JP4245945B2 - 解砕コンベア装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送中の改質対象土砂を添加材とともに解砕する解砕コンベア装置に係り、詳細には、高い処理効率を確保し、安定した土質改良作業に寄与することができる解砕コンベア装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば、各種工事現場等において発生する建設発生土砂等を土質改良材と共に混合処理し、再利用可能な改良土製品とする自走式土質改良機の活躍の場が増えてきている。今日では、この自走式土質改良機が改質対象とする土砂の性状も、廃棄物再利用促進の気運上昇に伴って多種多様化してきており、例えば、比較的大きな土塊を多く含む土砂や高粘性の粘性土等を改質対象とするケースも増えてきている。
【0003】
一般に、この種の自走式土質改良機には、土砂に含まれるレキ(石)等を予め除去するため、土砂を受け入れるホッパ上方に篩が設けてある場合が多い。この場合、比較的大きな土塊を含む土砂を自走式土質改良機に直接投入すると、篩により、本来改質されるべき土塊が除去されてしまう傾向がある。また、粘性土等を改質対象とした場合には、篩の格子面に土砂が付着して篩に目詰まりが生じ易い傾向がある。そこで、確実に土砂を改質するために、自走式土質改良機の前段に、搬送コンベアに対し上下動又は揺動可能に支持した回転羽根を備えた解砕機を配置し、搬送コンベア上の搬送土砂を土質改良前に解砕するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−45326号公報(5−6頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記解砕機には、次のような課題が存在する。
すなわち、前述したように改質対象土砂の性状は多種多様であり、例えばレキ(石)が多く含まれる土砂や特に高粘性の土砂を扱う場合、土砂の付着やレキの噛み込み等によって回転羽根の回転負荷が過大になり、回転数が低下し、延いては運転不能となる可能性がある。この場合、有人運転下にあり、しかも作業者が常に運転状態を確認できる状況にあれば良いが、無人運転下にある場合、又は有人運転であっても解砕機の運転状態が確認できない場合には、解砕機の運転状態が変動又は停止しても迅速に対処できず、処理効率を低下させてしまう場合がある。
【0006】
本発明は、上記の事柄に鑑みてなされたものであり、その目的は、高い処理効率を確保し、安定した土質改良作業に寄与することができる解砕コンベア装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第1の発明は、土砂を受け入れるホッパと、このホッパに受け入れた土砂を搬送する搬送コンベアと、この搬送コンベア上の搬送土砂に、土砂の塑性を下げる添加材を供給する添加材供給装置と、前記搬送コンベア上の搬送土砂を、前記添加材供給装置から供給された添加材とともに解砕する少なくとも1つの解砕装置と、この解砕装置が過負荷状態に陥り予め設定した初期状態から減速した場合に、前記搬送コンベアによる土砂搬送速度及び添加材供給装置による添加材供給速度を減速する第1の手順、この第1の手順を行っても前記解砕装置の運転状態が初期状態に復帰しない場合に、土砂搬送及び添加材供給を停止した状態で前記解砕装置を正転方向及び逆転方向に繰り返し駆動させる第2の手順を実行可能な制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
まず、本発明においては、解砕装置によって、搬送コンベア上の搬送土砂を、添加材供給装置から供給された添加材とともに解砕する。こうして改質対象土砂は効率的に細粒化され、たとえ粘性が高く土塊を多く含んだものであっても、添加材と均一に混合されて塑性が低下し、土砂粒子同士が付着し難い状態となるため、土塊を再形成し難い。したがって、土質改良の前処理としては勿論のこと、改良土を更に細粒化する土質改良の後処理、更には添加材として土質改良材を用いることにより、単独で土質改良を行うことも可能である。
【0009】
このとき、解砕装置の運転状態は、例えばその駆動装置の回転数や負荷等の検出値を、制御手段によって、予め設定したしきい値と比較すれば検知できる。その結果、解砕装置が過負荷により減速していると判定した場合には、例えば、過負荷状態を脱するための1つの措置として、搬送コンベアによる土砂搬送速度を減速し、それに応じて土砂に対する所定の添加率を維持するべく添加材供給速度を減じる。これにより、供給土砂量が減少し解砕装置の負担が軽減され、その結果、解砕装置が過負荷状態を脱すれば、土砂搬送速度及び添加材供給速度を初期値に戻す。一方、これでもなお過負荷状態から抜け出せない場合、制御手段は、例えば、続く措置として、土砂搬送及び添加材供給を一時的に停止させ、解砕装置を正転方向及び逆転方向に繰り返し駆動させる。これにより、付着した土砂や噛み込んだレキ等が除去され、過負荷状態を解消し解砕装置を安定した運転状態に復帰させることができる。
【0010】
このように、本発明によれば、無人運転下で解砕装置が過負荷状態に陥ったとしても、制御手段によって、この過負荷状態を脱するよう、搬送コンベアや添加材供給速度、あるいは必要に応じて解砕装置を動作制御することで、事態に自動的に迅速対処することができるので、高い処理効率を確保し、安定した土質改良作業に寄与することができる。
