JP4247035B2 - 面状光源 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、発光光源からの光を板状の導光板の側面より入射し、導光板で略直角方向に光路変換して出射し、導光板の出射光を、液晶表示装置の液晶セル等の被照明体に照明光として投射し、液晶表示装置の液晶セル等の被照明体の全面を照明する面状光源に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ブック型のワードプロセッサやコンピュータ、又は携帯電話機その他の携帯情報端末機器の表示装置として薄型の液晶表示装置が用いられているが、この液晶表示装置の照明のため、薄型でしかも見易い照明手段として、上記の導光板を有する面状光源が用いられている。この面状光源の発光源としては、蛍光管等の線状の光源を使用するものと、発光ダイオード等の点状の光源を複数個使用するものがあり、印加する電圧が低く消費電力が少ないところから、小型の液晶表示装置等では、複数個の発光ダイオード(以下LEDという。)を発光光源として使用することが多い。
【0003】
そして、最近では、小型の液晶表示装置もカラー化が進むことで、より明るい照明が求められ、従来のモノクロの液晶表示装置の何倍もの明るさの照明が求められるようになった。このため、発光光源となるLEDから出射する光の指向性が高いものを用い、より密度の高い導光板に取り込むことが必要となってきた。そこで、複数個のLEDを発光光源として使用する面状光源では、出射光の指向性の強いLEDを使用することとなるが、指向性の強いLEDを使用すると、例えば特許文献1に示すように、導光板(31)の発光源LED(32)近い側(端面31aの側)では、複数個のLED32の中間位置と両端に、導光板31の内部を伝播する光の谷間となって、光が到達しない三角形の部分Aが生ずる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−082625(図4)
【0005】
図13はこのような従来の面状光源の一例を示す図であり、図13(a)は上面図、図13(b)は側面図である。図13において、102は発光光源であるLED、101は導光板、103は導光板101の上面101aに対向して配設されたプリズムシート、104は導光板101の下面101bに近接、対向して配設された反射シートである。図13に示すように導光板101は平面形状が矩形の板状をなし、プラスチック等の透光材よりなる。導光板101の下面101bはシボまたはドットまたはプリズムや印刷による不規則な凹凸を有し、散乱面となっている。複数のLED102が導光板101の一側面である入光側面101cに対向して配設されている。導光板の上面101aおよび入光側面101cを含む4つの側面は鏡面等の平滑な面となっている。LED102に所定の電流を流して、これを発光させるとLED102の出射光は導光板101の前記入光側面102cを屈折により透過して導光板101の内部入り、その内部に広がる内部光となる。この内部光は導光板の下面101bで乱反射、上面101aで全反射を繰り返しながら導光板101内を伝播し、その間に屈折により上面101aを透過し、上方に出射する。この出射した光は前記プリズムシート103に入りここでプリズムの屈折作用により、図上で略垂直方向に方向が揃えられ、面状の照明光として、図示しない液晶パネル等の照明対象に向け出射する。なお、反射シート104は導光板の下面101bから散乱により外部に出射する光を反射して再び導光板101内に戻し、光の利用効率を高める役割をなす。ここで、図13(a)の斜線で示す範囲Sは、LED102から導光板101に入射して導光板の入光側面101cを屈折で透過した内部光が導光板101の内部で存在、分布する光存在領域であり、斜線のない部分S1は前記内部光が存在しない光欠落領域である。内部光の存在しない光欠落領域S1は入光側面101cにおける最大の屈折角の屈折光を斜辺とする三角形をなしている。図13(c)に示すように例えば、LED101の発光sの最大出射角を55°としたとき、sが入射する入光側面102cにおける最大屈折角(又は屈折の最大出射角)は略30°となり、前記の欠落領域S1の三角形の斜辺と底辺のなす角は略60°となる。
【0006】
このように、導光板101において、内部光の存在しない領域である光欠落領域S1が、入光側面101cからかなり入りこんだ状態で存在する。従って、この導光板101を用いた面状光源で、液晶セル等の被照明体を照明するときはLED102に近い部分(又は入光側面1cに近い部分)において明るい部分と暗い部分を交互に生じ、輝度が不均一となり、照明の品質が低下する。この輝度の不均一は、図13に示す面状光源のように、薄型化と構造簡素化のため、導光板に拡散板を介することなく直接にプリズムシート(103)を対向させた構造においては、導光板内における輝度の分布がほとんどそのまま照明光の輝度に反映するので、この場合は特に問題となる。
