JP4281122B2 - 通信制御装置および記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、いわゆるダイヤルイン方式に基づいて通信回線と複数の電話装置などとの間で通信制御を行う通信制御装置、およびその通信制御装置を制御するためのプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ダイヤルイン方式に基づいて通信回線と複数の電話装置などとの間で通信制御を行う代表的なものとしては、構内交換機(PBX)が広く知られている。
【0003】
この種の構内交換機では、一または複数の通信回線に対して複数台の電話装置などを内線電話として接続可能であり、複数台の電話装置などは、複数個の内線ポートを介して接続される。内線ポートそれぞれには、ダイヤルイン契約をした上でユーザ設定によってダイヤルイン番号が割り当て可能とされており、構内交換機が通信回線を通じて相手先からダイヤルイン番号を受信すると、そのダイヤルイン番号に応じた内線ポートが選択されるとともに、その内線ポートに接続された電話装置と通信回線とがダイヤルイン方式によって回線接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の構内交換機では、新たに電話装置を増設する場合、その増設ごとに未使用の内線ポートに対してダイヤルイン番号を割り当てる必要があり、ダイヤルイン番号を実際に割り当てるユーザにとっては、増設する電話装置などが多数あると、内線ポート各々に対してダイヤルイン番号を割り当てなければならず、増設する際のダイヤルイン番号の設定が面倒で、かつユーザ負担が大きいという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みて提案されたものあって、通信端末を増設する場合、ユーザによる設定操作を簡略化し、かつユーザ負担を軽減することができる通信制御装置、およびその通信制御装置を制御するためのプログラムを記憶した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明の通信制御装置は、通信回線に対して複数の通信端末を接続するために複数個の内線ポートを有し、各内線ポートに接続コードを設定することにより当該内線ポートに接続された上記通信端末の上記通信回線を介しての通信が可能になる通信制御装置であって、上記内線ポートごとに上記接続コードを設定するための操作手段と、上記接続コードが設定された上記内線ポートとその接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を記憶する内線ポート情報記憶手段と、上記複数個の内線ポートのうち、いずれか一つの内線ポートに対して上記操作手段により接続コードが設定されると、その一つの内線ポートに上記操作手段により入力された接続コードを割り当て、その一つの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を上記内線ポート情報記憶手段に記憶させるとともに、上記操作手段により上記接続コードが設定された内線ポート以外の接続コード未設定の内線ポートに対しても、上記操作手段により入力された上記一つの内線ポートに対する接続コードと同一の接続コードを割り当て、それらの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を上記内線ポート情報記憶手段に記憶させる記憶制御手段とを有することを特徴としている。
【0007】
この通信制御装置によれば、複数個の内線ポートのうち、いずれか一つの内線ポートに対して操作手段により接続コードが設定されると、その一つの内線ポートにその接続コードが割り当てられ、その一つの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報が内線ポート情報記憶手段に記憶されるとともに、操作手段により接続コードが設定された内線ポート以外の接続コード未設定の内線ポートに対しても操作手段により入力された一つの内線ポートに対する接続コードと同一の接続コードが自動的に割り当てられ、それらの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報が自動的に内線ポート情報記憶手段に記憶されるので、接続コードを少なくとも1つの内線ポートに対して設定すれば、通信端末を増設するためにユーザが残余の接続コード未設定の内線ポート全てについて接続コードを割り当てる必要もなく、残余のうちの所定ポートについては接続コードが自動的に割り当てられることから、ユーザによる設定操作を簡略化し、かつユーザ負担を軽減することができる。
【0008】
通信回線としては、公衆回線であっても専用回線であってもよく、また有線であっても無線であってもよい。
【0009】
