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JP4230166B2 - 携帯情報端末用ストロボ - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ付き携帯情報端末に接続して使用するストロボに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、様々なタイプのカメラ付き携帯情報端末が発明されている。従来のカメラ付き携帯情報端末において、携帯情報端末本体に設けられた撮像レンズを透過した被写体光は、撮像レンズの背後に設けられた撮像素子で電気信号に変換され信号処理を施されて、モニタに表示される。ユーザーはモニタに表示されたスルー画を見て撮影範囲を決定する。
【0003】
しかしながら、このようなカメラ付き携帯情報端末においては、携帯情報端末の携帯性に伴って撮像素子を小型化する必要があり、一般的に撮像素子数は17万画素程度と少なくなっている。そのため撮像素子の感度が低く、暗い場所では鮮明に撮影できないばかりでなく、スルー画が見えにくくユーザーは撮影範囲を決定するのが困難である。
【0004】
暗い場所での撮影を容易にするため、携帯情報端末のジャック端子に接続して使用できるストロボが発売されている。このストロボを使用すれば暗い被写体を鮮明に撮影することが可能である。しかしながら、暗い場所で撮影範囲を決定するのが困難であるという問題は依然残ったままであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前述のような問題を解決するためになされたもので、暗い場所においても撮影範囲の決定を容易に行える、携帯情報端末用ストロボを提供することを目的とする。
【0006】
本発明を採用した携帯情報端末用ストロボは、携帯情報端末のジャック端子に直接接続して使用することができ、光学式のファインダーと、被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ発光部と、前記ジャック端子の蓋を嵌め込み前記ストロボ本体の向きを固定するくぼみとが設けられたストロボ本体と、前記ストロボ本体から突設された接続端子とから構成される。
【0007】
ファインダーは撮影レンズの近傍、かつ撮影レンズと同等の高さに配置し、ストロボ発光部は撮影レンズから離れた位置に配置する。こうすることによりパララックスを軽減し、赤目減少を抑制することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を採用した携帯情報端末用ストロボ10をカメラ付き携帯電話12に接続したときのブロック図である。カメラ付き携帯電話12は、携帯電話機能を持った携帯電話モジュール部14、カメラ機能を持ったカメラモジュール部16、電源のON・OFF及び携帯電話モジュール部14とカメラモジュール部16の使用切替えを行うスイッチ18を含む。さらに携帯電話モジュール部14にはモニタ20、スピーカー22、マイク24といった、通常の携帯電話と同じようなユニットが接続されている。カメラモジュール部16には、撮影レンズ、撮像素子、AD変換部、信号処理部、バッファメモリ部等が内蔵されている。詳しくは後述するが、本発明の携帯情報端末用ストロボ10は携帯電話モジュール部14に設けられたジャック端子に接続して使用される。前記ジャック端子は通常の携帯電話に設けられたイヤホンマイク端子と同等であり、イヤホンマイク端子としても使用できる。
【0009】
図2は、本発明を採用した携帯情報端末用ストロボ10の前面外観図である。図2において本発明の携帯情報端末用ストロボ10は、ストロボ本体26と、携帯情報端末のジャック端子に挿入してストロボ本体26と携帯情報端末を電気的に接続する接続端子28から構成される。ストロボ本体26には、ファインダー30を構成する対物側ファインダー窓32、被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ発光部34、接続の際ジャック端子に被せられていた蓋を嵌め込むことによってストロボ本体26の向きを固定するくぼみ36が設けられている。ファインダー30は、接続端子の中心軸38上に配置されている。背面外観を示した図3においてストロボ本体26の背面には、対物側ファインダー窓32と一対となってファインダー30を構成するファインダー窓40が設けられている。
【0010】
