JP4291979B2 - Self-propelled power sprayer - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動力伝動機構に関する。詳細には、自走式動力噴霧機における、ローラ形状物を使用した動力伝動機構及びブレーキ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
二軸間で動力を伝動する機構には、歯車(ギヤ)、Vベルトとプーリ、チェーンとスプロケットを用いる機構などがある。このうち、従来の小型の伝動装置においては、エンジンからの動力を車軸に伝動する場合には、Vベルトとプーリの機構が多用されており、併せて、駆動軸側プーリと出力軸側プーリとの間にテンションプーリ(張り車)を備えた機構は、ベルトテンション式クラッチとして兼用されることが多い。このベルトテンション式クラッチは、テンションプーリを伝動ベルトに当接させながら移動させることによって、伝動ベルトを張った状態において動力を伝動し、弛めた状態においては動力の伝動を行わない構成としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述の伝動ベルトを用いた構成では、テンションプーリを備えることにより、伝動ベルト経時的な伸びに伴う伝動ベルトの張力低下やスリップ発生、脱落等の不具合を解消できるものの、減速比を大きくとるためには、エンジン側プーリ径を主軸側プーリ径よりも要請される減速比に応じて大きくしなければならず、また、テンションプーリを配設するスペースも必要となり、構成として大きなものとなっていた。特に、自走式動力噴霧機等においてはコンパクトな機構が要請されていたので、この不具合を解消する手段が求められていた。一方、伝動装置を小さい構成し、更に、エンジン側プーリ径を小さくして無理に減速比を大きくとろうとすると、伝動ベルトとプーリとの間に滑りが発生し、伝動効率が悪くなるという不具合もあった。また、この場合、伝動ベルトを多段階に用いた構成を採用して、減速比を大きくするということも考えられるが、かかる構成にすると、機構が複雑になり、またコンパクト化の要請に反することにもなる。すなわち、伝動装置の小ささと伝動効率の高さの両者を満足させうる動力伝動機構が求められていたところ、本発明は前述の不具合を解消して、伝動装置コンパクト化及び良好な伝動効率の維持という二つの要請を満足させうる「ローラ押当機構」による動力伝動機構を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
請求項1においては、機体フレーム(2)の前部下方に左右一対の駆動前輪(5L・5R)、後部下方に左右一対の従動後輪(6L・6R)を配置し、該機体フレーム(2)上には、ホース(11)を巻き取る巻取ドラム(12)、ホース巻取り時にホース(11)を整列させるホース整列装置(15)、エンジン(3)、及び、噴霧機(8)を配置した自走式動力噴霧機において、該エンジン(3)側に配置した駆動軸(9)に走行入力ローラ(51)を固設し、駆動前輪(5L・5R)側の走行駆動軸(57)に走行駆動ローラ(50)を固設し、該走行入力ローラ(51)と走行駆動ローラ(50)との間に、動力断接部材としての伝動ローラ(49)を配置し、クラッチレバーにより操作するクラッチアーム(45)により、該伝動ローラ(49)を前記走行入力ローラ(51)と走行駆動ローラ(50)とに接離可能に設け、クラッチの『入』『切』を行ない、前記走行駆動軸(57)上のスプロケット(59)より、前記駆動前輪(5L・5R)の車軸(60)上のスプロケット(61)に、チェーン(62)を介して動力伝動し、前記クラッチアーム(45)の回動中心を、走行駆動ローラ(50)の走行駆動軸(57)と同一軸芯として、該伝動ローラ(49)は常時走行駆動ローラ(50)に接触した状態で、周囲を回転すべく構成し、前記伝動ローラ(49)のクラッチ『切』方向への移動側に、ブレーキ部材として固定板(47)を配置し、該伝動ローラ(49)のクラッチ『切』側への移動と共に、前記伝動ローラ(49)と固定板(47)を接触させて制動可能としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
【0007】
図1は自走式動力噴霧機の側面図、図2は同じく正面図、図3は同じく平面図である。図4は第一構成例の「ローラ押当機構」による動力伝動機構の動作説明図である。
【0008】
図5は実施例のブレーキ機構の動作説明図、図6は第二構成例のブレーキ機構の説明図、図7は第三構成例のブレーキ機構の説明図である。
【0009】
本発明の動力伝動機構は小さい構成の伝動装置に適するため、本発明を採用した自走式動力噴霧機についての一実施例を説明する。但し、小さい構成の伝動装置を採用する構成であれば、これに限るものではない。例えば、管理機等である。
【0010】
まず、図1、図2、図3を用いて自走式動力噴霧機の概略構成を説明する。自走式動力噴霧機は、機体1の機体フレーム2の前部下方に左右一対の駆動前輪5L・5R、後部下方に左右一対の従動後輪6L・6Rをそれぞれ配置し、機体フレーム2の後部には、ホース11を巻き取る巻取ドラム12、及び、ホース巻取り時にホース11を整列させるホース整列装置15を配している。また、機体フレーム2の前方にはエンジン3、噴霧機8、ベルトケース4等が配設されている。
【0011】
