JP4265693B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
本発明は、縦開きの扉を有した加熱調理器の清掃性、安全性、使い勝手を向上させる改良技術に関するものである。
従来、この種の加熱調理器としては、加熱室内が高温となるオーブントースターで扉を開けると食品載置台が連動し平行に出てくる構成が一般的である(たとえば、特許文献1参照)。
図11において、加熱室1の内部には食品等の被加熱物を載せるための載置台2が配置されている。加熱室1の両側の側壁に設けられた載置台スライド孔3から加熱室1内に突出して設けられている載置台保持棒4は載置台スライド孔3に沿って移動でき、保持棒4には載置台2の側部が接続されている。加熱室1の前面には扉5が設けられ、扉5の下部両端は本体6に固定され、本体6の固定部を支点に縦に開閉できる構成となっている。扉5の裏面には、突出して設けられている載置台引出しレバー7を左右に設け、載置台2を引出しレバー7の載置台係合溝部8に着脱可能に引っ掛けられている。
特開2000−79066号公報
しかしながら、前記従来の構成では、載置台2は加熱室1の両側面に設けたスライド孔3の形状と、扉5に設けた引出しレバー7の形状や高さの調整で水平状態を保ちながら、扉5の開閉に連動して前後方向に移動することができ、調理時に熱い加熱室1から食品等の被加熱物を取り出す安全性は良いが、載置台2を清掃する時は扉5を全開すると外すことができず、扉5を途中で止めた状態でしか外せない構成となっている。
また、扉5の内側に載置台2を引き出すレバー7が突出しているため、扉5の清掃がしにくいという2つの課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ドアを開き載置台を手前に引き出すと、前記載置台は、加熱室内底面と前記ドア面上に乗った状態でも、載置台上面を水平に維持できる構成にすることで、扉及び載置台の清掃性を向上させ、使い勝手の良い加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、加熱室の前面に縦開きのドアを有し、前記ドアを開き載置台を手前に引き出すと、前記載置台は、加熱室内底面と前記ドア面上に乗った状態でも、載置台上面を水平に維持できる構成としたものである。
この加熱調理器では、載置台を単独で取り出せると共にドアに突起物がなくなり、清掃性が向上する。
本発明の加熱調理器は、加熱室の前面に縦開きのドアを有し、加熱室内底面と前記ドア面上の高さが略同一高さになるようにし、前記ドアを開き載置台を手前に引き出すと、前記載置台は、加熱室内底面と前記ドア面上に乗った状態でも、載置台上面を水平に維持できる構成としたことにより、載置台73は底板53a上、扉37の平面金属部分37aを
自由にスライドすることが可能となり、加熱室内が高温になっていても、扉37を開き載置台73をスライドして扉37上に簡単に引き出すことが出来る。
自由にスライドすることが可能となり、加熱室内が高温になっていても、扉37を開き載置台73をスライドして扉37上に簡単に引き出すことが出来る。
お手入れをする場合は、レールストッパ90cから斜めに持ち上げると、載置台73の後脚部75c、75dの異形の突起75e(断面円形で一部平面)がレールストッパ90cから外れ、レール90aの下側の突起から斜めに傾斜させた壁に沿って簡単に載置台73を外すことができる。
また、載置台73は単独で取り出せる構成で、載置台73、加熱室内のお手入れも簡単に行える。扉37にも突起物もなく使い勝手のよい加熱調理器を提供することができる。
第1の発明は、加熱室の前面に縦開きのドアを有し、前記ドアを開き載置台を手前に引き出すと、前記載置台は、加熱室内底面と前記ドア面上に乗った状態でも、載置台上面を水平に維持できる構成としたものである。
この加熱調理器では、載置台を単独で取り出せると共にドアに突起物がなくなり、清掃性が向上する。