図4は、携帯情報端末用ストロボ10と携帯情報端末との接続部の拡大図である。携帯電話本体42には、イヤホンマイク端子としても使用されるジャック端子44と、ジャック端子44を使用しない時ジャック端子44に被せておく蓋46が設けられている。蓋46は、一端が携帯電話本体42に接着されている。携帯情報端末用ストロボ10は、接続端子28をジャック端子44に挿入して使用される。接続端子28は電圧部、グランド部、クロックライン部、データライン部と言った4接点を有しており、接続端子28をジャック端子44に所定の位置まで挿入すると、各接点はジャック端子44内部に設けられている同種の接点と互いに接触して、電流や信号の送受を行えるようになる。
【0011】
接続端子28をジャック端子44に挿入した際、ジャック端子の蓋46は折りたたまれてストロボ本体26に設けられたくぼみ36に収納される。これにより、ストロボ本体26の方向を固定することができる。
【0012】
図5及び図6は、携帯情報端末用ストロボ10を携帯電話本体42の左側部に設けられたジャック端子44に接続した状態を示す。携帯電話本体42の前面を示す図5において、携帯電話本体42には、電話機能使用時には従来の携帯電話の表示画面としての役割を果たし、カメラ機能使用時にはスルー画及び撮影データが表示されるモニタ20、ユーザーが携帯電話本体42の操作を行うための操作部48が設けられている。
【0013】
携帯電話本体42の背面を示す図6において、携帯電話本体42の背面には撮影レンズ50、充電式のバッテリー52が構成されている。携帯情報端末用ストロボ10は前面を向けて取り付けられ、撮影レンズ50とストロボ発光部34及びファインダー30の向きは同一になる。
【0014】
携帯情報端末用ストロボ10を携帯電話本体42の左側部にあるジャック端子44に接続すると、ストロボ発光部34よりもファインダー30の方が携帯電話本体42に設けられた撮影レンズ50から近い側に位置する。加えて、撮影レンズ50とジャック端子44は同じ高さになるよう配置されており、また接続端子の中心軸38上にファインダー30は配置されているので、ファインダー30は撮影レンズ50と同等の高さに位置する。これらは光学式ファインダーを使用した撮影の際、撮影範囲を決定するファインダー30と、実際の撮影を行う撮影レンズ50が異なる位置にあるため発生するパララックスを軽減する効果がある。一方、ストロボ発光部34は、撮影レンズ50から離れた位置に配置されている。これにより、ストロボ撮影において、ストロボ発光部34が撮影レンズ50と近い距離にある場合に発生しやすい赤目現象を抑制することができる。
【0015】
次に、本発明を採用した携帯情報端末用ストロボ10を使用して、ストロボ撮影を行う場合について説明する。ユーザーは、操作部48にて所定の操作を行い、携帯電話本体42をカメラ機能使用モードに設定する。次に、携帯情報端末用ストロボ10の接続端子28を携帯電話本体42に設けられたジャック端子44に所定の位置まで挿入すると、接続端子28の電圧部を通じて携帯電話本体42のバッテリー52よりストロボ本体26に電源供給され、ストロボ撮影のための電源チャージが行われる。ユーザーはファインダー窓40を覗いて撮影範囲を決定し、操作部48内に設けられたシャッタスイッチを押下すると、シャッタに連動してストロボ発光部34から閃光が発せられ、ストロボ撮影が行われる。
【0016】
なお、上記の実施形態では、ジャック端子44は携帯電話本体42の左側部に設けられていたが、ジャック端子44を右側部や上部にも設ければ左右どちらの目からでもファインダー窓40を覗き易くなり、より撮影が簡便になる。
【0017】
図7に、携帯電話本体42の右側部に設けられたジャック端子54に携帯情報端末用ストロボ10を接続した状態を示す。右側部に設けられたジャック端子54でも、ジャック端子54は撮影レンズ50の真横に設けられておりファインダー30と撮影レンズ50は同等の高さに位置する。一方、携帯電話本体42の左側部に設けられたジャック端子44では蓋46がジャック端子44の上側に設けられていたのに対し、右側部に設けられたジャック端子54では蓋56がジャック端子54の下側に設けられている。このため、右側部のジャック端子54にストロボ本体26を接続すると、左側部のジャック端子44に接続した時と上下が逆になり、図6と同様、ファインダー30は撮影レンズ50から近い位置に、ストロボ発光部34は遠い位置に配置される。以上のことにより、携帯電話本体42の右側部に設けられたジャック端子54に携帯情報端末用ストロボ10を接続してストロボ撮影を行った場合でも、パララックスや赤目現象を抑制する効果がある。
