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JP4288428B2 - 映像解析システムおよび映像解析方法 - Google Patents
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Description

本発明は、例えば店舗等の監視対象の映像をカメラで撮影して解析する映像解析システムおよび映像解析方法に関するものである。
従来の映像解析では、カメラの設置位置によって映る映像が限定され、入手できる情報も限られていた。例えば人の顔が映るような設置位置では、人が前後に重なった場合に人の数を数えることが難しかった。また、床面と人の足の先を正確に分離することが難しいため、人の位置を正確に知ることができなかった。この場合、真上からの映像を入力すると、人の数を正確に数えることができ、人の位置を特定することも容易である。しかし、人の顔や服装などの特徴を入手することは不可能であった。
よって、従来は多様な情報を入手しようとすると、用途ごとにカメラを複数台設置する必要がある。しかし、複数台のカメラを設置するには、購入費用や工事費用などが高くなる問題があった。
そこで、1台のカメラと鏡を用いて、複数方向の映像を1台のカメラで同時に撮影できるようにした監視方法が提案されている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
特開2002−077888号公報 特開2006−296855号公報
しかしながら、特許文献1、特許文献2に開示された方法では、入手できる情報が限られるという問題点があった。例えば特許文献1に開示された方法では、複数方向の映像が撮影できるだけである。一方、特許文献2に開示された方法では、複数方向の映像からボウリングゲームにおける残ピン数を検出することができるが、監視対象の変化点(例えば人などの移動物体)の位置や変化点が通過した時間を正確に特定することはできない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、多様な情報を入手し、監視対象の変化点の位置や変化点が通過した時間を正確に特定することができる映像解析システムおよび映像解析方法を提供することを目的とする。
本発明の映像解析システムは、監視対象の映像を撮影するカメラと、このカメラの撮影方向と異なる方向から見た前記監視対象の像が映るように、前記カメラの視野内に所定の角度で設置された鏡と、前記カメラによって撮影された映像を前記鏡に映った映像と鏡以外の映像とに分離して別々に解析することにより、前記監視対象の変化を監視するデータ処理装置とを有し、前記データ処理装置は、前記カメラによって撮影された映像を前記鏡に映った映像と前記鏡以外の映像とに分離する映像分離部と、前記鏡に映った映像と前記鏡以外の映像の各々について変化点を検出する映像解析部と、前記鏡に映った映像における変化点を解析した結果と前記鏡以外の映像における変化点を解析した結果とを前記監視対象の平面図上に写像して、前記監視対象の変化を監視する写像部とを含み、前記写像部は、前記鏡に映った映像における変化点を解析する第1の解析部と、前記鏡以外の映像における変化点を解析する第2の解析部と、前記鏡に映った映像における変化点を解析した結果と前記鏡以外の映像における変化点を解析した結果とを前記平面図上に写像して、前記監視対象に生じた変化の位置と時間と数を検出する判定部とを含み、前記第1の解析部は、前記鏡に映った映像における変化点の中心の位置を算出する中心点抽出部と、前記変化点の中心を通り、かつ前記鏡に映った映像の交差する2本の外辺に対して平行な線をそれぞれ求め、これらの平行線と前記2本の外辺との交点である基準点を2つ求める第1の基準点算出部と、前記第1の基準点算出部が求めた2つの基準点を前記平面図上に写像し、この写像した2つの基準点から、前記鏡に映った映像における変化点の中心を前記平面図上に写像した点の位置を算出し、算出した点の位置を解析結果として前記判定部に出力する第1の写像処理部とを含み、前記第2の解析部は、前記鏡以外の映像における変化点の下端部の中心の位置を算出する下端点抽出部と、前記変化点の下端部の中心を通り、かつ前記鏡以外の映像の1本の外辺に対して垂直な線を求め、この垂線と前記1本の外辺との交点である基準点を求める第2の基準点算出部と、前記第2の基準点算出部が求めた基準点を前記平面図上に写像する第2の写像処理部と、この第2の写像処理部が写像した基準点を通り、かつ前記鏡以外の映像を前記平面図上に写像した領域の1本の外辺に対して垂直な線を基準線とし、この基準線の位置と基準線から一定の距離にある基準範囲の位置を解析結果として前記判定部に出力する基準線生成部とを含み、前記判定部は、前記第1の解析部から解析結果として出力された点の位置が前記第2の解析部から解析結果として出力された基準範囲に含まれる場合、前記鏡に映った映像における変化点の中心が現れた時間と、第1の写像処理部が算出した点の位置と、前記鏡以外の映像における変化点の映像とを関連付けて、時間と位置を変化点の属性として記録するものである。
また、本発明の映像解析システムは、監視対象の映像を撮影するカメラと、このカメラの撮影方向と異なる方向から見た前記監視対象の像が映るように、前記カメラの視野内に所定の角度で設置された鏡と、前記カメラによって撮影された映像を前記鏡に映った映像と鏡以外の映像とに分離して別々に解析することにより、前記監視対象の変化を監視するデータ処理装置とを有し、前記データ処理装置は、前記カメラによって撮影された映像を前記鏡に映った映像と前記鏡以外の映像とに分離する映像分離部と、前記鏡に映った映像と前記鏡以外の映像の各々について変化点を検出する映像解析部と、前記鏡に映った映像における変化点を解析した結果と前記鏡以外の映像における変化点を解析した結果とを前記監視対象の平面図上に写像して、前記監視対象の変化を監視する写像部とを含み、前記写像部は、前記鏡に映った映像における変化点を解析する第1の解析部と、前記鏡以外の映像における変化点を解析する第2の解