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JP4216839B2 - サポータ付き衣類 - Google Patents
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JP4216839B2 - サポータ付き衣類 - Google Patents

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Description

本発明は、タイツ、ボディスーツ、トレーニングスーツなど、下半身を覆う部位を有した衣類であって、筋肉増強乃至筋肉維持(衰退防止)を図ることができるようにしたサポータ付き衣類に関するものである。
従来、腰から下へ着用する衣類として、着用して普通に生活するだけで、所定箇所の筋力増強に役立つようにしたものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。この種の衣類では、筋肉の増強が主目的であるために、増強しようとする筋肉箇所(例えば腰部の正面や背面、大腿の付け根まわり一周、大腿の正面や背面、膝下部の正面や背面等)へ、細帯状の強伸縮部を集中させ、X字状の交叉部が形成されるようにしてある。
なお、これとは別に、所定の筋肉や関節、筋などにテーピング効果(障害予防、応急処置、リハビリ等)を生じさせるようにした衣類も知られている(例えば、特許文献2等参照)。この種の衣類では、テーピング効果の生起が主目的であるために、不安箇所や故障個所(例えば大腿の外側面、大腿の裏面、脹ら脛の内外両側面、脹ら脛面といった、膝頭を除く広い面積)を覆うように、緊締力(伸縮性)を有した生地が設けられている。
特開2002−212814号公報 特公平6−41641号公報
筋力増強目的の衣類とテーピング目的の衣類とでは、伸縮力の顕著な生地を部分的に設けるという点では同じであるが、それらの目的の違いから、自ずと伸縮力(負荷)を生じさせる箇所や程度が異なり、外観的な類似性だけでそれらの作用効果を同等視することはできない。テーピング目的の衣類(特許文献2等)ではその作用効果の一つとして保温性を唄ったものも見受けられるが、この点一つを見ても、むしろ通気性を重視する傾向の筋力増強目的の衣類とは異質な技術であることの議論を待たない。
筋力増強目的の衣類(特許文献1等)において、鍛えたい筋肉に合わせ、この筋肉を覆うような配置で強伸縮部を設けた例(大腿裏面の大腿二頭筋や脹ら脛の腓腹筋など)が挙げられているが、このような配置では、この衣類を着用している間中、仮にじっとしているときでも筋肉に負荷が生じることになる。従って、場合によっては負荷が邪魔になり、疲労の原因になってしまうということが予測される。
逆に、鍛えたい筋肉上を斜めに横切るような配置で強伸縮部を設けた例(大腿正面の大腿四頭筋など)が挙げられているが、単に横切るだけの配置であるため、大腿の太さが変化するような動作でなければ、この強伸縮部によって有効な負荷を生じさせることはできない状態にある。
また強伸縮部でX字状の交叉部を形成させると、この部分の中央には菱形の非伸縮部が形成されることになり、即ち、この非伸縮部では負荷を生じさせることができない筈であるが、このような強伸縮部のX字状交叉部(非伸縮部)を、わざわざ鍛えたい筋肉上に位置付けた例が挙げられていることには、甚だ疑問を持たざるを得ない。
