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JP4256334B2 - V桝薬剤分割装置の集塵装置 - Google Patents
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JP4256334B2 - V桝薬剤分割装置の集塵装置 - Google Patents

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Description

本発明は、病院や薬局等に置かれ、粉末や顆粒等の散薬を分割して包装するV桝薬剤分割装置の集塵装置に関する。
この種のV桝薬剤分割装置としては、例えば図12に示すようなものがある。この装置では、V桝101の内側に仕切板102を移動自在に設け、このV桝101の下方に分割容器(図示せず)を配置している。この分割容器は、複数の小容器をV桝101に沿って並設してなる。
この装置を使用するには、まず仕切板102によってV桝101の内側を仕切り、これにより散薬を溜めるV桝101の範囲を定める。そして、V桝101の該範囲に散薬を溜め、この散薬をならし棒で均してから、V桝101の底部を開いて、この散薬を分割容器に落とし、これによりV桝101の該範囲の下方に存在する分割容器の各小容器のうちの少なくとも一部分に、この散薬を分割して配分する。この後、各小容器内の散薬をそれぞれの包装袋に落とし込んで封止する。
一方、散薬を落とすときには、粉塵が発生する。この粉塵は、薬剤師の健康を害し、非常に悪い影響を及ぼす。このため、V桝薬剤分割装置には、散薬の粉塵を吸引して収集する集塵装置103を付設するのが好ましい。
ところで、V桝薬剤分割装置は、安価であって、病院や薬局に導入し易い。これに対して、集塵装置103の方は、大型で嵩張り、かつ高価であるために導入されないことが多かった。
また、この集塵装置103は、薬剤師に対面し、この薬剤師との間にV桝薬剤分割装置を挟むと言う状態で設置される。したがって、空気は、薬剤師の身体周囲からV桝101の上方を通じて集塵装置103へと流れる。この場合、空気の流れに対して、薬剤師の身体が大きな抵抗となるので、薬剤師の身体の正面側、つまりV桝101の上方で渦状の乱気流が発生する。このため、V桝101の上方から集塵装置103へと空気が速やかに流れず、散薬の粉塵が吸引され難く、集塵装置103の性能が十分に発揮されなかった。
そこで、この発明の課題は、小型かつ安価で、V桝薬剤分割装置の使用に伴い発生する粉塵を効果的に集塵する集塵装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、この発明に係るV桝薬剤分割装置の集塵装置は、V桝薬剤分割装置が、薬剤を溜めるV型断面形状の溝の底部が開閉し、前記溝内を移動自在に仕切る仕切板を設けたV桝と、このV桝の下方に前記溝に沿って並設された複数の小容器からなる分割容器とを備え、前記仕切板で定めた溝の範囲に溜めた薬剤を、前記底部を開いて前記分割容器に落として分割するV桝薬剤分割装置であり、前記集塵装置が、前記V桝の溝の一辺に薬剤粉塵吸込口を設け、この吸込口につながる空気経路を通じて吸引した空気を集塵フィルターを介して排出する吸引濾過手段を設けた集塵装置である、V桝薬剤分割装置の集塵装置において、前記薬剤粉塵吸込口の開口面積を前記空気経路から離間する程大きくし、前記空気経路に前記空気経路の空気抵抗を調節する弁体を設け、前記薬剤粉塵吸込口の前面にガイド溝を設け、このガイド溝にシャッター板を嵌め入れ、このシャッター板の一端を前記仕切板に連結し、前記仕切板の移動に伴って前記シャッター板を移動させて、前記薬剤粉塵吸込口を全部又は部分的に開閉し、この仕切板の移動を前記弁体に伝えて、前記薬剤粉塵吸込口の開閉に応じて前記弁体を開閉することができるように構成している。
また、上記のV桝薬剤分割装置の集塵装置において、前記分割容器の移動範囲の上方に下方の前記分割容器に向く吸込口を有する分割容器クリーナーを設け、この分割容器クリーナーの吸込口につながる空気経路を前記薬剤粉塵吸込口につながる空気経路に接続してもよい。