析部と、前記鏡に映った映像における変化点を解析した結果と前記鏡以外の映像における変化点を解析した結果とを前記平面図上に写像して、前記監視対象に生じた変化の位置と時間と数を検出する判定部とを含み、前記第1の解析部は、前記鏡に映った映像における変化点の中心の位置を算出する中心点抽出部と、前記変化点の中心を通り、かつ前記鏡に映った映像の交差する2本の外辺に対して平行な線をそれぞれ求め、これらの平行線と前記2本の外辺との交点である基準点を2つ求める第1の基準点算出部と、前記第1の基準点算出部が求めた2つの基準点を前記平面図上に写像し、この写像した2つの基準点から、前記鏡に映った映像における変化点の中心を前記平面図上に写像した点の位置を算出し、算出した点の位置を解析結果として前記判定部に出力する第1の写像処理部とを含み、前記第2の解析部は、前記鏡以外の映像における変化点の下端部の中心の位置を算出する下端点抽出部と、前記変化点の下端部の中心を通り、かつ前記鏡以外の映像の1本の外辺に対して垂直な線を求め、この垂線と前記1本の外辺との交点である基準点を求める第2の基準点算出部と、前記第2の基準点算出部が求めた基準点を前記平面図上に写像する第2の写像処理部と、この第2の写像処理部が写像した基準点を通り、かつ前記鏡以外の映像を前記平面図上に写像した領域の1本の外辺に対して垂直な線を基準線とし、この基準線の位置と基準線から一定の距離にある基準範囲の位置を解析結果として前記判定部に出力する基準線生成部とを含み、前記判定部は、前記第1の解析部から解析結果として出力された点の位置が前記第2の解析部から解析結果として出力された基準線の位置と交わる場合、前記鏡に映った映像における変化点の中心が現れた時間と、第1の写像処理部が算出した点の位置と、前記鏡以外の映像における変化点の映像とを関連付けて、時間と位置を変化点の属性として記録するものである。
本発明の映像解析方法は、監視対象の映像をカメラによって撮影する撮影手順と、コンピュータが、前記カメラによって撮影された映像を、前記カメラの撮影方向と異なる方向から見た前記監視対象の像が映るように前記カメラの視野内に所定の角度で設置された鏡の映像と、鏡以外の映像とに分離して別々に解析することにより、前記監視対象の変化を監視するデータ処理手順とを備え、前記データ処理手順は、前記カメラによって撮影された映像を前記鏡に映った映像と前記鏡以外の映像とに分離する映像分離手順と、前記鏡に映った映像と前記鏡以外の映像の各々について変化点を検出する映像解析手順と、前記鏡に映った映像における変化点を解析した結果と前記鏡以外の映像における変化点を解析した結果とを前記監視対象の平面図上に写像して、前記監視対象の変化を監視する写像手順とを含み、前記写像手順は、前記鏡に映った映像における変化点を解析する第1の解析手順と、前記鏡以外の映像における変化点を解析する第2の解析手順と、前記鏡に映った映像における変化点を解析した結果と前記鏡以外の映像における変化点を解析した結果とを前記平面図上に写像して、前記監視対象に生じた変化の位置と時間と数を検出する判定手順とを含み、前記第1の解析手順は、前記鏡に映った映像における変化点の中心の位置を算出する中心点抽出手順と、前記変化点の中心を通り、かつ前記鏡に映った映像の交差する2本の外辺に対して平行な線をそれぞれ求め、これらの平行線と前記2本の外辺との交点である基準点を2つ求める第1の基準点算出手順と、前記第1の基準点算出手順で求めた2つの基準点を前記平面図上に写像し、この写像した2つの基準点から、前記鏡に映った映像における変化点の中心を前記平面図上に写像した点の位置を算出し、算出した点の位置を解析結果として出力する第1の写像処理手順とを含み、前記第2の解析手順は、前記鏡以外の映像における変化点の下端部の中心の位置を算出する下端点抽出手順と、前記変化点の下端部の中心を通り、かつ前記鏡以外の映像の1本の外辺に対して垂直な線を求め、この垂線と前記1本の外辺との交点である基準点を求める第2の基準点算出手順と、前記第2の基準点算出手順で求めた基準点を前記平面図上に写像する第2の写像処理手順と、この第2の写像処理手順で写像した基準点を通り、かつ前記鏡以外の映像を前記平面図上に写像した領域の1本の外辺に対して垂直な線を基準線とし、この基準線の位置と基準線から一定の距離にある基準範囲の位置を解析結果として出力する基準線生成手順とを含み、前記判定手順は、前記第1の解析手順で解析結果として出力された点の位置が前記第2の解析手順で解析結果として出力された基準範囲に含まれる場合、前記鏡に映った映像における変化点の中心が現れた時間と、第1の写像処理手順で算出した点の位置と、前記鏡以外の映像における変化点の映像とを関連付けて、時間と位置を変化点の属性として記録することを特徴とするものである。
また、本発明の映像解析方法は、監視対象の映像をカメラによって撮影する撮影手順と、コンピュータが、前記カメラによって撮影された映像を、前記カメラの撮影方向と異なる方向から見た前記監視対象の像が映るように前記カメラの視野内に所定の角度で設置された鏡の映像と、鏡以外の映像とに分離して別々に解析することにより、前記監視対象の変化を監視するデータ処理手順とを備え、前記データ処理手順は、前記カメラによって撮影された映像を前記鏡に映った映像と前記鏡以外の映像とに分離する映像分離手順と、前記鏡に映った映像と前記鏡以外の映像の各々について変化点を検出する映像解析手順と、前記鏡に映った映像における変化点を解析した結果と前記鏡以外の映像における変化点を解析した結果とを前記監視対象の平面図上に写像して、前記監視対象の変化を監視する写像手順とを含み、前記写像手順は、前記鏡に映った映像における変化点を解析する第1の解析手順と、前記鏡以外の映像における変化点を解析する第2の解析手順と、前記鏡に映った映像における変化点を解析した結果と前記鏡以外の映像における変化点を解析した結果とを前記平面図上に写像して、前記監視対象に生じた変化の位置と時間と数を検出する判定手順とを含み、前記第1の解析手順は、前記鏡に映った映像における変化点の中心の位置を算出する中心点抽出手順と、前記変化点の中心を通り、かつ前記鏡に映った映像の交差する2本の外辺に対して平行な線をそれぞれ求め、これらの平行線と前記2本の外辺との交点である基準点を2つ求める第1の基準点算出手順と、前記第1の基準点算出手順で求めた2つの基準点を前記平面図上に写像し、この写像した2つの基準点から、前記鏡に映った映像における変化点の中心を前記平面図上に写像した点の位置を算出し、算出した点の位置を解析結果として出力する第1の写像処理手順とを含み、前記第2の解析手順は、前記鏡以外の映像における変化点の下端部の中心の位置を算出する下端点抽出手順と、前記変化点の下端部の中心を通り、かつ前記鏡以外の映像の1本の外辺に対して垂直な線を求め、この垂線と前記1本の外辺との交点である基準点を求める第2の基準点算出手順と、前記第2の基準点算出手順で求めた基準点を前記平面図上に写像する第2の写像処理手順と、この第2の写像処理手順で写像した基準点を通り、かつ前記鏡以外の映像を前記平面図上に写像した領域の1本の外辺に対して垂直な線を基準線とし、この基準線の位置と基準線から一定の距離にある基準範囲の位置を解析結果として出力する基準線生成手順とを含み、前記判定手順は、前記第1の解析手順で解析結果として出力された点の位置が前記第2の解析手順で解析結果として出力された基準線の位置と交わる場合、前記鏡に映った映像における変化点の中心が現れた時間と、第1の写像処理手順で算出した点の位置と、前記鏡以外の映像における変化点の映像とを関連付けて、時間と位置を変化点の属性として記録することを特徴とするものである。
本発明によれば、監視対象の映像を撮影するカメラと、カメラの撮影方向と異なる方向から見た監視対象の像が映るように、カメラの視野内に所定の角度で設置された鏡とを設け、カメラによって撮影された映像を鏡に映った映像と鏡以外の映像とに分離して別々に解析することにより、1台のカメラで2つの方角から監視対象の変化を監視することができるため、監視対象の変化の認識・追跡の精度向上が可能になる。本発明によれば、入手できる情報が増える。その理由は、鏡によって他の方向からの映像を入手して解析することによって、新たな情報が入手できるためである。例えば、人数の情報とその人の顔の情報が入手できる。また、本発明によれば、監視対象の変化点の位置を正確に特定することができる。その理由は、鏡によって他の方向からの映像を入手して解析することによって、ある変化点と別の変化点とを分離することが容易になるからである。また、本発明によれば、変化点が通過した時間を正確に特定することができる。その理由は、鏡によって他の方向からの映像を入手して解析することによって、変化点が鏡の映るエリアに侵入した時刻を特定できるからである。
本発明は、1台のカメラで捉えた映像を複数の領域に分離し、それぞれの領域の解析結果を同一の映像へ写像することで、あたかも別の方向からの映像を解析しているような情報を入手し、複数のカメラを設置しなくても複数の情報を入手することを可能にしたことを特徴としている。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る映像解析システムの構成を示すブロック図である。
本実施の形態の映像解析システムは、プログラム制御により動作するコンピュータからなるデータ処理装置100と、映像を取得する手段であるカメラ110と、光を反射する手段である鏡120とから構成されている。
本実施の形態の映像解析システムを例えば店舗に設置する場合、図1に示すように店舗入り口の天井部分に鏡120を設置し、店内へ入ってくる人130の頭が映るように鏡120の角度を調整する。
図2(A)はカメラ110が撮影した映像の1例を示す図、図2(B)はカメラ110が撮影した領域の平面図である。図2(A)において、210はカメラ110が撮影した映像、220は映像210のうち鏡120の領域、230は人130の映像、240は店舗の入り口の映像、250は映像210のうち領域220以外の領域、xは鏡120に映った移動物体(映像の変化点であり、図1の例では人130)の中心点、yは移動物体の下端部の位置を示す基準点である。
図2(B)において、310は平面図である。この平面図310は、店舗の床を真上から見た場合の図のうち、カメラ110が撮影した領域を示している。なお、図2(B)では、下側が店舗の奥側(図1の右側)に対応する。
カメラ110が撮影した映像210のうち鏡120の領域220における点xが、図2(B)の平面図310における点Xへ写像されたとき、P(x)=Xと定義する。
本実施の形態では、店舗の入り口から奥に向かって正面にカメラ110を設置し、店舗内へ入ってくる人130の顔および全身が映り、かつ天井に設置した鏡120の領域が映るようにカメラ110の角度を調整する。このとき、店舗の入り口に立った人130の足の位置の位置を示す基準点yが、図2(B)の平面図310における基準範囲Y(人130が立っている可能性のある範囲)に写像されたとき、Q(y)=Yと定義する。
本実施の形態では、前記の点Xと基準範囲Yとの交点から、店舗内に入ってきた人130の位置を特定することができる。
入店してくる人が前後に重なっている場合、鏡120に映った映像では順番に頭が映るので、鏡120の映像から平面図310に写像された位置Xに頭が現れる時間が異なるため、先に入店した人と後ろから入店した人とが存在することを認識でき、前後の人を分離することができる。
また、入店してくる人が肩を並べて来た場合、鏡120に映った映像では横に並んで頭が映るので、鏡120の映像から平面図310に写像された位置Xは分離して複数存在するため、正面の映像から平面図310に写像された基準範囲Yが重なっていたとしても、2人の人が入店したことを認識でき、人を分離することが可能になる。
また、カメラ110を横切るような人がいたとしても、鏡120の領域220に何も映っていなければ、この横切った人を入り口を通った人と分離することができる。入り口の外にいる人も同様である。これにより、入店した人の数を正確にカウントすることが可能となる。