第2の発明は、第1の発明にかかる加熱調理器であって、ドアを完全に開けた状態で、加熱室内底面と前記ドア面上の高さが略同一高さになることを特徴とする。この加熱調理器では、加熱室内底面と前記ドア面上の高さが略同一高さにすることで、高さのある被加熱物であっても、スムーズに引き出すことが可能となる。
第3の発明は、第1または2の発明にかかる加熱調理器であって、載置台の周辺に脚部を有し、前記載置台を手前に引き出すと、前記載置台の脚部がドアの水平面上を移動する構成としたことを特徴とする。この加熱調理器では、載置台の周辺に脚部を有し、前記載置台を手前に引き出すと、前記載置台の脚部がドアの水平面上を移動することで、載置台の移動中も被加熱物が安定してスムーズに引き出すことが可能となる。
第4の発明は、第1または2の発明にかかる加熱調理器であって、載置台の周辺に脚部を有し、前記載置台を手前に引き出すと、前記載置台の脚部がドアの金属部分面上を移動する構成としたことを特徴とする。この加熱調理器では、載置台の周辺に脚部を有し、前記載置台を手前に引き出すと、前記載置台の脚部がドアの金属部分面上を移動することで、載置台脚部、ドアの金属部分の摺動による摩耗を軽減でき、長時間の使用が可能となる。
第5の発明は、第1または2の発明にかかる加熱調理器であって、加熱調理器は高周波加熱手段を有し、ドアは、加熱室開口面と対向する位置に電波漏洩防止機能を兼ね備えた水平な金属部分とを備え、前記載置台を手前に引き出すと、前記載置台の脚部が安定して乗るように前記水平な金属部分を広くした構成としたことを特徴とする。この加熱調理器では、高周波加熱手段を有し、ドアは、加熱室開口面と対向する位置に電波漏洩防止機能を兼ね備えた水平な金属部分とを備えたものであっても、載置台の脚部が安定して乗るように前記水平な金属部分を広くした構成にすることで、載置台脚部、ドアの金属部分の摺動による摩耗を軽減でき、長時間の使用が可能となる。
第6の発明は、第5の発明にかかる加熱調理器であって、水平な金属部分は、加熱室開口面側を広くし、載置台を手前に引き出すと、前記載置台の脚部が安定して乗るように構成したことを特徴とする。この加熱調理器では、水平な金属部分は、加熱室開口面側を広くし、載置台を手前に引き出すと、前記載置台の脚部が安定して乗るように構成すること
で、載置台脚部、ドアの金属部分の摺動による摩耗を軽減でき、長時間の使用が可能となる。
で、載置台脚部、ドアの金属部分の摺動による摩耗を軽減でき、長時間の使用が可能となる。
第7の発明は、加熱室内の載置台上に置かれた食品を加熱する加熱調理器であって、前記前記載置台を移動さすためのレール部を設け、前記載置台を手前に引き出す際に、載置台を所定の位置で止めるストッパ部を有し、かつ前記載置台は前記加熱室内に着脱可能としたことを特徴とする。この加熱調理器では、前記前記載置台を移動さすためのレール部を設け、前記載置台を手前に引き出す際に、載置台を所定の位置で止めるストッパ部を有し、かつ前記載置台は前記加熱室内に着脱可能としたことで、引き出しすぎてドアから落ちるといった問題もなく、かつ載置台も単独で清掃できる。
第8の発明は、第7の発明にかかる加熱調理器であって、載置台を所定の位置まで引き出すと、前記載置台の1/3以上がドア上に位置する構成としたことを特徴とする。この加熱調理器では、載置台を所定の位置まで引き出すと、前記載置台の1/3以上がドア上に位置する構成としたことで、被加熱物を取る際、火傷の恐れを軽減できる。
第9の発明は、第7の発明にかかる加熱調理器であって、加熱調理器は高周波加熱手段を有し、マグネトロンと導波管とを加熱室の後ろよりに配置することで、載置台を引き出しても重心が安定する構成としたことを特徴とする。
この加熱調理器では、加熱調理器は高周波加熱手段を有し、マグネトロンと導波管とを加熱室の後ろよりに配置することで、載置台を引き出しても重心が安定する構成としたことで、重量のある被加熱物の取り出しに際しても、製品の転倒等のない安全な商品となる。
第10の発明は、第9の発明にかかる加熱調理器であって、ストッパ部を絶縁体で構成したことを特徴とする。この加熱調理器では、ストッパ部を絶縁体で構成したことで、載置台と加熱室間を絶縁することができ、スパーク等のない安全な商品となる。
