JP4225040B2 - モニタリングシステムおよび方法並びにプログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、監視カメラ等に適用されるモニタリングシステムおよび方法並びにプログラムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、広範囲の状況を監視するとき、例えば海上監視、河川監視、立ち入り監視区域のモニタリング、野生動物の行動観察等にモニタリングシステムが使用されている。広範囲の画像を高精細で撮影するため、画素数が非常に多い撮像センサが搭載されているビデオカメラを使用していた。そのために、システムの価格が高くなり、コストの面で問題があった。
【0003】
【特許文献1】
特願2002−131025号(第19頁、第6図)
そこで出願人は、この特許文献1において、シフトレンズを用い、一般的な画素数の撮像素子を使用して空間を画角毎に取り込み、組み合わせることによって、高精細且つ広範囲な画像を取り込むことが可能となるカメラシステムを提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この画像取り込み時には、フォーカスを固定しているので、広範囲の画像中にどうしてもフォーカスの合わない部分が発生する問題があった。
【0005】
従って、この発明の目的は、複数のフォーカスで広範囲の画像を撮影することによって広範囲の全ての画像にフォーカスを合うようにすることができるモニタリングシステムおよび方法並びにプログラムおよび記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を達成するために請求項1に記載の発明は、少なくとも第1および第2のフォーカスで画像データを撮影する撮像部と、撮像部の撮像方向を可変する撮像方向可変部と、撮像部の緯度・経度、方位、高度を、撮像部で撮影された画像データの位置情報として検出する位置情報検出手段と、検出された位置情報を第1および第2のフォーカスで撮影された画像データ毎に付加し、蓄積する蓄積部と、撮像方向可変部の各撮像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像または原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積部に蓄積し、撮像方向可変部の最大可動範囲内の一部の範囲の原画像または圧縮画像をさらに圧縮してパノラマ状の全体画像として生成し、全体画像内の位置を規定する座標を設定し、同じ座標位置となる第1および第2のフォーカスで撮影される画像データを比較し、高周波成分がより多い画像データを撮影したときのフォーカスを座標位置における最適なフォーカスとして選択し、設定するフォーカス設定手段と、座標位置毎に設定された最適なフォーカスで撮影された画像データを圧縮した圧縮画像、または座標位置毎に設定された最適なフォーカスで撮影され、蓄積部に蓄積された画像データを圧縮した圧縮画像にそれぞれの位置情報および座標位置を付加し、位置情報および座標位置が付加された圧縮画像を全体画像の対応する座標位置に表示する画像表示部とを有することを特徴とするモニタリングシステムである。
【0007】
請求項2に記載の発明は、少なくとも第1および第2のフォーカスで画像データを撮像部で撮影するステップと、撮像部の撮像方向を可変するステップと、撮像部の緯度・経度、方位、高度を、撮像部で撮影された画像データの位置情報として検出するステップと、検出された位置情報を第1および第2のフォーカスで撮影された画像データ毎に付加し、蓄積部に蓄積するステップと、各撮像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像または原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積部に蓄積し、最大可動範囲内の一部の範囲の原画像または圧縮画像をさらに圧縮してパノラマ状の全体画像として生成し、全体画像内の位置を規定する座標を設定し、同じ座標位置となる第1および第2のフォーカスで撮影される画像データを比較し、高周波成分がより多い画像データを撮影したときのフォーカスを座標位置における最適なフォーカスとして選択し、設定するステップと、座標位置毎に設定された最適なフォーカスで撮影された画像データを圧縮した圧縮画像、または座標位置毎に設定された最適なフォーカスで撮影され、蓄積部に蓄積された画像データを圧縮した圧縮画像にそれぞれの位置情報および座標位置を付加し、位置情報および座標位置が付加された圧縮画像を全体画像の対応する座標位置に表示するステップとを有することを特徴とするモニタリング方法である。
【0008】
請求項3に記載の発明は、少なくとも第1および第2のフォーカスで画像データを撮像部で撮影するステップと、撮像部の撮像方向を可変するステップと、撮像部の緯度・経度、方位、高度を、撮像部で撮影された画像データの位置情報として検出するステップと、検出された位置情報を第1および第2のフォーカスで撮影された画像データ毎に付加し、蓄積部に蓄積するステップと、各撮像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像または原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積部に蓄積し、最大可動範囲内の一部の範囲の原画像または圧縮画像をさらに圧縮してパノラマ状の全体画像として生成し、全体画像内の位置を規定する座標を設定し、同じ座標位置となる第1および第2のフォーカスで撮影される画像データを比較し、高周波成分がより多い画像データを撮影したときのフォーカスを座標位置における最適なフォーカスとして選択し、設定するステップと、座標位置毎に設定された最適なフォーカスで撮影された画像データを圧縮した圧縮画像、または座標位置毎に設定された最適なフォーカスで撮影され、蓄積部に蓄積された画像データを圧縮した圧縮画像にそれぞれの位置情報および座標位置を付加し、位置情報および座標位置が付加された圧縮画像を全体画像の対応する座標位置に表示するステップとを有することを特徴とするモニタリング方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0009】
請求項4に記載の発明は、少なくとも第1および第2のフォーカスで画像データを撮像部で撮影するステップと、撮像部の撮像方向を可変するステップと、撮像部の緯度・経度、方位、高度を、撮像部で撮影された画像データの位置情報として検出するステップと、検出された位置情報を第1および第2のフォーカスで撮影された画像データ毎に付加し、蓄積部に蓄積するステップと、各撮像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像または原画像を圧縮した圧縮画像を蓄積部に蓄積し、最大可動範囲内の一部の範囲の原画像または圧縮画像をさらに圧縮してパノラマ状の全体画像として生成し、全体画像内の位置を規定する座標を設定し、同じ座標位置となる第1および第2のフォーカスで撮影される画像データを比較し、高周波成分がより多い画像データを撮影したときのフォーカスを座標位置における最適なフォーカスとして選択し、設定するステップと、座標位置毎に設定された最適なフォーカスで撮影された画像データを圧縮した圧縮画像、または座標位置毎に設定された最適なフォーカスで撮影され、蓄積部に蓄積された画像データを圧縮した圧縮画像にそれぞれの位置情報および座標位置を付加し、位置情報および座標位置が付加された圧縮画像を全体画像の対応する座標位置に表示するステップとを有することを特徴とするモニタリング方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0010】
このように少なくとも第1および第2のフォーカスで異なる位置の画像データを撮影し、第1および第2のフォーカスで撮影された画像データ中から最適なフォーカスであると判断される画像データを集合画像の対応する位置に表示することによって、犠牲としていた情報の質を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態の概略的な構成を示す。ディスプレイ2が接続されているコンピュータ1は、カメラユニット3を制御する。図1の例は、1台のコンピュータ1が2台のカメラユニット3を制御し、また、ディスプレイ2'を有する他のコンピュータ1'が他のカメラユニット3'を制御するシステムの例である。1台のコンピュータが複数台のカメラユニットを制御できる。
