JP4244288B2 - 3群ズームレンズ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は3群ズームレンズ、特にデジタルカメラやビデオカメラに搭載される、固体撮像素子を有する3群ズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種カメラのズームレンズとして3群ズームレンズが知られている。この3群ズームレンズはコンパクト化を図り、かつ収差補正を良好にするという観点から広く用いられている。
そして、近年急速に普及しつつあるデジタルカメラやビデオカメラにおいては、一般のカメラに用いられるものと同様にレンズの小型化、高画質化、低ディストーション化等が望まれる一方で、CCD等の固体撮像素子を用いたことによる特有の条件を満足させる必要がある。
【0003】
ところで、デジタルカメラやビデオカメラにおいては、オートフォーカスが主流となっており、フォーカシングの高速化が望まれている。そのため、ズームレンズのフォーカシング方式としては、レンズ重量を軽くでき、なおかつカメラ本体側にレンズが近く駆動操作が容易な、インナーフォーカス式やリアーフォーカス式が頻繁に使用されており、レンズ群数としては2群構成とするよりも3群構成とすることが望ましい。
【0004】
3群ズームレンズとしては、例えば特開2000-284177号公報、特開2001-272602号公報、あるいは特開2001-296476号公報に開示されているように、リアーフォーカス方式を採用し、フォーカシングの高速化および小型化を図り、高解像力を発揮し、諸収差を良好とし得るようにしたものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開2000-284177号公報記載の技術においては、ズーミング期間中に亘り、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔がほぼ一定となるように設定されており、また、フォーカシングは第3レンズ群を光軸方向に移動させて行うため、物体距離無限遠時における上記第2、第3の両レンズ群の間隔としてフォーカシング時の移動量分を確保しておく必要があり、鏡筒枠の構成を考慮すると沈胴時のレンズ系全長をさらに短くすることは難しい。
【0006】
また、上述した各公報記載の技術は、ズーミング時には、第2レンズ群と第3レンズ群を連動させるためのカム機構が必要となり、したがって沈胴時のレンズ系全長を短くすることに制約がある。
したがって、上記公報記載の技術を採用した場合には、撮影レンズの沈胴時の光学系全長を大幅に短くすることが難しく、不使用時におけるカメラのコンパクト化を促進する上で障害となっていた。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、3倍程度の変倍比を有し、沈胴時における光学系の全長を大幅に短くすることができ、諸収差を良好なものとし得る3群ズームレンズを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の3群ズームレンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群および正の屈折力を有する第3レンズ群が配列され、
前記第1レンズ群は、物体側から順に負レンズと正レンズを配列してなり、
前記第2レンズ群は、物体側から順に両凸レンズと両凹レンズを配列してなる接合レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとが、この順に配列されてなるとともに、この第2レンズ群中には光量調節用の絞りが配設され、
前記第2レンズ群中のメニスカスレンズは、負の屈折力を有するレンズとされ、
前記第3レンズ群は、ズーミング時には、所定の基準位置に固定とされた1枚の正レンズからなり、
前記第1レンズ群と前記第2レンズ群は共に少なくとも1つの非球面を有し、
広角端から望遠端に向かってズーミングする際には、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群が相対的に近づくよう移動させるとともに、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群が相対的に遠ざかるように移動させ、
無限遠から至近距離へフォーカシングする際には、前記第3レンズ群を物体側に移動させ、
さらに下記の条件式(1)と(2)を満足することを特徴とするものである。
【0009】
−0.2<f W /f 5 <0 (1)
ν3−ν4>14 (2)
ただし、
fWは広角端における全系の焦点距離
f5は第2レンズ群中のメニスカスレンズの焦点距離
ν3は第2レンズ群中の両凸レンズのアッベ数
ν4は第2レンズ群中の両凹レンズのアッベ数
また、前記第3レンズ群は、沈胴時に前記基準位置に設定された状態とされることが好ましい。
【0011】
また、前記第2レンズ群中の接合レンズを構成する両凹レンズのコバ後端面と前記第2レンズ群中のメニスカスレンズのコバ前端面が共に平面とされ、これら2つの平面が互いに当接するように、またはこれら2つの平面がこれらの平面に平行な表面を有する平行平面板を挟持するように配置されていることが好ましい。
【0012】
さらに、前記第2レンズ群中のメニスカスレンズは非球面レンズであることが好ましい。
この場合において、前記第2レンズ群中のメニスカスレンズは合成樹脂により構成されることが好ましい。
【0013】
【作用】
