JP4215134B2 - 対称な差分出力信号を持つcanバスドライバ - Google Patents
対称な差分出力信号を持つcanバスドライバ Download PDFInfo
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Description
本発明は、バスの配線を介してデータ信号を送るためのバスドライバであって、
バスドライバ用供給電圧の接続のための第1の供給端子および第2の供給端子と、
バスの夫々の配線の接続のための第1のバス端子および第2のバス端子と、
第1の供給端子と第1のバス端子との間に接続された第1の主電流路を有し、且つ第1の制御電極を有する第1導電型の第1のトランジスタと、
第2の供給端子と第2のバス端子との間に接続された第2の主電流路を有し、且つ第2の制御電極を有する第1導電型と逆の第2導電型の第2のトランジスタと、
第1の制御電極および第2の制御電極を駆動するための駆動手段とを備えたバスドライバに関する。
背景技術
このようなバスドライバは、ヨーロッパ特許明細書EP0576444号から公知であり、とりわけ自動車において用いられている所謂コントローラ・エリア・ネットワーク(Controller Area Network:CAN)バスシステムに利用されている。このため、トランシーバ(送信機/受信機)が使用され、情報が第1および第2のバス端子に接続された2本の配線を有する2配線バスを介して差分信号として送られる。送信機はバスにデータ信号を供給するものであり、今後、この送信機をバスドライバと称する。2本のバス配線は、通常CANHおよびCANLと称され、受信機側のプルダウンレジスタおよびプルアップレジスタに接続されている。2本のバス配線を横切る電圧は逆極性を有しており、その結果、2本の配線により放射されるスプリアス電磁場は互いに打ち消し合う。対称性が高度の場合、バス配線は撚線対の形をとることができ、高価なシールドを必要としない。この目的のために、2本のバス配線上の信号の対称性は、できるだけ高くあるべきである。
発明の開示
本発明の目的は、最適な対称性を有するバスドライバを提供することである。この目的のために、冒頭のパラグラフにおいて明示されたタイプのバスドライバは、駆動手段が、
共通ノードと、
第1の供給端子と共通ノードとの間に接続された第3の主電流路を有し、且つ第1の制御電極に結合された第3の制御電極を有する第1導電型の第3のトランジスタと、
第2の供給端子と共通ノードとの間に接続された第4の主電流路を有し、且つ第2の制御電極に結合された第4の制御電極を有する第2導電型の第4のトランジスタと、
第3の制御電極と共通ノードとの間に接続された第1の制御電圧源と、
第4の制御電極と共通ノードとの間に接続された第2の制御電圧源と、
を備えることにより特徴付けられる。
休止時、即ち、データ信号が送られない時、第1および第2の制御電圧源は、第3および第4のトランジスタ、および結果的に第1および第2のトランジスタも無電流であるような極性および振幅を有する。駆動状態の時、即ちデータ信号が送られる時、第1および第2の制御電圧源の極性が反転し、第3および第4のトランジスタがオンされる。第3のトランジスタを流れる電流が、第4のトランジスタを流れる電流よりも大きくなる傾向にあれば、共通ノードの電圧が別の値に設定され、その結果第3のトランジスタの駆動は減少し、第4のトランジスタのそれは増加する。主電流路を横切る電圧は、第3および第4のトランジスタを流れる電流が常に等しくなるような値に設定される。好ましくは、第1および第2のトランジスタは、第3および第4のトランジスタの縮尺コピーであり、その結果バスドライバによってバス配線に供給される電流も常に等しくなる。
第1および第2の制御電圧源は、第1および第2の供給端子に関して浮遊状態である。発明によれば、これらの制御電圧源は、請求の範囲第2項に明示したような特徴を持つように構成することができる。浮遊制御電圧源は、電流ミラーを介して2つの浮遊制御電流源から駆動される2つの浮遊抵抗によって達成される。
本発明によれば、2つの浮遊制御電流源は、請求の範囲第3項に明示したような特徴を持つように構成することができる。制御電流源は、差分対と、その電流が、第1および第2の制御端子上の制御信号に応答して分割されるバイアス電流源とを備えている。