前記エンジン3及び前記噴霧機8は機体フレーム2前部の左右の位置にそれぞれ並置され、該エンジン3の出力軸7は、エンジン3の側部から水平に突出され、該出力軸7には出力プーリ53が固設されている。また、該噴霧機8近傍には、エアチャンバ24、圧力調整ダイヤル25、クランクケース10等を配置し、該噴霧機8のクランクケース10内部にはクランク軸16が左右水平方向に配置されており、エンジン3と噴霧機8の間に位置するベルトケース4内において、該クランク軸16のエンジン3側には噴霧駆動軸9、他方の側には巻取入力軸17が突設されている。そして、駆動源側の噴霧駆動軸9上に二連の入力プーリ52が設けられ、該入力プーリ52及び上記エンジン出力軸7の出力プーリ53との間に、Vベルト54が巻回されていて両者を連動連結している。従って、エンジン3の駆動力は噴霧駆動軸9に伝達され、クランク軸16を介して、クランクケース10内のプランジャーが往復動されることにより、図示しないタンクから液肥や液材がストレーナ19で濾過されて吸水口20より吸い上げられ、吐出口21から吐出される。該吐出口21には吐出パイプ22の一端が接続され、該吐出パイプ22の他端は前記巻取ドラム12の回転軸18に接続されている。そして、該回転軸18はジョイント22aで吐出パイプ22に対して回転自在に連結され、巻取ドラム12の中心軸上でホース11の一端と接続されている。該ホース11の他端にはノズルを接続して、ホース11を水田や畑の目的の場所まで引き延ばして液肥や液剤を噴霧することを可能としている。尚、23は余剰水吐出パイプである。
【0012】
また、前記ベルトケース4内において、噴霧機8の側部に突出した噴霧駆動軸9には、入力プーリ52のみでなく、走行入力ローラ51も嵌装されており、該走行入力ローラ51の近傍に被駆動側の走行駆動軸57の一端に嵌装した走行駆動ローラ50を配置し、更に、両者の間に動力断接部材であるローラ形状物の伝動ローラ49を配設している。こうして、エンジン3からの動力は該伝動ローラ49を介して、走行駆動軸57に伝達されるが、この機構が本発明の動力伝動機構の実施例であり、詳しくは後述する。また、該走行駆動軸57の他端にはスプロケット59が嵌装され、前記前輪5を軸受支持する車軸60端に固設したスプロケット61との間にチェーン62を巻回して、前記走行駆動軸57から車軸60へ動力を伝動し、前輪5を回転させ、機体1を走行させている。
【0013】
前記巻取ドラム12の上方に、繰り出されたホース11が自動的に整列されて巻き取られるように、また、巻き取られているホース11が整列したままで繰り出されるようにホース整列装置15が横架されている。該ホース整列装置15は、後述するように、左右送り軸37、ガイドローラ39等から構成されている。そして、前記ホース整列装置15と機体フレーム2の立設した部分の間には、制御手段とこれに接続される受信装置30が配置されており、該受信装置30は遠隔操作手段の送信側の図示しない送信機と電波で交信可能であり、該送信機はオペレーターが携帯して、エンジンの停止や噴霧機のオン・オフ、クラッチ等のオン・オフ等の操作ができるようにしている。機体フレーム2から操縦ハンドル31が後方斜め上方へ突出されており、前記カバー33から、前記受信装置30を構成するアンテナ32が上方へ突出されている。
【0014】
噴霧駆動軸9の外側の端部に巻取電磁クラッチ13とプーリ63が配置されており、該プーリ63と、巻取電磁ブレーキ14を配置したブレーキ軸の上のプーリ64との間にはベルト65が巻回されている。また、該ブレーキ軸の上には、小径スプロケット66が配置されており、チェーン68が、前記巻取ドラム12の回転軸18上の大径スプロケット67との間に巻回されており、エンジン3からの駆動力が前記巻取電磁クラッチ13を介して伝動されると、巻取ドラム12及び該回転軸18も回転する構成としている。該回転軸18上には小径スプロケット34が固設され、左右送り軸37端に固設した駆動スプロケット35との間にチェーン36が巻回されており、左右送り軸37を駆動可能としている。該左右送り軸37が回転すると、整列スライド体38が左右に往復摺動する。該整列スライド体38上には、回動自在とした図示しない回動支持パイプを介して、フレーム41が設けられ、該フレーム41にはガイドローラ39を回動自在に軸支し、巻取ドラム12からホース11が、回動支持パイプ内部からガイドローラ39を介して繰り出されるようにしている。尚、40はホース案内竿であり、前記ガイドローラ39がエンジン3側に回動した際に、ホース11がエンジン3の高熱部分に接触して溶融されないように機体フレーム2の左右に渡り設けられている。
【0015】
次に、第一構成例である動力伝動機構について、図4を用いて説明する。前述の如く、噴霧駆動軸9から走行駆動軸57に動力を伝動する動力断接部材としてローラ形状物である伝動ローラ49を用いている。この場合において、動力断接部材である伝動ローラ49はクラッチとして働き、後述する「ローラ押当機構」により、動力の断接を行っている。該伝動ローラ49、従来のベルトテンション式クラッチにおけるテンションプーリと同様の役割を本構成例では果たしている。この機構においては、前記伝動ローラ49を後述する手段により回動させて、この回動手段により該伝動ローラ49を噴霧駆動軸9に固設した走行入力ローラ51、及び、走行駆動軸57に固設した走行駆動ローラ50と圧接させて、噴霧駆動軸9と走行駆動軸57の間の動力を「入」の状態にし、エンジン3からの動力を車軸60まで伝えて、機体1を走行させ、また、分離させて両軸軸間の動力を「切」の状態にし、走行を停止させる構成としている。前記伝動ローラ49の周縁は、動力伝動の際に、滑りが発生しないように、ゴム等の摩擦抵抗の大きな弾性部材で覆われている。
【0016】
このような動力「入」・「切」状態の切換え、すなわち、前記伝動ローラ49を運転部に設けた操作部材となるクラッチレバーの操作で移動させて、走行入力ローラ51と走行駆動ローラ50の両者に接することで、クラッチ「入」と同様に動力を伝達することができ、両者から離れる方向に伝動ローラ49を移動させると、クラッチ「切」と同様に動力伝達ができないようにする。但し、機体フレーム2から突出した棒状のクラッチレバーを設けて、ワイヤ等を介さずに伝動ローラ49を回動させる構成とすることも可能である。