図3はデータ処理装置100の構成を示すブロック図である。データ処理装置100は、映像を複数に分割する映像分離部101と、映像を解析する映像解析部102と、映像上のある点を平面図310上へ写像する写像部103と、カメラ110が撮影した映像を受信する映像受信部104とを有する。
また、写像部103は、カメラ110が撮影した映像のうち鏡120の領域220の映像を解析する第1の解析部1030と、カメラ110が撮影した映像のうち領域220以外の領域250の映像を解析する第2の解析部1031と、第1の解析部1030と第2の解析部1031により解析された映像について所定の判定処理を実行する判定部1032とを含む。
データ処理装置100の各構成要素はそれぞれ概略つぎのように動作する。まず、映像受信部104は、カメラ110が撮影した映像情報を受信する。
映像分離部101は、映像受信部104から入力された映像内の特定のエリアを分離し、別々の映像として取り扱うことを可能にする。具体的には、映像分離部101は、入力映像を鏡120の領域220とそれ以外の領域250とに分離する。
映像解析部102は、映像の変化点を抽出し、その映像内の移動物体を追跡することを可能にする。
写像部103は、カメラ110が撮影した映像210における移動物体の中心点xを平面図310上に写像して、移動物体の中心点xが平面図310上の特定の基準範囲Yあるいは特定の基準線に対応するか否かを判定する。
次に、図4のフローチャートを参照して本実施の形態の動作について詳細に説明する。まず、カメラ110からの映像をデータ処理装置100に入力する(図4ステップA1)。データ処理装置100の受信部104は、カメラ110から入力された映像情報を受信する。
続いて、映像分離部101は、入力された映像をあらかじめ定義された鏡120の領域220とそれ以外の領域250とに分離する(ステップA2)。
映像解析部102は、映像分離部101によって分離された領域220の映像を解析して(図4ステップA3)、領域220の映像から移動物体を抽出する(ステップA4)。この移動物体の抽出は、例えば複数の映像フレーム間の変化を調べ、映像に変化があった個所を移動物体と認定することで実現することができる。
次に、写像部103の第1の解析部1030は、領域220中の移動物体の中心点を平面図310上に写像したデータを生成する。
図5は第1の解析部1030の詳細な構成を示すブロック図、図6は第1の解析部1030が鏡120に映った移動物体の中心点を平面図310上に写像する処理を説明するための図である。第1の解析部1030は、中心点抽出部10300と、基準点算出部10301と、写像処理部10302と、平面図保持部10303とを有する。
図6において、220−A,220−B,220−C,220−Dは領域220の頂点、260−Aは移動物体の中心点xを通り、かつ領域220の頂点220−Bと220−Cとを結ぶ辺に平行な直線、260−Bは移動物体の中心点xを通り、かつ領域220の頂点220−Aと220−Bとを結ぶ辺に平行な直線、270−Aは頂点220−Aと220−Bとを結ぶ辺と直線260−Aとの交点である基準点、270−Bは頂点220−Bと220−Cとを結ぶ辺と直線260−Bとの交点である基準点である。また、320は領域220を平面図310上に写像した領域、320−A,320−B,320−C,320−Dはそれぞれ頂点220−A,220−B,220−C,220−Dを平面図310上に写像した点、360−A,360−Bはそれぞれ直線260−A,260−Bを平面図310上に写像した直線、370−A,370−Bはそれぞれ基準点270−A,270−Bをそれぞれ平面図310上に写像した点、Xは移動物体の中心点xを平面図310上に写像した点である。
第1の解析部1030の中心点抽出部10300は、映像解析部102がステップA4で抽出した移動物体の映像から、この移動物体の中心点xの位置を算出する(図4ステップA5)。
続いて、第1の解析部1030の基準点算出部10301及び写像処理部10302は、移動物体の中心点xをあらかじめ定義された計算式により平面図310上に写像して点Xの位置を算出する(ステップA6)。図7は基準点算出部10301及び写像処理部10302の動作を示すフローチャートである。
まず、基準点算出部10301は、図6に示すように領域220の映像上において、移動物体の中心点xを通り、かつ領域220の頂点220−Bと220−Cとを結ぶ辺に平行な直線260−Aを求めると共に、移動物体の中心点xを通り、かつ領域220の頂点220−Aと220−Bとを結ぶ辺に平行な直線260−Bを求める(図7ステップS100)。領域220の頂点220−A,220−B,220−C,220−Dの位置は既知である。したがって、移動物体の中心点xの位置が定まれば、直線260−A,260−Bを求めることができる。
そして、基準点算出部10301は、頂点220−Aと220−Bとを結ぶ辺と直線260−Aとの交点である基準点270−Aの位置と、頂点220−Bと220−Cとを結ぶ辺と直線260−Bとの交点である基準点270−Bの位置を算出する(ステップS101)。
なお、直線260−Aは、領域220の対向する2辺、すなわち頂点220−Aと220−Bとを結ぶ辺、あるいは頂点220−Cと220−Dとを結ぶ辺のうち少なくとも一方に対して平行であればよい。同様に、直線260−Bは、これらの辺と交わる2辺、すなわち頂点220−Bと220−Cとを結ぶ辺、あるいは頂点220−Aと220−Dとを結ぶ辺のうち少なくとも一方に対して平行であればよい。また、直線260−Aを頂点220−Bと220−Cとを結ぶ辺に向かって引いてもよいし、直線260−Bを頂点220−Aと220−Dとを結ぶ辺に向かって引いてもよい。
次に、写像処理部10302は、基準点算出部10301が算出した基準点260−A,260−Bを平面図310上に写像して、基準点370−A,370−Bを求める(図7ステップS102)。平面図310は、予め平面図保持部10303に保持されており、頂点220−A,220−B,220−C,220−Dを平面図310上に写像した点320−A,320−B,320−C,320−Dの位置は既知である。