【0012】
カメラユニット3は、パンチルタ部4とカメラ部5が一体的に構成されたものである。カメラユニット3は、遠方の対象領域を撮影可能なように設置される。一例として、カメラ部5は、倍率が10倍、70倍等の望遠レンズを有し、数十メートルから数キロメートル離れた場所を撮影可能とされている。
【0013】
カメラ部5は、例えば外部からのトリガと同期してシャッタをオンできるディジタルスチルカメラであり、その撮影素子例えばCCD(Charge Coupled Device)は、VGA(Video Graphics Array,640×480 画素)、XGA(eXtended Graphics Array,1024×768 画素)、SXGA(Super eXtended Graphics Array,1280×1024画素)等の画素数を有する。VGAの撮像素子の場合では、30fps(フレーム/秒)のレートで静止画像(フレーム)が出力され、XGAの撮像素子の場合では、15fps(フレーム/秒)のレートで静止画像が出力され、SXGAの撮像素子の場合では、7.5fps(フレーム/秒)のレートで静止画像が出力される。
【0014】
映像データは、カメラユニット3からコンピュータ1に対してバス6を介して伝送される。バス6は、映像データの伝送路とカメラユニット3の制御信号とを伝送する。上述した構成は、コンピュータ1'とカメラユニット3'とに関しても同様である。
【0015】
コンピュータ1、1'では、カメラユニット3、3'からの映像データをメモリに蓄積し、後述するように、操作用のGUI(Graphical User Interface)を構成し、ユーザが所望の対象領域の画像をカメラユニット3、3'で撮影できるように、カメラユニット3、3'を制御できる。圧縮符号化例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group) によって撮影画像が圧縮される。
【0016】
コンピュータ1および1'は、LAN(Local Area Network)7で互いに接続されている。LAN7に対してさらに他のコンピュータ8が接続されている。参照符号9は、コンピュータ8のディスプレイである。コンピュータ8は、LAN7を介してコンピュータ1、1'からのフレーム等を受取り、アーカイブ10に対して映像データを蓄積し、さらに、フレームの処理を行う。例えば映像データを使用して顔認識、荷物認識、環境認識、車認識等の処理がなされる。アーカイブ10は、テープストリーマのような大量のデータを蓄積できるものである。
【0017】
図2は、上述したモニタリングシステムにおけるコンピュータ1とカメラユニット3の部分のより詳細な構成を示す。図2の例では、参照符号21で示す共通のコントローラバス21に対して、カメラユニットおよびコンピュータの構成要素が接続されている。
【0018】
パンチルタ部4は、パン部4aとチルト部4bからなる。パン部4aおよびチルト部4bは、それぞれ駆動源として例えばステッピングモータを有し、コントローラバス21を介してコントローラCPU33から供給される制御信号に応じてカメラ部をパンまたはチルトさせる。パンチルタ部4上にカメラ部が載置されている。ここで、パンは、水平方向にカメラを回転させることを意味し、チルトは、垂直方向にカメラを回転させることを意味する。一例として、パン角の最大値が180°とされ、チルト角の最大値が90°とされている。
【0019】
後述するように、カメラ部の最大移動範囲内で、チルト角=±45°、パン角=±90°程度の範囲でカメラ部を移動させる。撮像中心を画角分移動させる毎に、シャッターがオンされ、例えば1/60秒または1/30秒の静止画像(以下、適宜「フレーム」と称する)が撮影される。すなわち、カメラ部では動画が撮影され、撮影された動画が1/60秒または1/30秒からなる1枚の静止画像として、後段に供給される。
【0020】
縦方向でM枚(例えば8枚)、横方向でN枚(例えば16枚)の合計(M×N=8×16=128枚)のフレームが順番に撮影され、これらを圧縮すると共に連結させて1枚の全体画像を形成する。各フレームが例えばXGA(1024×768画素)画像である。したがって、128枚のフレームは、重複部分を無視すると、(横方向が1024×16=16,384画素で、縦方向が768×8=6,144画素)の約1億画素の画像を形成する。128枚のフレームを撮影するのに約5秒かかる。重複部分は、例えば縦横のそれぞれで16画素とされる。
【0021】
カメラ部は、ディジタルスチルカメラの構成とされ、レンズ部22とフォーカス・ズーム・アイリス制御部23と撮像部24とからなる。フォーカス・ズーム・アイリス制御部23は、コントローラバス21を介してコントローラCPU33から供給される制御信号によって制御される。撮像部24は、固体撮像素子例えばCCDとカメラ信号処理回路とを含む。撮像部24からのディジタル映像信号がIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers) 1394のインターフェース25を介してバッファメモリ26に書き込まれる。
【0022】
バッファメモリ26の出力データがJPEGエンコーダ/メタデータ付加部27に供給され、フレームがJPEGデータに変換される。JPEGは、圧縮方式の1つであって、他の圧縮方式を使用しても良いし、圧縮しないでも良い。
【0023】
カメラユニット3には、その位置を検出するためのGPS(Global Positioning System) 28が備えられている。GPS28を備えることによって、カメラの設置場所のデータを記録できると共に、カメラの向きを検出し、複数のカメラの向きを連動して制御することが可能となる。GPS28は、コントローラバス21を介してコントローラCPU33から供給される制御信号によって制御される。
【0024】
GPS28の出力信号がメタデータ生成部29に供給され、GPS28の測位結果に基づいた位置情報(緯度・経度、方位、高度等の情報)およびメタデータ(時刻、カメラ部のパラメータ(倍率、フォーカス値、アイリス値等)等の情報)が生成される。位置情報およびメタデータがJPEGエンコーダ/メタデータ付加部27に供給され、JPEGデータに対して位置情報およびメタデータが付加される。
【0025】
メタデータおよび位置情報が付加されたJPEGデータがハードディスク等のメインメモリ30に蓄積されると共に、グラフィックコントローラ31および画像圧縮部32に供給される。この明細書では、メインメモリ30に対する蓄積を記録と呼び、メインメモリ30からデータを読み出すことを再生と呼ぶことにする。また、メインメモリ30を介さないで現に撮影中の画像を表示することをライブモードと称し、過去に記録されたデータをメインメモリ30から再生して表示することをビューモードと称する。
【0026】
メインメモリ30は、サーバとしての機能を有する。例えばXGAの画像をJPEGで圧縮した結果、1枚のフレームのデータ量は、100kバイトとなり、128枚の画像で12.5Mバイトのデータ量である。メインメモリ30が80Gバイト程度の容量を有していれば、1日分のJPEGデータを保存することが可能である。ビューモードにおいては、メインメモリ30に限らず、アーカイブ等の蓄積装置に蓄積されているより旧いデータを再生することを可能とされている。
【0027】
メインメモリ30から再生されたJPEGデータがグラフィックコントローラ31に供給される。画像圧縮部32は、JPEGエンコーダ/メタデータ付加部27からのJPEGデータ、またはメインメモリ30から再生されたJPEGデータから圧縮画像またはサムネイル(縮小画像)を生成する。例えば縦方向および横方向のそれぞれが間引かれることで、パノラマ状の全体画像が形成される。また、後述する可動範囲画像を形成するための圧縮処理も、画像圧縮部32においてなされる。上述したように、XGAの場合では、約1億画素のデータがJPEG圧縮と画像圧縮部32の処理によって、(400×1000画素)のようなパノラマ状の全体画像が形成される。可動範囲画像もサムネイルであるが、全体画像よりもさらに粗い画像である。