【0007】
そこで、このような欠点を改善するため、例えば、特許文献2に示すように、導光板(1)のLED(2)に対向する入光側面(1c)に複数のプリズム(1c1)を形成した面状光源が知られている。これによれば、プリズムの斜面におけるLEDの光線の入射角を小さくできるので、LEDの光線の導光板入射時の屈折による曲がりを少なくし、照明の暗い部分の面積を縮小し、照明の輝度ムラを改善することが期待された。
【0008】
【特許文献2】
特開2002−196151(図1、図2)
【0009】
図14はこのようなプリズムを設けた導光板を有する従来の面状光源を示す図であり、図14(a)は上面図、図14(b)は側面図である。図14において101pは導光板101の入光側面101cに設けた複数のプリズムである。その他の構成は図13に示す面状光源と同様である。図14(c)は図14(a)のLED102付近の拡大図である。図14(c)に示すプリズム101pの頂角αはこの例においては60°以下となっている。このとき、LED101から最大出射角55゜で出射した光線sは、プリズム101pの斜面に対し法線よりも上側で入射し、屈折により外側に折れ曲がり、透過光spの入光側面101cに対する出射角は55°以上となる。図に示す例においては略60°となっている。(プリズム101pの頂角αが70°のときは、前記の光線sのプリズムに対する入射角は0°となり光線は折れ曲がることなく直進し、透過光spの出射角は55°となるが、αが70°以下となる屈折光は外側に折れ曲がり、透過光spの出射角は55°を超え、αが60°以下となると出射角は60°に近づいてくる。)すなわちこの透過光spの入光側面102cを基準とした最大出射角は略60゜となり、図13(c)に示したプリズムのない場合の最大出射角(略30゜)よりも大となる。
【0010】
最大出射角が小さいと、図13(a)に示すように光欠落領域S1の三角形の斜面の勾配が急となって、光欠落領域S1の導光102内への入り込みが深くなる。反対に、最大出射角が大きいと、図14(a)に示すように光欠落領域S1の三角形の斜面の勾配が緩やかになって、光欠落領域S1の導光102内への入り込みが浅くなる。この光欠落領域S1の入り込みが浅くなるほど、導光板における輝度の均一性が向上する。ここで、プリズム(101p)の頂角を小さくし、プリズムの斜面の傾斜角を上げて行くに従って、導光板101内部における最大出射角がさらに大となり、光欠落領域(S1)の入り込みを更に浅くすることができる。よって、かかるプリズムにおいて頂角を適切に選定することにより、欠落領域S1の導光板101内への入り込みを浅くし、導光板における内部光の輝度の均一性を向上し、これにより、照明光の輝度の均一性を向上させることができる。ここで、図15は個々のプリズム透過光が集まってなす集合光束を示す図である。図15において、SKは図14に示した前記の各プリズム101pの透過光spがLED102ごとに複数個、集合してなる集合光束である。そして、図16(a)は導光板101内における集合光束SKの分布を示す図である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
入光側面に複数のプリズムを有する導光板を用いた上記の面状光源においても、以下のような問題がある。▲1▼上記したように、各プリズム101pを透過した、LEDからの光は複数のプリズムを透過して複数の透過光spとより、これが集合して集合光束SKが構成されるが、このような集合光束SKは、図16(a)に示すように各LED102から発して、八の字形に左右(図面上では上下)分かれて導光板101内を進行し分布する。この集合光束SKにおいて、前記の個別のプリズムの透過光(sp)同士の間隔(図15のw)が狭くなると、この集合光束SKはまとまった一体の光線として認識され輝線として目立つようになる。▲2▼この集合光束(SK)の周辺(集合光束間の隙間)には暗い部分を生じやすい。
すなわち、図15に示すように、最大出射角が大となり、これに対応して入光側面101cに対する最小傾斜角が小さくなってくると、複数のプリズム101pによりそれぞれ屈折された透過光spの光線ついて、隣り合う光線同士の間隙Wが小さくなり、肉眼では間隙が識別できなくなる場合を生じ、複数の光束がまとまって見える場合がある。
【0012】
そして、このような場合には、図16(a)に示すように、導光板101全体としては、各LED102から発して左右(図上では上下)に開く八の字形の集合光束SK内の個々のプリズム透過光sp(図15参照)が識別できず、集合光束SKが一体の光線として視認され輝線として目立つようになる。次に、集合光束SKが一体として認識されるか否かにかかわらず、図16(a)に示すように集合光束SK同士の間に隙間領域Rを生じ、この部分において輝度が低下する傾向にある。図16(b)はそれぞれ、図16(a)のA−A断面およびB―B断面に沿って測定した輝度の分布を示す図である。これによれば前記の輝線隙間領Rにおいて、輝度の低下が見られるが、B−B断面において特に顕著な低下が見られる。
