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JP4222611B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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JP4222611B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技場に設置されるパチンコ機などの遊技機に関するものである。
現在、パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるパチンコ機やスロットマシン等の遊技機の多くには図柄表示装置が設けられており、図柄表示装置が遊技中に作動することで遊技の興趣が高められている。図柄表示装置としては、外周に複数種類の図柄が配列されたリールが実際に回転されるリール駆動タイプのものや、グラフィックデータに基づいて擬似的にリールの回転をCRTや液晶表示装置に表示して図柄の移動する様子を再現するビデオタイプのもの等がある。いずれのタイプにしても、図柄の変動表示後に表示される複数種類の図柄の組み合わせによって遊技者にとって有利か否かを告知している。
リール駆動タイプの図柄表示装置を有する遊技機では、複数のリールが互いに側縁を対向させ、かつ等間隔を隔てて水平方向に一列に並んでおり、各リールの前方に設けられた表示窓を通してリールの外周に形成された図柄が外部に露呈する。中には遊技の興趣をより高めるためにそれぞれのリールで回転速度や回転方向を異ならせたものもある。遊技機の前で遊技を行っている遊技者は表示窓から露呈するリールの外周に形成された図柄を観察し、図柄の組み合わせから遊技が有利な状態にあるのか、あるいは不利な状態にあるのかといったことを観察しながら遊技を行っていた。
ところで、パチンコ機等の弾球遊技機では、障害釘や各種入賞口等を固定した遊技盤が遊技盤内を視認可能にするガラス板等の透明な板部材によって覆われており、これによって遊技盤と透明な板部材との間には遊技球が流下する遊技領域が形成されている。現在、遊技領域に打ち出された遊技球を一時的に滞在させて遊技の興趣を高めるステージがリールの前に設けられたものが一般的に普及しており、ステージの下方には入賞に応じて電子抽選を行う始動入賞口が設けられ、ステージは始動入賞口に遊技球を導くように形状が加工されている。このため、例えば、ステージに進入した遊技球はステージ上を遥動し、これを見た遊技者はステージの下方に位置した始動入賞口に遊技球が入賞することを期待して遊技を行っていた。
しかしながら、図柄表示装置が有する複数のリールは、互いに側縁を対向させ、かつ等間隔を隔てて水平方向に一列に並んでいるため、リールの前側を利用したい場合、例えば、リールの前側に遊技球を一時的に滞在させるステージを設けたい場合等には、リールの前側にステージの設置が可能なスペースを新たに形成する必要がある。このスペースを形成するため従来は全てのリールを遊技盤の奥へ配置してリールの前にステージを設けるためのスペースを形成しており、このため奥行が増大して遊技機が大型化していた。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、奥行の増大を最小にとどめながらリールの前側に利用可能なスペースを確保した遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の弾球遊技機は、中央に位置する円筒形状の中央リール、前記中央リールの右側又は左側に位置し、一方の側縁の径が他方の側縁の径よりも小さくなるように形成されたテーパー形状の右端部リール又は左端部リールを有し、これらリールを水平方向に並べて配置する際に、前記右端部リールの小径側の側縁と前記中央リールの右側の側縁とを対向させて配置させるとともに、前記左端部リールの小径側の側縁と前記中央リールの左側の側縁とを対向させて配置させた3つのリールと、右端部リールの先端部から左端部リールの先端部に至るライン及び前記3つのリールの配置により各リールの前端に沿って形成される略弧状のラインによって囲まれるスペースに設けられ、遊技球を一時的に滞在させるステージとを備えることを特徴とする。