通信端末としては、主に音声信号を送受信する電話装置や、画像信号を送受信するファクシミリ装置が適用可能であるが、特に電話装置やファクシミリ装置に限ることはなく、パーソナルコンピュータなどのような通信機能を有するものであってもよい。
【0010】
残余の内線ポートのうちの所定ポートとしては、ポート番号などにより優先順位に基づいて定められた内線ポートや、接続コード未設定の内線ポートが該当する。
【0011】
また、請求項2に記載した発明の通信制御装置は、通信回線に対して複数の通信端末を接続するために複数個の内線ポートを有し、各内線ポートに接続コードが設定されることにより当該内線ポートに接続された上記通信端末の上記通信回線を介しての通信を可能にする通信制御装置であって、上記内線ポートごとに上記接続コードを設定するための操作手段と、上記接続コードが設定された上記内線ポートとその接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を記憶する内線ポート情報記憶手段と、上記複数個の内線ポートのうち、いずれか一つの内線ポートに対して上記操作手段により接続コードが設定されると、その一つの内線ポートに上記操作手段により入力された接続コードを割り当て、その一つの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を上記内線ポート情報記憶手段に記憶させる第1の記憶制御手段と、上記第1の記憶制御手段により上記内線ポート情報が上記内線ポート情報記憶手段に記憶されることによりその内線ポート情報記憶手段に記憶された接続コードが既に記憶されている接続コードと重複することになったか否かを判定する判定手段と、上記判定手段により接続コードが重複することになったと判定されると、上記操作手段により上記接続コードが設定された内線ポート以外の接続コード未設定の全ての内線ポートに対して上記操作手段により入力された上記一つの内線ポートに対する接続コードと同一の接続コードを割り当て、その内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を上記内線ポート情報記憶手段に記憶させる第2の記憶制御手段とを有することを特徴としている。
【0012】
この通信制御装置によれば、複数個の内線ポートのうち、いずれか一つの内線ポートに接続コードを設定し、その内線ポート情報が内線ポート情報記憶手段に記憶されると、その内線ポート情報記憶手段に記憶された接続コードが既に記憶されている接続コードと重複することになったか否かを判定し、接続コードが重複することになると、その重複した接続コードが接続コード未設定の全ての内線ポートの接続コードとして自動的に割り当てられ、それらの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報が自動的に内線ポート情報記憶手段に記憶されるので、通信端末を増設する際に接続コードが未設定の内線ポートに対して接続コードを割り当てる必要もなく、ユーザによる設定操作を簡略化し、かつユーザ負担を軽減することができる。
【0013】
さらに、請求項3に記載した発明の通信制御装置は、請求項1または請求項2に記載の通信制御装置であって、上記接続コードは、上記通信回線を通じて相手先から送信されてくるダイヤルイン番号である。
【0014】
この通信制御装置によれば、請求項1または請求項2に記載の通信制御装置による効果に加えて、接続コードが通信回線を通じて相手先から送信されてくるダイヤルイン番号であるので、そのようなダイヤルイン番号に基づいて交換制御を行う構内交換機によって最適な動作を実現することができる。
【0015】
また、請求項4に記載した発明の記憶媒体は、通信回線に対して複数の通信端末を接続するために複数個の内線ポートと、上記内線ポートごとに接続コードを設定するための操作手段と、上記接続コードが設定された上記内線ポートとその接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を記憶する内線ポート情報記憶手段とを備え、各内線ポートに上記接続コードを設定することにより当該内線ポートに接続された上記通信端末の上記通信回線を介しての通信が可能になる通信制御装置を制御するためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータを、上記複数個の内線ポートのうち、いずれか一つの内線ポートに対して上記操作手段により接続コードが設定されると、その一つの内線ポートに上記操作手段により入力された接続コードを割り当て、その一つの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を上記内線ポート情報記憶手段に記憶させるとともに、上記操作手段により上記接続コードが設定された内線ポート以外の接続コード未設定の内線ポートに対しても、上記操作手段により入力された上記一つの内線ポートに対する接続コードと同一の接続コードを割り当て、それらの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を上記内線ポート情報記憶手段に記憶させる記憶制御手段として機能させるプログラムを記憶したことを特徴としている。