【0013】
このように、導光板にプリズムを設けた従来の面状光源においては、プリズム101pの存在により光欠落領域S1の導光板102内部への入り込みは浅くなり、この点では有利となったものの、導光板101内で上記したような集合光束の輝線の目立ちを生ずることがあり、又、導光板内部において輝度の均一性が低下するという問題を生ずる。なお、図14に示すような拡散板を有しない構成の面状光源においては導光板内の内部光の輝度の分布や輝線の発生がそのまま照明光の品質に反映されるため、特に問題は大きい。すなわち、参考図である図17に示すような面状光源においては導光板101の上方に拡散シート105を対向配置し、更にその上方にプリズムシート103を配置した構成となっており、この場合は導光板101の内部光の輝線や輝度の分布が拡散シート105の作用により、ある程度ならされた形で照明光に反映される。しかし、すでに説明した図14に示す面状光源のように、薄型化と簡素化を目的として、導光板(102)の上方に拡散シートを介することなく、プリズムシート(103)を対向配設した構成の面状光源においては、前記の輝線の目立ちや輝度の低下する部分(図16(a)のR)がそのまま照明光に反映されやすく、このため、これらが直接に照明の品質の低下をもたらすこととなる。
そこで、本発明は複数のプリズムを設けた導光板を有する面状光源において発生することのある上記の2つの問題を改善し、面状光源の照明の品質を向上することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、その第1の手段として、本発明は、板状の透光材よりなり、下面に反射手段を備えた導光板と、その導光板の側方に配した発光光源を有する面状光源であって、前記発光光源からの光が入光する前記導光板の入光側面に複数のプリズムを設けた面状光源において、プリズムの頂角をα、プリズムのピッチをP、プリズムの高さをh、発光光源からの光の実質的な最大射出角をθ0、導光板の屈折率をnとしたとき、
{P−2h×tan(α/2)}×cos{θ2+90°−(α/2)}>0.087mm
(但し、θ2=sin−1[{sin(θ0−90°+(α/2))}/n])
の関係が成立するプリズムを有する導光板を備えたことを特徴とする。
【0016】
上記の課題を解決するために、その第2の手段として、本発明は、板状の透光材よりなり、下面に反射手段を備えた導光板と、その導光板の側方に配した発光光源を有する面状光源であって、前記発光光源からの光が入光する前記導光板の入光側面に頂角の異なる複数種類のプリズムを設けた面状光源において、頂角の異なる複数種類のプリズムのうち少なくとも1種類のプリズムにつき、プリズムの頂角をα、プリズムのピッチをP、プリズムの高さをh、発光光源からの光の実質的な最大射出角をθ0、導光板の屈折率をnとしたとき、
{P−2h×tan(α/2)}×cos{θ2+90°−(α/2)}>0.087mm
(但し、θ2=sin−1[{sin(θ0−90°+(α/2))}/n])
の関係が成立することを特徴とする。
【0017】
上記の課題を解決するために、その第3の手段として、本発明は、前記第2の手段において、頂角の異なる複数種類のプリズムの作用によりそれぞれに発生する光源の明部と暗部とが互いに補完しあって、全体的に照明光の明暗の差が緩和されることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、図面に基づいて本発明の第1実施形態に係る面状光源について説明する。
図1は本第1実施形態に係る面状光源の構成を示す図であり、(a)は上面図、(b)は側面図である。図1に示す面状光源は、導光板1と、発光光源として3個のLED2と、プリズムシート3と反射シート4を有している。プリズムシート3は導光板1の上面1aに対向する位置に配され、反射シート4は導光板1の下面1bに近接、対向して配されている。導光板1は透光性を有するプラスチック材等よりなり、板状で略直方体形状をしており、その上面1aは鏡面仕上げ等の滑らかな面とであり、光出射面となっている。上面1aと対向する下面1bには、前記LED2から導光板1内に入った光を前記上面1aに向けて反射させるための手段として、シボ又はドット又は不規則なプリズム又は印刷による不規則な凹凸を備えた散乱面が形成されている。1cは導光板1の入光側面であり、ここに第1プリズム1p1および第2プリズム1p2が形成されている。この入光側面1cに対向して、3個のLED2が近接して配置されている。導光板1の入光側面1cを含む4つの面の表面は鏡面仕上げ等の滑らかな面となっている。
【0019】
図2は図1(a)のLED2の付近の拡大図である。図2に示すように、導光板1の入光側面1cには頂角がα1である第1プリズム1p1と、頂角がα2である第2プリズム1p2が形成され互いに1つおきに隣り合うように配列されている。ここで第1プリズム1p1の頂角α1は、第2プリズム1p2の頂角α2よりも小となっている。