領域220の頂点220−Aと220−Bとを結ぶ辺の長さをL1、頂点220−Aから基準点270−Aまでの距離をD1、領域320の頂点320−Aと320−Bとを結ぶ辺の長さをL2、頂点320−Aから基準点370−Aまでの距離をD2とすると、次式が成立する。
D1/L1=D2/L2 ・・・(1)
したがって、領域320の頂点320−Aと320−Bとを結ぶ辺上において、式(1)が成立する点を求めれば、この点が基準点370−Aとなる。
同様に、領域220の頂点220−Bと220−Cとを結ぶ辺の長さをL3、頂点220−Bから基準点270−Bまでの距離をD3、領域320の頂点320−Bと320−Cとを結ぶ辺の長さをL4、頂点320−Bから基準点370−Bまでの距離をD4とすると、次式が成立する。
D3/L3=D4/L4 ・・・(2)
したがって、領域320の頂点320−Bと320−Cとを結ぶ辺上において、式(2)が成立する点を求めれば、この点が基準点370−Bとなる。
そして、写像処理部10302は、基準点370−Aを通り、かつ領域320の頂点320−Bと320−Cとを結ぶ辺に平行な直線360−Aを求めると共に、基準点370−Bを通り、かつ領域320の頂点320−Aと320−Bとを結ぶ辺に平行な直線360−Bを求める(図7ステップS103)。
最後に、写像処理部10302は、直線360−Aと360−Bとの交点を、移動物体の中心点xを平面図310上に写像した点Xとし、この基準点Xの位置を算出する(ステップS104)。写像処理部10302は、この基準点Xの位置を判定部1032へ通知する。以上で図4のステップA6の処理が終了し、第1の解析部1030の処理が終了する。
次に、映像解析部102は、映像分離部101によって分離された領域250の映像を解析して(図4ステップB1)、領域250の映像から移動物体を抽出する(ステップB2)。この移動物体の抽出は、領域220の場合と同様にして実現できる。
写像部103の第2の解析部1031は、領域250中の移動物体の下端部の中心点を含む基準線を平面図310上に写像したデータを生成する。
図8は第2の解析部1031の詳細な構成を示すブロック図、図9は第2の解析部1031が移動物体の下端部の基準点を平面図310上に写像する処理を説明するための図である。第2の解析部1031は、下端点抽出部10310と、基準点算出部10311と、写像処理部10312と、平面図保持部10313と、基準線生成部10314とを有する。
図9において、250−C,250−Dは領域250の頂点、280は移動物体の下端部の中心点、290は移動物体の下端部の中心点280を通り、かつ領域250の頂点250−Cと250−Dとを結ぶ辺に垂直な直線、yは頂点250−Cと250−Dとを結ぶ辺と直線290との交点である基準点である。また、350−C,350−Dはそれぞれ頂点250−C,250−Dを平面図310上に写像した点、y’は基準点yを平面図310上に写像した点、390は基準点y’を通り、かつ平面図310の頂点350−Cと350−Dとを結ぶ辺に垂直な線である。
第2の解析部1031の下端点抽出部10310及び基準点算出部10311は、映像解析部102がステップB2で抽出した移動物体の映像から、この移動物体の基準点yの位置を算出する(図4ステップB3)。図10は下端点抽出部10310及び基準点算出部10311の動作を示すフローチャートである。
まず、下端点抽出部10310は、移動物体の下端部(例えば図9に示す人の映像230の足の部分)の中心点280を画像解析により認識して、抽出する(図10ステップS200)。
続いて、基準点算出部10311は、移動物体の下端部の中心点280を通り、かつ領域250の頂点250−Cと250−Dとを結ぶ辺に垂直な直線290を求める(ステップS201)。領域250の頂点(カメラ110により撮影された映像の下端の頂点)250−C,250−Dの位置は既知である。したがって、移動物体の下端部の中心点280の位置が定まれば、直線290を求めることができる。
そして、基準点算出部10311は、頂点250−Cと250−Dとを結ぶ辺と直線290との交点を基準点yとして、この基準点yの位置を算出する(図10ステップS202)。以上で図4ステップB3の処理が終了する。
次に、写像処理部10312は、基準点算出部10311が算出した基準点yをあらかじめ定義された計算式により平面図310上に写像して、基準点yを求める(図4ステップB4)。平面図310は、予め平面図保持部10313に保持されており、頂点250−C,250−Dを平面図310上に写像した点350−C,350−Dの位置は既知である。
領域250の頂点250−Cと250−Dとを結ぶ辺の長さをL5、頂点250−Cから基準点yまでの距離をD5、平面図310の頂点350−Cと350−Dとを結ぶ辺の長さをL6、頂点350−Cから基準点y’までの距離をD6とすると、次式が成立する。
D5/L5=D6/L6 ・・・(3)
したがって、平面図310の頂点350−Cと350−Dとを結ぶ辺上において、式(3)が成立する点を求めれば、この点が基準点y’となる。
基準線生成部10314は、基準点y’を通り、かつ平面図310の頂点350−Cと350−Dとを結ぶ辺に対して垂直な線(基準線)390を求め、この基準線390から左右に一定の距離にある範囲を基準範囲Yとして定義する(図4ステップB5)。基準線生成部10314は、基準線390の位置と基準範囲Yの位置を判定部1032へ通知する。以上で第2の解析部1031の処理が終了する。
次に、判定部1032は、第1の解析部1030から通知された基準点Xの位置と第2の解析部1031から通知された基準範囲Yの位置とを比較して、基準範囲Yの中に基準点Xが含まれるかどうかを判定する(図4ステップA7)。
判定部1032は、基準範囲Yの中に基準点Xが含まれる場合、ステップA5において移動物体の中心点xが現れた時間と、ステップA6において算出された基準点Xの位置と、ステップB2において抽出された移動物体の映像とを関連付けて、時間と位置を移動物体の属性として記録する(ステップA8)。