本発明の3群ズームレンズによれば、第3レンズ群はズーミング時において所定の基準位置に固定され、フォーカシング時にのみ移動するように構成されており、この第3レンズ群のみを直接モータ駆動することが容易であるから、沈胴時における光学系全長をその限界まで短縮することが容易に可能である。
【0014】
また、第2レンズ群中に接合レンズを用いており、接合レンズを構成する2つのレンズの空気間隔を0とし得るので、第2レンズ群のレンズ厚みを薄くでき、沈胴時のレンズ全長を短くすることができる。
さらに、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群は共に少なくとも1つの非球面を有しているので、6枚レンズ構成でありながら諸収差を良好に補正できる。
【0015】
また、上記条件式(1)は第2レンズ群中のメニスカスレンズの屈折力を規定する式で、この条件を満足することにより、環境温度および環境湿度が変化したときのピント移動を小さくできるため、このメニスカスレンズを合成樹脂によって構成することが可能となり、低コスト化を促進することができる。さらにメニスカスレンズを合成樹脂製とすることで、非球面を形成することが容易となり諸収差を良好に補正することが容易となる。
【0016】
また、上記条件式(2)は第2レンズ群中の接合レンズを構成する2枚のレンズのアッベ数の差を規定する式で、この条件を満足することにより、広角端時における倍率色収差を良好に補正することができるとともに、望遠端時における軸上色収差を良好に補正することができる。
【0017】
さらに、第2レンズ群中の単レンズであるメニスカスレンズの屈折力を負とすることで、広角端時に発生する負のディストーションを抑制することができ、かつ第1レンズ群中の非球面でのディストーションの補正の分担割合を小さくすることができる。また、広角端における像面湾曲補正を向上させることができる。このように構成することで、像質の向上を図ることができる。
【0018】
また、第2レンズ群中のメニスカスレンズの屈折力を負とすれば、第2レンズ群中のメニスカスレンズと第3レンズ群を構成する正レンズの合成屈折力を小さくすることができ、第3レンズ群中の1枚の正レンズを合成樹脂で構成しても、温度・湿度変化時のピント移動を小さくすることができ、さらなるコストの低減を図ることができる。
【0019】
また、第2レンズ群中の接合レンズを構成する両凹レンズのコバ後端面と第2レンズ群中のメニスカスレンズのコバ前端面が互いにその平面で当接するか、あるいは、これら2つの平面がこれらの平面に平行な表面を有する平行平面板を挟持するか、のいずれかの構成を採用することにより、第2レンズ群を構成する各レンズの光軸合わせ(偏芯軸調整)を行う際の労力軽減および組立精度の向上を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る3群ズームレンズについて図面を参照しつつ説明する。なお、ここでは、実施例1の構成を代表例として実施形態の構成を説明する。
図1は、1つの実施形態としての、実施例1に係る3群ズームレンズのレンズ構成を示すものであり、図2はこの広角端(WIDE端)における無限遠時(a)および至近時(b)の各レンズ配置を示すものであり、図3はこの望遠端(TELE端)における無限遠時(a)および至近時(b)の各レンズ配置を示すものである。
【0021】
本実施形態の3群ズームレンズは図1に示すように、物体側より順に、全体として負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなり、広角端から望遠端に向かってズーミングする際には前記第1レンズ群G1と前記第2レンズ群G2が相対的に近づくよう移動させるとともに、前記第2レンズ群G2と前記第3レンズ群G3が相対的に遠ざかるように移動させ、その一方、ズーミング時に第3レンズ群G3は固定とし、無限遠から至近距離へフォーカシングする際には、前記第3レンズ群G3を物体側に移動させるように構成し、これら3つのレンズ群G1、G2、G3をこのように光軸Xに沿って移動せしめることで全系の焦点距離fを変化させるとともに光束を結像面1上に効率良く集束させるようにしたズームレンズである。
【0022】
さらに、上記第1レンズ群G1は物体側から順に、像側に凹面を向けた負のメニスカスレンズからなる第1レンズL1および物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズからなる第2レンズL2を配列してなる。
【0023】
また、第2レンズ群G2は物体側から順に、絞り2、両凸レンズからなる第3レンズL3と物体側に強い曲率の面を向けた両凹レンズからなる第4レンズL4、とを接合してなる接合レンズ、像側に凹面を向けた負のメニスカスレンズからなる第5レンズL5を配列してなる。
【0024】
また、第3レンズ群G3は像側に強い曲率の面を向けた両凸レンズからなる第6レンズL6により構成されている。
【0025】
また、第6レンズL6と結像面(CCD撮像面)3の間にはローパスフィルタや赤外線カットフィルタを含むフィルタ部1が配されている。
【0026】
また、上記第3レンズ群G3は、沈胴時には基準位置に設定された状態とされ、フォーカシング時には図示されないモータ(アクチュエータ)により独立に駆動される。このように、第3レンズ群G3が、他のレンズ群G1、G2とは独立に移動する構成とされているので、沈胴位置に移動する際の第3レンズ群G3の操作が迅速かつ容易となり、また、図4に示すように、沈胴時における光学系全長を短縮することが可能である。
【0027】