【0013】
また、第2の発明は、上記第1の発明において、前記制御手段は、前記解砕装置を駆動する駆動装置の回転数又は負荷を基に、前記解砕装置の運転状態が過負荷状態に陥り予め設定した初期状態から減速したか、或いは前記初期状態に復帰したかを判定することを特徴とする。
【0014】
また、第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、前記解砕装置の駆動装置は油圧モータであり、前記制御手段は、この油圧モータの入口圧を基に、前記解砕装置の運転状態が過負荷状態に陥り予め設定した初期状態から減速したか、或いは前記初期状態に復帰したかを判定することを特徴とする。
【0015】
また、第4の発明は、上記第1乃至第3のいずれかの発明において、少なくとも前記搬送コンベア、添加材供給装置、及び解砕装置に動力を供給する動力装置を更に備えたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の解砕コンベア装置の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の解砕コンベア装置の一実施の形態を配置した土質改良システムの一構成例の全体配置を表す側面図である。この図1において、100は改質対象土砂を添加材とともに解砕し細粒化する解砕コンベア装置、200は受け入れた土砂を土質改良材とともに混合する自走式土質改良機である。図1では、例えば図示しない油圧ショベル(あるいはベルトコンベア)等により、改質対象土砂を解砕コンベア装置100に供給して前処理(予解砕)し、自走式土質改良機200により再利用可能な改良土として改質する土質改良システムを表しているが、解砕コンベア装置100は、自走式土質改良機200と配置を入れ替え、自走式土質改良機200からの改良土を後処理(細粒化)したり、あるいは単独で改質対象土砂を改質する場合もある。なお、後処理に用いる場合は、添加材を供給せず、単なる改良土の細粒化に用いる場合もある。
【0019】
図2は上記解砕コンベア装置100の全体構造を表す側面図、図3は図2のIII−III断面図、図4は図2の紙面直交方向奥側から見た側面図である。これら図2乃至図4において、101は本体フレームで、この本体フレーム101は、コンベアフレーム103(後述)と連結する支持ビーム101aと、支持ビーム101aの長手方向一方側(図2中左側)に設けた複数の支持ポスト101bと、支持ビーム101aの長手方向(図1中左右方向)ほぼ中央上に設けた架台101cとで構成され、支持部材110により長手方向に傾斜させて支持してある。
【0020】
102は改質対象土砂を搬送する搬送コンベアで、この搬送コンベア102のコンベアフレーム103は、上記支持ビーム101aにより、搬送方向下流側(図2中右側)に向かって上り傾斜に支持されている。104,105は、コンベアフレーム103の両端に回転自在に支持された従動輪及び駆動輪、106はこれら従動輪104及び駆動輪105に掛け回した搬送ベルトである。107は搬送コンベア102の駆動装置で、この駆動装置107は、駆動輪105に直結しており、後述する制御装置(図示せず)によって回転速度を制御される。108は搬送ベルト106の搬送面を支持する支持ローラで、この支持ローラ108は、コンベアフレーム103に対し長手方向に所定の間隔で複数設けてある。なお、109は公知の構成のベルト張力調整装置で、このベルト張力調整装置109は、従動輪104のコンベアフレーム103に対する長手方向(図2中左右方向)の取り付け位置を調節するようになっている。
【0021】
115は改質対象土砂を受け入れるホッパで、このホッパ115は、コンベアフレーム103の土砂搬送方向上流側(図1中左側)端部上方に位置するよう、支持部材116を介し上記支持ポスト101bで支持してある。このホッパ115は、上下が開口しており、下部開口に対し上部開口が広くなっている。下部開口の幅は、搬送ベルト106の幅とほぼ同かそれよりも僅かに狭い程度である。また、ホッパ115の下流側側壁には、搬送ベルト106に対向して土砂切出口(図示せず)が切り欠いてあり、搬送コンベア102によってホッパ115外に切出される単位時間当りの改質対象土砂量(土砂搬送量)は、この土砂切出口の開口面積と搬送ベルト106の搬送速度とで定まる。
【0022】
120は搬送ベルト106上の搬送土砂に添加材を供給する添加材供給装置で、この添加材供給装置120は、ホッパ115よりも下流側(図2中右側)に位置するよう、上記架台101cで支持してある。なお、土砂に対する添加材に特別な限定はないが、例えば石灰等、土砂の塑性を下げる性質を有するものが好ましい。
【0023】
図5は添加材供給装置120の詳細構造を一部断面で表す側面図、図6は添加材供給装置120の詳細構造を表す上面図である。但し、図5は、図4と同方向から見た状態を表してある。これら図5及び図6に示すように、添加材供給装置120は、水平断面が略方形の添加材の貯留部121と、この貯留部121内の添加材を下方に導出する供給部122と、貯留部121内の添加材を供給部122に導く略四角錐形状のシュート123とで構成されている。この添加材供給装置120は、シュート123の上部に設けたフランジ状の枠板123Aを介し、上記架台101cに支持されている。