第11の発明は、第7〜10の発明にかかる加熱調理器であって、加熱室壁面上に形成された孔部または切り込み部にストッパ部のツメを引っ掛けて取り付ける構成としたことを特徴とする。この加熱調理器では、加熱室壁面上に形成された孔部または切り込み部にストッパ部のツメを引っ掛けてのみで取り付ける構成としたことで、容易に組み立てができる。
第12の発明は、第11の発明にかかる加熱調理器であって、加熱室は複数の壁面部材から成り、曲げ、かしめ、スポット溶接などによりユニット化して形成するものとし、ストッパを所定の壁面に仮止めしたあとにユニット化することで、前記ストッパが他の壁面に規制されて外れなくなる構成としたことを特徴とする。この加熱調理器では、ユニット化することで、前記ストッパが他の壁面に規制されて外れなくなる構成としたことで、容易に組み立てができる。
第13の発明は、第11または12の発明にかかる加熱調理器は、請求11または請求12記載の加熱調理器であって、マイクロ波により食品を加熱する加熱調理器であって、孔部または切り込み部の長さをマイクロ波の波長の1/4以下としたことを特徴とする。この加熱調理器では、孔部または切り込み部の長さをマイクロ波の波長の1/4以下としたことで、孔部または切り込み部からの電波漏洩を抑えることができる。
第14の発明は、第14の発明にかかる加熱調理器は、請求7または請求8記載の加熱調理器であって、載置台の後ろ側の脚部がストッパ部に当接することで、前記載置台を引
き出すことが妨げられる構成としたことを特徴とする。この加熱調理器では、載置台の後ろ側の脚部がストッパ部に当接することで、載置台の移動距離を自在に選択できる。
き出すことが妨げられる構成としたことを特徴とする。この加熱調理器では、載置台の後ろ側の脚部がストッパ部に当接することで、載置台の移動距離を自在に選択できる。
第15の発明は、第14の発明にかかる加熱調理器であって、ストッパ部の後ろ側にレールを一体化し、載置台の後ろ側の脚部が前記レールに沿って前後方向に移動自在な構成としたことを特徴とする。この加熱調理器では、ストッパ部の後ろ側にレールを一体化し、載置台の後ろ側の脚部が前記レールに沿って前後方向に移動自在な構成としたことで、組み立て性が向上する。
第16の発明は、第14または15の発明にかかる加熱調理器であって、載置台の後ろ側の脚部をレールには接するが加熱室底面には接しない構成とし、前記載置台の後ろ側の脚部と前記レールとの接点を支点にして前記載置台の手前側を持ち上げることが容易な構成としたことを特徴とする。この加熱調理器では、加熱室底面には接しない構成とし、前記載置台の後ろ側の脚部と前記レールとの接点を支点にして前記載置台の手前側を持ち上げることが容易な構成としたことで、加熱室内の底面の清掃性が向上する。
第17の発明は、第7の発明にかかる加熱調理器であって、ストッパ部の上部を手前側に傾斜させる構成としたことを特徴とする。この加熱調理器では、ストッパ部の上部を手前側に傾斜させる構成としたことで、ガイドとなり容易に載置台の挿入、挿抜が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明に係る加熱調理器の扉を開けた状態を前側から見た斜視図、図2は載置台の斜視図、図3は図1に示した加熱調理器のA−A矢視を(a)、B−B矢視を(b)に表した内部構造の説明図である。
図1は本発明に係る加熱調理器の扉を開けた状態を前側から見た斜視図、図2は載置台の斜視図、図3は図1に示した加熱調理器のA−A矢視を(a)、B−B矢視を(b)に表した内部構造の説明図である。