【0016】
この記憶媒体によれば、記憶されたプログラムに基づいてCPUを動作させることにより、請求項1に記載の通信制御装置の動作を実現することができる。
【0017】
さらに、請求項5に記載した発明の記憶媒体は、通信回線に対して複数の通信端末を接続するために複数個の内線ポートと、上記内線ポートごとに上記接続コードを設定するための操作手段と、上記接続コードが設定された上記内線ポートとその接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を記憶する内線ポート情報記憶手段とを備え、上記内線ポートに上記接続コードを設定することにより当該内線ポートに接続された上記通信端末の上記通信回線を介しての通信が可能になる通信制御装置を制御するためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータを、上記複数個の内線ポートのうち、いずれか一つの内線ポートに対して上記操作手段により接続コードが設定されると、その一つの内線ポートに上記操作手段により入力された接続コードを割り当て、その一つの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を上記内線ポート情報記憶手段に記憶させる第1の記憶制御手段と、上記第1の記憶制御手段により上記内線ポート情報が上記内線ポート情報記憶手段に記憶されることによりその内線ポート情報記憶手段に記憶された接続コードが既に記憶されている接続コードと重複することになったか否かを判定する判定手段と、上記判定手段により接続コードが重複することになったと判定されると、上記操作手段により上記接続コードが設定された内線ポート以外の接続コード未設定の全ての内線ポートに対して上記操作手段により入力された上記一つの内線ポートに対する接続コードと同一の接続コードを割り当て、その内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を上記内線ポート情報記憶手段に記憶させる第2の記憶制御手段として機能させるプログラムを記憶したことを特徴としている。
【0018】
この記憶媒体によれば、記憶されたプログラムに基づいてCPUを動作させることにより、請求項2に記載の通信制御装置の動作を実現することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態ついて図面を参照して具体的に説明する。
【0020】
図1は、本発明にかかる通信制御装置の一例として、その回路構成を示した回路ブロック図であって、この図に示すように、通信制御装置1は、CPU11、ROM12、RAM13、EEPROM14、NCU15、およびインターフェース16を具備して構成されている。CPU11、ROM12、RAM13、EEPROM14、NCU15、およびインターフェース16は、バス線により相互に接続されている。バス線には、アドレスバス、データバス、および制御信号線が含まれる。NCU15には、通信回線の一例としての公衆電話回線20が接続されている。インターフェース16には、電話装置やファクシミリ装置などの数台から数千台にわたる通信端末21…が接続可能とされている。
【0021】
CPU11は、ROM12に記憶されたプログラムに基づいて動作することにより、通信制御装置1全体を制御する。ROM12は、各種のプログラムや初期設定値などのデータを記憶している。RAM13は、通信制御に関する各種データを記憶するとともに、CPU11に対して作業領域を提供する。EEPROM14は、各種のフラグや登録データなどを記憶する。NCU15は、公衆電話回線20に接続されて網制御を行う。インターフェース16は、CPU11と通信端末21…との入出力接点として機能する。
【0022】
図2は、インターフェース16における通信端末21…を接続するための接続部を示した概略外観図であって、この図に示すように、通信端末21…を接続するための接続部には、各通信端末21を接続するための数口から数千口にわたる内線ポート160…が設けられているとともに、これら内線ポート160…のそれぞれに対してダイヤルイン番号(接続コード)を設定するためのキースイッチ161が設けられている。ここで、各内線ポート160に対して設定されるダイヤルイン番号とは、回線加入契約などの際、一の加入回線に対して与えられる複数の電話番号であって、このダイヤルイン番号を取得するためには、ダイヤルインサービスの提供を受けることが前提とされている。
【0023】
要点について説明すると、本実施形態における通信制御装置1には、内線ポート160a,160b,…を介して複数台の通信端末21a,21b,…が接続されており、各内線ポート160には、異なるダイヤルイン番号がユーザ設定によって設定可能とされている。
