JP4249987B2 - 浄水器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、浄水器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平10− 8514号公報
本出願人は、水栓の蛇口などに装着して使用される浄水器を開発している(前記特許文献1参照)。これは、弁体用と止水用のOリングを両端側に備えて軸線方向に弁座部材上を摺動する筒状の弁軸を設け、この弁軸の軸線方向移動に伴って、浄水器カートリッジを通して浄水を吐出する状態と、シャワ板から原水のまま直放水を吐出する状態と、シャワ板から原水のまま散水を吐出する状態に切替可能に構成されるとともに、直放水を吐出する状態と散水を吐出する状態を交互に切替えるための球体弁を前記弁軸の長手中間部に遊動自在に保持してなるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、長期の使用によって前記弁体用と止水用のOリングは劣化してシール性が悪くなるという問題がある。
【0004】
この発明は、上記問題に鑑みてなしたもので、シール性が良好で使い勝手のよい浄水器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明の浄水器は、原水を浄化させた浄水の直放水を吐出する状態、前記浄水の散水を吐出する状態、原水のまま直放水を吐出する状態、原水のまま散水を吐出する状態に切替可能に構成された浄水器であって、弁座部材の上流側の上面に、該上面に立設する上壁によって水密状態に仕切られた浄水室と原水室を設け、前記弁座部材の下流側の下面に、該下面から垂下状態で設けた下壁によって水密状態に仕切られた散水導出室と直放水導出室を設け、かつ、前記弁座部材を介して前記散水導出室の直上に前記浄水室と原水室それぞれの一部が位置するよう、また、前記弁座部材を介して前記直放水導出室の直上に前記浄水室と原水室それぞれの残りの部分が位置するよう、前記下壁が上壁に対して設けられており、
更に、前記弁座部材に、前記浄水室と直放水導出室を連通させる第1の孔、前記浄水室と散水導出室を連通させる第2の孔、前記原水室と直放水導出室を連通させる第3の孔および前記原水室と散水導出室を連通させる第4の孔をそれぞれ設け、
前記第1の孔、第2の孔、第3の孔および第4の孔を開閉するよう前記各孔に対応する位置に弁体を設け、これら弁体を開閉方向に駆動するギヤ機構を設け、
さらに、前記弁体は、開状態と閉状態とを切替えるための塞ぎ部分を上部に有し、上下の開閉方向に往復運動するピストン部分を下部に有し、また、前記塞ぎ部分を前記孔の側に付勢することにより前記弁体を閉状態にする弾性体を有するとともに、前記ピストン部分はフラットな下面を有する一方、
前記各連通状態に切替えるための切替操作片を設け、
また、前記ギヤ機構は、前記切替操作片の切替操作に連動して回動する歯車を有し、
この歯車は、前記各弁体の前記ピストン部分のそれぞれの前記フラットな下面に当接してピストン部分を上方向に押し上げることにより前記弁体を閉状態から開状態にするよう形成された突起を有することを特徴とする。
【0006】
【0007】
この発明において、浄水室M、原水室N、直放水導出室N’、散水導出室M’および第1〜第4の孔21〜24の弁座部材13に対する位置関係は以下の通りである。
【0008】
図4、図7において、弁座部材13は、ディスク状で、高さ方向(例えばZ軸方向)に貫通する第1の孔21、第2の孔22、第3の孔23および第4の孔24(例えば丸孔)を有する。各丸孔21〜24は、同一円周上に中心を持ちながら例えば90°間隔で配置されている。
【0009】
更に、弁座部材13の上流側(Z軸の上方向側)には、例えばY軸方向に沿って設けた上壁14によって水密状態に仕切られた浄水室Mと原水室Nが形成されている。例えばX軸の+方向側が原水室Nであり、X軸の−方向側が浄水室Mである。水栓5の蛇口にこの発明の浄水器が接続されるが、この水栓5を吐水状態にした場合、浄水室Mおよび原水室Nには、それぞれ浄水および原水が常に貯留されるよう構成されている。図7において、矢印Pは浄水カートリッジの出口から流れてきて浄水室Mに貯留される浄水の流れを示し、矢印Qは、水栓5の蛇口から原水のまま流れてきて原水室Nに貯留される原水の流れを示す。
【0010】
一方、弁座部材13の下流側(Z軸の下方向側)には、例えばX軸方向に沿って設けた下壁15によって水密状態に仕切られた散水導出室M’と直放水導出室N’が形成されている。例えばY軸の+方向側が散水導出室M’であり、Y軸の−方向側が直放水導出室N’である。