【0017】
図4に示す構成例では、クラッチレバーにワイヤ44の一端を接続し、該ワイヤ44の他端をクラッチアーム45に連結し、そして、該クラッチアーム45のワイヤ44が接続されていない側に前記伝動ローラ49を回転自在に支承する。該クラッチアーム45は回動軸46に枢設されており、前記クラッチレバーの操作により回動軸46を中心にして回動する構成としている。該クラッチレバーを回動することにより、前記ワイヤ44がX矢の方向に引かれると、該クラッチアーム45の回動により、伝動ローラ49は、図4の(イ)に示す駆動位置まで回動させられる。この駆動位置(イ)は該伝動ローラ49が、走行入力ローラ51及び走行駆動ローラ50と当接する位置である。該伝動ローラ49が駆動位置(イ)に到達し、走行入力ローラ51及び走行駆動ローラ50と当接すると、走行入力ローラ51を嵌装した噴霧駆動軸9からの回転動力が該伝動ローラ49を介して、走行駆動ローラ50を嵌装した走行駆動軸57へ伝達される。このような動力「入」の状態において、エンジン3からの駆動力が車軸60、前輪5まで伝動され、機体1を走行させる。
【0018】
一方、前記操作ワイヤ44が引かれていない状態、すなわち、弛んだ状態では、前記クラッチアーム45は、バネ43により、図4の(ハ)で示す位置に向けて付勢されているため、該クラッチアーム45は、(ハ)の位置まで回動され、これにより、前記伝動ローラ49も回動させられることになる。該伝動ローラ49は、走行入力ローラ51及び走行駆動ローラ50から、分離する方向に回動させられ、分離すると動力の伝達を行わない動力「切」の状態となる。この状態では、エンジン3からの動力が車軸60まで伝達されることはなく、機体1は停止する。
【0019】
従来のVベルト方式の動力伝動機構においては、減速比を大きくとろうとして出力軸(本構成例では、噴霧駆動軸)側のプーリ径を小さくすると、滑り等が発生し伝動効率を悪くしていたが、本発明の「ローラ押当機構」では、出力軸側の径を小さくしても円滑に動力の伝動を行うことができる機構となっている。そのため、伝動装置の構成を従来よりも小さくすることが可能となる。尚、本構成例の構成においては、噴霧駆動軸9に嵌装した走行入力ローラ51と伝動ローラ49を当接させることにより、動力伝動を行っているが、走行入力ローラ51を介さずに、直接、噴霧駆動軸9に伝動ローラ49を当接させて動力を伝達する構成も可能であり、減速比をより大きくとりたい場合には有効である。また、本構成例では「ローラ押当機構」による動力伝動機構を可能な限りシンプルな構成を用いて説明したものであり、本質的でない種々の変更、例えば、各ローラの大きさ、伝動ローラを支持するアームの移動手段、クラッチアームの形状及び位置、ワイヤの代わりにリンクを用いる等の変更は、本発明の「ローラ押当機構」の趣旨を逸脱しない範囲において可能なものとする。
【0020】
次に、本発明のブレーキ機構を採用した実施例について、図5を用いて説明する。前述した第一構成例における動力断接部材である伝動ローラ49近傍に、ブレーキ部材として固定板47が配置されている。該固定板47はゴム等の摩擦抵抗の大きい弾性部材から形成されるか、あるいは、前記伝動ローラ49と接触する表面部分にゴム等が貼り付けられている構成としている。動力伝動時、すなわち、動力「入」状態おいては、伝動ローラ49は、走行入力ローラ51及び走行駆動ローラ50に圧接されており、エンジン3の動力が噴霧駆動軸9から走行駆動軸57に伝達されているが、このとき、前記固定板47は前記伝動ローラ49と接触していない状態にある。このとき、ワイヤ44はY矢の方向に引っ張られており、クラッチアーム45は、図5に示す(ロ)の駆動位置にある。
【0021】
かかる状態から、ブレーキをかける際には、前述した第一構成例と同様の回動手段を用いることにより、今度は、伝動ローラ49を走行駆動ローラ50に当接させたまま、走行入力ローラ51と分離させ、エンジン3からの動力を走行駆動軸57へ伝動しないようにする。更に、該伝動ローラ49を前記固定板47と接触するまで移動させると後述するブレーキ効果を発揮することになる。
【0022】
伝動ローラ49の回動手段は、前述した第一構成例と同様に、クラッチレバー(図示せず)を握らないことにより、あるいは、握った状態から手を放すことにより、ワイヤ44が弛められて、バネ48により付勢されたクラッチアーム45は、図5に示す(二)のブレーキ位置まで回動させられる。但し、クラッチレバーとは、別に機体フレーム2から突出したブレーキレバーを設けることも可能である。前記ワイヤ44が弛むと、まず、前記伝動ローラ49は前記走行入力ローラ51と分離し、エンジン3からの動力は断絶される。そして、該伝動ローラ49が前記固定板47と接触するまで回動する。すなわち、クラッチアーム45がブレーキ位置(二)まで回動させられる。このとき、前記伝動ローラ49は前記走行駆動ローラ50と当接されたままである。すなわち、伝動ローラ49は、走行駆動ローラ50(走行駆動軸57)中心を、中心として円弧を描くように回動させられるのである。このように伝動ローラ49を回動させるには、図5に示す如く、クラッチアーム45の回動軸46の延長線上に走行駆動軸57が配される構成とすればよい。こうして、該伝動ローラ49が前記固定板47に接触すると、伝動ローラ49の周縁は摩擦抵抗の大きいゴム等の弾性部材で覆われており、固定板47も、その全体、あるいは、伝動ローラ49と接触する表面を同様のゴム等の弾性部材で形成しているので、両者間の摩擦抵抗によって、伝動ローラ49の回転は素早く停止され、該伝動ローラ49と当接している前記走行駆動ローラ50の回転にもブレーキがかかることになる。そして、走行駆動軸57、更には、駆動前輪5L・5Rが制動されることになる。このとき、伝動ローラ49と固定板47が接触する部分は、双方とも弾性部材で形成されているため、どちらか一方のみが弾性部材の場合より強力なブレーキ効果が得られる。