制御信号は、好ましくは次のような制御信号を供給する駆動回路により供給され、この制御信号は、一方では、送信されるべきデータ信号と配線上の信号との変動に最小の遅延を生じ、他方では、バス配線上に急峻なエッジが生じて電磁放射の不必要な増加を引起こすことを避けるような制御信号である。本発明によれば、これらの特質を有する駆動回路は、請求の範囲第4項および第5項に明示したような特徴を保有している。これらの駆動回路は、駆動されるべきトランジスタの閾値電圧を、比較的急速に越えるような制御電圧を供給する。
本発明のこれらおよび他の特徴は、添付図面を参照して説明され且つ明らかにされるであろう。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明によるバスドライバの第1の実施形態を示す図である。
図2は、本発明によるバスドライバの第2の実施形態を示す図である。
図3は、本発明によるバスドライバの第3の実施形態を示す図である。
図4は、本発明によるバスドライバにおいて用いるための駆動回路により生成された駆動信号を示す図である。
図5は、本発明によるバスドライバにおいて用いるための第1の駆動回路を示す図である。
図6は、本発明によるバスドライバにおいて用いるための第2の駆動回路を示す図である。
これらの図面において、同様の機能および目的を有する部材は、同じ参照記号を付している。
発明を実施するための最良の形態
図1は、2配線バスシステムにおけるトランシーバ(送信機/受信機)の一部を形成し得る本発明によるバスドライバを示す。このドライバは、正供給端子2および負供給端子4に印加される供給電圧で駆動される。上記ドライバは、バスの第1の配線8に信号CANHを供給するための第1のバス端子6を有しており、この第1の配線はプルダウンレジスタ10を介して負供給端子4に接続されている。そこには、またバスの第2の配線14に信号CANLを供給するための第2のバス端子12が有り、この第2の配線は、プルアップレジスタ16を介して正供給端子2に接続されている。配線8および14は、互いに撚られて撚線対を形成しており、もし必要ならば、それらにはシールドを設けてもよい。バス端子6は、PMOSトランジスタT1の主電流路を介して正供給端子2に結合されている。任意のダイオードが、トランジスタT1のドレインとバス端子6の間に配置され、電流がトランジスタT1の寄生ダイオードを流れることを防止し、ドライバ電流をカットオフしている。他方のバス端子12は、NMOSトランジスタT2の主電流路を介して負供給端子4に結合されている。任意の別のダイオードが、トランジスタT2のドレインとバス端子6の間に配置され、電流がトランジスタT2の寄生ダイオードを流れることを防止し、ドライバ電流をカットオフしている。トランジスタT1およびトランジスタT2は、駆動手段18により駆動される。この駆動手段18は、正供給端子2と共通ノード20の間に接続された主電流路を有するPMOSトランジスタT3と、その共通ノード20と負供給端子4の間に接続された主電流路を有するNMOSトランジスタT4と、トランジスタT3の制御電極、即ち本例のゲート、と共通ノード20の間に接続された第1の制御電圧源22と、トランジスタT4の制御電極と共通ノード20の間に接続された第2の制御電圧源24とを有する。更に、トランジスタT1とT3は、その制御電極が相互接続されており、トランジスタT4とT2は、その制御電極が相互接続されている。制御電圧源22および24の電圧は、送られるべきデータ信号のコマンドの下で切り替えられる。
休止時、即ちバスを介してデータ信号が送られない時、各制御電圧源は+2.5Vの電圧を供給する。この時、供給電圧としては5Vを仮定している。その場合、トランジスタT3およびT4は非導通であり、この結果トランジスタT1およびT2もまた非導通である。駆動状態時、即ちバスを介して送られるデータ信号が有る場合、制御電圧源22および24の電圧は、+2.5Vから−2.5Vに極性が反転される。この結果として、トランジスタT3およびT4および結果的にトランジスタT1およびT2も導通状態に駆動される。トランジスタT3を流れる電流がトランジスタT4を流れる電流よりも大きくなる傾向にある時、共通ノード20の電圧は増加する。この結果として、トランジスタT3のゲート−ソース間電圧は減少し、トランジスタT4のゲート−ソース間電圧は増加して、トランジスタT3とT4を流れる電流の差は無くなる。浮遊制御電圧源22および24のために、共通ノード20の電圧はトランジスタT3とT4のドレイン電流を等しくするように制御される。トランジスタT1およびT2はトランジスタT3およびT4の縮尺コピーであるので、トランジスタT1とT2のドレイン電流もまた互いに等しくなる。縮尺コピーを作ることは、集積回路において非常に都合良くできるが、同様に整合した離散的なトランジスタによっても可能である。