【0024】
貯留部121は、枠板123A上に連設した胴部を成す蛇腹部121Aと、この蛇腹部121Aの上部カバー121Bとで構成してある。蛇腹部121Aは、伸縮自在なフレキシブルな材料(例えばポリエチレン系ゴム材料等)で構成されており、内部に貯留した添加材の重量が作用するため、複数の補強リング124で補強してある。これら補強リング124の取付けピッチは、蛇腹部121Aに加わる添加材の側圧が下方ほど高くなることから、図5に示すように下側ほど狭くしてある。
【0025】
131は上部カバー121Bの外周部に複数設けたブラケット、132は各ブラケット131に垂設したポストである。各ポスト132は、上記枠板123Aに設けたガイド筒134に挿通され、枠板123Aの下方にまで突出可能となっており、ポスト132が上下にスライドすることにより、前述の蛇腹部121Aが伸縮し貯留部121の高さが変化する。135はポスト132をガイド筒134に固定するストッパピンで、このストッパピン135は、ガイド筒134のピン穴(図示せず)を介し、ポスト132の上下いずれかのピン穴133(上側のもののみ図5に図示)に挿入される。これにより、例えば稼動時等には、蛇腹部121Aを伸長させ貯留部121の内部容積が確保され、解砕コンベア装置100をトレーラ等で輸送するとき等には、蛇腹部121Aを縮めて輸送制限をクリアする高さまで全高が低減する。
【0026】
125は上部カバー121Bのほぼ中央に設けた添加材の充填口、126はこの充填口125の開閉蓋で、この開閉蓋126は、上部カバー121Bに蝶番127を介して取付けてあり、全開時には図示しないストッパにより上方に傾斜した状態で保持され、添加材充填時、クレーン等で吊り下げたフレキシブルコンテナ(図示せず)を充填口125に向かってガイドする役割も果たす。128は貯留部121内に設けたカッタで、このカッタ128は、上部カバー121Bに垂設した支持部材128Aから充填口125に向かって突設されており、添加材充填時、充填口125に挿入されたフレキシブルコンテナの下部を切り裂き、添加材を貯留部121内に流出させる。なお、126Aは開閉蓋126の把手、126Bは開閉蓋126を閉じた状態でロックするためのコンテナハンドル、129は作業者が枠板123A上の作業フロア130に上るための梯子である。
【0027】
図7は、上記供給部122及びシュート123の詳細構造を表す側断面図である。この図7において、シュート123は、下方の下部開口123Bに向かって縮径となる略四角錐状に形成されており、その内側の各コーナ部における添加材の滞留防止策として、各コーナー部には、いわゆるR材が張ってある(溶接ビードを盛ってRを付けても良い)。
【0028】
136は上記供給部122の略円筒形状のケーシングで、このケーシング136は、添加材の移送方向上流側(図7中左側)及び下流側(図7中右側)に、それぞれ添加材の導入口136a及び導出口136bを有している。このケーシング136は、搬送コンベア102とほぼ平行に傾斜しており、これが水平である場合に比べ、添加材供給装置120の高さが低くしてある。137a,137bはケーシング136のエンドブラケットで、これらエンドブラケット137a,137bには、それぞれ軸受138a,138bが設けてあり、これら軸受138a,138bによって、外周に螺旋状のスクリュ(オーガ)140を有する中空(中実でも構わない)の回転軸139が回転自在に支持されている。
【0029】
141は供給部122の駆動装置で、この駆動装置141は、支持部材142に固定され、出力軸は回転軸139に直結しており、駆動装置141の駆動力は直接回転軸139に伝達され、回転するスクリュ140によって、添加材が導出口136bに順次移送され、搬送コンベア102上の搬送土砂に一定量づつ供給される。駆動装置141の回転速度は、後述する制御装置(図示せず)により制御され、これにより添加材の供給速度が調整される。
なお、スクリュ140のピッチは、上記導入口136a側から導出口136b側に向かって徐々に大きくなっており、下流側ほどスクリュ140の受け入れ容量を大きくすることで、導入口136aからの添加材の流入を均一化し、いわゆるラットホール現象の発生を抑制するようになっている。
【0030】
図2乃至図4に戻り、150は搬送コンベア102上の搬送土砂を添加材とともに解砕する解砕装置である。以下に、図8乃至図11を用いてこの解砕装置150の詳細構造を説明する。
【0031】
まず、図8は解砕装置150の詳細構造を表す側面図、図9は図8中のVIII−VIII断面による断面図である。これら図8及び図9において、151は解砕装置150の支持架台で、この支持架台151は、コンベアフレーム103上に設けたベースフレーム151aと、このベースフレーム151aに立設した複数のポスト151bと、これらポスト151b上に設けたブラケット151cとで構成されている。152は支持部材151に揺動可能に支持された揺動部材で、この揺動部材152の上端は、ブラケット151cに対し支軸153を介して連結してある。168は揺動部材152の下向きの動作範囲を制限するストッパピンで、このストッパピン168は、ブラケット151cの内側に突出し、下限位置にある揺動部材152に当接する。
【0032】