さらに第2レンズ群G2中の単レンズである第5レンズL5の屈折力が負とされているので、広角端で発生する負のディストーションを抑えることができ、第1レンズ群G1中の第1レンズL1の非球面でのディストーション補正の分担割合を減少させることができるとともに、同時に広角端の像面湾曲の補正を向上させることができ、像質の向上を図ることができる。
【0028】
また、第3レンズ群G3の1枚の正レンズからなる第6レンズL6をプラスチックで構成した際に、第2レンズ群G2中の単レンズからなる第5レンズL5の屈折力を負にすることでこれら第5レンズL5と第6レンズL6の合成屈折力を小さくすることができ、温度・湿度変化時のピント移動を少なくできるため、更なる低コスト化に寄与することができる。
【0029】
また、図1〜4に示すように、第2レンズ群G2中の接合レンズを構成する第4レンズL4のコバ後端面と第2レンズ群G2中の第5レンズL5のコバ前端面が互いに平面で当接していることから、第2レンズ群G2を構成する各レンズの光軸合わせを行う際の労力軽減およびレンズ偏芯調整等の組立精度の向上を図ることができる。
【0030】
また、下記の条件式(1)と(2)を満足するように構成されている。
−0.2<f W /f 5 <0 (1)
ν3−ν4>14 (2)
ただし、
fWは広角端における全系の焦点距離
f5は第2レンズ群中の単レンズの焦点距離
ν3は第2レンズ群中の両凸レンズのアッベ数
ν4は第2レンズ群中の両凹レンズのアッベ数
【0031】
<実施例1>
以下、実施例1にかかるズームレンズの各レンズ面の曲率半径R(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔(以下、これらを総称して軸上面間隔という)D(mm)、各レンズのd線における、屈折率Nおよびアッベ数νの値を表1に示す。
なお表中の数字は物体側からの順番を表すものである(表3において同じ)。
【0032】
また、表1に広角端および望遠端各位置での、焦点距離f、FNOおよび画角2ωの値を示す。
【0033】
また、上述した軸上面間隔Dの欄における広角端(f=5.2mm)、中間位置(f=8.63mm)および望遠端(f=14.4mm)のDAおよびDBの可変範囲を表1に示す。
【0034】
さらに、本実施例においては、前述した条件式(1)、(2)は全て満足されており各々の値は表1の下段に示されている。
【0035】
【表1】
【0036】
なお、本実施例および後述する表3において「至近距離」とは、広角端では第1レンズL1の物体側の面の面頂点(以下第1面という)から10cm、望遠端では第1面の面頂点から80cmの位置をいう。
【0037】
また、本実施例においては、第1レンズL1および第5レンズL5の各両面に下記数1の非球面式で表される形状の非球面が設けられている。
【0038】
【数1】
【0039】
また、下記表2には、上記非球面式に示される非球面の各定数KA、A4、A6、A8、A10の値を示す。なお、上記非球面式におけるRには、表1における1、2、9、10の各面のR値を代入する。
【0040】
【表2】
【0041】
図5は上記実施例1のズームレンズの広角端、中間位置および望遠端における諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。なお、各非点収差図には、サジタル像面およびタンジェンシャル像面に対する収差が示されている(図6についても同じ)。この図5から明らかなように、実施例1のズームレンズによればズーム領域の全体に亘って良好な収差補正がなされる。
【0042】
<参考例1>
次に、参考例1の3群ズームレンズについて説明する。
この参考例1のレンズは、上記実施例1のレンズとほぼ同様のレンズ構成とされているが、第5レンズL5は像側に凹面を向けた正のメニスカスレンズとされ、第6レンズL6は物体側に強い曲率の面を向けた両凸レンズとされている点で異なっている。
この参考例1における各レンズ面の曲率半径R(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D(mm)、各レンズのd線における、屈折率Nおよびアッベ数νを下記表3に示す。
【0043】
また、表3に広角端および望遠端各位置での、焦点距離f、FNOおよび画角2ωの値を示す。
【0044】
また、上述した軸上面間隔Dの欄における広角端(f=5.84mm)、中間位置(f=9.69mm)および望遠端(f=16.05mm)のDAおよびDBの可変範囲を表3に示す。
【0045】
この参考例1においては、前述した条件式(2)は満足しているが、条件式(1)は満足していない。なお、各々の値は表3の下段に示されている。
【0046】
【表3】
【0047】
また、参考例1においても、第1レンズL1および第5レンズL5の各両面に上記数1の非球面式で表される形状の非球面が設けられている。
【0048】
また、下記表4には、上記非球面式に示される非球面の各定数KA、A4、A6、A8、A10の値を示す。なお、上記非球面式におけるRには、表3における1、2、9、10の各面のR値を代入する。
【0049】
【表4】
【0050】
図6は上記参考例1のズームレンズの広角端、中間位置および望遠端における諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。
【0051】
なお、本発明の3群ズームレンズとしては上記実施例のものに限られるものではなく、例えば各レンズ群を構成するレンズの枚数や形状は適宜選択し得る。
【0052】
