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JP4248437B2 - シール構造およびガスケット部材 - Google Patents
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シール構造およびガスケット部材 Download PDF

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Description

本発明は、連設される複数の窓板材の縦目地部をシールするシール構造およびガスケット部材に関する。
建物の窓開口に連設される複数の窓板材の縦目地部をシールするシール構造としては、例えば、特許文献1に記載されているものがある。
この特許文献1に記載されている縦目地部のシール構造は、図3に示すように、隣り合う窓板材104a、104bの縦目地部に沿う方立部材106に連結固定されたガスケット支持部材109a、109bに支持され、窓板材104a、104bの対向する側端部をそれぞれ嵌め込み支持するように一対のガスケット部材108a、108bが設けられている。そして前記一対のガスケット部材108a、108bの少なくとも一方に断面中空のシール凸状112を一体成型したものである。
前記特許文献1に記載の技術においては、前記断面中空状のシール凸状112の弾性変形可能範囲が大きいため、窓板材104a、104bの面外方向、面内方向のずれを吸収しながら水密性を確保できる、という効果が記載されている。また、前記シール凸状112を間隔を空けて複数設けることによって水密性がさらに高まるとともに、各シール凸状112間にシール空間114が形成され、このシール空間114によって外部からの作用する圧力が減圧されて水密性がさらに高まる、という効果も記載されている。
特開平11─303522号公報
ところで、前記公報に記載されているシール構造においては、シール凸状112が一条のみである場合には、このシール凸状112が弾性変形するとはいえ防水対策上安全とは言えず、このため実施例においてはシール凸状112を間隔を空けて二条設けている。
しかしながら、前記したような2重のシール構造においても、強風や地震等、何らかの原因でシール空間114内に雨水が侵入してしまう可能性がある。この場合、一度シール空間114内に侵入してしまった雨水を上下方向に排水することも可能であるが、シール空間114が上下方向に長い場合、雨水を短期間で排水するのは困難であり、この場合、シール凸状112が比較的長期にわたって雨水に晒され、この部分からの漏水が懸念される。
また、前記公報に記載されているシール構造においては、ガスケット部材108a、108bを窓板材104a、104bに嵌め込んでいるために、窓板材104a、104bの外部側にガスケット部材108a、108bによる突出部が形成され、意匠的に好ましくない場合が多い。
本発明の課題は、連設される複数の窓板材の縦目地部のシール性能を向上させるとともに意匠性も向上させることを可能とする、シール構造およびガスケット部材を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、
連設される複数の窓板材(窓ガラス材1、1)の縦目地部aを、隣り合う窓板材(窓ガラス材1、1)の対向する側端部1a、1aにそれぞれ設けられる一対のガスケット部材2、2によってシールするシール構造であって、
前記一対のガスケット部材2、2は対向する両方の前記側端部1a、1aにそれぞれ設けられた状態で、
対向する他方の前記側端部1a、1aに向けてそれぞれ形成される一対の主シール部(凸状部2b、2b)と、
これら一対の主シール部(凸状部2b、2b)から外部側に離間した位置に、対向する他方の前記側端部1a、1aに向けてそれぞれ薄板状に形成される一対の補助シール部(薄板状部2c、2c)とを備え、
前記窓板材(窓ガラス材1、1)は、前記一対の主シール部(凸状部2b、2b)が互いに密接し、前記一対の補助シール部(薄板状部2c、2c)が互いに重なり合った状態で配設されており、
前記ガスケット部材2は、その接着面部2aが前記窓板材(窓ガラス材1)の側端面に接着されており、