【0028】
グラフィックコントローラ31は、JPEGデータをビットマップデータへ変換し、ディスプレイ2の画面上に所望の画像表示がなされるようなグラフィックス処理を行う。すなわち、可動範囲画像表示、全体画像表示、選択画像表示、ボタン等のGUI表示がディスプレイ2の画面上でなされる。表示の詳細については、後述する。
【0029】
また、グラフィックコントローラ31は、画像処理を行い、画像変化を検出する。画像変化は、リファレンス画像に対して生じた変化である。例えばビューモードにおいて、以前に蓄積されたリファレンス画像との比較がなされ、画像変化が検出される。リファレンス画像として、前日の所定時刻の画像を設定し、それ以降に蓄積された画像とリファレンス画像との画素の差分を検出し、画素の差分の絶対値が所定値以上の場合を変化が生じたものと検出する。差分の検出としては、比較しようとする画像とリファレンス画像との空間的同一位置のフレーム毎に同一位置の画素の差分値を演算する方法が使用できる。全画素に関する差分を検出するのに代えて、代表画素または間引かれた画素に関して差分を演算しても良い。また、所定の色を限定することによって、所定の色の物体に着目した変化検出を行うことも可能である。
【0030】
変化が検出されると、ディスプレイ2上の表示でアラーム例えば変化が検出されたフレームを他のフレームと区別できる表示がなされる。具体的には、輝度変化、色変化、ブリンク等の方法でアラームを表示できる。リファレンス画像は、蓄積されている画像の中で、所定のものを任意に選択することが可能とされている。
【0031】
上述したように、コントローラバス21に接続されたコントローラCPU33は、カメラ部のレンズ制御(例えば、フォーカス等)、露出制御(例えば、絞り、ゲイン、電子シャッタースピード等)、白バランス制御、画質制御等を行うと共に、パン部4aおよびチルト部4bを制御する。
【0032】
参照符号34は、I/Oポートである。I/Oポート34に対しては、キーボード35およびマウス36が接続され、また、I/Oポート34に対しては、メモリカード37および時計38が接続されている。メモリカード37に対して、メインメモリ30に記録されている位置情報およびメタデータが付加されたJPEGデータを書き込むことができる。また、時計38から時刻データが得られる。
【0033】
なお、図2では、コントローラバス21に対して各構成要素が接続されているが、カメラユニットとコンピュータとを離れた場所に設置し、両者をIEEE1394、USB等で接続するようにしても良い。この場合、物理的伝送路としては、光ファイバが使用される。光ファイバを使用すれば、カメラユニットと制御用のコンピュータとを数百メートルから数キロメートル程度離して配置できる。さらに、両者を無線LANで接続しても良い。
【0034】
図3に、この発明の一実施形態によるGUIの画面例を示す。この図3に示す1画面には、可動範囲画像表示部101、全体画像表示部102および選択画像表示部103が配置されている。
【0035】
可動範囲画像表示部101には、可動範囲画像が表示される。可動範囲画像とは、カメラユニットが撮影可能な最大範囲を示す画像であり、複数枚のフレームにより構成される。そのためこの一実施形態では、図に示すようにパノラマ状の画像となる。上述したように、パン角の最大値が180°とされ、チルト角の最大値が90°とされており、この最大可動範囲で撮影された複数枚のフレームから可動範囲画像が生成される。なお、この可動範囲画像表示部101には、構成される複数のフレームに付加されている位置情報が組み込まれている。
【0036】
そして、後述するMRP(Movable Range Picture)表示ボタン130がクリックされた時、またはカメラユニットを設置し、撮影開始時において、カメラ部を最大可動範囲にわたって動かし、その結果得られる複数枚のフレームで構成される画像に関して縦方向および横方向に画素を間引いたサムネイルが可動範囲画像として使用される。また、所定の時間間隔で可動範囲画像を構成する全フレームを撮影し、蓄積および/または表示するようにしても良い。
【0037】
この可動範囲画像表示部101には、全体画像表示部102に表示されている範囲を認識するための全体画像表示枠101aが示される。この全体画像表示枠101aをマウス36で動かすことによって、可動範囲画像内の所望の範囲を指示することができ、指示された範囲を撮像するようにカメラ部を制御することができる。すなわち、指示された範囲において、(M×N)枚のフレーム(静止画像)が撮影され、蓄積および/または表示される。
【0038】
なお、この全体画像表示枠101aは一例であり、様々な形状で全体画像表示部102に表示されている範囲を可動範囲画像表示部101に示すようにしても良い。
【0039】
また、この全体画像表示枠101aの大きさは、一例として可動範囲画像表示部101に表示されるフレームの(8×16)枚の大きさであり、後述するREC MODE選択メニュー118で選択される記録モードの画像サイズに合わせた大きさである。従って、後述するように(4×8)枚のフレームの大きさであっても良いし、(2×4)枚のフレームの大きさであっても良い。また、1つのフレームの大きさは、レンズ部22の倍率および撮像部24の画素数による。
【0040】
この全体画像表示枠101aを移動させる場合、一例として全体画像表示枠101aの中央となるフレームをマウス36で選択した後、選択したフレームが中央となるように全体画像表示枠101aを表示する。また、マウス36の移動に連動して全体画像表示枠101aを移動するようにしても良いし、全体画像表示枠101aの例えば左上となるフレーム、または対角となる左上と右下の2つのフレームをマウス36で選択するようにしても良い。このように、その位置を移動した全体画像表示枠101aに対応した範囲を撮影するためにカメラユニットが制御され、カメラユニットの光軸が向けられる。
【0041】
また、全体画像表示部102には、パノラマ状の全体画像が表示される。全体画像は、撮影された原画像に対応するJPEGデータを画像圧縮部32によって圧縮した画像である。表示されている全体画像を見ることで、モニタリングを行うことができる。さらに、前述したように、画像変化が検出されると、全体画像表示部102に表示されている全体画像中で変化が検出されたフレームが他のフレームと異なる表示とされるアラームが発生する。
【0042】
選択画像表示部103には、選択画像が表示される。選択画像は、全体画像の一部を拡大した画像である。全体画像中で指示された位置の例えばフレームが選択画像として表示される。圧縮されていない1フレームの原画像を表示することで拡大することができる。さらに、ディジタル信号処理によって画像を拡大することもできる。
【0043】
EXITボタン104は、モニタリングシステムの電源をオフするためのボタンである。Camera system OFFボタン105は、カメラユニットの電源をオフするためのボタンである。
【0044】
VIEW MODEボタン106は、モニタリングシステムのモードをビューモードに切り換えるためのボタンである。ビューモードとは、メインメモリ30または他のサーバに蓄積されたフレームに基づき、全体画像および部分画像を表示するモードである。
【0045】
LIVE MODEボタン107は、モニタリングシステムのモードをライブモードに切り換えるためのボタンである。ライブモードとは、カメラユニットが現在撮影しているフレームに基づき、全体画像および部分画像を表示するモードである。
【0046】
Compas表示領域108は、カメラユニットのレンズの光軸が向いている方位を示すコンパスを表示するための領域である。GPS Data表示領域109は、カメラユニットが設置されている場所の緯度、軽度および高度と、撮影の日時とを表示すための領域である。なお、この領域108および109に表示されるデータは、カメラユニットに備えられたGPS28において測定されたデータである。
【0047】
