JP4218866B2 - スポット溶接ガン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スポット溶接ガン特に,ロボットの手首に接続される溶接ガンで、可動ア―ムを電動機の駆動によって動作させる加圧駆動部本体を備えたスポット溶接ガンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ロボットの手首に接続される溶接ガンが加圧駆動部本体を有し、電動機の駆動によって回転するねじ軸と該ねじ軸と螺合するナットとを備えた前記加圧駆動部本体の一端側に、該加圧駆動部本体の軸線と直角方向に固定ア―ムを取付け、前記加圧駆動部本体内のナット側の移動によって、可動ア―ムを前記固定ア―ムに対して接近および離間させるようにしたスポット溶接ガンがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10ー34346号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来例のスポット溶接ガンは、コンパクトな構成で加圧力の変動することが少ないものとなるが、加圧駆動部本体内を移動するナット側に、可動ア―ムが一体的に取付けられ、この可動ア―ムが加圧駆動部本体に沿って摺動するため、加圧駆動部本体の一側面に可動ア―ムの摺動路を形成する必要があり、この摺動路の開口により、駆動部内に溶接スパッタや冷却水等が侵入して該駆動部内の駆動部構成要素を犯し、これら要素の寿命を著しく短くすると共に、該摺動路の開口の形成により、加圧駆動部本体の剛性が弱く、直動軸受けやねじ軸等の寿命を更に短くするおそれがある。
【0005】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、可動ア―ムを加圧ロッドの加圧駆動部本体外で移動する部分に取付けることで、加圧駆動部本体内部は溶接スパッタや冷却水等から保護されると共に、加圧駆動部本体の剛性がアップされて、故障の少ないところのコンパクトで長期に亙って使用され得るスポット溶接ガンを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明におけるスポット溶接ガンは、加圧駆動部本体内のナット側に加圧ロッドを取付け、前記ナットと螺合するねじ軸を該加圧ロッド内に収納し、該加圧ロッドを加圧駆動部本体の他端側で該加圧駆動部本体から伸縮するように配置し、該加圧ロッドの先端側に加圧駆動部本体の軸線と直角方向に可動ア―ムを取付け、加圧ロッドの一端部に前記ナットを位置付けて可動ア―ムを固定ア―ムに対して接近および離間させるようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の態様】
図1ないし図3を参照してこの発明の実施例について説明をする。
図において、1はロボットの手首2にガンブラケット3を介して接続された溶接ガンであり、前記ガンブラケット3には溶接トランス4と加圧駆動部本体5とが固着されている。
【0008】
前記加圧駆動部本体5の一端側にはプ―リケ―ス6が固着されており、該プ―リケ―ス6には電動機7が接続され、該電動機7の出力軸8には前記プ―リケ―ス6内においてプ―リ9が配置されている。
【0009】
また、前記加圧駆動部本体5の一端側には、該加圧駆動部本体の軸線と直角方向には固定ア―ム10が取付けられている。そして、加圧駆動部本体5内にはその軸線方向にねじ軸11が配置され、該ねじ軸11は軸受け12に片持ち支持されている。そして、ねじ軸11の一端部は前記プ―リケ―ス6内においてプ―リ13に接続されており、該ねじ軸11には例えばボ―ルナットのようなナット14が螺合されている。なお、15は前記プ―リ9,13間に張設された歯付ベルトである。
【0010】
16は加圧ロッドであり、該加圧ロッドの一端部には前記ナット14が固定されていると共に、該加圧ロッドの先端部は、前記加圧駆動部本体5の他端側で該加圧駆動部本体から伸縮するように配置されている。また、該加圧ロッドの中間外周には2個の直動軸受け17,17が固定されており、該両直動軸受けは前記加圧駆動部本体5の内周に軸線方向に配置されたガイドレ―ル18によって加圧駆動部本体5内を移動するようになっている。
【0011】
また、前記加圧ロッド16の先端部には前記加圧駆動部本体5の軸線と直角方向に可動ア―ム19が取付けられている。そして、該可動ア―ムの先端には電極20が設けられ、該電極20は前記固定ア―ム10の先端に設けた電極21と対向するように配置されている。
【0012】