この接着は、前記ガスケット部材2の接着面部2aの両側部に形成された2列の接着溝2a1,2a1に挿入された状態で接着されている両面接着テープ4,4によってなされていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、前記一対のガスケット部材は隣り合う窓板材の互いに対向する両方の側端部にそれぞれ設けられた状態で、前記一対の主シール部が対向する他方の前記側端部に向けてそれぞれ形成され、前記一対の補助シール部が前記一対の主シール部から外部側に離間した位置に、対向する他方の前記側端部に向けてそれぞれ薄板状に形成されている。そして、前記窓板材の配設状態では、前記一対の主シール部が互いに密接し、前記一対の補助シール部が互いに重なり合った状態となっている。これにより、前記一対の主シール部の外部側には、これらと前記一対の補助シール部とによって囲まれる空間が形成されている。
この状態においては、前記一対の主シール部によって外部からの風雨の侵入が防止される。また、前記一対の補助シール部が互いに重なり合った状態では、前記一対の主シール部が風雨にさらされることが防止されるとともに、前記空間において一定圧力が保持される。さらに、互いに重なり合った状態の前記一対の補助シール部に強風雨等が作用した場合には、前記一対の補助シール部の重なりが外れ、前記空間には雨水が侵入し、この状態で前記一対の補助シール部がそれらの弾性力で再び重なり合った状態となって一定圧力が保持される。そして、前記空間に侵入した雨水の大半は直ぐに排出されるが、ガスケット部材の内面等に付着しているの残りの雨水は、晴天時等に前記一対の補助シール部に強風等が作用して前記一対の補助シール部の重なりが一時的に外れて前記空間に風が吹き込んだ場合等に、一定圧力が保持される前記空間から押し出されるように排出される。
すなわち、前記一対の補助シール部は、前記一対の主シール部が風雨にさらされることを略防止する。また、たとえ前記空間に雨水が侵入した場合にも前記したように比較的短期間で排出されるため、前記一対の主シール部が長期にわたって雨水に浸ることがない。以上により、シール性能を向上させることができる。
さらに、前記一対の主シール部と前記一対の補助シール部とによって囲まれる空間の上下開口を、窓板材の上下端部を支持する支持部材にそれぞれ形成された外気導入孔兼排水口に連通させることによって、前記空間を外気に開放させて、建物の外部と内部の間に同圧の空間(一対の主シール部と一対の補助シール部とによって囲まれる空間)を作り、水が内部に侵入する力を緩衝させ、水を外気導入孔兼排水口から排出させることができる。
加えて、連設される複数の窓板材の縦目地部を、これら窓板材の対向する側端部にそれぞれ設けられる一対のガスケット部材によってシールしているので、従来の湿式によるシーリングに比して、耐汚染性能に優れている。例えば、従来の湿式によるシーリングの場合、化学的性状変化でシリコンオイルが垂れて、壁が汚れたり、この壁に垂れたシリコンオイルに塵等が付着するが、本発明によるシール構造ではそのようなことがない。
また、前記窓板材の側端面と前記ガスケット部材との接着を乾式の前記両面接着テープによって容易かつ安価に行うことができる。
本発明に係るシール構造は、例えば、建物にその躯体の外面に沿ってカーテンウォール形式の窓板材を施工する場合等に適用される。
請求項2に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、請求項1に記載のシール構造において、
前記ガスケット部材2、2は、前記補助シール部(薄板状部2c、2c)が前記窓板材(窓ガラス材1、1)の外面1fと略面一状態に、前記窓板材(窓ガラス材1、1)の側端面に接着されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、前記窓板材の縦目地部に外部側への突出部が形成されず、フラット面となるため、意匠性を向上させることができる。
請求項に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、請求項または請求項に記載のシール構造において、
前記窓板材(窓ガラス材1)は、複層構造であることを特徴としている。
ここで、複層構造とは、複数の窓板材例えば2枚のガラス板を、それらの周辺部にスペーサを介して対向した構造のことをいう。
請求項に記載の発明によれば、前記窓板材の側端面が複数形成されるので、前記側端面と前記ガスケット部材との接着性を向上させることができる。
請求項に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、
連設される複数の窓板材(窓ガラス材1、1)の縦目地部aをシールするために、隣り合う窓板材(窓ガラス材1、1)の対向する側端部1a、1aにそれぞれ設けられる一対のガスケット部材2、2であって、
対向する両方の前記側端部1a、1aにそれぞれ設けられた状態で、対向する他方の前記側端部1a、1aに向けてそれぞれ形成され、前記窓板材(窓ガラス材1、1)の配設状態で互いに密接する一対の主シール部(凸状部2b、2b)と、
