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JP4244738B2 - 機器監視制御システム - Google Patents
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Description

本発明は、1又は複数の機器を監視及び/又は制御する機器監視制御親機と、機器監視制御子機と、機器監視制御システムの機器監視制御親機と機器監視制御子機との間における通信に関する設定情報を管理する設定情報管理サーバとを備える機器監視制御システムに関する。
従来、照明器具や空調設備等の機器と、これら機器と通信線で接続されこれら機器の動作状態を集中的に監視及び制御する機器監視制御親機とを備えて構成される機器監視制御システムが知られている。そして、近年では、インターネットに代表される通信技術の進展により、インターネットに接続可能な通信端末から機器監視制御親機へ機器の動作状態を制御するための制御情報を送信したり、機器監視制御親機から機器の動作状態に関する監視情報を受信したりすることも、例えば、特許文献1に開示されているように、機器監視制御システムに取り入れられている。
図13は、特許文献1に記載の遠隔制御システムの構成を示す図である。図13において、特許文献1には、電子メールの送受信機能を備える端末装置310(上記機器監視制御子機に略対応)と、端末装置310と通信網300を介して接続されるホスト装置320と、ホスト装置320に接続され、複数の被制御機器360(上記機器に略対応)の動作状態を監視する監視装置350(上記機器監視制御親機に略対応)と、を有し、端末装置310から送信される動作制御メールに基づき、監視装置350により監視される複数の被制御機器360の動作状態を制御する遠隔制御システム(上記機器監視制御システムに略対応)が開示されている。
ここで、通信網を介して制御情報や監視情報を機器監視制御親機と機器監視制御子機との間で送受信するためには、機器監視制御親機が何れの機器監視制御子機と通信を行うべきかがそれらのユーザ(使用者)によって異なるため、機器監視制御子機との間における通信に関する設定情報を機器監視制御親機に予め設定する必要がある。そのため、従来は、機器監視制御親機に設定情報を入力する入力部を備えたり、設定情報を入力するための端末装置(コンソールや携帯可能なコンピュータ)と接続するためのインターフェースを機器監視制御親機に備えていたりしていた。そして、入力部や端末装置を用いて、機器監視制御親機を設置する際に、設置者が設定情報の項目ごとに逐一設定情報を入力していた。
特開2003−018666号公報
ところで、設定情報を設置者がその項目ごとに逐一入力する設定情報設定方法では、煩わしいという問題がある。また、端末装置による場合には、端末装置をインターフェースに接続する必要があり、そして、端末装置と機器監視制御親機との通信を確立する必要があるため、トラブルが生じ得るという問題がある。特に、設置者が機器監視制御親機の技術に詳しい者であればよいが、一般人の場合にはこれらの問題は重大である。
また、入力部やインターフェースを備える必要があるために、機器監視制御親機の小型化やコストダウンを阻害するという問題も生じる。そして、入力部やインタフェースを動作させるためのプログラムも必要である。特に、設定情報は、頻繁に内容を変更する性質のものではなく、通常、機器監視制御親機の設置時や設定情報に変更が生じた時に設定するだけあり、1回又は数回の設定のためだけに入力部やインターフェースとそのプログラムとを備えるのは、コスト的にあまり得策ではない。
本発明は、上述の事情に鑑みて為されたものであり、設定情報を管理する設定情報管理サーバを介して設定情報を設定する機器監視制御親機を備えた機器監視制御システムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る第1の手段では、機器監視制御システムは、機器の動作状態に関する監視情報の送信及び/又は前記機器の動作状態を制御する制御情報の受信を通信網を介して行うことによって、1又は複数の機器を監視及び/又は制御する機器監視制御親機と、前記監視情報の送信に関する情報及び/又は前記制御情報の受信に関する情報である設定情報を、前記機器監視制御親機を識別するための符号である識別子と対応付けて管理する設定情報管理サーバと、前記監視情報の受信及び/又は前記制御情報の送信を前記通信網を介して行う機器監視制御子機とを備え、前記機器監視制御子機は、前記設定情報を前記設定情報管理サーバに登録するために、前記識別子及び前記設定情報を前記設定情報管理サーバに送信し、前記機器監視制御親機は、前記設定情報管理サーバと通信を行うための第1インターフェイス部と、前記1又は複数の機器と通信を行うための第2通信インターフェイス部と、該機器監視制御親機の識別子を予め記憶すると共に前記設定情報が記憶され得る記憶部と、を備え、前記記憶部の識別子を用いて前記設定情報管理サーバから前記機器監視制御子機が設定した設定情報を取得し、取得した前記設定情報を前記記憶部に記憶する
そして、上述の第1の手段に係る機器監視制御システムにおいて前記機器監視制御親機は、前記記憶部に前記機器監視制御子機が設定した設定情報が記憶されているか否か判断し、前記機器監視制御子機が設定した設定情報が記憶されていない場合には、前記設定情報管理サーバから前記機器監視制御子機が設定した設定情報を取得し、取得した設定情報を前記記憶部に記憶する制御部を備える。
さらに、上述のこれら機器監視制御システムにおいて、前記機器監視制御親機は、前記機器監視制御子機が設定した設定情報を取得する処理を開始させるためのトリガー入力部をさらに備え、前記制御部は前記トリガー入力部からトリガーが入力された場合には前記記憶部の識別子を用いて前記設定情報管理サーバから前記第1通信インターフェイス部を用いて前記機器監視制御子機が設定した設定情報を取得し、取得した設定情報を前記記憶部に記憶する。