そして、図1,3で示すような前記電極20と21とが加圧状態にある、可動ア―ム19が固定ア―ム10に対して最も接近した図示の状態では、両電極20,21の位置は加圧駆動部本体5の側方で加圧駆動部本体5の長さ範囲内,好ましくは加圧駆動部本体5の軸線方向の略中心部に位置するようにするとよい。なお、図3には仮想線で電極20が開放状態にあるときの可動ア―ム19や加圧ロッド16(その一部)を示している。
【0013】
以上のような構成からなる溶接ガン1において、図示の加圧状態から電動機7の駆動により、電動機7からベルト15を介してプ―リ13を回転させるとねじ軸11が回転し、その回転によってナット14が回転しようとするが、その回転力は直動軸受け17,17によって抑制されてナット14の前進運動に変換され、該ナット14を組み込んだ加圧ロッド16は前進し、電極20は開放状態となる。
【0014】
ところで、可動ア―ム19は加圧駆動部本体5に沿って摺動するのではなく、可動ア―ム19を加圧ロッド16の加圧駆動部本体5外で移動する部分に取付けることで、加圧駆動部本体5の一側面に可動ア―ム19の摺動路を形成する必要がなく、したがって加圧駆動部本体5の剛性がアップされ、しかも加圧駆動部本体5内部は溶接スパッタや冷却水等から保護される、故障の少ないところのコンパクトな溶接ガン1となる。
【0015】
【発明の効果】
本発明においては、可動ア―ムを加圧ロッドの加圧駆動部本体外で移動する部分に取付けることで、加圧駆動部本体の一側面に可動ア―ムの摺動路を形成する必要がなく、したがって加圧駆動部本体の剛性がアップされ、しかも加圧駆動部本体内部は溶接スパッタや冷却水等から保護される、故障の少ないところのコンパクトで長期に亙って使用され得る溶接ガンとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る溶接ガンの全体正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明に係る溶接ガンの駆動部の一部断面に正面図である。
【符号の説明】
1 溶接ガン
2 ロボットの手首
5 加圧駆動部本体
7 電動機
10 固定ア―ム
11 ねじ軸
14 ナット
16 加圧ロッド
19 可動ア―ム
Claims (1)
- ロボットの手首に接続される溶接ガンが加圧駆動部本体を有し、電動機の駆動によって回転するねじ軸と該ねじ軸と螺合するナットとを備えた前記加圧駆動部本体の一端側に、該加圧駆動部本体の軸線と直角方向に固定ア―ムを取付け、前記加圧駆動部本体内のナット側の移動によって、可動ア―ムを前記固定ア―ムに対して接近および離間させるようにしたスポット溶接ガンにおいて、前記加圧駆動部本体内のナット側に加圧ロッドを取付け、前記ナットと螺合するねじ軸を該加圧ロッド内に収納し、該加圧ロッドを加圧駆動部本体の他端側で該加圧駆動部本体から伸縮するように配置し、該加圧ロッドの先端側に加圧駆動部本体の軸線と直角方向に可動ア―ムを取付け、加圧ロッドの一端部に前記ナットを位置付けて可動ア―ムを前記固定ア―ムに対して接近および離間させるようにしたことを特徴とするスポット溶接ガン。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002305316A JP4218866B2 (ja) | 2002-10-21 | 2002-10-21 | スポット溶接ガン |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2002305316A JP4218866B2 (ja) | 2002-10-21 | 2002-10-21 | スポット溶接ガン |
Publications (2)
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|---|---|
| JP2004136353A JP2004136353A (ja) | 2004-05-13 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| JP (1) | JP4218866B2 (ja) |
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2002
- 2002-10-21 JP JP2002305316A patent/JP4218866B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2004136353A (ja) | 2004-05-13 |
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