155は土砂を添加材と共に解砕する回転体(図9参照)で、この回転体155は、揺動部材152の先端に回転可能に保持された回転軸156と、この回転軸156に放射状(後の図10参照)に設けた複数の解砕羽根157とで構成されており、その回転軌跡は、搬送ベルト106に近接する。回転軸156は、搬送ベルト106上方において、コンベアフレーム103とほぼ直交する形で略水平に設けてある。また、この回転軸156は、軸受158,158を介して揺動部材152に支持された両端の支持部156a,156aと、両端がこれら支持部156a,156aに連結する中間部156bとで構成されている。これら中間部156bと支持部材156a,156aは、互いのフランジ156c,156cをボルト締結しており、中間部156bは容易に着脱される。
【0033】
図10は、図9中IX−IX断面による断面図である。この図10に示すように、稼働時において回転体155は、土砂搬送方向と対向して回転し、これにより、搬送物(つまり土砂及び添加材)が適度に跳ね戻され、搬送物と解砕羽根157との接触頻度が十分に確保される。解砕羽根157は、その回転方向と逆向きに傾斜している。また、各解砕羽根157の先端は、回転軸156の軸方向に向かって、隣り合うもの同士で互い違いの向きに湾曲しており、これにより、搬送物と解砕羽根157との接触面積が確保される。
【0034】
なお、159は回転軸156の中間部156bに軸方向にほぼ等間隔で取り付けられた取付板で、各解砕羽根157は、実際にはこの取付板159に対し、ボルト160により着脱可能に取付けられ、容易に交換可能である。そして、前述のように、この中間部156bは、回転軸156の支持部156a,156aに対して着脱可能であるため、解砕羽根157を交換する際には、中間軸156ごと取外し可能な構成となっている。
【0035】
161は解砕装置150の駆動装置で、この駆動装置161は、ブラケット151c上に設けられており、その駆動速度は後述する制御装置(図示せず)によって制御される。162,163は駆動装置161の出力軸161a及び回転軸支持部156aにそれぞれ取付けたスプロケット、164はこれらスプロケット162,163に掛け回したチェーンで、駆動装置161の駆動力がチェーン164を介し伝達され、図10に示したように回転体155が回転駆動する。
【0036】
165は回転体155を覆うカバーで、このカバー165によって、回転体155により跳ね上げられる土砂や添加材の飛散が防止される。このカバー165は、回転軸156(支持部156a)により回転可能に支持され、揺動部材152に相対して回転する。このとき、カバー165には、図8において時計回りに回転する力が作用するよう、支点(つまり回転軸の支持部156b)が重心よりも上流側(図8中左側)に位置している(又は下流側が重くしてある)。これに対し、カバー165の側面(図9中紙面直交方向側面)には、回転軸の支持部156aと同心円状に形成した溝166aを有するプレート166が取り付けてあり、このプレート166の溝166aに、揺動部材152の内側に設けたピン167を嵌合させることにより、カバー165の回転範囲を制限してある。
【0037】
ここで、図11(a)乃至図11(c)は、揺動部材152及びカバー165の揺動動作の説明図である。まず、図11(a)に示すように、無負荷時には、揺動部材152は、自重によってストッパピン168(図8参照)に受け止められた状態となる。このとき、カバー165は、搬送ベルト106の搬送面の近接に位置し、搬送面との間にほとんど隙間のない状態になる。
【0038】
次に、稼働中、搬送土砂がカバー165内に導かれると、搬送土砂の解砕反力によって解砕羽根157に搬送方向の力が作用する。すると、土砂の解砕反力に応じ、図11(b)のように、揺動部材152が搬送方向に揺動し、カバー165が揺動部材168の揺動動作に相対して回転する。この場合、カバー165は、ピン167が溝166aに当接するまでの間は、揺動部材152の揺動状態に関わらず、下流側下端部が搬送面に当接する。
【0039】
そして、更に解砕反力が大きくなったり、或いは大きな石等が噛み込む等して、揺動部材152が図11(c)のように大きく揺動した場合、カバー165は、上記のピン167によって回転を制限され、ほぼ平行する形で搬送面から離間する。このように、解砕反力に応じて揺動部材152が揺動し、回転体155を逃がすことによって、レキ等の噛み込みをある程度防止して作業の円滑化を図るとともに、カバー165が、搬送ベルト106との間隙が著しく広がらないよう、揺動部材152の揺動に相対して回転することにより、飛散防止の効果を損なわないよう構成されている。
【0040】
上記構成の解砕コンベア装置100には、以上の図1乃至図11では特に図示していないが、解砕装置150の運転状態を基に、搬送コンベア102の駆動装置107、添加材供給部122の駆動装置141、解砕装置150の駆動装置161を制御する制御装置が設けてある(その制御手順については、図13を用いて後述する)。この制御装置の配置は、特に限定するものではないが、例えば本体フレーム101に設けても良いし、別置きとして上記駆動装置107,141,161に配線したものでも良い。なお、図2及び図3において、111はメンテナンス等の作業用に支持ビーム101aに設けたフロアで、このフロア111は、搬送コンベア102、ホッパ115、解砕装置150等といった各機器の周辺に適宜設けてある。