また、例えば、上記実施形態では、第2レンズ群G2中の両凹レンズL4のコバ後端面と、第2レンズ群G2中のメニスカスレンズL5のコバ前端面が互いに当接するように構成されているが、これら2つの端面に平行な、所定厚みの平行平面板を上記2つの端面で挟持するようにしても上記と同様の効果を得ることができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の3群ズームレンズによれば、第3レンズ群はズーミング時において基準位置に固定され、フォーカシング時にのみ移動するように構成されており、この第3レンズ群のみを直接モータ駆動することが可能であるから、沈胴時における光学系全長をその限界まで短縮することができる。また、第2レンズ群中に接合レンズを用いており、第2レンズ群のレンズ厚みを薄くでき、沈胴時のレンズ全長をさらに短くすることができる。
【0054】
さらに、本発明の3群ズームレンズによれば、前述した条件式(1)を満足するように構成されているので、環境温度および環境湿度が変化したときのピント移動を小さくできるため、この単レンズを合成樹脂によって構成することが可能となり、低コスト化を促進することができる。さらに単レンズを合成樹脂製とすることで、非球面を形成することが容易となり諸収差を良好に補正することが容易となる。
【0055】
また、前述した条件式(2)を満足するように構成されているので、広角端時における倍率色収差を良好に補正することができるとともに、望遠端時における軸上色収差を良好に補正することができる。
【0056】
また、第1レンズ群を負レンズと正レンズの2枚で構成し、さらに第1レンズ群と第2レンズ群にそれぞれ少なくとも1つの非球面を使用することで、6枚レンズ構成でありながら諸収差を良好に補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1に係る3群ズームレンズの基本構成を示す概略図
【図2】 実施例1に係る3群ズームレンズの広角端における無限遠時(a)および至近時(b)のレンズ配置図
【図3】 実施例1に係る3群ズームレンズの望遠端における無限遠時(a)および至近時(b)のレンズ配置図
【図4】 実施例1に係る3群ズームレンズの沈胴時におけるレンズ配置図
【図5】 実施例1の3群ズームレンズの広角端、中間位置および望遠端における諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図
【図6】 参考例1の3群ズームレンズの広角端、中間位置および望遠端における諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図
【符号の説明】
L1〜L6 レンズ
R1〜R13 レンズ面の曲率半径
D1〜D13 レンズ面間隔(レンズ厚)
X 光軸
1 フィルタ部
2 絞り
3 結像面
Claims (5)
- 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群および正の屈折力を有する第3レンズ群が配列され、
前記第1レンズ群は、物体側から順に負レンズと正レンズを配列してなり、
前記第2レンズ群は、物体側から順に両凸レンズと両凹レンズを配列してなる接合レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとが、この順に配列されてなるとともに、この第2レンズ群中には光量調節用の絞りが配設され、
前記第2レンズ群中のメニスカスレンズは、負の屈折力を有するレンズとされ、
前記第3レンズ群は、ズーミング時には、所定の基準位置に固定とされた1枚の正レンズからなり、
前記第1レンズ群と前記第2レンズ群は共に少なくとも1つの非球面を有し、
広角端から望遠端に向かってズーミングする際には、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群が相対的に近づくよう移動させるとともに、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群が相対的に遠ざかるように移動させ、
無限遠から至近距離へフォーカシングする際には、前記第3レンズ群を物体側に移動させ、
さらに下記の条件式(1)と(2)を満足することを特徴とする3群ズームレンズ。
−0.2<f W /f 5 <0 (1)
ν3−ν4>14 (2)
ただし、
fWは広角端における全系の焦点距離
f5は第2レンズ群中のメニスカスレンズの焦点距離
ν3は第2レンズ群中の両凸レンズのアッベ数
ν4は第2レンズ群中の両凹レンズのアッベ数 - 前記第3レンズ群は、沈胴時に前記基準位置に設定された状態とされることを特徴とする請求項1記載の3群ズームレンズ。
- 前記第2レンズ群中の接合レンズを構成する両凹レンズのコバ後端面と前記第2レンズ群中のメニスカスレンズのコバ前端面が共に平面とされ、これら2つの平面が互いに当接するように、またはこれら2つの平面がこれらの平面に平行な表面を有する平行平面板を挟持するように配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の3群ズームレンズ。
- 前記第2レンズ群中のメニスカスレンズが非球面レンズであることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載の3群ズームレンズ。
- 前記第2レンズ群中のメニスカスレンズが合成樹脂により構成されてなることを特徴とする請求項4記載の3群ズームレンズ。
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