また、上述の機器監視制御システムにおいて、前記識別子は、MACアドレス(Media Access Control Address)である。前記機器監視制御親機と前記設定情報監視サーバとの間における通信は、電子メールのプロトコル又はウェブのプロトコルを用いる。
このような構成の機器監視制御システムでは、機器監視制御子機が設定情報を設定情報管理サーバに送信し、機器監視制御親機が自動的に設定情報管理サーバからこの設定情報を取得して設定する。このため、設置者は、機器監視制御親機に設定情報を直接入力する必要がなく、施工性を向上させることができる。そして、機器監視制御親機は、入力部やインターフェース及びそれらを動作させるためのプログラムを備える必要がないので、コストダウンを図ることができ、小型化することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。まず、本実施形態の構成について説明する。
(実施形態の構成)
図1は、遠隔機器監視制御システムの構成を示す図である。図2は、機器監視制御親機の構成を示すブロック図である。図3は、設定情報データベースを示す図である。図4は、監視制御情報データベースを示す図である。
図1において、遠隔機器監視制御システムは、設定情報管理サーバ11、1又は複数の機器21(本実施形態では、機器21−A、機器21−B、・・・の複数)を監視及び/又は制御する機器監視制御親機12、機器監視制御子機13及び監視制御情報サーバ14を備えて構成され、これら設定情報管理サーバ11、機器監視制御親機12、機器監視制御子機13及び監視制御情報サーバ14は、相互に通信可能となるように通信網15によって接続される。
機器監視制御親機(以下、「親機」と略記する。)12は、機器21の動作状態に関する監視情報の送信及び/又は機器21の動作状態を制御する制御情報の受信を通信網15を介して行うことによって、機器21を監視及び/又は制御する装置であり、監視情報の送信に関する情報及び/又は制御情報の受信に関する情報である設定情報を設定情報管理サーバ11から取得して設定する。
機器21は、親機12の監視制御対象であって電気をエネルギー源として稼動する装置であり、例えば、照明器具及び空調装置等のオフィス環境や住戸環境を調整する調整装置、監視カメラ、インターホン、住宅情報盤及び電気錠装置等の住戸設備、防犯センサ、火災センサ、ガス漏れセンサ及び湿度センサ等のセンサ(検知器)、電力計、ガスメータ及び量水器等の計量機器、テレビジョン、ビデオテープレコーダ、DVDレコーダ、ハードディスクレコーダ及び洗濯機等の家電製品、コンピュータ等の情報処理装置、電話機及びファクシミリ装置等の通信機器、脈拍計、体温計、血中酸素濃度計及び心電図計等の医療機器、そして、緊急通報を行うためのスイッチ等である。機器21は、建物1内に1又は複数設置され、通信線20を介して親機12と通信信号を送受信する。建物1は、例えば、戸建て住宅、集合住宅の1戸、オフィスビル、倉庫及び工場等である。
そして、これら親機12、通信線20及び機器21は、建物1内でローカルエリアネットワークを構成して、機器21が親機12によって集中的に監視及び/又は制御される集中監視制御システムを構成する。図1では、1個の集中監視制御システムを示すが、実際には、複数個存在する。また、親機12は、集中監視制御システムと通信網15との間で、集中監視制御システムの通信プロトコルと通信網15の通信プロトコルとを相互に変換するゲートウェイ機能も備える。なお、親機12の構成については、後述する。
設定情報管理サーバ11は、親機12を識別するための符号である識別子(親機識別ID)と対応付けて設定情報を管理するサーバコンピュータである。本実施形態では、設定情報管理サーバ11は、親機識別IDと設定情報とを対応付けて登録する設定情報データベース(以下、「設定情報DB」と略記する。)100を備え、機器監視制御子機13から受信した設定情報を設定情報DB100に登録する一方、親機12から設定情報の送信を要求する通信信号(設定情報要求信号)を受信すると当該親機12に対応する設定情報を返信する。設定情報DB100は、例えば、図3に示すように、親機識別IDを登録する親機識別IDフィールド101と、設定情報を登録する設定情報フィールド102との各フィールドを備え、親機識別IDごとに(即ち、機器監視制御機器12ごとに)作成される。図3には、親機識別IDがIDpaにおける設定情報にはInfoaが登録され、親機識別IDがIDpbにおける設定情報にはInfobが登録され、親機識別IDがIDpcにおける設定情報にはInfocが登録されていることが示されている。
なお、制御情報の受信先と監視情報の送信先とが別である場合にも対応することができるように、設定情報フィールド102を制御情報の受信先を登録する制御情報受信先フィールドと監視情報の送信先を登録する監視情報送信先フィールドとで構成してもよい。
機器監視制御子機(以下、「子機」と略記する。)13は、通信網15を用いて設定情報管理サーバ11及び監視制御情報サーバと通信可能な装置である。本実施形態では、通信網15にインターネットを利用し、かつ、制御情報の送信及び監視情報の受信を電子メールを用いて行うので、子機13は、さらにメーラを備えて電子メールの送受信が可能な装置である。子機13は、例えば、このような機能を備えた移動体通信端末(例えば、携帯電話)、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯型パーソナルコンピュータ及びディスクトップコンピュータ等である。
監視制御情報サーバ14は、子機13からの制御情報及び親機12からのイベント情報を蓄積するサーバコンピュータであって、機器21の動作状態値に関する動作状態値情報を管理するサーバコンピュータである。機器21の動作状態に関する監視情報は、本実施形態では、機器21の種類に応じて動作状態値情報とイベント情報との2種類に分けている。動作状態値情報は、機器21の動作状態そのものを示す情報であり、機器21のオン・オフ、動作の目標値及び機器21が検出した値等である。イベント情報は、機器21の検出出力が意味するところを示す情報であり、火災通報、ガス漏れ通報及び侵入者通報等である。