このようなことから、従来公知の、筋力増強目的の衣類では、鍛えたい筋肉とそれに対応した負荷位置との関係が正確に解明されたうえで強伸縮部の配置が決められていた、とは到底言えず、この種衣類を着用したからといって必ずしも筋肉増強作用が得られるとは言えない。むしろ、上記した理由により、着用者は単に疲労を重ねるだけであろうと推察できる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、筋肉増強のみならず筋肉維持(衰退防止)を図るうえで、必要部位に有効な負荷を付与できるようにして十分満足し得る所期作用効果が得られるようにしたサポータ付き衣類を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係るサポータ付き衣類は、ウエスト部から股部までにわたる身頃本体と、この身頃本体の股部両脇から大腿部を経て少なくとも膝下部へ及ぶ左右一対の脚用袖とを有したもので、身頃本体のウエスト部と左右の各脚用袖の膝下部との間には、その全長にわたってベルト状に連続し、且つ長手方向に沿って脚用袖よりも強い伸縮性を有した2本の第1サポータ帯及び第2サポータ帯が設けられている。
左右の各脚用袖において、第1サポータ帯は、大腿付け根の外側面から大腿部正面を経て膝頭直上を膝内側へ抜け膝頭まわりを回り込むように下向きに向きを変えつつ、膝頭直下を膝外側へと抜ける内ねじれカーブを有したものとされている。また第2サポータ帯は、大腿付け根の外側面から大腿部裏面、大腿部内側面及び大腿部正面を螺旋状に経て膝頭直上を膝外側へと抜け膝頭まわりを回り込むように下向きに向きを変えつつ、膝頭直下を膝内側へと抜ける外ねじれカーブを有したものとされている。そしてこれらにより、膝頭の直上及び直下に第1、第2サポータ帯が互いに交叉したベルト交叉部が形成されたものとなっている。
このように身頃本体のウエスト部と左右の各脚用袖の膝下部との間に設けられる第1、第2サポータ帯は、膝頭の直上及び直下にてベルト交叉部を形成させており、これらのベルト交叉部と、大腿付け根の外側面とをそれぞれ基点(支え点)として、それらの間で伸縮性を生じさせるようにしたものである。そのため、このサポータ付き衣類を着用した状態で着用者が下半身の屈伸運動をした場合、このベルト交叉部と大腿付け根の外側面との間、すなわち、着用者の大腿に対応させた部分で有効な負荷を生じさせることができる。
また、殊に第2サポータ帯は、大腿付け根の外側面から大腿部裏面、大腿部内側面及び大腿部正面へと至るように設けられ、この部分は、着用者の大腿まわりで螺旋を描くように巻き付いた部分であるから、大腿二頭筋など、大腿の裏面に対して有効な負荷を生じさせることができる。
なお、上記ベルト交叉部は、第1、第2サポータ帯が膝頭まわりを回り込むようになって形成されたものであることから、膝の曲げ動作を容易にし、屈伸運動にとって邪魔となることはない。また、これらベルト交叉部で膝の左右両側を均等に拘束するような張力が作用するため、着用者が屈伸運動を行っても脚用袖の着用状態にねじれ(左右方向の位置ズレ)が起こることが防止され、負荷の効果に確実性が得られる。
第2サポータ帯は、大腿付け根の外側面から大腿部裏面を経て大腿部内側面へ至る部分で、着用者のヒップ部下縁に沿ったヒップカーブを有したものとすることができる。これにより、このサポータ付き衣類を着用した状態で着用者が下半身の屈伸運動をした場合、大殿筋に対応する部分で有効な負荷を生じさせることができる。
第1サポータ帯と第2サポータ帯は、大腿付け根外側面で互いに交叉したベルト交叉部を形成させ、第1サポータ帯は当該ベルト交叉部の上側を身頃本体のウエスト部における外側面後寄り位置へ達するものとし、第2サポータ帯は上記ベルト交叉部の上側を身頃本体のウエスト部における外側面前寄り位置へ達するものとするのが好適である。
このようにすることで、大腿付け根の外側面での第1、第2サポータ帯の基点(支え点)を、より安定させることができる。
脚用袖は、膝部から更に脛部、及びこの脛部を経て足首部に設けられた裾口までにわたるものとして形成することが可能であり、第1サポータ帯及び第2サポータ帯は、身頃本体のウエスト部と左右の各脚用袖の足首部との間にその全長にわたって設けるようにすることができる。この場合、第1サポータ帯は、脛部の外側面を経て脹ら脛部へと至るものとし、また第2サポータ帯は、脛部の内側面を経て脹ら脛部へと至るものとすればよい。