【0020】
上記の構成において、図示しない駆動回路よりLED2に所定の電流が供給されると、LED2は所定の色、例えば略白色の光を発光、出射する。LED2からの光は前記入光側面1cから導光板1に入り、図1(b)に示す上面1aで全反射、下面1bで乱反射を繰り返しながら導光板の内部を広く伝播し、その間に上面1aを屈折により透過した光が上面1aからプリズムシート3に向けて出射する。導光板1からプリズムシート3に入射した光は、その方向が略垂直方向に整えられて、照明光として外部に出射する。ここで、反射シート4は導光板1の下面1bから散乱によって下側に出射した光を反射させて再度、導光板1内に戻し、光の利用効率を高める作用をする。
【0021】
上記の照明光を発生する過程において、図2に示すように、LED2から所定の出射角(例えば55°)で発し、入光側面1cの第1プリズム1p1および第2プリズム1p2に達した入射光sは、それぞれ、プリズム面で屈折されて透過光sp1及びsp2となって、導光板1内を進行する。ここで、水平方向の面1cにおける第1プリズム1p1の透過光sp1の出射角をφ1、第2プリズム1p2の透過光sp2の出射角をφ2とすると、φ1>φ2の関係がある。これは後に詳述するように、プリズムの頂角が小さくなるほど出射角(φ)は大となる関係があるからである。ここで、図1(a)において、Sは導光板1における内部光の存在する光存在領域、S1は内部光の存在しない光欠落領域である。この三角形をなす光欠落領域S1の斜辺の角度は前記の第1プリズム1p1を透過した透過光sp1(又は内部光)の出射角φ1の最大値に等しい。そして、φ1の最大値が大となるほど、欠落領域S1の導光板1の内部への入り込みは浅くなる傾向にある。
【0022】
次に、プリズムの角度とその透過光の導光板1内部への出射角の関係につき検討する。ここで、一般に、図3に示すようにプリズムpの傾射角をβとし、プリズムの頂角をαとすると β=90°―(α/2) となる。LED2からの光線sの出射角すなわち、水平方向1cに対する入射角をθ0とし、プリズム面に対する入射角をθ1とすると、
θ1=θ0―(90°―(α/2))=θ0―β・・・・(1)
((∵α/2=90°―θ0+θ1))
となる。プリズム面における屈折光による出射角をθ2、導光板1の屈折率をnとすると、スネルの法則により、
θ2=sin−1[(sinθ1)/n]
=sin−1[{sin(θ0―90°+(α/2))}/n]
=sin−1[(sin(θ0―β)/n)・・・・(2)
となる。θ2は透過光spのプリズム面の法線となす角であるが、透過光spの水平方向1cを基準とする出射角をφとすると
φ=θ2+β=θ2+90°―(α/2)・・・(3)
となる。
【0023】
今、LED2を発する光線sの出射角θ0が θ0=55°、導光板1の屈折率がn=1.585 の場合につき、プリズムの傾斜角βまたは頂角αを変化させて、前記の(1)、(2)、(3)式を用いて、出射角φを計算により求めた結果を、図4に示す。図4に示すように、プリズムの傾斜角βを増加させ、頂角αを減少させて行くに従がって、透過光(又は内部光)spの前記出射角φは略30゜から略70゜まで単調に増大する。本第1実施形態においては、図2に示すように前記の第1プリズム1p1と第2プリズム1p2の2種類のプリズムを用いるのであるが、第1プリズム1p1としてその透過光sp1の出射角φを大きくするために頂角αが小さめものを選択し、第2プリズム1p2としてはその透過光sp2の出射角φを小さくするため頂角αが大きめもの(ただし、180°よりは十分小さいもの)を選択する。ここで、第1プリズムと1p1して出射角φが大きくなる頂角αを選択するのは、図1に示す光欠落領域S1の導光板1内部への入り込みを浅くするためであり、第2プリズム1p2として出射角φが小さくなる頂角αを選択するのは、第1プリズム1p1の透過光sp1の存在しない部分を、φの比較的小さい第2プリズム1p2の透過光sp2により補完するためである。
【0024】
図5は、本第1実施形態において上記の透過光(sp1、sp2)同士の補完の状態の一例を示す図である。図5において、SK1は、図2に示す第1プリズム1p1ごとの透過光束sp1が複数個集合して構成される集合光束であり、SK2は、図2に示す第2プリズム1p2ごとの透過光束sp2が複数個集合して構成される集合光束である。図5に示すように集合光束SK1とSK2は導光板1内において共にLED2を起点として八の字形に左右(図上では上下)に開いて伸びている。そしてSK1の出射角はSK1の出射角よりも大となっている。これにより、集合光束SK1とSK1の隙間で、従来暗部とされていた領域(図16(a)参照)Rに、集合光束SK2が入りこみ、隙間を補完している。この結果、本第1実施形態においては従来よりも導光板1の内部における輝度の均一性が向上する。なお、この点については後に更に詳しく説明する。
【0025】
