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JP4318838B2 - 伝送システムの制御方法及びその装置 - Google Patents
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JP4318838B2 - 伝送システムの制御方法及びその装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオ信号を圧縮・符号化して伝送するシステムとその制御方法に関し、特に符号化したビデオ信号を伝送する際、ビデオ信号の連続性が失われても、画像の乱れのない映像を受信側で保証するものである。
【0002】
【従来の技術】
昨今、ビデオ信号を圧縮して伝送するシステムにおいて、世界標準のMPEG2の圧縮方式が多く利用されている。
このMPEG2圧縮方式などでは、圧縮処理される入力ビデオ信号は、周期性が保たれた連続する信号であることが前提になっている。 何故なら、圧縮処理過程では、互いに異なる時間の複数フレームのデータを使用し、1つのフレームの圧縮データを作成するため、それらフレーム同士は、各映像信号の垂直および水平方向の周期性が互いに保たれていないと、正常な圧縮データが得られない。
図2は、この入力ビデオ信号の概要を模式的に示すものである。 この様に、通常、ビデオ信号は、水平同期信号や垂直同期信号の関係がビデオ信号の規格に従って一定の条件を保っている。
ところが、MPEG2圧縮方式で圧縮した映像信号を、後述の様な監視システムに利用する場合、必ずしも、入力ビデオ信号の連続性が保証されない。
【0003】
図3に、一般的な監視システムの概要構成を示し、以下に説明する。
1−1,1−2は、監視対象物を撮影するビデオカメラで、システム構成により10台以上の場合もあり得るが、図3の例では2台としている。
これらのカメラの出力信号1−3,1−4は、ビデオスイッチャ1−5に入力され、定期的に自動切り替え出力される。 そして、選択された信号は、ビデオ信号1−6として送信装置3−7に入力される。
送信装置3−7では、このビデオ信号1−6が、A/D変換器3−8に入力され、ディジタルのコンポジット信号3−9に変換される。
このコンポジット信号3−9は、コンポーネント変換部3−10に入力され、輝度成分信号と色差成分信号とに分離されたビデオ信号3−11とその同期信号3−12として出力される。ここで、この同期信号とは、HR(水平有効画素範囲を示す信号)、VR(垂直有効ラインを示す信号)、ODD(第1フィールドを示す信号)等である。
これらの信号は、例えば、MPEG2圧縮方式の圧縮部3−13に入力され、同期信号3−12を基にして、有効信号エリアのビデオ信号3−11が圧縮され、圧縮データであるストリーム3−14となり、送信される。
このストリーム3−14は、受信装置3−15に入力される。 受信装置3−15に入力されたストリーム3−14は、復号部3−16に入力される。
復号部3−16は、ストリーム3−14を復号し、ビデオ信号3−17と同期信号3−18を出力する。
このビデオ信号3−17と同期信号3−18は、コンポジット変換部3−19に入力され、コンポジット信号3−20として出力される。 コンポジット信号3−20は、D/A変換器3−21に入力され、アナログのビデオ信号3−22に変換される。 そして、信号3−22はビデオモニタ1−23に入力される。
【0004】
これにより、ビデオスイッチャ1−5で切り替えられたカメラ1−1,1−2の出力信号1−3,1−4に基づく映像を、ビデオモニタ1−23で監視することができる。
ここで、この様な監視システムでは、通常、カメラ1−1,1−2の出力信号1−3,1−4は、互いに同期していない場合が多い。このため、ビデオスイッチャ1−5で切り替えられた信号1−6は、切り替えた時点で、不連続な信号、即ち、周期性が失われた信号になる。
ここで、前述のように、MPEG2圧縮方式などでは、圧縮される入力ビデオ信号は、連続する(周期性が保たれた)信号であることが前提になっている。そのため、不連続信号が入力された場合、コンポーネント変換部3−10では、内部の処理部分で、矛盾(バイオレーション)が発生し、ビデオ信号3−11も、同期信号3−12も不連続な(周期性が失われた)信号のまま出力されることとなる。
また、この不連続な信号1−6が入力されたコンポーネント変換部3−10が正常動作に戻り、規定の同期信号3−12が出力されるまでには数十msの時間を要する。
【0005】
一方、不連続なビデオ信号3−11,同期信号3−12が入力された圧縮部3−13も動作が乱れ、生成されるストリーム3−14にエラーデータを発生することになる。
このため、受信装置3−15の復号部3−16では、このエラーデータのため、ビデオ信号3−17に、圧縮符号データエラー特有のノイズを発生してしまい、ビデオモニタ1−23では画像が崩れたり、乱れてしまう。
この様子を、図4に模式的に示す。 これは、信号1−3,1−4が非同期で入力されていて、互いの位相がずれており、ある時点でビデオスイッチャ1−5の出力を、信号1−3から信号1−4に切り替えた場合を示している。
図4に示すように、切り替え選択されたビデオ信号1−6は、信号の切り替え点で不連続な部分(図中の×印)が発生する。