また、上記のV桝薬剤分割装置の集塵装置において、前記薬剤粉塵吸込口につながる空気経路にバキュームバルブを挿入し、このバキュームバルブの弁体をリンクを介して前記V桝内の仕切板に連結し、この仕切板の前記前記V桝内の移動につれて前記弁体が開閉するようにしてもよい。
〔作用〕
上記構成の発明では、フレキシブル管の一端に前記V桝内を清掃するための吸込み口を有するV桝クリーナーを接続し、このフレキシブル管の他端を前記集塵フィルターに接続して、前記V桝クリーナーから吸引した空気を前記集塵フィルターを介して排出するので、V桝の溝の一辺に設けた薬剤粉塵吸込口から吸引する空気用の集塵装置を、V桝クリーナー用の集塵装置としても使用することができ、V桝クリーナー専用の集塵装置が不要となる。
また、前記分割容器の移動範囲の上方に下方の前記分割容器に向く吸込口を有する分割容器クリーナーを設け、この分割容器クリーナーの吸込口につながる空気経路を前記薬剤粉塵吸込口につながる空気経路に接続することによって、V桝の溝の一辺に設けた薬剤粉塵吸込口から吸引する空気用の集塵装置を、分割容器クリーナー用の集塵装置としても使用することができ、分割容器クリーナー専用の集塵装置が不要となる。
また、前記薬剤粉塵吸込口の前面にガイド溝を設け、このガイド溝にシャッター板を嵌め入れ、このシャッター板の一端を前記仕切板に連結し、前記仕切板の移動に伴って前記シャッター板を移動させて、前記薬剤粉塵吸込口を全部又は部分的に開閉すると、前記仕切板で仕切られたV溝の大きさに相応して前記薬剤粉塵吸込口が開閉するので、薬剤粉塵吸い込み器による吸引力を一定に保持することができる。
また、前記薬剤粉塵吸込口につながる空気経路にバキュームバルブを挿入し、このバキュームバルブの弁体をリンクを介して前記V桝内の仕切板に連結し、この仕切板の前記前記V桝内の移動につれて前記弁体が開閉することにより、薬剤粉塵吸い込み器による吸引力を一定に保持することができる。
また、V桝薬剤分割装置の集塵装置において、送風機の送風口を前記V桝の溝の他辺に前記薬剤粉塵吸込口に対向して設けると、送風口から吹き出す空気がV桝の上方を薬剤粉塵吸込口に向かって流れるので、V桝の上方での空気の流れを整流する。
更に、上記送風口を備える場合は、この送風口からV桝の上方を通じて薬剤粉塵吸い込み口へと空気が速やかに流れ、この空気の流れが整流されるので、集塵効果が向上する。
また、上述した様に空気経路から離間する程、薬剤粉塵吸い込み口の開口面積を大きくした場合は、空気経路からの距離にかかわらず、一定の吸引力で粉塵が吸引される。
以上説明したように、この発明によれば、小型かつ安価で、V桝薬剤分割装置の使用に伴い発生する粉塵を効果的に集塵する集塵装置を提供することができる。
以下、この発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
図1は、この発明の集塵装置の一実施例を適用したV桝薬剤分割装置を示している。このV桝薬剤分割装置は、散薬を一定量ずつ複数の包装袋に順次包装すると言うものであり、V桝1、分割容器2、ホッパー3及び包装装置4等を備えている。また、このV桝薬剤分割装置に適用された集塵装置は、V桝1で発生した散薬の粉塵を吸引すると言うものであり、薬剤粉塵吸い込み器5、送風器6及び吸引濾過装置7(図5に示す)等を備えている。
V桝薬剤分割装置において、V桝1は支持ブロック11及び開閉板12を有しており、図2に示すように支持ブロック11の両端に各側板11aを設け、また開閉板12の両端に各板片12aを固定している。開閉板12の各板片12aは、支持ブロック11の各側板11aの外側で軸支され、この開閉板12を回動自在に支持する。この開閉板12の回動に伴い、V桝1の底が開閉する。
このV桝1には、仕切板14を設けている。この仕切板14の上部をL字形のローラ支持アーム15に固定し、このローラ支持アーム15に取り付けられた各溝付きローラ13を支持ブロック11の背面に固定された一対のレール16に嵌め合わしている。これにより、仕切板14がV桝1の内側で移動可能に支持される。
