JP4255355B2 - 防雪柵の防雪パネル昇降装置及び昇降方法 - Google Patents
防雪柵の防雪パネル昇降装置及び昇降方法 Download PDFInfo
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Description
従来の防雪柵の防雪パネルの昇降装置として、実用新案登録第3090205号公報(以下、「従来例1」という。)には、パネル両側に立てられた柱の間に防雪板のようなパネル類をワイヤーロープで吊上げるに当たり、パネルの両端上部に小型の動滑車を取付け、その2つの動滑車にワイヤーロープを差し渡し、左右の動滑車を介してワイヤーロープはそれぞれ上方に向かうようにし、片一方のロープの端は一方の側の柱上端部に固定され、他方は他方の側の柱の上部に設置された定滑車を介して下方に向かわせ、巻き上げ機に巻き付けられており、手動あるいは駆動装置により巻上げたり、あるいは緩めて、パネルを上げ下げできるようにしてあるパネル昇降装置が開示されている。
また、特許第2909400号公報(以下、「従来例2」という。)には、防雪柵の防雪パネルを道路上を走行するクレーン車のクレーンにより吊上げ吊降ろす防雪パネルの昇降装置が開示されている。
また、従来例2の防雪パネル昇降装置においては、防雪パネルの昇降作業の際、道路上を防雪パネル昇降用のクレーンを備えた作業車が走行するため、作業期間に一般車両が走行できないという問題が発生する。
本発明の防雪パネル昇降装置は、滑車が柱材の上端部と柱材の裏面側に取付けられるので、防雪パネルを安定した状態で吊上げ吊降ろすことが可能となる。
本発明の防雪パネル昇降装置は、柱材の前面側にワイヤーロープ巻上げ巻降ろし用のウィンチを取付けるので、ワイヤーロープが柱材の前面側から柱材の上端部の滑車と柱材の裏面側の滑車に掛け渡され防雪パネルを吊上げ吊降ろすので、防雪パネル取付け取外し作業が安全に容易に行うことができる。
本発明の防雪パネル昇降装置は、柱材の上下方向に複数の足掛け部材を固定するので、防雪柵支柱の上部での防雪パネルの取付け取外し作業を容易に行うことができる。
本発明の防雪パネル昇降装置は、柱材の防雪柵支柱前面への係合部材が、防雪柵支柱上端に係止可能な柱材裏面側上端に設けられる上部係合具と、防雪柵支柱下部に係止可能な柱材裏面側下部に設けられる下部係合具及び防雪柵支柱下部に係止可能な柱材下端に設けられる下端係合具とで構成されるので、防雪パネル昇降装置の防雪柵支柱への取付け取外し作業が容易で、且つ安定した状態で防雪パネル昇降装置が防雪柵支柱に固定されるので防雪パネルの取付け取外し作業が安全に行える。
本発明の防雪パネル昇降方法は、防雪柵取付け又は取外し時に、本第1〜5のいずれかの発明の防雪パネル昇降装置を隣合う2本の防雪柵支柱に着脱自在に係合し、ワイヤーロープを最上段となる防雪パネルと係止した後、該ワイヤーロープを巻上げ又は巻降ろして、防雪柵支柱に対して係合又は離脱させ、同様に次段の防雪柵パネルを巻上げ又は巻降ろして、防雪柵の防雪パネルを順々に取付け又は取外し、防雪パネルの取付け又は取外し作業が終了後、前記防雪パネル昇降装置を防雪柵支柱から取外すので、作業時間の短縮と作業の安全性が確保される防雪パネル昇降方法とすることができる。
本発明の実施形態を図により説明する。図1(a)(b)は、本発明の防雪柵の防雪パネル昇降装置1の第1実施例の正面図と側面図を示すものである。防雪柵の防雪パネル昇降装置1は、金属製の柱材2を有し、柱材2の上端に第1滑車3が取付けられる。柱材2の裏面側上部には、防雪柵支柱の上端に着脱自在に係合する上部係合具4が取付けられ、柱材2の下部裏面側には、防雪柵支柱の下部に着脱自在に係合する下部係合具5が取付けられ、柱材2の下端には、防雪柵支柱の下部に着脱自在に係合する下端係合具6が取付けられる。又、柱材2の側面には、必要に応じて、複数の足掛け部材7を取付けてもよい。足掛け部材7を柱材に取付けない場合には、防雪柵支柱に着脱自在な足掛け部材を取付ければよい。柱材2の下部前面側には、上部滑車3に掛け渡されるワイヤーロープ8を巻取り又は巻戻すウィンチ9を取付ける。ウィンチ9は手動であっても動力駆動であってもよい。ワイヤーロープ8の先端に防雪パネルとの係合用フックを着脱材材に取付ける。
図2(a)(b)は、本発明の防雪柵の防雪パネル昇降装置1の第2実施例の正面図と側面図を示すものである。第1実施例と第2実施例の相違は、柱材2の裏面側上部に水平に延びる滑車支持部材10を介して第2滑車11を取付ける点である。柱材2の上端に取付けられる第1滑車3と滑車支持部材10に取付けられる第2滑車11により、ウィンチ9から第1滑車、第2滑車11にワイヤーロープ8を掛け渡すことにより、防雪パネルの吊上げ又は吊降ろし作業が安定した状態で実施可能となる。他の構成は第1実施例と同様である。