【0023】
従来のVベルト機構の伝動装置において動力の制動を行うには、多数の別部品を設けて走行輪等を制動する必要があったが、本実施例の構成では、第一構成例の動力伝動機構において用いた伝動ローラ49をブレーキ機構にも兼用させ、固定板47を追加するだけで強力かつ迅速なブレーキ機構を得ている。尚、第一構成例の説明で述べた如く、本実施例は、「ローラ押当機構」による動力伝動機構を可能な限りシンプルな構成を用いて説明したものであり、本質的でない種々の変更、例えば、各ローラの大きさ、伝動ローラを支持するアームの移動手段、クラッチアームの形状及び位置、ワイヤの代わりにリンクを用いる等の変更は、本発明の「ローラ押当機構」の趣旨を逸脱しない範囲において可能なものとする。
【0024】
次に、ブレーキ機構の第二構成例について、図6を用いて説明する。車軸60にエンジン3の駆動力が伝達されると機体1は走行するが、機体1の走行を制動するために、制動輪となる前輪5上方にブレーキ部材71を配設して、該ブレーキ部材71を前輪5に押し当てることにより、前輪5の回転を制動する。但し、前輪5の代わりに前記走行駆動軸57上に固設した輪体にブレーキ部材71を押し当てる構成とすることもできる。該ブレーキ部材71は、ゴム等の弾性体から形成され、該ブレーキ部材71は、取付部材72に取り付けられている。ブレーキ部材71には取付軸となるボルト73の頭部が埋め込まれ、該ボルト73のブレーキ部材71から突出した部分に、取付部材72の開口部72aを嵌め込み、ナット74により締め付けて固定している。取付部材72にはボルト73を取り付けるための長孔状の開口部72aが構成され、該開口部72aは、平面視で円形状ではなく長径部と短径部を有する縦長の形状をしており、短径部の長さはボルト73の直径を略一致するが、長径部の長さが嵌め込まれるボルト73の直径より大きくし、制動輪の回転方向に長く構成している。そして、ボルト73を嵌め込んだ際には、開口部72aとボルト73との間には、開口部72aの長径部の長さとボルト73の直径との差の分の長さの隙間が生じている。この隙間部分に弾性体75を挿入している。
【0025】
このような構成において、回転している前輪5にブレーキをかけるには、レバー等の操作により、該前輪5に前記ブレーキ部材71を押し当てる。前輪5には回転方向とは逆方向にブレーキ部材71による摩擦抵抗がかかり、該前輪5は制動されることになる。このとき、該ブレーキ部材71にも前輪5が回転していた方向に摩擦力が加わり、その方向に押し込まれるが、該ブレーキ部材71を取り付けた取付部材72の開口部72aと該開口部72aに嵌め込まれたボルト73との間には前述のような隙間があるためブレーキ部材71が摩擦力により押し込まれると、その隙間部分へ傾倒可能となっている。このときブレーキ部材71が取付部材72と前輪5の間に食い込むようになり、制動時にブレーキ部材71が逃げることなく制動力が確実に伝わる。そして、押し込みが解除されると弾性体75により元の位置に戻る。
【0026】
特にブレーキ部材71はゴム等の軟らかい材質で形成されているため、単に車輪等に押し当てて制動させたのでは、衝撃が激しく、ブレーキ部材の摩耗、破損が著しく、ブレーキ効果も低減してしまう。本構成例では、ブレーキ部材71に多少の摺動範囲を設けることによって、その衝撃の一部を吸収させ、ブレーキ部材71にかかる負荷を少なくし、該ブレーキ部材71の摩耗、損傷を防止している。
【0027】
次に、ブレーキ機構の第三構成例について、図7を用いて説明する。前述したように、駆動輪である前輪5へは、チェーン62とスプロケット59・61により走行駆動軸57からの動力を駆動伝動経路を介して伝達している。本構成例においては、機体1の前進を制動する前進用ブレーキ80と後進を制動する後進用ブレーキ90とをそれぞれ設ける構成とし、駆動軸である前記走行駆動軸57上に被制動部材である中間プーリ81を固設して、該中間プーリ81の回転を停止させることにより前輪5の制動を行うこととしている。但し、中間プーリ81を制動する構成ではなく、前輪5を直接制動する構成とすることもできる。尚、本構成例のブレーキ機構は、前述したようなローラ方式の伝動装置への適用を可能としているが、ベルト式の伝動装置にも適用することができる。また、本構成例では、前進用ブレーキ80と後進用ブレーキ90とは、同時に作動して制動を行うが、その配置位置等による前進時・後進時の制動力の違いにより、前進用ブレーキ80は主として前進を制動するために、後進用ブレーキ90は主として後進を制動するために用いられている。前述したように、駆動輪である前輪5へは、チェーン62とスプロケット59・61により走行駆動軸57からの動力を駆動伝動経路を介して伝達している。こうして前記被制動部材となる中間プーリ81の外周に前進用ブレーキ体82と後進用ブレーキ体91を当接して制動可能に配置し、該前進用ブレーキ体82と後進用ブレーキ体91をそれぞれ取り付けた支持部材となるアーム84・92の一端を制動操作部材となるワイヤ85と連結し、該アーム84・92の他端をワイヤ85との連結部の両側で機体に枢支している。
【0028】