図2は、2つの抵抗R1およびR2と、電流ミラーM1、M2、M3およびM4を介して抵抗R1およびR2に結合された2つの制御電流源I1およびI2とにより浮遊制御電圧源を実際に実施したバスドライバを示す。第1の抵抗R1はトランジスタT3の制御電極と共通ノード20との間に接続され、第2の抵抗R2は共通ノード20とトランジスタT4の制御電極との間に接続されている。第1の電流ミラーM1は、正供給端子2、入力端子28および出力端子30に結合された共通端子26を有している。第2の電流ミラーM2は、負供給端子4、入力端子34および出力端子36に結合された共通端子32を有している。第1の電流ミラーM1の出力端子30と第2の電流ミラーM2の出力端子36は互いに接続され、且つまたトランジスタT3およびT1のゲートに接続されている。第3の電流ミラーM3は、正供給端子2、入力端子40および出力端子42に結合された共通端子38を有している。第4の電流ミラーM4は、負供給端子4、入力端子46および出力端子48に結合された共通端子44を有している。第3の電流ミラーM3の出力端子42と第4の電流ミラーM4の出力端子48は互いに接続され、且つまたトランジスタT4およびT2のゲートに接続されている。制御電圧源I1は、第4の電流ミラーM4の入力端子46と第1の電流ミラーM1の入力端子28との間に接続されている。制御電圧源I2は、第3の電流ミラーM3の入力端子40と第2の電流ミラーM2の入力端子34との間に接続されている。抵抗R1およびR2は1kΩの抵抗値を持つ。
休止時、制御電圧源I1の電流はおよそ2.5mAであり、制御電圧源I2の電流はゼロである。この時トランジスタT3およびT2のゲート電圧は5V(やはり供給電圧が5Vであるという仮定で)であり、トランジスタT4およびT2のゲート電圧は0Vである。この時トランジスタT3、T1、T4およびT2は全てカットオフされている。駆動状態時、制御電圧源I1の電流は2.5mAからゼロに変化し、制御電圧源I2の電流はゼロからおよそ2.5mAに変化する。この時、抵抗R1およびR2を流れる電流の符号が変化し、トランジスタT3およびT1のゲート電圧は0Vに、トランジスタT4およびT2のそれは5Vになる。そしてトランジスタT3、T1、T4およびT2は全て導通する。
電流ミラーM1およびM3は、一方がダイオードとして接続されている、即ちその一方のドレインとゲートが相互接続されている2つのPMOSトランジスタにより構成されている。そのダイオード接続されたトランジスタの主電流路は共通端子と入力端子との間に配列され、他方のトランジスタの主電流路は共通端子と、関連した電流ミラーの出力端子との間に配列される。電流ミラーM2およびM4も同様に構成されるが、但しNMOSトランジスタが用いられている。
図3は、2つの差分トランジスタ対DP1およびDP2とバイアス電流源I3およびI4による制御電流源I1およびI2の実施例を示している。第1のトランジスタ対DP1は、2つのNMOSトランジスタT5およびT6を備える。トランジスタT5は、第3の電流ミラーM3の入力端子40と第1のノード50との間に接続された主電流路を有する。トランジスタT6は、第1の電流ミラーM1の入力端子28と第1のノード50との間に接続された主電流路を有し、第1のバイアス電流源I3は、またその第1のノード50に接続されている。トランジスタT5では、その制御電極が、駆動回路DCTから制御電圧VDを受け取る第1の制御端子52に接続されている。他方のトランジスタT6では、そのゲートが、上述した第1の駆動回路DCTと同一の第2の駆動回路(不図示)から逆制御電圧VDNを受け取る第2の制御端子54に接続されている。
なお、同様の効果を得るために、2つの制御端子52および54の一方を、供給電圧のおよそ半分の固定参照電圧に接続し得ることは留意されるべきである。