次に、本第1実施形態において配慮したプリズムの寸法とプリズムのピッチ間隔につき説明する。このような配慮は、すでに従来例で説明したように(図15参照)、個々のプリズムにより屈折されて生じた光線同士の間隔が狭くなって全体がまとまった光線として視認されることがあるという不都合をなくすために行うものである。以下に、プリズムの高さおよびピッチをどのようにすべきかにつき説明する。図6は1個のプリズムpに入射した光線の屈折後の光線の幅を示す図である。図6において、hはプリズムを高さ、αを頂角とする。LED2からθ0の方向に発した光はプリズムの斜面にθ1で入射するが、その後スネルの法則によりθ2の方向に屈折され、導光板(図示しない)の中を進む。このθ2でプリズムの斜面を出射した光がそのまま導光板の有効発光エリアに進むためには、プリズム底辺部分を通過しなければならない。そこで、プリズムの付け根からθ2方向の光を逆にたどると、入射面の高さh´のところで入射していることがわかる。
【0026】
ちなみに、このh´を求めると、
h´=2h×tan(α/2)/{tan(α/2)+tan(α/2+θ2)}
となる。(∵a=h´×tan(α/2+θ12) b=h´×tan(α/2)
a+b=2h×tan(α/2))
ここで、プリズムpの底辺の幅をWpとすると、
Wp=2h×tan(α/2)・・・・(4)
次に、プリズムを通過して導光板内部に入りこむ光の幅Wは、
W=Wp×sin(90°―φ)=Wp×cosφ
となるが、この式に(4)式を代入すれば、
W=2h×tan(α/2)×cosφ
となる。
【0027】
次に、図7示すようにプリズムpがある間隔で設けられているとき、プリズムのピッチをPとすると、プリズムのないフラットの部分の幅Wfは(4)式も考慮して
Wf=P−Wp=P−2h×tan(α/2)・・・・(5)
である。ここで、のプリズムで屈折された光はフラット部分では存在しないので、プリズムを通った光は、図7のようにWnの間隔が空くことになる。この間隔を求めると、
Wn=Wf×sin(90°―φ)=Wf×cosφ
となる。ここに、(3)、(5)式を代入すれば、
Wn={P−2h×tan(α/2)}×cos(θ2+90°―(α/2))・・(6)
となる。
但し、θ2は(2)式で現される。すなわち、
θ2=sin−1[{sin(θ0―90°+(α/2))}/n]
【0028】
一例として、従来のプリズムの寸法およびピッチ間隔を引用して、(6)式を用いて各プリズムの透過光同士の間隔Wnを計算する。ここで、プリズムの頂角αを90°、高さhを h=0.33 ピッチ間隔Pを P=0.18 とすると、θ0=55°、n=1.585 として(6)式を用いて計算すると、
Wn={0.18−2×0.03×tan45°}×cos(45°+6.3°)
=0.12×0.62=0.074mm
となる。
【0029】
ところで、図7に示すプリズムの透過光同士の間隔Wnの値は実際にどの程度必要であるかを検討する。一般的に視力が1.0である人の目の分解能は1´(=1/60°)と言われている。又、携帯電話やPDAなどの小型デイスプレイを見るときのデイスプレイと人の目の距離はおよそ300mmであり、そのときの人の目の認識できる間隔は
300×tan(1/60)=0.087mm であるから、前述した寸法のプリズムの場合の各プリズムの透過光の同士の間隔が0.074mmと認識限度以下となるため、その各プリズムの透過光を1本1本を分割して認識することができず、集合光束としては、太くまとまった1本の線に見えてしまう。バックライトとして見た場合、LEDに近い側で、左右に分かれた集合光束が輝線として目立たないようにするためには、各プリズムにより屈折された光が上記のまとまって見えないようにすることが重要である。そのためには、上記のWnの値を認識限度である0.087mm以上にすることが必要である。ただし、上記に述べた計算は、出射光の方向θ1を1つに特定して計算したものであり、実際には種々の方向の出射光がプリズムで屈折されて内部光となるので、この計算はあくまでも目安であり、実際の数値は最終的には実験で求める。いずれにしても、従来は、光線の間隔Wnに関してかかる認識限度を考慮しないで、プリズム列の寸法を設定していたので、間隔Wnが認識限度以下となり、複数の光線が太くまとまって輝線として目立つことが少なくなかった。
【0030】
次に、本第1実施形態において採用した、上記の光線の間隔Wnが認識限度以上となり、個々の光束が識別できる条件を満たしたプリズムの寸法と配列の具体例につき説明する。図8はこの具体例を示す図である。 図8(a)に示すようにLED2と対向して、第1プリズム1p1と第2プリズム1p2が互い1つおきに配列されている。ここで、図8(b)に示すように、第1のプリズム1p1の頂角αを60°、高さhを0.03mm、第2のプリズム1p2の頂角αを130°とする。この条件において、第1プリズムに1p1について、線間距離Wnを識別限度0.087mmを超える値0.1mmとなるためのピッチPを求める。このために、(6)式を変形し、
