JP4282575B2 - ボンディング装置及び方法 - Google Patents
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Description
又、回路を形成した基板部にCCD(電荷結合素子)を実装してなる撮像素子の製造において、従来、撮像素子における画素数が少なく、塵埃を厳しく管理する必要は余り無かった。しかしながら、近年、画素数が非常に多くなり、撮像素子の製造装置においても塵埃の影響を無視することはできない状況になっている。
しかしながら、ボンディング工程において、上記電子部品がボンディングされる上記回路部材は、積極的に保持できない場合がある。よって、上述のように清浄度を維持するために清浄空気を吹き付けた場合、その風力により上記回路部材の位置がずれたり、あるいは最悪、吹き飛ばされたりするという問題が生じる。しかしながら、上述のように、ボンディング工程において、清浄な環境は維持されねばならない。
即ち、本発明の第1態様のボンディング装置は、電子部品を保持し該電子部品を上下方向に昇降して、保持している電子部品を回路部材にボンディングするボンディング用ヘッドと、
上記回路部材を積極的に保持することなく上記回路部材を支持する回路部材支持部と、
上記ボンディング用ヘッドと上記回路部材支持部との間に設けられ、上記回路部材支持部にて支持されている上記回路部材への塵埃の付着を防止する気流を発生する送風装置と、
上記送風装置と、上記回路部材支持部に支持されている上記回路部材との間に設けられ、上記上下方向に直交する水平方向に延在する板材からなり、上記電子部品がボンディングされる回路部材に対して上記電子部品が通過可能な通路を有し、上記回路部材支持部にて支持されている上記回路部材に上記気流が当たることを防止して上記回路部材支持部における上記回路部材の位置ずれを防止するとともに、上記回路部材への塵埃の付着を防止するカバー部材と、
を備えたことを特徴とする。
上下方向の気流を形成する場合、ボンディング用ヘッドとは別に上記送風機又は吸引機を設置することもでき、又、ボンディング用ヘッドに上記送風機又は吸引機を取り付けることもできる。
上記回路部材と上記電子部品との間にて、上記上下方向に直交する水平方向に沿って上記回路部材への塵埃の付着を防止する気体を流すとき、上記水平方向に延在する板状で、上記電子部品がボンディングされる回路部材に対して上記電子部品が通過可能な通路を有するカバー部材にて、上記回路部材に気流が当たることを防止して上記回路部材支持部における上記回路部材の位置ずれを防止するとともに、上記回路部材への塵埃の付着を防止しながら上記ボンディングを行うことを特徴とする。
図2に示すように、本実施形態のボンディング装置101の全体構成は、一つの筐体110内に、回路部材供給部120と、部品供給部130と、ボンディング部140と、搬出部150と、ペースト塗布部160とが収納されかつ配置されている。又、筐体110内は、外部に比べて清浄な環境であり、いわゆるクリーンルームのような状態である。
このようなボンディング装置101は、ボンディング部140において、図3に示すように、回路部材121に形成された回路1211部分に電子部品122をボンディングして、図4に示す電子素子123を作製する装置である。
上記部品供給部130は、当該ボンディング装置101に搬入されてくる電子部品122を上記ボンディング部140へ搬送する装置を備える。
尚、図3に示すように電子部品122の電極部分に形成されているバンプ1221には接着ペースト211が塗布されており、当該ボンディング装置101における上記ボンディング動作は、接着ペースト211付きの電子部品122を、回路部材支持部141に支持されている回路部材121の規定位置に載置する動作であり、よって、電子部品122と回路部材121とを固定する動作ではない。又、図3に示すように、回路部材支持部141は、回路部材121を単に支持しているだけであり、例えば吸着動作等により積極的に回路部材121を保持していない。
上記搬出部150は、ボンディング部140にて回路部材121に電子部品122が載置された電子素子123を当該ボンディング装置101から次工程へ搬出する搬出装置を有する。
上述したように、ボンディング部140が備わるボンディング装置101では、筐体110内には清浄空気が流され、筐体110内は規定レベル以上の清浄度を維持している。しかしながら、筐体110内では、上述のように回路部材121や電子部品122等の搬送装置が備わり作動することから、例えば金属粉や、グリースの粒子等の塵埃が発生する。又、ボンディング部140は、回路部材121に電子部品122をボンディングする部分であることから、ボンディング部140は、筐体110内でも特に高い清浄度が要求される箇所である。
そこで本実施形態では、ボンディング部140には、ボンディング用ヘッド142及び回路部材支持部141に加えて、特徴的構成部分の一つとして、送風装置143及びカバー部材144を備えている。
尚、本実施形態の場合、電子素子123を構成する回路部材121の電子部品載置面に電子部品122が載置されるが、上記電子部品載置面に対向する、回路部材121の裏面には平坦面がほとんど存在しない。よって、回路部材支持部141は、例えば吸着動作等により積極的に回路部材121を保持することができない。よって、本実施形態では、回路部材121は、回路部材支持部141上において、ピン1413にて単に支持される状態である。
