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JP4235403B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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JP4235403B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ,複写機等の画像形成装置に関し、特にそのポリゴンモータ等の立ち上がり時間を正確に予測することにより、安定したファーストコピータイムと画像形成装置の長寿命化の両方を実現することに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子写真方式の画像形成装置としては、一般的に図1で示すような複写機があげられる。図1により、従来の画像形成装置について述べる。詳細な説明は行わないが、1Rは、原稿の複写動作を行う場合の原稿読み取り部である。次に、画像出力部1Pは大別して、画像形成部10(4つのステーションa、b、c、dが並設されており、その構成は同一である。)、給紙ユニット20、中間転写ユニット30、定着ユニット40および制御ユニット(不図示)から構成される。
【0003】
さらに、個々のユニットについて詳しく説明する。画像形成部10は次に述べるような構成になっている。像担持体としての感光ドラム11a,11b,11c,11dがその中心で軸支され、矢印方向に回転駆動される。感光ドラム11a〜11dの外周面に対向してその回転方向に一次帯電器12a,12b,12c,12d、光学系13a,13b,13c,13d、現像装置14a,14b,14c,14dが配置されている。一次帯電器12a〜12dにおいて感光ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与える。次いで光学系13a〜13dにより、記録画像信号に応じて変調した例えばレーザビームなどの光線を感光ドラム11a〜11d上に露光させることによって、そこに静電潜像を形成する。さらに、イエロ,シアン,マゼンタ,ブラックといった4色の現像剤(トナー)をそれぞれ収納した現像装置14a〜14dによって前記静電潜像を顕像化する。顕像化された可視画像を中間転写ベルトに転写する画像転写領域Ta,Tb,Tc,Tdの下流側では、クリーニング装置15a,15b,15c,15dにより転写材に転写されずに感光ドラム11a〜11d上に残されたトナーを掻き落としてドラム表面の清掃を行う。以上に示したプロセスにより、各トナーによる画像形成が順次行われる。
【0004】
給紙ユニット20は,記録材Pを収納するためのカセット21a,12bおよび手差しトレイ27、カセット内もしくは手差しトレイより記録材Pを1枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a,22bおよび26、各ピックアップローラ22a,22bおよび26から送り出された記録材Pをレジストローラまで搬送するための給紙ローラ対23および給紙ガイド24、そして画像形成部の画像形成タイミングに合わせて記録材Pを二次転写領域Teへ送り出すためのレジストローラ25a、25bから成る。
【0005】
中間転写ユニット30について詳細に説明する。中間転写ベルト31(その材料として例えば、PET[ポリエチレンテレフタレート]やPVdF[ポリフッ化ビニリデン]などが用いられる)は、中間転写ベルト31に駆動を伝達する駆動ローラ32、ばね(不図示)の付勢によって中間転写ベルト31に適度な張力を与えるテンションローラ33、ベルトを挟んで二次転写領域Teに対向する従動ローラ34に巻回させる。これらのうち駆動ローラ32とテンションローラ33の間に一次転写平面Aが形成される。駆動ローラ32は金属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタンまたはクロロプレン)をコーティングしてベルトとのスリップを防いでいる。駆動ローラ32はパルスモータ(不図示)によって回転駆動される。各感光ドラム11a〜11dと中間転写ベルト31が対向する一次転写領域Ta〜Tdには、中間転写ベルト31の裏に一次転写ブレード35a〜35dが配置されている。従動ローラ34に対向して二次転写ローラ36が配置され、中間転写ベルト31とのニップによって二次転写領域Teを形成する。二次転写ローラ36は中間転写ベルトに対して適度な圧力で加圧されている。また、中間転写ベルト31上、二次転写領域Teの下流には中間転写ベルト31の画像形成面をクリーニングするためのクリーニング装置50が配され、前記クリーニング装置50は、クリーナーブレード51(材質としては、ポリウレタンゴムなどが用いられる)および廃トナーを収納する廃トナーボックス52から成る。