【0018】
図8には、携帯電話本体42の上部に設けられたジャック端子58に携帯情報端末用ストロボ10を接続した状態を示す。上部に設けられたジャック端子58の場合、ジャック端子58は撮影レンズ50の真上に設けられており、ファインダー30は撮影レンズ50の直上に配置される。一方、上部に設けられたジャック端子58では蓋60がジャック端子58の右側に設けられている。このためジャック端子58にストロボ本体26を接続すると、ファインダー30は撮影レンズ50から近い位置に、ストロボ発光部34は遠い位置に配置されるので、パララックスや赤目現象を抑制することができる。
【0019】
なお、上記の実施形態では、携帯電話本体42背面にあるバッテリー52からストロボ本体26へ電源供給していたが、ストロボ本体26にストロボ発光のためのバッテリーを内蔵するようにしてもよい。
【0020】
さらに、上記の実施形態では本発明の携帯情報端末用ストロボ10をカメラ付き携帯電話12に接続する場合について説明したが、PHS、PDA、モバイルPCなどのカメラ付き携帯情報端末においても同様に接続し、使用することができる。
【0021】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、携帯情報端末用ストロボに光学式のファインダーを設けたので、暗い場所での撮影の際にはファインダーを通して撮影範囲を容易に決定することができる。また携帯情報端末用ストロボの接続端子をジャック端子に挿入するとファインダーが撮影レンズの近傍に配置されること、及びファインダーと撮影レンズの高さが同一になることからパララックスを軽減することができる。一方、ストロボ発光部は撮影レンズから離れた位置に配置されており、赤目現象を抑制する効果がある。
【0022】
本発明の携帯情報端末用ストロボは、携帯情報端末本体の左側部、右側部、上部のいずれに設けられたジャック端子にも接続することができ、左右どちらの目からでもファインダーを覗き易くなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した携帯情報端末用ストロボをカメラ付き携帯電話に接続したときのブロック図である。
【図2】携帯情報端末用ストロボの前面を示す斜視図である。
【図3】携帯情報端末用ストロボの背面を示す斜視図である。
【図4】携帯情報端末用ストロボとカメラ付き携帯電話の接続部分を示す拡大図である。
【図5】携帯情報端末用ストロボを携帯電話本体左側部のジャック端子に接続した状態を示す前面斜視図である。
【図6】携帯情報端末用ストロボを携帯電話本体左側部のジャック端子に接続した状態を示す背面斜視図である。
【図7】携帯情報端末用ストロボを携帯電話本体右側部のジャック端子に接続した状態を示す背面斜視図である。
【図8】携帯情報端末用ストロボを携帯電話本体上部のジャック端子に接続した状態を示す背面斜視図である。
【符号の説明】
10 携帯情報端末用ストロボ
26 ストロボ本体
28 接続端子
30 ファインダー
34 ストロボ発光部
36 くぼみ
38 接続端子の中心軸
44 ジャック端子
46 蓋

Claims (4)

  1. 携帯情報端末のジャック端子に直接接続して使用する携帯情報端末用ストロボであって、
    光学式のファインダーと、被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ発光部と、前記ジャック端子の蓋を嵌め込み前記ストロボ本体の向きを固定するくぼみとが設けられたストロボ本体と、
    前記ストロボ本体から突設された接続端子を具備して構成したことを特徴とする携帯情報端末用ストロボ。
  2. 前記ファインダーは、前記接続端子の中心軸上に配置されていることを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末用ストロボ。
  3. 前記ストロボ発光部よりも、前記ファインダーの方が前記接続端子に近い位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯情報端末用ストロボ。
  4. 前記ジャック端子が、イヤホンマイク端子と共用であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の携帯情報端末用ストロボ。
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