また、本発明の弾球遊技機は、中央から右側に位置する円筒形状の右中央リール、中央から左側に位置する円筒形状の左中央リール、及び前記右中央リールの右側又は前記左中央リールの左側に位置し、一方の側縁の径が他方の側縁の径よりも小さくなるように形成されたテーパー形状の右端部リール又は左端部リールを有し、これらリールを水平方向に並べて配置する際に、前記右端部リールの小径側の側縁と前記右中央リールの右側の側縁とを対向させて配置させるとともに、前記左端部リールの小径側の側縁と前記左中央リールの左側の側縁とを対向させて配置させた4つのリールと、
右端部リールの先端部から左端部リールの先端部に至るライン及び前記4つのリールの配置により各リールの前端に沿って形成される略弧状のラインによって囲まれるスペースに設けられ、遊技球を一時的に滞在させるステージとを備えることを特徴とする。
また、本発明の弾球遊技機は、中央から右側に位置する円筒形状の右中央リール、中央から左側に位置する円筒形状の左中央リール、前記右中央リールと前記左中央リールとの間に位置する円筒形状の中心リール、及び前記右中央リールの右側又は前記左中央リールの左側に位置し、一方の側縁の径が他方の側縁の径よりも小さくなるように形成されたテーパー形状の右端部リール又は左端部リールを有し、これらリールを水平方向に並べて配置する際に、前記右端部リールの小径側の側縁と前記右中央リールの右側の側縁とを対向させて配置させるとともに、前記左端部リールの小径側の側縁と前記左中央リールの左側の側縁とを対向させて配置させた5つのリールと、右端部リールの先端部から左端部リールの先端部に至るライン及び前記5つのリールの配置により各リールの前端に沿って形成される略弧状のラインによって囲まれるスペースに設けられ、遊技球を一時的に滞在させるステージとを備えることを特徴とする。
本発明の遊技機によれば、水平方向に並んだ複数のリールを平面視して、端に位置するリールに向かうに従って次第に前方に突出するとともに各リールの前端から後端に向う方向がリールの前側に位置する所定ポイントからの放射方向と略平行となるようにそれぞれのリールを配置したことにより、一方の端に位置するリールの前側の先端部から他方の端に位置するリールの前側の先端部に至るラインと、各リールの前端に沿った略弧状のラインと、によって囲まれるスペースを形成することができ、このスペースを利用することで奥行の増加を最小限にとどめた遊技機を提供することができる。
また、水平方向に並んだ複数のリールを平面視して、端に位置するリールに向かうに従って次第に前方に突出するとともに各リールの前端から後端に向う方向がリールの前側に位置する所定ポイントからの放射方向と略平行となるようにそれぞれ配置されたリールのうち、一方の端に位置するリールの前側の先端部から他方の端に位置するリールの前側の先端部に至るラインと、各リールの前端に沿った略弧状のラインと、によって囲まれるスペースに遊技球を一時的に滞在させるステージを設けたから、ステージを設けるためにリールの前側に新たにスペースを形成する必要はなく、これにより奥行の増大を最小限にとどめながらリールの前側にステージを設けた弾球遊技機を提供することができる。
また、水平方向に並んだ3つのリールを有し、各リールの外周に配列された図柄をリールの前側に設けられた表示窓から外部に表示する遊技機であって、リールは円筒形状に形成されるとともに中央に位置した1つの中央リールと、この中央リールの両脇に位置するとともにテーパー形状に形成され、かつそれぞれ小径側の側縁が前記中央リールの側縁と対向する2つの端部リールとからなることにより、一方の端部リールの大径側の側縁の前端から他方の端部リールの大径側の側縁の前端に至るラインと、それぞれのリールの前端に沿った略弧状のラインとによって囲まれるスペースが形成され、このスペースを利用することで奥行の増加を最小限にとどめた遊技機を提供することができる。
