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JP4287950B2 - 給水ユニット - Google Patents
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JP4287950B2 - 給水ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、キャビネットケース内に空冷式のポンプ、このポンプを制御するポンプ制御部などを収容した給水ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、開閉可能な扉を有するキャビネットケース内に、空冷式のポンプ、このポンプを制御するポンプ制御部などを収納する場合、ポンプなどの冷却を考慮してキャビネットケースの側面全面にギャラリを設け、自然換気によってポンプ、およびポンプ制御部を構成するインバータの冷却を行っている。
しかし、自然換気でポンプおよびインバータの冷却を行う場合、キャビネットケース内からキャビネットケース外への空気の流れが発生しにくく、ポンプおよびインバータを効率よく冷却できないので、換気扇を設け、強制換気を行ってポンプおよびインバータを冷却している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の給水ユニットは、換気扇を設けて強制換気を行っているので、換気扇による騒音が発生するという不都合があった。
【0004】
この発明は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、換気扇で強制換気することなく、ポンプおよびインバータの外扇ファンのみによる換気流で放熱できるとともに、ポンプおよびインバータを効率よく冷却することのできる給水ユニットを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、開閉可能な扉を有するキャビネットケースと、前記キャビネットケース内の上側に配設された前記ポンプ制御部を構成するインバータと、前記インバータよりも下側に配設され、外扇ファンを上側、モータ部を中間、ポンプ部を下側にした前記空冷式ポンプ、前記キャビネットケースの側面または扉、前記インバータと同じ高さまたは前記インバータよりも高い位置に設けられている流入口と、前記キャビネットケースの側面または扉で、前記空冷式ポンプの外扇ファンよりも低い位置に設けられているとともに、前記流入口の総面積より大きい総面積を有する流出口と、前記空冷式ポンプ、および前記空冷式ポンプを制御するポンプ制御部を前記キャビネットケース内に収納していることを特徴とする。
この発明の給水ユニットにおける流出口は、前記キャビネットケースの側面または扉の最下部に設けられていることを特徴とする。
この発明の給水ユニットにおける流出口は、前記キャビネットケースの側面または扉で、前記ポンプの外扇ファンよりも少し下側に設けられていることを特徴とする。
この発明の給水ユニットにおいて、前記キャビネットケースの側面または扉は、前記空冷式ポンプの外扇ファンと略同じ高さに別の流入口が設けられていることを特徴とする。
この発明の給水ユニットにおいて、前記流出口は、前記キャビネットケースの底に設けられていることを特徴とする
この発明の給水ユニットにおいて、前記流入口および前記流出口は、横長形状であることを特徴とする
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の第1実施形態である扉を取り外して横に並べた状態の給水ユニットの正面図である。
なお、架台は、一部を破断した状態が図示されている。
【0007】
図1において、1はキャビネットケースを示し、前面が開放した箱形状のケース本体2と、このケース本体2の前面を覆う着脱可能な扉3と、ケース本体2の下に設けられた架台5とで構成されている。
そして、ケース本体2の底には、後述する逆流防止器12の下に位置させて排水口2aが設けられている。
【0008】
また、扉3の左右には、この扉3をケース本体2に対して着脱可能とするロック機構4がそれぞれ設けられている。
さらに、扉3には、後述するインバータ23A,23Bと同じ高さまたはインバータ23A,23Bよりも高い位置、例えば最上部に円形の流入口3aが設けられるとともに、後述するポンプ13A,13Bよりも低い位置、例えば最下部に流入口3aと同一形状の流出口3bが設けられている。
なお、流入口3aと流出口3bとは、対角線上に設けられている。
【0009】
11は給水配管、12は給水配管11の途中に配設された逆流防止器、13A,13Bは逆流防止器12よりも下流の給水配管11に配設された空冷式のポンプを示し、このポンプ13A,13Bは、ポンプ部14と、このポンプ部14と同軸で、ポンプ部14を駆動するモータ部15と、このモータ部15と同軸で、モータ部15を冷却する外扇ファン16とで構成され、外扇ファン16を上側にし、ポンプ部14を下側にした状態でケース本体2内の上下方向の中央に配設されている。
