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JP4311884B2 - シートの供給装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙やウェブ等のロール状のシートを継ぎ足して連続的に供給する長尺シートの供給装置及び供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
二つの軸にそれぞれ回動自在に軸支されたロール状のシートを交互に継ぎ足しながら連続的に供給するシートの供給装置に関する従来技術としては、例えば、特公平6−45412号公報に記載のウェブの接合装置が知られている。
【0003】
このウェブの接合装置は、第一及び第二の材料ウェブをそれぞれの供給経路において吸引保持する第一及び第二のアンビルと、これらのアンビル間に配設され該第一及び第二の材料ウェブを狭持する一対の案内ロールと、第一及び第二の該アンビル上で該第一又は第二の材料ウェブを切断するカッターとを備えている。そして、一対の該案内ロール間において第一の材料ウェブを狭持するとともに、該第一の材料ウェブの供給経路における該狭持位置よりも上流で該第一の材料ウェブを吸引保持可能なアンビルで保持し、該ウェブを該アンビル上にてカッターで切断した後、切断された第1の材料ウェブの切断端部をアンビルに負圧吸引された該第二の材料ウェブの始端部に突き合わさるか又は重ね合わさるように手動で位置合わせして当該アンビルに負圧吸引させた状態で両者を接合できるようにしている。
【0004】
ところで、このウェブ接合装置は、ウェブの継ぎ足しの度に、第一の材料ウェブの切断端部を第二の材料ウェブの始端部に手作業によって突き合わせるか又は重ね合わせなければならず、ウェブの位置合わせ作業が面倒であった。また、案内ロールによる材料ウェブの狭持位置から両アンビルまでの距離が等しければ問題ないが、その距離が異なる場合には、材料ウェブ同士を突き合わせるのに短すぎたり、重ね合わせ部分が長くなりすぎたりする等の安定した接合が得られない場合があった。
【0005】
従って、本発明の目的は、シートの継ぎ足しの際におけるシートの位置合わせを自動で行うことができるとともに、シートの接合を安定的に行うことができるシートの供給装置及び供給方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、二つの軸にそれぞれ回転自在に軸支されたロール状のシートを交互に継ぎ足しながら連続的に供給するシートの供給装置において、一の軸に軸支された第一のシートをその供給経路における二箇所において保持する二つの保持手段と、二つの該保持手段による保持位置の間で該第一のシートを切断する第一の切断手段と、該第一の切断手段で切断された該第一のシートの切断端部を他の軸に軸支された第二のシートの始端部に接合する接合手段とを備えており、前記供給経路における下流側に配設された前記保持手段が、前記第一の切断手段で切断された前記第一のシートの前記切断端部を反転させて前記第二のシートの始端部に突き合わせるか又は重ね合わせるように回動自在に設けられていることを特徴とするシートの供給装置を提供することにより、前記目的を達成したものである。
【0007】
また、本発明は、二つの軸にそれぞれ回転自在に軸支されたロール状のシートを交互に継ぎ足しながら連続的に供給するシートの供給方法において、一の軸に軸支された第一のシートをその供給経路において保持手段で保持し、該保持手段による保持位置よりも上流で該第一のシートを第一の切断手段で切断し、前記保持手段を自動回動させて、前記第一の切断手段で切断された前記第一のシートの前記切断端部を反転させて他の軸に軸支された第二のシートの始端部に突き合わせるか又は重ね合わせ、前記第一のシートの前記切断端部を該第二のシートの該始端部に接合手段で接合することを特徴とするシートの供給方法を提供することにより、前記目的を達成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその好ましい実施の形態に基づき、図面を参照しながら説明する。
図1〜図5は、本発明の一実施形態を示したものである。これらの図において、符号1はシートの供給装置(以下、単に供給装置ともいう。)を示している。
【0009】
図1に示すように、供給装置1は、所定間隔を置いて平行に配設された二つの軸2,3にそれぞれ回転自在に軸支されたロール状のシート4,5を交互に継ぎ足しながら連続的に供給する装置である。なお、供給装置1は、以下に説明する各手段(保持手段6を除く)がほぼ左右対称に配設されているため、以下の説明においては、一方の手段についてのみ説明し、対応する手段については同一符号に「’」を付してその説明は省略する。
【0010】