【0006】
定着ユニット40は、内部にハロゲンヒータなどの熱源を備えた定着ローラ41aとそのローラに加圧される41b(このローラにも熱源を備える場合もある)、および前記ローラ対のニップ部へ転写材Pを導くためのガイド43、また、前記ローラ対から排出されてきた転写材Pをさらに装置外部に導き出すための内排紙ローラ44、外排紙ローラ45などから成る。
【0007】
制御ユニットは、前記各ユニット内の機構の動作を制御するための制御基板70や、モータドライブ基板(不図示)などから成る。
【0008】
次に装置の動作に即して説明を加える。
【0009】
画像形成動作開始信号が発せられると、まずピックアップローラ22aにより、カセット21aから転写材Pが1枚ずつ送り出される。そして給紙ローラ対23によって転写材Pが給紙ガイド24の間を案内されてレジストローラ25a,25bまで搬送される。その時レジストローラ25a,25bは停止されており、紙先端はそのニップ部に突き当たる。その後、画像形成部が画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラ25a,25bは回転を始める。この回転時期は、転写材Pと画像形成部より中間転写ベルト31上に一次転写されたトナー画像とが二次転写領域Teにおいてちょうど一致するようにそのタイミングが設定されている。
【0010】
一方画像形成部では、画像形成動作開始信号が発せられると、前述したプロセスにより中間転写ベルト31の回転方向において一番上流にある感光ドラム11d上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加された一次転写用帯電器35dによって一次転写領域Tdにおいて中間転写ベルト31に一次転写される。一次転写されたトナー像は次の一次転写領域Tcまで搬送される。そこでは各画像形成部間をトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上にレジストを合わせて次のトナー像が転写されることになる。以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー像が中間転写ベルト31上において一次転写される。
【0011】
その後記録材Pが二次転写領域Teに進入、中間転写ベルト31に接触すると、記録材Pの通過タイミングに合わせて二次転写ローラ36に、高電圧を印加させる。そして前述したプロセスにより中間転写ベルト31上に形成された4色のトナー画像が記録材Pの表面に転写される。その後記録材Pは搬送ガイド43によって定着ローラニップ部まで正確に案内される。そしてローラ対41a,41bの熱およびニップの圧力によってトナー画像が記録材表面に定着される。その後、内外排紙ローラ44,45により搬送され、記録材は機外に排出される。
【0012】
この様な画像形成装置では、通常、画像形成部の準備動作として感光ドラム(11a,11b,11c,11d)の回転準備、光学系(13a,13b,13c,13d)の露光開始準備、現像装置(14a,14b,14c,14d)の現像開始準備の全てが完了することにより、画像形成動作が可能となる。
【0013】
ところが近年の複写機は、高生産性の実現と同時に、1枚目のコピーが排出されるまでの時間、いわゆるファーストコピータイムを短縮することが大きな課題となっており、前記3つの準備動作を並行して行い、画像形成動作開始までの準備時間を極力減らす制御が一般的となりつつある。例えば図1の例では、光学系(13a,13b,13c,13d)の露光開始準備はポリゴンモータの立ち上げ完了に相当し、3つの準備動作の中では最も長い時間を要する。次に、現像装置(14a,14b,14c,14d)の現像開始準備は、感光ドラム(11a,11b,11c,11d)に印加する作像高電圧(現像高電圧ともいう)の立ち上げに相当し、感光ドラム(11a,11b,11c,11d)の回転準備が終わらなければ開始することは出来ない。
【0014】