【0011】
そして、第1の孔21は、浄水室Mと直放水導出室N’を連通させる孔である。第2の孔22は、浄水室Mと散水導出室M’を連通させる孔である。第3の孔23は、原水室Nと直放水導出室N’を連通させる孔である。第4の孔24は、原水室Nと散水導出室M’を連通させる孔である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明の浄水器を図面を参照しつつ詳細に説明する。図1〜図7は、この発明の一実施形態を示す。
【0013】
図1は、使用状態を示し、図2は、各種構成部材を示し、図3は、弁体31,32,33,34を開閉方向に駆動するギヤ機構を示す。また、図4は、浄水Pの直放水(ストレート)吐出流路A、浄水Pの散水(シャワ)吐出流路B、原水Qの直放水吐出流路C、原水Qの散水吐出流路Dを示し、図5は、浄水器12が水栓Sの蛇口4に係止連結された状態で、水栓Sが吐水状態である場合、浄水室Mには浄水が常に貯留されており、浄水室Mをこれより下流の直放水導出室N’に連通させる第1の孔21が弁体31で塞がれているとともに、浄水室Mをこれより下流の散水導出室M’に連通させる第2の孔22が弁体32で塞がれている状態を示す。
【0014】
図6は、水栓Sが吐水状態である場合、浄水室Mおよび原水室Nにそれぞれ浄水および原水が常に貯留されており、原水室Nをこれより下流の直放水導出室N’に連通させる第3の孔23が開けられて原水の直放水吐出流路Cが形成されており、また、浄水室Mをこれより下流の直放水導出室N’に連通させる第1の孔21が弁体31で塞がれている状態を示す。
【0015】
図1〜図7において、1は、浄水器本体3に着脱自在に装着される浄水器カートリッジで、原水Qの入口1aと浄水Pの出口1bとが隣り合わせに形成された例えばU字状の流路を構成する二重筒構造のものであって、原水Qの入口側である外筒の内部には残留塩素除去のための活性炭が充填され、浄水Pの出口側である内筒の内部には濁りの原因となる細菌やカビ等の微生物や、赤錆、泥などの汚濁物質の除去のための化学繊維から成るフイルタが充填されている。なお、前記活性炭の流出防止のために、原水Qの入口側にフェルト等の活性炭流出防止部材が設けられている。
【0016】
2は、浄水器カートリッジ1を覆う有底の筒状ケースで、浄水器本体3に着脱自在に螺着されている。筒状ケース2を浄水器本体3から取り外すことで浄水器カートリッジ1の交換が可能となっている。3aは、浄水器本体3の底部で、後述する弁座部材13の下方に位置する。また、浄水器本体3は、シャワ板25の取り付け部26を底部3aから前方に連設させた状態で有する。27は、底部3aをカバーする底部カバー体である。そして、浄水器本体3の底部3aと底部カバー体27との間には後述する弁体31,32,33,34の重り41と軸部42が収容可能な収容空間Kが形成されている。
【0017】
4は、水栓5の蛇口で、浄水器本体3の上部に立ち上げた雄ネジ筒部7がナット6により蛇口3に係止連結される。
【0018】
8は、浄水器本体3を覆う外装ケースで、雄ネジ筒部7が挿通される挿通穴8aを有する。外装ケース8は、ねじ結合等の適宜の手段で浄水器本体3に取り付けられる。
【0019】
前記雄ネジ筒部7には、ディスク状の切替プレート9がこの切替プレート9の外周に設けたOリング9aを介して嵌込まれ、続いて、切替プレート9の上にディスク状のパッキン10が嵌込まれ、更に、環状パッキン10の上にストレーナ11が嵌込まれている。切替プレート9は、雄ネジFの位置より下方に位置する。図2以外はストレーナ11を図示していない。
【0020】
以下特徴的構成について説明する。
【0021】
雄ネジ筒部7の下方開口には、ディスク状の弁座部材(シート部材)13が形成されている。そして、この弁座部材13の直上に前記切替プレート9が配置されている。
【0022】
浄水器12は、原水Qを浄化させた浄水Pの直放水を吐出する状態、前記浄水Pの散水を吐出する状態、原水Qのまま直放水を吐出する状態、原水Qのまま散水を吐出する状態に切替可能に構成されており、弁座部材13の上流側、すなわち、切替プレート9の下面および弁座部材13の上面間に浄水室Mと原水室Nが設けられている。一方、前記弁座部材13の下流側、すなわち、弁座部材13の下面および浄水器本体3の底部3a間に、散水導出室M’と直放水導出室N’が設けられている。
【0023】