View offsetボタン110は、選択されたフレームの位置を調整するためのボタンである。View offsetボタン110は、それぞれ全体画像表示部102に表示されている全体画像中でポインタにより選択された1枚のフレームを、上方向、下方向、左方向、右方向に移動させるためのものである。全体画像を構成する複数枚のフレームは、隣り合うフレームと所定画素数、例えば上下、左右で16画素重複して表示されている。この重複部分の範囲内でフレームを移動させることによって、隣り合うフレームとの整合性を取ることができ、表示状態をなめらかなものとできる。
【0048】
モード表示領域129は、モード情報、アラーム情報およびエラー情報などを表示するための領域である。モード情報は、ユーザにモニタリングシステムのモードを知らせるための情報であり、具体的には、ライブモードおよびビューモードなどの情報である。アラーム情報は、ユーザに警告を促すための情報であり、例えば、上述したView offsetボタン110によりフレームを移動できる限界に達した時に表示される。エラー情報は、ユーザにモニタリングシステムにおいて発生しているエラーを知らせるための情報である。
【0049】
Camera Contorol部111は、ZOOMボタン112、FOCUSボタン113、IRISボタン114、Camera Configurationボタン115およびWhite Balanceボタン116を備える。ZOOMボタン112は、カメラユニットのズームを調整するためのボタンである。FOCUSボタン113は、カメラユニットのフォーカスを調整するためのボタンである。IRISボタン114は、カメラユニットのアイリス調整をするためのボタンである。Camera Configurationボタン115は、カメラユニットのγ特性、シャッタースピード、ゲイン特性などの調整をするためのボタンである。White Balanceボタン116は、カメラユニットの白バランスを調整するためのボタンである。なお、カメラシステムがビューモードにある場合には、CameraContorol部111の表示が省略されるようにしてもかまわない。
【0050】
SELECTボタン117は、ビューモードにおいて、セレクト画面を表示するためのボタンである。セレクト画面は、再生および記録を所望する領域を、全体画像を構成するフレームにより特定するための画像である。
【0051】
REC MODE選択メニュー118は、記録モードを選択するためのプルダウンメニューである。このプルダウンメニューには、記録する画像サイズと記録方法(RUNまたはSINGLE)とを組み合わせた記録モードが表示される。画像サイズは、(8×16)枚のフレームから構成される全体画像と、全体画像の内の選択された(4×8)枚のフレームから構成される部分画像と、全体画像の内の選択された(2×4)枚のフレームから構成される部分画像との何れかが可能とされている。部分画像は、セレクト画面から選択された位置のものである。記録方法のRUNは、所定周期(例えば5秒周期)で発生する撮影画像を記録する方法であり、そのSINGLEは、1回のみ記録する方法である。記録モードとしては、これらを組み合わせたものが選択可能とされている。
【0052】
Stage Config(Stage Configuration)ボタン119は、ステージを動かす精度などを微調整するためのボタンである。メッセージ領域120は、コントロール用のコンピュータとカメラユニットとの接続状況およびカメラユニットのステージのコントロール状況を表示するための領域である。コントロール用のコンピュータとカメラユニットとが接続されている場合には、この図3中に示すように、メッセージ領域に“IMAGE SERVER CONNECT”が表示される。また、カメラユニットのステージがコントロール可能な状況にある場合には、メッセージ領域に“STAGE CONTROL ACTIVE”が表示される。
【0053】
RECボタン121は、画像の記録を開始するためのボタンであり、このボタンをクリックすると、REC MODE選択メニュー118で選択されている記録モードに応じた記録が開始される。具体的には、RUN(8×16)、RUN(4×8)、RUN(2×4)、SELECT SINGLE RUN(8×16)、SELECT SINGLE RUN(4×8)、SELECT SINGLE RUN(2×4)などのモードから選択されたモードに応じた記録が開始される。
【0054】
PLAYボタン122は、サーバ(メインメモリ30)に記録されたフレームを再生するためボタンである。具体的には、このPLAYボタン122をクリックすると、蓄積データ表示画面が表示される。この蓄積データ表示画面には、蓄積されているフレームを識別するための情報が表示される。この情報は、後述するディレクションファイルに記述されている情報に基づいたものである。
【0055】
STOPボタン123は、記録または再生動作を停止するためのボタンである。なお、STOPボタン123は、RECボタン121あるいはPLAYボタン122のクリックにより表示されるようにしても良い。
【0056】
Set Camera Center POS(Set Camera Center POSITION)ボタン125は、現在カメラ部が向いている方向を(8×16)の画像のセンターとして指定するためのボタンである。
【0057】
HOMEボタン124は、カメラユニットを制御し、カメラユニットのレンズの光軸をホームポジションに向けるためのボタンである。ホームポジションは、カメラ部が一番左側の位置を向いている位置である。LIVE/VIEW POSITIONボタン126は、カメラ部をパンあるいはチルトするためのボタンである。
【0058】
ZOOMボタン127aおよび127bは、選択画像表示部103に表示された選択画像の拡大および縮小を行うためのボタンである。MAX VIEWボタン128は、選択画像を別画面例えば全体画像表示部102により拡大表示するためのボタンである。
【0059】
MRP表示ボタン130は、可動範囲画像表示部101に表示される複数枚のフレームを撮影し、蓄積および/または表示するときにクリックされるボタンである。すなわち、このMRP表示ボタン130がクリックされると、カメラユニットが撮影可能な全ての範囲をフレーム単位で撮影し、撮影された各フレームが持っているカメラ部の位置情報に基づいて全フレームを集合させて、可動範囲画像として可動範囲画像表示部101に表示させる。
【0060】
次に、図4を用いて、カメラユニット3による撮影に関する動作の一例について説明する。この実施形態では、2種類のフォーカスで周辺画像を取り込む一例とする。レンズ部22で設定された無限遠に焦点が設定されたフォーカスを「フォーカスA」と称し、フォーカスAより近くに焦点が設定されたフォーカスを「フォーカスB」と称する。
【0061】
カメラユニット3は、パンチルタ部4の雲台にカメラ部5が設置され、ホームポジションから撮像方向が可変される。図4において、撮影された(M×N)枚のフレームをカメラ側から見て、各行に対して上から順に1、2、・・・、Mの番号を付し、各列に対して左から順に1、2、・・・、Nの番号を付す。ホームポジションは例えば(1,1)の座標のフレームを撮影する位置とされる。
【0062】
(1,1)の座標位置のフレームを撮影すると、カメラユニット3が下側にチルトされ、(2,1)の座標位置のフレームが撮影され、以下、順に(3,1)・・・・、(M,1)の座標位置のフレームが撮影され、次に第2列の一番上の座標位置(1,2)のフレームが撮影される。以下、各フレームを(M,N)の座標位置のフレームまで撮影する。このようにフォーカスAおよびフォーカスBでそれぞれ(M×N)枚撮影される。
【0063】
フォーカスAおよびフォーカスBで撮影されたフレームは、メインメモリ30に記録される。このメインメモリ30では、フォーカスAで撮影されたフレームと、フォーカスBで撮影されたフレームとを区別するために、それぞれの領域を設定するようにしても良いし、それぞれのフレームにフラグを付するようにしても良い。
【0064】
ここで、図5のフローチャートを参照して、座標位置毎に最適なフォーカスを設定する動作を説明する。ステップS1では、まずレンズ部22がフォーカスAに設定され、上述したように各座標位置のフレームが撮影される。撮影されたフレームは、メインメモリ30に記録される。次に、ステップS2では、レンズ部22がフォーカスBに設定され、各フレームのフレームが撮影される。撮影されたフレームは、メインメモリ30に記録される。
【0065】