本発明を実施したパチンコ機の第1実施形態について説明する。図1に本発明を実施したパチンコ機の外観を示す。パチンコ機2には基体となる本体部材3に対して回動自在となるように図示しないヒンジ部を介して上部扉4と下部扉5とからなる前面扉6が組み付けられている。上部扉4の中央には開口4aが設けられており、この開口4aは上部扉4の表側に組み付けられるガラス7によって遮蔽される。上部扉4が閉じている状態では遊技の際に遊技領域21を流下するパチンコ玉や、遊技領域21に設けられた構造物は、ガラス7を介して視認される。
下部扉5には、受け皿10、操作ハンドル11が設けられている。受け皿10には遊技を開始する際にパチンコ玉が供給される他に、遊技領域21を流下するパチンコ玉が遊技領域21に設けられた入賞口のいずれかに入賞したことに応じてパチンコ玉が払い出される。なお、符号13は払い出し口であり、この払い出し口13を介してパチンコ玉が受け皿10に払い出される。
操作ハンドル11は遊技を行う際に回動操作され、この操作ハンドル11の回動を受けてパチンコ機2の内部に設けられた発射装置はパチンコ玉の打ち出しの強さを調整する。なお、操作ハンドル11は図示しない捩りバネによってパチンコ玉を遊技領域21に発射しない基準位置に付勢されており、基準位置から回動された操作ハンドル11から手が離れると操作ハンドル11は基準位置に戻るようになっている。
開口4a内には、障害釘等が打ち込まれた遊技盤14が設けられ、遊技盤14とガラス7、及びガイドレール20等によってパチンコ玉が流下する遊技領域が形成されている。遊技盤14には図示しない障害釘の他、風車、通過チャッカ−22、始動入賞口23aを備えたスタートチャッカ−23、図柄表示装置25等が設けられている。図柄表示装置25は水平方向に並んだ3つのリールを有しており、これらのリールによって始動入賞口23aにパチンコ玉が入賞したことに応じて行われる電子抽選の結果が遊技者に告知される。なお、パチンコ玉は上記障害釘や風車に弾かれるか、図柄表示装置25等に弾かれて遊技領域21を流下し、上記入賞口のいずれかに入賞するか、アウト口30によって回収される。
パチンコ機2には、遊技の興趣を高めるための音声発生装置、パチンコ玉を遊技領域に打ち出す発射装置、遊技領域に打ち出されたパチンコ玉が所定の入賞口に入賞することに応じてパチンコ玉を払い出す払い出し装置、及びこれらを含めたパチンコ機全体の動作を制御する制御装置等が設けられている。制御装置とその他の装置とはコネクタとケーブルとからなるハーネスなどによって互いに接続されており、パチンコ機は音声発生装置から演出効果を高めるための音声を発生するなどの動作を行う。
操作ハンドル11を初期位置から回動させると、操作ハンドル11の位置に応じた打ち出しの強さでパチンコ球が一個ずつ遊技領域21に打ち出され、始動入賞口23a、通常入賞口、ハズレ扱いとなるアウト口30等のいずれかに入賞する。始動入賞口23aにパチンコ球が入ったときには、パチンコ機2を遊技者にとって有利な遊技状態に移行するか否かを決める電子抽選が行われ、この電子抽選の結果は図柄表示装置25によって遊技者に告知される。電子抽選が行われると、図柄表示装置25において図柄の変動表示が開始され、例えば、所定の図柄、例えば「7−7−7」が表示されると当たりとなり、所定の図柄が揃わなければハズレとなる。
図柄表示装置25には横方向に3つ表示窓31aが形成されており、それぞれの表示窓31aからは図柄が表示される。始動入賞口23aにパチンコ球が入賞して電子抽選が行われた際には、図柄表示装置25が作動して各行ごとに図柄が縦方向に流れるように表示される変動表示状態となる。図柄の変動表示後に図柄が停止表示されて所定の図柄が表示されると大当たりとなり、パチンコ機2は遊技者にとって有利な大当たりモードに移行する。また、特定の図柄にて構成される組み合わせが揃った場合、例えば、図柄を数字で構成したときに、奇数が揃った場合などには、大当たりに引き続き確立変動モードに所定の時間だけ移行する。