監視制御情報サーバ14は、子機13から受信した制御情報を蓄積して親機12からの要求に応じて制御情報を親機12に送信する一方、親機12から受信したイベント情報を蓄積して子機13からの要求に応じてイベント情報を子機13に送信する。親機12は、受信した制御情報の内容に応じて機器21の動作を制御する。そして、監視制御情報サーバ14は、親機識別IDと動作状態値情報とを対応付けて登録する動作状態値情報データベース(以下、「動作状態情報DB」と略記する。)120を備え、親機12から受信した動作状態値情報を動作状態値情報DB120に登録する一方、子機13から動作状態値情報の送信を要求する通信信号(動作状態値情報要求信号)を受信すると当該子機13と組となる親機12に対応する動作状態値情報を返信する。
本実施形態では、監視制御情報サーバ14は、制御情報の送受信及び監視情報の送受信を電子メールを用いて行うので、子機13からの制御情報の電子メール及び親機12からのイベント情報の電子メールを蓄積するメールサーバコンピュータであって、機器21の動作状態値に関する動作状態値情報を管理するサーバコンピュータである。動作状態値情報DB120は、例えば、図4に示すように、親機識別IDを登録する親機識別IDフィールド121と、動作状態値情報を登録する動作状態情報フィールド122との各フィールドを備え、親機識別IDごとに作成される。図4には、親機識別IDがIDpaにおける動作状態値情報にはDataaが登録され、親機識別IDがIDpbにおける動作状態値情報にはDatabが登録され、親機識別IDがIDpcにおける動作状態値情報にはDatacが登録されていることが示されている。
通信網15は、例えば、電話網、ディジタル通信網及び無線通信網等の伝送路であり、所定の通信プロトコルを用いてデータが伝送される。通信網15は、例えば、通信プロトコルにHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、POP3(Post Office Protocol ver.3)及びTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等のインターネットプロトコルが用いられてインターネットを構成する。
次に、機器監視制御親機12の構成について説明する。図2において、親機12は、ネットワーク通信インターフェース部31、制御部32、機器通信インターフェース部33及び記憶部34を備えて構成される。
ネットワーク通信インターフェース部31は、通信網15と通信を行うための回路であり、制御部32からのデータを通信網15の通信プロトコルに従った通信信号を生成すると共に通信網15からの通信信号を制御部32が処理可能な形式のデータに変換する。機器通信インターフェース部33は、機器21と通信を行うための回路であり、制御部32からのデータを集中監視制御システムの通信プロトコルに従った通信信号を生成すると共に集中監視制御システムからの通信信号を制御部32が処理可能な形式のデータに変換する。
制御部32は、例えば、マイクロプロセッサを備えて構成され、機器21の監視及び/又は制御を行う機器監視制御処理部321、記憶部34における設定情報の有無を判断する設定状況判断処理部322、及び、設定情報を記憶部34に記憶する設定情報管理処理部323を備えると共に、制御部32は、ネットワーク通信インターフェース部31、機器通信インタフェース部33及び記憶部34を当該機能に応じてプログラムによってそれぞれ制御する。
記憶部34は、例えばRAM(Random Access Memory)及びEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等のROM(Read Only Memory)等の半導体メモリを備えて構成され、設定情報管理サーバ情報記憶部341、設定情報記憶部342、監視制御情報記憶部343、イベント情報記憶部344及び親機識別ID記憶部345を備えて構成され、機器監視制御親機12を動作させるためのプログラム等の各プログラム(不図示)、各プログラム実行中のデータ(不図示)、及び、各プログラム実行後のデータ(不図示)等を記憶する。
設定情報管理サーバ情報記憶部341は、親機12が設定情報管理サーバ11にアクセスするために必要な情報を予め記憶する。例えば、製造段階や出荷段階において記憶しておく。本実施形態では、設定情報管理サーバ情報記憶部341は、例えば、設定情報管理サーバ11のIPアドレスが変更された場合にもアクセス可能とするために、設定情報管理サーバ11のドメイン名を記憶する。なお、設定情報管理サーバ情報記憶部341が設定情報管理サーバ11のIPアドレスを記憶するように構成してもよい。
設定情報記憶部342は、監視情報の送信に関する情報及び/又は制御情報の受信に関する情報である設定情報を記憶する。本実施形態では、通信網15としてインターネットを利用し、かつ、監視情報の送受信及び制御情報の送受信に電子メールを利用することから、監視情報の送信に関する情報は、例えば、監視情報の送信先のメールアドレスであり、制御情報の受信に関する情報は、制御情報の受信先のメールアドレスである。そして、本実施形態では、監視情報の送受信及び制御情報の送受信は、監視制御情報サーバ14上の共通のメールサーバを利用することから、監視情報の送信先のメールアドレスと制御情報の受信先のメールアドレスとは、同一である。
監視制御情報記憶部343は、機器21の動作状態値情報及び機器21の制御情報を記憶する。イベント情報記憶部344は、機器21の検出出力に応じたイベントと、当該イベントの内容を示すメッセージとを対応付けたイベントデータベースを記憶する。