【0041】
続いて、図12を用いて図1に示した自走式土質改良機200の全体構成を説明する。図12において、201は自力走行を可能とする走行体で、この走行体201は、トラックフレーム202と、このトラックフレーム202の両端に設けた従動輪203及び駆動輪204と、この駆動輪204に直結した駆動装置205と、従動輪203及び駆動輪204に掛け回した履帯206とで構成されている。207はトラックフレーム202の上部に設けた本体フレームである。
【0042】
208は投入される土砂を粒度に応じて選別する篩装置で、この篩装置208は、所定の目の大きさの格子209を内部に装着している。また、この篩装置208は、本体フレーム207長手方向一方側(図12中左側)上部にばね210を介して振動可能に支持され、振動しつつ格子209の目の大きさよりも大きなものを除去し、小さなものを下方へ導くようになっている。211はこの篩装置208の駆動装置である。
【0043】
212は篩装置208で選別された土砂を受け入れるホッパで、このホッパ212は、上方拡開の枠状に形成されており、篩装置208の下方に位置するように本体フレーム207長手方向一方側(図12中左側)に支持されている。213はこのホッパ212内の土砂を搬送する搬送コンベアで、この搬送コンベア213は、ホッパ212の下方から搬送方向(図12中右方向)に向かって上り傾斜となるように、本体フレーム207に支持されている。
【0044】
214は貯留した土質改良材を土砂に添加する土質改良材供給装置で、この土質改良材供給装置214は、略円筒箱型の土質改良材の貯留部としての貯留部215と、この貯留部215の下部に設けられ、搬送コンベア213上の土砂に土質改良材を添加する供給部としての供給部216とで構成されて、本体フレーム207の長手方向(図12中左右方向)中央付近に立設した複数(例えば3本)の支柱217によって支持してある。
【0045】
218は土砂を土質改良材と共に混合し改良土を生成する混合装置で、この混合装置218は、本体フレーム207の長手方向(図12中左右方向)中央付近に略水平に設けられており、繁雑防止のため特に図示しないが、その一方側(図12中左側)上部に搬送コンベア213から放出された土砂及び土質改良材の入口を、他方側(図12中右側)下部に改良土の出口を備えている。繁雑防止のため特に図示していないが、この混合装置218は、入口から導入した土砂及び土質改良材を混合処理し、出口に向かって移送するパドル型のミキサ(図示せず)を少なくとも1つ備えている。219はこのパドルミキサを駆動する駆動装置である。
【0046】
220はこの混合装置218からの改良土を機外に排出する排出コンベアで、この排出コンベア220は、混合装置218の出口下方から延設され、搬送方向(図12中右方向)に向かって上り傾斜となるよう、図示しない支持部材によって本体フレーム207等から吊り下げ支持されている。
【0047】
221は駆動源を備えた動力装置で、この動力装置221は、本体フレーム207の長手方向他方側(図12中右側)端部に支持部材222を介して支持されており、エンジンと、このエンジンにより駆動される少なくとも1つの油圧ポンプと、この油圧ポンプから各駆動装置に供給される圧油を制御する複数のコントロールバルブとを内蔵している。
【0048】
以上の本発明の解砕コンベア装置の一実施の形態を用いた土質改良システムにおいて、例えば図示しない所定のストック場所に集積された改質対象土砂を、別途設けた油圧ショベルやベルトコンベア等(図示せず)により、解砕コンベア装置100のホッパ115に投入すると、ホッパ115に投入された改質対象土砂は、搬送コンベア102により順次搬送され、その搬送の途中で添加材供給装置120から添加材を供給される。更に、解砕装置150,150により、搬送コンベア102上を搬送される搬送土砂は、添加材とともに細かく解砕(細粒化)される。このように細粒化された改質対象土砂は、たとえ粘性が高く土塊を多く含んだものであっても、添加材と均一に混合されて塑性が低下し、土砂粒子同士が付着し難い状態となるため、土塊を再形成し難くなる。そして、図1のシステムにおいては、この解砕混合した土砂及び添加材の混合土は、搬送コンベア102の搬送方向下流側(図1中右側)端部から自走式土質改良機200に導入される。
【0049】
自走式土質改良機200に供給された土砂及び添加材の混合土は、その粒度に応じ、篩装置208によって篩装置208の格子209を通過したものが選別されて下方のホッパ212へと導入される。ホッパ212に導入された混合土は、搬送コンベア213によりホッパ212外に搬送され、搬送中に土質改良材供給装置214から所定割合で添加された土質改良材と共に混合装置218に導入される。混合装置218に導入された混合土は、ここで土質改良材と均一に攪拌混合され、改良土となって排出コンベア220上に導出されると、順次排出コンベア220によって搬出される。
【0050】
次に、図13を用いて、解砕コンベア装置100における制御装置の制御手順を説明する。解砕コンベア装置100の自動運転をスタートすると、制御装置はまず、ステップ101にて、解砕コンベア装置100に積んだ前述の各駆動装置107,141,161の回転速度を初期値に設定し、搬送コンベア102、添加材供給装置120、解砕装置150を駆動させ、ステップ102に移る。初期値は、作業者により図示しない入力手段(操作盤等)を介して入力される。
