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JP4305761B2 - 照明装置およびそれを用いた散光式警光灯 - Google Patents
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JP4305761B2 - 照明装置およびそれを用いた散光式警光灯 - Google Patents

照明装置およびそれを用いた散光式警光灯 Download PDF

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Description

この発明は、緊急自動車等で利用される散光式警光灯等のための照明装置、およびこれを用いた散光式警光灯に関する。
上述の照明装置には、光源として発光ダイオード(以下、LEDともいう。)を利用して、LEDからの光信号の照射方向を変化させながら光信号を周囲に照射するものがある。
例えば、従来の第1の照明装置として、多数のLEDを円筒形の支持部材の外周面に分散配置するものがある。複数のLEDが上下方向に沿って列をなし、多数列のLEDが、周方向に所定間隔ごとに全周にわたって配置されている。縦一列または隣接する複数列のLEDのみを点灯させ、点灯させた列を順に右もしくは左へ数列ずつずらしていくことにより光が回転しているように見えるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
また、特許文献1には、従来の第2の照明装置として、固定部に対して所定の軸線の周りに回転可能な可動部を設け、この可動部にLEDを設けるものや、可動部にLEDと反射部材とを設けるものが記載されている。可動部とともにLEDを回転させることにより、LEDからの光の向きを変化させる。通例、可動部に設けたLEDへの給電のためにスリップリング機構等が設けられる。
また、従来の第3の照明装置として、固定板と、この固定板に固定されるLEDと、この固定板に対して回転可能な可動部と、可動部に固定された反射部材と、可動部を回転させるために電動モータにより駆動されて軸線が固定板に対して直交する伝達軸とを有するものがある(例えば、特許文献2参照。)。LEDからの光は、反射部材で反射されて、周囲に照射される。
特開2000−315406号公報 特開平6−314509号公報
しかしながら、従来の第1の照明装置では、複数のLEDは予め定められた発光方向でそれぞれ固定されているので、各LEDは対応する発光方向への光信号にしか利用できず、全体としてLEDの利用効率が低くなっていた。
従来の第2の照明装置では、スリップリング機構に摩耗等が生じ易く、耐久性が低い。従って、LEDの長寿命であるメリットの一部しか享受できなかった。
従来の第3の照明装置では、固定部と可動部との間に、LEDと反射部材との間の光路とともに、伝達軸も配置されていて、光路のレイアウトの自由度が低くなっていた。その結果、例えば視認性が低くなっていた。
そこで、この発明の目的は、光路のレイアウトの自由度が高くて例えば視認性を高めることが可能で、LEDの利用効率が高く、しかも耐久性が高い照明装置を提供することである。また、この発明の他の目的は、そのような照明装置を用いた散光式警光灯を提供することである。
本発明の照明装置は、光信号の照射方向を所定の回動中心軸線の周りに変遷させながら、光信号を周囲に照射する照明装置であって、固定部と、上記所定の回動中心軸線の周りに回動可能に上記固定部に支持される可動部と、この可動部に一体回動可能に支持されていて上記所定の回動中心軸線と交差する方向に光を照射するための少なくとも一つの発光ダイオードと、上記可動部の回動角度が所定回動角度になるごとに当該可動部の回動方向を反転させて当該可動部を往復回動させる往復回動手段と、上記発光ダイオードに給電するための給電部材とを備え、この給電部材は、弾性変形可能な導電性材料によって円弧形状に形成され、一方の端部が上記固定部に連結され、他方の端部が上記可動部に連結され、上記可動部の回動に伴って、拡径または縮径することにより、上記可動部と上記固定部との間に生じる変位を吸収するばね部品を含むことを特徴とする。
本発明によれば、可動部を往復回動させながらLEDを発光させることにより、光信号の照射方向を変遷させることができる。これにより、少なくとも一つのLEDからの光信号を周囲の多方向に向けて発することができるので、照明装置全体としてLEDの利用効率を高めることができる。さらに、ばね部品は、電線等の通常の給電部材に比べて繰り返し変形を受けたときの疲労破壊が生じ難く、スリップリング機構のような摩耗の問題もないので、耐久性が高い。
しかも、LEDからの光路を固定部と可動部との間に配置せずに済むので、光路のレイアウトの自由度を高めることができ、例えば、複数の発光ダイオードを設ける場合に視認性を高めることも可能となる。
また、上述の構成において、上記固定部と可動部とを連結し上記所定の回動中心軸線と同心上に配置される中空軸をさらに備え、上記ばね部品は、中空軸の内部に少なくとも一部が配置されたコイルばねを含む場合がある。この場合、可動部が回動する際に、コイルばね全体がねじれて拡径または縮径し、上述の変位を吸収することができる。また、コイルばねを所定の回動中心軸線とほぼ同軸上に配置するので、コイルばねの弾性変形量を小さく抑制できる結果、コイルばねの耐久性を高めることができる。また、コイルばねを、スペース効率よく配置することができる。