親機識別ID記憶部345は、当該親機12の親機識別IDを予め記憶する。例えば、製造段階や出荷段階において記憶しておく。親機識別IDは、親機12を一意に特定することができる符号であれば、どのような符号でもよいが、本実施形態では、通常ネットワーク接続機器に記憶されることから、MACアドレス(Media Access Control Address)を利用している。MACアドレスは、周知のように48ビットで表記され、IEEEがメーカごとに割り振る前半部分と、メーカが機器ごとに割り振る後半分とから構成される。このようにMACアドレスを親機識別IDに利用することにより、特別に別途親機識別IDとして符号を設定する必要がなく、記憶部34の記憶容量を節約することができる。また、親機識別IDを生成する処理を実行する必要がなく、親機識別IDを管理する処理も必要がない。
次に、本実施形態の動作について説明する。
(実施形態の動作)
図5は、機器監視制御親機に設定情報を設定するシーケンスを示す図である。図6は、機器監視制御親機に設定情報を設定する場合における機器監視制御親機の動作を示すフローチャートである。図7は、設定情報の要求に応じて設定情報を返信する場合における設定情報管理サーバの動作を示すフローチャートである。図8は、設定情報を設定情報データベースに登録する場合における設定情報管理サーバの動作を示すフローチャートである。
図5乃至図8において、親機12が建物1に設置され、例えば、不図示の電源スイッチが投入されると、親機12の各部が起動する(S11、時刻TP1)。制御部32が起動すると、制御部32の設定状況判断処理部322は、記憶部34の設定情報記憶部342に設定情報が記憶されているか否かを判断する(S12、時刻TP2)。この設定情報記憶部342における記憶の有無の判断は、例えば、設定情報記憶部342に設定情報が記憶されていないことを調べることによって行う。また例えば、設定情報が記憶されていないことを示す符号として予め決められている符号(例えばNONE)を製造段階や工場出荷段階に設定情報記憶部342に記憶しておき、この符号が設定情報記憶部342に記憶されているか否かを調べることによって行う。また例えば、設定情報記憶部342に設定情報の記憶の有無を示すフラグを記憶する記憶領域を設けてこの記憶領域のフラグを調べることにより行う。このフラグは、例えば、設定情報が“有り”の場合は“1”や“ON”とし、設定情報が“無し”の場合は“0”や“OFF”とする。また例えば、設定情報記憶部342に記憶されている記憶内容を監視情報の送信先と仮定して送信し、送信先とコネクションが確立することができるか否かで判断する。
判断の結果、設定情報記憶部342に設定情報が記憶されている場合には(有り)、設定状況判断処理部322は、機器監視制御処理部321に設定情報がある旨のメッセージを通知し、機器監視制御処理部321は、このメッセージを受けると後述のS16の処理を行う。一方、判断の結果、設定情報記憶部342に設定情報が記憶されていない場合には(無し)、設定状況判断処理部322は、設定情報管理処理部323に設定情報がない旨のメッセージを通知し、設定情報管理処理部323は、このメッセージを受けるとS13の処理を行う。
即ち、S13において、設定情報管理処理部323は、ダイヤルアップ接続を行って、不図示のDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol;動的ホスト構成プロトコル)サーバからIPアドレスの割り当てを受ける。設定情報管理処理部323は、設定情報管理サーバ情報記憶部341に記憶されている記憶内容を送信先とし、割り当てられたIPアドレスを送信元とする、親機識別ID記憶部345に記憶されている自己の親機識別IDと設定情報の送信を要求する旨の情報とを収容する通信信号(設定情報要求信号)を生成する。そして、設定情報管理処理部323は、生成した設定情報要求信号をネットワーク通信インターフェース部31を介して送信する(S13、時刻TP3)。ここで、本実施形態では設定情報管理サーバ11のドメイン名が設定情報管理サーバ情報記憶部341に記憶されているので、まず、不図示のDNS(Domain Name System;ドメイン名解決システム)サーバでドメイン名をIPアドレスに変換するドメイン名解決が行われて、このIPアドレスが送信先として設定情報要求信号に収容される。なお、親機12に予めIPアドレス(グローバルIPアドレス)を割り当て、直接このIPアドレスを用いて通信を行うように構成してもよい。また、親機12は、外部とネットワーク通信インターフェース部31を介して送受信するが、以下の説明においてこの記載を省略する。
図7において、設定情報管理サーバ11は、その運用が開始されると設定情報要求信号を待ち受ける状態となっており、設定情報要求信号を受信すると(S21)、設定情報管理サーバ11は、受信した設定情報要求信号に収容されている親機識別IDに基づいて設定情報DB100を検索し、当該親機識別IDを親機識別IDフィールド101に格納しているレコードがあるか否かを検索する(S22)。
検索の結果、当該親機識別IDを親機識別IDフィールド101に格納しているレコードがない場合には(無し)、設定情報管理サーバ11は、処理をS21に戻し、再び、設定情報要求信号の受信待ち状態となる。一方、検索の結果、当該親機識別IDを親機識別IDフィールド101に格納しているレコードがある場合には(有り)、設定情報管理サーバ11は、設定情報要求信号の送信元を送信先とし、検索した設定情報を収容する通信信号(設定情報信号)を返信して(S23)、処理をS21に戻し、再び設定情報要求信号の受信待ち状態となる。なお、設定情報要求信号に収容されていた親機識別IDを設定情報信号にさらに収容して返信するように構成してもよい。このように構成することによって、設定情報信号を受信した親機12が設定情報信号の親機識別IDと親機識別ID記憶部345の親機識別IDとを照合することによって自己の設定情報であるか否かを確実に判断することができる。
図5及び図6に戻って、設定情報管理処理部323は、S13(時刻TP3)で設定情報要求信号を送信すると、設定情報信号の返信があるか否かを判断する(S14)。この判断は、例えば、一定時間内に設定情報信号の返信の有無によって判断する。この一定時間は、例えば、親機12と設定情報管理サーバ11との間における通信速度等を考慮して決定される。