図2に示すように、図柄表示装置25では、装飾が施された化粧枠31の後方に第1リール27、第2リール28、第3リール29が位置する。化粧枠31には3つの表示窓31aが設けられ、表示窓31aの上には保留球表示部31bが設けられ、表示窓31aの下にはパチンコ玉を一時的に滞在させる第1ステージ31cが形成されている。パチンコ機2は、図柄表示装置25で図柄の変動表示が行われている間にパチンコ玉が始動入賞口23aに入賞した場合には、所定個数(例えば4個)の入賞を限度に保留球として記憶し、保留球表示部31bは保留球の個数をランプを点灯させることで表示する。図柄が停止表示された時点で保留球表示部31bに保留球のランプが点灯している場合には、保留球表示部のランプが1つ消灯されるとともに再び図柄表示装置25が作動し、変動表示が行われた後に図柄が停止表示されて電子抽選の結果が告知される。
化粧枠31にはパチンコ玉を第1ステージ31cに導くための開口31dが設けられており、開口31dに進入したパチンコ玉は第1ステージ31c上を転がり、第1ステージ31cに設けられた落とし孔31eから第2ステージ31fに落下する。第2ステージ31fは前側に低く傾いており、これによって始動入賞口23aにパチンコ玉が入賞しやすくなっている。始動入賞口23aにパチンコ玉が入賞した場合にはこれを契機として遊技者に有利な遊技状態に移行するか否かを決める電子抽選が行われる。
水平方向に並んだ3つの表示窓31aの奥には第1リール27、第2リール28、第3リール29が配置されている。後で詳しく説明するが、第1、第2、第3リール27、28、29はそれぞれリール筐体に組み込まれてリールユニットを形成しており、それぞれのリール筐体は第1固定部材37、第2固定部材38を介して化粧枠31に組み付けられる。第1〜第3リール27〜29の外周には図柄が配列されており、第1〜第3リール27〜29までが回転することで図柄が縦方向に流れる変動表示が行われる。第1〜第3リール27〜29が停止した時点では、それぞれのリールの前方に形成された各表示窓31aから1個の図柄が外部に表示される。
図3に3つのリールユニットを第1、第2固定部材37、38に組み付ける際の分解斜視図を示す。第1リール27、第2リール28、第3リール29はそれぞれ第1、第2、第3リール筐体33、34、35に収容され、各リール筐体はリールの外周と対面する胴部33a、34b、35aとリールの側縁と対向する側面部33b,34b,35bとからなる。各リール筐体の胴部33a,34a,35aには、リールの前側に位置するとともにリールの外周に配列された図柄を露呈するための開口33c、34c、35cが形成され、各リール筐体の胴部の上部及び下部には胴部から突出した板状の取り付け部が形成されている。各リール筐体に形成された上部の取り付け部33d、34d、35d、及び下部の取り付け部33e、34e、35eにはネジの挿通孔が2つずつ形成されている。第1固定部材37、及び第2固定部材38にはそれぞれ上部の取り付け部に形成された挿通孔に合わせてネジを螺嵌するためのネジ穴が形成されている。上部の取り付け部33d、34d、35dに形成された挿通孔に挿通されたネジが第1固定部材37にネジ止めされ、下部の取り付け部33e、34e、35eに形成された挿通孔に挿通されたネジが第2固定部材38にネジ止めされて、第1、第2、第3リール筐体33、34、35は第1固定部材37、及び第2固定部材38に取り付けられる。
図4(a)と(b)に第1、第2固定部材37、38を水平方向に切断した断面図を示す。第1固定部材37には各リール筐体の上部に形成された取り付け部33d、34d、35dに対応して、第1取り付け面37a、第2取り付け面37b、第3取り付け面37cが形成されている。第1、及び第3取り付け面37a,37cは第2取り付け面37bに対して、外側に傾いている。第2固定部材38には各リールの下部に形成された取り付け部33e、34e、35eに対応する第1取り付け面38a、第2取り付け面38b、第3取り付け面38cが形成されており、第1及び第3取り付け面38a,38cは第2取り付け面38bに対して外側に傾斜している。
