JP4286830B2 - 車両用引出装置 - Google Patents
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Description
このような車両用引出装置においては、収納ケース体の収納空間の出入口から引出部材(テーブル板、カップ保持体、液晶パネル等)が所定の引出端位置まで引き出されることで使用可能となり、また、引出部材を使用しないときには収納空間内に収納されるようになっているのが一般的である。
また、引出式の車両用テーブル装置としては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。
前記収納ケース体には、前記収納空間の一側壁と反対側の壁を構成する可動カバー体が前記引出部材の出し入れ方向と逆方向に移動可能に装着され、
前記引出部材と前記可動カバー体との間には、前記引出部材が引き出されたときに前記可動カバー体を前記引出部材の引出方向とは逆方向に移動させて前記可動カバー体の先端高さを低くし、前記引出部材が押し込まれたときに前記可動カバー体を前記引出部材の押込方向とは逆方向に移動させて前記可動カバー体を元の高さに戻す連動機構が設けられ、 前記連動機構は、前記収納ケース体の収納空間の一側壁と対向して設けられかつ前記可動カバー体を移動可能にする支持壁に回転可能に設けられと共に、同軸上に第1のピニオンと第2のピニオンとをそれぞれ有するピニオン軸と、
前記引出部材側に設けられて前記第1のピニオンに噛み合わされる作動ラックと、
前記可動カバー体側に設けられて前記第2のピニオンに噛み合わされる従動ラックと、を備えていることを特徴とする。
また、引出部材が元の収納位置に押し込まれると、可動カバー体が連動機構によって引出部材の押込方向とは逆方向に移動され、これによって可動カバー体が元の位置に戻されるため、引出部材が収納空間内に収納される。
前記したように、可動カバー体が引出部材の引出方向とは逆方向に移動され、可動カバー体の先端高さが低くなるため、引出部材の引出方向の長さ寸法よりも小さい引出ストロークで引出部材を使用可能な引出端位置に配置することができるという効果がある。
例えば、引出部材の引出長さと同程度において可動カバー体を逆方向に移動させることで、引出部材の引出方向の長さ寸法の半分程度の引出ストロークで引出部材を使用可能な引出端位置に配置することができる。
また、ピニオン軸の軸上には第1のピニオンと第2のピニオンとがそれぞれ設けられ、
作動ラックは前記第1のピニオンに噛み合わされる一方、従動ラックは前記第2のピニオンに噛み合わされる。
これによって、引出部材が引き出されると、引出部材と同方向に作動ラックが移動され、作動ラックに噛み合って第1のピニオンと共にピニオン軸が所定方向に回転する。すると、ピニオン軸の第2のピニオンに噛み合う従動ラックと共に可動カバー体が引出方向と逆方向に移動され、可動カバー体が移動した分だけ可動カバー体の先端高さが低くなる。
特に、第1のピニオンと第2のピニオンとの歯車比を適宜に設定することによって、引出部材の引出長さよりも大きく可動カバー体を逆方向に移動させることができる。例えば、第1のピニオンと第2のピニオンとの歯車比を1対2とした場合には、引出部材の引出長さよりも2倍大きく可動カバー体を逆方向に移動させることができる。
収納ケース体には引出部材を収納位置に係脱可能に保持する係止部材が設けられ、
前記収納ケース体の収納空間の一側壁と対向する支持壁には前記引出部材を所定位置まで押し出す押出機構が設けられ、
前記押出機構は、前記引出部材に接離可能に係合する押出体と、この押出体を押出方向に付勢する付勢手段と、を備え、
前記係止部材による前記引出部材の係合が外されたときには前記付勢手段の付勢力によって前記押出体と共に前記引出部材が所定の引出位置まで押し出される構成にしてあることを特徴とする。
例えば、付勢手段の付勢力によって押出体と共に引出部材を収納位置と引出端位置との中間引出位置まで押し出すことができる。
この場合には、中間引出位置まで押し出された引出部材は、その後、使用可能な引出端位置まで容易に引き出して使用することができる。
また、付勢手段の付勢力によって押出体と共に引出部材を使用可能な引出端位置まで押し出すことも可能である。
また、図3に示すように、収納空間11の一側壁をなす壁部13の上端部の高さH1に対し、支持壁20の上端の高さH2は、約半分〜3分の1程度低く設定されている。そして、支持壁20の外側部には、収納空間11の一側壁をなす壁部13と反対側の壁を支持壁20と協働して構成する可動カバー体30がテーブル板41の出し入れ方向と逆方向に移動可能に装着されている。すなわち、可動カバー体30は、支持壁20の高さH2を補いかつ支持壁20の外側を覆うようにして設けられている。
そして、カバー案内溝21とスライド体31によって、支持壁20に対し可動カバー体30が移動可能に装着されるようになっている。なお、支持壁20の外側方下部には、可動カバー体30の移動を許容する空間部を隔てて下カバー体35が必要に応じて固定されている。