L字形のローラ支持アーム15は、その背面側で図3に示すようにタイミングベルト17に連結されている。このタイミングベルト17を2つの歯付きプーリ18に架け渡し、これらの歯付きプーリ18のうちの一方にクラッチ19を介して仕切板用モータ21を接続している。この仕切板用モータ21を回動させると、タイミングベルト17と共にローラ支持アーム15が移動し、仕切板14がV桝1の内側で移動する。ここでは、仕切板用モータ21として、パルスモータを利用しており、このモータを適宜の回動角度だけ回動させることにより、仕切板14の位置を定めている。
また、ローラ支持アーム15の背面には、一対のマグネット22を固定している。これらのマグネット22は、仕切板14の移動方向に沿ってずらされている。
分割容器2は、図2及び図4に示すように等間隔に並設された複数の小容器23を有している。これらの小容器23の底には、それぞれの開閉蓋24を設けている。また、この分割容器2の背面に図1に示すようにガイドフレーム25を固定し、このガイドフレーム25に各溝付きローラ26を軸支するとともにラックギヤ27を固定している。これらの溝付きローラ26を図示されない壁面に固定された一対のレール28に嵌め合わせ、これにより分割容器2を各レール28に沿って移動自在に支持している。また、ラックギヤ27を分割容器用モータ29の回動軸に固定されたギヤ31に噛み合わせており、この分割容器用モータ29の回動に伴い、分割容器2が各レール28に沿ってV桝1の下方を移動する。
また、ガイドフレーム25には、一対の磁気センサ32をローラ支持アーム15側に向けて縦に並設している。これらの磁気センサ32は、ローラ支持アーム15の各マグネット22の高さにあり、これらのマグネット22を検出する。
分割容器2の各開閉蓋24は、図2に示すように固定軸34に嵌挿されたそれぞれの円筒リング35に固定され、回動自在に支持されている。また、これらの開閉蓋24は、それぞれのバネ36によって持ち上げられて、それぞれの小容器23の底を塞いでいる。
固定軸34の近傍には、図1に示すように三角板37を配置している。この三角板37を軸38によって回動自在に支持し、この三角板37に爪39を固定するとともにアーム41を連結している。このアーム41は、ローラ42によって水平方向に移動可能に支持されており、このアーム41の右端のカムフォロー43を開閉蓋用モータ44の回動軸に固定されたカム45に当接している。この開閉蓋用モータ44の回動に伴い、アーム41は、カム45によって左側に押されて移動し、三角板37が時計回りに回転して、爪39が1つの開閉蓋24の左端を押し上げる。これにより、開閉蓋24の右端がホッパー3の内側に下降し、1つの小容器23が開かれる。
包装装置4は、軸支された一対のヒーターローラ46を有している。これらのヒーターローラ46の外周は、発熱しており、これらのヒーターローラ46間に2つ折りにされた包装用紙47を挟み込んで、これらのヒーターローラ46を相互に逆の回転方向に回転させ、この包装用紙47を搬送する。この包装用紙47は、加熱溶着する接着剤を塗布したものであり、この包装用紙47の搬送に伴い、各ヒーターローラ46によって周縁を封止された各包装袋47aが順次形成されていく。
一方、集塵装置においては、薬剤粉塵吸い込み器5の各吸い込み口5aをV桝1の周縁の一辺に沿って設けるとともに、送風器6の送風口6aを各吸い込み口5aに対向させてV桝1の周縁の他辺に沿って設けている。薬剤粉塵吸い込み器5及び送風器6は、図5に示すように各空気経路51,52を通じて吸引濾過装置7に接続されている。
吸引濾過装置7は、ファン53及び集塵フィルター54を内蔵している。このファン53を電動機(図示せず)によって回転させると、薬剤粉塵吸い込み器5の各吸い込み口5a→空気経路51及びバキュームバルブ55→集塵フィルター54→ファン53と言う経路で空気が流れ、薬剤粉塵吸い込み器5の各吸い込み口5aには空気が吸い込まれる。また、空気は、ファン53→空気経路52→送風器6と言う経路でも流れ、この送風器6の送風口6aから空気が排出される。このため、空気は、送風器6の送風口6aからV桝1の上方を介して薬剤粉塵吸い込み器5の各吸い込み口5aへと流れ、このV桝1の上方での空気の流れが速やかなものとなる。