また、上記可動部は、発光ダイオードを熱伝導可能に保持する基板と、この基板に設けられ可動部の回動時に発光ダイオードおよび基板の少なくとも一方に沿う空気流を生じさせる羽根部材とを含む場合がある。この場合、空気流を用いて発光ダイオードを直接にまたは基板を介して間接的に効果的に冷却することができるので、通電時の発光ダイオードの温度上昇を抑制することができる。従って、例えば大電流通電時の発光ダイオードの温度上昇を抑制して発光ダイオードの長寿命を維持しつつ、大電流通電時に発せられる高輝度の光により光信号の視認性を高めることができる。
また、上記往復回動手段は、ステッピングモータと、このステッピングモータを制御して、その出力軸を往復回動させる制御部とを含む場合がある。この場合、制御部の制御のもとで、ステッピングモータの出力軸を往復回動させて、可動部を往復回動させることができる。ステッピングモータは、ブラシ付きの直流モータに比べて長寿命である。
また、上記往復回動手段は、回転可能な出力軸を有する電動モータと、この電動モータの出力軸の一方向への連続回転運動を可動部の往復回転運動に変換する変換機構とを含む場合がある。この場合、可動部の往復回動を、電動モータの出力軸を一方向へ連続回転運動させることにより得ることができるので、電動モータを駆動するための電気的な構成を簡素化できる。
また、本発明の散光式警光灯は、少なくとも一つの上記照明装置と、この照明装置を支持し車両に取り付け可能な基台とを備え、上記照明装置の可動部が回動角度範囲の少なくとも一方の端部に位置するときに、光信号の照射方向が車両の前方および後方の少なくとも一方に向くように上記照明装置が上記基台に取り付けられていることを特徴とする。回動角度範囲の例えば一方の端部に可動部が位置するときには、光信号の照射方向が例えば前方へ向いた状態で可動部が一旦停止するので、可動部が移動中の場合に比べて、光信号が前方へ長い時間照射される。その結果、前方からの視認性を高めることができる。従って、前方や後方からの視認性を他の方向に比べて高くすることが要請される散光式警光灯に好ましい。
以下では、この発明の一実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、照明装置を、車両取付型の散光式警光灯に適用する場合に則して説明するが、照明装置は、例えば、据え置き型の表示灯等に適用することもできる。
図1は、本発明の照明装置を有する散光式警光灯の一部断面正面図である。
散光式警光灯1は、車両のルーフ2(図1に一点鎖線で一部を図示)に設置されて、全周に向けて光信号を放光する。散光式警光灯1は、一方向に長い直線状の外形を有し、その長手方向を車両の左右方向Xに沿わせた状態で、複数、例えば、2つの取付部材3を介してルーフ2に固定される。ここで、車両の左右方向Xは、車両の進行方向(前後方向Y1,Y2ともいう。)と直交する方向であり、車両の幅方向でもある。
なお、以下では、車両への取付状態を基準にして方向について説明する。また、各図には、必要に応じて車両の左右方向X、前後方向Y1,Y2および上下方向Zを図示している。
散光式警光灯1は、複数、例えば4つの照明装置4と、複数の照明装置4を共通に支持する基台5と、この基台5に取り付けられて基台5の上部および照明装置4を覆う透光性のグローブ6とを備えている。なお、散光式警光灯1は、単一の照明装置4を有することも考えられ、少なくとも1つの照明装置4を有していればよい。
基台5は、上記長手方向に沿って長い長尺の板状に、金属部材としてのアルミニウム製の押出成形部材により形成されている。基台5の下部に、上述の取付部材3が固定されていて、この取付部材3を介して車両に取付可能とされている。基台5の周縁部にはシール材(図示せず)が設けられ、基台5の周縁部とグローブ6との間を封止し、グローブ6内への雨水の侵入を防止している。
複数の照明装置4は、散光式警光灯1の長手方向に並び、基台5の上部に取り付けられている。複数の照明装置4は同様に構成されている。
図2は、照明装置の正面図である。
照明装置4は、基台5に固定される固定部7と、所定の回動中心軸線8の周りに回動可能に固定部7に支持される可動部9とを備えている。上述の所定の回動中心軸線8は、上下方向Zに沿って延びている。
また、照明装置4は、可動部9に一体回動可能に支持されている複数、例えば、12個の光源ユニット10(一部のみ図示。)を備えている。各光源ユニット10は、単一の発光ダイオード11(一つを模式的に図示。)と、単一のレンズ12とを含んでいる。各光源ユニット10は、所定の回動中心軸線8と交差する方向、例えば、直交する方向(図2の紙面垂直方向に相当する。)に光を照射する。LEDであれば、通常、長寿命を得ることができる。各LED11は、給電部材13を介して電源装置14に接続されている。
固定部7は、板状部材であり、給電部材13の一部として機能するように導電体としての金属部材、例えばアルミニウム合金により形成されている。固定部7は、軸受15、筒形状の支軸16等を介して可動部9を支持している。
図3は、軸受15、支軸16等の拡大断面図である。図2と図3とを参照する。