【0051】
ステップ102では、電流計(図示せず)等によって検出された解砕装置150の駆動装置161の電流値Iaを入力する。この電流Iaの検出周期は、ROM等に予め設定値(変更可能)として格納されており、内蔵したタイマによって計測される。
【0052】
ここで、改質対象土砂の性状は様々であり、レキ(石)が多く含まれるものや特に粘性の高い土砂を扱う場合、解砕羽根157はカバー165に対し、土砂が付着したり、レキが衝突あるいは噛み込む等して解砕反力が増大し、解砕装置150が過負荷状態に陥り、回転体155が減速し、著しくは停止しかねない。続くステップ103では、駆動装置161の検出電流値Iaをしきい値I0(駆動装置161の定格電流値)と比較し、それより大きいかどうかをみて、解砕装置150の運転状態がこうした過負荷状態に陥っていないかどうかを判定する。駆動装置161は、前述したようにインバータ制御されているため、駆動モータ161の電流値Iaが定格電流値I0以下の範囲で回転速度が一定に保たれるが、回転速度が低下する場合には電流値Iaは定格電流値I0を超える。すなわち、Ia>I0の状態は、駆動装置161の過負荷状態を意味し、この駆動装置161の電流値Iaをモニタすることにより駆動装置161の運転状態(負荷状態)が検知される。Ia≦I0でステップ103の判定が満たされなければ、その状態の運転のままステップ101に手順を戻し、Ia>I0でステップ103の判定が満たされたら、ステップ104に移る。
【0053】
ステップ104では、駆動装置161が少なくとも減速し、解砕性能が低下していることから、第1の措置(特許請求の範囲に記載の「第1の手順」に相当)として、駆動装置161の負荷軽減のために、搬送コンベア102の駆動装置107を初期値よりも減速させ、解砕装置150への土砂供給量を減らす。同時に、この土砂供給量の低下に伴い、設定の添加率に応じて添加材の供給部122の駆動装置141を減速し、添加材の添加率を一定に保つ。
【0054】
ステップ105では、再び駆動装置161の検出電流値Iaがしきい値I0より大きいかどうかをみて、ステップ104の負荷軽減の措置により駆動装置161の回転速度が初期値に復帰していれば(つまりIa≦I0であれば)、ステップ106に移って駆動装置107,141の回転速度の設定を戻し、土砂搬送速度と添加材供給速度を初期値に復帰させてステップ102に戻る。一方、駆動装置161の回転速度が初期値に復帰せず、このステップ105で依然としてIa>I0であった場合、ステップ107に進んで駆動装置107,141に停止指令を出力し、土砂の搬送及び添加材の供給を一時停止させる。
【0055】
ステップ108に移り、駆動装置161の過負荷解消の第2の措置(特許請求の範囲に記載の「第2の手順」に相当)として、駆動装置161に正転・逆転を交互に指令し、回転体155の正転・逆転を繰り返し実施すことにより、解砕羽根157やカバー165に付着した土砂や噛み込んだレキ等を除去する。この駆動装置161の正転・逆転の実施回数や時間は、解砕コンベア装置100の大きさや処理能力を考慮して設定し、設定回数(あるいは設定時間)回転体155を正転・逆転させたら、ステップ109に移って駆動装置161に停止指令を出力し、解砕装置150も停止させる。
【0056】
続くステップ110では、解砕装置150を一時停止させた状態で駆動装置107に起動を指令する。すると、除去された土砂やレキ等が、解砕装置150のカバー165を押し、図11(c)のように揺動させて生じる間隙からカバー165外に排除される。このとき、停止中、駆動装置161は励磁を解かれ、出力軸がニュートラルとなっているため、このステップ110において、回転体155は搬送土砂に倣って転動し、土砂やレキがより排出され易い状態となる。なお、このステップにおいては、未解砕処理の土砂が解砕装置150を通過するため、その間の搬送土砂量が極力少ない方が良い。したがって、ここでの駆動装置107の起動時間(本例では、以降のステップに移行するまでの時間)は、解砕装置150の容量によって、レキ排出に要する搬送距離を考慮に入れてなるべく短く設定する。
【0057】
続くステップ111では駆動装置161を起動(初期値で起動)させてステップ112に移り、ステップ112にて、再度駆動装置161の検出電流値Iaがしきい値I0より大きいかどうかを判定する。先の第2の措置により過負荷が解消され、駆動装置161の回転速度が初期値に復帰していれば(つまりIa≦I0であれば)、ステップ106に移って駆動装置107,141の回転速度の設定を戻し、土砂搬送速度と添加材供給速度を初期値に復帰させてステップ102に戻る。一方、第2の措置を行ってなお駆動装置161の回転速度が初期値に復帰せず、このステップ112で依然としてIa>I0であった場合、エラー処理として、解砕コンベア装置100のシステムを全停止し、例えば操作盤等に設けたインジケータにエラー表示し、異常を作業者(オペレータ)に知らせ、以上の手順を終了する。これにより、作業者は、フロア111上に上がり解砕装置150を速やかにメンテナンスでき、レキが除去されて運転が再開されると、制御装置は、再びステップ101から以上の手順を繰り返す。
