JP4239498B2 - 電話端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電話端末装置に係り、特に携帯電話のデータ通信機能を用いて、音声信号を通信する電話端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電話端末装置では、データ通信機能と音声通信機能とは分離されており、音声通信を行う場合には、携帯電話本体のマイク/ハンドセットを通して通話する必要があり、他方、データ通信を行う場合は、データポートに専用のアダプタ等を接続して、パーソナルコンピュータ等によるデータ通信を行う必要がある。また、データ通信中は、音声通信を行うことが不可能である。
【0003】
そこで、従来より、音声通信とデータ通信を1台で行える電話端末装置が知られている(特開平4−223756号、特開平8−46566号、特開平10−164255号各公報)。特開平4−223756号公報記載の電話端末装置は、音声通信とデータ通信を切り替える切替手段と、回線からの着信信号を検出して補助中央処理装置部に着信検出信号を出力する自動着信検出手段と、補助中央処理装置部を介して回線からのPB信号を入力して符号化するPB信号検出手段と、符号化PB信号が入力されるとき上記の切替手段をデータ通信に切り替える主要中央処理装置とから構成されており、音声通信とデータ通信を自動的に切り替え、データの自動送受信を行うものである。
【0004】
また、特開平8−46566号公報には、基地局と移動局の間の無線伝送路を介してデータ通信を行う情報処理装置との間で入出力されるデータの変復調を行うモデムと、モデムによって変復調されるデータに対してA/D変換を行う変換手段と、変換手段によりA/D変換されるデータの入出力を、移動局との間で行うインタフェースと、情報処理装置からの指示に基づいて、移動局の動作を制御する制御手段とを具備し、アナログ方式又はデジタル方式を特定することなく、情報処理装置とデジタル携帯電話を接続してデータ通信を行うシステムが記載されている。
【0005】
更に、特開平10−164255号公報には、電話通信網との接続を行う電話通信網インタフェースと、電話通信網を介して音声通信を行うための音声通信部と、電話通信網を介してネットワークとの通信を行うためのネットワーク通信部と、電話通信網インタフェースに、音声通信部とネットワーク通信部のいずれを接続するかを選択する選択手段とを設けた電話端末装置が開示されており、これにより1台の電話端末装置において、ネットワーク及び音声通話の双方の通信を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の電話端末装置において、データ通信をする場合は、電話端末本体のデータポートを使用し、データ専用モードとして通信することになり、音声通信をすることはできない。このため、相手先がデータ通信可能な状況なのかの確認ができず、データ通信を開始しようとした場合でも、相手がデータ通信装置を起動していないためデータ通信が実施できないことがある。この問題を回避するためには、別の電話等の通信手段を用いて、事前に相手に連絡をとり、データ通信装置を起動しておいてもらう必要がある。
【0007】
更に、途中でデータ通信がうまくいかなくなったときにおいても、通信状況を確認するためには、その通信とは別の電話等の通信手段を用いて相手先と連絡をとり、相互に状況確認する必要がある。すなわち、従来の電話端末装置では、データ通信用通信手段と音声連絡用通信手段の2種類の通信手段をもつ必要があった。
【0008】
なお、特開平4−223756号公報記載の従来の電話端末装置では、着信時に回線を介して入力される相手側からのPB信号により音声通信かデータ通信かに切り替える構成であるため、相手側からの着信時のみ自動的に切り替えられるだけであり、発信時に相手側がデータ通信可能であるか否かの確認や、データ通信途中で通信がうまくいかなくなったときの対応がとれない。
【0009】
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、一つの通信手段にてデータ通信とアナログ音声信号通信に切り替えることにより、通信時の不具合発生時においても別途通信手段を持たずに相互確認ができる電話端末装置を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明の他の目的は、データ通信の動作中においても、音声情報をデジタルデータ化したデジタル音声通信として、相互に通話をすることを可能とし、一つの通信手段にて音声確認ができる電話端末装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