【0024】
ここで、ダイヤルイン番号の設定状態を表す内線ポート情報の模式図を図3に示す。この図を参照して説明すると、ユーザ設定には、マニュアル設定モードと自動設定モードがあり、マニュアル設定モードでは、各内線ポート160ごとにユーザがキースイッチ161を操作してダイヤルイン番号を個別に設定することができる。一方、自動設定モードでは、たとえばポート番号1の内線ポート160aにダイヤルイン番号「1111」を設定すると、他の未設定とされたポート番号2以降の全ての内線ポート160b,160c,…についても、CPU11の制御によって同一のダイヤルイン番号「1111」が自動的に割り当てられる。自動設定モードにおいてさらに進んで、たとえばポート番号3の内線ポート160cにダイヤルイン番号「2222」を設定すると、ポート番号4以降の内線ポート160d,160e,…に同一のダイヤルイン番号「2222」が自動的に割り当てられる。つまり、自動設定モードにおいてダイヤルイン番号をユーザ設定するごとに、設定した内線ポート160より上位の内線ポートに対して自動的に同一のダイヤルイン番号が割り当てられることとなる。
【0025】
このようにして、各内線ポート160に対してユーザ設定または自動的に割り当てられたダイヤルイン番号は、内線ポート情報としてEEPROM14に記憶される。そして、マニュアル設定モードにおいて、たとえばポート番号1,2の内線ポート160a,160bに同一のダイヤルイン番号「1111」が設定され、EEPROM14にダイヤルイン番号が重複して記憶された場合、CPU11は、ポート番号1,2以外の番号未設定の内線ポート160に対し、その重複したダイヤルイン番号「1111」を割り当てる。
【0026】
これにより、相手先からの呼出信号に加えて、たとえばダイヤルイン番号「1111」を内容とする発信信号を公衆電話回線20を介して受信した場合、CPU11は、ダイヤルイン番号「1111」に該当するポート番号の内線ポート160を選択するとともに、その内線ポート160を介して接続された通信端末21に対して呼出信号を送出する。一方、ダイヤルイン番号「2222」を内容とする発信信号を受信した場合、CPU11は、ダイヤルイン番号「2222」に該当する内線ポート160を選択するとともに、その内線ポート160に接続された通信端末21に対して呼出信号を送出する。つまり、相手先から送信されてくるダイヤルイン番号に応じた所定の通信端末21のみが、CPU11の制御によって選択的に回線接続される。
【0027】
すなわち、EEPROM14は、複数の内線ポートに設定された接続コードを記憶している接続コード記憶手段を実現している。
【0028】
CPU11は、複数の内線ポートのうち、いずれかの内線ポートに対して接続コードが設定されると、残余の内線ポートのうちの所定ポートについても同一の接続コードを割り当てる接続コード自動割り当て手段を実現している。また、CPU11は、接続コード記憶手段に記憶された接続コードに重複がある場合、その重複した接続コードを未設定の内線ポートの接続コードとして割り当てる未設定ポート割り当て手段を実現している。
【0029】
ROM13は、通信回線に対して複数の通信端末を接続するために複数個の内線ポートを有し、これら複数個の内線ポートを接続コードに基づいて切り換えつつ、上記通信回線と通信端末との間で各種信号を交換する通信制御装置を制御するためのプログラムを記憶した記憶媒体であって、上記複数の内線ポートのうち、いずれかの内線ポートに対して接続コードが設定されると、残余の内線ポートのうちの所定ポートについても同一の接続コードを割り当てるための接続コード自動割り当てプログラムを含むプログラムを記憶した記憶媒体を実現している。また、ROM13は、上記複数の内線ポートに設定された接続コードを記憶させるための接続コード記憶制御プログラムと、上記接続コード記憶制御プログラムに基づいて記憶された接続コードに重複がある場合、その重複した接続コードを未設定の内線ポートの接続コードとして割り当てるための未設定ポート割り当てプログラムとを含むプログラムを記憶した記憶媒体を実現している。
【0030】
なお、図1〜図3に示す内線ポート160a,160b,…、および通信端末21a,21b,…については、便宜上、符号の一部を省略して図示説明をした箇所もある。
【0031】
次に、上記構成を有する通信制御装置1の動作の要点について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
【0032】
図4は、通信制御装置1におけるダイヤルイン番号の設定手順を示したフローチャートであって、この図に示すように、CPU1は、まずユーザのキー操作によって自動設定モードが選択されたか否かを判断している(S1)。
【0033】
