JP4285066B2 - プラスチック容器のキャップ取付構造およびノズルの結晶化方法並びにノズルの内径規制用コアチャック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチック容器のキャップ取付構造に関し、特にいたずら防止用のバンドを備えたキャップの取付構造およびノズルの内径規制用コアチャックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のいたずら防止(Tamper Evidence)用のTEキャップの取付構造として、ノズルに対するキャップ本体の螺合完了位置で、キャップ本体の下端に切り離し可能に連接されたバンドがノズル外周に設けられたバンド移動規制部に係合すると共に、キャップ本体の天壁部から突出するインナーリングがノズル内周に密接し、螺合完了位置からキャップ本体の開栓方向への回転操作の過程で、所定の回転角度でもってバンドがキャップ本体から切り離され、その後、ノズル内周に接触するインナーリングがノズルから抜き出されるように構成されたものが知られている。
【0003】
ノズル内周面は先端まで同一径の円筒面となっており、開栓時にはインナーリングを一定のシール面圧を保ちながらノズル先端まで移動させ、バンドが破断する前にインナーリングからリークが発生しないように構成していた。
このようなTEキャップは、たとえば、特許文献1に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のTEキャップの取付構造では、インナーリングおよびノズル内周面の寸法精度のばらつき等によってシール面圧が低下し、バンドが破断する前にインナーリングからリークが発生するおそれがあった。特に、低温下ではインナーリングが硬くなると共に収縮する傾向となるので、寸法ばらつきの影響がでやすく、リークが発生しやすくなる。
【0005】
また、ノズルおよびインナーリングが精度よく成形されていたとしても、容器が耐熱容器で高温のシャワー等で内容物を加熱殺菌する場合には、熱によってインナーリングがノズルの内径になじんでしまい、やはりリークが発生しやすくなる。
【0006】
さらに、容器がPETボトル等の耐熱容器の場合、ノズルは白化(結晶化)処理によって耐熱性が高められているが、結晶化処理の際に収縮してノズル内径寸法が大きく変化する。そこで、従来からノズル内に内径規制用コアチャックを挿入し、収縮するノズルの内周形状および寸法の安定化が図られているものの(たとえば、特許文献2参照)、寸法ばらつきが生じやすい。
【0007】
【特許文献1】
特開平8−40447号公報
【特許文献2】
特許第3044346号公報
【0008】
本発明は上記した従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、バンドが切離される前にインナーリングとノズル内周との間のリークが生じないように確実に密封することができる構造のプラスチック容器のキャップ取付構造およびノズル成形に用いる内径規制用コアチャックを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明にあっては、ノズルに対するキャップ本体の螺合完了位置で、キャップ本体の下端に切り離し可能に連接されたバンドがノズル外周に設けられたバンド移動規制部に係合すると共に、前記キャップ本体の天壁部から突出するインナーリングがノズル内周に密接し、螺合完了位置からキャップ本体の開栓方向への回転操作の過程で、所定の回転角度でもって前記バンドがキャップ本体から切り離され、その後、ノズル内周に接触するインナーリングがノズルから抜き出される構成のプラスチック容器のキャップ取付構造において、前記インナーリングが密接するノズル先端部内周面を、先端側が小径となる形状としたことを特徴とする。
ノズルは結晶化されたノズルで、ノズル先端部がノズル先端部に続く基準径部よりも小径に収縮している構造となっていることを特徴とする。
【0010】
また、本発明のノズル結晶化方法は、プラスチック容器またはプラスチック容器のノズルを結晶化するもので、ノズル先端部を基準径部よりも収縮させてテーパ形状に成形することを特徴とする。
また、本発明のノズルの内径規制用コアチャックは、プラスチック容器またはプラスチック容器成形用のプリフォームのノズルを結晶化させる際にノズル内に挿入してノズル内径を規制するもので、前記ノズル内に挿入されるコア本体外周のノズル先端部対応部位の外径を基準径に対して小径にしたことを特徴とする。
【0011】
また、前記ノズル内に挿入されるコア本体外周のノズル先端部対応部位に、冷却時にノズル側からコア側への熱伝導を規制する断熱部を設けたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1及び図2は、本発明の実施の形態に係るプラスチック容器のキャップ取付構造を示している。