本実施の形態による加熱調理器100は、例えば直方体状に形成した本体31の前面が開口部33となり、この開口部には窓35を有した扉37が、下部に設けられたヒンジ38(図3参照)を介して開閉自在に取り付けられている。扉37には加熱室開口面と対向する位置に水平な金属部分37aが設けてあり、扉37を閉めた状態で本体31の前面開口部33と接触する位置関係としている。また、本体31の前面開口部33の左右に対向する扉37の水平な金属部分37aは後で説明する載置台73の耐熱樹脂の脚部75が乗る幅以上の広さとしている。本体31の前面開口部33の上下に対向する扉37の水平な金属部分37aは、前面開口部33と略同位置としている。扉37の開放は、ストッパ39によって略水平状態で規制されるようになっている。扉37の内面にはロック爪41が突設され、ロック爪41は本体31に設けられたロック孔43に進入して扉37を閉止状態にロック可能としている。また、扉37の内面には閉止検出突起45が突設され、閉止検出突起45は本体31に設けられた検出孔47に進入し、扉37の閉止状態が検出されるようになっている。なお、この閉止検出信号は、後述するマグネトロンの安全停止制御等に用いられる。
本体31の内部には本体31の外装板49に覆われた加熱室51が設けられ、加熱室51は開口部33により開口されて扉37によって開閉される。加熱室51は、面材53である底板53a、側板53b、後板53c、天板53dによって、前面の開口した箱状に形成されている。底板53a下方に下部加熱部61(図3参照)があり、熱変形防止、均一加熱のための絞り部531aが設けてあるが、後で説明する載置台73の耐熱樹脂の脚部75が摺動する側壁53b近傍はフラットにしている。上記の面材53としては、例え
ば自己浄化機能を有するセルフクリーニング層を有する鋼板や、表面に防汚性に優れるフッ素コーティングを施した鋼板等を好適に用いることができる。
ば自己浄化機能を有するセルフクリーニング層を有する鋼板や、表面に防汚性に優れるフッ素コーティングを施した鋼板等を好適に用いることができる。
本体31の片端(右端)には電装室55が設けられ、電装室55には後述のマグネトロン等が設置される。電装室55の前面には操作パネル57が取り付けられ、操作パネル57は加熱時間などを表示する(図示しない)表示部、高周波加熱又はヒータ加熱を選択する(図示しない)選択ボタン、加熱時間等の加熱条件を入力する(図示しない)入力ボタン等を有している。
加熱室51には、底板53a上に、載置台73が置かれるようになっている。載置台73は、底板53aと略同面積で形成されて、加熱室51内へ挿入可能となっている。図2に示すように、載置台73は、アルミ等の金属板からなり四隅にキャップ状の耐熱樹脂の脚部75を備え、底板53aに置いた際に、底板53aから所定間隔上方に配置されるようになっている。前記扉37が開かれ、略水平状態になった時には、底板53aと扉37の金属部分37aが略同一高さとなってあり、載置台73は底板53a上、扉37の平面金属部分37aを自由にスライドすることが可能となっている。
載置台73には例えば長円状の複数の穴77が穿設され、穴77は天板53dからの輻射熱を透過容易にするとともに、マイクロ波の乱反射効果を高めている。つまり、載置台73は、焼き網機能と、マイクロ波の攪拌機能とを有している。
図3に示すように、本体31は、加熱室51の天板53dの前面開口部33側に上部加熱部59、その後方に電装室55に接続される導波路67と、天板53dに開口する導波路67の導波孔69を設けている。加熱室51の下方には下部加熱部61を有している。
ヒータ室63は、断面台形状に形成され、凹部内面が棒状ヒータ65の反射板となっている。導波路67は、図3(b)に示すように、L字状のダクトとして形成され、一端が上記導波孔69として加熱室51に開口し、他端が電装室55に設けられたマグネトロン71に接続されている。導波路67、導波孔69が天板53bの後方に位置しているため、マグネトロン71も同様に後方に配置している。マグネトロン71は、(図示しない)高圧トランスによって駆動電力が供給されることで、マイクロ波を発振させ、導波路67を介して導波孔69から加熱室51内へマイクロ波を発射する。なお、これらマグネトロン71等は、電装室55内に設けられた(図示しない)冷却ファンによって駆動時に冷却されるようになっている。以上のように構成された加熱調理器について、以下にその動作、作用を説明する。