また、空気経路51は、枝分かれして分割容器クリーナー56に接続されている。この分割容器クリーナー56は、分割容器2の各小容器23内を清掃するためのものであって、図4に示すように分割容器2の移動範囲の上方に配置され、下方に向く吸い込み口(図示せず)を有している。空気は、この吸い込み口→空気経路51→集塵フィルター54→ファン53と言う経路で流れる。
さらに、吸引濾過装置7には、フレキシブル管57を通じてV桝クリーナー58を接続している。このV桝クリーナー58は、V桝1内を清掃するためのものであって、吸い込み口58aを有している。空気は、この吸い込み口58a→フレキシブル管57→集塵フィルター54→ファン53と言う経路で流れる。
薬剤粉塵吸い込み器5は、図6(a),(b)に示すように各吸い込み口5aに沿う2本のガイド溝61を有している。これらのガイド溝61にシャッター板62を嵌め入れ、このシャッター板62を移動自在に支持している。このシャッター板62の一端を仕切板14に連結し、この仕切板14の移動に伴い、このシャッター板62を移動させ、薬剤粉塵吸い込み器5の各吸い込み口5aを部分的に栓塞したり、これらの吸い込み口5aを全開させる。
また、薬剤粉塵吸い込み器5は、支点5bで軸支されており、一点鎖線で示すように起伏し、各吸い込み口5aをV桝1の内側に向けたり、各吸い込み口5aをV桝1の上方に向けることができる。この薬剤粉塵吸い込み器5の起伏により、バキュームバルブ55では不可能な微調整を行うことができ、各吸い込み口5aをやや下向きに向けると、薬剤の粉塵を直ちに吸引するので、吸引効果が高くなり、また各吸い込み口5aを上方に向ける程、吸引効果が低下する。
シャッター板62は、単板のものでも良いし、複数枚のものを組み合わせてなるものでも構わない。複数枚のものを組み合わせる場合は、例えば図7に示すように各シャッター板62の両端に係合片62aを設けて、これらのシャッター板62を途切れることなく伸長させたり、これらのシャッター板62を重ね合わせて縮小させるような構造にする。
バキュームバルブ55は、空気経路51に挿入されて、この空気経路51の空気抵抗を調節する弁体55aを内蔵する。この弁体55aは、リンク(図示せず)を介して仕切板14に連結されており、この仕切板14が移動すると、この動作がリンクを介して弁体55aに伝わり、この弁体55aが開閉する。これにより、薬剤粉塵吸い込み器5の各吸い込み口5aの開口面積に応じて、空気経路51を流通する空気の量が調整され、薬剤粉塵吸い込み器5による吸引力が一定に保持される。
すなわち、シャッター板62が仕切板14と共に移動して、薬剤粉塵吸い込み器5の各吸い込み口5aの開口面積が広くなったときには、バキュームバルブ55の弁体55aを開いて、空気経路51の空気の流通量を増加し、またシャッター板62が仕切板14と共に移動して、各吸い込み口5aの開口面積が狭くなったときには、バキュームバルブ55の弁体55aを閉じて、空気経路51の空気の流通量を低減し、これによって薬剤粉塵吸い込み器5による吸引力を一定に保持する。
なお、薬剤粉塵吸い込み器5、分割容器クリーナー56及びV桝クリーナー58にそれぞれの弁を設け、これらを選択的に利用できるようにすれば、吸引濾過装置7の負担を軽減することができる。
このような構成において、散薬を分割してそれぞれの包装袋に包装するために、次の様な手順の動作及び作業を行う。
まず、仕切板用モータ21を作動して、V桝1内の仕切板14を移動させ、図4に示す仕切板14と支持ブロック11の右側の側板11a間の距離を調節し、この間を散薬を溜めるV桝1内の範囲として定める。
この仕切板14の移動に際し、シャッター板62は、先に述べたように仕切板14に追従して移動し、散薬を溜めるV桝1内の範囲でのみ、薬剤粉塵吸い込み器5の各吸い込み口5aが開放される。