図5の(a)、(b)にそれぞれ第1、第2リール筐体33、34の斜視図を示し、図5(c)に第3リール筐体35の分解斜視図を示す。第1、第2、第3リール筐体33、34、35の側面部33b、34b、35bにはコネクタを通すための挿通孔33f、34f、35fが設けられている。第3リール筐体35の分解斜視図を用いて以下を説明する。なお、第1、第2リール筐体33、34についてはそれぞれ挿通孔が設けられた位置が第3リール筐体35と異なるのみでその他の部分については同様である。図5(c)に示すように、第3リール29はモータ39に組み付けられており、モータ39はモータホルダ40によって第3リール筐体35に固定されている。挿通孔35fにはモータの駆動を制御する駆動回路とモータ39とを接続するためのハーネスが通され、これにより第3リール29が組み付けられたたモータ39は駆動回路と接続して駆動回路によって駆動が制御される。第1リール筐体33と第2リール筐体34については同じ位置に挿通孔33f、34fが形成されているが、第3リール筐体35の挿通孔35fの位置は、第1、第2リール筐体33、34の挿通孔33f、34fの位置とは異り、第2リール筐体34の側面部34bと対面する第3リール筐体35の側面部35bに設けられており、挿通孔34fに挿通されたハーネスと挿通孔35fに挿通されたハーネスとが重ならないようになっている。
図6に水平方向に並ぶ第1、第2、第3リール筐体33、34、35を平面視した平面図を示す。それぞれのリール筐体33、34、35が第1、第2固定部材37,38に取り付けられると、端に位置する第1リール筐体33、及び第3リール筐体35とはそれぞれ第2リール筐体34に対して前端の対向間隔X1よりも後端の対向間隔Y1が大きく開き、第1、第3リール33、35は、第2リール34よりも前に突出するとともに、各リールの前端から後端に向う方向はそれぞれのリールの前側に位置する所定のポイントP1からの放射方向R1と略平行になっている。これにより、第1リール22の先端部22aと第3リール24から先端部24aに至るラインL1と、第1、第2、第3リール22、23、24のそれぞれの前端22b、23b、24bに沿った弧状のラインL2とによって囲まれたスペースS1を形成することができる。ここで、所定ポイントP1は第1〜第3リール22〜24の前側に位置する任意のポイントであり、スペースS1をどれだけ確保すべきかによって適宜に定められるものである。
上記構成の作用について説明する。遊技者が操作ハンドル11を操作することで打ち出されたパチンコ玉が、例えば、始動入賞口23aに入賞すると、電子抽選が行われる。電子抽選の結果は、各表示窓31aに図柄が停止表示されることで遊技者に告知される。表示窓31aの奥に設けられた3つのリールは、中央に位置する第2リール28に対して第1、第3リール27、29が前端よりも後端の対向間隔が開いた状態で固定されている。このため第1、第3リール33、35は、第2リール34よりも前に突出するとともに、各リールの前端から後端に向う方向はそれぞれのリールの前側に位置する所定のポイントP1からの放射方向R1と略平行になっている。これにより、第1リール22の先端部22aと第3リール24から先端部24aに至るラインL1と、第1、第2、第3リール22、23、24のそれぞれの前端22b、23b、24bに沿った弧状のラインL2とによって囲まれたスペースS1を形成することができる。このスペースS1に第1ステージ31cを設けることで、奥行の増大を最小限にとどめながら第1ステージ31cを設けたパチンコ機2を提供することができる。