するため、電話通信網を介して相手側端末と通信可能な構成で、かつ、データ通信機能と音声通信機能を有し、携帯制御信号に基づきハンズフリーモードとされ、データポートに入力されるアナログ音声信号又はデジタル音声信号又はデジタルデータを相手側端末へ送信し、相手側端末から送信された信号を受信してデータポートへ出力する電話端末本体と、入力アナログ音声信号はデジタル音声信号に変換し、入力デジタル音声信号はアナログ音声信号に変換する変換回路と、電話端末本体のデータポートに接続され、電話端末本体との間で信号の送受信を行う第1のスイッチと、第1のスイッチのデジタル信号入出力端子を、装置の入出力ポート又は変換回路に接続する第2のスイッチと、電話端末本体のデータポートから第1のスイッチを通して出力されるアナログ音声信号又は変換回路から出力されるアナログ音声信号を選択してアナログ音声信号出力端子へ出力する第3のスイッチと、電話端末本体のデータポートに接続され、携帯制御信号を電話端末本体へ出力するか、又は電話端末本体で受信された相手側端末からの携帯制御信号が入力されて電話端末本体をハンズフリーモードとすると共に、電話端末本体で受信された相手側端末からの携帯制御信号が入力され、第1乃至第3のスイッチへ切替信号を出力して切替制御を行うことでアナログ音声通信モード又はデータ通信モードに設定する切替制御部とを有する構成としたものである。
【0012】
ここで、上記の切替制御部は、アナログ音声通信モード設定時は、アナログ音声信号入力端子からの送話アナログ音声信号をデータポートへ出力するように第1のスイッチを切替制御する共に、電話端末本体で受信されて入力された受話アナログ音声信号を、第1のスイッチで選択して第3のスイッチに入力し、かつ、第3のスイッチに入力された受話アナログ音声信号を選択してアナログ音声信号出力端子へ出力するよう第1及び第3のスイッチを切替制御し、データ通信モード設定時は、少なくとも第1のスイッチのデジタル信号入出力端子を第2のスイッチを通して入出力ポート又は変換回路に接続することにより、データポートと入出力ポートとの間、又はデータポートと変換回路との間を接続するように第1及び第2のスイッチを切替制御することを特徴とする。この発明では、同じ電話端末本体でアナログ音声通信モード及びデータ通信モードを切り替えて通信できる。
【0013】
また、上記の目的を達成するため、この発明は、上記の切替制御部を、データ通信モード設定時は、第1のスイッチのデジタル信号入出力端子を第2のスイッチを通して変換回路に接続すると共に、第3のスイッチによりアナログ音声信号出力端子と変換回路との間を接続し、アナログ音声信号入力端子からの送話アナログ音声信号を変換回路に入力して得られた送話デジタル音声信号を第2のスイッチ及び第1のスイッチを通してデータポートへ供給すると共に、電話端末本体で受信されて入力された受話デジタル音声信号を、第1及び第2のスイッチを通して変換回路に入力して得られた受話アナログ音声信号を、第3のスイッチを通してアナログ音声信号出力端子へ出力するよう、第1、第2及び第3のスイッチを切替制御するデジタル音声通信モードと、第1のスイッチのデジタル信号入出力端子を第2のスイッチを通して入出力ポートに接続するよう第1及び第2のスイッチを切替制御して、データポートと入出力ポートとの間を接続するデジタルデータ通信モードのいずれかに設定する構成としたものである。この発明では、アナログ音声通信モードだけではなく、デジタル音声通信モード又はデジタルデータ通信モードに設定することができる。
【0014】
また、上記の目的を達成するため、本発明は、上記の切替制御部を、データ通信モードの途中で不具合が発生したときは、アナログ音声通信モードに切り替える構成としたことを特徴とする。この発明では、アナログ音声通信モードによりデジタル信号系の不具合の確認ができる。
【0015】
また、上記の目的を達成するため、本発明は、上記の切替制御部を、装置の入出力ポートにデジタル情報機器が接続されているときには、第2のスイッチを第1のスイッチのデジタル信号入出力端子に接続する構成としたことを特徴とする。この発明では、装置の入出力ポートにデジタル情報機器が接続されているときには、デジタル音声通信モードとデータ通信モードのうち、自動的にデータ通信モードに設定することができる。
【0016】
また、上記の目的を達成するため、本発明は、上記の切替制御部を、装置の入出力ポートにデジタル情報機器が接続されていないときには、第2のスイッチを変換回路に接続する構成としたことを特徴とする。この発明では、装置の入出力ポートにデジタル情報機器が接続されていないときには、デジタル音声通信モードとデータ通信モードのうち、自動的にデジタル音声通信モードに設定することができる。