そこで、まず感光ドラム(11a,11b,11c,11d)の立ち上げとポリゴンモータの立ち上げ開始を並行して行い、感光ドラムが立ち上がった後、作像高電圧を立ち上げる制御を行うことがある。また、作像高電圧を立ち上げた状態を長時間続けることは、感光ドラムの寿命低下に大きな影響があるため、作像高電圧を立ち上げるタイミングについては、あらかじめポリゴンモータを予備的に立ち上げることにより、ポリゴンモータの立ち上げに要する時間を計測しておき、作像高電圧の立ち上げ完了タイミングとポリゴンモータの立ち上げ完了タイミングを合わせる制御を行うことが提案されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述の様な制御においては、ポリゴンモータの立ち上がり時間は画像形成装置の装置内温度上昇に大きく影響するため、正確なポリゴンモータの動作準備時間を知るためには、画像形成動作の直前に頻繁にポリゴンモータを立ち上げる必要があり、ポリゴンモータの寿命低下等の問題があった。逆に、動作準備時間を知るためにポリゴンモータを立ち上げる頻度を低くすると、逆に画像形成動作時のポリゴンモータの立ち上がり時間との差異が生じしてしまい、計測したポリゴンモータの立ち上がり予測時間よりも画像形成時のポリゴンモータの立ち上がり時間が長くかかった場合、ポリゴンモータが定常回転に移行する前にポリゴンモータの立ち上がり制御が完了してしまい、ポリゴンモータが一定時間内に定常回転にいたらなかったことによる、エラーが発生するという問題があった。
【0016】
また、ポリゴンモータの立ち上がり予測時間をいたずらに長くすることは、ファーストコピータイムが長くなることに直結するため、ポリゴンモータの立ち上がり予測時間を決定することは困難であった。
【0017】
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、ポリゴンモータを予備回転させることなく、露光準備完了の正確な判定を得ることのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明では、画像形成装置を次の(1)のとおりに構成する。
ポリゴンモータおよびレーザ露光ユニットから構成される露光装置と、前記露光装置により感光体上に形成された潜像を元にトナー像を作成する作像装置を備え、前記トナー像を転写材に定着することにより転写材に対して画像を印刷する画像形成装置において、
前記ポリゴンモータの立ち上げ動作を開始してから立ち上げ動作が完了するまでのポリゴンモータの立ち上げに要する予定時間と前記画像形成装置の温度との関係を示すポリゴンモータの立ち上げ予定時間テーブルを有する記憶手段と、
前記ポリゴンモータの立ち上げ動作を開始してからの経過時間を計測する経過時間計測手段と、
前記画像形成装置の温度を検出する温度検出手段と、
前記ポリゴンモータの立ち上げ作の完了を検知する動作完了検知手段と、
前記温度検出手段で検出した、前記ポリゴンモータの立ち上げを開始する直前の前記画像形成装置内の温度を元に、前記ポリゴンモータの立ち上げ予定時間テーブルにもとづいて所要の立ち上げ予定時間を決定し
前記経過時間計測手段により計測した経過時間が、前記所要の立ち上げ予定時間から前記感光体に印加する作像高電圧の立ち上げ時間を差し引いた時間に一致したに、前記作像高電圧の立ち上げを開始し、前記経過時間計測手段により計測した経過時間が、前記所要の立ち上げ予定時間だけ経過時に、前記動作完了検知手段により前記ポリゴンモータの立ち上げ動作の完了を検知している場合は、前記経過時にポリゴンモータの立ち上げ動作の完了を判定し、前記動作完了検知手段により前記ポリゴンモータの立ち上げ動作の完了を検知していない場合は、その後前記動作完了検知手段により前記ポリゴンモータの立ち上げ動作の完了を検知したときに前記ポリゴンモータの立ち上げ動作の完了を判定する制御手段と、
を備えた画像形成装置。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を、画像形成装置の実施例により詳しく説明する。なお、本発明は、装置の形に限らず、実施例の説明に裏付けられて、方法の形で実施することもできる。
【0042】
【実施例】
(実施例1)
実施例1である“画像形成装置”の構成については、従来例の説明に用いた図1の構成と同一であるため、その説明を援用し、ここでの説明を省略する。なお、従来例と同一部材に対しては同一符号を付すこととする。
【0043】
図2は、本実施例の画像形成装置を制御する制御コントローラの構成を示すブロック図であり、CPU201,イメージリーダ制御部202,画像信号制御部203,プリンタ制御部204,ROM205,RAM206,操作パネル制御部207から構成される。CPU201は、ROM205に格納されているプログラムを実行することにより、リーダ制御部202を通じて原稿読み取り部1Rを制御する。画像信号制御部203は、原稿読み取り部1Rから読み込まれた原稿の画像データもしくは、ネットワークを通じて画像信号制御部に入力された画像データを蓄積し、プリンタ制御部204に対してプリントデータを出力する。CPU201は、操作パネル制御部207を介して、操作パネル(不図示)を制御する。208はA/D変換器であり、209は温度センサである。温度センサ209は、図1では図示しなかったが、画像形成装置内部の温度を計測することが出来る。CPU201は温度センサ209の出力値をA/D変換器208を通してディジタルデータへ変換することにより画像形成装置内の温度を計測する。