これら一対の主シール部(凸状部2b、2b)から外部側に離間した位置に、対向する他方の前記側端部1a、1aに向けてそれぞれ薄板状に形成され、前記窓板材(窓ガラス材1、1)の配設状態で互いに重なり合う一対の補助シール部(薄板状部2c、2c)とを備え、
前記窓板材(窓ガラス材1)の側端面1aに接着される接着面部2aの両側部に、接着溝2a1,2a1が2列形成されており、該接着溝2a1,2a1に両面接着テープ4,4が挿入された状態で接着されていることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、前記一対のガスケット部材は隣り合う窓板材の互いに対向する両方の側端部にそれぞれ設けられた状態で、前記一対の主シール部が対向する他方の前記側端部に向けてそれぞれ形成され、前記一対の補助シール部が前記一対の主シール部から外部側に離間した位置に、対向する他方の前記側端部に向けてそれぞれ薄板状に形成される。そして、前記窓板材の配設状態では、前記一対の主シール部が互いに密接し、前記一対の補助シール部が互いに重なり合った状態となる。これにより、前記一対の主シール部の外部側には、これらと前記一対の補助シール部とによって囲まれる空間が形成される。
この状態においては、前記一対の主シール部によって外部からの風雨の侵入が防止される。また、前記一対の補助シール部が互いに重なり合った状態では、前記一対の主シール部が風雨にさらされることが防止されるとともに、前記空間において一定圧力が保持される。さらに、互いに重なり合った状態の前記一対の補助シール部に強風雨等が作用した場合には、前記一対の補助シール部の重なりが外れ、前記空間には雨水が侵入し、この状態で前記一対の補助シール部がそれらの弾性力で再び重なり合った状態となって一定圧力が保持される。そして、前記空間に侵入した雨水の大半は直ぐに排出されるが、ガスケット部材の内面等に付着しているの残りの雨水は、晴天時等に前記一対の補助シール部に強風等が作用して前記一対の補助シール部の重なりが一時的に外れて前記空間に風が吹き込んだ場合等に、一定圧力が保持される前記空間から押し出されるように排出される。
すなわち、前記一対の補助シール部は、前記一対の主シール部が風雨にさらされることを略防止する。また、たとえ前記空間に雨水が侵入した場合にも前記したように比較的短期間で排出されるため、前記一対の主シール部が長期にわたって雨水に浸ることがない。以上により、シール性能を向上させることができる。
本発明によれば、一対の主シール部によって外部からの風雨の侵入を防止でき、また、一対の補助シール部によって一対の主シール部が風雨にさらされるのを防止できる。さらに、一対の主シール部と一対の補助シール部とによって囲まれる空間に侵入した雨水の大半は直ぐに排出されるが、ガスケット部材の内面等に付着しているの残りの雨水は、晴天時等に前記一対の補助シール部に強風等が作用して前記一対の補助シール部の重なりが一時的に外れて前記空間に風が吹き込んだ場合等に、一定圧力が保持される前記空間から押し出されるように排出される。
すなわち、前記一対の補助シール部は、前記一対の主シール部が風雨にさらされることを略防止できる。また、たとえ前記空間に雨水が侵入した場合にも前記したように比較的短期間で排出させるため、前記一対の主シール部が長期間にわたって雨水に浸ることがない。以上により、シール性能を向上させることができる。
以下、図1および図2を参照して、本発明であるシール構造およびガスケット部材の実施の形態について詳細に説明する。
本発明に係るシール構造は、図1、図2に示すように、建物にその躯体の外面に沿ってカーテンウォール形式の窓ガラス材(窓板材)1、1を施工する場合等に適用され、連設される複数の窓ガラス材1、1の縦目地部aを、これら窓ガラス材1、1の対向する側端部1a、1aにそれぞれ設けられる一対のガスケット部材2、2によってシールするものである。
図1に示すように、窓ガラス材1、1は、2枚のガラス板1b、1bで挟んだスペーサ1cの外側にシーリング材1dが充填されて密閉された複層構造となっている。窓ガラス材1、1の縦目地部aの内部側には、これら窓ガラス材1、1を主にそれらの上端部および下端部において支持し、アルミ合金等からなる方立部材3が上下に延在して設けられている。この方立部材3は、隣り合う窓ガラス材1、1をそれらの側端部1a、1aにおいてもそれぞれ支持しており、方立部材3と窓ガラス材1、1の内面1eとの間には、スペーサ3a、シーリング材3b等が設けられている。窓ガラス材1、1の側端面それぞれには、例えばクロロプレンゴム等のゴム材からなる同一断面形状の一対のガスケット部材2、2が、縦目地部aを挟んで左右対称となるように固定されている。