尚、上述のように本実施形態では、ボンディング用ヘッド142及び回路部材支持部141は、それぞれ一方向にのみ移動可能な構成を採るが、該構成に限定されない。例えば、回路部材支持部141は固定され、ボンディング用ヘッド142がX,Y軸の両方向へ移動可能な構成を採っても良いし、逆に回路部材支持部141をX,Y軸の両方向へ移動可能とした構成を採ることもできる。要するに、ボンディング用ヘッド142及び回路部材支持部141は、相対的にX,Y軸方向に移動可能な構成であればよい。
しかしながら、気流1431の向きは、上述の構成に限定するものではなく、延在方向1442に沿った向きとすることもできる。
又、送風装置143は、ボンディング用ヘッド142と干渉しない場所に設置されることは勿論である。
このように構成することで、通路1441の延在方向1442に沿って気流1451による、いわゆるエアーカーテンが形成されることから、塵埃が通路1441を通して回路部材121側へ進入するのを低減することができる。
尚、送風装置145は、ボンディング用ヘッド142との干渉を防止するように配置されねばならない。
当該ボンディング装置101には、前工程より、回路部材121及び電子部品122が供給される。回路部材121及び電子部品122は、それぞれ回路部材供給部120及び部品供給部130にてボンディング部140へ供給される。ボンディング部140では、ボンディング用ヘッド142にて保持された電子部品122に対して、ペースト塗布装置160を利用して接着ペースト211を塗布した後、当該電子部品122がボンディング用ヘッド142にて回路部材121へボンディングされる。
このように気流1431は、ボンディング動作とは関係なく連続的に流すことができるが、ボンディング用ヘッド142に保持されている電子部品122が気流1431内を通過するときには、気流1431の形成を一時停止させたり、あるいは気流1431を弱めたりするように構成しても良い。
尚、これらの気流の制御動作は、当該ボンディング装置101の上記制御装置180にて実行される。
これにて、一連のボンディング工程は終了する。
このような構成によれば、回路部材支持部141の周りには、送風機1452及び吸引機1453にて、いわゆるエアーカーテンが形成され、ボンディング動作の際に、回路部材121に塵埃が悪影響を与えることを防止することができる。
121…回路部材、122…電子部品、141…回路部材支持部、
142…ボンディング用ヘッド、143…送風装置、144…カバー部材、
145…送風装置、
1431…気流、1432…送風機、1433…吸引機、1441…通路、
1444…通路形成端、1444−1…風上側通路形成端、
1444−2…風下側通路形成端、1445…反回路部材側、
1446…跳ね上がり部、1447…塵埃巻き込み防止部、1451…気流、
1452…送風機、1453…吸引機。
Claims (7)
- 電子部品を保持し該電子部品を上下方向に昇降して、保持している電子部品を回路部材にボンディングするボンディング用ヘッドと、
上記回路部材を積極的に保持することなく上記回路部材を支持する回路部材支持部と、
上記ボンディング用ヘッドと上記回路部材支持部との間に設けられ、上記回路部材支持部にて支持されている上記回路部材への塵埃の付着を防止する気流を発生する送風装置と、
上記送風装置と、上記回路部材支持部に支持されている上記回路部材との間に設けられ、上記上下方向に直交する水平方向に延在する板材からなり、上記電子部品がボンディングされる回路部材に対して上記電子部品が通過可能な通路を有し、上記回路部材支持部にて支持されている上記回路部材に上記気流が当たることを防止して上記回路部材支持部における上記回路部材の位置ずれを防止するとともに、上記回路部材への塵埃の付着を防止するカバー部材と、
を備えたことを特徴とするボンディング装置。 - 上記送風装置は、上記カバー部材に平行な気流を発生させる送風機及び吸引機の少なくとも一方を有する、請求項1記載のボンディング装置。
- 上記カバー部材において、上記送風装置にて生じた上記気流の風上側に位置し上記通路を形成する風上側通路形成端は、上記気流を反回路部材側へ配向させる跳ね上がり部を有し、上記送風装置にて生じた上記気流の風下側に位置し上記通路を形成する風下側通路形成端は、上記水平方向に延在、又は鋭角にて回路部材側へ傾斜してなる塵埃巻き込み防止部を有する、請求項1又は2記載のボンディング装置。
- 上記送風装置は、上記上下方向に平行又はほぼ平行な気流を発生させる送風機及び吸引機の少なくとも一方を有し、
上記カバー部材は、上記電子部品がボンディングされる回路部材に対して上記電子部品が通過可能な通路を有する、請求項1記載のボンディング装置。 - 上記通路を形成する通路形成端は、上記気流を反回路部材側へ配向させる跳ね上がり部を有する、請求項4記載のボンディング装置。
- 上記送風機は、上記ボンディング用ヘッドに取り付けられている、請求項5記載のボンディング装置。
- 回路部材支持部に積極的に保持されることなく支持されている回路部材に対して上下方向に沿って電子部品を下降してボンディングするボンディング方法において、
上記回路部材と上記電子部品との間にて、上記上下方向に直交する水平方向に沿って上記回路部材への塵埃の付着を防止する気体を流すとき、上記水平方向に延在する板状で、上記電子部品がボンディングされる回路部材に対して上記電子部品が通過可能な通路を有するカバー部材にて、上記回路部材に気流が当たることを防止して上記回路部材支持部における上記回路部材の位置ずれを防止するとともに、上記回路部材への塵埃の付着を防止しながら上記ボンディングを行うことを特徴とするボンディング方法。
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