【0010】
なお、給水配管11の流入端11aへ流入した水は、逆流防止器12、ポンプ13A,13Bのポンプ部14へと垂直面上を進んだ後、ポンプ部14から先の垂直面よりも後ろ側に位置する垂直面上へ流出し、その垂直面上を進んで流入端11aの後ろ側に位置する吐出端11bへ流れる。
【0011】
21はポンプ制御部を示し、制御部22と、インバータ23A,23Bとで構成され、インバータ23A,23Bは、インバータ部分24を冷却する外扇ファン25を有し、インバータ部分24を上側にし、外扇ファン25を下側にした状態でケース本体2内のポンプ13A,13Bよりも上側に配設されている。
なお、制御部22と図示を省略した圧力センサとを接続する信号線、制御部22とインバータ23A,23Bとを接続する信号線、インバータ23A,23Bとポンプ13A,13Bとを接続する信号線の図示は省略されている。
31はドレン配管を示す。
【0012】
次に、動作について説明する。
まず、ポンプ制御部21の制御部22は、図示を省略された、例えばポンプ13A,13Bよりも下流の給水配管11に配設された圧力センサの出力に基づいてポンプ13Aおよび/またはポンプ13Bの回転数を決定し、その回転数に対応する出力をインバータ23Aおよび/またはインバータ23Bへ出力する。
【0013】
そして、制御部22の出力が供給されるインバータ23Aおよび/またはインバータ23Bは、対応するポンプ13Aおよび/またはポンプ13Bをその回転数に制御する。
したがって、蛇口が開かれて水使用状態になると、水使用個所へ給水することができる。
【0014】
なお、ポンプ13A,13Bおよびインバータ23A,23Bが動作すると、モータ部15およびインバータ部分24が発熱するが、外扇ファン16,25が動作することにより、モータ部15およびインバータ部分24を冷却する。
このように外扇ファン16,25でモータ部15およびインバータ部分24を冷却するとき、扉3の、インバータ23A,23Bと同じ高さまたはインバータ23A,23Bよりも高い位置に流入口3aが設けられるとともに、ポンプ13A,13Bよりも低い位置に流出口3bが設けられているので、ケース本体2内には、外扇ファン16,25による流入口3aから流出口3bへ向かう強制換気流が発生する。
【0015】
上述したように、この発明の第1実施形態によれば、扉3の、インバータ23A,23Bと同じ高さまたはインバータ23A,23Bよりも高い位置に位置させて流入口3aを設けるとともに、外扇ファン16,25よりも低い位置に位置させて流出口3bを設けたので、ケース本体2内に外扇ファン16,25による流入口3aから流出口3bへ向かう強制換気流が発生する。
したがって、換気扇で強制換気することなく、ポンプ13A,13Bおよびインバータ23A,23Bの外扇ファン16,25のみによる換気流で放熱できるとともに、ポンプ13A,13Bおよびインバータ23A,23Bを効率よく冷却することができる。
【0016】
そして、強制換気するための換気扇を設けていないので、換気扇による騒音が発生することもない。
さらに、流出口3bを扉3の最下部に設けたので、キャビネットケース1の底部分に熱が籠もることもなくなる。
また、流入口3aおよび流出口3bを扉3に設けたので、埋め込み型の給水ユニットとすることができる。
そして、キャビネットケース1内を効率よく冷却でき、熱が籠もることがないので、防音処置、遮音処置、または保温処置を施す場合、各部材に対して耐熱性を考慮する必要がなくなるため、各処置を安価に施すことができる。
【0017】
図2はこの発明の第2実施形態である給水ユニットの扉の正面図であり、図1と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
図2において、3cは流入口を示し、扉3のインバータ23A,23Bと同じ高さまたはインバータ23A,23Bよりも高い位置、例えば扉3の最上部に設けられ、扉3の幅よりも僅かに狭い横長の矩形とされている。
3dは流出口を示し、扉3のポンプ13A,13Bよりも低い位置、例えば扉3の最下部に流入口3cと同一形状で設けられている。
3eは流入口を示し、扉3の外扇ファン16とほぼ同じ高さの位置に、流入口3cと同一幅で、流入口3cの倍の面積で設けられている。
【0018】
この第2実施形態においても、前述した第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
そして、流入口3c,3eおよび流出口3dを横長の矩形にしたので、キャビネットケース1内の全体に空気の流れが形成できるため、さらに効率よく放熱、冷却することができる。