本構成例の前進用ブレーキ80について説明する。図7に示すように、前進用ブレーキ80は、中間プーリ81、前進用ブレーキ体であるアイドラ82、ブレーキステー83、アーム84、バネ付きボルト86、支持ステー88等から構成される。機体フレーム2に付設された取付板98に支持ステー88を枢支し、該支持ステー88の一端側に設けた回動軸89にて、アーム84の一端側が枢支されている。該アーム84の他端側は制動操作部材となるワイヤ85の一端と接続されている。該アーム84の中途部に支軸84aを設けて、該支軸84aにアイドラ82を回転自在に軸支しており、該アイドラ82は中間プーリ81前方斜め上方に配置されて、アイドラ82外周は中間プーリ81外周に当接可能に配置されている。該アイドラ82の前方にはブレーキステー83が配置され、該ブレーキステー83は前記取付板98にバネ付きボルト86・ナット87により締付固定されている。
【0029】
ワイヤ85がZ矢の方向に引っ張られた状態、つまり、ブレーキレバー等の制動操作部材を作用していない非制動時では、アイドラ82は中間プーリ81及びブレーキステー83と接触しておらず、走行駆動軸57から前輪5へ駆動力が伝達され、機体1は走行可能となっている。この構成で中間プーリ81が前進(F)方向に回転している状態からワイヤ85が弛められ、アーム84が回動し、アイドラ82が中間プーリ81及びブレーキステー83と当接すると、ブレーキステー83と中間プーリ81の間にアイドラ82が挟まれ、ブレーキステー83とアイドラ82との摩擦によりアイドラ82の回転が停止され、更に、中間プーリ81の回転も制動される。こうして、機体1の前進にブレーキがかけられる。このとき、ブレーキステー83は取付板98にバネ付きボルト86を用いて固定されているため、ブレーキ時には、バネによる緩衝機能を発揮し、急激な制動を防止している。また、ナット87の締め付けを加減することによって、制動力(ブレーキの効き目)を調節できるようにしている。
【0030】
次に、後進用ブレーキ90について説明する。図7に示すように、後進用ブレーキ90は、中間プーリ81、第二ブレーキ部材であるブレーキ体91、取付アーム92、バネ97等から構成される。支持ステー95がブレーキステー83の後方位置において前記取付板98に取り付けられ、該支持ステー95の一端側に設けた回動軸96にて、取付アーム92の一端側が枢支されている。該取付アーム92の他端側は前記アーム84と当接しており、該他端側には前記ワイヤ85が貫通するように貫通孔92aが開口されて、ワイヤ85と取付アーム92が連結されるようにしている。また、該取付アーム92中途部と前記取付板98とをバネ97により連結しており、取付アーム92は取付板98の方向へ付勢されている。前記中間プーリ81外周上方にゴム等の弾性体から形成されるブレーキ体91を配設して当接可能としており、該ブレーキ体91には取付軸となるボルト93の頭部が埋め込まれ、該ボルト93のブレーキ体91から突出した部分を、前記取付アーム92中途部にナット94により締め付けて固定している。
【0031】
前記取付アーム92は前記アーム84と当接しているため、ワイヤ85をZ矢の方向へ引っ張ると、該取付アーム92はアーム84とともに回動し、ブレーキ体91は中間プーリ81と離間され、機体1は走行可能となっている。この構成で中間プーリ81が後進(R)方向に回転している状態からワイヤ85が弛められ、アーム84の回動に連動して、バネ97の付勢力により取付アーム92が回動すると、ブレーキ体91が中間プーリ81と当接し、中間プーリ81の回転が制動される。こうして、機体1の後進にブレーキがかけられる。このとき、前記ナット94の締め付けを加減することによりブレーキの効き目を調節することができるようにしている。また、前記ブレーキ体91はゴム等により形成され、中間プーリ81とクサビ状態で接触するため強い制動力を発揮できる。
【0032】
従来、自走式噴霧機等の小型作業車においては、前後進のブレーキを一つのブレーキゴム等でかけていたため、トラックの荷台等から降ろす場合、アユミ上でブレーキをかけると機体が前のめりの状態になり易いという不具合があった。しかし、本構成例のように、前進用ブレーキ80と後進用ブレーキ90とを分けた構成とし、前進用ブレーキ80において、ブレーキステー83の固定にバネ付きボルト86を用いて、その緩衝作用により、前述した前のめりの状態を回避している。また、高速移動時での急ブレーキを避けることを可能としている。
【0033】
このように、制動輪にブレーキ部材を押し当てて動力の制動を行う動力伝動機構であって、ブレーキ部材を取り付ける取付部材に制動輪回転方向に長い長孔を設け、該長孔に前記ブレーキ部材の取付軸を貫通して取り付ける構成としたので、車輪を制動するブレーキ部材の摩耗、変形、破損等を防止することができ、長期間にわたり略同じ制動力を維持できる。
【0034】
また、駆動伝動経路上に配置した輪体状の被制動部材に複数のブレーキ部材を押し当てて機体の前後進の制動を行う動力伝動機構であって、前記被制動部材の外周に前進用ブレーキ体と後進用ブレーキ体を当接して制動可能に配置し、該前進用ブレーキ体と後進用ブレーキ体をそれぞれ取り付けた支持部材の一端を制動操作部材と連結し、該支持部材の他端を制動操作部材との連結部の両側で機体に枢支したので、バネ付きボルトの緩衝機能により、自走式噴霧機等の小型作業車をトラックの荷台等から降ろす際、アユミ上でブレーキをかけたとき機体が前のめりになることを防止できる。また、高速移動時における急ブレーキを避けることができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0036】