このようにすることで、このサポータ付き衣類を着用した状態で着用者が下半身の屈伸運動をした場合、着用者の脛に対応する部分にも有効な負荷を生じさせることができる。
なお、第1サポータ帯及び第2サポータ帯は、脚用袖の脹ら脛部から足首部裏面中央を裾口まで直線状に達するものとして、この足首部裏面中央では、第1サポータ帯と第2サポータ帯とを重合させることによる二重サポータ部を形成させるのが好適である。
このように二重サポータ部は、第1サポータ帯単独の他の部位や第2サポータ帯単独の他の部位に比べ、その伸縮力が2倍に強力化したものとなるから、このサポータ付き衣類を着用した状態で着用者が下半身の屈伸運動をした場合、脹ら脛や足首などに対応する部分で、殊に有効な負荷を生じさせることができる。
第1サポータ帯及び第2サポータ帯の伸長率は20〜50%とするのが好適である。20%より小さい値であると伸縮パワーが強すぎて過負荷状態となり、またこのサポータ付き衣類を着用したり脱いだりする行為そのものが面倒になるおそれがある。逆に50%より大きな値であると伸縮パワーが弱すぎて負荷不足になる。なお伸長率は、幅100mm、長さ200mmの試料を9.81Nの定荷重で伸長させたときに、伸長前の無負荷時に比してどの程度伸びるかの割合である。
第1サポータ帯及び第2サポータ帯は、身頃本体及び脚用袖に対して縫着によって設けても、接着によって設けてもよい。
本発明に係るサポータ付き衣類は、筋肉の増強のみならず筋肉維持(衰退防止)を図るうえで、必要部位に有効な負荷を付与でき、十分満足し得る所期作用効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1乃至図4は、本発明に係るサポータ付き衣類1をタイツとして適用した一実施形態を示している。このサポータ付き衣類1は身頃本体2と左右一対の脚用袖3とを有したもので、身頃本体2はウエスト部5から股部6までにわたる部分として形成され、左右の各脚用袖3は、身頃本体2における股部6の両脇(脚入れ用の左右一対の開口が設けられている部分)から大腿部7、膝8、脛部9を経て足首部10へ及ぶ部分として形成されている。この足首部10の先端には裾口11が形成されている。
これら身頃本体2や左右の脚用袖3は、例えば、44〜160デシテックスのポリウレタン繊維を44〜133デシテックスのナイロン糸やポリエステル糸、綿糸などと一緒に編み込んだ伸縮性編地によって形成されている。伸長率は100〜200%とされている。この伸長率は、幅100mm、長さ200mmの試料を9.81Nの定荷重で伸長させたときに、伸長前の無負荷時に比してどの程度伸びるかの割合である。
身頃本体2のウエスト部5と左右の各脚用袖3の足首部10との間には、その全長にわたって2本の第1サポータ帯15及び第2サポータ帯16が、縫着又は接着によって設けられている。これら第1サポータ帯15及び第2サポータ帯16は、いずれも連続するベルト状とされ、それらの長手方向に沿って脚用袖3よりも強い伸縮性を有した生地によって形成されている。
第1サポータ帯15及び第2サポータ帯16は、例えば、78〜267デシテックスのポリウレタン繊維を44〜133デシテックスのポリウレタン繊維を44〜133デシテックスのナイロン糸やポリエステル糸、綿糸などと一緒に編み込んだ伸縮性編地によって形成されている。これら第1サポータ帯15及び第2サポータ帯16の伸長率は20〜50%とされている。
第1サポータ帯15及び第2サポータ帯16の伸長率が20%より小さい値であると伸縮パワーが強すぎて過負荷状態となり、またこのサポータ付き衣類を着用したり脱いだりする行為そのものが面倒になるおそれがある。逆に50%より大きな値であると伸縮パワーが弱すぎて負荷不足になる。