なお、上記の実施形態ではリールの個数は3つであったが、本発明はこれに限らず、リール及び、リールを収納するリール筐体の個数はこれより多くてもよい。例えば図7に示すようにリールの個数を5つにしてもよい。第1〜第5リール50〜54は、それぞれ第1〜第5リール筐体56〜60に収められている。水平方向に並べられた第1〜第5リール筐体56〜60は前端の対向間隔X2よりも後端の対向間隔Y2を大きく隔てて固定部材62に取り付けられており、このため端に位置するリールに向かうに従ってリールは前側に突出するとともに、それぞれのリールの前端から後端に向う方向がリールの前側に位置したポイントP2からの放射方向R2と略平行となっている。これによって、第1リール50の先端部50aから第5リール54の先端部54aに至るラインL3と、第1〜第5リール50〜54の前端50b、51b、52b、53b、54bに沿った略弧状のラインL4とによって囲まれるスペースS2を形成することができ、このスペースS2にパチンコ玉を一時的に滞在させるステージを設けることで、奥行きの増大を最小にとどめながらステージを設けたパチンコ機を提供することができる。
次に、本発明を実施した第2実施形態について説明する。図8に示すように第1リール(左端部リール)70、第2リール(中央リール)71、第3リール(右端部リール)72は側縁が対向するように水平方向に並べられており、それぞれの端に位置する第1リール70及び第3リール72はテーパー状に形成され、第2リール71は円筒状に形成されている。第1〜第3リール70〜72は支持枠74に組み合わせられる。第1〜第3リール70〜72が組み合わせられた支持枠74には化粧枠31が取り付けられ、第1〜第3リール70〜72の外周に配列された図柄は、化粧枠31に形成された表示窓31aから外部に表示される。
図9に第1、第2、第3リール70、71、72の斜視図を示す。第1リール70の小径側の半径、および第3リール72の小径側の半径とは、第2リール71の半径とほぼ同じ大きさになっている。第1リール70の側縁のうち、小径側の側縁は第2リール71の一方の側縁と対向し、第3リール72の側縁のうち、小径側の側縁は第2リール71の他方の側縁と対向する。それぞれのリールはリールの内周に固定された保持フレーム76によって形状が維持され、保持フレーム76はモータ77に組み付けられており、モータ77が駆動することによってそれぞれのリールは回転する。モータ77は保持枠74に固定され、その駆動は駆動回路(図示省略)によって制御される。
図10に示すように、テーパー形状の第1リール70及び第3リール72は、円弧状に形成されたシート材料80と形状を維持するための保持フレーム76とからなる。シート材料80を保持フレーム76に貼り付けるとテーパー状の外周を有するリールが形成される。
図11に水平方向に並べられた第1、第2、第3リール70、71、72を平面視した平面図を示す。第1、第3リール70、72をテーパー形状のリールとし、さらに第1、第3リール70、72の小径側の側縁を第2リールの側縁に向けて配置したため、第1リール70の大径側の側縁の前端70aから第3リール72の大径側の側縁の前端72aに至るラインL5と、第1、第2、第3リール70、71、72のそれぞれの前端70b,71b,72bに沿った略弧状のラインL6とによって囲まれるスペースS3を形成することができ、このスペースS3にパチンコ玉を一時的に滞在させるステージを設けたことにより、奥行の増大を最小限にとどめながらステージを設けたパチンコ機を提供することができる。
なお、上記の第2実施形態ではリールの個数は3つであったが、リールの個数は4つであってもよい。例えば図12に示すように、リールユニットには第1リール(左端部リール)80、第2リール(左中央リール)81、第3リール(右中央リール)82、第4リール(右端部リール)83が備えられており、第2リール81と第3リール82とはともに円筒形状に形成され、第2、第3リール81、82は、それぞれが有する2つの側縁のうち、一方の側縁を対向させて配置されている。第2リール81、第3リール82の両端にはテーパー形状に形成された第1リール80と第4リール83とが位置しており、第1リール80は小径側の側縁80aを第2リールの他方の側縁に対向させ、第4リール83は小径側の側縁83aを第3リール82の他方の側縁に対向させている。