【0044】
図3は、ROM205およびRAM206の領域割り付けについて述べた図である。301はROMで、プログラムが格納された領域303と、定義されたパラメータが格納された領域304と、後述するポリゴンモータの立ち上げ時間予測テーブル305から構成される。302はRAMで、プログラム実行に必要なスタック領域306、変数領域307から構成される。
【0045】
図4は、温度センサ209の検知する画像形成装置内の温度とポリゴンモータが立ち上げ完了に要する時間(請求項の露光準備完了予定時間に相当する)との相関特性を表した図である。グラフ401で示す様に、ポリゴンモータは画像形成装置内が50℃未満の低温である時、立ち上げに多くの時間を要する。また、温度が90℃以上になった時も、ポリゴンモータの立ち上げに要する時間は長くなる。402は、グラフ401をテーブルに近似したものである。例えば、温度センサの出力が40℃以上、50℃未満であればポリゴンモータの立ち上がり時間は4.0秒であると予測することが出来る。テーブル402は、図3で示した立ち上げテーブル305に格納されており、CPU201は、ポリゴンモータの立ち上げ時間予測のために、前記テーブルを参照する。
【0046】
なお、環境湿度とポリゴンモータの立ち上がり時間の相関特性がある場合は予めその特性を調べておきテーブルに格納して、ポリゴンモータ立ち上げ時間予測の際に参照しても良い。また、図4のテーブル402を白黒画像形成モードに使用し、カラー画像形成モード時にこのテーブルの各値に所定値を加算してポリゴンモータ立ち上げ予測に使用してもよい。これは一般にカラーモード時の方が白黒モード時よりポリゴンモータ立ち上がり時間を多く要するためである。
【0047】
図5は、本実施例における画像形成準備動作を表したサブルーチンである。CPU201は、プリント開始命令を受け取ると、まず温度センサ209により、画像形成装置内の温度をサンプリングする(ステップ502(図ではS502と表記)参照、以下同様)。次に、表402より、前記サンプリング温度からポリゴンモータの立ち上げに要する時間Tpを求める(ステップ503)。次にステップ504では、作像高電圧の立ち上げに要する時間Tkを求める。次に、ステップ505で、ポリゴンモータを駆動スタートさせる。特に図示しないが、ポリゴンモータはプリントジョブがモノクロの場合はブラックの光学系(13d)のポリゴンモータのみを立ち上げ、また、プリントジョブがカラーの場合は全ての光学系(13a〜13d)のポリゴンモータを立ち上げる。次に、ステップ506でポリゴンモータの立ち上げを開始してからの経過時間を計測するカウンタT1を初期化する。続いてステップ507では、感光ドラム(11a〜11d)、現像装置(14a〜14d)、中間転写ベルト31の駆動を開始する。カウンタT1をカウントアップし、カウンタの値が、ポリゴン予測立ち上げ時間Tpから作像高圧立ち上げ時間Tkを差し引いた時間だけ経過すると(ステップ508,ステップ509)、ステップ510で作像高電圧を立ち上げ開始する。次にステップ511でさらにカウンタT1をカウントアップし、カウンタの値がポリゴン予測立ち上げ時間Tpに等しくなると画像形成準備動作は完了するため、サブルーチンを終了する(ステップ513)。
【0048】
図6は、図5で説明した画像形成準備動作を表したタイミングチャートである。602でプリント開始命令が入力されると、プリント停止中状態からプリント準備中状態になる。プリント準備状態になると、603では、ポリゴンモータが停止から立ち上がり状態になり、同時に604では感光ドラム、現像装置、中間転写ベルトが停止状態から立ち上がり状態になる。図5で示したように、ポリゴンモータ立ち上げ開始から(Tp−Tk)時間経過すると、605で、作像高電圧が停止から立ち上げを開始する。作像高電圧はTk時間で立ち上がり、同時にポリゴンモータも立ち上げ開始からTp時間で立ち上がるため、Tp時間後には、601で示すように画像形成準備段階から画像形成可能段階へ移行することが出来る。
【0049】
なお、画像形成モードによって露光準備時間が異なることもあるので、露光準備を開始する時の画像形成モードに従って、前記露光準備時間のうちの一つを選択して露光準備時間とすることもある。
【0050】