第1サポータ帯15は、その上端部が身頃本体2のウエスト部5における外側面後寄り位置に位置付けられており、そこから左右の各脚用袖3における大腿部7の付け根の外側面へと向かうように設けられている。また、大腿部7における付け根の外側面から大腿部7の正面を経て、膝部8における膝頭の直上を膝内側へ抜け、膝頭まわりを回り込むように下向きに向きを変えて膝頭の直下を膝外側へと抜け、更に、脛部9の外側面を経て脹ら脛部9aへと至るような内ねじれカーブを有している。脹ら脛部9aから先(下方)は、足首部10の裏面中央を裾口11まで直線状に達するようになっている。
これに対し、第2サポータ帯16は、その上端部が身頃本体2のウエスト部5における外側面前寄り位置に位置付けられており、そこから左右の各脚用袖3における大腿部7の付け根の外側面へと向かうように設けられている。また、大腿部7における付け根の外側面から大腿部7の裏面を経た後、大腿部7の内側面及び大腿部7の正面を螺旋状に経、膝部8における膝頭の直上を膝外側へと抜け、膝頭まわりを回り込むように下向きに向きを変えて膝頭の直下を膝内側へと抜け、更に、脛部9の内側面を経て脹ら脛部9aへと至るような外ねじれカーブを有している。
脹ら脛部9aから先(下方)は、第1サポータ15と同様に、足首部10の裏面中央を裾口11まで直線状に達するようになっている。なお、この第2サポータ帯16は、大腿部7における付け根の外側面から大腿部7の裏面を経て大腿部7の内側面へ至る部分で、着用者のヒップ部下縁に沿ったヒップカーブ25を形成するようになっている。
これら第1サポータ帯15及び第2サポータ帯16は、大腿部7における付け根の外側面で互いに交叉したベルト交叉部20を形成させていると共に、膝部8における膝頭の直上及び直下で互いに交叉したベルト交叉部21,22を形成させている。
更にこれら第1サポータ帯15及び第2サポータ帯16は、脹ら脛部9aから足首部10の裏面中央を裾口11まで直線状に達する部分において、互いが重合した二重サポータ部23を形成させている。
このような構成を具備したサポータ付き衣類1において、第1サポータ帯15及び第2サポータ帯16は、大腿部7の付け根外側面に形成されたベルト交叉部20により、着用者の腰部周辺に対応してここを覆うような位置付けを確立させた状態に安定し、また膝頭直上に形成されたベルト交叉部21や膝頭直下に形成されたベルト交叉部22により、着用者の膝に対応した位置付けを確立させた状態で安定している。
すなわち、ベルト交叉部20が上位側基点(支え点)となり、ベルト交叉部21,22が下位側基点(支え点)となるため、このサポータ付き衣類1を着用した状態で着用者が下半身の屈伸運動をすると、これら上位置のベルト交叉部20と下位置のベルト交叉部21,22の上下間、すなわち、身頃本体2のウエスト部5と左右の各脚用袖3の膝部8との間で強力な引っ張りを受けることになり、着用者の大腿四頭筋(大腿直筋・外側広筋・内側広筋・中間広直筋)をはじめ、縫工筋など、主に大腿の正面に対して有効な負荷を生じさせるようになる。
しかも、このとき第2サポータ帯16は、大腿部7における付け根の外側面から大腿部7の裏面を経て大腿部7の内側面へ至る部分で形成されたヒップカーブ25が強力な引っ張りを受けることになるので、着用者の大殿筋などに対しても有効な負荷を生じさせるようになる。
更にまた第2サポータ帯16は、このヒップカーブ25から大腿部7の正面へと至る部分が着用者の大腿まわりで螺旋状に巻き付いており、この部分が強力な引っ張りを受けることになるので、着用者の大腿二頭筋など、大腿の裏面に対しても有効な負荷を生じさせるようになる。
なお、膝頭直上のベルト交叉部21や膝頭直下のベルト交叉部22は、第1サポータ帯15及び第2サポータ帯16が膝頭まわりを回り込むようにして形成されたものであることから、着用者の膝の曲げ動作を妨げることはなく、着用者は容易に屈伸運動が行える。また、これらベルト交叉部21,22で膝8の左右両側を均等に拘束するような張力が作用するため、着用者が屈伸運動を行っても脚用袖3の着用状態にねじれ(左右方向の位置ズレ)が起こることが防止され、負荷の効果に確実性が得られる。