軸受15は、固定部7に固定されている。軸受15は、転がり軸受であり、環状をなす。軸受15に支軸16が挿通している。支軸16の一部である軸方向中間部が、固定部7と可動部9との間に介在し、支軸16の軸線が上記所定の回動中心軸線8を形成している。支軸16は、可動部9に一体回動可能に固定されている。また、支軸16には、規制部材としての筒状のカラー17およびナット18が、一体回動可能に係止されている、カラー17およびナット18は、その間に軸受15を挟んでいて、支軸16の軸方向についての軸受15と支軸16との相対移動を規制している。
図2に戻って、本実施形態では、照明装置4は、可動部9の回動角度が所定回動角度、例えば、360度になるごとに当該可動部9の回動方向を反転させて当該可動部9を往復回動させる往復回動手段としての駆動部19を有している。
駆動部19は、可動部9を回動させるための電動モータ20と、この電動モータ20の出力軸20aを往復回動させるように電動モータ20を制御する制御部21とを含んでいる。
電動モータ20は、ステッピングモータからなる。電動モータ20は、固定部7にブラケット22を介して支持されたモータハウジング20bと、モータハウジング20bを貫通して回動自在に支持される筒形状の出力軸20aとを含んでいる。
出力軸20aは、継手23を介して支軸16に一体回動できるように連結されている。出力軸20aと、継手23と、支軸16とは、所定の回動中心軸線8に沿って同心に延びる中空軸24を構成している。中空軸24の孔24cは、出力軸20aの貫通孔20cと支軸16の貫通孔16cとが互いに連通して形成されている。
制御部21は、図示しないが、マイクロコンピュータと、メモリ、駆動回路等を含み、予めメモリに記憶されたプログラム、データ等に基づいて、マイクロコンピュータの制御の下で、駆動回路を介してステッピングモータを駆動し、出力軸20aを所定の回動角度で所定の回動方向に回動させることができる。
具体的には、制御部21は、出力軸20aを、右回りと左回りとに交互に互いに等しい回動角度(例えば360度)で回動させる。これに伴い、可動部9は、所定の回動中心軸線8の周りに平面視で360度右周りに回動して一旦停止し、次に、360度左周りに回動して一旦停止し、このような右回りと左回りとの往復回動を繰り返す。光源ユニット10からの光信号の照射方向D(図4参照)を所定の回動中心軸線8の周りに変遷させながら、光信号を周囲の全周にわたって照射することができる。また、回動方向を切り換える際の停止時間は、きわめて短時間であるので、連続回転する回転光と近似した光信号を得ることができる。
各LED11と、給電部材13と、電源装置14とは、LED11を発光させるための電気回路25を構成している。給電部材13は、電気回路25の高電圧側部分を構成するための第1の給電部材13Aと、電気回路25の低電圧側部分を構成するための第2の給電部材13Bとを含んでいる。給電部材13は、LED11に電源装置14からの電力を供給する。給電部材13の一部は、固定部7と可動部9との間に介在している。また、給電部材13の大部分および電源装置14は、全LED11について共用されている。なお、図2では、給電部材13は、一つのLED11についてのみ図示した。
電源装置14は、LED11に電力を供給するための一対の端子14a,14bを有する。一対の端子14a,14bには、対応する第1および第2の給電部材13A,13Bを介してLED11の対応する一対の端子11a,11bがそれぞれ接続されている。これにより、電源装置14は、LED11の対応する一対の端子11a,11b間に所定の電圧を付与して、LED11を発光させることができる。
第1の給電部材13Aは、被覆電線からなる第1の電線26と、導電体により形成されたばね部品としてのコイルばね27と、被覆電線からなる第2の電線28とを含んでいる。第1の電線26と、コイルばね27と、第2の電線28とは、この順で電気的に直列に接続されている。
第2の給電部材13Bは、被覆電線からなる第3の電線29と、上述の固定部7と、上述の軸受15と、上述の支軸16と、上述の可動部9と、被覆電線からなる第4の電線30とを含む。これらの部材29,7,15,16,9,30は、この順で電気的に直列に接続されて、電源装置14の接地端子としての他方の端子14bと接続されている。
また、給電部材13は、構造材と兼用された各部、すなわち、上述の固定部7と、上述の軸受15と、上述の支軸16と、上述の可動部9とを含み、構造を簡素化されている。なお、図2には、第2の給電部材13Bのうちで構造材により構成される部分を一点鎖線で図示している。
図3を参照して、転がり軸受である軸受15は、給電部材13の一部として機能する。すなわち、軸受15は、固定部7に固定される外輪15aと、支軸16と一体回転するように嵌合される内輪15bと、内輪15bと外輪15aとの間に環状に配置される複数の転動体15cとを含む。内輪15bと外輪15aとが相対移動するときには、転動体15cが内輪15bの軌道を転がりながら、内輪15bの軌道と転動体15cとの一部同士が変遷しながら金属接触し、これとともに、転動体15cが外輪15aの軌道を転がりながら、外輪15aの軌道と転動体15cとの一部同士が変遷しながら金属接触する。これにより、内輪15bと外輪15aとが、転動体15cを介して電気的に接続される。
