は、図4に示すように、ユニット筺体(81)に被施療者の足先(くるぶしよりも下の部分)を挿入する一対の樋状の凹部(82)(82)を形成し、凹部(82)(82)の各々に、挟持手段としての側面エアバック(83)と指圧子駆動手段(84)を配備して形成される。指圧子駆動手段として、底面エアバック(84)を用いた例について説明するが、指圧子駆動手段はこれに限定されず、例えば、モータ等で駆動する機構としてもよい。同様に挟持手段も側面エアバック(83)に限定されることはない。
【0031】
ユニット筺体(81)は、図4及び図5に示すように、凹部(82)(82)の底面(85)(85)を構成する底壁(86)と、該底壁(86)の両端から上方に向けて平行に形成された第1側壁(87)(87)と、該第1側壁(87)(87)の間に第1側壁(87)(87)と対向するよう突設された第2側壁(88)とを具える。ユニット筺体(81)は樹脂等によって形成することができる。底壁(86)には、脚部用マッサージユニット(10)に連繋する連結フレーム(89)が形成されている。
【0032】
凹部(82)は、第1側壁(87)、第2側壁(88)及び底壁(86)によって形成され、凹部の上面、前後両端は開口している。
【0033】
凹部(82)には、第1側壁(87)又は第2側壁(88)の側壁面の一方に側面エアバック(83)が配備される。なお、図4では、夫々外側に位置する第1側壁(87)の側壁面(90)に沿うように側面エアバック(83)が取り付けられている。また、他方の側壁面(91)(図4では第2側壁(88)の側壁面)には弾性部材(50)と同様の弾性部材(92)が張り付けられている。
【0034】
側面エアバック(83)は、側面エアバック(30)と同様、ポリエチレン等から構成され、図7に示すように、可撓性のベルト(93)と側面エアバック(83)を一体に成形し、ベルト(93)の先端をユニット筺体(81)にネジ止め等して取り付けられている。側面エアバック(83)は、チューブ(94)(図7参照)を介してエアポンプ(図示せず)に接続され、エアポンプからの空気の供給を受けて膨張する。
【0035】
弾性部材(92)は、側面エアバック(83)を膨張させたときに、被施療者の足先が埋没する程度の弾性力を有する。
凹部(82)(82)の底面(85)(85)には、図4に示すように、底面エアバック(84)(84)が取り付けられている。底面エアバック(84)には、夫々ウレタン樹脂等からなる指圧子(95)が突設されている。底面エアバック(84)は、ナイロン製の布地にウレタンをラミネートしたものを袋状に溶着し、袋には指圧子(95)が入る穴を設け、そこに指圧子(95)を嵌め込み溶着されている。指圧子(95)は柔軟な状態で装着されるので、底面エアバック(84)が膨張したときに、被施療者の患部に指圧子(95)の全体がフィットし、患部の一部分のみを押圧するようなことはない。底面エアバック(84)もチューブ(94)(図7参照)を介してエアポンプに接続される。底面エアバック(84)及び指圧子(95)は、凹部(82)の前後方向に3個配備され、夫々の底面エアバック(84)は独立して膨張、収縮できるよう、エアポンプに接続されている。
【0036】
底面エアバック(84)の上部には、指圧子(95)の突出する孔(96)が複数開設された足裏受部(97)が形成されている。足裏受部(97)は、凹部(82)に固定されており、底面エアバック(84)が収縮した状態で、被施療者が足裏で踏んでも、足裏に強く指圧子(95)が当たらないようにしている。
【0037】
上記マッサージユニット(80)は、布カバー(図示せず)で表面を覆い、連結フレーム(89)(図4参照)を介して図1及び図2に示すように、脚部用マッサージユニット(10)に取り付けられる。この布カバーで覆うことにより、側面エアバック(83)は、側壁面(90)に接着等しなくても、凹部(82)内へ倒れることはなく、側壁面(90)に沿って保持される。
被施療者が椅子型マッサージ機(70)に腰掛け、脚部(ふくらはぎ)を前述の脚部用マッサージユニット(10)の凹部(20)に挿入し、足先を足先用マッサージユニット(80)の凹部(82)(82)に夫々挿入した状態で、側面エアバック(83)を膨張させると、被施療者の足先(99)が、図7に示すように、側面エアバック(83)に押されて弾性部材(92) へと押し付けられ、弾性部材に埋没していく。これにより、側面エアバック(83)の膨張力を大きくしなくとも足先(99)は凹部(82)から逃げることなく安定して保持される。
【0038】
従ってこの側面エアバック(83)の膨張収縮を繰り返すことによって、強い圧迫感を感じることなく快適な揉みマッサージ感を得ることができる。
【0039】