一方、判定部1032は、基準範囲Yの中に基準点Xが含まれない場合、ステップA2〜A6,B1〜B5までの処理結果を無効とする(図4ステップA9)。
なお、ステップA7において、基準点Xの位置と基準範囲Yの位置とを比較する代わりに、基準点Xの位置と基準線390の位置とを比較してもよい。この場合は、判定部1032は、基準点Xと基準線390とが交わるときに、判定YESとしてステップA8に進む。
次に、本実施の形態の効果について説明する。本実施の形態では、鏡120により移動物体の真上からの映像を入力できるように構成されているため、移動物体を分離することができる。これにより、本実施の形態では、カメラ110の撮影領域を通過する移動物体の数を正確に数えることが可能となる。また、本実施の形態では、鏡120に映った映像から平面図への写像を行うように構成されているため、カメラ正面の映像から移動物体の位置を把握するよりも、正確に移動物体の位置を把握することができる。
また、本実施の形態では、カメラ110によって人等の移動物体の正面映像と鏡120に映った真上からの映像とを入手することができるように構成されているため、カメラ110の設置台数を削減することができる。また、本実施の形態では、カメラ正面の鏡120以外の映像と鏡120に映った映像とを別々に解析することにより、カメラ正面の映像のみを解析した場合よりも多くの情報を入手することができる。
また、本実施の形態では、カメラ正面の鏡120以外の映像の解析結果と鏡120に映った映像の解析結果とを同じ平面図310上に写像するように構成されているため、カメラ正面の鏡120以外の映像と鏡120に映った映像とに存在する移動物体が同一のものか否かを判断することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。配管などの設備を監視する場合、カメラ正面の映像では、配管の裏側の様子が映らないため、配管の亀裂やさびなどの変化を検出することができない。これに対して、第1の実施の形態の構成を利用して、配管の裏側の壁面に鏡120を設置し、裏側の映像を映すことによって、カメラ正面の鏡120以外の映像と鏡120に映った映像とを別々に解析して、配管の擬似モデルに別々に写像することで、配管の全体に対する変化を監視することが可能になる。
また、屋内において人を追跡する場合、1つのカメラ映像では柱やキャビネットなどで死角となるエリアが発生してしまう。これに対して、第1の実施の形態の構成を利用して、柱やキャビネットの裏側を映すような壁面に鏡120を設置することによって、移動物体が死角に入ったときに鏡120に映った映像を解析することで、追跡可能となり、死角からカメラ正面の映像領域に再び現れる時間や場所が判別できるため、カメラ110の死角に入る前と死角から出てきた後で、同一人物として追跡が可能になる。
また、移動物体がカメラ110に向かってまっすぐ進んで来るような場合、天井の複数個所に鏡120を設置することによって、鏡120に映った時刻と位置が正確に把握できるため、近づいてくる移動物体が今どのあたりを進んでいるか、ということが判別できるようになる。
なお、第1、第2の実施の形態におけるデータ処理装置100は、例えばCPU、記憶装置およびインタフェースを備えたコンピュータとこれらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。このようなコンピュータを動作させるためのプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカードなどの記録媒体に記録された状態で提供される。CPUは、読み込んだプログラムを記憶装置に書き込み、このプログラムに従って第1、第2の実施の形態で説明した処理を実行する。
本発明は、店舗などの商業施設において、来場者の人数を把握しながら、その人の性別や顔・服装の特徴などを把握する、といった用途に適用できる。また、オフィスや工場内において、何時にどこをどんな人が通ったかを把握する、といった用途にも適用可能である。また、ビルや工場などにおいて設備の老朽化や異常の早期発見など、管理業務を効率化する、といった用途にも適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る映像解析システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態においてカメラが撮影した映像を示す図及びカメラが撮影した領域の平面図である。 本発明の第1の実施の形態の映像解析システムにおけるデータ処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の映像解析システムの動作を示すフローチャートである。 図3のデータ処理装置における写像部内の第1の解析部の詳細な構成を示すブロック図である。 図5の第1の解析部が鏡に映った移動物体の中心点を平面図に写像する処理を説明するための図である。 図5の第1の解析部の基準点算出部及び写像処理部の動作を示すフローチャートである。 図3のデータ処理装置における写像部内の第2の解析部の詳細な構成を示すブロック図である。 図8の第2の解析部が移動物体の下端部の基準点を平面図に写像する処理を説明するための図である。 図8の第2の解析部の下端点抽出部及び基準点算出部の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100…データ処理装置、110…カメラ、120…鏡、101…映像分離部、102…映像解析部、103…写像部、104…映像受信部、1030…第1の解析部、1031…第2の解析部、1032…判定部、10300…中心点抽出部、10301…基準点算出部、10302…写像処理部、10303…平面図保持部、10310…下端点抽出部、10311…基準点算出部、10312…写像処理部、10313…平面図保持部、10314…基準線生成部。

Claims (4)

  1. 監視対象の映像を撮影するカメラと、
    このカメラの撮影方向と異なる方向から見た前記監視対象の像が映るように、前記カメラの視野内に所定の角度で設置された鏡と、