まず、調理をする場合、扉37を開き被加熱物(図示せず)を載置台73に載せるが、載置台73は単独で取り出せるため、操作しやすい扉37上に置くことができる。扉37には載置台73の耐熱樹脂の脚部75が乗る幅以上の広さの水平な金属部分37aに設定してあり、扉37は略水平状態でストッパ39により固定しているので安定した操作が行える。被加熱物を加熱室に入れるときは、加熱室底板53aと扉37の金属部分37aが略同一高さとなっていること、載置台73の耐熱樹脂の脚部75が摺動する側壁53b近傍はフラットにしていることより、載置台73は底板53a上、扉37の平面金属部分37aを自由にスライドすることが可能となっている。
調理目的に合った加熱(ヒーター加熱、高周波加熱etc)を操作パネル57より選択し調理を開始する。設定時間終了後も同様で、加熱室内が高温になっていても、扉37を開き載置台73をスライドして扉37上に簡単に引き出すことが出来、熱さを感じない位置で調理物を扱うことができる。また、載置台73は単独で取り出せる構成で、載置台73、加熱室内のお手入れも簡単に行える。扉37にも突起物もなく使い勝手のよい構成と
なっている。
なっている。
以上のように、本実施の形態においては、加熱室の前面に縦開きのドアを有し、加熱室内底面と前記ドア面上の高さが略同一高さになるようにし、前記ドアを開き載置台を手前に引き出すと、前記載置台は、加熱室内底面と前記ドア面上に乗った状態でも、載置台上面を水平に維持できる構成としたことにより、載置台73は底板53a上、扉37の平面金属部分37aを自由にスライドすることが可能ととなり、加熱室内が高温になっていても、扉37を開き載置台73をスライドして扉37上に簡単に引き出すことが出来る。
また、載置台73は単独で取り出せる構成で、載置台73の掃除、加熱室内の掃除も簡単に行える。扉37にも突起物もなく使い勝手のよい加熱調理器を提供することができる。
(実施の形態2)
図4は本発明に係る加熱調理器の扉を開けた状態を前側から見た斜視図、図5は載置台の斜視図、図6は図4に示した加熱調理器のA−A矢視を(a)、B−B矢視を(b)に表した内部構造の説明図、図7は主要部断面図、図8(a)は主要部の正面図、図8(b)は主要部詳細図である。
図4は本発明に係る加熱調理器の扉を開けた状態を前側から見た斜視図、図5は載置台の斜視図、図6は図4に示した加熱調理器のA−A矢視を(a)、B−B矢視を(b)に表した内部構造の説明図、図7は主要部断面図、図8(a)は主要部の正面図、図8(b)は主要部詳細図である。
本実施の形態による加熱調理器100は、例えば直方体状に形成した本体31の前面が開口部33となり、この開口部には窓35を有した扉37が、下部に設けられたヒンジ38(図6参照)を介して開閉自在に取り付けられている。扉37には加熱室開口面と対向する位置に水平な金属部分37aが設けてあり、扉37を閉めた状態で本体31の前面開口部33と接触する位置関係としている。また、本体31の前面開口部33の左右に対向する扉37の水平な金属部分37aは後で説明する載置台73の耐熱樹脂の脚部75が乗る幅以上の広さとしている。本体31の前面開口部33の上下に対向する扉37の水平な金属部分37aは、前面開口部33と略同位置としている。扉37の開放は、ストッパ39によって略水平状態で規制されるようになっている。扉37の内面にはロック爪41が突設され、ロック爪41は本体31に設けられたロック孔43に進入して扉37を閉止状態にロック可能としている。また、扉37の内面には閉止検出突起45が突設され、閉止検出突起45は本体31に設けられた検出孔47に進入し、扉37の閉止状態が検出されるようになっている。なお、この閉止検出信号は、後述するマグネトロンの安全停止制御等に用いられる。
本体31の内部には本体31の外装板49に覆われた加熱室51が設けられ、加熱室51は開口部33により開口されて扉37によって開閉される。加熱室51は、面材53である底板53a、側板53b、後板53c、天板53dによって、前面の開口した箱状に形成されている。底板53a下方に下部加熱部61(図6参照)があり、熱変形防止、均一加熱のための絞り部531aが設けてあるが、後で説明する載置台73の耐熱樹脂の脚部75が摺動する側壁53b近傍はフラットにしている。上記の面材53としては、例えば自己浄化機能を有するセルフクリーニング層を有する鋼板や、表面に防汚性に優れるフッ素コーティングを施した鋼板等を好適に用いることができる。