判断の結果、設定情報信号の返信がない(自己宛ての設定情報信号が受信されない)場合には(無し)、設定情報管理処理部323は、一定時間を待った(wait)後に(S17)、処理をS13に戻す。このS17の一定時間を待つ処理は、設定情報信号の返信がなかった場合に、直ちに設定情報要求信号を送信したとしても、設定情報信号の返信が期待できないためであり、この趣旨から一定時間が適宜に、例えば3分や5分等に設定される。また、この一定時間は、設定情報要求信号を送信して設定情報信号の返信がないたびに、徐々に短くなるように設定してもよい。起動後の時間の経過に従って設定情報管理サーバ11に設定情報が登録される確率が高くなるので、設定情報の登録後迅速に設定情報を親機12に取得されるためである。
図5に示す例では、時刻TP3で行った設定情報要求信号の送信に対して設定情報信号の返信がなく、一定時間を待った後に時刻TP4で再び設定情報要求信号が送信され、この時刻TP4に行った設定情報要求信号の送信に対しても設定情報信号の返信がなく、さらに、一定時間を待った後に時刻TP5で再び設定情報要求信号が送信される。
この時刻TP4と時刻TP5との間に、ユーザは、設定情報を設定情報管理サーバ11に登録するために、子機13を用いて親機識別ID及び設定情報を収容する通信信号(設定情報登録信号)を設定情報管理サーバ11に送信する(時刻TC1)。なお、親機識別IDは、例えば、親機12の筐体表面、パッケージ(包装)又は取扱い説明書等に記載することによってユーザに知らせるようにすればよい。
図8において、設定情報管理サーバ11は、その運用が開始されると設定情報登録信号を待ち受ける状態となっており、設定情報登録信号を受信すると(S31)、設定情報管理サーバ11は、受信した設定情報登録信号に収容されている親機識別ID及び設定情報を相互に対応付けて設定情報DB100に登録して、設定情報DB100を更新する(S22)。これによって設定情報が設定情報管理サーバ11に登録される。
図5及び図6に戻って、このように設定情報管理サーバ11に設定情報が登録されると、図8のS21における設定情報要求信号の受信に対し、設定情報管理サーバ11は、S22における設定情報の有無の判断で“有り”と判断し、S23で設定情報信号を親機12に返信する(時刻TS1)。
この結果、設定情報管理処理部323は、時刻TP5で再び設定情報要求信号を送信すると、S14における設定情報信号の返信の有無の判断で“有り”と判断し、設定情報の設定処理を行う。より具体的には、設定情報管理処理部323は、設定情報信号から設定情報を取り出し、取り出した設定情報を制御情報の受信先と監視情報の送信先とに分けて設定情報記憶部342に記憶させる。なお、監視情報の送信先は、イベント情報の送信先と動作状態値情報の送信先とを別個に分けてもよく、また、複数でもよい。特に、イベント情報は、その情報内容が緊急対応を要することが多いことから、関係各位に速やかに通報されること好ましい。監視情報の送信先が複数の場合にはこれに応じて監視情報送信先フィールドも複数設ける。そして、設定情報管理処理部323は、機器監視制御処理部321に設定情報の記憶終了を示す旨のメッセージ(設定情報がある旨のメッセージ)を通知する(S15、時刻TP6)。
そして、機器監視制御処理部321は、このメッセージを受けると、機器監視制御親機として機器監視制御の処理を行う(S16、時刻TP7)。
例えば、この機器監視制御の処理は、一定の第1時間間隔で機器21の動作状態値を機器21から受信して、受信した動作状態値を監視制御情報記憶部343に記憶する。そして、第1時間間隔よりも長い第2時間間隔で監視制御情報記憶部343に記憶されている機器21の動作状態値を纏めて、設定情報記憶部342に記憶されている監視情報の送信先に送信する。なお、別個に記憶されている場合には動作状態値情報の送信先に送信する。機器21の動作状態値は、例えば、機器21が照明器具及び空調装置等の調整装置である場合には、オン・オフ状態、設定温度及び風量等であり、また例えば、機器21が電力計、ガスメータ及び量水器等の計量機器である場合には、電力、ガス流量及び流水量等の各値である。
また、機器21が防犯センサ、火災センサ及びガス漏れセンサ等の危険を報知するセンサである場合には、機器21は、その検出信号を機器監視制御処理部321に出力する。機器監視制御処理部321は、このような機器21から出力が入力されると、イベントの発生であると解釈する。機器監視制御処理部321は、検出信号を受信した機器21の種類に応じてメッセージをイベント情報記憶部344のイベントデータベースから検索し、検索したメッセージを含む電子メールを作成し、監視情報の送信先(又はイベント情報の送信先)に送信する。なお、別個に記憶されている場合にはイベント情報の送信先に送信する。例えば、機器21が火災センサであって火災の発生を検知すると、機器21は検出信号を機器監視制御処理部321に送信し、機器監視制御処理部321は、火災センサである機器21からの検出信号であることから火災の発生であると解釈し、火災センサに対応するメッセージ、例えば、「火災が発生した模様です。至急、119番に火災通報を行い、ご自宅にお戻りください。」を検索し、このメッセージを本文とする電子メールを作成し、監視情報の送信先に送信する。また例えば、機器21が緊急通報のスイッチであってスイッチのオンを検知すると、機器21は検出信号を機器監視制御処理部321に送信し、機器監視制御処理部321は、緊急通報のスイッチである機器21からの検出信号であることから緊急事態の発生であると解釈し、緊急通報のスイッチに対応するメッセージ、例えば、「在宅者に異常事態が発生した模様です。至急、ご自宅にお戻りください。」を検索し、このメッセージを本文とする電子メールを作成し、監視情報の送信先に送信する。
そして、送信されたイベント情報の電子メールは、監視制御情報サーバ14のメールサーバに蓄積される。監視制御情報サーバ14は、監視情報の送信先に対応する機器監視制御子機13にイベント情報の電子メールが有る旨を通知する。この通知を受けた機器監視制御子機13は、電子メールが有る旨を示す符号、電子メールが有る旨を音又は振動等によって提示する。機器監視制御子機13のユーザは、この提示によって電子メールが有ることを知り、イベント情報の電子メールを受信し、その内容を機器監視制御子機13の表示部に表示させることによってその内容を知る。