浄水室Mと原水室Nとは弁座部材13の上面に立設する上壁14によって水密状態に仕切られている。また、散水導出室M’と直放水導出室N’とは弁座部材13の下面から垂下状態で設けた下壁15によって水密状態に仕切られている。
【0024】
更に、浄水室Mと直放水導出室N’を連通させる第1の孔21が前記弁座部材13に形成されている。
【0025】
また、浄水室Mと散水導出室M’を連通させる第2の孔22が前記弁座部材13に形成されている。
【0026】
また、原水室Nと直放水導出室N’を連通させる第3の孔23が前記弁座部材13に形成されている。
【0027】
更に、原水室Nと散水導出室M’を連通させる第4の孔24が前記弁座部材13に形成されている。前記各孔21〜24は同一形状で丸孔である。
【0028】
そして、前記上壁14と下壁15とは、前記各室M,N、M’,N’を前記各孔21〜24が連通するよう、上壁14を含む平面と下壁15含む平面とを交差させてある。この実施形態では、図7に示すように、前記平面同士が直交するよう上壁14と下壁15が弁座部材13に連設されている。
【0029】
前記ディスク状のパッキン10は、外周面に左右一対の切欠部10a,10aを有するよう形成されている。
【0030】
また、前記切替プレート9は、切欠部10a,10aに対応する位置に切欠孔9b,9bを有する。図6に示すように、一方の切欠孔9bは浄水器カートリッジ1の側に連通し、他方の切欠孔9bは弁座部材13の側に連通している。したがって、蛇口4を通った原水Qは、切欠部10a,10aを通り、更に、切欠部10a,10aを通った原水Qのうち、一方の切欠孔9bを通った原水Qは弁座部材13に至り、また、他方の切欠孔9bを通った原水Qは浄水器カートリッジ1の入口1aに至る。
【0031】
31,32,33および34は、前記第1の孔21、第2の孔22、第3の孔23および第4の孔24を順次開閉するよう前記各孔21,22,23,24に対応する位置にそれぞれ設けられた弁体である。弁体31,32,33および34は上下方向に開閉される。
【0032】
弁体31,32,33および34は、同一形状をなし、開閉方向(上下方向)に往復運動するピストン部分41をそれぞれ下部に有し、また、このピストン部分41と一体に開閉方向(上下方向)に往復運動して、丸孔形状の各孔21,22,23および24の上方開口端のシート面に上方から当接し、前記孔21,22,23および24を開閉自在に塞ぐ塞ぎ部分40をそれぞれ上部に有し、更に、塞ぎ部分40とピストン部分41を連結する軸部分42をそれぞれ有する。ピストン部分41は、フラットな下面Jを有する。軸部分42は、前記孔21,22,23および24を挿通するよう開閉方向(上下方向)に設けられている。43は、弁体31,32,33および34をそれぞれ前記孔21,22,23および24の側に常時付勢する弾性体である。弾性体43は、切替プレート9の下面および塞ぎ部分40の上面間に設けられている。更に、塞ぎ部材40は、ほぼ逆円錐形状をなす錐体部分40aと、この錐体部分40aの外周胴面を覆うとともに、前記弾性体43の付勢力により前記孔21,22,23,24の前記シート面に直接当接して前記孔21,22,23,24を塞ぎ、閉状態とするゴム部材40bとから構成される。そして、錐体部分40aと軸部分42とピストン部分41は一体に形成されている。
【0033】
44は、浄水器12からの吐出状態を示す例えば(浄水直放水・浄水散水・原水直放水・原水散水)等の文字が印刷された透明シートよりなるラベルである(図2において前記文字を図示していない)。このラベル44は、筒状体45の胴面に貼り付けられている。筒状体45は、矩形の貫通孔45aを有し、この貫通孔45aに後述する従動軸39aが嵌合することで従動軸39aの回転に伴って筒状体45も従動軸39aまわりに回転するよう構成されている。そして、ラベル44と筒状体45とから前記各吐出状態を表示する表示体が形成される。更に、外装ケース8は窓46を有し、前記ラベル44が貼られた筒状体45が前記窓46を介して外装ケース8内に収容されている。また、窓46には前記文字を拡大表示するためのレンズ47が取り付けられており、このレンズ47介して拡大された前記文字が使用者に目視できるように構成されている。48は、筒状体45を浄水器本体3に取り付けるための左右一対の取付板である。
【0034】
次に、弁体31,32,33および34を開閉方向(上下方向;Z軸に平行なな方向)に駆動するとともに、前記各吐出状態を表示する表示体44,45を弁体31,32,33および34の動きに連動させて回転させるギヤ機構について説明する。