供給装置1は、軸(一の軸)2に軸支されたシート(第一のシート)4をその供給経路Rにおける二箇所において保持する二つの保持手段6,7と、二つの保持手段6,7による保持位置の間でシート4を幅方向に切断する切断手段(第一の切断手段)8と、切断手段8で切断されたシート4の切断端部40と軸(他の軸)3に軸支されたシート(第二のシート)5の始端部50とを接合する接合手段9とを備えている。なお、切断手段(第二の切断手段)8’は、継ぎ足されるシート5の始端部50を形成するための切断手段ともなっている(切断手段8は、シート4の次に軸2に軸支されてシート5の次に継ぎ足されるシートの始端部(図示せず)を形成するための切断手段ともなっている)。
【0011】
ロール状のシート4,5は、その巻き芯である紙管(図示せず)の内部から軸2,3に備えたエアチャック機構(図示せず)によって固定されている。なお、図には示していないが、軸2,3の奥側には、ロール状のシート4,5の巻き芯近傍部分に当接してこれらを位置決めする軸ストッパーが取り付けられている。この軸ストッパーは、シート4,5の紙管に接しないように凹部が形成されている。そして、ロール状のシート4,5がこれら軸2,3の軸方向に位置ずれを起こさずに略同位置で回転し、シート4,5が供給経路R,R’に蛇行せずに繰り出されるようになっている。
【0012】
軸2,3には、各軸2,3に支持されたシート4,5のロール径に応じて屈曲して該ロールの最外周面に当接可能な繰り出しベルト20,30が付設されており、これらの繰り出しベルト20,30が回転することによって、シート4,5を所定の供給速度で下流に供給できるようになっている。繰り出しベルト20,30は、前記シート4,5の終端部を検出する終端検出センサー21,31がシート4,5の終端部に取り付けられたマーカー(図示せず)を検出した場合にその検出出力に基づいて直ちに作動するようになっている。
【0013】
図2〜図4に示すように、保持手段6は、シート4を上下から機械的に狭持するクランプであり、固定クランプ60と、シリンダーユニット61によって回動する可動クランプ62とを主体として構成されている。
【0014】
固定クランプ60は、板状部材から構成されており、固定クランプ60の上面には、シャフト601が水平に支持されている。そして、このシャフト601にシリンダーユニット61のシリンダー部分が連結されている。また、固定クランプ60の上面のほぼ中央には、後述のガイド641に沿って摺動可能なスライダー602が固定されている。
【0015】
可動クランプ62は、固定クランプ60の両側に配設されたL字状のアーム620間にシャフト621,622及びグリップ623が架設されて構成されている。シャフト621には、前記シリンダーユニット61のロッドの先端部が連結されており、シリンダーユニット61のロッドの伸縮に伴ってアーム620がシャフト622を支点として回動できるようになっている。
【0016】
保持手段6は、前記切断手段8で切断されたシート4の切断端部40を反転させてシート5の始端部50に突き合わせるか又は重ね合わせるように回動自在に設けられている。すなわち、保持手段6における前記固定クランプ60は、ロータリーアクチュエータ(保持手段6の反転駆動手段)63によって水平軸周り(時計回り及び反時計回り)に回動する回動アーム64に取り付けられており、この回動アーム64の回動に伴って当該保持手段6で保持したシート4の切断端部40を反転させてシート5の始端部50に突き合わせるか又は重ね合わせるように回動できるようになっている。図4に示すように、回動アーム64には、前方に延出する取付プレート640が固定されており、この取付プレート640の先端部の下面には前記スライダー602が摺動するガイド641が固定されている。これにより、保持手段6は、その回動中心に向かう方向に沿って前後移動できるように構成されている。
【0017】
図3及び図4に示すように、回動アーム64の内側には、前記ロータリーアクチュエータ63の回転軸を中心とし長軸が水平な楕円軌道を有するカム65が取り付けられており、前記保持手段6は、このカム65の楕円軌道に沿うように回動自在に設けられている。前記固定クランプ60には、カム65に当接しながら水平軸周りに回転するカムフォロア603が軸支されている。また、固定クランプ60は、前記回動アーム64の前面部にバネ642を介して連結されており、このバネ642の弾性によって、当該回動アーム64の回動時において固定クランプ60の前記スライダー602が前記ガイド641に沿って移動し、カムフォロア603がカム65に追従するようになっている。このようにして、保持手段6は、シート4の切断端部40が楕円軌道の長軸端部間を結ぶ軌道に沿うように回動できるように設けられている。
【0018】
図1に示すように、保持手段7は、シート4の供給経路の上流における下方位置に配設された固定クランプ70と、シリンダーユニット(図示せず)のロッドの先端部に取り付けられて固定クランプ70に対向して上下動する可動クランプ71とを備えている。
【0019】