また側面エアバック(83)を膨張させた状態で、底面エアバック(84)を膨張させると、図7に示すように、指圧子(95)が足裏を指圧マッサージする。足先(99)は側面エアバック(83)と弾性部材(92)に安定的に保持されているので、指圧子(95)の押圧力によって、足先(99)が凹部(82)から押し出されてしまうこともなく、効果的な指圧マッサージを施すことができる。
【0040】
ここで底面エアバック(84)が、ナイロン製の布地にウレタンをラミネートしたものを袋状に溶着して構成しているので、エアの供給により素早く膨張して指圧子(95)を素早く突出させることができ、十分な指圧効果を得ることができる。
【0041】
なお、指圧子(95)は、凹部(82)の幅方向に長い形状とし、底面エアバック(84)に溶着しているから、足裏に局部的に強い押圧力が加わることがないので、被施療者が痛みを感じることもない。
【0042】
図8及び図9を用いて、本発明のマッサージ機により、脚部の裏面に効果的な指圧マッサージを、また、アキレス腱のストレッチ効果を得ることができるマッサージ方法について説明する。
【0043】
脚部(60)の指圧マッサージを行なう場合には、図8に示すように、足先用マッサージユニット(80)の側面エアバック(83)を膨張させて、足先(99)を挟持して凹部(82)内に保持させた状態で、脚部用マッサージユニット(10)の底面エアバック(40)を膨張、収縮させて、脚部(60)裏面に指圧マッサージを行なう。この場合、脚部用マッサージユニット(10)の側面エアバック(30)を膨張させて脚部(60)を保持しなくても、被施療者の身体とマッサージ機(70)のシート部(72)との間に作用する摩擦力と、足先(99)の保持により、被施療者の脚部(60)が脚部用マッサージユニット(10)から逃げることはない。
【0044】
そして被施療者は、脚部(60)が側面エアバック(30)によって圧迫されることがないので開放感があり、脚部裏面が指圧子(42)によりマッサージされているという感覚が明瞭になり、効果的な指圧マッサージを受けることができる。
【0045】
脚部(60)の指圧マッサージを行なう場合、上記のように足先用マッサージユニット(80)の側面エアバック(83)を膨張させて、足先(99)のみを保持させた状態で行うのもよいが、脚部用マッサージユニット(10)の側面エアバック(30)も膨張させて、脚部(60)も挟持して凹部(20)内に保持させた状態で行なってもよい。この場合、脚部(60)がよりしっかりと脚部用マッサージユニット(10)の凹部(20)内に保持できるので、側面エアバック(30)の両端部付近を指圧する場合(本実施例では、脚部(60)の上部と下部にある指圧子(42)を動作させる場合)でも脚部は逃げることなく確実に保持でき、脚部の広範囲にわたって指圧マッサージを施すことができる。
【0046】
図9は、脚部用マッサージユニット(10)と足先用マッサージユニット(80)を組み合わせた指圧マッサージを行なう実施例である。足先用マッサージユニット(80)の側面エアバック(83)を膨張させて、足先(99)を挟持して凹部(82)内に保持させた状態で、図9に示すように、脚部用マッサージユニット(10)の任意の底面エアバック(40)と、足先用マッサージユニット(80)の任意の底面エアバック(84)を同時に膨張させることによって、ふくらはぎ裏面と足裏の両方に好適な指圧マッサージを行なうことができるが、同時に足首に鋭角方向に折り曲げる力が作用してアキレス腱のストレッチ効果を得ることができる。
【0047】
この際、脚部用マッサージユニット(10)の足先側に位置する底面エアバック(40)と、足先用マッサージユニット(80)の前方つまりつま先側に位置する底面エアバック(84)を同時に膨張させると、より効果的にアキレス腱のストレッチ効果を得ることができる。
【0048】
図9の実施例では、足先用マッサージユニット(80)の側面エアバック(83)を膨張させて、足先(99)のみを保持させた状態で、両底面エアバック(40)、(84)を膨張させているが、脚部用マッサージユニット(10)の側面エアバック(30)をも膨張させて、脚部(60)をも保持させるようにしても同様なアキレス腱のストレッチ効果を得ることができる。
上述のマッサージの方法以外にも、脚部用マッサージユニット(10)と、足先用マッサージユニット(80)の側面エアバック(30)(83)、底面エアバック(40)(84)の膨張、収縮を単独で行ったり、組み合わせたりすることによって、バリエーションに富んだマッサージを行なうことができる。
【0049】