【0058】
以上のように、本実施の形態によれば、制御装置によって、解砕装置150の運転状態に応じ、搬送コンベア102や添加材供給装置120、また必要に応じて解砕装置150を動作制御することで、無人運転下で解砕装置150が過負荷状態に陥ったとしても、この過負荷状態を自動的に解消することができる。また、解砕羽根157やカバー165等に対する土砂の居付きやレキ等の噛み込みが著しく、結果的に過負荷状態を解消できなかった場合でも、その異常をインジケータ表示して作業者に報知することにより、作業者に迅速な対処を促すことができる。したがって、解砕コンベア装置100の稼働率を向上させ、高い処理効率を確保し、その結果、安定した土質改良作業に寄与することができる。
【0059】
なお、図2乃至図4においては、定置式の解砕コンベア装置100を図示したが、これに限られず、その構成は本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内であれば、如何様にも変形可能であり、例えば、図14に示すように、解砕コンベア装置を自力走行可能に構成しても良い。この図14に示した解砕コンベア装置100Aの構成を次に簡単に説明する。但し、先の各図と同様の部分及び同様と見なせる部分には同符号を付し説明を省略する。
【0060】
図14において、170は自力走行を可能とする走行体で、この走行体170は、トラックフレーム171と、このトラックフレーム171の両端に設けた従動輪172及び駆動輪173と、この駆動輪173に直結した駆動装置174と、従動輪172及び駆動輪173に掛け回した履帯175とで構成されている。176は走行体170のトラックフレーム171と本体フレーム101とを回転可能に接続する旋回フレーム、177は本体フレーム101を走行体170に対して旋回駆動させる駆動装置である。
【0061】
178は動力装置で、この動力装置178は、本体フレーム101上に設けられている。この動力装置178内には、搬送コンベア102、添加材供給装置120、解砕装置150、走行体170、駆動装置177等の動カ源となるエンジン(図示せず)や、このエンジンによって駆動される少なくとも1つの油圧ボンプ(図示せず)、この油圧ボンプからの圧油の方向及び流量を制御する複数のコントロールバルブからなる制御弁装置(図示せず)等が備えられている。179は解砕コンベア装置100Aの運転席で、この運転席179は、動力装置178の前側(図14中左側)の区画に設けられており、走行体170を操作する操作レバー180等が配してある。その他の構成は、先に説明した解砕コンベア装置100と同様である。
【0062】
この以上の構成の本実施の形態においても、制御装置によって、図13で説明した制御手順を実行することにより、同様の効果を得ることができる。また、この図14の解砕コンベア装置100Aは、動力装置178を備えているので、各機器の駆動装置を外部電源等を使用することなく単体で作動させることが可能となり、持ち込んだ現場で即座に作業が可能となる。また、走行体170を備えているため、現場内で高い機動性を発揮し、レイアウト変更が容易となり、また、クレーン等といった特別な作業機械を用意しなくても、トレーラの荷台に自力で上り下りできるので、現場間搬送が容易となる。更に、走行体170は履帯175を備えたいわゆるクローラ式のものであるため、工事現場等において、軟弱な地盤に対しても容易に乗り入れることができ、現場の地盤の条件にあまり制限されず、作業スペースを有効に活用できる。また、仮に搬送コンベア102の旋回機能がない場合、解砕コンベア装置100Aの土砂の受入位置や放出位置を変更するためには、走行体170を駆使してピボットターンさせ、解砕コンベア装置100A自体の位置を微動制御しなければならず、作業者にとって大変煩わしい作業となるが、搬送コンベア102が走行体170に対して旋回するため、土砂の受入位置や搬出位置を容易に変更することができる。
【0063】
なお、以上において、最終的に解砕装置150の過負荷が解消できなかった場合、異常をインジケータ表示する例を説明したが、例えば、警告音を発したり警告灯表示を行う構成に代えても、またこれらを適宜組合せても良い。また、解砕装置150の運転状態は、駆動装置161の電流値の他、駆動装置161の回転数や回転速度を直接検出することも考えられ、この場合には、検出した回転数や回転速度が、予め設定したしきい値を下回ったとき、前述の負荷軽減の措置を行うようにすれば足りる。また、駆動装置161を電動モータとしたが、油圧モータとした場合には、回転数や回転速度の他に、油圧モータの入口圧を圧力スイッチ等によって検出し、駆動装置の負荷状態を運転状態として検知することも考えられる。この場合は、検出したモータ入口圧が、予め設定したしきい値を超えたときに、前述の負荷軽減の措置を行うようにすれば良い。
【0064】
また、以上において、解砕コンベア装置100,100Aは、いずれも解砕装置を2台有する例を図示したがが、解砕装置の台数に限定はなく、少なくとも1台設けてあれば良い。もちろん3台以上設けても良い。また、解砕コンベア装置100A、自走式土質改良機200を、ともに履帯を有するいわゆるクローラ式の走行体を備えるものとしたが、これに限られず、例えばいわゆるホイール式の走行体を備えるものとしても良い。また、添加材供給装置120の添加材の供給部122をスクリュフィーダで構成したが、これにも限られず、例えばロータリフィーダ等を用いても構わない。これらの場合も同様の効果を得る。