P=Wn/cos(θ2+90°―(α/2))+2h×tan(α/2)・・・(7)
とし、(7)式に上記の第1プリズム1p1の頂角 α=60° 高さ h=0.03mm と目標の線間距離 Wn=0.1mm を入れて計算する。なおこのとき、
n=1.585 θ0=55° として、(2)式よりθ2を求める。この結果、
P=0.217 mm となる。このとき、プリズムの底辺の幅をWpは(4)式より
Wp=2h×tan(α/2)
であり、第1プリズム1p1同士の間隙は(7)式を考慮して、
P−Wp=Wn/cos(θ2+90°―(α/2))
であり、この間隙の値は0.183mmとなっている。
【0031】
次に、この間隙いっぱいに設ける第2プリズム1p2の高さhを計算する。
(4)式すなわち Wp=2h×tan(α/2) においてWp=0.183mm α=130° とすることにより、 h=0.042mmとなる。
このようにして決めた図8(b)に示す寸法のプリズム1p1及び1p2の透過光sp1、sp2の状態を図8(a)に示す。ここで、透過光sp1の出射角57°および透過光sp2の出射角44°はそれぞれ、α=60° 、α=130° を(3)式に入れてφよりより求めた値である。第1プリズム1p1の透過光s1p同士の間隔は当然0.1mmとなって識別限界以上となるが、第2プリズム1p2の透過光s2p同士の間隔Wn2は必ずしも識別限界以上となるとは限らない。しかし、このような場合でも、その透過光s2pの出射角は44°で、比較的小さいので、輝線として目立ちにくく実害はない。
【0032】
次に、第1プリズム1p1同士の間隔を上記の0.183mmに固定したまま、第1プリズムの高さを上げてゆくと、第1プリズムの透過光s1pの幅をひろげ、その透過光の光量を上げて行くことができる。この例を図9に示す。図9(b)に示すように、第1プリズム1p1の頂角αはそのまま(60°)とし、高さhを0.08mmとすると、図9(a)に示すように、線間距離Wnは0.1mmを確保した状態で、第1プリズム1p1の透過光s1pの幅を図8の場合よりも広げることができる。この場合、第2プリズム1p2の透過光sp2の幅は、図8の場合よりも、減少する。これは、第1プリズム1p1の高さが高くなったために、LED1に対する出射角がθ0(55°)の入射光sのうち、第1プリズム1p1に遮られるものが増え、第2プリズム1p2における入射範囲が減少するためである。このように、第1プリズムの高さを適切に選定することにより、第1プリズムの透過光s1pの幅と第2プリズムの透過光s2pの幅を調節し、これらの透過光の輝度のバランスをとり、導光板(1)の輝度の均一化を更に向上させることができる。
【0033】
次に、図10は図9に示した寸法のプリズムを用いた導光板1における内部光の分布状態を示す図である(LED2に近い部分に限定して示す。)。ここで、図10(a)は第1プリズム1p1の透過光sp1の分布状態を示し、図10(b)は第2プリズム
の1p2透過光sp2の分布状態を示し、図10(c)は前記透過光sp1とsp2が混在した実際の状態を示す。図10(a)に示すように、透過光sp1は個々の第1プリズム1p1から左右(図では上下方向)に八の字に分かれて導光板1内を進行する。そして1つのLED2からの入射光に対応して複数本(ここでは4本)の透過光sp1よりなる集合光束SK1が左右に八の字に分かれて進行する。この集合光束SK1は図5に示すSK1に相当するものである。ここで、集合光束SK1を構成する各透過光sp1の光束同士の間隔は0.1mmとなっており、前記の識別限界値以上となっているので、個々別別の光束として認識でき、集合光束SK1全体をまとまった太い1本の輝線として認識することはない。よって、輝線の目立ちはなくなる。なお透過光のsp1および内部光束SK1の導光板1内部への出射角は57°である(図9参照)。
【0034】
図10(b)に示すように、透過光sp2は個々の第2プリズム1p2から左右(図では上下方向)に八の字に分かれて導光板1内を進行する。そして1つのLED2からの入射光に対応して複数本(ここでは4本)の透過光sp2よりなる集合光束SK2が左右に分かれ進行する。(ちなみに、この場合透過光sp2同士の間隔は図9のWn2に示すように0.1mmよりも大となっている。)この集合光束SK2は図5に示すSK2に相当するものである。なお透過光sp2および集合光束SK2の導光板1内部への出射角は44°である(図9参照)。次に、図10(c)においては、第1プリズム1p1の透過光sp1と第2プリズム1p2の透過光sp2の分布状態が共に示されている。これによれば、透過光sp1のまとまり(前記SK1に相当)が存在しない領域(図5のRに相当する部分)に第2プリズム1p2の透過光がsp2が入りこみ、この部分を補完している。図5(b)は図9に示すプリズムを使用した場合の図5(a)のA−A断面およびB−B断面における輝度の分布を示す図である。これによれば、R部分おける輝度の落ち込みがなくなり、従来よりも輝度の均一性が向上することがわかる(図16参照)。