第2のトランジスタ対DP2は、2つのPMOSトランジスタT7およびT8を備える。トランジスタT7は、第4の電流ミラーM4の入力端子46と第2のノード56との間に接続された主電流路を有する。トランジスタT8は、第2の電流ミラーM2の入力端子34と第2のノード56との間に接続された主電流路を有し、第2のバイアス電流源I4は、またその第2のノード56に接続されている。トランジスタT7では、その制御電極が第1の制御端子52に接続され、トランジスタT6では、そのゲートが第2の制御端子54に接続されている。
制御電圧VDが低く且つ制御電圧VDNが高ければ、バイアス電流源I3の電流はトランジスタT6を流れ、バイアス電流源I4の電流はトランジスタT7を流れる。電流ミラーM1およびM4経由時、電流は、電流ミラーM1の出力端子30から電流ミラーM4の出力端子48に抵抗R1およびR2を介して流れる。トランジスタT3およびT1のゲート電圧は高く、結果これらのトランジスタは非導通である。また、トランジスタT4およびT1のゲート電圧は低く、その結果これらのトランジスタもまた非導通である。そしてバスは非活性である。
制御電圧VDが高く、且つ制御電圧VDNが低い時、バイアス電流源I3の電流はトランジスタT5を流れ、バイアス電流源I4の電流はトランジスタT8を流れる。電流ミラーM3およびM2経由時、電流は、電流ミラーM3の出力端子42から電流ミラーM2の出力端子36に抵抗R2およびR1を介して流れる。この時、トランジスタT3およびT1のゲート電圧は低く、この結果これらのトランジスタは導通状態である。またこの時、トランジスタT4およびT1のゲート電圧は高く、この結果これらのトランジスタもまた導通状態である。そしてバスは活性状態である。
抵抗76、78、80および82は、差分対DP1およびDP2の相互コンダクタンスを減少させ且つより緩やかな切り換えを達成するために、トランジスタT5、T6、T7およびT8のソース電極に直列に配列することもできる。
好ましくは、駆動回路DCTでは、制御電圧VDがゆっくりと変化し、その結果、バス信号CANHおよびCANLの急激な変化が起こらず、結果的に電磁放射が低くなるように設計される。この結果、上記構成の不利な点は、遅延が増加しまたバスの最大到達可能ビットレートが減少することである。トランジスタT3/T1およびT4/T1のゲート電圧が、これらのトランジスタの閾値電圧よりも高くなるまで、バス端子6および12には何の変化も無い。この時、トランジスタT1およびT2のドレイン−ソース間電圧が低くなる(三極素子領域)まで、スイッチオンが素早く進行する。そしてこの時、信号CANHおよびCANLは、再びゆっくりと増加する。
緩やかなエッジおよび最小の遅延を得るために、図4に示すように、制御電圧VDは、最初閾値電圧の直ぐ下まで急激に増加すべきであり(傾斜s1)、続いて、緩やかなリーディングエッジを得るようにゆっくりと増加すべきである(傾斜s2)。反対方向では、制御電圧VDは、最初、トランジスタT1およびT2が三極素子領域を出るまで、急激に減少し(傾斜s3)、その後緩やかなトレーリングエッジを得るように、再びゆっくりと減少すべきである(s4)。
図5は、制御電圧VDに課せられた前述の要求を満足する駆動回路DCTの第1の実施例を示している。駆動回路DCTは、制御端子52または制御端子54に接続された駆動回路出力端子58と、データ信号TxDを受け取るためのデータ入力端子60と、バイアス電流源I5と、第1のバイアス電圧源62および第2のバイアス電圧源64と、駆動回路出力端子58と負供給端子4との間に接続されたキャパシタ66とを有する。或いは、キャパシタ66は他方の供給端子2に接続されてもよい。上記回路は、更に正供給端子2とバイアス電流源I5の第1の端子68との間に接続された主電流路を有する、ダイオード接続されたPMOSトランジスタT10と、同様に負供給端子4とバイアス電流源I5の第2の端子70との間に接続された主電流路を有する、ダイオード接続されたNMOSトランジスタT11とを備える。更に、この場合、主電流路が、正供給端子2と駆動回路出力端子58との間に直列に配列されたPMOSトランジスタT12およびPMOSトランジスタT13を備え、トランジスタT12のソース電極が正供給端子2に接続され、トランジスタT13のドレイン電極が駆動回路出力端子58に接続されている。