【0017】
更に、上記の目的を達成するため、本発明は、上記の切替制御部を、携帯制御信号を出力して電話端末本体をハンズフリーモードとすると共にアナログ音声通信モードとするように第1及び第3のスイッチを制御した後、携帯制御信号を出力して電話端末本体をハンズフリーモードとすると共に第1のスイッチと第2のスイッチとの間でデジタル信号の伝送を行うデータ通信モードに切替制御し、更にデジタル信号がデジタル音声信号のときには第2及び第3のスイッチを切替制御してデジタル音声通信モードに切替制御し、デジタル信号がデジタルデータのときは第2のスイッチを切替制御してデジタルデータ通信モードに切替制御することを特徴とする。
【0018】
この発明では、まず、アナログ音声通信モードで相手側端末にデジタル情報機器が接続されているかどうかを確認し、その後にデータ通信モードで通信し、第1のスイッチから第2のスイッチへ出力されるデジタル信号がデジタル音声信号かデジタルデータかを確認して、デジタル音声通信モード又はデジタルデータ通信モードでの通信が、1種類の回線でできる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になる電話端末装置の一実施の形態の要部のブロック図、図2は本発明の動作説明用フローチャートである。
【0020】
図1は電話端末装置の一例としての携帯電話(例えば、電波産業会(Association of Radio Industries and Businesses:ARIB)規格のPDC(personal digital cellular))のデータポートに接続される音声/データ切替装置(音声データ連接装置)10のブロック図を示している。すなわち、本実施の形態は、データポートに音声/データ切替装置(音声データ連接装置)10が接続された、第二世代のデジタル携帯電話(ARIB規格のPDC)である。
【0021】
音声/データ切替装置(音声データ連接装置)10は、PDCのデータポートに接続され、そのデータポートとの間でアナログ音声信号、デジタル音声信号又はデジタルデータのいずれかを双方向で伝送するデジタル/アナログスイッチ11と、デジタル/アナログスイッチ11とこの装置10のデータポート(入出力ポート)23との間に接続されるデジタルスイッチ12と、この装置のアナログ音声出力端子22とデジタル/アナログスイッチ11との間に接続されるアナログスイッチ13と、入力アナログ音声信号をデジタル音声信号に変換して出力し、入力デジタル音声信号はアナログ音声信号に変換して出力するコーデック(CODEC)14と、外部からの指示に従い、上記の3つのスイッチ11、12及び13の切替制御を行う切替信号S15を出力すると共に、携帯制御信号S12をPDC本体へ出力する切替制御部15とから構成される。
【0022】
デジタル/アナログスイッチ11は、切替信号S15により、PDCデータポートを、アナログ音声信号入力端子21とアナログスイッチ13のアナログ音声信号系と、デジタルスイッチ12のデジタル信号系のうちの一方に接続するように切り替わる。デジタルスイッチ12は、切替信号S15により、この装置10のデータポート23及びCODEC14の一方を、デジタル/アナログスイッチ11に接続するように切り替わる。更に、アナログスイッチ13は、切替信号S15により、デジタル/アナログスイッチ11の出力アナログ音声信号及びCODEC14の出力アナログ音声信号の一方を選択してアナログ音声信号出力端子22へ出力する。
【0023】
次に、本実施の形態の動作について、図2のフローチャートを併せ参照して説明する。まず、公知の方法で相手側端末と携帯電話網を介して回線接続後に、切替制御部15からPDC本体へ出力される携帯制御信号S12により、携帯電話(PDC)をハンズフリーモードにすると共に、切替信号S15によりデジタル/アナログスイッチ11がアナログ音声信号系に接続され、アナログスイッチ13がデジタル/アナログスイッチ11側に接続されて、アナログ音声通信モードとされる(ステップ101)。
【0024】
携帯電話はハンズフリーモード時は、データポートに入力されたアナログ音声信号又はデジタル音声信号又はデジタルデータS11を、通常の電話機能部を使用して公知の携帯電話網を介して相手側端末へ送信し、一方、携帯電話網を介して相手側端末から送信された信号を受信して、データポートへ出力する。
【0025】
従って、このハンズフリーモードによるアナログ音声通信モードでは、音声/データ切替装置10の使用者(ユーザ)の送話音声は、携帯電話のマイク(図示せず)によりアナログ音声信号に変換された後、入力端子21から入力され、アナログ音声信号S19としてデジタル/アナログスイッチ11に入力され、更にこれより携帯電話のデータポートに入力される。一方、相手側端末からのアナログ音声信号は、携帯電話のデータポートからデジタル/アナログスイッチ11、アナログスイッチ13及び出力端子22を経由して、携帯電話のスピーカ又はレシーバ(いずれも図示せず)により受話音声として発音される。