防雪パネル昇降装置1の柱材2は、上部係合具4、下部係合具5及び下端係合具6により容易に且つ安定した状態で防雪柵支柱12に着脱自在に係合される。
(1)防雪パネル昇降装置1の柱材2を2本の防雪柵支柱12に着脱自在に取付ける。
(2)防雪パネル昇降装置1のワイヤーロープ8の先端にフックを取付け、幅止材24を吊上げ、幅止材24の両端を2本の防雪柵支柱12の上端に着脱自在に固定し2本の防雪柵支柱間の間隔を保持する。
(3)最上段の防雪パネル22を防雪パネル昇降装置1により吊上げ、その両端係合部23を防雪柵支柱12に取付けたU字形ブラケット14に挿入し、係合部23に抜け止めピンを挿入して固定する。
(4)順々に前記(3)の作業を行い下方に向かって防雪パネル22を防雪柵支柱12に取付ける。
(5)最下段の防雪パネル22の取付けが終了すると、一つの防雪パネル昇降装置1を防雪柵支柱12から取外し、隣の防雪柵支柱12に取付け、前記(2)〜(5)の作業を行う。
(1)防雪パネル昇降装置1の柱材2を2本の防雪柵支柱12に着脱自在に取付ける。
(2)最下段の防雪パネル22と防雪柵支柱12との係合を解除し、防雪パネル昇降装置1のワイヤーロープ8先端のフックに、係合を解除された最下段の防雪パネルを係合し、最下段の防雪パネル22を吊り降ろす。
(3)順々に前記(2)の作業を行い上方に向かって防雪パネル22を防雪柵支柱12から取外し、防雪パネル昇降装置1により吊り降ろす。
(4)最後に防雪パネル昇降装置1のワイヤーロープ8先端のフックに、防雪柵支柱上端との係合を解除した幅止材24を係合し、幅止材24を吊り降ろす。
(5)(4)の作業が終了後、一つの防雪パネル昇降装置1を防雪柵支柱12から取外し、隣の防雪柵支柱12に取付け、前記(2)〜(5)の作業を行う。
2 柱材
3 第1滑車
4 上部係合具
5 下部係合具
6 下端係合具
7 足掛部材
8 ワイヤーロープ
9 ウィンチ
10 滑車支持部材
11 第2滑車
12 防雪柵支柱
13 前フランジ部
14 U字形ブラケット
15 フック支持部材
16 フック
17 U字形部材
18 下部係合具支持部材
19 垂直回転軸
20 係合ブロック
21 固定ピン
22 防雪パネル
23 係合部
24 幅止材
Claims (6)
- 2本の防雪柵支柱間に着脱自在に取付けられる防雪パネルを昇降する装置であって、前記昇降装置は、前記防雪パネルの取付け時、取外し時に防雪柵支柱前面に着脱自在に取付け可能な柱材を有し、前記柱材には、防雪柵支柱前面に着脱自在に取付けるための係合部材と柱材上端に固定される滑車と、前記滑車に掛け渡され、前記防雪パネルを吊上げ、吊降ろすためのワイヤーロープとを備え、
前記係合部材が、防雪柵支柱上端に係止可能な柱材裏面側上部に設けられる上部係合具と、防雪柵支柱下部に係止可能な柱材裏面側下部に設けられる下部係合具とにより構成されることを特徴とする防雪柵の防雪パネル昇降装置。 - 滑車が柱材の上端部と柱材の裏面側に取付けられることを特徴とする請求項1に記載の防雪柵の防雪パネル昇降装置。
- 柱材の前面側にワイヤーロープ巻取り又は巻戻し用のウィンチを取付けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の防雪柵の防雪パネル昇降装置。
- 柱材の上下方向に複数の足掛け部材を固定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の防雪柵の防雪パネル昇降装置。
- 前記柱材の防雪柵支柱前面への係合部材が、防雪柵支柱上端に上側から係止可能な上部係合具と、防雪柵支柱下部に裏面側から係止可能な下部係合具と、防雪柵支柱下部の横方向の両端を挟み込むように係止可能な柱材下端に設けられる下端係合具とにより構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の防雪柵の防雪パネル昇降装置。
- 防雪柵取付け又は取外し時に、請求項1〜5のいずれかの防雪パネル昇降装置を隣合う2本の防雪柵支柱に係合し、ワイヤーロープを防雪パネルと係止した後、該ワイヤーロープをウィンチにより巻上げ又は巻戻して、防雪パネルを昇降させ、防雪パネルを防雪柵支柱に係合又は離脱させ、同様に次段の防雪柵パネルを昇降し、防雪柵の防雪パネルを順々に取付け又は取外し、防雪パネルの取付け又は取外し作業が終了後、前記防雪パネル昇降装置を防雪柵支柱から取外すことを特徴とする防雪柵の防雪パネル昇降方法。
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