給電部材13の一部である第1の給電部材13Aの一部が、孔24cを挿通している。孔24c内、例えば、貫通孔16c内に、コイルばね27の全体が配置されている。
コイルばね27は、らせん形状に形成されたらせん部27cと、らせん部27cの両端部から軸方向(らせん形状の中心軸線の延びる方向に相当する。)に直線状に延びる上端部27bおよび下端部27aとを含んでいる。らせん部27cのらせん形状の中心軸線はは、孔24cの軸線(所定の回動中心軸線8に相当する)と一致して配置されている。
コイルばね27は、弾性変形可能な導電性部材としての金属、例えば、ばね鋼によって形成されている。コイルばね27は、ばね鋼の他、ステンレスばね材等により形成することも考えられる。
コイルばね27の下端部27aは、固定部としての基台5に連結されている。具体的には、コイルばね27の下端部27aは、軸方向に直線状に延びていて、第1の電線26の端部に接続部31を介して電気的に接続され且つ一体移動可能に機械的に連結されている。接続部31は、絶縁被覆部材32により被覆されている。接続部31は、中空軸24の下端の開口端から延び出していて、延び出した部分で、絶縁被覆部材32を介して固定部材33により絶縁状態で基台5に固定されている。
コイルばね27の上端部27bは、可動部9に連結されている。具体的には、コイルばね27の上端部27bは、軸方向に直線状に延びていて、第2の電線28の端部に接続部34を介して電気的に接続され且つ一体移動可能に機械的に連結されている。接続部34は、絶縁被覆部材35Aにより被覆されている。接続部34は、中空軸24の上端の開口端から延び出すとともに、絶縁被覆部材35Aおよび固定部材35Bを介して支軸16の上端部に絶縁状態で固定され、支軸16を介して可動部9と連結される。
接続部31,34は、接続時にかしめ等の塑性加工を施されてなる塑性加工部を含むのが、好ましい。塑性加工部による接続は、半田接続のようなコイルばね27の加熱を伴わずに済むので、疲労寿命等の特性に劣化を生じる虞がなく、しかも接続が容易である。というのは、コイルばね27は、疲労寿命等の特性を高めるために、通例、焼き入れ焼き戻し処理を施されているので、焼き入れ後に再度加熱されると、特性が劣化する虞があるからである。
らせん部27cは、円弧形状の部分が周方向および軸方向に連続して延びて複数回巻かれてなり、軸方向に一定の外径で形成されてなる。可動部9の回動に伴って、コイルばね27のらせん部27cが、ねじられて、拡径または縮径することにより、可動部9と固定部7との間に生じる変位を吸収する。具体的には、らせん部27cの巻きを緩める方向に、可動部9が回動するときには、らせん部27cの外径が拡径する。また、可動部9が逆向きに回動するときには、らせん部27cの外径は縮径する。これにより、コイルばね27は、LED11に確実に給電しつつ、固定部7と可動部9とが相対回動するときに生じる両者間の変位を無理なく吸収することができる。また、拡径状態でのらせん部27cの外径は、孔24cの内径よりも小さく設定されている。
らせん部27cは、被覆されていない裸線からなり、ねじるときの変形抵抗を小さく抑制できる。また、貫通孔16cの内面に、合成樹脂部材等の絶縁皮膜(図示せず)が形成されていて、コイルばね27と支軸16とを互いに絶縁している。
図4は、可動部9の斜視図である。
可動部9は、LED11を熱伝導可能に保持する複数、例えば、2枚の基板36,37を含んでいる。2枚の基板36,37は、所定の回動中心軸線8を挟んで互いに平行に所定間隔を開けて対向し、上下に配置された一対の接続部38,39を介して互いに連結されている。基板36,37および接続部38,39は、熱の良導体であり且つ導電体としての金属部材、例えば、アルミニウム合金により形成されている。
図2および図4を参照する。
複数の光源ユニット10は、一方の基板36に取り付けられる第1の群をなす複数、例えば、6つの光源ユニット10と、他方の基板37に取り付けられる第2の群をなす複数、例えば、6つの光源ユニット10とを含んでいる。第1の群をなす光源ユニット10と、第2の群をなす光源ユニット10とは、互いに逆向きに光を発し、この点以外では複数の光源ユニット10は同様に構成されている。
光源ユニット10は、予め定める投光軸線に沿って最も強い光が発せられるようにされている。投光軸線は、光信号の照射方向Dに相当し、具体的には、レンズ12の光軸に一致している。レンズ12は、LED11からの放射状の光を屈折させて、レンズ12の光軸に沿う平行光を得る。投光軸線は、所定の回動中心軸線8と直交する方向と平行な方向であって、基板36,37に直交する方向に沿っている。
各LED11は、可動部9の対応する基板36,37に熱伝導部材(図示せず)を介して間接的に熱伝導可能に取り付けられている。熱伝導部材は、熱の良導体、例えば、熱伝導グリース、熱伝導シート等を用いることができる。LED11が発する熱を、基板36,37に効率よく逃がすことができるようにしてある。
可動部9が回動することにより、空気流が可動部9および光源ユニット10の周囲に生じる。また、可動部9が往復回動することにより、回動方向を反転させる際に一旦回動を停止させることに伴って、周方向および径方向についての空気流の向きを反転させることができるので、可動部9およびLED11から効率よく放熱することができる。