すなわち、この実施例において、案内機構70の案内レール71は、収納空間11の一側壁をなすケース本体12の壁部13の幅方向中央部に上下方向に延びて設けられる一方、案内レール71に沿って移動可能に組み付けられる摺動体72は可動支持脚50の下部に固定されている。
そして、可動支持脚50は、ケース本体12の壁部13に案内レール71と摺動体72によって移動可能に支持されている。この可動支持脚50の上端部には、連結軸51によってテーブルベース43がその一端部において回動可能に連結されている。
また、可動支持脚50とテーブルベース43との間には、一端部がテーブルベース43にピン61によって連結され、他端部がピン62と長孔63によって可動支持脚50に連結されたテーブルステー60が装着されている。そして、テーブル板41が略水平状をなす使用位置に配置されたときには、可動支持脚50とテーブルベース43との間でテーブルステー60が斜めの状態をなしてテーブル板41を略水平状をなす使用位置に支持するようになっている。
この実施例において、係止部材25は、テーブル板41のテーブルベース43の所定位置に設けられた係合部48に係脱可能に係合する係止部26と、この係止部26がテーブルベース43の係合部48から外れる後退方向に手動操作するための操作部27とを備えている。そして、係止部材25は、常にはばね28によって係止部26がテーブルベース43の係合部48に係合する前進方向に付勢されている。
なお、係止部材25の係止部26の先端部上面とテーブルベース43の係止部48の下面には、相互に接触して係止部材25をばね28の付勢力に抗して後退させる傾斜状の案内面26a、48aがそれぞれ形成されている。
押出機構80は、可動支持脚50の下端部52を接離可能に受ける受け部82を下端部に有する四角板状の押出体81と、この押出体81を押出方向に付勢する付勢手段とを備えている。
そして、押出体案内溝22とスライド体83によって、支持壁20に対し押出体81が移動可能に装着されるようになっている。
また、付勢手段としては、回転トルクが一定のコンストンスプリング86が用いられている。すなわち、図3に示すように、支持壁20の上部に固定されたスプリングケース87内は帯板状のコンストンスプリング86が引出可能に巻回され、そのコンストンスプリング86の先端部に押出体81が連結されている。
そして、係止部材25がその操作部27によってばね28の付勢力に抗して後退され、係止部材25の係止部26がテーブルベース43の係合部48から外されることで、押出体81がコンストンスプリング86の付勢力によって上昇され、これによって、図7と図8に示すように、可動支持脚50と共にテーブル板41が収納位置と引出端位置との中間に位置する中間引出位置まで押し出されるようになっている。
そして、スプリングケース91内に巻回されて収納されたコンストンスプリング(図示しない)によって連結ワイヤ93が巻き取り方向に付勢されることで、テーブル板41、テーブルベース43及び可動支持脚50の荷重がバランスされて支えられるようになっている。
この実施例において、連動機構100は、押出体81と、可動カバー体30との間に配設された作動ラック101、ピニオン軸103、第1のピニオン104、第2のピニオン105及び従動ラック106を備えて構成されている。
また、この実施例において、テーブル板41の引出量、すなわち、押出体81の押出量に対する可動カバー体30の逆方向の移動量が例えば2倍となるように、第1のピニオン104と第2のピニオン105との歯車比が1:2に設定されている。
したがって、引出部材としてのテーブル板41を引き出す場合、係止部材25がその操作部27によってばね28の付勢力に抗して後退され、係止部材25の係止部26がテーブルベース43の係合部から外される。
すると、押出体81がコンストンスプリング86の付勢力によって上昇され、この押出体81の受け部82によって可動支持脚50の下端部が押し上げられる。これによって、図7と図8に示すように、可動支持脚50と共にテーブル板41が所定位置、すなわち中間引出位置まで押し出される。
ここで、図11と図12に示すように、可動支持脚50に対しテーブルベース43と共にテーブル板41が連結軸51を支点として回動されテーブル板41が略水平状をなす使用位置に配置される。この際、可動支持脚50とテーブルベース43との間でテーブルステー60が斜めの状態をなし、これによってテーブル板41が略水平状をなす使用位置に配置保持される。
そして、使用位置に配置されたテーブル板41の上面には所望とする物品(例えば、カップ、食器等の容器や筆記具等)が安定良く載置される。
すなわち、テーブル板41の下端縁が収納空間11の出入口の一側高さを越える引出端位置まで引き出すための引出ストロークを小さくすることができ、使い勝手に優れる効果がある。