トランジスタT12では、その制御電極がデータ入力端子60に接続され、トランジスタT13では、その制御電極がトランジスタT10の制御電極に接続されている。更に、駆動回路では、主電流路が負供給端子4と駆動回路出力端子58との間に直列に配列されたNMOSトランジスタT14およびNMOSトランジスタT15を含んでおり、トランジスタT14のソース電極が負供給端子4に接続され、トランジスタT15のドレイン電極が駆動回路出力端子58に接続されている。トランジスタT14では、その制御電極がデータ入力端子60に接続され、トランジスタT15の制御電極は第2のトランジスタT11のものと同じである。更に、駆動回路DCTは、トランジスタT13の主電流路と並列に配列された主電流路を有し且つ第1のバイアス電圧源62に接続された制御電極を有するNMOSトランジスタT16と、トランジスタT15の主電流路と並列に配列された主電流路を有し且つ第2のバイアス電圧源64に接続された制御電極を有するPMOSトランジスタT17とを備えている。
データ信号TxDが高い時、キャパシタ66はトランジスタT15を介して定電流でもって放電する。データ信号TxDが低い時、トランジスタT14がその放電電流を遮断する。この時、トランジスタT12は導通し、且つトランジスタT16は、第1のバイアス電圧源62の電圧E1およびトランジスタT16の閾値電圧によって決定される電圧まで、キャパシタ66を急速に充電することを確実にする。この後、キャパシタ66は、更にトランジスタT13を介して定電流でゆっくりと充電される。データ信号TxDが再び上昇すると、キャパシタ66は、最初トランジスタT17を介して急速に放電し、続いてトランジスタT15を介してゆっくりと放電する。このようにして、図4に示されるような波形を有する制御電圧VDが生成される。
図6は、駆動回路DCTの他の選択可能な実施例を示す。この回路では、トランジスタT16およびT17とバイアス電圧源62および64が省略されている。これらの代わりに、共同してインバータを構成するPMOSトランジスタT18およびNMOSトランジスタT19と、第2のキャパシタ72とが追加されている。トランジスタT18およびT19は正供給端子2と負供給端子4との間に直列に配列されており、トランジスタT18およびT19のドレインは相互接続ノード74に接続されている。第2のキャパシタ72はその相互接続ノード74と駆動回路出力端子58との間に接続されている。トランジスタT18およびT19の制御電極は共にデータ入力端子60に接続されている。
データ信号TxDが高い時、駆動回路出力端子58はトランジスタT15を介した定電流でもって放電する。この時、キャパシタ72は供給電圧まで充電される。データ信号TxDが低くなると、相互接続ノード74が高くなり、係数C2/(C1+C2)で乗算された供給電圧に等しい電圧段が駆動回路出力端子58に現れる。ここで、C1およびC2は第1のキャパシタ66および第2のキャパシタ72の値である。この後、駆動回路出力端子58はトランジスタT13を介した定電流で充電される。この結果、また図4に示されるような波形を有する制御電圧VDが得られる。この実施例の利点は、制御電圧VDにおける電圧段が(正確な)キャパシタ比に依存し、バイアス電圧源の電圧には依存しないことである。
ここで示したユニポーラMOSトランジスタに代えて、バイポーラトランジスタを用いることもでき、その場合、ドレイン、ソースおよびゲートを、それぞれエミッタ、コレクタおよびベースと読み替えればよい。
Claims (8)
- バスの配線を介してデータ信号を送るためのバスドライバであって、
このバスドライバ用の供給電圧の接続のための第1の供給端子および第2の供給端子と、
バスの夫々の配線の接続のための第1のバス端子および第2のバス端子と、
第1の供給端子と第1のバス端子との間に接続された第1の主電流路を有し、且つ第1の制御電極を有する第1導電型の第1のトランジスタと、
第2の供給端子と第2のバス端子との間に接続された第2の主電流路を有し、且つ第2の制御電極を有する第1導電型と逆の第2導電型の第2のトランジスタと、
第1の制御電極および第2の制御電極を駆動するための駆動手段とを備えたバスドライバにおいて、駆動手段が、
共通ノードと、
第1の供給端子と共通ノードとの間に接続された第3の主電流路を有し、且つ第1の制御電極に結合された第3の制御電極を有する第1導電型の第3のトランジスタと、