前記切断手段8は、シリンダーユニット80のロッドの先端部に固定された可動プレート81に取り付けられた、固定ブレード82及び可動ブレード83を主体として構成されており、シリンダーユニット80のロッドを伸縮させることによって、前記保持手段6,7によるシート4の保持位置の間において当該前記シート4の切断位置を水平方向(供給方向)に変更自在に設けられている。また、シリンダーユニット80は、図示しないシリンダーユニットにより水平方向(供給方向)に移動自在に設けられている。これにより、シート4の切断端部40とシート5の始端部50との突き合わせ位置を調整できるようになしてあり、また、シート5の待機位置における切断位置とシート4の切断位置とを両者の重ね合わせる分だけ移動させることによって、両シートの重ね合わせ位置を供給方向において調整できるようになしてある。
【0020】
可動ブレード83は、可動プレート81に固定されたシリンダーユニット84にリンク機構85を介して連結されており、シリンダーユニット84のロッドの伸縮にともなって、水平軸86まわりに回動し、前記固定ブレード82とともにシート4を幅方向に裁断できるようになっている。
【0021】
接合手段9は、シート4,5をこれらの接合位置において上下から狭持して粘着テープ90で接合するものであり、図5に示すように、ロール状の粘着テープ90を回動自在に軸支する支持軸91と、粘着テープ90を切断する鋸歯状のカッター92と、シリンダーユニット93と、シリンダーユニット93のロッドの先端部に取り付けられたバキュームユニット94と、粘着テープ90を所定の経路に導くガイド95と、ガイド95の軸周りに回動して粘着テープ90の経路を変更する回動レバー96と、カッター92の刃をカバーする安全ガード97とをそれぞれ上下に対向して備えている。カッター92はバキュームユニット94に付設されており、バキュームユニット94は、カッター42と隣接する角部が2〜5mm面取りされている。そして、粘着テープ90をロールから手動で引き出し、ガイド95、回動レバー96を経由させてバキュームユニット94に吸着させた状態で、回動レバー96をバネ960が伸張するように矢印の方向(上側は上方に、下側は下方)に手動で動かすことによって、粘着テープ90をカッター92によって切断し、シリンダーユニット93を作動してシート4,5をこれらの接合位置において上下から粘着テープ90とともに狭持して接合できるようになっている。接合手段9は、シート4,5を上下何れか一方においてのみ接合する場合には、何れか一方の粘着テープ90を省略することもできる。
【0022】
供給装置1は、シート4,5の供給経路にシート4,5の幅に対応した蛇行防止用の固定ガイド22,32を備えている。これらの固定ガイド22,32は、シートに対応する幅でその両側に鍔を有するロール状の形態で、シート4,5の供給時における当該シート4,5の蛇行を防止できるようになっている。
【0023】
また、供給装置1は、シート4,5の供給経路にニップローラー10を備えている。ニップローラー10は、固定式のローラー100と、シリンダーユニット101のロッドの先端部に取り付けられた可動ローラー102とを主体として構成されており、前記接合手段9によって粘着テープ90で接合されたシート4,5を当該ニップローラー10の通過時に強く狭持して両者を確実に接合できるようになっている。このようなニップローラー10は、接合手段9によってシート4,5を片面側のみにおいて粘着テープで接合する場合に特に有効である。
【0024】
供給装置1は、シートの供給路の下流側にアキュムレータ11を備えている。このアキュムレータ11は、所定間隔をおいて並列に配設された複数の固定ローラー12と、所定間隔をおいて並列に配設された複数の可動ローラー13と、可動ローラー13の上下動を検出するポテンショメータ14とを備えている。そして、シート4(又はシート5)を固定ローラー12と可動ローラー13とに交互に巻回して滞留させておき、可動ローラー13の上下動をポテンショメータ14で検出することによって前記繰り出しベルト20,30によるシート4又は5の繰り出しを制御し、供給装置1におけるシート4とシート5との継ぎ足しの間には、固定ローラー12と可動ローラー13との間隔を縮めることで、シート4(又はシート5)の下流への供給を行うようになっている。
【0025】
また、供給装置1は、シーケンスプログラムを保持可能な制御部(図示せず)と、該制御部と前記各手段におけるシリンダーユニット等の駆動系及び前記終端検出センサー21,31、ポテンショメータ14等の検出系との間で制御信号等の送受信を行う送受信回路(図示せず)とを備えており、所定のシーケンスプログラムに従って、以下に述べるように供給装置1が自動的に動作するようになっている。
【0026】