本体31の片端(右端)には電装室55が設けられ、電装室55には後述のマグネトロン等が設置される。電装室55の前面には操作パネル57が取り付けられ、操作パネル57は加熱時間などを表示する(図示しない)表示部、高周波加熱又はヒータ加熱を選択する(図示しない)選択ボタン、加熱時間等の加熱条件を入力する(図示しない)入力ボタン等を有している。
加熱室51の側壁53bには、載置台73を前後に移動させるためのレール90aが両
サイドに設けられている。レール90aは耐熱樹脂(PPS)にしておりヒーター加熱にも耐えられる。図5、図8(b)に示すように、載置台73は、アルミ等の金属表面に耐熱塗装を施しており、四隅には耐熱樹脂(PPS)の脚部75を備えている。載置台73の前脚部75a、75bは底板53a上に接し、後脚部75c、75dは、前記レール90aを摺動する。後脚部75cと対象の後脚部75dにはレール90aを摺動するための、異形の突起75e(断面円形で一部平面)を設けている。図7、図8(a)に示すように、レール90aは断面形状が上下に突起中央に平面部を有しており、前記載置台の後脚部75c、75dの異形の突起75eはこの平面部を摺動する。また、後脚部75cと底板53a間には隙間を設けている。この隙間は図10に示すように、加熱室内に設置した載置台73の前を天板53dに当てた時でも、底板53aに当たらない寸法としている。図8(a)に示すように、前記レール90aの下側の突起の片側には一部垂直の壁90cを持つ上の突起に向け斜めに傾斜させた壁を設けている。
サイドに設けられている。レール90aは耐熱樹脂(PPS)にしておりヒーター加熱にも耐えられる。図5、図8(b)に示すように、載置台73は、アルミ等の金属表面に耐熱塗装を施しており、四隅には耐熱樹脂(PPS)の脚部75を備えている。載置台73の前脚部75a、75bは底板53a上に接し、後脚部75c、75dは、前記レール90aを摺動する。後脚部75cと対象の後脚部75dにはレール90aを摺動するための、異形の突起75e(断面円形で一部平面)を設けている。図7、図8(a)に示すように、レール90aは断面形状が上下に突起中央に平面部を有しており、前記載置台の後脚部75c、75dの異形の突起75eはこの平面部を摺動する。また、後脚部75cと底板53a間には隙間を設けている。この隙間は図10に示すように、加熱室内に設置した載置台73の前を天板53dに当てた時でも、底板53aに当たらない寸法としている。図8(a)に示すように、前記レール90aの下側の突起の片側には一部垂直の壁90cを持つ上の突起に向け斜めに傾斜させた壁を設けている。
前記、後脚部75c、75dの異形突起75eの平面部がレール90aの一部垂直の壁90cに当たり、それ以上引き出せないようになっている。載置台73は、この上と下の突起の間より後脚部75c、75dを挿入し、レールに沿って挿入する。載置台73はこの四隅の脚部75a、75b、75c、75dによって、底板53aに置いた際に、底板53aから所定間隔上方に配置されるようになっている。前記扉37が開かれ、略水平状態になった時には、底板53aと扉37の金属部分37aが略同一高さとなってあり、載置台73は底板53a上、扉37の平面金属部分37aを自由にスライドすることが可能となっている。
載置台73には例えば長円状の複数の穴77が穿設され、穴77は天板53dからの輻射熱を透過容易にするとともに、マイクロ波の乱反射効果を高めている。つまり、載置台73は、焼き網機能と、マイクロ波の攪拌機能とを有している。
図6(a)、図6(b)に示すように、本体31は、加熱室51の天板53dの前面開口部33側に上部加熱部59、その後方に電装室55に接続される導波路67と、天板53dに開口する導波路67の導波孔69を設けている。加熱室51の下方には下部加熱部61を有している。