    前記カメラによって撮影された映像を前記鏡に映った映像と鏡以外の映像とに分離して別々に解析することにより、前記監視対象の変化を監視するデータ処理装置とを有し、
    前記データ処理装置は、
    前記カメラによって撮影された映像を前記鏡に映った映像と前記鏡以外の映像とに分離する映像分離部と、
    前記鏡に映った映像と前記鏡以外の映像の各々について変化点を検出する映像解析部と、
    前記鏡に映った映像における変化点を解析した結果と前記鏡以外の映像における変化点を解析した結果とを前記監視対象の平面図上に写像して、前記監視対象の変化を監視する写像部とを含み、
    前記写像部は、
    前記鏡に映った映像における変化点を解析する第1の解析部と、
    前記鏡以外の映像における変化点を解析する第2の解析部と、
    前記鏡に映った映像における変化点を解析した結果と前記鏡以外の映像における変化点を解析した結果とを前記平面図上に写像して、前記監視対象に生じた変化の位置と時間と数を検出する判定部とを含み、
    前記第1の解析部は、
    前記鏡に映った映像における変化点の中心の位置を算出する中心点抽出部と、
    前記変化点の中心を通り、かつ前記鏡に映った映像の交差する2本の外辺に対して平行な線をそれぞれ求め、これらの平行線と前記2本の外辺との交点である基準点を2つ求める第1の基準点算出部と、
    前記第1の基準点算出部が求めた2つの基準点を前記平面図上に写像し、この写像した2つの基準点から、前記鏡に映った映像における変化点の中心を前記平面図上に写像した点の位置を算出し、算出した点の位置を解析結果として前記判定部に出力する第1の写像処理部とを含み、
    前記第2の解析部は、
    前記鏡以外の映像における変化点の下端部の中心の位置を算出する下端点抽出部と、
    前記変化点の下端部の中心を通り、かつ前記鏡以外の映像の1本の外辺に対して垂直な線を求め、この垂線と前記1本の外辺との交点である基準点を求める第2の基準点算出部と、
    前記第2の基準点算出部が求めた基準点を前記平面図上に写像する第2の写像処理部と、
    この第2の写像処理部が写像した基準点を通り、かつ前記鏡以外の映像を前記平面図上に写像した領域の1本の外辺に対して垂直な線を基準線とし、この基準線の位置と基準線から一定の距離にある基準範囲の位置を解析結果として前記判定部に出力する基準線生成部とを含み、
    前記判定部は、前記第1の解析部から解析結果として出力された点の位置が前記第2の解析部から解析結果として出力された基準範囲に含まれる場合、前記鏡に映った映像における変化点の中心が現れた時間と、第1の写像処理部が算出した点の位置と、前記鏡以外の映像における変化点の映像とを関連付けて、時間と位置を変化点の属性として記録することを特徴とする映像解析システム。
  2. 監視対象の映像を撮影するカメラと、
    このカメラの撮影方向と異なる方向から見た前記監視対象の像が映るように、前記カメラの視野内に所定の角度で設置された鏡と、
    前記カメラによって撮影された映像を前記鏡に映った映像と鏡以外の映像とに分離して別々に解析することにより、前記監視対象の変化を監視するデータ処理装置とを有し、
    前記データ処理装置は、
    前記カメラによって撮影された映像を前記鏡に映った映像と前記鏡以外の映像とに分離する映像分離部と、
    前記鏡に映った映像と前記鏡以外の映像の各々について変化点を検出する映像解析部と、
    前記鏡に映った映像における変化点を解析した結果と前記鏡以外の映像における変化点を解析した結果とを前記監視対象の平面図上に写像して、前記監視対象の変化を監視する写像部とを含み、
    前記写像部は、
    前記鏡に映った映像における変化点を解析する第1の解析部と、
    前記鏡以外の映像における変化点を解析する第2の解析部と、
    前記鏡に映った映像における変化点を解析した結果と前記鏡以外の映像における変化点を解析した結果とを前記平面図上に写像して、前記監視対象に生じた変化の位置と時間と数を検出する判定部とを含み、
    前記第1の解析部は、
    前記鏡に映った映像における変化点の中心の位置を算出する中心点抽出部と、
    前記変化点の中心を通り、かつ前記鏡に映った映像の交差する2本の外辺に対して平行な線をそれぞれ求め、これらの平行線と前記2本の外辺との交点である基準点を2つ求める第1の基準点算出部と、
    前記第1の基準点算出部が求めた2つの基準点を前記平面図上に写像し、この写像した2つの基準点から、前記鏡に映った映像における変化点の中心を前記平面図上に写像した点の位置を算出し、算出した点の位置を解析結果として前記判定部に出力する第1の写像処理部とを含み、
    前記第2の解析部は、
    前記鏡以外の映像における変化点の下端部の中心の位置を算出する下端点抽出部と、
    前記変化点の下端部の中心を通り、かつ前記鏡以外の映像の1本の外辺に対して垂直な線を求め、この垂線と前記1本の外辺との交点である基準点を求める第2の基準点算出部と、
    前記第2の基準点算出部が求めた基準点を前記平面図上に写像する第2の写像処理部と、
    この第2の写像処理部が写像した基準点を通り、かつ前記鏡以外の映像を前記平面図上に写像した領域の1本の外辺に対して垂直な線を基準線とし、この基準線の位置と基準線から一定の距離にある基準範囲の位置を解析結果として前記判定部に出力する基準線生成部とを含み、
    前記判定部は、前記第1の解析部から解析結果として出力された点の位置が前記第2の解析部から解析結果として出力された基準線の位置と交わる場合、前記鏡に映った映像における変化点の中心が現れた時間と、第1の写像処理部が算出した点の位置と、前記鏡以外の映像における変化点の映像とを関連付けて、時間と位置を変化点の属性として記録することを特徴とする映像解析システム。
  3. 監視対象の映像をカメラによって撮影する撮影手順と、