ステップS3では、フォーカスAおよびフォーカスBで撮影された同じ座標位置Nのフレームがメインメモリ30から再生される。ステップS4では、再生された同じ座標位置のフォーカスAのフレームおよびフォーカスBのフレームの中から最適なフォーカスが選択される。例えば、フォーカスAで撮影されたフレームの周波数成分と、フォーカスBで撮影されたフレームの周波数成分とを比較して、高周波成分がより多いフレームを撮影したフォーカスが最適なフォーカスとして選択される。そして、フォーカスAが最適なフォーカスであると判断されると、ステップS5へ制御が移り、フォーカスBが最適なフォーカスであると判断されると、ステップS7へ制御が移る。
【0066】
ステップS5では、座標位置Nの最適なフォーカスとして、フォーカスAが設定される。ステップS7では、座標位置Nの最適なフォーカスとして、フォーカスBが設定される。
【0067】
ステップS6では、(M×N)枚の全ての座標位置のフォーカスの設定が終了したか否かが判断される。全ての座標位置のフォーカスの設定が終了したと判断されると、このフローチャートの制御を終了し、未だ全ての座標位置のフォーカスの設定は終了していないと判断されると、ステップS8へ制御が移る。ステップS8では、次の座標位置のフォーカスを設定するために、座標位置Nがインクリメントされ、ステップS3へ制御が戻る。
【0068】
このように位置座標毎に設定された最適なフォーカスで撮影された画像データが全体画像表示部102および選択画像表示部103に表示される。
【0069】
また、座標位置毎のフォーカスを選択するとき、フレーム中の対象物までの距離を正確に計算するようにしても良い。
【0070】
さらに、座標位置毎のフォーカスを選択するとき、しきい値を用いて判断するようにしても良い。そのしきい値をユーザによって任意の値に設定可能なようにしても良い。
【0071】
また、全体画像表示部102および選択画像表示部103の全てのフレームにフォーカスAのフレームを表示させて、フォーカスを変えたい部分をユーザによって選択するようにしても良い。
【0072】
具体的には、フォーカスを変えたい部分をクリックすると、ポップアップメニューによって、表示可能なフレームのフォーカスが表示され、表示されたフォーカスの中から所望のフォーカスを選択し、選択されたフォーカスがその座標位置のフォーカスとして設定されるようにしても良い。
【0073】
そして、可動範囲画像表示部101、全体画像表示部102、および選択画像表示部103のいずれの表示部でもフォーカスを設定することができるようにしても良い。
【0074】
また、可動範囲画像表示部101、全体画像表示部102、および選択画像表示部103のいずれの表示部でフォーカスを設定しても、他の表示部でフォーカスが設定された座標位置のフレームを表示するときには、設定されたフォーカスのフレームを表示するようにしても良い。
【0075】
例えば、全体画像表示部102上の所望の部分を選択し、選択した所望の部分に該当する座標位置のフォーカスを設定すると、全体画像表示部102で設定された座標位置のフレームが可動範囲画像表示部101および選択画像表示部103に表示されるときに、全体画像表示部102で設定されたフォーカスのフレームを表示するようにしても良い。
【0076】
また、可動範囲画像表示部101、全体画像表示部102、および選択画像表示部103のそれぞれ別々に所望の部分のフォーカスを設定するようにしても良い。
【0077】
さらに、この一例では、2種類のフォーカスで周辺画像を取り込むようにしているが、3種類以上のフォーカスで周辺画像を取り込むようにしても良い。
【0078】
なお、可動範囲画像表示部101は、フォーカスAのフレームのみ、またはフォーカスBのフレームのみで表示するようにしても良い。
【0079】
ここで、ライブモードで動作するときの一例を説明する。まず、レンズ部22がフォーカスAと設定され、全体画像表示部102に表示されている座標位置のフレームが撮影される。撮影されたフレームは、メインメモリ30に記録される。
【0080】
そして、(8×16)枚のフレームの撮影および記録が終了すると、レンズ部22がフォーカスBと設定され、全体画像表示部102に表示されている座標位置のフレームが撮影される。撮影されたフレームは、メインメモリ30に記録される。
【0081】
このフォーカスAおよびフォーカスBでの撮影および記録は、繰り返し行われる。例えば、(8×16)枚のフレームの撮影および記録が終了すると、全体画像表示部102の中でフォーカスAに設定されているフレームに該当する座標位置のフレームがメインメモリ30から再生され、表示される。
【0082】
次に、フォーカスがAからBに切り替えられ、フォーカスBで全体画像表示部102に表示されている座標位置のフレームが撮影される。撮影されたフレームは、メインメモリ30に記録される。(8×16)枚のフレームの撮影および記録が終了すると、全体画像表示部102の中でフォーカスBに設定されているフレームに該当する座標位置のフレームがメインメモリ30から再生され、表示される。
【0083】
このライブモードで動作するときの一例では、全体画像表示部102に表示されている(8×16)枚の座標位置のフレームを全て撮影し、記録するようにしているが、フォーカスAで撮影するときには、フォーカスAに設定されている座標位置のフレームのみ撮影し、記録し、フォーカスBで撮影するときには、フォーカスBに設定されている座標位置のフレームのみ撮影し、記録するようにしても良い。このとき、レンズ部22は、位置座標毎に設定されたフォーカスに対応して制御される。
【0084】
このライブモードで動作するときの一例では、フォーカスAを撮影し、記録した後、フォーカスBを撮影し、記録するようにしているが、全体画像表示部102に表示されている(8×16)枚のフレームを順次撮影するときに、その位置座標に設定されているフォーカスとなるようにレンズ部22を制御して、フレームを撮影し、記録するようにしても良い。
【0085】
図6に、75倍の望遠レンズがカメラユニット3に備えられている場合に、1フレームで撮影できる範囲を示す。カメラユニット3から100m離れた距離にある被写体を撮影する場合には、1フレームで、縦8.7m×横1.17mの範囲を撮影することができる。例えば、カメラ部5の撮像素子として、XGA用の撮像素子を用いた場合には、被写体の縦0.87cm×横1.17cmの範囲を約1画素で表すことができる。
【0086】
カメラユニット3から200m離れた距離にある被写体を撮影する場合には、1フレームで、縦1.74m×横2.34mの範囲を撮影することができる。例えば、カメラ部5の撮像素子として、XGA用の撮像素子を用いた場合には、被写体の縦1.74cm×横2.34cmの範囲を1画素で表すことができる。
【0087】
カメラユニット3から500m離れた距離にある被写体を撮影する場合には、1フレームで、縦4.36m×横5.84mの範囲を撮影することができる。例えば、カメラ部5の撮像素子として、XGA用の撮像素子を用いた場合には、被写体の縦4.36cm×横5.84cmの範囲を1画素で表すことができる。
【0088】
図7および図8を参照して取得したフレームをメインメモリ30等に記録する場合のデータ管理方法を説明する。図7に示すように、所定時間間隔で、(M×N)枚のフレームの画像が撮影される。撮影された画像は、圧縮されてメインメモリ30に記録される。このとき、M行N列によって各フレームの位置が規定される。例えば(1,1)の位置アドレスによって、右端の最も上のフレームが規定される。
【0089】
各フレームは、図8Aに示すように、この位置アドレスと記録時の時間情報とをファイル名としてメインメモリ30に記録される。このとき時間情報は、一例として(1,1)の位置アドレスで示すフレームが撮影された年月日時分秒で構成される。したがって、各フレームのファイル名は、(年月日時分秒、位置アドレス)となる。
【0090】
さらに、図8Bに示すように、(M×N)枚のフレームで全体的な1枚の画像が形成されることに対応して、ディレクションファイルが規定されている。ディレクションファイルは、(1,1)の位置アドレスを有するフレームのファイル名(すなわち、年月日時分秒、位置アドレス)と同一のデータを持つことで、当該(M×N)枚のフレームの集合を定義する。さらに、このフレームの集合に対する位置情報およびメタデータをディレクションファイルが有する。位置情報およびメタデータは、メタデータ生成部29で生成されたものである。すなわち、緯度・経度、方位、高度等の位置情報と、カメラ部5のパラメータ(倍率、フォーカス値、アイリス値等)等のメタデータ情報とをディレクションファイルが有する。