ここで、ガスケット部材2の窓ガラス材1の側端面に対する固定は、シール性能を備えた両面接着テープ4によってなされている。なお、ガスケット部材2、2は、後述する薄板状部2cが窓ガラス材1の外面1fと略面一状態となるように側端面に両面接着テープ4によって接着されており、これにより、窓ガラス材1、1の縦目地部aに外部側への突出部が形成されないようになっている。なお、窓ガラス材1が複層構造となっていることで窓ガラス材1の側端面が複数形成され、これら側端面とガスケット部材2との接着性が向上するようになっている。
一対のガスケット部材2、2は窓ガラス材1、1の側端面にそれぞれ接着される接着面部2a、2aを備え、これら接着面部2a、2aが窓ガラス材1、1の対向する両方の側端面にそれぞれ接着された状態で、対向する他方の側端部1a、1aに向けて断面中空状にそれぞれ形成される一対の凸状部(主シール部)2b、2b、これら凸状部2b、2bから外部側に離間した位置に、対向する他方の側端部1a、1aに向けてそれぞれ薄板状に形成される一対の薄板状部(補助シール部)2c、2cとを備えている。接着面部2a、2aには、両面接着テープ4の一方の面が挿入された状態で接着される接着溝2a1が2列形成されている。なお、一対の凸状部2b、2bがそれぞれ断面中空状に形成されていることで、これら凸状部2b、2bの弾性変形可能範囲が大きくなり、窓ガラス材1、1の面外方向、面内方向のずれを吸収しながら水密性を確保できるようになっている。
窓ガラス材1、1は、一対の凸状部2b、2bが互いに密接し、一対の薄板状部2c、2cが互いに重なり合った状態で配設されている。
図2は、前記したようなカーテンウォール形式の建物の出隅部を形成するように互いに略直角に配設された2枚の窓ガラス材1、1の縦目地部aをシールするために、本発明に係るシール構造が適用されたものである。図2に示すシール構造の構成は、図1に示すシール構造の構成と、建物の出隅部であるか否かの相違以外は同じであるので、同符号を付して説明を省略する。ただし、図2に示すシール構造に用いられるガスケット部材2は、その設けられる窓ガラス材1、1の配設位置が建物の出隅部であることから、図1に示すガスケット部材2よりも、幅が大きく、かつ、凸状部2bと薄板状部2cとの間隔が大きく形成されている。
以下に、前記したシール構造が縦目地部aをシールするしくみを説明する。
前述したシール構造においては、窓ガラス材1、1の配設状態においては、一対のガスケット部材2、2の、一対の凸状部2b、2bが互いに密接し、一対の薄板状部2c、2cが互いに重なり合った状態となっている。これにより、一対の凸状部2b、2bの外部側には、これらと一対の薄板状部2c、2cとによって囲まれる空間2dが形成されている。
この状態においては、一対の凸状部2b、2bによって外部からの風雨の侵入が防止される。また、一対の薄板状部2c、2cが互いに重なり合った状態では、一対の凸状部2b、2bが風雨にさらされることが防止されるとともに、前記した空間2dにおいて一定圧力が保持される。さらに、互いに重なり合った状態の一対の薄板状部2c、2cに強風雨等が作用した場合には、一対の薄板状部2c、2cの重なりが外れ、空間2dには雨水が侵入し、この状態で一対の薄板状部2c、2cがそれらの弾性力で再び重なり合った状態となって一定圧力が保持される。そして、前記空間2dに侵入した雨水の大半は直ぐに排出されるが、ガスケット部材の内面等に付着しているの残りの雨水は、晴天時等に一対の薄板状部2c、2cに強風等が作用して一対の薄板状部2c、2cの重なりが一時的に外れて前記空間2dに風が吹き込んだ場合等に、一定圧力が保持される前記空間から押し出されるように排出される。
本実施の形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)一対のガスケット部材2、2に備えられた一対の凸状部2b、2bは、互いに反対側の窓ガラス材1、1の側端部1a、1aに向けてそれぞれ形成され、一対の薄板状部2c、2cは、一対の凸状部2b、2bから外部側に離間した位置に互いに反対側の窓ガラス材1、1の側端部1a、1aに向けてそれぞれ薄板状に形成されている。そして、窓ガラス材1、1の配設状態では、一対の凸状部2b、2bが互いに密接し、一対の薄板状部2c、2cが互いに重なり合った状態となっている。これにより、一対の凸状部2b、2bの外部側には、これらと一対の薄板状部2c、2cとによって囲まれる空間2dが形成されている。