【0026】
従って、まず、ハンズフリーモードによるアナログ音声通信モードにより、携帯電話の通常の音声通話が可能となる。この音声通話を通じて、相手側電話端末にデータ端末が接続されているか否かを確認することができる。
【0027】
これにより、使用者が相手側電話端末にデータ端末が接続されており、データ通信が可能であることを確認すると(ステップ102)、切替制御部15を制御し、携帯制御信号S12により、携帯電話(PDC)をハンズフリーモードにすると共に、切替信号S15により少なくともデジタル/アナログスイッチ11がデジタルスイッチ12に接続されて、データ通信モードとされる(ステップ103)。このハンズフリーモードによるアナログ音声通信モードからデータ通信モードへの切替は一連の操作でできるため、使用回線は一本のみで可能である。
【0028】
続いて、デジタル/アナログスイッチ11へ出力されるデジタル信号S16が、デジタル音声信号であるのか、デジタルデータであるのか判定し(ステップ104)、パーソナルコンピュータ等からのデジタルデータであるときには、切替制御部15から出力される切替信号S15によりデジタルスイッチ12をこの装置10のデータポート23側に切り替え(ステップ105)、データポート23に接続したパーソナルコンピュータ等と相手側電話端末に接続されたデータ端末との間でデジタルデータ通信を行う(ステップ106)。
【0029】
他方、デジタル信号S16がデジタル音声であるときには、切替制御部15から出力される切替信号S15によりデジタルスイッチ12をCODEC14側に切り替えると共に、アナログスイッチ13をCODEC14側に切り替える(ステップ107)。これにより、携帯電話本体で受信された相手側電話端末からのデジタル音声信号は、そのデータポートからデジタル/アナログスイッチ11、デジタルスイッチ12を経由してCODEC14に入力され、ここでアナログ音声信号に変換された後、アナログ音声信号S18としてアナログスイッチ13に入力され、更にこれによりアナログ音声信号出力端子22へ出力される。
【0030】
一方、この携帯電話端末の使用者の送話音声はマイク(図示せず)によりアナログ音声信号に変換されて、アナログ音声信号入力端子21を介してCODEC14に入力され、ここでデジタル音声信号に変換された後、デジタル音声信号S14としてデジタルスイッチ12に入力され、更に、これよりデジタル/アナログスイッチ11及び携帯電話(PDC)のデータポートを通じて携帯電話本体に入力され、相手側端末へ送信される。
【0031】
従って、デジタル/アナログスイッチ11からデジタルスイッチ12へ出力されるデジタル信号S16がデジタル音声であるときには、上記のステップ107でのスイッチ切り替えにより、デジタル音声通信が行われる(ステップ108)。なお、上記のCODEC14は、アナログ音声信号入力時は、例えば8kbpsのデジタル音声信号に変換し、デジタル音声信号入力時はアナログ音声信号に変換する回路であり、携帯電話(PDC)の使用者に割り当てられている、ビット量である8.4kbps以下に音声信号を圧縮したり、圧縮音声信号をアナログ音声信号を復元する。
【0032】
このように、本実施の形態によれば、対向局(相手側端末)との接続確認実施時は、アナログ音声信号により音声通話することにより、相手への確実な指示が実施でき、相手側端末が未準備状態で通信できないという状況の発生を防ぐことができる。また、アナログ音声回線接続後は、別回線を使用することなくデータ通信モードに切り替えたり、デジタル音声通信モードに切り替えることができる。また、デジタルデータ通信モードに切り替えてデジタルデータ通信を行うことができると共に、そのデータ通信中においても、デジタル音声通信モード又はアナログ音声通信モードに切り替えて相手側端末と音声通話ができる。
【0033】
従って、本実施の形態によれば、一種類の通信手段にて、音声通信及びデータ通信の一方を選択して実施でき、データ通信途中で何らかの不具合が発生した場合でも、別回線を用いることなく、モード切替で通信状況を音声で確認をすることができ、データ通信時の作業効率向上や迅速な不具合対処ができる。なお、データ通信途中で何らかの不具合が発生した場合に音声モードに切り替えるときは、通常はアナログ音声通信モードに切り替える。デジタル音声通信モードに切り替えるとデジタル信号伝送系の不具合の発生の有無が分らないからである。
【0034】