次に、本発明のシートの供給方法の好ましい実施形態を、前記供給装置1の動作に基づいて説明する。なお、以下の説明では、軸2に支持されて供給経路Rを通じて供給されているシート4に、軸3に支持されて待機しているシート5を継ぎ足して供給する場合についてのみ説明し、軸3に支持されて供給経路を通じて供給されているシート5に軸2に支持されて待機しているシートを継ぎ足す場合の説明は省略する。
【0027】
先ず、軸2にロール状のシート4を装着し、シート4を図1に示すような所定の供給経路Rに導き、アキュムレータ11を経由して下流装置(図示せず)に配置する。その一方で、軸3にロール状のシート5を装着し、シート5の先端部を接合手段9の間の所定位置に導いて保持手段7’で保持する。そして、切断手段8’でシート5の先端部を予め切断して始端部50を形成しておく。この場合、切断手段8’によるシート5の始端部50を形成するための切断位置は、切断手段8’と回動後における保持手段6との距離が、切断手段8と回動前における保持手段6との距離に等しくなるように設定しておく。これにより、保持手段6を繰り返し反転するように回動させても、軸2,3に軸支されたシートの継ぎ足しを略同じ接合形態で安定的に接合することができるようになる。
【0028】
供給装置1の作動前においては、保持手段6,7、切断手段8、接合手段9及びニップローラー10は、いずれも開放状態とされている。また、切断手段8の固定ブレード82及び可動ブレード83は定位置に後退されている。
【0029】
この状態で、供給装置1の動作を開始すると、繰り出しベルト20が駆動されてロール状のシート4が回転し、アキュムレータ11の可動ローラー13の上下動によるダンサー制御で、供給経路Rを通じて当該シート4が下流に安定的に供給される。
【0030】
所定量のシート4が供給されてその終端部のマーカーが前記終端検出センサー21によって検出されると、繰り出しベルト20が停止し、これに伴ってアキュムレータ11の可動ローラー13が上昇し、下流にはアキュムレータ11に滞留されたシート4が引き続き供給される。
【0031】
次に、保持手段6,7が作動してシート4が保持され、シート4,5の継ぎ足しが開始される。
【0032】
次に、図2に示した前記切断手段8のシリンダーユニット80が作動し、固定ブレード82及び可動ブレード83が所定の切断位置まで前進して位置決めされた後、前記シリンダーユニット84が作動して可動ブレード83が回動し、シート4が幅方向に切断され切断端部40が形成される。シート4の切断後、固定ブレード82及び可動ブレード83が定位置に後退し、シリンダーユニット80が定位置に後退する。シート4,5を重ね合わせて継ぎ足す場合には、更にシリンダーユニット80を前記図示しないシリンダーユニットで重ね合わせに必要な位置まで後退させておき、前述の動作をさせる。
【0033】
次に、ロータリーアクチュエータ63が作動して回動アーム64が回動軸周り(反時計回り)に自動回動する。これに伴って、カムフォロア603がカム65に追従して保持手段6が図1の仮想線で示す位置まで180度反転し、シート4の切断端部40が待機しているシート5の先端部50に突き合わせられる。この間、シート4の切断端部40は楕円軌道に沿って移動するため、シート4にかかる負荷が低く抑えられる。
【0034】
次に、図5に示した前記接合手段9のシリンダーユニット93が作動し、バキュームユニット94に吸着された粘着テープ90がシート4,5の接合位置において接合される。シート4,5の接合後は、シリンダーユニット93によってバキュームユニット94がシート4,5の接合位置から退避される。
【0035】
次に、ニップローラー10のシリンダー101が作動して駆動ローラー102が固定ローラー100に接近した圧着位置に移動し、保持手段6によるシート4の保持が解除されるとともに、保持手段7’によるシート5の保持が解除される。そして、繰り出しベルト30によるシート5の繰り出しが開始されるとともに、駆動ローラー101も回転し、シート4,5の接合部がニップローラー10を通過した後、シリンダー101が作動して駆動ローラー102が圧着位置から後退する。
【0036】
次に、繰り出しベルト30の回転が加速され、アキュムレータ11の可動ローラ13は、シート5が所定量安定的に繰り出されるまでバランス位置で停止する。その後可動ローラー13が前記ポテンショメータ14による検出位置まで降下し、当該可動ローラー13の上下動によるダンサー制御で、供給経路R’を通じて当該シート5が下流に安定的に供給される。
【0037】
軸2には再び新たなロール状のシートを配設し、所定の供給経路に導いて前記切断手段8で始端部を形成された後に、次の継ぎ足しまで待機状態とする。シート5からこの新たなシートへの継ぎ足しは、前記回動手段6が時計回りに回動されてシート5の切断端部が反転される以外は、前記同様の動作手順で行われる。
【0038】
以上説明したように、本実施形態の供給装置1及び供給方法によれば、シート4,5の継ぎ足しの際におけるシートの位置合わせを自動で行うことができるとともに、シート4,5の接合を安定的に行うことができる。
【0039】