ヒータ室63は、断面台形状に形成され、凹部内面が棒状ヒータ65の反射板となっている。導波路67は、図6(b)に示すように、L字状のダクトとして形成され、一端が上記導波孔69として加熱室51に開口し、他端が電装室55に設けられたマグネトロン71に接続されている。導波路67、導波孔69が天板53bの後方に位置しているため、マグネトロン71も同様に後方に配置している。マグネトロン71は、(図示しない)高圧トランスによって駆動電力が供給されることで、マイクロ波を発振させ、導波路67を介して導波孔69から加熱室51内へマイクロ波を発射する。なお、これらマグネトロン71等は、電装室55内に設けられた(図示しない)冷却ファンによって駆動時に冷却されるようになっている。
図9(a)〜(c)はレールの取り付け方法を示す説明図である。
図9(a)のレール90a、90b(壁面反対位置/図示せず)に設けた5つのツメを図9(b)の加熱室側板53bの5つの孔に挿入する。この時、レール90aの一部垂直の壁90cを持つ上の突起に向け斜めに傾斜させた壁側を加熱室の前面開口部33側にする。挿入後矢印の方向に角穴にあたるまでスライドさせる。その後、図9(c)に示すように、一体で構成された側板53b、後板53cを折り曲げレール90a、90bの固定としている。加熱室側板53bの孔は、使用波長の1/4λ以下に設定して電波漏洩を防止している。本実施例では15mm以下の角孔に設定している。レール90aの固定に必
要な追加部品もなく、安価で簡単かつ確実な固定が出来る。
要な追加部品もなく、安価で簡単かつ確実な固定が出来る。
以上のように構成された加熱調理器について、以下にその動作、作用を説明する。
まず、調理をする場合、扉37を開き被加熱物(図示せず)を載置台73に載せるが、載置台73はレール90a、90bの垂直の壁(ストッパ)90cまで引き出せる。このレール90a、90bのストッパ90cを設けることで、誤って引き出しすぎて扉37から被加熱物を落とすこともない。
レールストッパ90c位置は約1/3以上載置台73が扉に乗るようにし、かつマグネトロン71と導波路67とを加熱室の後ろよりに配置することで、重心が後になり、本体の安定感が増し、扉37上で調理の準備をしても全く問題ない。
扉37には載置台73の耐熱樹脂の脚部75が乗る幅以上の広さの水平な金属部分37aに設定してあること、扉37は略水平状態でストッパ39により固定していること、加熱室内底面と前記ドア面上の高さが略同一高さになるようしていること、載置台73の耐熱樹脂の脚部75が摺動する側壁53b近傍はフラットにしていることより、載置台73は底板53a上、扉37の平面金属部分37aを自由にスライドすることが可能となっている。
被加熱物を加熱室内に入れ、調理目的に合った加熱(ヒーター加熱、高周波加熱etc)モードを操作パネル57より選択し調理を開始する。載置台73はヒーター加熱調理にも使用するため、金属製で耐熱塗装をしてあり、脚部75は温度の比較的低い四隅に設けてある。高周波加熱時に加熱室壁53との間でのスパークを防止するため、脚75、レール90は樹脂(PPS)を使用している。したがって、ヒーター加熱時、高周波加熱時ともに安全に使用できる。
設定時間終了後の場合も調理開始時と同様で、被加熱物の載った載置台73はレール90a、90bの垂直の壁(ストッパ)90cまで引き出すとそれ以上引き出せないため、扉37から被加熱物を落とす心配もない。
扉37には載置台73の耐熱樹脂の脚部75が乗る幅以上の広さの水平な金属部分37aに設定してあること、扉37は略水平状態でストッパ39により固定していること、加熱室内底面と前記ドア面上の高さが略同一高さになるようしていること、載置台73の耐熱樹脂の脚部75が摺動する側壁53b近傍はフラットにしていることより、載置台73は底板53a上、扉37の平面金属部分37a上をスムーズに引き出すことが出来る。