第1サポータ帯15及び第2サポータ帯16は、脹ら脛部9aから足首部10の裏面中央を裾口11まで達する部分に形成された二重サポータ部23で、その伸縮力が2倍に強力化されているので、着用者の腓腹筋、短腓骨筋、長腓骨筋、ひらめ筋、前頸骨筋など、主に脛周辺の脹ら脛や足首などに対して有効な負荷を生じさせるようになる。
このように、大腿周辺の筋肉や大殿筋など、大きな筋肉に対して有効な負荷を生じさせ、鍛えることは基礎代謝の低下を防止するうえで非常に効果的となり、また適正箇所の筋肉を適度に押圧乃至圧迫することで、活動量が促され、よりよい効果が得られるものとなる。
身頃本体2及び左右の脚用袖3にエステルベア天(ポリエステル84Tとポリウレタン100Tによる天竺編)を用い、第1サポータ帯15及び第2サポータ帯16にパワーネット(ナイロンとポリウレタンによるラッセル編)を用いたサポータ付き衣類1について、体格及び体重が略同じ健康な成人男性6名による着用実験を行った。
脚用袖3による大腿直筋への着用平均圧(第1、第2サポータ帯15,16の無い位置)は立位時6.6hpa脚上げ時6.1hpaであり、ベルト交叉部21による膝頭直上への着用平均圧は立位時6.3hpa脚上げ時12.3hpaであり、ベルト交叉部22による膝頭直下への着用平均圧は立位時11.2hpa脚上げ時19.1hpaであり、二重サポータ部23による腓腹筋への着用平均圧は立位時16.4hpa脚上げ時20.6hpaであり、身頃本体2による大殿筋への着用平均圧(第1、第2サポータ帯15,16の無い位置)は立位時3.4hpa脚上げ時7.7hpaであり、第2サポータ帯16ヒップカーブ25による大殿筋への着用平均圧は立位時8.3hpa脚上げ時15.1hpaであった。
実験期間は3週間にわたる毎日、午前9時から午後4時までの連続着用とし、実験内容は、足首にウエイトを付けてこれを後ろ向きに持ち上げていられる時間(筋持久時間)をストップウォッチで計測すると共に、そのときの酸素摂取量を呼気ガス代謝モニターで計測し、日ごとの変化を観察する方法を採用した。ウエイトは、実験初日に計測した各人の最大筋力の50%になるように設定した。
実験の結果、筋持久時間は実験初日に約250秒(平均値)であったのが日ごとに長くなり、実験終了日には370秒を超えるまで(平均値)に伸びる結果が得られた。また酸素摂取量については実験初日に3.5ml/min/kg(平均値)であったのが日ごとに増えて、実験終了日には4.2ml/min/kgを上回るまで(平均値)に増加する結果が得られた。
これらは、筋肉の代謝量が増え、筋肉増強乃至筋肉維持(衰退防止)が図られていることを裏付けている。
ところで、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
脚用袖3は、膝上部までの長さとしたり、膝下部までの長さとしたり、七分丈としたりすることも可能である。これらにより、第1サポータ帯15及び第2サポータ帯16を設ける範囲を適宜選択し、必要箇所、或いは所望箇所に限定した筋力維持や筋肉増強に役立てるようにすることができる。
第1サポータ帯15及び第2サポータ帯16の帯幅寸法は限定されるものではない。また第1サポータ帯15及び第2サポータ帯16はそれらの全長にわたって一定帯幅である必要もなく、部分的に広幅化したり細幅化したりすることも可能である。
本発明に係るサポータ付き衣類の一実施形態を示した斜視図である。 図1のサポータ付き衣類の正面図である。 図2に対応する右側面図である。 図2に対応する背面図である。
符号の説明
1 サポータ付き衣類
2 身頃本体
3 脚用袖
5 ウエスト部
6 股部
7 大腿部
8 膝部
8a 膝上部
8b 膝下部
9a 脹ら脛部
10 足首部
11 裾口
15 第1サポータ帯
16 第2サポータ帯
20 ベルト交叉部(大腿付け根外側面)
21 ベルト交叉部(膝頭直上)
22 ベルト交叉部(膝頭直下)
23 二重サポータ部