このように、円筒形状の第2、第3リール81,82のそれぞれに形成された2つの側縁のうち一方の側縁を互いに対向させて配置されており、第2、第3リール81、82の両脇にテーパー形状の第1、第4リール80、83を位置させ、かつ第1、第4リール80、83が有する小径側の側縁80a,84aが第2、第3リール81、82の他方の側縁と対向するように配置したことにより、第1リール80の大径側の側縁の前端から第4リール83の大径側の側縁の前端に至るラインと、第1〜第4リール80〜83の前端に沿った弧状のラインとによって囲まれるスペースが形成され、このスペースにパチンコ玉を一時的に滞在させるステージを設けることで、奥行の増大を最小限にとどめながらステージを設けたパチンコ機を提供することができる。
また、上記の第2実施形態ではリールの個数は3つであったが、リールの個数はこれに限らず5つでもよい。図13に示すように、例えば、第1リール(左端部リール)90、第2リール(左中央リール)91、第3リール(中心リール)92、第4リール(右中央リール)93、第5リール(右端部リール)94の5つのリールを有し、円筒形状に形成された第3リール92の両脇にテーパー形状に形成された第2、第4リール91、93が位置し、さらに第2、第3、第4リール91、92、93の両脇にテーパー形状に形成された第1、第5リール90、94を位置させる。第2、第4リール91、93はそれぞれ小径側の側縁を第3リール92の側縁に対向させ、第1、第5リール90、94はそれぞれ小径側の側縁を第2、第4リール91、93の大径側の側縁に対向させている。このように、円筒形状の第3リール92の両脇にテーパー形の第2、第4リール91、93を位置させるとともに第2、第4リール91.93の小径側の側縁が第3リール92の側縁と対向するように配置し、これらのリールの両脇にさらにテーパー形状の第1、第5リール90、94を位置させるとともに第1、第5リール90、94の小径側の側縁がそれぞれ第2、第4リール91、93の大径側の側縁と対向するように配置したことにより、それぞれのリールの前端に沿った弧状のラインと、第1リールの大径側の側縁の前端から第5リールの大径側の側縁の前端に至るラインとによって囲まれるスペースが形成され、このスペースにパチンコ玉を一時的に滞在させるステージを設けることで、奥行の増大を最小限にとどめながらリールの前にステージを設けたパチンコ機を提供することができる。
また、上記の第1実施形態及び第2実施形態では、パチンコ玉を一時的に滞在させるステージを設けたパチンコ機を例示したが、リールの配置、あるいは形状を基に形成されたスペースに設けるものはステージに限らない。例えば、水平方向に並んだ複数のリールのうち、この水平方向に並んだ複数のリールを平面視して、一方の端に位置するリールの前側の先端部から他方の端に位置するリールの前側の先端部に至るラインと、各リールの前端に沿った略弧状のラインと、によって囲まれるスペースに、パチンコ玉の動きに意外性を持たせるための可動物等を設けてもよい。このようにリールの前に可動物を設ける場合でも奥行の増加を最小限にとどめたパチンコ機を提供することができる。
また、上記の第1、第2実施形態では本発明をパチンコ機に実施した例を示したが、本発明はこれに限らず、スロットマシンに実施してもよい。例えば、水平方向に並んだ複数のリールのうち、この水平方向に並んだ複数のリールを平面視して、一方の端に位置するリールの前側の先端部から他方の端に位置するリールの前側の先端部に至るラインと、各リールの前端に沿った略弧状のラインと、によって囲まれるスペースに、リーチの際に遊技者に期待感を持たせる演出を行う可動物を設けることもできる。