請求項1に示す如く、機体フレーム(2)の前部下方に左右一対の駆動前輪(5L・5R)、後部下方に左右一対の従動後輪(6L・6R)を配置し、該機体フレーム(2)上には、ホース(11)を巻き取る巻取ドラム(12)、ホース巻取り時にホース(11)を整列させるホース整列装置(15)、エンジン(3)、及び、噴霧機(8)を配置した自走式動力噴霧機において、該エンジン(3)側に配置した駆動軸(9)に走行入力ローラ(51)を固設し、駆動前輪(5L・5R)側の走行駆動軸(57)に走行駆動ローラ(50)を固設し、該走行入力ローラ(51)と走行駆動ローラ(50)との間に、動力断接部材としての伝動ローラ(49)を配置し、クラッチレバーにより操作するクラッチアーム(45)により、該伝動ローラ(49)を前記走行入力ローラ(51)と走行駆動ローラ(50)とに接離可能に設け、クラッチの『入』『切』を行ない、前記走行駆動軸(57)上のスプロケット(59)より、前記駆動前輪(5L・5R)の車軸(60)上のスプロケット(61)に、チェーン(62)を介して動力伝動するので、ローラ形状の簡単な構成とした動力断接部材を用いることができ、自走式動力噴霧機の走行動力を断接するための構成も簡単な構成として、コンパクトな構成とすることができる。また、駆動軸側ローラの径を小さくしても容易に減速比を大きくとることができ、伝動効率も良好に保つことができる。
【0035】
また、前記クラッチアーム(45)の回動中心を、走行駆動ローラ(50)の走行駆動軸(57)と同一軸芯として、該伝動ローラ(49)は常時走行駆動ローラ(50)に接触した状態で、周囲を回転すべく構成し、前記伝動ローラ(49)のクラッチ『切』方向への移動側に、ブレーキ部材として固定板(47)を配置し、該伝動ローラ(49)のクラッチ『切』側への移動と共に、前記伝動ローラ(49)と固定板(47)を接触させて制動可能としたので、自走式動力噴霧機の動力伝達部材の接離操作をブレーキ操作機構にも兼用させることができ、部品を共用化して部品点数を削減でき、また、コスト削減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自走式動力噴霧機の側面図。
【図2】 同じく正面図。
【図3】 同じく平面図。
【図4】 第一構成例の「ローラ押当機構」による動力伝動機構の動作説明図。
【図5】 実施例のブレーキ機構の動作説明図。
【図6】 第二構成例のブレーキ機構の説明図。
【図7】 第三構成例のブレーキ機構の説明図。
【符号の説明】
3 エンジン
5 前輪
9 噴霧駆動軸
45 クラッチアーム
46 回動軸
47 固定板
49 伝動ローラ
50 走行駆動ローラ
51 走行入力ローラ
57 走行駆動軸
60 車軸
71 ブレーキ部材
72 取付部材
72a 開口部
73 ボルト
75 弾性体
80 前進用ブレーキ
81 中間プーリ
82 アイドラ
83 ブレーキステー
84 アーム
85 ワイヤ
90 後進用ブレーキ
91 ブレーキ体
92 取付アーム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a power transmission mechanism. Specifically, the present invention relates to a power transmission mechanism and a brake mechanism using a roller-shaped object in a self-propelled power sprayer.
[0002]
[Prior art]
As a mechanism for transmitting power between two shafts, there are a gear (gear), a mechanism using a V belt and a pulley, a chain and a sprocket, and the like. Among these, in the conventional small transmission device, when the power from the engine is transmitted to the axle, the mechanism of the V belt and the pulley is frequently used, and in addition, the drive shaft side pulley, the output shaft side pulley, A mechanism having a tension pulley between the two is often used as a belt tension clutch. This belt tension type clutch is configured to transmit power in a state where the transmission belt is tensioned and not transmit power in a relaxed state by moving the tension pulley while contacting the transmission belt.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the configuration using the above-described transmission belt, the provision of the tension pulley can eliminate problems such as a decrease in the tension of the transmission belt, slip occurrence, and dropout due to the elongation of the transmission belt over time, but the reduction ratio is increased. In order to achieve this, the diameter of the pulley on the engine side must be larger