以上説明したように、本実施例では、ポリゴンモータの立ち上がり時間は、画像形成装置の装置内温度と相関関係があることに注目し、画像形成装置の装置内温度とポリゴンモータの立ち上がり予測時間を表したテーブルを画像形成装置の制御ユニット内にあらかじめ用意し、前記テーブルを元に画像形成動作の準備動作直前に計測した装置内温度から最適なポリゴンモータ立ち上がり予測時間を得ることにより、作像高電圧の立ち上げ完了タイミングとポリゴンモータの立ち上げ完了タイミングを合わせる制御を実現することができ、変動するポリゴンモータの立ち上がり時間にも対応して、最適なタイミングで画像形成準備を完了することが可能になる。
【0051】
(実施例2)
実施例2である“画像形成装置”の構成については、従来例の説明に用いた図1の構成と同一であるため、その説明を援用しここでの説明を省略する。なお、従来例と同一部材に対しては同一符号を付すこととする。
【0052】
図7は、本実施例の画像形成装置を制御する制御コントローラの構成を示すブロック図であり、CPU701,イメージリーダ制御部702,画像信号制御部703,プリンタ制御部704,ROM705,RAM706,操作パネル制御部707から構成される。CPU701は、ROM705に格納されているプログラムを実行することにより、リーダ制御部702を通じて原稿読み取り部1Rを制御する。画像信号制御部703は、原稿読み取り部1Rから読み込まれた原稿の画像データもしくは、ネットワークを通じて画像信号制御部703に入力された画像データを蓄積し、プリンタ制御部704に対してプリントデータを出力する。CPU701は、操作パネル制御部707を介して、操作パネル(不図示)を制御する。708はA/D変換器であり、709は温度センサである。
【0053】
温度センサ709は、図1では図示しなかったが、画像形成装置内部の温度を計測することが出来る。CPU701は温度センサ709の出力値をA/D変換器708を通してディジタルデータへ変換することにより画像形成装置内の温度を計測する。710はポリゴンモータ制御レジスタ、711はポリゴンモータを表している。CPU701は、ポリゴンモータ制御レジスタ710を操作することによりポリゴンモータ711を駆動するだけでなくポリゴンモータの立ち上がりが完了したかどうかをレジスタ710によって監視することが出来る。
【0054】
ROM705およびRAM706の構成は、図3と同一であるため、説明を省略する。温度センサと709の出力値とポリゴンモータ予測立ち上げ時間の関係は、図4と同一であるため、説明を省略する。
【0055】
図8は、本実施例における画像形成準備動作を表したサブルーチンである。CPU701は、プリント開始命令を受け取ると、まず温度センサ709により、画像形成装置内の温度をサンプリングする(ステップ802)。次に、表402より、前記サンプリング温度からポリゴンモータの立ち上げに要する時間Tpを求める(ステップ803)。次にステップ804では、作像高電圧の立ち上げに要する時間Tkを求める。次に、ステップ805で、ポリゴンモータを駆動スタートさせる。特に図示しないが、ポリゴンモータはプリントジョブがモノクロの場合はブラックの光学系(13d)のポリゴンモータのみを立ち上げ、また、プリントジョブがカラーの場合は全ての光学系(13a〜13d)のポリゴンモータを立ち上げる。次に、ステップ806でポリゴンモータの立ち上げを開始してからの経過時間を計測するカウンタT1を初期化する。続いてステップ807では、感光ドラム(11a〜11d),現像装置(14a〜14d),中間転写ベルト31の駆動を開始する。カウンタT1をカウントアップし、カウンタの値が、ポリゴン予測立ち上げ時間Tpから作像高圧立ち上げ時間Tkを差し引いた時間だけ経過すると(ステップ808,ステップ809)、ステップ810で作像高電圧を立ち上げ開始する。次にステップ811でさらにカウンタT1をカウントアップし、カウンタの値がポリゴン予測立ち上げ時間Tpに等しくなると(ステップ812)、ポリゴンモータ711が立ち上がったかどうかを、ポリゴンモータ制御レジスタ710により監視し(ステップ813)、ポリゴンモータ711の立ち上がりが完了すると画像形成準備動作は完了するため、サブルーチンを終了する(817)。一方、ポリゴンモータ711が立ち上がっていない場合は、カウントT1をさらにカウントアップし、カウンタが、ポリゴンモータ異常エラーと判断するカウンタTerrを超えた場合は画像形成準備動作を緊急停止させるため、NGを返してサブルーチンを終了する(ステップ815,ステップ816)。
【0056】