また、薬剤粉塵吸い込み器5による吸引力が一定になるように、バキュームバルブ55の弁体55aの開閉角度が調整される。
ただし、このときには吸引濾過装置7を作動させておらず、薬剤粉塵吸い込み器5による吸引を行っていない。
一方、図4に示す分割容器2の左端が仕切板14に追従する。すなわち、図8(a)に示すようにガイドフレーム25側の各磁気センサ32がローラ支持アーム15側の各マグネット22間に挟まれた状態にあり、この状態から図8(b)又は(c)に示すように仕切板14が左方又は右方へ移動すると、この移動が各磁気センサ32によって検出され、これらの磁気センサ32の検出出力に応答して、分割容器用モータ29が作動し、分割容器2が左方又は右方へ移動する。これにより、分割容器2の左端が仕切板14の位置に一致し、仕切板14と支持ブロック11の右側の側板11a間(散薬を溜めるV桝1内の範囲)の下方に、散薬の分配数と同数の各小容器23が並ぶ。
この後、所定量の散薬を該散薬を溜めるV桝1内の範囲に投入する。このとき、V桝1の周辺に散薬の粉塵が発生するので、吸引濾過装置7を作動させて、薬剤粉塵吸い込み器5による吸引を開始する。これにより、散薬を溜めるV桝1内の範囲で開放された各吸い込み口5aへと、散薬の粉塵が吸引される。この散薬の粉塵は、空気経路51を通じて吸引濾過装置7に至り、この吸引濾過装置7内の集塵フィルター54によって収拾される。また、この集塵フィルター54を通過した空気は、空気経路52を通じて送風器6の送風口6aから排出され、V桝1の上方での空気の流れを整流する。
なお、散薬をV桝1内に投入してから、吸引濾過装置7を作動させるのは、散薬の投入のときに、薬剤粉塵吸い込み器5による吸引を行うと、散薬の一部分が落下の途中で薬剤粉塵吸い込み器5に吸い込まれてしまい、散薬の量が目減りするためである。
こうして散薬を投入してから、V桝1内の散薬をならし棒(図示せず)によって均す。この後、V桝1の開閉板12を開いて、このV桝1から散薬を落下させると、この散薬は、この散薬を溜めるV桝1内の範囲の下方に並ぶ各小容器23に分割して配分される。このときにもV桝1の周辺に散薬の粉塵が発生し、この粉塵は、薬剤粉塵吸い込み器5に吸い込まれ、集塵フィルター54によって収拾される。
次に、開閉蓋用モータ44を一回転して、三角板37を回転させ、ホッパー3の真上に位置する一番目の小容器23の開閉蓋24を開いて、この小容器23内の散薬を落下させる。この散薬は、ホッパー3に落下し、このホッパー3を通じて各ヒーターローラ46間で2つ折りにされた包装用紙47の内側に導かれ、これらのヒーターローラー46の回転に伴い、1つの包装袋47a内に封止される。
引き続いて、分割容器用モータ29を回動して、分割容器2を右側に移動させ、2番目の小容器23をホッパー3の真上に移動する。そして、この小容器23の開閉蓋24を開いて、散薬をホッパー3を通じて包装用紙47の内側に導き入れ、この散薬を1つの包装袋47aに密封する。
このときには、1番目の小容器23が分割容器クリーナー56の真下に移動し、この1番目の小容器23内の粉塵が分割容器クリーナー56の下方を向く吸い込み口に吸い込まれ、この粉塵は、空気経路51を通じて吸引濾過装置7に至り、集塵フィルター54によって収拾される。
以降同様に、各小容器23をホッパー3の真上に順次移動し、これらの小容器23の開閉蓋24を逐一開いて、これらの小容器23内の散薬をそれぞれの包装袋47aに逐一封止する。また、各小容器23を分割容器クリーナー56の真下に順次移動し、これらの小容器23内の粉塵を分割容器クリーナー56によって順次吸い込んで、これらの小容器23を清掃する。
こうして各小容器23内の散薬の包装を終了すれば、V桝クリーナー58によってV桝1内の粉塵を吸い取って、このV桝1内を清掃する。そして、吸引濾過装置7を一旦停止してから、次の散薬を包装するための動作及び作業を行う。
図9は、この発明の集塵装置の他の実施例を適用したV桝薬剤分割装置を概略的に示している。