さらに、本実施形態では、可動部9は、基板36,37に設けられ可動部9の回動時に基板36,37に沿う空気流を生じさせる複数、例えば、2つの羽根部材40,41を含んでいる。この羽根部材40,41により、放熱効率をさらに高めることができる。
羽根部材40,41は、基板36,37に一体にそれぞれ形成されている。一方の羽根部材40は、一方の基板37の側縁37aから、他方の基板36に向けて延設されている。一方の羽根部材40の延設端40aと他方の基板36の側縁36bとの間に、空気流の入り口となる隙間42が形成されている。また、他方の羽根部材41は、他方の基板36の側縁36aから延設されている。この側縁36aは、一方の羽根部材40とは所定の回動中心軸線8を挟んだ反対側の位置にある。他方の羽根部材41の延設端41aと一方のの基板37の側縁37bとの間に、空気流の入り口となる隙間43が形成されている。
両羽根部材40,41の延設される向きである一方の向きD1に可動部9が回動するときには、可動部9の周囲の空気が羽根部材40,41によりそれぞれ案内されて、2つの空気流AFが生じる。2つの空気流AFは、隙間42,43から2つの基板36,37の間にそれぞれ流入し、径方向の内方へ向けて流れる。基板36,37間に両側から逆向きに入った2つの空気流AFは、互いにぶつかり、流れの向きを上方へ変えて、基板36,37間からそれぞれ流出する。空気流AFは、基板36,37に沿って流れる際に、基板36,37から熱を奪い、基板36,37を介してLED11からの放熱を促進する。
また、羽根部材40,41は、2つの基板37,36間に配置されるので、LED11からの光を妨げる虞が無い。
このように本実施形態によれば、可動部9を電動モータ20により往復回動させながらLED11を発光させることにより、光信号を得て、この光信号の照射方向Dを変遷させることができる。これにより、少なくとも一つのLED11からの光信号を周囲の多方向、例えば、全方向に向けて発することができるので、照明装置4全体としてLED11の利用効率を高めることができる。例えば、周囲の広い範囲へ向けての光信号を高い視認性で少数、例えば少なくとも一つのLED11により得ることもできる。
さらに、ばね部品としてのコイルばね27は、電線等の通常の給電部材に比べて繰り返し変形を受けたときの疲労破壊が生じ難く、スリップリング機構のような摩耗の問題がないので、耐久性が高い。また、コイルばね27が、固定部7と可動部9との間の変位を吸収できるので、給電部材13の他の部品、例えば、第1および第2の電線26,28等が変位を吸収せずに済む。従って、電線等が摩耗、断線等を生じることを防止できる。
しかも、LED11からの光路は固定部7と可動部9との間に配置されずに済むので、光路のレイアウトが可動部9を可動させるための部材により規制されずに済む。その結果、光路のレイアウトの自由度を高めることができ、例えば、複数のLED11を設ける場合に視認性を高めることも可能となる。
可動部9が回動すると、コイルばね27全体がねじれて拡径または縮径し、コイルばね27は上述の変位を吸収することができる。このようなコイルばね27を、所定の回動中心軸線8と同心である中空軸24の孔24cに配置することにより、所定の回動中心軸線8とほぼ同心に配置することができるので、可動部9が回動するときには、コイルばね27にはねじり変形のみが生じ、固定部7と可動部9との間の変位量に対して、コイルばね27の弾性変形量を小さく抑制できる結果、コイルばね27の耐久性を高めることができる。また、コイルばね27の少なくとも一部、例えば、全体を中空軸24の孔24c内に配置することで、スペース効率よく配置することができる。
また、コイルばね27のらせん部27cのらせん形状の中心軸線が、所定の回動中心軸線8に一致して配置されるので、コイルばね27の耐久性を高めるのに好ましい。
また、羽根部材40,41による空気流AFを用いて基板36,37を介してLED11を効果的に冷却することができるので、通電時のLED11の温度上昇を抑制することができる。従って、例えば大電流通電時のLED11の温度上昇を抑制してLED11の長寿命を維持しつつ、大電流通電時に発せられる高輝度の光により光信号の視認性を高めることができる。
また、基板36,37は、LED11からの放熱に寄与する表面積を、LED11単独の表面積に比べて大きくでき、効果的に放熱することができ、LED11の温度上昇を効果的に抑制することができる。
また、LED11が基板36,37に熱伝導可能に取り付けられていることが、効果的な放熱に好ましい。
さらに、間に間隔を開けて対向する複数の基板36,37間に羽根部材40,41による空気流AFを通すことにより、放熱に寄与する空気流AFの流量を増すことができ、より一層放熱効果を上げることができる。
また、駆動部19は、ステッピングモータからなる電動モータ20と制御部21とを含んでいる。この場合、制御部21の制御のもとで、ステッピングモータの出力軸20aを往復回動させて、可動部9を往復回動させることができる。ステッピングモータは、ブラシレスであるので、ブラシ付きの直流モータに比べて長寿命である。また、可動部9を往復回動させるための機械的な構造を簡素化できる。