    コンピュータが、前記カメラによって撮影された映像を、前記カメラの撮影方向と異なる方向から見た前記監視対象の像が映るように前記カメラの視野内に所定の角度で設置された鏡の映像と、鏡以外の映像とに分離して別々に解析することにより、前記監視対象の変化を監視するデータ処理手順とを備え、
    前記データ処理手順は、
    前記カメラによって撮影された映像を前記鏡に映った映像と前記鏡以外の映像とに分離する映像分離手順と、
    前記鏡に映った映像と前記鏡以外の映像の各々について変化点を検出する映像解析手順と、
    前記鏡に映った映像における変化点を解析した結果と前記鏡以外の映像における変化点を解析した結果とを前記監視対象の平面図上に写像して、前記監視対象の変化を監視する写像手順とを含み、
    前記写像手順は、
    前記鏡に映った映像における変化点を解析する第1の解析手順と、
    前記鏡以外の映像における変化点を解析する第2の解析手順と、
    前記鏡に映った映像における変化点を解析した結果と前記鏡以外の映像における変化点を解析した結果とを前記平面図上に写像して、前記監視対象に生じた変化の位置と時間と数を検出する判定手順とを含み、
    前記第1の解析手順は、
    前記鏡に映った映像における変化点の中心の位置を算出する中心点抽出手順と、
    前記変化点の中心を通り、かつ前記鏡に映った映像の交差する2本の外辺に対して平行な線をそれぞれ求め、これらの平行線と前記2本の外辺との交点である基準点を2つ求める第1の基準点算出手順と、
    前記第1の基準点算出手順で求めた2つの基準点を前記平面図上に写像し、この写像した2つの基準点から、前記鏡に映った映像における変化点の中心を前記平面図上に写像した点の位置を算出し、算出した点の位置を解析結果として出力する第1の写像処理手順とを含み、
    前記第2の解析手順は、
    前記鏡以外の映像における変化点の下端部の中心の位置を算出する下端点抽出手順と、
    前記変化点の下端部の中心を通り、かつ前記鏡以外の映像の1本の外辺に対して垂直な線を求め、この垂線と前記1本の外辺との交点である基準点を求める第2の基準点算出手順と、
    前記第2の基準点算出手順で求めた基準点を前記平面図上に写像する第2の写像処理手順と、
    この第2の写像処理手順で写像した基準点を通り、かつ前記鏡以外の映像を前記平面図上に写像した領域の1本の外辺に対して垂直な線を基準線とし、この基準線の位置と基準線から一定の距離にある基準範囲の位置を解析結果として出力する基準線生成手順とを含み、
    前記判定手順は、前記第1の解析手順で解析結果として出力された点の位置が前記第2の解析手順で解析結果として出力された基準範囲に含まれる場合、前記鏡に映った映像における変化点の中心が現れた時間と、第1の写像処理手順で算出した点の位置と、前記鏡以外の映像における変化点の映像とを関連付けて、時間と位置を変化点の属性として記録することを特徴とする映像解析方法
  4. 監視対象の映像をカメラによって撮影する撮影手順と、
    コンピュータが、前記カメラによって撮影された映像を、前記カメラの撮影方向と異なる方向から見た前記監視対象の像が映るように前記カメラの視野内に所定の角度で設置された鏡の映像と、鏡以外の映像とに分離して別々に解析することにより、前記監視対象の変化を監視するデータ処理手順とを備え、
    前記データ処理手順は、
    前記カメラによって撮影された映像を前記鏡に映った映像と前記鏡以外の映像とに分離する映像分離手順と、
    前記鏡に映った映像と前記鏡以外の映像の各々について変化点を検出する映像解析手順と、
    前記鏡に映った映像における変化点を解析した結果と前記鏡以外の映像における変化点を解析した結果とを前記監視対象の平面図上に写像して、前記監視対象の変化を監視する写像手順とを含み、
    前記写像手順は、
    前記鏡に映った映像における変化点を解析する第1の解析手順と、
    前記鏡以外の映像における変化点を解析する第2の解析手順と、
    前記鏡に映った映像における変化点を解析した結果と前記鏡以外の映像における変化点を解析した結果とを前記平面図上に写像して、前記監視対象に生じた変化の位置と時間と数を検出する判定手順とを含み、
    前記第1の解析手順は、
    前記鏡に映った映像における変化点の中心の位置を算出する中心点抽出手順と、
    前記変化点の中心を通り、かつ前記鏡に映った映像の交差する2本の外辺に対して平行な線をそれぞれ求め、これらの平行線と前記2本の外辺との交点である基準点を2つ求める第1の基準点算出手順と、
    前記第1の基準点算出手順で求めた2つの基準点を前記平面図上に写像し、この写像した2つの基準点から、前記鏡に映った映像における変化点の中心を前記平面図上に写像した点の位置を算出し、算出した点の位置を解析結果として出力する第1の写像処理手順とを含み、
    前記第2の解析手順は、
    前記鏡以外の映像における変化点の下端部の中心の位置を算出する下端点抽出手順と、
    前記変化点の下端部の中心を通り、かつ前記鏡以外の映像の1本の外辺に対して垂直な線を求め、この垂線と前記1本の外辺との交点である基準点を求める第2の基準点算出手順と、
    前記第2の基準点算出手順で求めた基準点を前記平面図上に写像する第2の写像処理手順と、
    この第2の写像処理手順で写像した基準点を通り、かつ前記鏡以外の映像を前記平面図上に写像した領域の1本の外辺に対して垂直な線を基準線とし、この基準線の位置と基準線から一定の距離にある基準範囲の位置を解析結果として出力する基準線生成手順とを含み、
    前記判定手順は、前記第1の解析手順で解析結果として出力された点の位置が前記第2の解析手順で解析結果として出力された基準線の位置と交わる場合、前記鏡に映った映像における変化点の中心が現れた時間と、第1の写像処理手順で算出した点の位置と、前記鏡以外の映像における変化点の映像とを関連付けて、時間と位置を変化点の属性として記録することを特徴とする映像解析方法。
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