ここでは、V桝1の仕切板14に比検出体71を取り付け、この比検出体71の位置をリニアセンサ72によって検出し、このリニアセンサ72の検出出力を制御装置73に入力している。また、シャッター板62にベルト74を接続し、このベルト74を各ガイドローラ75及び駆動ローラ76に架け渡し、駆動ローラ76をパルスモータ77によって回動させて、ベルト74を搬送することにより、シャッター62を開閉させている。さらに、バキュームバルブ55の弁体55aの開閉もパルスモータ(図示せず)によって行っている。
制御装置73は、リニアセンサ72の検出出力に基づいてV桝1の仕切板14の位置を判定し、この仕切板14の位置に応じてパルスモータ77を適宜の回動角度だけ回動させて、シャッター板62を開閉させ、散薬を溜めるV桝1内の範囲でのみ、薬剤吸い込み器5の各吸い込み口5aを開放させる。また、制御装置73は、仕切板14の位置に応じてバキュームバルブ55のパルスモータを適宜の回動角度だけ回動させて、弁体55aを開閉させ、薬剤粉塵吸い込み器5による吸引力を一定にさせる。
図10及び図11は、薬剤粉塵吸い込み器の変形例を示している。
図10に示す薬剤粉塵吸い込み器81は、複数の吸い込み口82を有しており、空気経路51から遠くなる程、これらの吸い込み口82の径を大きくしている。これは、空気経路51からの距離にかかわらず、各吸い込み口82の吸引力を一定にするためである。
図11に示す薬剤粉塵吸い込み器83は、長形の吸い込み口84を有しており、先と同様の理由で、空気経路51から遠くなる程、この吸い込み口84の幅を広くしている。
この発明の集塵装置の一実施例を適用したV桝薬剤分割装置を示す側面図 図1におけるV桝、分割容器及びホッパーを示す図 図1におけるV桝内の仕切板の移動機構を示す斜視図 図1におけるV桝、分割容器及びホッパーを示す図 図1の集塵装置の機構を概略的に示す図 図6(a)及び(b)は図1における薬剤粉塵吸い込み器を示す正面図及び断面図 図1における薬剤粉塵吸い込み器のシャッター板を例示する図 図1におけるマグネットと磁気センサの位置関係を示す図 この発明の集塵装置の他の実施例を適用したV桝薬剤分割装置を概略的に示す図 薬剤吸い込み器の一変形例を示す正面図 薬剤吸い込み器の他の変形例を示す正面図 従来の集塵装置を適用したV桝薬剤分割装置を示す斜視図
符号の説明
1 V桝
2 分割容器
3 ホッパー
4 包装装置
5 薬剤粉塵吸い込み器
6 送風機
7 吸引濾過装置
11 支持ブロック
12 開閉板
14 仕切板
15 ローラ支持アーム
23 小容器
24 開閉蓋
39 爪
46 ヒーターローラ
47 包装用紙
51,52 空気経路
53 ファン
54 集塵フィルター
55 バキュームバルブ
56 分割容器クリーナー
58 V桝クリーナー
62 シャッター板
81,83 薬剤粉塵吸い込み器

Claims (1)

  1. V桝薬剤分割装置の集塵装置であって、
    前記V桝薬剤分割装置が、薬剤を溜めるV型断面形状の溝の底部が開閉し、前記溝内を移動自在に仕切る仕切板を設けたV桝と、このV桝の下方に前記溝に沿って並設された複数の小容器からなる分割容器とを備え、前記仕切板で定めた溝の範囲に溜めた薬剤を、前記底部を開いて前記分割容器に落として分割するV桝薬剤分割装置であり、
    前記集塵装置が、前記V桝の溝の一辺に薬剤粉塵吸込口を設け、この吸込口につながる空気経路を通じて吸引した空気を集塵フィルターを介して排出する吸引濾過手段を設けた集塵装置である、V桝薬剤分割装置の集塵装置において、
    前記薬剤粉塵吸込口の開口面積を前記空気経路から離間する程大きくし、
    前記空気経路に前記空気経路の空気抵抗を調節する弁体を設け、前記薬剤粉塵吸込口の前面にガイド溝を設け、このガイド溝にシャッター板を嵌め入れ、このシャッター板の一端を前記仕切板に連結し、前記仕切板の移動に伴って前記シャッター板を移動させて、前記薬剤粉塵吸込口を全部又は部分的に開閉し、この仕切板の移動を前記弁体に伝えて、前記薬剤粉塵吸込口の開閉に応じて前記弁体を開閉することを特徴とする、V桝薬剤分割装置の集塵装置。
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