本発明を実施したパチンコ機の斜視図である。 パチンコ機に取り付けられる図柄表示装置の分解斜視図である。 図柄表示装置から化粧枠を取り外した部分の分解斜視図である。 第1、第2固定部材を水平方向に切断した断面図である。 側面にハーネスを差し込む開口が設けられたリール筐体を説明する斜視図である。 水平方向に並べられたリールをそれぞれ格納したリールユニットを平面視した平面図である。 水平方向に並べられた5つのリールそれぞれ格納したリールユニットを平面視した平面図である。 端部に位置するリールがテーパー状に形成された3つのリールを支持した支持枠に化粧枠が組み付けられる図柄表示装置の分解斜視図である。 支持枠に組み付けられるリールの斜視図である。 端部に位置するリールの展開図、及び組み立てを説明した説明図である 水平方向に並べられたリールを平面視した平面図である。 2つの円筒形のリールの両脇にテーパーリールを配置したリールユニットを説明する斜視図である。 1つの円筒形のリールの両脇にそれぞれ2つのテーパーリールを配置したリールユニットを説明する斜視図である。
符号の説明
2 パチンコ機(遊技機)
25 図柄表示装置
31 化粧枠
31a 表示窓
27、28、29 第1、第2、第3リール
33、34、35 第1、第2、第3リール筐体
37,38 第1、第2固定部材
70、72 第1、第3リール(端部リール)
71 第2リール(中央リール)
74 支持枠
76 保持部材
77 モータ

Claims (3)

  1. 中央に位置する円筒形状の中央リール、前記中央リールの右側又は左側に位置し、一方の側縁の径が他方の側縁の径よりも小さくなるように形成されたテーパー形状の右端部リール又は左端部リールを有し、これらリールを水平方向に並べて配置する際に、前記右端部リールの小径側の側縁と前記中央リールの右側の側縁とを対向させて配置させるとともに、前記左端部リールの小径側の側縁と前記中央リールの左側の側縁とを対向させて配置させた3つのリールと、
    右端部リールの先端部から左端部リールの先端部に至るライン及び前記3つのリールの配置により各リールの前端に沿って形成される略弧状のラインによって囲まれるスペースに設けられ、遊技球を一時的に滞在させるステージとを備えることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 中央から右側に位置する円筒形状の右中央リール、中央から左側に位置する円筒形状の左中央リール、及び前記右中央リールの右側又は前記左中央リールの左側に位置し、一方の側縁の径が他方の側縁の径よりも小さくなるように形成されたテーパー形状の右端部リール又は左端部リールを有し、これらリールを水平方向に並べて配置する際に、前記右端部リールの小径側の側縁と前記右中央リールの右側の側縁とを対向させて配置させるとともに、前記左端部リールの小径側の側縁と前記左中央リールの左側の側縁とを対向させて配置させた4つのリールと、
    右端部リールの先端部から左端部リールの先端部に至るライン及び前記4つのリールの配置により各リールの前端に沿って形成される略弧状のラインによって囲まれるスペースに設けられ、遊技球を一時的に滞在させるステージとを備えることを特徴とする弾球遊技機。
  3. 中央から右側に位置する円筒形状の右中央リール、中央から左側に位置する円筒形状の左中央リール、前記右中央リールと前記左中央リールとの間に位置する円筒形状の中心リール、及び前記右中央リールの右側又は前記左中央リールの左側に位置し、一方の側縁の径が他方の側縁の径よりも小さくなるように形成されたテーパー形状の右端部リール又は左端部リールを有し、これらリールを水平方向に並べて配置する際に、前記右端部リールの小径側の側縁と前記右中央リールの右側の側縁とを対向させて配置させるとともに、前記左端部リールの小径側の側縁と前記左中央リールの左側の側縁とを対向させて配置させた5つのリールと、
    右端部リールの先端部から左端部リールの先端部に至るライン及び前記5つのリールの配置により各リールの前端に沿って形成される略弧状のラインによって囲まれるスペースに設けられ、遊技球を一時的に滞在させるステージとを備えることを特徴とする弾球遊技機。
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