さらに、機器監視制御処理部321は、設定情報記憶部342に記憶されている制御情報の受信先に第3時間間隔で制御情報の受信を行う。制御情報が受信されると、機器監視制御処理部321は、制御情報の内容に応じて機器21が制御目標値となるように機器21に制御信号を出力する。
ここで、ユーザは、機器21を制御する場合には、機器監視制御子機13を用いて制御情報の電子メールを作成して送信する。制御情報の電子メールは、例えば、本文の第1行目に親機12の親機識別IDを記載し、第2行目に制御対象の機器21を特定する情報を記載し、第3行目に、制御対象の機器21の機能を特定する情報を記載し、第4行目に制御目標値を記載する。より具体的には、例えば、親機識別IDが“123456789ABC”である場合に、本文の第1行目に“123456789ABC”と記載し、第2行目に“リビングの照明器具”と記載し、第3行目に“電源”と記載し、第4行目に“オフ”と記載する。この電子メールを受信した親機12は、リビングの照明器具をオフする。また例えば、本文の第1行目に“123456789ABC”と記載し、第2行目に“リビングのエアコン”と記載し、第3行目に“温度設定”と記載し、第4行目に“25℃”と記載する。この電子メールを受信した親機12は、リビングのエアコンの温度設定を25℃に設定する。
以上のように、本実施形態に係る親機12は、建物に設置されると、設定情報管理サーバ記憶部341の記憶内容を用いて、自動的に設定情報管理サーバ11にアクセスし、設定情報を取得し、取得した設定情報を設定情報記憶部342に記憶する。このため、ユーザは、設定情報を子機13を用いて設定情報管理サーバ11に登録するだけで、親機12に設定情報を直接入力する必要がなく、施工性を向上させることができる。そして、親機12は、入力部やインターフェース及びそれらを動作させるためのプログラムを備える必要がないので、コストダウンを図ることができ、小型化することができる。
上述の説明では、設定情報管理サーバ11と親機12との間のデータの送受信、及び、設定情報管理サーバ11と子機13との間のデータの送受信を一般的に説明したが、より具体的に、まず、設定情報管理サーバ11と親機12との間をウェブ(World Wide Web )のHTTPを用いて行い、設定情報管理サーバ11と子機13との間を電子メールで行う場合について説明する。この場合には、HTTPと電子メールとを用いるので、設定情報管理サーバ11は、電子メールを送受信するメールサーバと、設定情報DB100を管理する管理サーバとを備えて構成される。以下、ウェブのプロトコルとしてHTTPを用いる場合について説明するが、HTTPS等のプロトコルも用いることができる。
図9は、HTTPを用いた機器監視制御親機に設定情報を設定するシーケンスを示す図である。
図9において、図6のS13における設定情報要求信号の送信は、引数に親機識別IDを添えてHTTPリクエストすることによって行われる(図9の時刻TP’3、TP’4、TP’5)。そして、図7のS23における設定情報信号の送信は、引数に監視情報の送信先のメールアドレス及び制御情報の受信先のメールアドレスを添えてHTTPレスポンスすることによって行われる(図9のTS’1−4)。
一方、子機13は、設定情報登録信号として、本文に親機識別ID、監視情報の送信先のメールアドレス及び制御情報の受信先のメールアドレスを記載した設定情報登録メールを設定情報管理サーバ11に送信する(図9の時刻TC’1)。設定情報登録メールは、設定情報管理サーバ11のメールサーバに蓄積される。設定情報管理サーバ11は、メールサーバに設定情報登録メールが受信されると、図8を用いて説明したように、設定情報登録メールから親機識別ID、監視情報の送信先のメールアドレス及び制御情報の受信先のメールアドレスを取り出し、親機識別IDに監視情報の送信先のメールアドレス及び制御情報の受信先のメールアドレスを対応付けて設定情報DB100に登録する(図9の時刻TS’1−1)。
そして、設定情報管理サーバ11は、設定情報要求信号に対応するHTTPリクエストを受信すると、図7を用いて説明したように、その引数の親機識別IDに基づいて管理サーバの設定情報DB100を検索し(図9の時刻TS’1−2)、検索結果を取得し(図9の時刻TS’1−3)、上述のHTTPレスポンスする(図9のTS’1−4)。
また、設定情報管理サーバ11と親機12との間、及び、設定情報管理サーバ11と子機13との間を電子メールで行う場合について説明する。この場合には、電子メールだけを用いるので、設定情報管理サーバ11は、電子メールを送受信するメールサーバでよく、設定情報登録メールに親機識別IDと設定情報とが記載されるので、即ち、設定情報が親機識別IDに対応付けられてメールサーバに蓄積されることになるので、メールサーバがそのまま設定情報DB100に相当するものとなる。以下、電子メールのプロトコルとしてPOP3を用いる場合について説明するが、IMAP4(Internet Messaging Access Protocol 4)等も用いることができる。
図10は、電子メールのプロトコルを用いた機器監視制御親機に設定情報を設定するシーケンスを示す図である。
図10において、図6のS13における設定情報要求信号の送信は、メール番号(メッセージ番号)を指定してPOP3リクエスト(例えば、RETEコマンド)することによって行われ(図10の時刻TP”3−1、TP”4−1、TP”5−1)、そして、図7のS23における設定情報信号の送信は、メール番号に該当する設定情報登録メールを返信することによって行われる(図10のTS”3−2、TS”4−2、TS”5−2、)。この場合には、返信する設定情報登録メールは、POP3リクエストした親機12に対応するものであるか否かに関わらず、メール番号のみによって決定されるので、親機12の設定情報管理処理部323は、自己の設定情報登録メールであるか否かを受信した設定情報登録メールに記載された親機識別IDによって判断する必要があり、自己の親機識別IDが記載された設定情報登録メールを受信するまで、メール番号をPOP3リクエストを行うたびに1ずつインクリメントして、POP3リクエストする必要がある。