この状態においては、一対の凸状部2b、2bによって外部からの風雨の侵入が防止される。また、一対の薄板状部2c、2cが互いに重なり合った状態では、一対の凸状部2b、2bが風雨にさらされることが防止されるとともに、前記した空間2dにおいて一定圧力が保持される。さらに、互いに重なり合った状態の一対の薄板状部2c、2cに強風雨等が作用した場合には、一対の薄板状部2c、2cの重なりが外れ、空間2dには雨水が侵入し、この状態で一対の薄板状部2c、2cがそれらの弾性力で再び重なり合った状態となって一定圧力が保持される。そして、前記空間2dに侵入した雨水の大半は直ぐに排出されるが、ガスケット部材の内面等に付着しているの残りの雨水は、晴天時等に一対の薄板状部2c、2cに強風等が作用して一対の薄板状部2c、2cの重なりが一時的に外れて前記空間2dに風が吹き込んだ場合等に、一定圧力が保持される前記空間から押し出されるように排出される。
すなわち、一対の薄板状部2c、2cは、一対の凸状部2b、2bが風雨にさらされることを略防止する。また、たとえ空間2dに雨水が侵入した場合にも前記したように比較的短期間で排出されるため、一対の凸状部2b、2bが長期間にわたって雨水に浸ることがない。以上により、シール性能を向上させることができる。
(2)ガスケット部材2の窓ガラス材1の側端面に対する固定を、シール性能を備えた乾式の両面接着テープ4によって容易かつ安価に行うことができる。この場合において、窓ガラス材1が複層構造となっていることで窓ガラス材1の側端面が複数形成され、これら側端面とガスケット部材2との接着性を向上させることができる。この際、ガスケット部材2は、薄板状部2cが窓ガラス材1の外面1fと略面一状態に、窓ガラス材1の側端面に接着されているため、窓ガラス材1、1の縦目地部aに外部側への突出部が形成されない。したがって意匠性を向上させることができる。
なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意の変更が可能である。
(a)は本発明に係るシール構造を示す図であり、(b)は本発明に係るガスケット部材を示す平断面図である。 (a)は本発明に係るシール構造を示す図であり、(b)は本発明に係るガスケット部材を示す平断面図である。 従来のガスケット部材およびこのガスケット部材を用いたシール構造を示す図である。
符号の説明
1 窓ガラス材(窓板材)
1a 側端部
1f 外面
2 ガスケット部材
2a 接着面部
2a1 接着溝
2b 凸状部(主シール部)
2c 薄板状部(補助シール部)
4 両面接着テープ
a 縦目地部

Claims (4)

  1. 連設される複数の窓板材間の縦目地部を、隣り合う窓板材の対向する側端部にそれぞれ設けられる一対のガスケット部材によってシールするシール構造であって、
    前記一対のガスケット部材は対向する両方の前記側端部にそれぞれ設けられた状態で、
    対向する他方の前記側端部に向けてそれぞれ形成される一対の主シール部と、
    これら一対の主シール部から外部側に離間した位置に、対向する他方の前記側端部に向けてそれぞれ薄板状に形成される一対の補助シール部とを備え、
    前記窓板材は、前記一対の主シール部が互いに密接し、前記一対の補助シール部が互いに重なり合った状態で配設されており、
    前記ガスケット部材は、その接着面部が前記窓板材の側端面に接着されており、
    この接着は、前記ガスケット部材の接着面部の両側部に形成された2列の接着溝に挿入された状態で接着されている両面接着テープによってなされていることを特徴とするシール構造。
  2. 前記ガスケット部材は、前記補助シール部が前記窓板材の外面と略面一状態に、前記窓板材の側端面に接着されていることを特徴とする請求項1に記載のシール構造。
  3. 前記窓板材は、複層構造であることを特徴とする請求項1または2に記載のシール構造。
  4. 連設される複数の窓板材間の縦目地部をシールするために、隣り合う窓板材の対向する側端部にそれぞれ設けられる一対のガスケット部材であって、
    対向する両方の前記側端部にそれぞれ設けられた状態で、対向する他方の前記側端部に向けてそれぞれ形成され、前記窓板材の配設状態で互いに密接する一対の主シール部と、
    これら一対の主シール部から外部側に離間した位置に、対向する他方の前記側端部に向けてそれぞれ薄板状に形成され、前記窓板材の配設状態で互いに重なり合う一対の補助シール部とを備え、
    前記窓板材の側端面に接着される接着面部の両側部に接着溝が2列形成されており、該接着溝に両面接着テープが挿入された状態で接着されていることを特徴とするガスケット部材。
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