すなわち、ノズル10に対するキャップ本体20の螺合完了位置で、キャップ本体20の下端に切り離し可能に連接されたバンド30がノズル10外周に設けられたバンド移動規制部12に係合すると共に、キャップ本体20の天壁部22から突出するインナーリング23がノズル10内周に密接している。
【0013】
そして、螺合完了位置からキャップ本体20の開栓方向への回転操作の過程で、所定の回転角度でもってバンド30がキャップ本体20から切り離され、その後、ノズル10内周に接触するインナーリング23がノズル10から抜き出される構成となっている。
ノズル10は円筒形状で、容器本体1の肩部2から上方に突出した構成となっている。ノズル10の外周には雄ねじ11が形成されると共に、この雄ねじ11の下方位置にバンド移動規制部12が設けられている。
【0014】
一方、インナーリング23が嵌合するノズル先端部13の内周面は、先端に向かって徐々に小径となるテーパ面14となっている。このテーパ面14の下端はノズル10の中心軸と平行の円筒形状の基準径部15の基準内周面15aの上端と段差無く連続的につながり、テーパ面14の上端はノズル10の円弧形状に丸めた先端角部16の下縁に段差無く連続的につながっている。テーパ面14は直線的に傾斜するもので、基準内周面15aに対して所定角度αだけ内側に倒れた構成となっている。
【0015】
図示例では、テーパ面14の長さは、ノズル10の先端から雄ねじ11が形成されていないねじ無し領域を含め、雄ねじ11の一巻き程度の長さに設定されている。
プラスチック容器の材料としては種々の材料が適用可能であるが、本実施の形態ではPET容器の例で、ノズル10は耐熱性を高めるために結晶化されており、後述する結晶化の過程でノズル先端部13を内倒れ形状に成形したものである。すなわち、ノズル先端部13の結晶化度合いがノズル先端部13に続く基準径部15よりも進んで小径に収縮した構造となっている。
図示例では、ノズル先端部13のテーパ面14が直線的に傾斜しているが、曲線的に傾斜していてもよいし、段階的に内径が小さくなるような段差を有するような形状でもよい。
【0016】
キャップ本体20は、ノズル10外周の雄ねじ11が係合する雌ねじ24が設けられた円筒形状の側壁部21と、この側壁部21の上端を閉塞する天壁部22とを備え、側壁部21の下端に連接部としてのブリッジ部31を介して前記バンド30が連接されている。バンド30にはバンド移動規制部12に下方から係合する係止片32が設けられている。
バンド移動規制部12は半径方向に張り出す環状の凸部によって構成されるもので、螺合完了位置で係止片32がバンド移動規制部12を乗り越えてその下側面に係合し、バンド30の回転方向の移動は許容し、ノズル先端側への移動を規制するようになっている。
【0017】
インナーリング23はキャップ本体20の天壁部22から所定寸法下方に向けて垂下するもので、その下端部外周に、ノズル先端部13内周面に所定の絞め代でもって密封状態で接触する断面山形状に隆起する先端シール部23aが設けられている。この先端シール部23aは、ノズル先端部13のテーパ面14上に接触する。先端シール部23aの接触位置は螺合完了位置で最も深い位置にあるが、図示例では、接触位置はテーパ面14の中途位置である。
【0018】
なお、キャップ本体20の天壁部22には、インナーリング23の他に、ノズル先端面13aに軸方向に係合されるコンタクトリング25と、ノズル先端部13の外周面13bに係合するアウターリング26と、が設けられている。
アウターリング26はインナーリング23よりも短く、ノズル先端部13の外周面13bに密封接触している。コンタクトリング25はインナーリング23とアウターリング26の間に位置し、ノズル10の先端面に軸方向に接触している。
このインナーリング23,コンタクトリング25およびアウターリング26は天壁部22に一体成形されているが、インナーリング23,コンタクトリング25およびアウターリング26をキャップ本体20とは別体構成のライナーとして成形し、キャップ本体20の天壁部22に組み付けるツーピース構成のものにも適用可能である。
【0019】
本発明では、図1および図2に示すように、インナーリング23が接触するノズル先端部13のテーパ面14が、先端に向かって徐々に内側に傾斜するテーパ形状となっているので、開栓方向に回転するにつれてインナーリング23の先端シール部23aはテーパ面14上を螺旋状に摺動しながらノズル先端側に移動し、シール面圧が徐々に増大していく。したがって、多少の寸法ばらつきがあったとしてもばらつきが吸収されて確実にシールされる。