一方、子機13は、設定情報登録信号として、本文に親機識別ID、監視情報の送信先のメールアドレス及び制御情報の受信先のメールアドレスを記載した設定情報登録メールを設定情報管理サーバ11に送信する(図10の時刻TC”1)。設定情報登録メールは、設定情報管理サーバ11のメールサーバに蓄積される。
このように電子メールを利用する方法は、親機12の設定情報を記載した設定情報登録メールを受信するまで設定情報管理サーバ11に蓄積されている設定情報登録メールを順に探す必要がある。そのため、親機12と設定情報管理サーバ11との間における送受信回数が増え、通信網15における通信トラフィックの増加の原因となる。しかしながら、この電子メールを利用する方法は、親機識別IDと設定情報とを対応付けた設定情報DB100を特別に構築する必要がなく、メールサーバがそのまま設定情報DBとなり、通常のメールサーバをそのまま設定情報管理サーバに転用することができるという利点がある。
なお、上述の実施形態では、図5に示しように、親機12の起動後に、即ち、親機12が設定情報要求信号を送信した後に、設定情報を設定情報管理サーバ11に登録する場合について説明したが、もちろん、親機12の起動前に設定情報を設定情報管理サーバ11に登録するようにしてもよい。このようにすることによって、設定情報要求信号の送信を減らすことができ、通信トラフィックを低減することができる。
また、確実に設定情報要求信号の送信を減らして通信トラフィックを低減する観点から、図2に破線で示すように、設定情報を取得する処理を開始させるためのトリガー入力部35を親機12にさらに設けてもよい。トリガー入力部35は、例えば、押しボタンスイッチである。そして、制御部32には、トリガー入力部35からの出力を検知するとその旨のメッセージを設定情報管理処理部323に通知するトリガー入力検知部324をさらに設けられる。
図11は、トリガー入力により機器監視制御親機に設定情報を設定するシーケンスを示す図である。図12は、トリガー入力により機器監視制御親機に設定情報を設定する場合における機器監視制御親機の動作を示すフローチャートである。
図11及び図12において、親機12が建物1に設置され、例えば、不図示の電源スイッチが投入されると、親機12の各部が起動する(S41、時刻TP11)。制御部32が起動すると、制御部32の設定状況判断処理部322は、設定情報記憶部342に設定情報が記憶されているか否かを判断する(S42、時刻TP12)。
判断の結果、設定情報記憶部342に設定情報が記憶されている場合には(有り)、設定状況判断処理部322は、機器監視制御処理部321に設定情報がある旨のメッセージを通知し、機器監視制御処理部321は、このメッセージを受けるとS47の上述と同様な機器監視制御の処理を行う。一方、判断の結果、設定情報記憶部342に設定情報が記憶されていない場合には(無し)、設定状況判断処理部322は、設定情報管理処理部323に設定情報がない旨のメッセージを通知し、設定情報管理処理部323は、このメッセージを受けると、トリガー入力検知部324からトリガーを検知した旨のメッセージを待つ(S43)。
ユーザは、設定情報を設定情報管理サーバ11に登録すべく、設定情報登録信号を設定情報管理サーバ11に送信する(時刻TC11)。そして、ユーザは、トリガー入力部35を用いてトリガーを入力する。この入力をトリガー入力検知部324が検知し、トリガーを検知した旨のメッセージを設定情報管理処理部323に通知する。この通知を受けると、設定情報管理処理部323は、図6のS13と同様に、設定情報要求信号を送信し(S44、時刻TP14)、設定情報管理サーバ11から設定情報信号の返信を受信する(S45、時刻TS11)。そして、図6のS15と同様に、設定情報管理処理部323は、設定情報の設定処理を行い(S46)、機器監視制御の処理を行う(S47)。
このようにトリガー入力部35を親機12にさらに設けることによって、設定情報要求信号の送信回数を減らすことができる。このため、通信トラフィックを低減することができ、設定情報管理サーバ11の負荷も低減することができる。
なお、ユーザにトリガーの入力を促して確実に設定情報を設定する観点から、設定情報記憶部342における設定情報の有無を示すインジケータ36(図2の破線)をさらに設けてもよい。インジケータ36は、例えば、LEDやネオンランプ等であり、その点灯及び消灯で設定情報の有無を示すように構成される。
また、上述の実施形態では、子機13が設定情報管理サーバ11に設定情報を登録する際に、親機識別IDを用いて行ったが、特に親機識別IDにMACアドレスを利用すると48ビットで長い。このため、子機13へ親機識別IDの入力が煩わしくなり得るので、親機12に製品番号を付すと共に設定情報管理サーバ11に製品番号と親機識別IDとの対応関係を示す製品番号データベースを例えばメーカによって記憶させ、ユーザがこの製品番号及び設定情報を収容する設定情報登録信号を設定情報管理サーバ11に送信し、設定情報管理サーバ11が製品番号データベースを用いて製品番号から親機識別IDへの変換を行って設定情報を設定情報DBに登録するように構成してもよい。製品番号は、少なくともMACアドレスの半分以下、即ち、24ビット以下となるので、ユーザの入力する桁数が半減し、ユーザの利便性が向上する。
そして、上述の本実施形態では、監視制御情報サーバ14は、制御情報の電子メール及びイベント情報の電子メールを蓄積するメールサーバと機器21の動作状態値情報を蓄積するサーバと兼ねていたが、制御情報の電子メール及びイベント情報の電子メールを蓄積するメールサーバと機器21の動作状態値情報を蓄積するサーバとを別体に設けてもよい。さらに、制御情報の電子メールを蓄積するメールサーバとイベント情報の電子メールを蓄積するメールサーバとを別体に設けてもよい。