第2の供給端子と共通ノードとの間に接続された第4の主電流路を有し、且つ第2の制御電極に結合された第4の制御電極を有する第2導電型の第4のトランジスタと、
第3の制御電極と共通ノードとの間に接続された第1の制御電圧源と、
第4の制御電極と共通ノードとの間に接続された第2の制御電圧源と、
を備えることを特徴とするバスドライバ。 - 第1の制御電圧源および第2の制御電圧源が、
共通ノードと第3の制御電極との間に接続された第1の抵抗と、
共通ノードと第4の制御電極との間に接続された第2の抵抗と、
第1の供給端子に結合された第1の共通端子、第1の入力端子、および第3の制御電極に結合された第1の出力端子を有する第1の電流ミラーと、
第2の供給端子に結合された第2の共通端子、第2の入力端子、および第1の出力端子に結合された第2の出力端子を有する第2の電流ミラーと、
第1の供給端子に結合された第3の共通端子、第3の入力端子、および第4の制御電極に結合された第3の出力端子を有する第3の電流ミラーと、
第2の供給端子に結合された第4の共通端子、第4の入力端子、および第3の出力端子に結合された第4の出力端子を有する第4の電流ミラーと、
第1の入力端子と第4の入力端子との間に接続された第1の制御電流源と、
第3の入力端子と第2の入力端子との間に接続された第2の制御電流源とを備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のバスドライバ。 - 第1の制御電流源および第2の制御電流源が、
各制御信号を受け取るための第1の制御端子および第2の制御端子と、
主電流路および制御電極をそれぞれ有する第2導電型のトランジスタを備えた第1の差分トランジスタ対と、ここで上記第1のトランジスタ対の一方のトランジスタの主電流路が、第1のノードと第3の入力端子との間に接続され、上記第1のトランジスタ対の他方のトランジスタの主電流路が、第1のノードと第1の入力端子との間に接続され、上記第1のトランジスタ対の一方のトランジスタの制御電極が第1の制御端子に接続され、上記第1のトランジスタ対の他方のトランジスタの制御電極が第2の制御端子に接続されており、
第1のノードに結合された第1のバイアス電流源と、
主電流路および制御電極を各々有する第1導電型のトランジスタを備えた第2の差分トランジスタ対と、ここで上記第2のトランジスタ対の一方のトランジスタの主電流路が、第2のノードと第4の入力端子との間に接続され、上記第2のトランジスタ対の他方のトランジスタの主電流路が、第2のノードと第2の入力端子との間に接続され、上記第2のトランジスタ対の一方のトランジスタの制御電極が第1の制御端子に接続され、上記第2のトランジスタ対の他方のトランジスタの制御電極が第2の制御端子に接続されており、
第2のノードに結合された第2のバイアス電流源とを備えることを特徴とする請求の範囲第2項に記載のバスドライバ。 - 駆動手段が、第1の制御端子および第2の制御端子の少なくとも一方の制御端子に制御信号を供給するための駆動回路を備え、この駆動回路が、
その少なくとも一方の制御端子に結合された駆動回路出力端子と、
データ信号を受け取るためのデータ入力端子と、
バイアス電流源と、
第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧を供給するための手段と、
駆動回路出力端子と第1の供給端子または第2の供給端子との間に接続されたキャパシタと、
制御電極を有し、且つ第1の供給端子とバイアス電流源の第1の端子との間に接続された主電流路を有する、ダイオード接続された第1導電型の第1のトランジスタと、
制御電極を有し、且つ第2の供給端子とバイアス電流源の第2の端子との間に接続された主電流路を有する、ダイオード接続された第2導電型の第2のトランジスタと、
主電流路および制御電極をそれぞれ有する第1導電型の第3のトランジスタおよび第4のトランジスタと、ここで第3のトランジスタの主電流路および第4のトランジスタの主電流路が、第1の供給端子と駆動回路出力端子との間に直列に配列され、第3のトランジスタの主電流路が第1の供給端子に接続され、第4のトランジスタの主電流路が駆動回路出力端子に接続され、第3のトランジスタの制御電極がデータ入力端子に接続され、第4のトランジスタの制御電極が、第1のトランジスタの制御電極に接続され、