25 ヒップカーブ

Claims (7)

  1. ウエスト部(5)から股部(6)までにわたる身頃本体(2)と、この身頃本体(2)の股部(6)両脇から大腿部(7)を経て少なくとも膝下部(8b)へ及ぶ左右一対の脚用袖(3)とを有し、
    身頃本体(2)のウエスト部(5)と左右の各脚用袖(3)の膝下部(8b)との間にその全長にわたってベルト状に連続し且つ長手方向に沿って脚用袖(3)よりも強い伸縮性を有した2本の第1サポータ帯(15)及び第2サポータ帯(16)が設けられており、
    左右の各脚用袖(3)において第1サポータ帯(15)は大腿付け根の外側面から大腿部(7)正面を経て膝頭直上を膝内側へ抜け膝頭まわりを回り込むように下向きに向きを変えつつ膝頭直下を膝外側へと抜ける内ねじれカーブを有し、
    第2サポータ帯(16)は大腿付け根の外側面から大腿部(7)裏面、大腿部(7)内側面及び大腿部(7)正面を螺旋状に経て膝頭直上を膝外側へと抜け膝頭まわりを回り込むように下向きに向きを変えつつ膝頭直下を膝内側へと抜ける外ねじれカーブを有しており、
    前記第1サポータ帯(15)と第2サポータ帯(16)は、大腿付け根外側面で互いに交叉したベルト交叉部(20)を形成させ、第2サポータ帯(16)が前記ベルト交叉部(20)から大腿部裏面、大腿部内側面、大腿部正面を順に経て膝頭直上へ大腿部を螺旋状に回り込んで設けられており、
    膝頭の直上及び直下に第1、第2サポータ帯(15,16)が互いに交叉したベルト交叉部(21,22)が形成されており、
    前記第2サポータ帯(16)は、大腿付け根の外側面から大腿部(7)裏面を経て大腿部(7)内側面へ至る部分で、着用者のヒップ部下縁に沿ったヒップカーブ(25)を有しており、
    前記第1サポータ帯(15)と第2サポータ帯(16)は、大腿付け根外側面で互いに交叉したベルト交叉部(20)を形成させ、第1サポータ帯(15)は当該ベルト交叉部(20)の上側を身頃本体(2)のウエスト部(5)における外側面後寄り位置へ達するものとされ、第2サポータ帯(16)は上記ベルト交叉部(20)の上側を身頃本体(2)のウエスト部(5)における外側面前寄り位置へ達するものとされていることを特徴とするサポータ付き衣類。
  2. ウエスト部(5)から股部(6)までにわたる身頃本体(2)と、この身頃本体(2)の股部(6)両脇から大腿部(7)、膝部(8)、脛部(9)を経て足首部(10)に設けられた裾口(11)までにわたる左右一対の脚用袖(3)とを有し、
    身頃本体(2)のウエスト部(5)と左右の各脚用袖(3)の足首部(10)との間にその全長にわたってベルト状に連続し且つ長手方向に沿って脚用袖(3)よりも強い伸縮性を有した2本の第1サポータ帯(15)及び第2サポータ帯(16)が設けられており、
    左右の各脚用袖(3)において第1サポータ帯(15)は大腿部(7)正面から膝頭直上を膝内側へ抜け膝頭まわりを回り込むように下向きに向きを変えつつ膝頭直下を膝外側へと抜け且つ脛部(9)の外側面を経て脹ら脛部(9a)へと至る内ねじれカーブを有し、
    第2サポータ帯(16)は大腿部(7)正面から膝頭直上を膝外側へと抜け膝頭まわりを回り込むように下向きに向きを変えつつ膝頭直下を膝内側へと抜け且つ脛部(9)の内側面を経て脹ら脛部(9a)へと至る外ねじれカーブを有しており、
    前記第1サポータ帯(15)と第2サポータ帯(16)は、大腿付け根外側面で互いに交叉したベルト交叉部(20)を形成させ、第2サポータ帯(16)が前記ベルト交叉部(20)から大腿部裏面、大腿部内側面、大腿部正面を順に経て膝頭直上へ大腿部を螺旋状に回り込んで設けられており、
    膝頭の直上及び直下に第1、第2サポータ帯(15,16)が互いに交叉したベルト交叉部(21,22)が形成されており、
    前記第2サポータ帯(16)は、大腿付け根の外側面から大腿部(7)裏面を経て大腿部(7)内側面へ至る部分で、着用者のヒップ部下縁に沿ったヒップカーブ(25)を有しており、