なお、上述の実施形態では、ステッピングモータの出力軸20aと、支軸16とを別体で形成し、継手23を介して互いに接続していたが、これには限定されない。例えば、ステッピングモータの出力軸20aと支軸16とを一体に形成することも考えられ、この場合には、照明装置4の構造をより一層簡素化できる。
また、図示しないが、ステッピングモータの出力軸20aと、支軸16とを、互いに噛み合う一対の歯車を介して連動可能に連結してもよい。例えば、カラー17の外周に複数のギヤ歯を形成し、このギヤ歯と噛み合うギヤ歯を有する歯車を出力軸20aに設ける。また、出力軸20aに設けた駆動ローラと、カラー17の外周に設けた従動ローラとを、連動可能に摩擦係合させてもよい。
図5A,図5Bおよび図5Cは、可動部の回動動作範囲を平面視で模式的に図示する説明図である。
照明装置4では、往復回動手段としての駆動部19による可動部9の回動角度範囲44は360度に設定されている。なお、図5A,図5Bおよび図5Cには、第1の群をなす複数の光源ユニット10のうちの一つと、この光源ユニット10からの光信号の照射方向Dを実線で図示し、第2の群をなす複数の光源ユニット10のうちの一つと、この光源ユニット10からの光信号の照射方向Dを一点鎖線で図示し、可動部9の回動角度範囲44を、第1の群をなす光源ユニット10からの光信号の照射方向Dが変遷するときの照射方向Dの範囲として図示している。
散光式警光灯1では、各照明装置4の可動部9はそれぞれ、回動角度範囲44の一方の端部44aに位置するときに、第1の群をなす光源ユニット10(実線で図示。)からの光信号の照射方向Dが車両の前方Y1に向くとともに、第2の群をなす光源ユニット10(一点鎖線で図示。)からの光信号の照射方向Dが車両の後方Y2に向くようにされる。且つ回動角度範囲44の他方の端部44bに可動部9が位置するときに、第1の光源ユニット10群からの光信号の照射方向Dが車両の前方Y1に向くとともに、第2の光源ユニット10群からの光信号の照射方向Dが車両の後方Y2に向くようにされる。このように可動部9の回動角度範囲44の端部44a,44bを、車体の前後方向Y1,Y2に対して位置合わせして、照明装置4が基台5に取り付けられている。
これにより、図5Aに示すように、回動角度範囲44の一方の端部44aに可動部9が位置するときに、第1の群をなす光源ユニット10からの光信号の照射方向Dが車両の前方Y1に向いた状態で可動部9が一旦停止するので、前方への光信号が、可動部9が移動中の場合に比べて長い時間照射される。その結果、前方からの視認性を高めることができる。同様に、第2の群をなす光源ユニット10からの光信号により、後方からの視認性を高めることができる。
図5Cに示すように、回動角度範囲44の他方の端部44bに可動部9が位置するときにも、一方の端部44aの場合と同様に、前方および後方からの視認性を高めることができる。従って、前方や後方からの視認性を他の方向に比べて高くすることが要請される散光式警光灯1に好ましい。
図5Bに示すように、回動角度範囲44の中央位置に可動部9が位置するときに、回転状態の第2の群をなす光源ユニット10からの光信号の照射方向Dが車両の前方に向く。前方から見ると、光信号が短時間見える。同様に、後方からも光信号が短時間見える。
このように、前方または後方から見ると、回動角度範囲44の両端部44a,44bで一旦停止状態で相対的に長時間で見える光信号と、回動角度範囲44の中央位置で回転状態で相対的に短時間で見える光信号とが交互に見える結果、視認性が高くなる。
レンズ12を用いる場合には、LED11からの光を集中させて、回転するときの光信号を歯切れよく変化するように見せることができる。従って、光の強度が低いLEDであっても、視認性の高い光信号を得ることができる。
また、本実施形態について、以下のような変形例を考えることができる。以下の説明では、上述の実施形態と異なる点を中心に説明し、同様の構成については説明を省略し、図示する場合には対応部分に同じ符号を付しておく。なお、既に説明した変形例も同様である。
図6は、変形例としての照明装置4Aの正面図である。
照明装置4Aは、往復回動手段としての駆動部45を有する。駆動部45は、回転可能な出力軸46aを有する直流モータからなる電動モータ46と、電動モータ46の出力軸46aを一方向へ連続回転運動させるように電動モータ46を駆動する駆動回路47と、出力軸46aの一方向への連続回転運動を可動部9の往復回転運動に変換する変換機構48とを含んでいる。
図7は、変換機構の下方から見た斜視図である。図6と図7を参照する。
変換機構48は、電動モータ46の出力軸46aの回転運動を減速するウォーム歯車機構49と、減速後の回転運動を往復直線運動に変換するすべり子クランク機構50と、往復直線運動を往復回転運動に変換するラックアンドピニオン機構51とを含んでいる。
ウォーム歯車機構49は、電動モータ46の出力軸46aと一体回転可能なウォーム52と、ウォーム52と噛み合う減速歯車としてのウォームホイール53とを有する。
すべり子クランク機構50は、ウォームホイール53に一端54aが軸線54cの回りに回転自在に連結される連結棒54と、連結棒54の他端54bを直線状に案内する案内部としての固定部7に形成された長孔55とを有する。