そして、図3に示すように、ブレーク角Bに達すると、バンド30を連接するブリッジ部31が切れる。さらにインナーリング23の先端シール部23aがノズル10の先端角部16に達してテーパ面14から外れた時点でリークする(リーク角L)。したがって、LB角度(L−B)が必ずプラスになる。
【0020】
実験によれば、ノズル先端部13の先端面13aから1.0[mm]の位置の内径(a)から2.5[mm]の位置の内径bを引いた差(a−b)を口内径開き度とすると、口内径開き度が−0.03[mm]以下のものについて、リーク発生率が0であった。
【0021】
次に、上記テーパ構造のノズルの結晶化方法について説明する。
プラスチック容器1は、図4(A)に示すようなプリフォーム100から成形される。プリフォーム100は、有底筒状の本体部101と、本体部101の開口端に設けられるノズル10とを備えており、本体部101をブロー成形によって所定形状に膨らませる。ノズル10はプリフォーム100の成形の段階で成形されている。
プリフォーム100のノズル10は、成形段階では未結晶で耐熱性に乏しいので、白化装置によって結晶化処理を施す。この結晶化の段階で密度が高くなって収縮するので、収縮の進行度合いを変えることにより、ノズル先端部13の収縮量を大きくして内周面をテーパ形状とすることができる。この実施の形態では、内径規制用コアチャック200によって収縮の進行度合いを変えている。
【0022】
図4(B),(C)に、結晶化処理工程を示している。
ノズル10の結晶化処理は、プリフォーム100の本体部101を断熱部材110で覆い、ヒータ120によってノズル10を加熱して結晶化を進行させる(図4(B)参照)。
次に、不図示の冷却装置のヘッド300に取り付けられるコアチャック200を、プリフォーム100のノズル10内に挿入して冷却し、寸法,形状を安定化させる(図4(C)参照)。
【0023】
コアチャック200は、図5(A)及び図6に詳細に示すように、プリフォーム100のノズル10内に挿入されるコア本体210と、コア本体210に続くフランジ部220と、フランジ部220に対してコア本体210と反対側に同軸的に延びる取付軸部230と、から構成されている。コア本体210の先端部には、プリフォーム100の本体部101内に挿入される小径の先端凸部240が設けられている。また、コアチャック200の内部には軸方向に延びる穴250が設けられ、穴250の一端は取付軸部230の端面に開口し、他端はコア本体210と先端凸部240の境界付近まで延びている。また、コア本体210には、ノズル内に挿入した際の、プリフォーム100内部と外部空間との空気置換用穴260が設けられている。
【0024】
コア本体210のノズル先端部対応部位は、図5(B)に誇張して示すように、コア本体21の基準径部211に対して一段小径の段差部212が設けられている。段差部212はコア本体210のフランジ部220との付け根部に位置するもので、コアチャック200の中心軸線と平行の所定幅の底部ストレート部212aと、この底部ストレート部212aと基準径部211との境界のテーパ状段部212bとを備えた構成となっている。また、この基準径部211に対して反フランジ部220側は、基準径部211に対して一段小径とした逃がし部213となっている。
基準径部211はノズル10の雄ねじ11が形成される範囲にほぼ対応して設けられ、コアチャック200の中心軸線と平行のストレート形状となっている。
【0025】
このようなコアチャック200を用いることにより、図4(D)に示すように、ノズル10の雄ねじ11が形成される部分はコア本体210の基準径部211の外周によって内径の収縮が規制され、ノズル先端部13は段差部212の底部ストレート部212aまで収縮し、先端に向かって徐々に内側に傾斜するテーパ形状となる。
ノズル10からコアチャック200を抜き取る際には、小径となったノズル先端部13は、基準径部211との段差を乗り越えるために、基準径部211との嵌合代分だけ押し広げる必要があるがテーパ状段部212bを通じて押し広げられるので、スムースに段差を乗り越える。さらに、基準径部211の長さは短く、基準径部211に続く逃がし部213が小径となっているので、スムースに抜き取ることができる。
【0026】
コア本体210のノズル先端部対応部の形状としては、逆段差形状の他に、図5(C)に示すような逆テーパ形状としてもよいし、図5(D)に示すような逆テーパ山形状としてもよいし、その他種々の形状をとることが可能である。
図5(C)の逆テーパ形状は、図5(B)の段差部212の代わりに、基準径部211からフランジ部220に向けて徐々に小径となる逆テーパ部222を設けたものである。