本発明のシートの供給装置は、ロール状のシートであれば特に制限無く用いることができるが、使い捨ておむつや、生理用ナプキン等の吸収性物品の製造に用いられるウェブシート、ファスニングテープ、紙材等の供給に特に好適に用いることができる。
【0040】
本発明は、前記実施形態の供給装置1に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。
【0041】
例えば、前記実施形態の供給装置1では、シートの保持手段として何れも機械的なクランプによる保持手段を採用したが、供給経路の二箇所においてシートを保持する保持手段の何れか一方又は両方を、バキュームユニットを用いた吸着方式による保持手段とすることもできる。
【0042】
また、前記実施形態の供給装置のように、シートの供給経路における下流側の保持手段は、切断端部が楕円軌道の長軸端部間を結ぶ軌道に沿うように回動自在に設けられていることが好ましいが、切断端部が円周軌道に沿うように回動自在に設けることもできる。
【0043】
また、前記実施形態の供給装置1におけるように、ニップロール10を備えていることが好ましいが、接合手段9によって強固な接合状態が得られる場合には、ニップロールは設けなくても良い。
【0044】
また、切断手段は、前記実施形態の供給装置1におけるように、可動ブレード83、固定ブレード82によって裁断する形態のものが好ましいが、他の形態、例えば、ロータリースリット刃とストレートの固定ブレードとを使用した形態とすることもできる。
【0045】
また、シリンダーユニット80に代えて、単軸ロボットを用いて切断位置の位置決めを行うこともできる。
【0046】
【発明の効果】
本発明のシートの供給装置及び供給方法によれば、シートの継ぎ足しの際におけるシートの位置合わせを自動で行うことができるとともに、シートの接合を安定的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシートの供給装置における一実施形態を模式的に示した概略図である。
【図2】同実施形態の要部の一部を断面視した拡大正面図である。
【図3】同実施形態の要部の一部を断面視した拡大平面図である。
【図4】同実施形態の要部の一部を断面視した拡大側面図である。
【図5】同実施形態における接合手段を示す概略図である。
【符号の説明】
1 シートの供給装置
2,3 軸
4,5 シート
6,7 保持手段
8 第一の切断手段
8’ 第二の切断手段
9 接合手段

Claims (4)

  1. 二つの軸にそれぞれ回転自在に軸支されたロール状のシートを交互に継ぎ足しながら連続的に供給するシートの供給装置において、
    一の軸に軸支された第一のシートをその供給経路における二箇所において保持する二つの保持手段と、二つの該保持手段による保持位置の間で該第一のシートを切断する第一の切断手段と、該第一の切断手段で切断された該第一のシートの切断端部を他の軸に軸支された第二のシートの始端部に接合する接合手段とを備えており、
    前記供給経路における下流側に配設された前記保持手段が、前記第一の切断手段で切断された前記第一のシートの前記切断端部を反転させて前記第二のシートの始端部に突き合わせるか又は重ね合わせるように回動自在に設けられており、
    前記供給経路における下流側に配設された前記保持手段が、前記第一のシートの前記切断端部が楕円軌道の長軸端部間を結ぶ軌道に沿うように回動自在に設けられている、シートの供給装置。
  2. 前記第一の切断手段が前記第一のシートの切断位置を供給方向に変更自在に設けられており、前記第一のシートの前記切断端部と前記第二のシートの始端部との突き合わせ位置又は重ね合わせ位置を調整できるようになしてある請求項1記載のシートの供給装置。
  3. 前記第二のシートを切断して前記始端部を形成する第二の切断手段を備えており、前記第一の切断手段と回動前における該保持手段との距離が、該第二の切断手段と回動後における前記保持手段との距離と等しくなしてある請求項1記載のシートの供給装置。
  4. 請求項1記載のシートの供給装置を用い、
    二つの軸にそれぞれ回転自在に軸支されたロール状のシートを交互に継ぎ足しながら連続的に供給するシートの供給方法であって、
    一の軸に軸支された第一のシートをその供給経路における二箇所において二つの保持手段で保持し、二つの該保持手段による保持位置の間で該第一のシートを第一の切断手段で切断し、前記供給経路における下流側に配設された前記保持手段を自動回動させて、前記第一の切断手段で切断された前記第一のシートの前記切断端部を反転させて他の軸に軸支された第二のシートの始端部に突き合わせるか又は重ね合わせ、前記第一のシートの前記切断端部を該第二のシートの該始端部に前記接合手段で接合することを特徴とするシートの供給方法。
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