さらに、流入口3eを、扉3の外扇ファン16とほぼ同じ高さの位置に設けたので、外気を流入口3eから取り入れてモータ部15を直接冷却できるため、モータ部15をさらに効率よく冷却することができる。
【0019】
図3はこの発明の第3実施形態である給水ユニットの扉の正面図であり、図1または図2と同一または相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
図3において、3fは流出口を示し、扉3の、ポンプ13A,13Bの外扇ファン16よりも少し下側の位置、例えばモータ部15の下部を含む下側の高さ、望ましくはポンプ部14の高さに、流入口3cと同一幅の矩形で、流入口3cの3倍の面積で設けられている。
【0020】
この第3実施形態においても、前述した第1または第2実施形態と同様な効果を得ることができる。
そして、扉3の、ポンプ13A,13Bの外扇ファン16よりも少し下側に位置させて流出口3fを設けたので、モータ部15を冷却した空気をより速く、直接排出できるため、第2実施形態よりもさらに効率よくポンプ13A,13Bを冷却することができる。
さらに、流出口3fの総面積を流入口3cの総面積よりも広くしたので、効率よく空気を排出できるため、第2実施形態よりもさらに効率よく放熱、冷却することができる。
【0021】
図4はこの発明の第4実施形態である給水ユニットの扉の正面図であり、図1〜図3と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
図4において、3gは流入口を示し、扉3の外扇ファン16とほぼ同じ高さの位置に、流入口3cと同一形状で設けられている。
【0022】
この第4実施形態においても、前述した第1、第2または第3実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0023】
図5はこの発明の第5実施形態である給水ユニットの扉の正面図であり、図1〜図4と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0024】
この第5実施形態においても、前述した第1、第2、第3または第4実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0025】
上記した各実施形態における冷却効果は、第1実施形態よりも第2実施形態の方があり、また、第2実施形態よりも第3実施形態の方があり、さらに、第3実施形態よりも第4実施形態の方があり、さらに、第4実施形態よりも第5実施形態の方がある。
そして、第5実施形態において、流入口3gまたは流入口3eを設けることにより、さらに冷却効果を向上させることができる。
【0026】
また、インバータ部分24を上側にし、外扇ファン25を下側にした状態でインバータ23A,23Bを配設したが、インバータ部分24と外扇ファン25とを左右方向に配設してもよいが、外扇ファン25を上側にし、インバータ部分24を下側にする方が、冷却効果を向上させることができる。
さらに、埋め込み型として扉3に流入口3a,3c,3e,3gを設けるとともに、流出口3b,3d,3fを設けたが、キャビネットケース1の側面、すなわちケース本体2の側面に設けたり、ケース本体2の側面と扉3とに設けたり、ケース本体2を壁から離して設置する場合はケース本体2の裏面(背面)に設けても、すなわちキャビネットケース1の天板および底を除いた部分に設けても同様な効果を得ることができる。
【0027】
さらに、第1、第または第5実施形態で扉3に流出口3b,3dを設けたが、この流出口3b,3dに代えてケース本体2の底に流出口を設けたり、各実施形態においてもケース本体2の底に流出口を設けると、キャビネットケース1の底部分に熱が籠もるのをより一層解消することができる。
そして、ケース本体2の底に流出口を設ける場合、上記した実施形態ように、単なる孔、横長の孔をケース本体2の底に設けたり、ケース本体2の底をエキスパンドメタルまたはメッシュなどで構成して流出口を設け、粉塵、虫などの進入を防止する構造としてもよい。
【0028】
なお、流入口3a,3c,3e,3g、流出口3b,3d,3fもエキスパンドメタルまたはメッシュなどで形成してもよい。
そして、流入口3a,3c,3e,3g、流出口3b,3d,3fに対応させて庇を設け、雨水が入るのを防止する構造としてもよい。
さらに、流出口の総面積を流入口の総面積以上として説明したが、流出口の総面積は流入口の総面積よりも小さくてもよいが、流出口の総面積を流入口の総面積以上、すなわち流出口の総面積を流入口の総面積と同等、またはそれよりも広くするのが好ましい。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、キャビネットケースの側面または扉に、インバータと同じ高さまたはインバータよりも高い位置に位置させて流入口を設けるとともに、ポンプの外扇ファンよりも低い位置に位置させて流出口を設けたので、キャビネットケース内にポンプの外扇ファンによる流入口から流出口へ向かう強制換気流が発生する。