図9は、図8で説明した画像形成準備動作の一例を表したタイミングチャートである。902でプリント開始命令が入力されると、プリント停止中状態からプリント準備中状態になる。プリント準備状態になると、903では、ポリゴンモータが停止から立ち上がり状態になり、同時に904では感光ドラム,現像装置,中間転写ベルトが停止状態から立ち上がり状態になる。図8で示したように、ポリゴンモータ立ち上げ開始から(Tp−Tk)時間経過すると、905で、作像高電圧が停止から立ち上げを開始する。作像高電圧はTk時間で立ち上がるが、この時にポリゴンモータがまだ立ち上がっていない場合、レジスタ710による、ポリゴンモータの立ち上がり監視を開始する。ポリゴンモータの立ち上がり(ロック信号)が検知されると、901で示すように画像形成準備段階から画像形成可能段階へ移行することが出来る。
【0057】
以上説明したように、本実施例により、ポリゴンモータの立ち上がり予測時間以内にポリゴンモータが定常回転に至らなかった場合には、ポリゴンモータの立ち上がり完了を示す立ち上がり完了信号が立ち上がり完了状態を示すことを監視することによりポリゴンモータの立ち上がり完了とすることにより、作像高電圧の立ち上げ完了タイミングとポリゴンモータの立ち上げ完了タイミングを合わせる制御を確実に実現することができ、確実に画像形成準備を完了させることが可能になる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、ポリゴンモータを予備回転させることなしに、なおかつ変動するポリゴンモータの立ち上がり時間にも対応して、最適なタイミングで画像形成準備を完了させることができる。また、リゴンモータの立ち上がりが予測された立ち上がり時間と比較して長く要した場合であっても、ポリゴンモータの立ち上がりを監視することにより、確実に画像形成準備を完了させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像形成装置(複写機)の構成を示す図
【図2】 実施例1における制御コントローラの構成を示す図
【図3】 ROM,RAMの領域割り付けを示す図
【図4】 ポリゴンモータ立ち上げ時間と温度センサ出力の関係を示す図
【図5】 実施例1における画像形成準備動作の処理を示すフローチャート
【図6】 実施例1における画像形成準備動作のタイミングチャート
【図7】 実施例2における制御コントローラの構成を示す図
【図8】 実施例2における画像形成準備動作の処理を示すフローチャート
【図9】 実施例2における画像形成準備動作のタイミングチャート
【符号の説明】
201 CPU
205 ROM
206 RAM
305 立ち上げ時間テーブル

Claims (1)

  1. ポリゴンモータおよびレーザ露光ユニットから構成される露光装置と、前記露光装置により感光体上に形成された潜像を元にトナー像を作成する作像装置を備え、前記トナー像を転写材に定着することにより転写材に対して画像を印刷する画像形成装置において、
    前記ポリゴンモータの立ち上げ動作を開始してから立ち上げ動作が完了するまでのポリゴンモータの立ち上げに要する予定時間と前記画像形成装置の温度との関係を示すポリゴンモータの立ち上げ予定時間テーブルを有する記憶手段と、
    前記ポリゴンモータの立ち上げ動作を開始してからの経過時間を計測する経過時間計測手段と、
    前記画像形成装置の温度を検出する温度検出手段と、
    前記ポリゴンモータの立ち上げ作の完了を検知する動作完了検知手段と、
    前記温度検出手段で検出した、前記ポリゴンモータの立ち上げを開始する直前の前記画像形成装置内の温度を元に、前記ポリゴンモータの立ち上げ予定時間テーブルにもとづいて所要の立ち上げ予定時間を決定し
    前記経過時間計測手段により計測した経過時間が、前記所要の立ち上げ予定時間から前記感光体に印加する作像高電圧の立ち上げ時間を差し引いた時間に一致したときに、前記作像高電圧の立ち上げを開始し、前記経過時間計測手段により計測した経過時間が、前記所要の立ち上げ予定時間だけ経過時に、前記動作完了検知手段により前記ポリゴンモータの立ち上げ動作の完了を検知している場合は、前記経過時にポリゴンモータの立ち上げ動作の完了を判定し、前記動作完了検知手段により前記ポリゴンモータの立ち上げ動作の完了を検知していない場合は、その後前記動作完了検知手段により前記ポリゴンモータの立ち上げ動作の完了を検知したときに前記ポリゴンモータの立ち上げ動作の完了を判定する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2002161604A 2002-06-03 2002-06-03 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4235403B2 (ja)

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