【0065】
また、解砕コンベア装置100又は100Aとともに土質改良システムを構成する自走式土質改良機として、パドルミキサを備えたいわゆるミキシング方式の混合装置を搭載した自走式土質改良機200を例示したが、当然ながら、解砕コンベア装置100,100Aは、いわゆるスクリュミキサを備えた混合装置、或いは高速回転する回転打撃子等を用いて土砂及び土質改良材を解砕混合するいわゆる解砕方式の混合装置を備えた土質改良機の前段又は後段に配置した土質改良システムも構成可能である。もちろん、定置式の土質改良機と組合せることもある。自走式土質改良機200の土質改良材供給装置において、土質改良材の供給部216としてロータリフィーダを図示したが、スクリュフィーダ等に代えても構わない。また、篩装置208を持たない自走式土質改良機を配置して土質改良システムを構成しても良い。逆に、改質対象となる土砂の性状によっては、解砕コンベア装置100,100Aのホッパ115上に篩装置やあおりを設けても構わない。これらの場合も同様の効果を得る。
【0066】
【発明の効果】
本発明によれば、無人運転下で解砕装置が過負荷状態に陥ったとしても、この過負荷状態を脱するよう、搬送コンベアや添加材供給速度、あるいは必要に応じて解砕装置を動作制御することで、事態に自動的に迅速対処することができ、高い処理効率を確保することができ、よって安定した土質改良作業に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の解砕コンベア装置の一実施の形態を配置した土質改良システムの一構成例の全体配置を表す側面図である。
【図2】本発明の解砕コンベア装置の一実施の形態の全体構造を表す側面図である。
【図3】本発明の解砕コンベア装置の一実施の形態の全体構造を表す図2中のIII−III断面図である。
【図4】本発明の解砕コンベア装置の一実施の形態の全体構造を表す図2の紙面直交方向奥側から見た側面図である。
【図5】本発明の解砕コンベア装置の一実施の形態に備えられた添加材供給装置の詳細構造を表す側面図である。
【図6】本発明の解砕コンベア装置の一実施の形態に備えられた添加材供給装置の詳細構造を表す上面図である。
【図7】本発明の解砕コンベア装置の一実施の形態に備えられた添加材供給装置の供給部及びシュートの詳細構造を表す側断面図である。
【図8】本発明の解砕コンベア装置の一実施の形態に備えられた解砕装置の詳細構造を表す側面図である。
【図9】本発明の解砕コンベア装置の一実施の形態に備えられた解砕装置の詳細構造を表す図8中のVIII−VIII断面による断面図である。
【図10】本発明の解砕コンベア装置の一実施の形態に備えられた解砕装置の詳細構造を表す図9中のIX−IX断面による断面図である。
【図11】本発明の解砕コンベア装置の一実施の形態に備えられた解砕装置の揺動部材及びカバーの揺動動作の説明図である。
【図12】図1に示した自走式土質改良機の全体構成を表す側面図である。
【図13】本発明の解砕コンベア装置の一実施の形態に備えられた制御装置による制御手順のフローチャートである。
【図14】本発明の解砕コンベア装置の一変形例の全体構造を表す側面図である。
【符号の説明】
100 解砕コンベア装置
100A 解砕コンベア装置
102 搬送コンベア
115 ホッパ
120 添加材供給装置
150 解砕装置
161 駆動装置
178 動力装置
Claims (4)
- 土砂を受け入れるホッパと、
このホッパに受け入れた土砂を搬送する搬送コンベアと、
この搬送コンベア上の搬送土砂に、土砂の塑性を下げる添加材を供給する添加材供給装置と、
前記搬送コンベア上の搬送土砂を、前記添加材供給装置から供給された添加材とともに解砕する少なくとも1つの解砕装置と、
この解砕装置が過負荷状態に陥り予め設定した初期状態から減速した場合に、前記搬送コンベアによる土砂搬送速度及び添加材供給装置による添加材供給速度を減速する第1の手順、この第1の手順を行っても前記解砕装置の運転状態が初期状態に復帰しない場合に、土砂搬送及び添加材供給を停止した状態で前記解砕装置を正転方向及び逆転方向に繰り返し駆動させる第2の手順を実行可能な制御手段と
を備えたことを特徴とする解砕コンベア装置。 - 前記制御手段は、前記解砕装置を駆動する駆動装置の回転数又は負荷を基に、前記解砕装置の運転状態が過負荷状態に陥り予め設定した初期状態から減速したか、或いは前記初期状態に復帰したかを判定することを特徴とする請求項1記載の解砕コンベア装置。
- 前記解砕装置の駆動装置は油圧モータであり、前記制御手段は、この油圧モータの入口圧を基に、前記解砕装置の運転状態が過負荷状態に陥り予め設定した初期状態から減速したか、或いは前記初期状態に復帰したかを判定することを特徴とする請求項1又は2記載の解砕コンベア装置。
- 少なくとも前記搬送コンベア、添加材供給装置、及び解砕装置に動力を供給する動力装置を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の解砕コンベア装置。
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