【0035】
このように、本第1実施形態の面状光源によれば、導光板1の入光側面に頂角の小さな第1プリズム1p1と頂角の大きい第2プリズム1p2を設け、第1プリズムのピッチP等の寸法を所定の条件を満足するように設定することにより、▲1▼個々の第1プリズム1p1がLED2からの入光を屈折してなる透過光sp1同士の間隔を所定の識別値以上として、前記集合光束(SK1)の輝線の目立ちをなくすことができる。▲2▼個々の第2プリズム1p2がLED2からの入光を屈折してなる透過光sp2により、導光板1内において、前記第1プリズム1p1の透過光sp1の集合光束(SK1)の隙間を補完し、輝度の均一性を向上させることができる。このようにして、本第1実施形態は、導光板1内部において輝線の発生の防止、輝度の均一性の向上がなされるので、図17の参考例に示すような拡散シート105を有しない図1に示すような簡素化された面状光源で、導光板の輝度の品質が直接的に照明光の品質に反映されるものにおいても、十分な照明光の品質を確保することができる。なお本第1実施形態においては頂角の異なる2種類のプリズムを導光板に設けたが、本発明はこれに限らず、頂角の異なる3種類以上のプリズムを導光板に設けることによっても同様の効果を得ることができる。
【0036】
本発明の第2実施形態として、図9に示したプリズムの配列とは異なるプリズムの配列を有する導光板を有する面状光源につき、図面を用いて説明する。図11は本第2実施形態に係る面状光源を示す図であり、図11(a)はLED2の付近を示す拡大図、図11(b)その導光板1おける導光板のプリズムの形状、配列の寸法を示す図である。なお、本第2実施形態の他の部分の構成は図1に示した第1実施形態と同様である。本第2実施形態においては、第1プリズム1p1は2個ずつまとめて配置され第2プリズムは1個又は複数個まとめて配置されている。図11(b)に示す例においては、第1プリズム1p1の頂角は60°、高さhは0.08mm、であり、2個の第1プリズム1p1が幅0.183のフラット部1fを空けて配列している。
【0037】
その2個の第1プリズム1p1の外側に1個の第2プリズム1p2が接続して配置されている。第2プリズムの高さhは0.06mmその頂角は130°であり、その幅は0.257mmである。すなわち、第1プリズム同士の間隔でみれば0.183mmと0.257mmとなっている。図11(a)に示すように、第1プリズム1p1透過光s1p、第2プリズムの透過光s2pのほかに、第1プリズム1p1間のフラット部1fの透過光s1f(この出射角は頂角180°として式(3)より求めれば31°となる。)が生じ、これら3種類の透過光のバランスが取れる場合には互いに補完しあって、導光板(1)全体における輝度の均一性が更に向上する。この場合、第1プリズム1p1の透過光sp1同士の間隔はプリズム1p1同士の間隔に応じて長い場合と短い場合があるが、短い場合でも0.1mmとなっており、個々の識別が可能であり、輝線の目立ちが回避される。なお、図10(b)の例においては、2個の連続した第1プリズム1p1の間に1個の第2プリズム1p2が配置されているが、この代わりに、11(c)に示すように2個の連続した第1プリズム1p1間に2個の連続した第2プリズム1p2を配列してもよい。このように、第1プリズムと第2プリズムを複数個ずつ交互に配列することも可能である。
【0038】
以上に説明した、第1実施形態および第2実施形態においては第1プリズム1p1の頂角は60°、第2プリズム1p2の頂角は130°の場合につき説明したが、本発明はこれらの数値に限らず、比較的大きな頂角の第1プリズムと比較的小さな頂角の第2プリズムを用い、第1プリズムに関してはその透過光の間隙Wn((6)式参照)が、識別限度0.087mmを十分に超えるように、配慮して第1プリズムの高さ(h)とピッチ(P)を選定することにより、輝線の目立ちをなくし、輝度の均一性を向上させる点に関し同様の効果をあげることができる。
【0039】
以下に本発明の第3実施形態につき、図面を用いて説明する。図12は本第3実施形態に係る面状光源のLED2の付近を示す拡大図である。なお、本第2実施形態の他の部分の構成は図1、に示した第1実施形態と同様である。 図12に示すように、本第3実施形態においては1種類のプリズム1pのみが導光板1の側面に整列している。そして、このプリズム1pの頂角(α)高さ(h)およびピッチ(P)は図9に示したプリズム配列の第1プリズム1p1と同様であり、α=60°、h=0.08mm、P=0.257mmとなっているが、プリズム1p同士の間隔(0.183mm)の部分がフラット部1fとなっている。LED2からの入射光sがプリズム1pを屈折により透過し、透過光spを生じ、フラット部1fを屈折により透過することにより透過光sfを生ずる。ここで、透過光sp、sfの出射角はすでに説明した原理によりそれぞれ、57°および31°である。又透過光sp同士の間隔はすでに説明した原理により、0.1mmである。