レールストッパ90c位置は約1/3以上載置台73が扉に乗るようにしており、加熱室内が高温になっていても、熱さを感じない位置で調理物を扱うことができる。お手入れの際は、載置台73が加熱室内にセットされた状態でも、載置台73の後脚部75C、75dの異形の突起75e(断面円形で一部平面)がレール90a、90bの突起間の平面部を回転できること、後脚部75cと底板53a間には隙間を設けていることより、載置台73の前を上に持ち上げることができ、加熱室底板53aのお手入れが出来る構成としている。
また、載置台73を洗う場合は、載置台73を単独で取り出すことが可能な構成としている。扉37側にまっすぐ引き出すと、載置台73の後脚部75c、75dの異形の突起75eがレール90aの開口側の垂直壁90cに当たりそれ以上引き出せない。載置台73を上に持ち上げると、後脚部75C、75dの異形の突起75e(断面円形で一部平面)を支点に回転し、レール90a、90b垂直の壁90cからはずれ、斜めに傾斜させた
壁に沿って載置台73が取り出せる。この斜めに傾斜させた壁は載置台を取り付け時のガイドの役目も担っている。このように載置台73が単独で取り外せるため、載置台73自体のお手入れも簡単であるが、加熱室内も何もなく簡単にお手入れができることとなる。
壁に沿って載置台73が取り出せる。この斜めに傾斜させた壁は載置台を取り付け時のガイドの役目も担っている。このように載置台73が単独で取り外せるため、載置台73自体のお手入れも簡単であるが、加熱室内も何もなく簡単にお手入れができることとなる。
以上のように、本実施の形態においては、加熱室の前面に縦開きのドアを有し、加熱室内底面と前記ドア面上の高さが略同一高さになるようにし、前記載置台を移動さすためのレール部を設け、前記載置台を手前に引き出す際に、載置台を所定の位置で止めるストッパ部を有し、かつ前記載置台は前記加熱室内に着脱可能としたことにより、載置台73は底板53a上、扉37の平面金属部分37aを自由にスライドすることが可能となり、加熱室内が高温になっていても、扉37を開き載置台73をスライドして扉37上に簡単に引き出すことが出来る。
また、載置台73は単独で取り出せる構成で、載置台73の掃除、加熱室内の掃除も簡単に行える。扉37にも突起物もなく使い勝手のよい加熱調理器を提供することができる。
さらに、レール90a、90bの加熱室への固定はレール90a、90bのツメを加熱室側板53bの孔に挿入し、側板53b、後板53cを折り曲げによって固定としている。そのため余分な部品も必要なく、安価でシンプルかつ確実強固な固定が簡単な構成でできる。また、加熱室側板53bの孔は、使用波長の1/4λ以下の小さな穴にしており、穴からの電波漏洩も心配ない。
37 扉
51 加熱室
53 面材
53a 底板(面材)
53b 側板(面材)
53c 後板(面材)
53d 天板(面材)
73 載置台
75a 前脚部
75b 前脚部
75c 後脚部
75d 後脚部
90 レール
90c レールストッパ
51 加熱室
53 面材
53a 底板(面材)
53b 側板(面材)
53c 後板(面材)
53d 天板(面材)
73 載置台
75a 前脚部
75b 前脚部
75c 後脚部
75d 後脚部
90 レール
90c レールストッパ
Claims (2)
- 加熱室内の載置台上に置かれた食品を加熱する加熱調理器であって、前記加熱室の前面に縦開きのドアを有し、前記ドアを完全に開けた状態において、前記加熱室内の底面と前記ドア面とが略水平かつ略同一の高さとなる加熱調理器において、前記加熱室内の底面から所定間隔上方に前記載置台を配置させるために前記載置台の四隅に設けられる脚部と、前記加熱室の側板に設けられ、前記脚部のうち前記加熱室の奥側に位置する後脚部に設けられた突起が係合しながら前記載置台が摺動するためのレールとを備えた加熱調理器。
- 前記レールが、前記後脚部に設けられた突起に当たり、前記載置台の水平方向の摺動を停止させるストッパと、前記ストッパにつながる、前記載置台の取り付けおよび取り外し時のガイドとを備えた請求項1に記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
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