【0035】
35は、前記収容空間K内における弁体31,32,33,34のピストン部分41の直下に位置する傘歯車で、底部カバー体27に回動可能に載置されている。
【0036】
36は、固定軸36aと共に回転する駆動ギヤである。この固定軸36aにはワンウェイクラッチGが取り付けられており、後述する切替操作片70に連動連結されている。
【0037】
37,38は、軸線上に前後に設けた一対の従動ギヤである。そして、従動ギヤ38が、前記取付板48,48のうち外側に位置する取付板48の一側面に外側に突出状態で設けた固定軸37aに回転可能に嵌込まれ、従動ギヤ37が駆動ギヤ36にかみ合っている。
【0038】
39は、従動軸39aを備えた従動ギヤで、従動ギヤ38にかみ合っている。そして、従動軸39aは、筒状体45の前記矩形の貫通孔45aに嵌合するよう断面矩形形状をなす。この従動軸39aは、前記取付板48,48のうち外側に位置する取付板48に設けた軸孔48aに挿入されるとともに、内側に位置する取付板48に設けた係止凹所48bに従動軸39aの先端小径部分dが係止される。
【0039】
また、50は、浄水器本体3の一側面下部に外側に突出状態で設けた固定軸、51は、固定軸50に回転可能に嵌込まれた従動ギヤである。52は、この従動ギヤ51と一体に回転する従動ギヤである。従動ギヤ52は、駆動ギヤ36にかみ合っており、また、従動ギヤ51は前記傘歯車35にかみ合っている。
【0040】
更に、底部カバー体27に回動可能に載置されている前記傘歯車35は、図5、図6に示すように、環状のレール54を上面Hに有する。なお、図2には、前記環状のレールを図示していない。
また、70は、前記各吐出状態に切替えるための切替操作片で、平面視U字型をしており、正面向かって右端の付け根部分には、駆動ギヤ36の固定軸36aに取り付けられたワンウェイクラッチGを嵌込むための嵌込穴70aが設けられている。また、正面向かって左端の付け根部分軸受け用の穴70bが設けられている。71は、スプリング、72は、ヒンジ部材で、切替操作片70の上下方向(両矢印で示すR方向)への一回の往復回動切替操作により、浄水直放水→浄水散水→原水直放水→原水散水→浄水直放水の順に吐出状態が切替え可能となっている。
【0041】
前記レール54の所定位置には、上方に突出する一つの突起55が形成されている。そして、この突起55が弁体31,32,33および34のピストン部分41のそれぞれフラットな下面Jに順次当接してピストン部分41を上方向に押し上げることにより各孔21,22,23および24の上方開口端のシート面から上方向に離間し、例えば図6に示すように、前記孔23は開いて原水Qの直放水がシャワ板25の中央に設けた吐出孔25aから吐水する。
【0042】
また同時に、筒状体45が従動軸39aまわりに回動して、レンズ47介して拡大された”原水直放水”の文字が窓46にくることになり、これを使用者は目視できることになる。
【0043】
なお、69は、シャワ板25の中央に設けた吐出孔25aのまわりに形成された直放水用の多数の孔である。60はメクラ栓、61,62はそれぞれ大径、小径のOリングである。
【0044】
このように、弁体31,32,33および34を開閉方向に駆動するギヤ機構を設け、前記各吐出状態を表示する表示体44,45を前記ギヤ機構に連動させて設けたので、シール性が良好で使い勝手のよい浄水器を提供できる。
【0045】
図8は、弁体31,32,33および34を開閉方向に動かすための機構として、上記傘歯車35と突起55の代わりに、一対の歯車80付きシャフト79a,79bを用いたこの発明の他の実施形態を示す。なお、図8において、図1〜図7で示した符号と同一のものは同一または相当物である。
【0046】
図8において、一方のシャフト79aは、正面視右端に、駆動ギヤ36にかみ合う歯車80を有するとともに、弁体33,31を開閉方向に動かすための、シャフト79aまわりに回動可能な一対の突起部83,81を有する。また、他方のシャフト79bは、正面視右端に、駆動ギヤ36にかみ合う歯車80を有するとともに、弁体34,32を開閉方向に動かすための、シャフト79bまわりに回動可能な一対の突起部84,82を有する。
【0047】