自動設定モードが選択された場合(S1:YES)、CPU11は、ユーザのキー操作による設定入力を待つとともに、ポート番号nに対するダイヤルイン番号が設定入力された時点で、そのダイヤルイン番号をポート番号nの設定番号としてEEPROM14に記憶させる(S2)。
【0034】
その後、CPU11は、ポート番号n+1以降に対するダイヤルイン番号としてS2の設定番号を割り当てるとともに、その設定番号をEEPROM14に記憶させる(S3)。つまり、自動設定モードにおいてダイヤルイン番号をユーザ設定するごとに、設定したポート番号より上位のポート番号に対して自動的に同一のダイヤルイン番号が割り当てられる。
【0035】
S3の自動割り当て処理の後、CPU11は、さらに進んでダイヤルイン番号の設定操作がユーザによってされたか否かを判断し(S4)、設定操作がない場合(S4:YES)、この番号設定処理に関するシーケンスプログラムの実行を終了する。
【0036】
S4において、ユーザによって設定操作がされた場合(S4:NO)、CPU11は、S1に戻って処理動作を繰り返す。
【0037】
S1において、マニュアル設定モードが選択された場合(S1:NO)、CPU11は、ユーザのキー操作による設定入力を待つとともに、ポート番号kに対するダイヤルイン番号が設定入力された時点で、そのダイヤルイン番号をポート番号kの設定番号としてEEPROM14に記憶させる(S5)。
【0038】
その後、CPU11は、S5において設定番号として記憶させたダイヤルイン番号が、既にEEPROM14に記憶されているダイヤルイン番号と重複するか否かを判定する(S6)。
【0039】
設定されたダイヤルイン番号が既に記憶された番号と重複する場合(S6:YES)、CPU11は、ダイヤルイン番号が未設定の内線ポート160に対して重複した番号を割り当てるとともに、その重複番号とダイヤルイン番号未設定の内線ポートとの対応関係を内線ポート情報としてEEPROM14に記憶させ(S7)、その後S4の判断処理に移る。
【0040】
S6において、設定されたダイヤルイン番号が既に記憶された番号と重複しない場合(S6:NO)、CPU11は、S7の記憶処理を行うことなくS4に飛んで所定の判断処理に移行する。
【0041】
したがって、以上の構成、動作を有する通信制御装置1によれば、自動設定モードにおいて、ユーザ設定によりポート番号nの内線ポートにダイヤルイン番号が設定されると、そのポート番号nより上位のポート番号n+1以降の内線ポート全てに対して同一のダイヤルイン番号が自動的に割り当てられるので、ダイヤルイン番号を少なくとも1つの内線ポートに対して設定すれば、通信端末を増設する際にユーザが番号未設定の内線ポートに対してダイヤルイン番号を割り当てる必要もなく、ユーザによる設定操作を簡略化し、かつユーザ負担を軽減することができる。
【0042】
また、マニュアル設定モードでは、内線ポートに対して既に設定されて記憶されたダイヤルイン番号に重複があるならば、その重複したダイヤルイン番号が未設定の内線ポートのダイヤルイン番号として自動的に割り当てられているので、通信端末を増設する際に番号未設定の内線ポートに対してダイヤルイン番号を割り当てる必要もなく、ユーザによる設定操作を簡略化し、かつユーザ負担を軽減することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載した発明の通信制御装置によれば、複数個の内線ポートのうち、いずれか一つの内線ポートに対して操作手段により接続コードが設定されると、、その一つの内線ポートにその接続コードが割り当てられ、その一つの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報が内線ポート情報記憶手段に記憶されるとともに、操作手段により接続コードが設定された内線ポート以外の接続コード未設定の内線ポートに対しても操作手段により入力された一つの内線ポートに対する接続コードと同一の接続コードが自動的に割り当てられ、それらの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報が自動的に内線ポート情報記憶手段に記憶されるので、接続コードを少なくとも1つの内線ポートに対して設定すれば、通信端末を増設するためにユーザが残余の接続コード未設定の内線ポート全てについて接続コードを割り当てる必要もなく、残余のうちの所定ポートについては接続コードが自動的に割り当てられることから、ユーザによる設定操作を簡略化し、かつユーザ負担を軽減することができる。
【0044】