than the pulley diameter on the main shaft side in accordance with the required reduction ratio, and a space for arranging the tension pulley is also required, which makes the structure large. It was. In particular, in a self-propelled power sprayer or the like, a compact mechanism is required, and thus means for solving this problem has been demanded. On the other hand, if the transmission device is made small and the pulley on the engine side is made small and the reduction ratio is forcibly increased, slippage occurs between the transmission belt and the pulley, resulting in poor transmission efficiency. there were. In this case, it may be possible to increase the reduction ratio by adopting a structure using a transmission belt in multiple stages. However, such a structure complicates the mechanism and is contrary to the demand for compactness. It also becomes. That is, when a power transmission mechanism that can satisfy both the small size of the transmission device and the high transmission efficiency has been demanded, the present invention solves the above-mentioned problems, makes the transmission device compact and has a good transmission efficiency. The present invention provides a power transmission mechanism using a “roller pressing mechanism” that can satisfy the two requirements of maintenance.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The problems to be solved by the present invention are as described above. Next, means for solving the problems will be described.
[0005]
In
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the invention will be described.
[0007]
1 is a side view of a self-propelled power sprayer, FIG. 2 is a front view, and FIG. 3 is a plan view. Figure 4 First configuration example FIG. 5 is an operation explanatory diagram of a power transmission mechanism by a “roller pressing mechanism”.
[0008]
FIG. Example FIG. 6 is a diagram for explaining the operation of the brake mechanism of FIG. Second configuration example 7 is an explanatory diagram of the brake mechanism of FIG. Third configuration example It is explanatory drawing of this brake mechanism.
[0009]
Since the power transmission mechanism of the present invention is suitable for a transmission device having a small configuration, an embodiment of a self-propelled power sprayer adopting the present invention will be described. However, the configuration is not limited to this as long as the transmission device has a small configuration. For example, a management machine or the like.