なお、上記の説明では、音声/データ切替装置10から相手側端末へ発信した場合であるが、着信した場合は、相手側端末からの携帯制御信号S12が切替制御部15に供給され、これによりハンズフリーモードによるアナログ音声通信モードとされて音声通話がまず行われる。この音声通話によって、データ通信を行うのか、アナログ音声通信を行うのか、デジタル音声通信を行うのかが分るので、これにより切替信号S15によりスイッチ11、12及び13の切替を行うようにしてもよい。
【0035】
また、データポート23にパーソナルコンピュータ等のデジタル情報機器が接続されている場合には、前記ステップ104での判定では自動的にデジタルデータ入力と判定してデジタルスイッチ12をデジタルポート23側に切り替えてデータ通信を行い、デジタル情報機器がデータポート23に接続されていない時に限り、デジタル音声モードにしてもよい。
【0036】
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、アナログ音声モードとデジタル通信モードの切り替えができる構成であってもよい。また、相手側端末は、データ通信機能を有する携帯電話の他、ISDN(サービス統合デジタル網)電話や、パーソナルコンピュータであってもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、同じ電話端末本体でアナログ音声通信モード及びデータ通信モードを切り替えて通信できるため、アナログ音声通信とデータ通信とを一種類の回線で切り替えて実行できると共に、一種類の装置で切り替えて実行でき、また、データ通信の途中の不具合発生時においても別途通信手段を準備しなくても、通信モードをアナログ音声通信モードに切り替えるだけで、音声による相互確認ができ、不具合解消が迅速にでき、また効率的な通信の向上ができる。
【0038】
また、本発明によれば、データ通信モードの前又は途中の段階でアナログ音声通信モード又はデジタル音声通信モードに切り替えることができるため、アナログ音声通信モード又はデジタル音声通信モードで相手側端末にパーソナルコンピュータ等のデジタル情報機器接続状態を確認してからデータ通信モードを開始することができる。
【0039】
また、本発明によれば、データ通信モードの途中で不具合が発生したときは、アナログ音声通信モードに切り替えることにより、データ通信で使用しているデジタル信号系を避けて、音声により不具合の状況などの確認ができる。
【0040】
また、本発明によれば、入出力ポートにデジタル情報機器が接続されているときには、デジタル音声通信モードとデータ通信モードのうち、自動的にデータ通信モードに設定するようにしたため、デジタル音声信号とデジタルデータのどちらが受信されたかを確認することなく、自動的にパーソナルコンピュータ等のデジタル情報機器と相手側端末との間で1種類の回線を使用してデータ通信ができる。
【0041】
また、本発明によれば、装置の入出力ポートにデジタル情報機器が接続されていないときには、デジタル音声通信モードとデータ通信モードのうち、自動的にデジタル音声通信モードに設定するようにしたため、デジタル音声信号とデジタルデータのどちらが受信されたかを確認することなく、自動的に相手側端末との間で1種類の回線を使用したデジタル音声通信への切り替えができる。
【0042】
更に、本発明によれば、アナログ音声通信モードで相手側端末にデジタル情報機器が接続されているかどうかを確認し、その後にデジタル通信モードで通信し、第1のスイッチから第2のスイッチへ出力されるデジタル信号がデジタル音声信号かデジタルデータかを確認して、デジタル音声通信モード又はデータ通信モードでの通信を、1種類の回線で行うようにしたため、データ通信用通信手段と音声連絡用通信手段の2種類の通信手段を持つことなく、1種類の通信手段により、データ通信が確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】図1の動作説明用フローチャートである。
【符号の説明】
10 音声/データ切替装置(音声データ連接装置)
11 デジタル/アナログスイッチ
12 デジタルスイッチ
13 アナログスイッチ
14 コーデック(CODEC)
15 切替制御部
21 アナログ音声信号入力端子
22 アナログ音声信号出力端子
23 データポート
Claims (6)
- 電話通信網を介して相手側端末と通信可能な構成で、かつ、データ通信機能と音声通信機能を有し、携帯制御信号に基づきハンズフリーモードとされ、前記データポートに入力されるアナログ音声信号又はデジタル音声信号又はデジタルデータを相手側端末へ送信し、前記相手側端末から送信された信号を受信して前記データポートへ出力する電話端末本体と、