【0091】
図9を参照して、カメラユニット3の動作の実施形態を説明する。この図9は、カメラユニット3を真上から見たときの、カメラ部5の平面断面図とする。またここでは、説明を容易とするために、カメラ部5には、レンズ部22および撮像部24のみを図示し、このカメラ部5を単にパンさせる。
【0092】
カメラ部5のパンの中心は、基準円202で示す中心位置とする。この一例では、説明を容易とするため撮像部24において被写体の像を結像する面の中心と、基準円202の中心とがずれているが、それぞれが一致するように配置しても何ら問題はない。
【0093】
カメラ部5の光線の中心を基準線220で示し、撮影しようとする被写体の撮像中心を撮像中心線210で示す。レンズ部22は、レンズ203、204、206、207、およびシフトレンズ(光路可変素子)205から構成される。一例として、レンズ203、204、および206は、その屈折率が1より大きい凸レンズであり、シフトレンズ205およびレンズ207は、その屈折率が1より小さい凸レンズである。
【0094】
なお、このシフトレンズ205は、一例としてレンズと、そのレンズを水平方向に移動させるリニアモータと、レンズを垂直方向に移動させるリニアモータとから構成される。そして、この実施形態では、レンズ自身のことをシフトレンズと称する。
【0095】
この図9では、一例として図9A、図9B、そして図9Cの順番にパンする。まず、図9Aに示すように、基準線220と撮像中心線210とが角度θaとなるときに、被写体の像は光路211aを経由してレンズ203に入射される。
【0096】
レンズ203に入射された被写体の像は、レンズ203の屈折率で屈折され、光路212aを経由してレンズ204に入射される。レンズ204に入射された被写体の像は、レンズ204の屈折率で屈折され、光路213aを経由して被写体の像を撮像部24に供給するために位置205aへ移動しているシフトレンズ205に入射される。
【0097】
シフトレンズ205に入射された被写体の像は、シフトレンズ205の屈折率で屈折され、光路214aを経由してレンズ206に入射される。このとき、パン部4aのサーボモータに供給するパルス数を計数した計数値に対応してシフトレンズ205のリニアモータに所定の電圧が印加され、位置205aにシフトレンズ205を移動させる。
【0098】
レンズ206に入射された被写体の像は、レンズ206の屈折率で屈折され、光路215を経由してレンズ207に入射される。レンズ207に入射された被写体の像は、レンズ207の屈折率で屈折され、光路216を経由して撮像部24に入射される。
【0099】
このように、パン部4aのサーボモータに供給するパルス数を計数した計数値に対応した位置205aにシフトレンズ205を移動させることによって、シフトレンズ205で形成される光路214aを経由して、撮像部24に被写体の像を入射させるように、レンズ206に被写体の像が入射される。
【0100】
そして、図9Bに示すように、基準線220と撮像中心線210とが一致するときに、被写体からの像は光路211bを経由してレンズ203に入射される。
【0101】
レンズ203に入射された被写体の像は、レンズ203の屈折率で屈折され、光路212bを経由してレンズ204に入射される。レンズ204に入射された被写体の像は、レンズ204の屈折率で屈折され、光路213bを経由して被写体の像を撮像部24に供給するために位置205bへ移動しているシフトレンズ205に入射される。
【0102】
シフトレンズ205に入射された被写体の像は、シフトレンズ205の屈折率で屈折され、光路214bを経由してレンズ206に入射される。このとき、シフトレンズ205のレンズの中心と、基準線220と、撮像中心線210とが一致するようにシフトレンズ205のリニアモータに所定の電圧が印加され、位置205bにシフトレンズ205を移動させる。
【0103】
レンズ206に入射された被写体の像は、レンズ206の屈折率で屈折され、光路215を経由してレンズ207に入射される。レンズ207に入射された被写体の像は、レンズ207の屈折率で屈折され、光路216を経由して撮像部24に入射される。
【0104】
このように、シフトレンズ205の中心と、基準線220と、撮像中心線210とが一致する位置205bにシフトレンズ205を移動させることによって、シフトレンズ205で形成される光路214bを経由して、撮像部24に被写体の像を入射させるように、レンズ206に被写体の像が入射される。
【0105】
そして、図9Cに示すように、基準線220と撮像中心線210とが角度−θcとなるときに、被写体からの像は光路211cを経由してレンズ203に入射される。
【0106】
レンズ203に入射された被写体の像は、レンズ203の屈折率で屈折され、光路212cを経由してレンズ204に入射される。レンズ204に入射された被写体の像は、レンズ204の屈折率で屈折され、光路213cを経由して被写体の像を撮像部24に供給するために位置205cへ移動しているシフトレンズ205に入射される。
【0107】
シフトレンズ205に入射された被写体の像は、シフトレンズ205の屈折率で屈折され、光路214cを経由してレンズ206に入射される。このとき、パン部4aのサーボモータに供給するパルス数を計数した計数値に対応しててシフトレンズ205のリニアモータに所定の電圧が印加され、位置205cにシフトレンズ205を移動させる。
【0108】
レンズ206に入射された被写体の像は、レンズ206の屈折率で屈折され、光路215を経由してレンズ207に入射される。レンズ207に入射された被写体の像は、レンズ207の屈折率で屈折され、光路216を経由して撮像部24に入射される。
【0109】
このように、パン部4aのサーボモータに供給するパルス数を計数した計数値に対応した位置205cにシフトレンズ205を移動させることによって、シフトレンズ205で形成される光路214cを経由して、撮像部24に被写体の像を入射させるように、レンズ206に被写体の像が入射される。
【0110】
この図9に示すようにカメラ部5の移動する方向と逆方向になるようにシフトレンズ205を移動させることによって、撮像部24で露光される被写体の像を同一にすることができる。
【0111】
この実施形態では、カメラ部5で撮影される1画面分を移動するときのパルス数を1サイクルのパルスと称する。そして、カメラ部5が移動する方向によって、FWDサイクルおよびREVサイクルの2種類のサイクルがある。この実施形態では、FWDサイクルのときにシフトレンズ205が待機している位置を図9Aに示す位置205aとする。
【0112】
また、FWDサイクルの時にシフトレンズ205が、シフトレンズの位置205aからシフトレンズの位置205c(図9C参照)へ移動する。このとき、一例としてカメラ部5を移動させるサーボモータは時間によって制御される。また、カメラ部5を移動させるモータにステッピングモータが使用されている場合、出力されるパルス数が計数され、制御される。
【0113】
なお、REVサイクルの時には、FWDサイクルの時の逆の制御となるようにシフトレンズ205が制御される。例えば、カメラ部5が図9Cに示すように、基準線220と撮像中心線210とが角度−θcに到達後、1サイクルが終了した時点で、シフトレンズ205は位置205aになるように、シフトレンズ205を移動させるリニアモータに供給する電圧を瞬時に切り替える。
【0114】
シフトレンズ205が位置205aから位置205cへ動き出した後、シフトレンズ205が位置205b(図9B参照)となるときに、撮像部24に対してシャッタパルスが出力される。このとき、一例としてシフトレンズ205を水平方向に移動させるリニアモータの駆動電圧によって、シャッタパルスを出力するタイミングが生成される。
【0115】