    前記第1サポータ帯(15)と第2サポータ帯(16)は、大腿付け根外側面で互いに交叉したベルト交叉部(20)を形成させ、第1サポータ帯(15)は当該ベルト交叉部(20)の上側を身頃本体(2)のウエスト部(5)における外側面後寄り位置へ達するものとされ、第2サポータ帯(16)は上記ベルト交叉部(20)の上側を身頃本体(2)のウエスト部(5)における外側面前寄り位置へ達するものとされていることを特徴とするサポータ付き衣類。
  3. 前記第1サポータ帯(15)及び第2サポータ帯(16)は、脚用袖(3)の脹ら脛部(9a)から足首部(10)裏面中央を裾口(11)まで直線状に達するものとされ、この足首部(10)裏面中央では第1サポータ帯(15)と第2サポータ帯(16)とが重合した二重サポータ部(23)が形成されていることを特徴とする請求項2記載のサポータ付き衣類。
  4. ウエスト部(5)から股部(6)までにわたる身頃本体(2)と、この身頃本体(2)の股部(6)両脇から大腿部(7)を経て少なくとも膝上部(8a)へ及ぶ左右一対の脚用袖(3)とを有し、
    身頃本体(2)のウエスト部(5)と左右の各脚用袖(3)の膝上部(8a)との間にその全長にわたってベルト状に連続し且つ長手方向に沿って脚用袖(3)よりも強い伸縮性を有した2本の第1サポータ帯(15)及び第2サポータ帯(16)が設けられており、
    左右の各脚用袖(3)において第1サポータ帯(15)は大腿付け根の外側面から大腿部(7)正面を経て膝頭直上を膝内側へ抜ける内ねじれカーブを有し、
    第2サポータ帯(16)は大腿付け根の外側面から大腿部(7)裏面、大腿部(7)内側面及び大腿部(7)正面を螺旋状に経て膝頭直上を膝外側へと抜ける外ねじれカーブを有しており、
    前記第1サポータ帯(15)と第2サポータ帯(16)は、大腿付け根外側面で互いに交叉したベルト交叉部(20)を形成させ、第2サポータ帯(16)が前記ベルト交叉部(20)から大腿部裏面、大腿部内側面、大腿部正面を順に経て膝頭直上へ大腿部を螺旋状に回り込んで設けられており、
    膝頭の直上に第1、第2サポータ帯(15,16)が互いに交叉したベルト交叉部(21)が形成されており、
    前記第2サポータ帯(16)は、大腿付け根の外側面から大腿部(7)裏面を経て大腿部(7)内側面へ至る部分で、着用者のヒップ部下縁に沿ったヒップカーブ(25)を有しており、
    前記第1サポータ帯(15)と第2サポータ帯(16)は、大腿付け根外側面で互いに交叉したベルト交叉部(20)を形成させ、第1サポータ帯(15)は当該ベルト交叉部(20)の上側を身頃本体(2)のウエスト部(5)における外側面後寄り位置へ達するものとされ、第2サポータ帯(16)は上記ベルト交叉部(20)の上側を身頃本体(2)のウエスト部(5)における外側面前寄り位置へ達するものとされていることを特徴とするサポータ付き衣類。
  5. 前記第1サポータ帯(15)及び第2サポータ帯(16)の伸長率は20〜50%とされていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のサポータ付き衣類。
  6. 前記第1サポータ帯(15)及び第2サポータ帯(16)は、身頃本体(2)及び脚用袖(3)に対して縫着によって設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のサポータ付き衣類。
  7. 前記第1サポータ帯(15)及び第2サポータ帯(16)は、身頃本体(2)及び脚用袖(3)に対して接着によって設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のサポータ付き衣類。
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