ラックアンドピニオン機構51は、連結棒54の他端54bに連結軸56aを介して軸線54dの回りに回転自在に連結され長孔55に沿って直線移動可能に案内されるラック56と、このラック56に噛み合うピニオン57とを有する。ピニオン57は、中空軸としての支軸16と一体回転するカラー17の外周に形成され、可動部9と一体回動する。
電動モータ46の出力軸46aが一方向へ連続回転運動すると、回転は減速されてウォームホイール53に伝達される。ウォームホイール53が回転するのに伴い、連結棒54の一端54aが回転運動し、これにより連結棒54の他端54bが長孔55に案内されて進退し、これとともに、ラック56も進退する。ラック56が一方向に移動すると、ピニオン57とともに可動部9が一方の向きに回動する。ラック56が他方向に移動すると、ピニオン57とともに可動部9が他方の向きに回動する。
図8A〜図8Eは、変換機構48の動作を順を追って示す模式図である。先ず、図8A,図8B,図8Cを参照して、例えば、ウォームホイール53が第1の回動位置(図8A参照)から180度右回りに回転すると、連結棒54の他端54bおよびラック56は、一方の向き(図8Cで右方に)へ所定のストローク量を直線移動し、これに伴い、ピニオン57および可動部9が右回りに360度回動する。次いで、図8C,図8D,図8Eを参照して、引き続き電動モータ46により駆動されて、ウォームホイール53が第2の回動位置(図8C参照)から180度右回りに回転すると、連結棒54の他端54bおよびラック56は、他方の向き(図8Cで左方に)へ所定のストローク量を移動し、これに伴い、ピニオン57および可動部9が左回りに360度回動する。
このように駆動部45は、可動部9の往復回動を、電動モータ46の出力軸46aを一方向へ連続回転運動させることにより得ることができるので、電動モータ46を駆動するための電気的な構成を簡素化できる。なお、電動モータ46は、直流モータに限らず、例えば、ステッピングモータであってもよい。
この他、往復回動手段としては、図示しないが、可動部の回動角度を検出する検出手段としてのスイッチ、センサ等と、検出手段からの検出信号に基づいて電動モータの出力軸の回転方向を切り換える切換手段としての電動モータへの通電方向切換スイッチとを含んでもよい。
また、LED11に近接して基板36,37に孔を形成し、この孔を通じて空気流AFがLED11に沿って流れるようにすることも考えられる。この場合にも、羽根部材40,41による空気流AFを用いてLED11を効果的に冷却することができるので、通電時のLED11の温度上昇を抑制することができる。
また、羽根部材40,41を基板37,36と別体で形成して、基板37,36に固定してもよい。羽根部材40,41は基板37,36と一体可動するように設けてあればよい。また、羽根部材40,41の少なくとも一方を廃止する構成も考えられる。
また、上述の実施形態では、可動部9は、平行な一対の基板36,37を有していたが、これには限定されない。例えば、可動部9は、平面視で三角形をなす3つの基板(図示せず)を有していてもよいし、平面視で矩形をなす4つの基板(図示せず)を有していてもよく、これらの各基板に光源ユニット10を取り付けてあればよい。また、これらの基板の少なくとも一つに羽根部材(図示せず)を設け、羽根部材により生じる空気流を、基板により取り囲まれた内部に通したり、基板に沿わせたりして、LED11からの放熱を促進させてもよい。また、光源ユニット10を単一の基板(図示せず)の両面にそれぞれ取り付けることや、この基板に羽根部材(図示せず)を設けることも考えられる。
光源ユニット10は、LED11からの光を反射する反射面を有していてもよいし、レンズ12を廃止してもよく、LEDからの光が光源ユニット10から最も強く発せられる向きである投光軸線が、所定の回動中心軸線8と交差する方向に沿っていればよい。
また、例えば、図2に示す実施形態では、支軸16が可動部9に固定され、軸受15が固定部7に固定されていたが、逆にしてもよい。例えば、支軸16が固定部7に固定され、軸受15が可動部に固定されて支軸16に嵌合され、支軸16が軸受15を介して可動部9を回動可能に支持してもよい。支軸16は、固定部7と可動部9とを連結していればよい。
支軸16は、中実軸である構成も考えられる。この場合、ばね部品は、固定部7と可動部9との間に介在して、支軸16に接近して配置されることが好ましく、ばね部品の変形量を小さく抑制することができる。
ばね部品としてのコイルばね27は、接続部31,34で固定部7および可動部9と固定されていたが、これには限定されない。例えば、コイルばね27の下端部27aが、固定部7と固定されてもよいし、上端部27bが可動部9と固定されてもよい。
ばね部品は、複数巻きのコイルばねに限定されない。例えば、ばね部品は、互いに近接配置されている一対の円弧端と、この一対の円弧端に対して中心軸線を挟んだ反対側に配置される中間部とを含む半円以上の円弧形状であってよい。しかし、一巻以上のらせん形状のコイルばねが、より好ましくは2巻き以上のコイルばねは、ねじり時の弾性変形量を抑制でき、耐久性を高める点で好ましい。
また、ばね部品は、線材の延びる方向に向かうにしたがって外径が一定のらせん部27cを含むコイルばね27に限定されない。例えば、ばね部品としては、らせん部に代えて渦巻き部(図示せず)を有していてもよく、この場合にも、コイルばね27と同様の効果を得ることができる。渦巻き部では、その線材の延びる方向に向かうにしたがって、円弧形状の曲率を変化させながら、渦巻き状に線材が延びている。