主電流路および制御電極をそれぞれ有する第2導電型の第5のトランジスタおよび第6のトランジスタと、ここで第5のトランジスタの主電流路および第6のトランジスタの主電流路が、第2の供給端子と駆動回路出力端子との間に直列に配列され、第5トランジスタの主電流路が第2の供給端子に接続され、第6のトランジスタの主電流路が駆動回路出力端子に接続され、第5のトランジスタの制御電極がデータ入力端子に接続され、第6のトランジスタの制御電極が第2のトランジスタの制御電極に接続され、
第4のトランジスタの主電流路と並列に配列された主電流路を有し、且つ第1のバイアス電圧を受け取るべく配列された制御電極を有する第2導電型の第7のトランジスタと、
第6のトランジスタの主電流路と並列に配列された主電流路を有し、且つ第2のバイアス電圧を受け取るように配列された制御電極を有する第1導電型の第8のトランジスタとを備えることを特徴とする請求の範囲第3項に記載のバスドライバ。 - 駆動手段が、第1の制御端子および第2の制御端子の少なくとも一方の制御端子に制御信号を供給するための駆動回路を備え、この駆動回路が、
その少なくとも一方の制御端子に結合された駆動回路出力端子と、
データ信号を受け取るためのデータ入力端子と、
バイアス電流源と、
制御電極を有し、且つ第1の供給端子とバイアス電流源の第1の端子との間に接続された主電流路を有する、ダイオード接続された第1導電型の第1のトランジスタと、
制御電極を有し、且つ第2の供給端子とバイアス電流源の第2の端子との間に接続された主電流路を有する、ダイオード接続された第2導電型の第2のトランジスタと、
主電流路および制御電極をそれぞれ有する第1導電型の第3のトランジスタおよび第4のトランジスタと、ここで第3のトランジスタの主電流路および第4のトランジスタの主電流路が、第1の供給端子と駆動回路出力端子との間に直列に配列され、第3のトランジスタの主電流路が第1の供給端子に接続され、第4のトランジスタの主電流路が駆動回路出力端子に接続され、第3のトランジスタの制御電極がデータ入力端子に接続され、第4のトランジスタの制御電極が第1のトランジスタの制御電極に接続され、
主電流路および制御電極をそれぞれ有する第2導電型の第5のトランジスタおよび第6のトランジスタと、ここで第5のトランジスタの主電流路および第6のトランジスタの主電流路が、第2の供給端子と駆動回路出力端子との間に直列に配列され、第5トランジスタの主電流路が第2の供給端子に接続され、第6のトランジスタの主電流路が駆動回路出力端子に接続され、第5のトランジスタの制御電極がデータ入力端子に接続され、第6のトランジスタの制御電極が第2のトランジスタの制御電極に接続され、
主電流路および制御電極をそれぞれ有する第1導電型の第7のトランジスタおよび第2導電型の第8のトランジスタと、ここで第7のトランジスタの主電流路および第8のトランジスタの主電流路が第1の供給端子と第2の供給端子との間に直列に配列され、第7のトランジスタの主電流路が第1の供給端子と相互接続端子との間に接続され、第8のトランジスタの主電流路が第2の供給端子と相互接続端子との間に接続され、第7のトランジスタの制御電極および第8のトランジスタの制御電極がデータ入力端子に接続され、
駆動回路出力端子と第1の供給端子または第2の供給端子との間に接続された第1のキャパシタと、
駆動回路出力端子と相互接続端子との間に接続された第2のキャパシタとを備えることを特徴とする請求の範囲第3項に記載のバスドライバ。 - 第3のトランジスタが、第1のトランジスタの縮尺コピーであり、且つ第4のトランジスタが第2のトランジスタの縮尺コピーであることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のバスドライバ。
- 第1のダイオードが第1の主電流路と第1のバス端子との間に配列され、且つ第2のダイオードが第2の主電流路と第2のバス端子との間に配列されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のバスドライバ。
- 第1および第2のトランジスタ対のトランジスタの各主電流路が、各抵抗を介して第1および第2のノードにそれぞれ接続されていることを特徴とする請求の範囲第3項に記載のバスドライバ。
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