また、請求項2に記載した発明の通信制御装置によれば、複数個の内線ポートのうち、いずれか一つの内線ポートに接続コードを設定し、その内線ポート情報が内線ポート情報記憶手段に記憶されると、その内線ポート情報記憶手段に記憶された接続コードが既に記憶されている接続コードと重複することになったか否かを判定し、接続コードが重複することになると、その重複した接続コードが接続コード未設定の全ての内線ポートの接続コードとして自動的に割り当てられ、それらの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報が自動的に内線ポート情報記憶手段に記憶されるので、通信端末を増設する際に接続コードが未設定の内線ポートに対して接続コードを割り当てる必要もなく、ユーザによる設定操作を簡略化し、かつユーザ負担を軽減することができる。
【0045】
さらに、請求項3に記載した発明の通信制御装置によれば、請求項1または請求項2に記載の通信制御装置による効果に加えて、接続コードが通信回線を通じて相手先から送信されてくるダイヤルイン番号であるので、そのようなダイヤルイン番号に基づいて交換制御を行う構内交換機によって最適な動作を実現することができる。
【0046】
また、請求項4に記載した発明の記憶媒体によれば、記憶されたプログラムに基づいてCPUを動作させることにより、請求項1に記載の通信制御装置の動作を実現することができる。
【0047】
さらに、請求項5に記載した発明の記憶媒体によれば、記憶されたプログラムに基づいてCPUを動作させることにより、請求項2に記載の通信制御装置の動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる通信制御装置の一例として、その回路構成を示した回路ブロック図である。
【図2】 インターフェースにおける通信端末を接続するための接続部を示した概略外観図である。
【図3】 ダイヤルイン番号の設定状態を表す内線ポート情報を模式的に示した模式図である。
【図4】 通信制御装置におけるダイヤルイン番号の設定手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 通信制御装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 EEPROM
15 NCU
16 インターフェース(I/F)
160a,160b,… 内線ポート
161 キースイッチ
20 公衆電話回線
21a,21b,… 通信端末
Claims (5)
- 通信回線に対して複数の通信端末を接続するために複数個の内線ポートを有し、各内線ポートに接続コードを設定することにより当該内線ポートに接続された上記通信端末の上記通信回線を介しての通信が可能になる通信制御装置であって、
上記内線ポートごとに上記接続コードを設定するための操作手段と、
上記接続コードが設定された上記内線ポートとその接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を記憶する内線ポート情報記憶手段と、
上記複数個の内線ポートのうち、いずれか一つの内線ポートに対して上記操作手段により接続コードが設定されると、その一つの内線ポートに上記操作手段により入力された接続コードを割り当て、その一つの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を上記内線ポート情報記憶手段に記憶させるとともに、上記操作手段により上記接続コードが設定された内線ポート以外の接続コード未設定の内線ポートに対しても、上記操作手段により入力された上記一つの内線ポートに対する接続コードと同一の接続コードを割り当て、それらの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を上記内線ポート情報記憶手段に記憶させる記憶制御手段とを有することを特徴とする通信制御装置。 - 通信回線に対して複数の通信端末を接続するために複数個の内線ポートを有し、各内線ポートに接続コードが設定されることにより当該内線ポートに接続された上記通信端末の上記通信回線を介しての通信を可能にする通信制御装置であって、
上記内線ポートごとに上記接続コードを設定するための操作手段と、
上記接続コードが設定された上記内線ポートとその接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を記憶する内線ポート情報記憶手段と、
上記複数個の内線ポートのうち、いずれか一つの内線ポートに対して上記操作手段により接続コードが設定されると、その一つの内線ポートに上記操作手段により入力された接続コードを割り当て、その一つの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を上記内線ポート情報記憶手段に記憶させる第1の記憶制御手段と、
上記第1の記憶制御手段により上記内線ポート情報が上記内線ポート情報記憶手段に記憶されることによりその内線ポート情報記憶手段に記憶された接続コードが既に記憶されている接続コードと重複することになったか否かを判定する判定手段と、