また、可動部9の回動角度範囲は360度に限定されない。例えば、可動部9の回動角度範囲は、各光源ユニット10からの光信号の照射範囲が互いにつながって全周に照射できるような角度よりも大きくするのが好ましい。また、より好ましくは、各光源ユニット10の光軸の向きが変遷するときの変遷範囲が互いにつながって全周に向くような角度、例えば、180度よりも大きくするのが好ましい。さらにより好ましくは、各光源ユニット10の光軸が変遷してそれぞれ全周に向くような角度以上の角度、例えば、360度以上の角度にするのが好ましい。また、可動部9の回動角度範囲を、光信号が周囲の一部にのみ照射されるような小さい角度に設定することも考えられる。可動部9が回動角度範囲44の少なくとも一方の端部44a,44bに位置するときに、少なくとも一部の光源ユニット10からの光信号の照射方向、より好ましくは上述の投光軸線が車両の前方および後方の少なくとも一方に向くようにされていればよい。
また、基台5は、取付部材3を介して車両に取り付け可能とされていたが、基台5を車両に直接取り付け可能としてもよい。その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
本発明の一実施形態の照明装置を備える散光式警光灯の一部断面正面図である。 図1の照明装置の正面図である。 図1の照明装置の要部を拡大した断面図である。 図2の可動部の斜視図である。 図2の可動部の回動動作範囲を平面視で模式的に示す模式図である。 本発明の駆動部の変形例を含む照明装置の正面図である。 図6の変換機構を下方から見た斜視図である。 図6の変換機構の動作の説明用の模式図である。
符号の説明
1 散光式警光灯
2 ルーフ(車両)
4,4A 照明装置
5 基台(固定部)
7 固定部
8 所定の回動中心軸線
9 可動部
11 発光ダイオード
13 給電部材
16 支軸(中空軸)
19,45 駆動部(往復回動手段)
20 電動モータ(ステッピングモータ)
20a 出力軸(中空軸)
21 制御部
24 中空軸
24c 孔(中空軸の内部)
27 コイルばね(ばね部品)
27a 下端部(ばね部品の一方の端部)
27b 上端部(ばね部品の他方の端部)
36,37 基板
40,41 羽根部材
44 回動角度範囲
44a,44b 回動角度範囲の端部
46 電動モータ
46a 出力軸
48 変換機構
D 照射方向(交差する方向)
Y1 車両の前方
Y2 車両の後方

Claims (6)

  1. 光信号の照射方向を所定の回動中心軸線の周りに変遷させながら、光信号を周囲に照射する照明装置であって、
    固定部と、
    上記所定の回動中心軸線の周りに回動可能に上記固定部に支持される可動部と、
    この可動部に一体回動可能に支持されていて上記所定の回動中心軸線と交差する方向に光を照射するための少なくとも一つの発光ダイオードと、
    上記可動部の回動角度が所定回動角度になるごとに当該可動部の回動方向を反転させて当該可動部を往復回動させる往復回動手段と、
    上記発光ダイオードに給電するための給電部材とを備え、
    この給電部材は、弾性変形可能な導電性材料によって円弧形状に形成され、一方の端部が上記固定部に連結され、他方の端部が上記可動部に連結され、上記可動部の回動に伴って、拡径または縮径することにより、上記可動部と上記固定部との間に生じる変位を吸収するばね部品を含むことを特徴とする照明装置。
  2. 請求項1に記載の照明装置において、
    上記固定部と可動部とを連結し上記所定の回動中心軸線と同心上に配置される中空軸をさらに備え、
    上記ばね部品は、中空軸の内部に少なくとも一部が配置されたコイルばねを含むことを特徴とする照明装置。
  3. 請求項1または2に記載の照明装置において、
    上記可動部は、発光ダイオードを熱伝導可能に保持する基板と、この基板に設けられ可動部の回動時に発光ダイオードおよび基板の少なくとも一方に沿う空気流を生じさせる羽根部材とを含むことを特徴とする照明装置。
  4. 請求項1から3の何れかに記載の照明装置において、
    上記往復回動手段は、ステッピングモータと、このステッピングモータの出力軸を往復回動させるように当該ステッピングモータを制御する制御部とを含むことを特徴とする照明装置。
  5. 請求項1から3の何れかに記載の照明装置において、
    上記往復回動手段は、回転可能な出力軸を有する電動モータと、この電動モータの出力軸の一方向への連続回転運動を可動部の往復回転運動に変換する変換機構とを含むことを特徴とする照明装置。
  6. 請求項1から5の何れかに記載の少なくとも一つの照明装置と、
    この照明装置を支持し車両に取り付け可能な基台とを備え、
    上記照明装置の可動部が回動角度範囲の少なくとも一方の端部に位置するときに、光信号の照射方向が車両の前方および後方の少なくとも一方に向くように上記照明装置が上記基台に取り付けられていることを特徴とする散光式警光灯。
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