したがって、換気扇で強制換気することなく、ポンプの外扇ファンのみによる換気流で放熱できるとともに、ポンプおよびインバータを効率よく冷却することができる。
そして、強制換気するための換気扇を設けていないので、換気扇による騒音が発生することもない。
【0030】
次に、請求項2の発明によれば、流出口をキャビネットケースの側面または扉の最下部に設けたので、キャビネットケースの底部分に熱が籠もることもなくなる。
そして、請求項3の発明によれば、流出口をキャビネットケースの側面または扉の、ポンプの外扇ファンよりも少し下側に位置させて設けたので、ポンプのモータ部を冷却した空気をより速く、直接排出できるため、さらに効率よくポンプを冷却することができる。
【0031】
また、請求項4の発明によれば、別の流入口を、キャビネットケースの側面または扉の、ポンプの外扇ファンとほぼ同じ高さの位置に設けたので、外気をその流入口から取り入れてポンプのモータ部を直接冷却できるため、モータ部をさらに効率よく冷却することができる。
さらに、請求項5の発明によれば、キャビネットケースの底にも流出口を設けたので、キャビネットケースの底部分に熱が籠もるのをより一層解消することができる。
【0032】
そして、請求項6の発明によれば、流入口および流出口を横長形状にしたので、キャビネットケース内の全体に空気の流れが形成できるため、さらに効率よく冷却することができる。
さらに、請求項7の発明によれば、流出口の総面積を流入口の総面積以上にしたので、効率よく空気を排出できるため、さらに効率よく放熱、冷却することができる。
なお、流入口および流出口を扉に設けることにより、埋め込み型の給水ユニットとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態である扉を取り外して横に並べた状態の給水ユニットの正面図である。
【図2】この発明の第2実施形態である給水ユニットの扉の正面図である。
【図3】この発明の第3実施形態である給水ユニットの扉の正面図である。
【図4】この発明の第4実施形態である給水ユニットの扉の正面図である。
【図5】この発明の第5実施形態である給水ユニットの扉の正面図である。
【符号の説明】
1 キャビネットケース
2 ケース本体
2a 排水口
3 扉
3a 流入口
3b 流出口
3c 流入口
3d 流出口
3e 流入口
3f 流出口
3g 流入口
4 ロック機構
5 架台
11 給水配管
11a 流入端
11b 吐出端
12 逆流防止器
13A ポンプ
13B ポンプ
14 ポンプ部
15 モータ部
16 外扇ファン
21 ポンプ制御部
22 制御部
23A インバータ
23B インバータ
24 インバータ部分
25 外扇ファン
31 ドレン配管

Claims (6)

  1. 開閉可能な扉を有するキャビネットケースと、
    前記キャビネットケース内の上側に配設された前記ポンプ制御部を構成するインバータと、
    前記インバータよりも下側に配設され、外扇ファンを上側、モータ部を中間、ポンプ部を下側にした前記空冷式ポンプ
    前記キャビネットケースの側面または扉、前記インバータと同じ高さまたは前記インバータよりも高い位置に設けられている流入口と、
    前記キャビネットケースの側面または扉で、前記空冷式ポンプの外扇ファンよりも低い位置に設けられているとともに、前記流入口の総面積より大きい総面積を有する流出口と、
    前記空冷式ポンプ、および前記空冷式ポンプを制御するポンプ制御部を前記キャビネットケース内に収納していることを特徴とする給水ユニット。
  2. 請求項1に記載の給水ユニットにおける流出口は、前記キャビネットケースの側面または扉の最下部に設けられていることを特徴とする給水ユニット。
  3. 請求項1または請求項2に記載の給水ユニットにおける流出口は、前記キャビネットケースの側面または扉で、前記ポンプの外扇ファンよりも少し下側に設けられていることを特徴とする給水ユニット。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の給水ユニットにおいて、前記キャビネットケースの側面または扉、前記空冷式ポンプの外扇ファンと略同じ高さに別の流入口設けられていることを特徴とする給水ユニット。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の給水ユニットにおいて、前記流出口は、前記キャビネットケースの底に設けられていることを特徴とする給水ユニット。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の給水ユニットにおいて、前記流入口および前記流出口は、横長形状であることを特徴とする給水ユニット。
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