そして、例えば、弁体31に対応する突起部81が上方に向いており、他の突起部83,84,82のうち、突起部83,82は水平方向に寝ており、突起部84は、下方に向いている。そして、これら突起81,〜84が弁体31,32,33,34のピストン部分41のそれぞれフラットな下面Jに順次当接してピストン部分41を上方向に押し上げることにより各孔21,22,23,24の上方開口端のシート面から上方向に離間するが、図8では、突起部81が上方に向いているので、弁体31のピストン部分41の下面Jに突起部81が当接することになる。この場合、突起部81がピストン部分41を上方向に押し上げることから、図5における前記孔21は開いて浄水Pの直放水(ストレート)吐出流路Aが形成される。すなわち、浄水Pの直放水がシャワ板25の中央に設けた吐出孔25aから吐水する。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、シール性が良好で使い勝手のよい浄水器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態における使用状態を示す斜視図である。
【図2】 上記実施形態における分解斜視図である。
【図3】 上記実施形態におけるギヤ機構を示す構成説明図である。
【図4】 上記実施形態における各種吐出状態を示す図である。
【図5】 上記実施形態における浄水室、直放水導出室および散水導出室を示す構成説明図である。
【図6】 上記実施形態における直放水導出室、原水室および浄水室を示す構成説明図である。
【図7】 この発明の浄水室、原水室、直放水導出室、散水導出室および第1〜第4の孔の弁座部材に対する位置関係を示す図である。
【図8】 この発明の他の実施形態における要部分解斜視図である。
【符号の説明】
12…浄水器、13…弁座部材、14…上壁、15…下壁、21〜24…第1〜第4の孔、31〜34…弁体、35,36,51,52,G…ギヤ機構、40…塞ぎ部分、41…ピストン部分、43…弾性体、55,81〜84…突起(部)、70…切替操作片、J…フラットな下面、M…浄水室、N…原水室、N’…直放水導出室、M’…散水導出室、A…浄水の直放水吐出流路、B…浄水の散水(シャワ)吐出流路、C…原水の直放水吐出流路、D…原水の散水吐出流路、P…浄水、Q…原水。
Claims (4)
- 原水を浄化させた浄水の直放水を吐出する状態、前記浄水の散水を吐出する状態、原水のまま直放水を吐出する状態、原水のまま散水を吐出する状態に切替可能に構成された浄水器であって、弁座部材の上流側の上面に、該上面に立設する上壁によって水密状態に仕切られた浄水室と原水室を設け、前記弁座部材の下流側の下面に、該下面から垂下状態で設けた下壁によって水密状態に仕切られた散水導出室と直放水導出室を設け、かつ、前記弁座部材を介して前記散水導出室の直上に前記浄水室と原水室それぞれの一部が位置するよう、また、前記弁座部材を介して前記直放水導出室の直上に前記浄水室と原水室それぞれの残りの部分が位置するよう、上壁に対して前記下壁が設けられており、
更に、前記弁座部材に、前記浄水室と直放水導出室を連通させる第1の孔、前記浄水室と散水導出室を連通させる第2の孔、前記原水室と直放水導出室を連通させる第3の孔および前記原水室と散水導出室を連通させる第4の孔をそれぞれ設け、
前記第1の孔、第2の孔、第3の孔および第4の孔を開閉するよう前記各孔に対応する位置に弁体を設け、これら弁体を開閉方向に駆動するギヤ機構を設け、
さらに、前記弁体は、開状態と閉状態とを切替えるための塞ぎ部分を上部に有し、上下の開閉方向に往復運動するピストン部分を下部に有し、また、前記塞ぎ部分を前記孔の側に付勢することにより前記弁体を閉状態にする弾性体を有するとともに、前記ピストン部分はフラットな下面を有する一方、
前記各連通状態に切替えるための切替操作片を設け、
また、前記ギヤ機構は、前記切替操作片の切替操作に連動して回動する歯車を有し、
この歯車は、前記各弁体の前記ピストン部分のそれぞれの前記フラットな下面に当接してピストン部分を上方向に押し上げることにより前記弁体を閉状態から開状態にするよう形成された突起を有することを特徴とする浄水器。 - 前記各吐出状態を表示する表示体を前記ギヤ機構に連動させて設けた請求項1に記載の浄水器。
- 前記上壁を含む平面と前記下壁含む平面同士が、前記弁座部材の上下において直交するよう前記上壁と下壁が前記弁座部材に連設されている請求項1または2に記載の浄水器。
- 前記第1の孔、第2の孔、第3の孔および第4の孔を順次開閉するよう前記各孔に対応する位置に弁体を設けてある請求項1〜3のいずれかに記載の浄水器。
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