上記判定手段により接続コードが重複することになったと判定されると、上記操作手段により上記接続コードが設定された内線ポート以外の接続コード未設定の全ての内線ポートに対して上記操作手段により入力された上記一つの内線ポートに対する接続コードと同一の接続コードを割り当て、その内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を上記内線ポート情報記憶手段に記憶させる第2の記憶制御手段と、
を有することを特徴とする通信制御装置。 - 上記接続コードは、上記通信回線を通じて相手先から送信されてくるダイヤルイン番号である、請求項1または請求項2に記載の通信制御装置。
- 通信回線に対して複数の通信端末を接続するために複数個の内線ポートと、上記内線ポートごとに接続コードを設定するための操作手段と、上記接続コードが設定された上記内線ポートとその接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を記憶する内線ポート情報記憶手段とを備え、各内線ポートに上記接続コードを設定することにより当該内線ポートに接続された上記通信端末の上記通信回線を介しての通信が可能になる通信制御装置を制御するためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
コンピュータを、上記複数個の内線ポートのうち、いずれか一つの内線ポートに対して上記操作手段により接続コードが設定されると、その一つの内線ポートに上記操作手段により入力された接続コードを割り当て、その一つの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を上記内線ポート情報記憶手段に記憶させるとともに、上記操作手段により上記接続コードが設定された内線ポート以外の接続コード未設定の内線ポートに対しても、上記操作手段により入力された上記一つの内線ポートに対する接続コードと同一の接続コードを割り当て、それらの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を上記内線ポート情報記憶手段に記憶させる記憶制御手段として機能させるプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 通信回線に対して複数の通信端末を接続するために複数個の内線ポートと、上記内線ポートごとに上記接続コードを設定するための操作手段と、上記接続コードが設定された上記内線ポートとその接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を記憶する内線ポート情報記憶手段とを備え、上記内線ポートに上記接続コードを設定することにより当該内線ポートに接続された上記通信端末の上記通信回線を介しての通信が可能になる通信制御装置を制御するためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
コンピュータを、上記複数個の内線ポートのうち、いずれか一つの内線ポートに対して上記操作手段により接続コードが設定されると、その一つの内線ポートに上記操作手段により入力された接続コードを割り当て、その一つの内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を上記内線ポート情報記憶手段に記憶させる第1の記憶制御手段と、
上記第1の記憶制御手段により上記内線ポート情報が上記内線ポート情報記憶手段に記憶されることによりその内線ポート情報記憶手段に記憶された接続コードが既に記憶されている接続コードと重複することになったか否かを判定する判定手段と、
上記判定手段により接続コードが重複することになったと判定されると、上記操作手段により上記接続コードが設定された内線ポート以外の接続コード未設定の全ての内線ポートに対して上記操作手段により入力された上記一つの内線ポートに対する接続コードと同一の接続コードを割り当て、その内線ポートと接続コードとの対応関係を示す内線ポート情報を上記内線ポート情報記憶手段に記憶させる第2の記憶制御手段と、
して機能させるプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08961698A JP4281122B2 (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 通信制御装置および記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08961698A JP4281122B2 (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 通信制御装置および記憶媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH11289564A JPH11289564A (ja) | 1999-10-19 |
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