以上の実施例では、脚部用マッサージユニット(10)の凹部(20)の前後方向と、足先用マッサージユニット(80)の凹部(82)の前後方向が共に開口した構成、即ち両マッサージユニット(10)、(80)が切り離された形態になっているが、脚部用マッサージユニット(10)の凹部(20)の前方(足先用マッサージユニット(80)側)の開口と、足先用マッサージユニット(80)の凹部(82)の後方(脚部用マッサージユニット(10)側)の開口とが連続した形態、つまり両マッサージユニット(10)、(80)が一体的になったものでもかまわない。
【0051】
【発明の効果】
本発明の第1のマッサージ機によれば、脚部の裏面に指圧子を出没させて指圧マッサージを施す際は、脚部の側面は挟持せず足先の側面のみを挟持手段により挟持しているので、足先の移動を阻止して脚部の逃げを防止した上で、脚部の側面には挟持手段からの圧迫感がないので、脚部裏面が指圧子によりマッサージされているという感覚が明瞭になり、開放感に富んだ効果的な指圧マッサージを施すことができる。
【0052】
本発明の第2のマッサージ機によれば、足先の側面のみを挟持手段により挟持した状態で、脚部の裏面の足先用マッサージユニット寄りと足裏の前方寄りとを指圧子により押圧するので、足首に鋭角方向に折り曲げる力が作用して、より効果的にアキレス腱のストレッチ効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の椅子型のマッサージ機の斜視図である。
【図2】同マッサージ機のマッサージユニットを揺動した状態を示す斜視図である。
【図3】同マッサージ機の脚部用マッサージユニットの斜視図である。
【図4】同マッサージ機の足先用マッサージユニットの斜視図である。
【図5】同マッサージ機の足先用マッサージユニットの足裏受部を取り外した斜視図である。
【図6】同マッサージ機の脚部用マッサージユニットの断面図である。
【図7】同マッサージ機の足先用マッサージユニットの足裏受部を取り外した断面図である。
【図8】脚部用及び足先用マッサージユニットによるマッサージを説明する図である。
【図9】脚部用及び足先用マッサージユニットによるマッサージを説明する図である。
【符号の説明】
(10) 脚部用マッサージユニット
(70) マッサージ機
(80) 足先用マッサージユニット
(20) 凹部
(82) 凹部
(30) 側面エアバック(挟持手段)
(83) 側面エアバック(挟持手段)
(40) 底面エアバック(指圧子駆動手段)
(84 底面エアバック(指圧子駆動手段)
(42) 指圧子
(95) 指圧子

Claims (3)

  1. 椅子のシート部前方に、被施療者の脚部をマッサージする脚部用マッサージユニットを配備し、脚部用マッサージユニットの先端に被施療者の足先をマッサージする足先用マッサージユニットを配備してなるマッサージ機において、
    前記脚部用マッサージユニットは、対向する2つの側壁の間に上面が開口して形成される一対の樋状の凹部と、該凹部の底面に配置された指圧子駆動手段により出没する指圧子とを具え、
    前記足先用マッサージユニットは、対向する2つの側壁の間に上面が開口して形成される一対の樋状の凹部と、該凹部の少なくとも一方の側壁面に配置され、膨張時に該凹部内に挿入された被施療部である足先を側面から挟みこむ挟持手段を構成する側面エアバックとを具え、
    前記挟持手段を動作させて、足先の側面のみを挟持した状態で、前記指圧子駆動手段を動作させて指圧子を出没させることにより、被施療部をマッサージするようにしたことを特徴とするマッサージ機。
  2. 椅子のシート部前方に、被施療者の脚部をマッサージする脚部用マッサージユニットを配備し、脚部用マッサージユニットの先端に被施療者の足先をマッサージする足先用マッサージユニットを配備してなるマッサージ機において、
    前記両マッサージユニットは、対向する2つの側壁の間に上面が開口して形成される一対の樋状の凹部と、該凹部の底面に前後方向に複数配置され、夫々独立して動作する指圧子駆動手段により出没する複数個の指圧子とを夫々具え、
    前記足先用マッサージユニットの前記凹部の少なくとも一方の側壁面には、膨張時に該凹部内に挿入された被施療部である足先を側面から挟みこむ挟持手段を構成する側面エアバックを配置し、
    該挟持手段を動作させて、足先の側面のみを挟持した状態で、前記両マッサージユニットの指圧子駆動手段を動作させて、各マッサージユニットに配置された複数個の指圧子のうち、脚部用マッサージユニットの指圧子は、足先用マッサージユニット寄りの指圧子を、足先用マッサージユニットの指圧子は、前方寄りの指圧子を夫々同時に出没させることにより、被施療部をマッサージするようにしたことを特徴とするマッサージ機。
  3. 前記指圧子駆動手段は、前記凹部の底面に配置された膨張及び収縮可能な底面エアバックから構成される請求項1又は請求項2に記載のマッサージ機。
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