例えば、前記実施例においては、連動機構100を、作動ラック101、ピニオン軸103、第1のピニオン104、第2のピニオン105及び従動ラック106によって構成したが、作動ラックと従動ラックとを共通のピニオンに噛み合せて連動機構を構成してもこの発明を実施することができる。この場合、テーブル板41の引出量と同じ量だけ可動カバー体30を逆方向に移動させることができる。
また、前記実施例においては、引出部材がテーブル板41である場合を例示したが、引出部材がカップホルダ装置のホルダ部材であっても実施可能であり、また、引出部材がカーナビゲーション装置の表示器(例えば液晶パネル)であっても実施可能である。
また、引出部材が引出端位置に配置された状態が使用状態である場合においても実施可能である。
11 収納空間
30 可動カバー体
41 テーブル板(引出部材)
80 押出機構
81 押出体
86 コンストンスプリング(付勢手段)
100 連動機構
101 作動ラック
103 ピニオン軸
104 第1のピニオン
105 第2のピニオン
106 従動ラック
Claims (2)
- 収納ケース体の収納空間に引出部材が出し入れ可能に装着された車両用引出装置であって、
前記収納ケース体には、前記収納空間の一側壁と反対側の壁を構成する可動カバー体が前記引出部材の出し入れ方向と逆方向に移動可能に装着され、
前記引出部材と前記可動カバー体との間には、前記引出部材が引き出されたときに前記可動カバー体を前記引出部材の引出方向とは逆方向に移動させて前記可動カバー体の先端高さを低くし、前記引出部材が押し込まれたときに前記可動カバー体を前記引出部材の押込方向とは逆方向に移動させて前記可動カバー体を元の高さに戻す連動機構が設けられ、 前記連動機構は、前記収納ケース体の収納空間の一側壁と対向して設けられかつ前記可動カバー体を移動可能にする支持壁に回転可能に設けられと共に、同軸上に第1のピニオンと第2のピニオンとをそれぞれ有するピニオン軸と、
前記引出部材側に設けられて前記第1のピニオンに噛み合わされる作動ラックと、
前記可動カバー体側に設けられて前記第2のピニオンに噛み合わされる従動ラックと、を備えていることを特徴とする車両用引出装置。 - 請求項1に記載の車両用引出装置であって、
収納ケース体には引出部材を収納位置に係脱可能に保持する係止部材が設けられ、
前記収納ケース体の収納空間の一側壁と対向する支持壁には前記引出部材を所定位置まで押し出す押出機構が設けられ、
前記押出機構は、前記引出部材に接離可能に係合する押出体と、この押出体を押出方向に付勢する付勢手段と、を備え、
前記係止部材による前記引出部材の係合が外されたときには前記付勢手段の付勢力によって前記押出体と共に前記引出部材が所定の引出位置まで押し出される構成にしてあることを特徴とする車両用引出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005366308A JP4286830B2 (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | 車両用引出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005366308A JP4286830B2 (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | 車両用引出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007168527A JP2007168527A (ja) | 2007-07-05 |
| JP4286830B2 true JP4286830B2 (ja) | 2009-07-01 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005366308A Expired - Lifetime JP4286830B2 (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | 車両用引出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP4286830B2 (ja) |
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| CN117382547A (zh) * | 2023-10-27 | 2024-01-12 | 广东东箭汽车科技股份有限公司 | 一种收纳装置及车辆 |
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2005
- 2005-12-20 JP JP2005366308A patent/JP4286830B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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