JP4223914B2 - 配線ボックス及び同配線ボックスを形成するための閉塞部材 - Google Patents
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Description
請求項1又は請求項4に記載の発明によれば、ボックス本体に閉塞部材を取付けることにより、壁材の表側に開放される設置スペースに隣接し、壁材の裏側に隠れる設置スペースは閉塞壁によって閉塞される。そのため、壁材の裏側に隠れる複数の設置スペース全部が開放されることがなくなり、壁孔を壁材に穿設するために利用される設置スペースは、ボックス本体の開口全体が開放されていた場合よりも狭くなる。さらに、この閉塞部材の連通開口により、閉塞壁により閉塞された設置スペースと、壁材の表側に開放される設置スペースとが遮断されることなく連通し、ケーブルの余長部を収容するための空間が壁材の裏側に確保される。
図1に示すように、合成樹脂材料製の配線ボックス11は、前面に開口を有する四角箱状をなすボックス本体12と、ボックス本体12に取付けられる略四角板状をなす閉塞部材20とから形成されている。前記ボックス本体12は、長方形状をなす底壁12aと、その底壁12aの上下側縁部から立設された相対向する上壁12b及び下壁12cと、底壁12aの左右側縁部から立設された相対向する左側壁12d及び右側壁12eとより形成されている。そして、ボックス本体12内、即ち底壁12a、上壁12b、下壁12c、左側壁12d及び右側壁12eに囲まれた空間にはケーブルK、配線器具等を収容するための収容空間が形成されている。この収容空間には前記ケーブルKを巻回して長さに余裕を持たせた余長部Yを有する状態で収容することができるようになっている。図2に示すように、前記上壁12b及び下壁12c(図2では上壁12aのみ図示)には、それぞれ電線管接続孔13が六箇所ずつ穿設されている。なお、前記電線管接続孔13のうち、左右両側の電線管接続孔13はそれぞれ開放され、残りの電線管接続孔13はそれぞれノック部材14により閉塞されている。
(1)配線ボックス11は、三つの設置スペースS1〜S3よりなる収容空間を有しながら、閉塞部材20によって設置スペースS2が閉塞されている。そのため、設置スペースS1の開口を利用して壁孔34aを壁材34に穿設すると、設置スペースS1を収容空間とするボックス本体を利用したときに穿設される壁孔と同形状の壁孔34aを壁材34に穿設することができる。また、連通開口29により、設置スペースS1と隣接する設置スペースS2をはじめ設置スペースS3までが連通した収容空間をボックス本体12内に確保することができる。そのため、ボックス本体12内に余長部Yを有するケーブルKを収容した状態で閉塞部材20をボックス本体12に取付けても、収容空間が遮断されることなく維持することができる。従って、壁孔34aを拡大することなく、余長部Yを有する一対のケーブルKを余裕を持って収容可能とする収容空間を壁裏に確保することができる。特に、壁孔34aを覆うために使用される化粧プレートを大型化させることなく、壁面の美観の低下を防止することができる。また、収容空間の開口は、閉塞壁21により一部閉塞されている。そのため、収容空間の開口全体が開放されている場合と異なり、壁材34の表側から打ち込まれた釘等が収容空間内に侵入しにくくなる。従って、収容空間内に収容されたケーブルKを釘等により損傷を受けにくくすることができる。
・ 実施形態では、取付突起24と係合孔16bとの係合及び支持脚22の取付溝16aへの挿入により、閉塞部材20をボックス本体12に取付けたが、以下のように変更してもよい。即ち、取付溝16a及び支持脚22の少なくともいずれか一方を省略し、取付突起24と係合孔16bの係合のみによって閉塞部材20をボックス本体12に取り付けてもよい。又は取付突起24及び係合孔16bの少なくともいずれか一方を省略して、取付溝16aに対する支持脚22の挿入のみによって閉塞部材20をボックス本体12に取り付けてもよい。
・ 実施形態では、ボックス本体12内に、上下一対の配線器具取着部15を三箇所に形成し、三つの設置スペースS1〜S3を形成したが、以下のように変更してもよい。例えば、ボックス本体12を実施形態より小型化し、そのボックス本体12内部に上下一対の配線器具取着部15を二箇所だけ形成し、二つの設置スペースを形成する。そして、いずれか一方の設置スペースを開放し、他方を閉塞壁21により閉塞するとともに、壁材34の裏側に隠してもよい。
(1)前記閉塞壁は設置スペースの整数倍の大きさに形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の配線ボックス。このように構成した場合、設置スペースの大きさ毎に閉塞壁により閉塞することができる。
Claims (6)
- 壁材の裏側に配設され、正面に開口を有する箱状をなすとともに、その内側に相対向する一対の配線器具取着部が複数箇所に設けられ、それら一対の配線器具取着部間にそれぞれ配線器具の設置スペースが設けられたボックス本体と、
同ボックス本体に取付けられ、前記設置スペースの一つを閉塞可能な大きさに設定された閉塞壁を備える閉塞部材と
より構成され、前記閉塞部材に設けられた取付部と、ボックス本体に設けられた取付手段との協働により、閉塞部材がボックス本体に取り付けられることにより、複数の設置スペースのうち、配線器具設置用に壁材の表側に向かって開放される設置スペースに隣接するとともに前記壁材の裏側に隠される設置スペースが、前記閉塞壁によって閉塞され、その閉塞された設置スペースと、開放される設置スペースとがボックス本体内で連通し、前記取付手段はボックス本体の複数箇所に形成されていることにより、閉塞すべく選択された設置スペースに対応して閉塞部材のボックス本体に対する取付位置を変更可能であることを特徴とする配線ボックス。 - 前記壁材の表側に向かって設置スペースを開放すべく同壁材は切断工具により切断され、前記開放される設置スペースの側縁に沿って壁材を切断するために、前記切断工具を前記側縁に沿って案内するためのガイド面が前記閉塞部材に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の配線ボックス。
- 前記閉塞壁はボックス本体の開口側端面と同一平面上又は開口側端面より内側に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配線ボックス。
- 壁材の裏側に配設され、正面に開口を有する箱状をなすとともに、その内側に相対向する一対の配線器具取着部が複数箇所に設けられ、それら一対の配線器具取着部間にそれぞれ配線器具の設置スペースが設けられたボックス本体に対して、前記設置スペースを閉塞するように取付けられ、複数の設置スペースのうち、配線器具設置用に壁材の表側に向かって開放される設置スペースに隣接するとともに、前記壁材の裏側に隠される設置スペースを閉塞し、設置スペースの一つを閉塞可能な大きさに設定された閉塞壁を備える閉塞部材であって、
前記閉塞部材に設けられた取付部と、ボックス本体に設けられた取付手段との協働により、該閉塞部材がボックス本体に取り付けられるとともに、前記取付手段がボックス本体の複数箇所に形成されていることにより、閉塞部材のボックス本体への取付位置を変更可能にして取り付けられることにより、前記ボックス本体に前記閉塞壁が備えられ、閉塞された設置スペースと開放される設置スペースとがボックス本体内で連通している配線ボックスを形成することを特徴とする配線ボックスを形成するための閉塞部材。 - 前記壁材の表側に向かって設置スペースを開放すべく同壁材は切断工具により切断され、前記開放される設置スペースの側縁に沿って壁材を切断するために、前記切断工具を前記側縁に沿って案内するためのガイド面が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の配線ボックスを形成するための閉塞部材。
- 前記閉塞壁には、当該閉塞壁をボックス本体の開口側に支持するために、ボックス本体の底面に当接する支持脚が立設されていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の配線ボックスを形成するための閉塞部材。
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