【0040】
本第3実施形態においては、プリズムは1種類であり、図5に示すR部の補完はできず、導光板の輝度を十分に均一にすることはできないものの、個々のプリズム1pの透過光のspの間隔が0.1mmとなり、識別限界値を超えるように配慮されてプリズム列が構成されているため、従来生ずることのあった八の字形に開いた集合光束の輝線の目立ちがなくなり、照明の品質が向上する。なお、この例の数値に限らず、1種類のプリズムを用いプリズムの透過光の間隙Wn((6)式参照)が、識別限度0.087mmを十分に超えるように、配慮してプリズムの頂角(α)、高さ(h)とピッチ(P)を選定することにより、輝線の目立ちをなくす効果が得られる。
【0041】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、導光板と発光源としてのLEDを有し、導光板のLEDと対向する受光面にプリズムを形成してなる面状光源において、個々のプリズムの透過光の間隔を所定値以上に確保することにより、導光板に発生する輝線の目立ちをなくすこと及び複数の種類のプリズムを用いて、プリズム透過光が存在しない領域を補完し合い、導光板の輝度の均一化を向上し、これにより照明光の品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る面状光源を示す図である。
【図2】図1に示す面状光源のLEDの付近を示す拡大図である。
【図3】図1に示す面状光源におけるプリズムの透過光の方向を示す図である。
【図4】図3にプリズムの透過光の角度を計算で求めた結果を示す線図である。
【図5】図1に示す面状光源の導光板における集合光束の分布を示す図である。
【図6】図6に示す面状光源のプリズムの透過光の幅を示す図である。
【図7】図6に示す面状光源の個々のプリズムの透過光の間の間隔を示す図である。
【図8】図1に示す面状光源の導光板における個々のプリズムの寸法、配列およびその透過光の1例を示す図である。
【図9】図1に示す面状光源の導光板における個々のプリズムの寸法およびその透過光の他の例を示す図である。
【図10】図1に示す面状光源において、図9に示すプリズムの寸法および配列を適用した場合の導光板におけるプリズム透過光の分布を示す図である。
【図11】本発明の第2実施形態の面状光源におけるプリズムの配列およびその透過光を示す図である。
【図12】本発明の第3実施形態の面状光源におけるプリズムの配列およびその透過光を示す図である。
【図13】従来の面状光源を示す図である。
【図14】従来の面状光源を示す図である。
【図15】図14に示す面状光源における個々のプリズムの透過光を示す図である。
【図16】図14に示す面状光源の導光板における集合光束の分布を示す図である。
【図17】従来の面状光源を示す図である。
【符号の説明】
1 導光板
1a 上面
1b 下面
1f フラット部
1c 入光側面
1p1 第1プリズム
1p2 第2プリズム
2 LED
3 プリズムシート
4 反射シート
S 光存在領域
S1 光欠落領域
SK1、SK2 集合光束
sp、sp1、sp2 透過光
α、α1、α2 頂角
β 傾斜角
φ、φ1、φ2 出射角
Claims (3)
- 板状の透光材よりなり、下面に反射手段を備えた導光板と、その導光板の側方に配した発光光源を有する面状光源であって、前記発光光源からの光が入光する前記導光板の入光側面に複数のプリズムを設けた面状光源において、プリズムの頂角をα、プリズムのピッチをP、プリズムの高さをh、発光光源からの光の実質的な最大射出角をθ0、導光板の屈折率をnとしたとき、
{P−2h×tan(α/2)}×cos{θ2+90°−(α/2)}>0.087mm
(但し、θ2=sin−1[{sin(θ0−90°+(α/2))}/n])
の関係が成立するプリズムを有する導光板を備えたことを特徴とする面状光源。 - 板状の透光材よりなり、下面に反射手段を備えた導光板と、その導光板の側方に配した発光光源を有する面状光源であって、前記発光光源からの光が入光する前記導光板の入光側面に頂角の異なる複数種類のプリズムを設けた面状光源において、頂角の異なる複数種類のプリズムのうち少なくとも1種類のプリズムにつき、プリズムの頂角をα、プリズムのピッチをP、プリズムの高さをh、発光光源からの光の実質的な最大射出角をθ0、導光板の屈折率をnとしたとき、
{P−2h×tan(α/2)}×cos{θ2+90°−(α/2)}>0.087mm
(但し、θ2=sin−1[{sin(θ0−90°+(α/2))}/n])
の関係が成立することを特徴とする面状光源。 - 頂角の異なる複数種類のプリズムの作用によりそれぞれに発生する光源の明部と暗部とが互いに補完しあって、全体的に照明光の明暗の差が緩和されることを特徴とする請求項1又は2に記載の面状光源。
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