入力アナログ音声信号はデジタル音声信号に変換し、入力デジタル音声信号はアナログ音声信号に変換する変換回路と、
前記電話端末本体のデータポートに接続され、該電話端末本体との間で信号の送受信を行う第1のスイッチと、
前記第1のスイッチのデジタル信号入出力端子を、装置の入出力ポート又は前記変換回路に接続する第2のスイッチと、
前記電話端末本体のデータポートから前記第1のスイッチを通して出力されるアナログ音声信号又は前記変換回路から出力されるアナログ音声信号を選択してアナログ音声信号出力端子へ出力する第3のスイッチと、
前記電話端末本体のデータポートに接続され、前記携帯制御信号を前記電話端末本体へ出力するか、又は該電話端末本体で受信された相手側端末からの前記携帯制御信号が入力されて該電話端末本体を前記ハンズフリーモードとすると共に、該電話端末本体で受信された相手側端末からの携帯制御信号が入力され、前記第1乃至第3のスイッチへ切替信号を出力して切替制御を行うことでアナログ音声通信モード又はデータ通信モードに設定する切替制御部と
を有し、前記切替制御部は、
前記アナログ音声通信モード設定時は、アナログ音声信号入力端子からの送話アナログ音声信号を前記データポートへ出力するように前記第1のスイッチを切替制御する共に、前記電話端末本体で受信されて入力された受話アナログ音声信号を、前記第1のスイッチで選択して前記第3のスイッチに入力し、かつ、前記第3のスイッチに入力された前記受話アナログ音声信号を選択して前記アナログ音声信号出力端子へ出力するよう前記第1及び第3のスイッチを切替制御し、
前記データ通信モード設定時は、少なくとも前記第1のスイッチの前記デジタル信号入出力端子を前記第2のスイッチを通して前記入出力ポート又は前記変換回路に接続することにより、前記データポートと前記入出力ポートとの間、又は前記データポートと前記変換回路との間を接続するように前記第1及び第2のスイッチを切替制御することを特徴とする電話端末装置。 - 前記切替制御部は、前記データ通信モード設定時は、
前記第1のスイッチの前記デジタル信号入出力端子を前記第2のスイッチを通して前記変換回路に接続すると共に、前記第3のスイッチにより前記アナログ音声信号出力端子と前記変換回路との間を接続し、前記アナログ音声信号入力端子からの送話アナログ音声信号を前記変換回路に入力して得られた送話デジタル音声信号を前記第2のスイッチ及び前記第1のスイッチを通して前記データポートへ供給すると共に、前記電話端末本体で受信されて入力された受話デジタル音声信号を、前記第1及び第2のスイッチを通して前記変換回路に入力して得られた受話アナログ音声信号を、前記第3のスイッチを通して前記アナログ音声信号出力端子へ出力するよう、前記第1、第2及び第3のスイッチを切替制御するデジタル音声通信モードと、
前記第1のスイッチの前記デジタル信号入出力端子を前記第2のスイッチを通して前記入出力ポートに接続するよう前記第1及び第2のスイッチを切替制御して、前記データポートと前記入出力ポートとの間を接続するデジタルデータ通信モードのいずれかに設定することを特徴とする請求項1記載の電話端末装置。 - 前記切替制御部は、前記データ通信モードの途中で不具合が発生したときは、前記アナログ音声通信モードに切り替えることを特徴とする請求項1記載の電話端末装置。
- 前記切替制御部は、前記入出力ポートにデジタル情報機器が接続されているときには、前記第2のスイッチを前記第1のスイッチのデジタル信号入出力端子に接続することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の電話端末装置。
- 前記切替制御部は、前記入出力ポートにデジタル情報機器が接続されていないときには、前記第2のスイッチを前記変換回路に接続することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の電話端末装置。
- 前記切替制御部は、前記携帯制御信号を出力して前記電話端末本体をハンズフリーモードとすると共に前記アナログ音声通信モードとするように前記第1及び第3のスイッチを制御した後、前記携帯制御信号を出力して前記電話端末本体をハンズフリーモードとすると共に前記第1のスイッチと前記第2のスイッチとの間でデジタル信号の伝送を行う前記データ通信モードに切替制御し、更に前記デジタル信号が前記デジタル音声信号のときには前記第2及び第3のスイッチを切替制御して前記デジタル音声通信モードに切替制御し、前記デジタル信号が前記デジタルデータのときは前記第2のスイッチを切替制御して前記デジタルデータ通信モードに切替制御することを特徴とする請求項2記載の電話端末装置。
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