[0010]
First, a schematic configuration of the self-propelled power sprayer will be described with reference to FIGS. 1, 2, and 3. The self-propelled power sprayer includes a pair of left and right driving
[0011]
The
[0012]
Further, in the
[0013]
A
[0014]
A take-up electromagnetic clutch 13 and a
[0015]
next, First configuration example The power transmission mechanism which is is demonstrated using FIG. As described above, the
[0016]
Switching between the power “on” and “off” states, that is, the
[0017]
As shown in FIG. Configuration example Then, one end of the
[0018]
On the other hand, in a state where the
[0019]
In a conventional V-belt type power transmission mechanism, an output shaft (this Configuration example However, if the pulley diameter on the spray drive shaft side is reduced, slipping occurs and transmission efficiency is degraded. However, in the “roller pressing mechanism” of the present invention, the output shaft side diameter can be reduced smoothly. It is a mechanism that can transmit power. Therefore, it becomes possible to make the structure of a transmission device smaller than before. Book Configuration example In this configuration, the power transmission is performed by bringing the traveling
[0020]
Next, the brake mechanism of the present invention was adopted. Example Will be described with reference to FIG. Mentioned above First configuration example A fixed
[0021]
From this state, when applying the brake, First configuration example In this case, the
[0022]
The rotating means of the
[0023]
In order to brake the power in the transmission device of the conventional V-belt mechanism, it was necessary to provide a number of separate parts to brake the traveling wheels, etc., but in the configuration of this embodiment, First configuration example The
[0024]
Next, the brake mechanism Second configuration example Will be described with reference to FIG. When the driving force of the
[0025]
In such a configuration, in order to brake the rotating
[0026]
In particular, the
[0027]
Next, the brake mechanism Third configuration example Will be described with reference to FIG. As described above, the power from the traveling
[0028]
This configuration example The
[0029]
The idler 82 is not in contact with the
[0030]
Next, the
[0031]
Since the mounting
[0032]
Conventionally, in small work vehicles such as self-propelled sprayers, the forward / reverse brake was applied with a single brake rubber, etc., so when lowering from the truck bed etc., the brakes on the Ayumi would cause the aircraft to turn forward There was a problem that it was easy to become. But, This configuration example In this way, the
[0033]
As described above, the power transmission mechanism presses the brake member against the brake wheel and brakes the power, and the mounting member to which the brake member is attached is provided with a long hole in the brake wheel rotation direction, and the brake member is provided in the long hole. Therefore, it is possible to prevent wear, deformation, breakage, etc. of the brake member that brakes the wheel, and to maintain substantially the same braking force over a long period of time.
[0034]
A power transmission mechanism that presses a plurality of brake members against a ring-shaped braked member disposed on a drive transmission path to perform forward / reverse braking of the airframe, and includes a forward brake on an outer periphery of the braked member; The body and the reverse brake body are arranged so as to be able to brake, one end of the support member to which the forward brake body and the reverse brake body are respectively attached is connected to the brake operation member, and the other end of the support member is braked Since it was pivotally supported by the airframe on both sides of the connection part with the operation member, a brake was applied on Ayumi when a small work vehicle such as a self-propelled sprayer was lowered from the truck bed etc. due to the buffering function of the spring-loaded bolt Sometimes the aircraft can be prevented from leaning forward. In addition, sudden braking during high speed movement can be avoided.
[0035]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
[0036]
As shown in
[0035]
The rotation center of the clutch arm (45) is the same axis as the travel drive shaft (57) of the travel drive roller (50), and the transmission roller (49) is always in contact with the travel drive roller (50). In this state, the periphery of the transmission roller (49) is configured to be rotated, and a fixed plate (47) is disposed as a brake member on the side of the transmission roller (49) moving in the clutch “off” direction. Since the transmission roller (49) and the fixed plate (47) are brought into contact with each other and the brake can be braked along with the movement to the “off” side, the contact / separation operation of the power transmission member of the self-propelled power sprayer is also applied to the brake operation mechanism It can also be used, and the number of parts can be reduced by sharing parts, and the cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a self-propelled power sprayer.
FIG. 2 is also a front view.
FIG. 3 is also a plan view.
[Fig. 4] First configuration example Explanatory drawing of operation | movement of the power transmission mechanism by "roller pressing mechanism".
[Figure 5] Example Operation | movement explanatory drawing of this brake mechanism.
[Fig. 6] Second configuration example Explanatory drawing of the brake mechanism.
[Fig. 7] Third configuration example Explanatory drawing of the brake mechanism.
[Explanation of symbols]
3 Engine
5 Front wheels
9 Spray drive shaft
45 Clutch arm
46 Rotating shaft
47 Fixed plate
49 Transmission roller
50 Traveling drive roller
51 Traveling input roller
57 Traveling drive shaft
60 axles
71 Brake member
72 Mounting member
72a opening
73 bolts
75 Elastic body
80 Forward brake
81 Intermediate pulley
82 idler
83 Brake stay
84 arms
85 wires
90 Reverse brake
91 Brake body
92 Mounting arm
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