また、上述した、機器21の動作状態に関する監視情報の送信及び/又は機器21の動作状態を制御する制御情報の受信を通信網15を介して行うことによって、1又は複数の機器21を監視及び/又は制御する機器監視制御親機12に、監視情報の送信に関する情報及び/又は制御情報の受信に関する情報である設定情報を設定する機器監視制御親機12の設定情報設定方法を機器監視制御親機12に実行させるプログラムにおいて、設定情報を記憶部34に記憶しているか否かを判断するステップと、設定情報が記憶されていない場合には設定情報を機器監視制御親機12を識別するための符号である親機識別IDと対応付けて管理する設定情報監視サーバ11に該機器監視制御親機12の親機識別IDを用いて設定情報を要求するステップと、設定情報監視サーバ11から取得した設定情報を記憶部34に記憶するステップとを備えるプログラム、が記憶部34に記憶されていない場合には、例えば、このようなプログラムを管理するプログラム管理サーバから通信網15を介して機器監視制御親機12に送信し、機器監視制御親機12の記憶部34に記憶させるように構成してもよい。また例えば、記憶媒体のドライブ装置から情報を送受信することができるインターフェースをさらに機器監視制御親機12に備えさせ、このようなプログラムを記録した記憶媒体からプログラムを機器監視制御親機12にインストールするように構成してもよい。記憶媒体は、例えば、メモリーカード、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO及びDVD−RW等である。
機器監視制御システムの構成を示す図である。 機器監視制御親機の構成を示すブロック図である。 設定情報データベースを示す図である。 監視制御情報データベースを示す図である。 機器監視制御親機に設定情報を設定するシーケンスを示す図である。 機器監視制御親機に設定情報を設定する場合における機器監視制御親機の動作を示すフローチャートである。 設定情報の要求に応じて設定情報を返信する場合における設定情報管理サーバの動作を示すフローチャートである。 設定情報を設定情報データベースに登録する場合における設定情報管理サーバの動作を示すフローチャートである。 HTTPを用いた機器監視制御親機に設定情報を設定するシーケンスを示す図である。 電子メールのプロトコルを用いた機器監視制御親機に設定情報を設定するシーケンスを示す図である。 トリガー入力により機器監視制御親機に設定情報を設定するシーケンスを示す図である。 トリガー入力により機器監視制御親機に設定情報を設定する場合における機器監視制御親機の動作を示すフローチャートである。 特許文献1に記載の遠隔制御システムの構成を示す図である。
符号の説明
11 設定情報管理サーバ
12 機器監視制御親機
13 機器監視制御子機
14 監視制御情報サーバ
32 制御部
34 記憶部
35 トリガー入力部
322 設定状況判断処理部
323 設定情報管理処理部
324 トリガー入力検知部
341 設定情報管理サーバ情報記憶部
342 設定情報記憶部
345 親機識別ID記憶部

Claims (5)

  1. 機器の動作状態に関する監視情報の送信及び/又は前記機器の動作状態を制御する制御情報の受信を通信網を介して行うことによって、1又は複数の機器を監視及び/又は制御する機器監視制御親機と、
    前記監視情報の送信に関する情報及び/又は前記制御情報の受信に関する情報である設定情報を、前記機器監視制御親機を識別するための符号である識別子と対応付けて管理する設定情報管理サーバと、
    前記監視情報の受信及び/又は前記制御情報の送信を前記通信網を介して行う機器監視制御子機とを備え、
    前記機器監視制御子機は、前記設定情報を前記設定情報管理サーバに登録するために、前記識別子及び前記設定情報を前記設定情報管理サーバに送信し、
    前記機器監視制御親機は、前記設定情報管理サーバと通信を行うための第1インターフェイス部と、前記1又は複数の機器と通信を行うための第2通信インターフェイス部と、該機器監視制御親機の識別子を予め記憶すると共に前記設定情報が記憶され得る記憶部と、を備え、前記記憶部の識別子を用いて前記設定情報管理サーバから前記機器監視制御子機が設定した設定情報を取得し、取得した前記設定情報を前記記憶部に記憶すること
    を特徴とする機器監視制御システム
  2. 前記機器監視制御親機は、
    前記記憶部に前記機器監視制御子機が設定した設定情報が記憶されているか否か判断し、前記機器監視制御子機が設定した設定情報が記憶されていない場合には、前記設定情報管理サーバから前記機器監視制御子機が設定した設定情報を取得し、取得した設定情報を前記記憶部に記憶する制御部を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の機器監視制御システム
  3. 前記機器監視制御親機は、前記機器監視制御子機が設定した設定情報を取得する処理を開始させるためのトリガー入力部をさらに備え、
    前記制御部は前記トリガー入力部からトリガーが入力された場合には前記記憶部の識別子を用いて前記設定情報管理サーバから前記第1通信インターフェイス部を用いて前記機器監視制御子機が設定した設定情報を取得し、取得した設定情報を前記記憶部に記憶すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の機器監視制御システム
  4. 前記識別子は、MACアドレス(Media Access Control Address)であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の機器監視制御システム
  5. 前記機器監視制御親機と前記設定情報監視サーバとの間における通信は、電子メールのプロトコル又はウェブのプロトコルを用いること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の機器監視制御システム
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