このように、撮像部24が恰も静止状態となるようにシフトレンズ205を制御するためには、カメラ部5を動かす3つのパラメータを制御する必要がある。第1のパラメータは、カメラ部5の1サイクルが始まってからシフトレンズ205が位置205aから位置205cへ動き始める時間である。第2のパラメータは、カメラ部5が位置205aから位置205cへ移動するためにかかる時間である。第3のパラメータは、シフトレンズ205が位置205bとなるときのリニアモータに供給する電圧値である。一般的には、カメラ部5を移動させる速度と、シフトレンズ205を移動させる速度とが等しくなるように制御される。
【0116】
また、カメラ部5のパンの速度と、画像の取り込みに必要な光量とによって、シフトレンズ205を移動させる速度が変化する。
【0117】
また、この図9A、図9B、および図9Cから、光路214a、214b、および214cは、基準線220と撮像中心線210との角度に対応して位置205a、205b、および205cへ移動されたシフトレンズ205によって、レンズ206に常に一定の被写体の像を入射させることができる。例えば、基準線220と撮像中心線210との角度が求められると、その角度に応じた電圧がシフトレンズ205の位置を移動させる水平方向のリニアモータに印加される。リニアモータに電圧が印加され、所定の位置へ移動したシフトレンズ205によって、レンズ206に一定の被写体の像を入射させる光路214が形成される。
【0118】
また、カメラ部5が一定速度でパンしているので、そのパンの速度に合わせて、シフトレンズ205の位置を移動するようにしても良い。例えば、図10に示すシフトレンズ205の水平方向のリニアモータに印加される電圧を、カメラ部5の速度対応させて、繰り返すようにしても良い。
【0119】
この図10に示す電圧Vaがシフトレンズ205を移動させる水平方向のリニアモータに印加されると、シフトレンズ205が位置205aに移動する。電圧Vbがシフトレンズ205を移動させる水平方向のリニアモータに印加されると、シフトレンズ205が位置205bに移動する。電圧Vcがシフトレンズ205の水平方向のリニアモータに印加されると、シフトレンズ205が位置205cに移動する。従って、この図10に示す電圧の方向は、シフトレンズ205の水平方向の位置を示す。なお、この図10では、電圧Vbを0Vとしているが、電圧Vcを0Vとするようにして、シフトレンズ205を制御しても良いし、電圧Vaを0Vとするようにして、シフトレンズ205を制御しても良い。
【0120】
図11にカメラ部5を移動させながら、3つの撮像範囲を撮影するときの概略図を示す。この図11では、一例としてそれぞれ隣り合う座標位置のフレーム(1,1)、(1,2)、(1,3)が順次取り込まれる。
【0121】
この図11に示すように、図9Aに示すカメラ部5の位置のときの光路211aから図9Cに示すカメラ部5の位置のときの光路211cまでの期間であれば、同一の被写体の像を撮像部24に入射させることができる。従って、撮像部24に同一の被写体の像を入射させることができる期間であれば、どのようなタイミングでもフレームを取り込むことができる。このとき、基準円202を中心としてカメラ部5は回転し、撮像する方向を変える。
【0122】
カメラ部5を一定速度でパンさせながら、例えば(1,1)の座標位置のフレームに続いて、(1,2)の座標位置のフレーム、そして(1,3)の隣り合う座標位置のフレームと連続して取り込む。そのために、カメラ部5の回転方向に対応してシフトレンズ205を、例えば位置205aから位置205cまで移動させる。従って、撮像部24に同一の被写体の像を入射することができるので、この図11の一例では、シフトレンズ205を移動させている期間に、3つのフレームを取り込むことができる。
【0123】
また、参照符号231で示す隣り合うフレームとの重複部分は、上述したように、例えば縦横のそれぞれで16画素とされる。従って、フレームの一辺の重複部分は、それぞれ8画素とされる。
【0124】
なお、シフトレンズ205を移動させるリニアモータの動作が電圧Vaおよび/またはVc付近では、完璧な線形にはならない。しかしながら、撮像部24に同一の被写体の像が入射され、露光されている期間は、シフトレンズ205を移動させるリニアモータが完璧な線形で動作する必要がある。そこで、リニアモータの動作の開始時では、その動作が安定していないため、動作が開始してから動作が安定するまでの一定期間、露光期間を待つ必要がある。従って、完璧な線形となる中心付近、すなわち電圧Vb、(位置205b)を中心とした所定の範囲でフレームを取り込むことによって、より安定した画像を得ることができる。
【0125】
図12Aは、パンチルタ部4にカメラ部5を設けた平面断面図であり、図12Bは、カメラ部5を横から見た側面断面図である。この図12Bに示すように、カメラ部5をチルトさせても、そのチルトされたカメラ部5の方向に対応して、シフトレンズ205を所定の方向に移動することによって、同一の被写体の像を撮像部24に入射させることができる。
【0126】
図13を参照して、パンチルタ部4とは異なる移動体にカメラ部5を搭載したときの他の実施形態を説明する。ここでは、説明を容易とするために、水平方向にのみカメラ部5を移動させる移動体とする。この移動体は、例えばサーボモータの回転運動を直線運動に変えることによって実現することができる。この図13では、一例として(1,1)の座標位置のフレームに続いて、(1,2)の座標位置のフレームを連続して取り込む。
【0127】
参照番号241で示す矢印の方向にカメラ部5を一定速度で移動させる。図13Aに示すカメラ部5の移動範囲内であれば、移動するカメラ部5に対応してシフトレンズ205を移動させることによって、撮像部24に同一の被写体の像を入射させることができる。従って、(1,1)の座標位置のフレームを取り込むことができる。
【0128】
そして、カメラ部5が移動体によって隣り合う(1,2)の座標位置のフレームを取り込むことが可能な範囲に移動したとき(図13B参照)に、移動するカメラ部5に対応してシフトレンズ205を移動させることによって、撮像部24に同一の被写体の像を入射させることができる。従って、(1,2)の座標位置のフレームが取り込まれる。
【0129】
このように、カメラ部5を一定速度で移動させることができる移動体であれば、どのような移動体であっても、隣り合うフレームを取り込むことができる。
【0130】
この発明は、上述したこの発明の一実施形態等に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
【0131】
この実施形態では、カメラユニット3を下側にチルトし、フレームを順次撮影しているが、カメラユニット3を上側にチルトし、フレームを順次撮影するようにしても良いし、カメラユニット3を右側にパンし、フレームを順次撮影するようにしても良いし、カメラユニット3を左側にパンし、フレームを順次撮影するようにしても良い。
【0132】
この実施形態では、レンズ203、204、206、207、およびシフトレンズ205は、全て凸レンズから構成されているが、全て凹レンズから構成されるようにしても良いし、凸レンズと凹レンズとを適宜組み合わせた構成としても良い。
【0133】
この実施形態では、撮像された(M×N)枚のフレームをそれぞれメインメモリ30に記録するようにしているが、(M×N)枚のフレームを連結させて1枚の画像としてメインメモリ30に記録するようにしても良い。
【0134】
この実施形態では、撮像部24に同一の被写体の像を入射させるために、カメラ部5の方向に対応してシフトレンズ205が所定の方向に移動するようになされているが、レンズ部22を構成するそれぞれのレンズが凸レンズか凹レンズか、そのレンズの屈折率が1より大きいか、小さいかなど、その構成によってシフトレンズ205の移動する方向は反対方向になることもある。
【0135】
この実施形態では、座標位置に基づいてフレームを撮影するようにしているが、位置アドレスに基づいてフレームを撮影するようにしても良い。
【0136】
この発明は、上述したこの発明の一実施形態等に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
【0137】
【発明の効果】