図5(D)に示す例は、逆テーパ部222を設けた点は図5(C)と同じで、基準径部221をごく狭くして、逃がし部213との境界を逃がし部213に向けて徐々に小径となるテーパ状段部224とし、全体として逆テーパ山形状としたものである。
【0027】
図5(E)乃至(I)には、コアチャックの他の実施の形態を示している。
コアチャックの基本的な構成は図5(A)と同じなので、同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略するものとし、異なる点のみを説明する。
すなわち、このコアチャックは、コア本体210外周のノズル先端部対応部位に、冷却時にノズル10側からコアチャック200側への熱伝導を規制する断熱部400を設けたものである。
断熱部400は、ポリエーテルエーテルケトン樹脂などの断熱材401を填め込んだ部分であり、図5(E),(F)に示す例では、断熱部400はコアチャック200の中心軸線と平行のストレート形状に成形されている。この断熱部400の外径は、断熱部400に隣接する基準径部211と同一径に成形されている。
【0028】
このようなコアチャック200を用いれば、加熱によって収縮するノズル10の内周面はコア本体210の基準径部211の外周によって内径の収縮が規制されるが、断熱部400に接するノズル先端部13は冷却が遅れて収縮し続ける。断熱部400の径は基準径部211と同一径なので、外見上はノズル先端部13は基準径に規制されているように見えるが、実際は収縮しており、嵌合代が増大してノズル先端部13の断熱部400に対する締め付け力が増大している。この状態のノズル10からコア本体210を抜き取ると、ノズル先端部13がテーパ形状となる。
【0029】
断熱部400の外周形状としては、ストレート形状の他に、図5(G)に示すように、フランジ部220側に向けて(ノズル先端側)徐々に径が大きくなるように傾斜するテーパ部410としてもよいし、図5(H)に示すように、基準径部211側をストレート部411とし、フランジ部220側をテーパ部410としてもよい。
このように断熱部400をフランジ部200側(ノズル先端側)の径が大きいテーパ形状とすることにより、ノズル先端部13の傾きを調整することができる。
また、図5(I)に示すように、断熱部400を、段付き形状とし、先端側の大径部420と、基準径部211側の基準径と同一径の小径部421との段付き形状としてもよい。
上記図5(G),(H)および(I)に示すような断熱部400の外周形状とすることにより、図5(E),(F)に示す例で、角度αが必要以上に大きいような場合に、角度αを所望の角度に調整することができる。
【0030】
なお、上記実施の形態では、収縮の進行度合いの違いによってノズル先端部の内周形状をテーパ形状とする例を示したが、内外径を金型で抑えることによってテーパ形状としてもよい。
また、結晶化しないノズルの場合には、成形金型で内周形状をテーパ形状に成形することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば次のような効果を得ることができる。
請求項1に記載の発明によれば、螺合完了位置からキャップ本体の開栓方向への回転操作の過程で、所定の回転角度でもってバンドがキャップ本体から切り離され、その後、ノズル内周に接触するインナーリングがノズルから抜き出される構成のプラスチック容器のキャップ取付構造において、インナーリングが密接するノズル先端部内周面を、先端側が小径となる形状としたので、寸法精度のばらつきや経年変化あるいは加熱殺菌時のインナーリングのなじみ等によってシール面圧が低下したとしても、開栓方向に回転するにつれてインナーリングとノズル先端部内周面の嵌合代が大きくなるので、ブレーク角度に達する前にインナーリングのシール部からリークすることを防止することができる。
【0032】
請求項2に記載のノズルによれば、ノズル先端部がノズル先端部に続く基準径部よりも小径に収縮する構造となっているので、結晶化と同時にノズル先端部を成形することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ノズル先端部の収縮の進行度合いをノズル先端部に続く基準径部よりも進めることにより、ノズル先端部を基準径部よりも収縮させてテーパ形状に成形することができる。
請求項3に記載のノズルの内径規制用コアチャックによれば、コア外周のノズル先端部対応部位の外径を基準径に対して小径にしたので、結晶化の収縮過程でノズル先端部の収縮量が大きくなって小径に成形することができる。
【0033】
請求項4に記載のノズルの内径規制用コアチャックによれば、コア外周のノズル先端部対応部位に、冷却時にノズル側からコア側への熱伝導を規制する断熱部を設けたので、結晶化の冷却工程で、断熱部と接するノズル先端部の冷却を遅らせて結晶化を進行させ基準径よりも収縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(A)は本発明の実施の形態に係るプラスチック容器のキャップ取付構造の螺合完了状態を示す要部拡大図、同図(B)は同図(A)のインナーリング嵌合部の部分拡大断面図、同図(C)は同図(B)の開栓途中のインナーリング嵌合部の部分拡大断面図である。
【図2】 図2(A)は図1のキャップ取付構造が適用されるプラスチック容器の一例を示す正面図、同図(B)は同図(A)のキャップとノズルの嵌合部の一部破断拡大正面図、同図(C)は同図(A)の容器のノズルの部分拡大断面図である。
【図3】 図3(A)乃至(C)は本発明のキャップ取付構造の開栓工程を示す説明図である。
【図4】 図4(A)は図2に示すプラスチック容器のプリフォームの一例を示す部分破断正面図、同図(B),(C)は同図(A)のプリフォームのノズル結晶化工程の説明図、同図(D)はノズル先端部の変形状態を示す部分拡大断面説明図である。
【図5】 図5(A)乃至(D)は図4に示すノズル結晶化工程に用いるコアチャックを示すもので、同図(A)はコアチャックの全体構成を示す正面図、同図(B)はノズル内に挿入されるコア本体の外周面形状を誇張して示す図、同図(C),(D)は同図(B)の変形例を示す図、図5(E)乃至(I)はコアチャックの他の構成例を示すもので、同図(E)はコアチャックの全体構成を示す正面図、同図(F)はノズル内に挿入されるコア本体の外周面形状の基本構成を示す図、同図(G)乃至(I)は同図(F)の断熱部の変形例を示す図である。
【図6】 図6(A)は図5(A)に示すコアチャックのより詳細な構成を示す図、同図(B)は同図(A)の平面図、同図(C)は同図(A)の底面の端面図、同図(D)は同図(A)の要部断面図、同図(E)は同図(A)のコア本体の半正面図である。
【符号の説明】
10 ノズル
11 雄ねじ、12 バンド移動規制部、13 ノズル先端部
14 テーパ面、15 基準径部、16 先端角部
20 キャップ本体
21 側壁部、22 天壁部、
23 インナーリング
23a 先端シール部
30 バンド、31 ブリッジ部、32 係止片
L リーク角度
B ブレーク角度
100 プリフォーム
101 本体部
120 ヒータ
200 コアチャック
210 コア本体、220 フランジ部、230 取付軸部、
240 先端凸部、250 穴、260 空気置換用穴
212 段差部
212a 底部ストレート部、212b テーパ状段部
213 逃がし部
400 断熱部
410 テーパ部、411 ストレート部
420 大径部、421 小径部
Claims (5)
- ノズルに対するキャップ本体の螺合完了位置で、キャップ本体の下端に切り離し可能に連接されたバンドがノズル外周に設けられたバンド移動規制部に係合すると共に、前記キャップ本体の天壁部から突出するインナーリングがノズル内周に密接し、
螺合完了位置からキャップ本体の開栓方向への回転操作の過程で、所定の回転角度でもって前記バンドがキャップ本体から切り離され、その後、ノズル内周に接触するインナーリングがノズルから抜き出される構成のプラスチック容器のキャップ取付構造において、
前記インナーリングが密接するノズル先端部内周面を、先端側が小径となる形状としたことを特徴とするプラスチック容器のキャップ取付構造。 - ノズルは結晶化されたノズルで、ノズル先端部がノズル先端部に続く基準径部よりも小径に収縮している構造となっている請求項1に記載のプラスチック容器のキャップ取付構造。
- プラスチック容器またはプラスチック容器成形用のプリフォームのノズルを結晶化するノズル結晶化方法において、
ノズル先端部の収縮の進行度合いをノズル先端部に続く基準径部よりも進めることにより、ノズル先端部を基準径部よりも収縮させてテーパ形状に成形することを特徴とするノズルの結晶化方法。 - プラスチック容器またはプラスチック容器成形用のプリフォームのノズルを結晶化させる際にノズル内に挿入してノズル内径を規制するノズルの内径規制用コアチャックにおいて、
前記ノズル内に挿入されるコア本体外周のノズル先端部対応部位の外径を基準径に対して小径にしたことを特徴とするノズルの内径規制用コアチャック。 - プラスチック容器またはプラスチック容器成形用のプリフォームのノズルを結晶化させる際にノズル内に挿入してノズル内径を規制するノズルの内径規制用コアチャックにおいて、
前記ノズル内に挿入されるコア本体外周のノズル先端部対応部位に、冷却時にノズル側からコア側への熱伝導を規制する断熱部を設けたことを特徴とするノズルの内径規制用コアチャック。
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