この発明に依れば、複数のフォーカスで周辺画像を撮影することによって、手前の対象物には、フォーカスを近くに合わせて撮影した画像を用い、遠い場所の対象物にはフォーカスを遠くに合わせて撮影した画像を用いることができるので、フォーカスが一致していないために犠牲としていた情報の質を、向上させることができる。さらに、複数のフォーカスで撮影された画像を組み合わせて1つの画像とするので、任意の場所の拡大表示を行う場合でもピントがあった画像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のモニタリングシステムを概略的に示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態のブロック図である。
【図3】この発明の一実施形態における画面表示の一例を説明するための略線図である。
【図4】この発明に適用されるカメラ部の動作の実施形態を説明するための概略図である。
【図5】この発明に適用されるカメラ部の動作の実施形態を説明するためのフローチャートである。
【図6】この発明の一実施形態における被写体までの距離と撮影範囲および解像度を説明するための略線図である。
【図7】この発明に適用される撮影された画像の管理方法を説明するための略線図である。
【図8】この発明に適用される撮影された画像の管理方法を説明するための略線図である。
【図9】この発明に適用されるカメラ部の動作の実施形態を説明するための概略図である。
【図10】この発明に適用されるシフトレンズに印加する時間と電圧の関係を説明するための特性図である。
【図11】この発明に適用されるカメラ部の動作の実施形態を説明するための概略図である。
【図12】この発明に適用されるカメラ部の動作の実施形態を説明するための概略図である。
【図13】この発明の他の実施形態となるカメラ部の動作を説明するための概略図である。
【符号の説明】
1・・・コンピュータ、2・・・ディスプレイ、3・・・カメラユニット、4・・・パンチルタ部、5・・・カメラ部、21・・・コントローラバス、24・・・撮影部、27・・・JPEGエンコーダ/メタデータ付加部、30・・・メインメモリ、31・・・グラフィックコントローラ、32・・・画像圧縮部、33・・・コントローラCPU、101・・・可動範囲画像表示部、102・・・全体画像表示部、103・・・選択画像表示部
Claims (4)
- 少なくとも第1および第2のフォーカスで画像データを撮影する撮像部と、
上記撮像部の撮像方向を可変する撮像方向可変部と、
上記撮像部の緯度・経度、方位、高度を、上記撮像部で撮影された画像データの位置情報として検出する位置情報検出手段と、
上記検出された位置情報を上記第1および第2のフォーカスで撮影された画像データ毎に付加し、蓄積する蓄積部と、
上記撮像方向可変部の各撮像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像または上記原画像を圧縮した圧縮画像を上記蓄積部に蓄積し、上記撮像方向可変部の最大可動範囲内の一部の範囲の上記原画像または上記圧縮画像をさらに圧縮してパノラマ状の全体画像として生成し、上記全体画像内の位置を規定する座標を設定し、同じ座標位置となる上記第1および第2のフォーカスで撮影される画像データを比較し、高周波成分がより多い画像データを撮影したときのフォーカスを上記座標位置における最適なフォーカスとして選択し、設定するフォーカス設定手段と、
上記座標位置毎に設定された最適なフォーカスで撮影された画像データを圧縮した圧縮画像、または上記座標位置毎に設定された最適なフォーカスで撮影され、上記蓄積部に蓄積された画像データを圧縮した圧縮画像にそれぞれの位置情報および座標位置を付加し、上記位置情報および座標位置が付加された圧縮画像を上記全体画像の対応する上記座標位置に表示する画像表示部と
を有することを特徴とするモニタリングシステム。 - 少なくとも第1および第2のフォーカスで画像データを撮像部で撮影するステップと、
上記撮像部の撮像方向を可変するステップと、
上記撮像部の緯度・経度、方位、高度を、上記撮像部で撮影された画像データの位置情報として検出するステップと、
上記検出された位置情報を上記第1および第2のフォーカスで撮影された画像データ毎に付加し、蓄積部に蓄積するステップと、
各撮像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像または上記原画像を圧縮した圧縮画像を上記蓄積部に蓄積し、最大可動範囲内の一部の範囲の上記原画像または上記圧縮画像をさらに圧縮してパノラマ状の全体画像として生成し、上記全体画像内の位置を規定する座標を設定し、同じ座標位置となる上記第1および第2のフォーカスで撮影される画像データを比較し、高周波成分がより多い画像データを撮影したときのフォーカスを上記座標位置における最適なフォーカスとして選択し、設定するステップと、
上記座標位置毎に設定された最適なフォーカスで撮影された画像データを圧縮した圧縮画像、または上記座標位置毎に設定された最適なフォーカスで撮影され、上記蓄積部に蓄積された画像データを圧縮した圧縮画像にそれぞれの位置情報および座標位置を付加し、上記位置情報および座標位置が付加された圧縮画像を上記全体画像の対応する上記座標位置に表示するステップと
を有することを特徴とするモニタリング方法。 - 少なくとも第1および第2のフォーカスで画像データを撮像部で撮影するステップと、
上記撮像部の撮像方向を可変するステップと、
上記撮像部の緯度・経度、方位、高度を、上記撮像部で撮影された画像データの位置情報として検出するステップと、
上記検出された位置情報を上記第1および第2のフォーカスで撮影された画像データ毎に付加し、蓄積部に蓄積するステップと、
各撮像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像または上記原画像を圧縮した圧縮画像を上記蓄積部に蓄積し、最大可動範囲内の一部の範囲の上記原画像または上記圧縮画像をさらに圧縮してパノラマ状の全体画像として生成し、上記全体画像内の位置を規 定する座標を設定し、同じ座標位置となる上記第1および第2のフォーカスで撮影される画像データを比較し、高周波成分がより多い画像データを撮影したときのフォーカスを上記座標位置における最適なフォーカスとして選択し、設定するステップと、
上記座標位置毎に設定された最適なフォーカスで撮影された画像データを圧縮した圧縮画像、または上記座標位置毎に設定された最適なフォーカスで撮影され、上記蓄積部に蓄積された画像データを圧縮した圧縮画像にそれぞれの位置情報および座標位置を付加し、上記位置情報および座標位置が付加された圧縮画像を上記全体画像の対応する上記座標位置に表示するステップと
を有することを特徴とするモニタリング方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 少なくとも第1および第2のフォーカスで画像データを撮像部で撮影するステップと、
上記撮像部の撮像方向を可変するステップと、
上記撮像部の緯度・経度、方位、高度を、上記撮像部で撮影された画像データの位置情報として検出するステップと、
上記検出された位置情報を上記第1および第2のフォーカスで撮影された画像データ毎に付加し、蓄積部に蓄積するステップと、
各撮像方向で撮像された複数枚の静止画像からなる原画像または上記原画像を圧縮した圧縮画像を上記蓄積部に蓄積し、最大可動範囲内の一部の範囲の上記原画像または上記圧縮画像をさらに圧縮してパノラマ状の全体画像として生成し、上記全体画像内の位置を規定する座標を設定し、同じ座標位置となる上記第1および第2のフォーカスで撮影される画像データを比較し、高周波成分がより多い画像データを撮影したときのフォーカスを上記座標位置における最適なフォーカスとして選択し、設定するステップと、
上記座標位置毎に設定された最適なフォーカスで撮影された画像データを圧縮した圧縮画像、または上記座標位置毎に設定された最適なフォーカスで撮影され、上記蓄積部に蓄積された画像データを圧縮した圧縮画像にそれぞれの位置情報および座標位置を付加し、上記位置情報および座標位置が付加された圧縮画像を上記全体画像の対応する上記座標位置に表示するステップと
を有することを特徴とするモニタリング方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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