そして、この不連続点が引き金になり、コンポーネント変換部3−10の出力である同期信号3−12が数十msにわたって周期性が乱れ、その後、信号1−4に従った連続するビデオ信号3−11、同期信号3−12が出力されることになる。
その結果、最終的にビデオモニタ1−23で、画像崩れや乱れが発生する。
この問題を解決するには、従来、ビデオスイッチャ1−5にフレームシンクロ機能の付いたビデオスイッチャを使用しなけらばならなかった。
このフレームシンクロ機能は、非同期の複数の入力信号を同期化して選択出力可能なもので、このスイッチャを使用すれば、上記画像崩れや乱れの発生を防ぐことが可能になる。
ところが、このフレームシンクロ機能付のビデオスイッチャは非常に高価で、特に多くのカメラの信号を扱う監視システムでは問題となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術では、ビデオスイッチャの切り替えにより発生する不連続な信号により、受信装置側のモニタに画像崩れや乱れが発生する。
また、この現象はビデオスイッチャでの切り替えごとに起きるため、画像監視システムとして致命的である。 なお、上記ビデオスイッチャとして、フレームシンクロ機能付のものを使用することも考えられるが、このスイッチャは非常に高価であり、一般的な監視システムで使用することは難しい。
本発明は、上記問題に鑑み、送信装置内部で不連続点の検出をし、かつ、この検出結果を適切に受信装置に伝達し、受信装置側では不連続点による画像乱れが発生する前に、出力画像の適正処理(例えば、画像が乱れる直前の画像にフリーズする処理や、別画像に置き換える処理等)を行うことにより、高価なフレームシンクロ機能付のビデオスイッチャを不要とし、実用的な伝送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、符号化した映像信号をパケット化して伝送ストリームとして送信部から受信部に伝送する伝送システムにおいて、上記送信部で、符号化される上記映像信号の周期性が失われたことを検出した場合、上記伝送ストリームの対応するパケットのシンクコードを該シンクコード以外のダミー信号に代えて送出するようにしたものである。
また、該伝送システムにおいて、上記受信部で、受信した上記伝送ストリームから所定間隔毎に上記シンクコードを検出できなくなった場合、その時受信したパケットには依存しない映像信号データに基づき画像再生処理を行うようにしたものである。
また、上記符号化される映像信号を、非同期の複数チャンネルの映像信号を選択的に切り替えた映像信号としたものである。
さらに、所定間隔毎に上記シンクコードを検出できなくなった場合の上記受信部における上記画像再生処理として、上記シンクコードの正常検出時における復号出力データのフリーズ処理、あるいは所定の別画像の出力処理の少なくとも何れか一方の処理を行うようにしたものである。
また、符号化される上記映像信号に含まれる同期信号を検出し、該検出した同期信号が所定条件を満たさない場合、上記映像信号の周期性が失われたものと判断するようにしたものである。
さらに、符号化される上記映像信号の周期性が失われたことを検出した場合、上記送信部では、所定の圧縮処理をリセットするようにしたものである。
また、受信した上記伝送ストリームから所定間隔毎にシンクコードを検出できなくなった場合、上記受信部では、所定の復号処理をリセットするようにしたものである。
また、符号化される上記映像信号の周期性が回復したことを検出した場合、上記送信部では、上記映像信号の周期性が回復してから上記所定の圧縮処理による出力が出るまでの間、上記シンクコードとペイロードとして意味のないデータを含むヌルパケットを生成して送出するようにしたものである。
さらに、符号化される上記映像信号の周期性が回復したことを検出した場合、上記送信部では、対応するパケットへの上記シンクコードの挿入を再開し、該シンクコードの挿入再開から上記所定の圧縮処理のリセットを解除するまでの待機時間を所定の時間に設定するようにしたものである。
【0008】
また、本発明の伝送装置は、所定の映像信号を符号化し、パケット化した伝送ストリームを送出する送信装置と、当該伝送ストリームを受信し、復号して元の映像信号を得る受信装置とからなる伝送装置において、上記送信装置に、符号化される上記映像信号の周期性が失われたことを検出した場合、上記伝送ストリームの対応するパケットのシンクコードを該シンクコード以外のダミー信号に代えて送出するエンコーダを有し、上記受信装置に、受信した上記伝送ストリームから所定間隔毎に上記シンクコードを検出できなくなった場合、その時受信したパケットには依存しない映像信号データに基づき画像再生処理を行うデコーダを有するものである。
さらに、非同期の複数チャンネルの映像信号を入力し、選択的に切り替えて上記エンコーダに入力するスイッチャを有し、上記エンコーダは上記スイッチャから出力された映像信号を符号化したディジタル信号に変換する手段を有するものである。
また、上記映像信号に含まれる同期信号を検出し、該検出した同期信号が所定条件を満たさない場合、上記映像信号の周期性が失われたものと判断し、上記伝送ストリームの対応するパケットのシンクコードを該シンクコード以外のダミー信号に代えるための信号を出力する判定手段を有するものである。
【0009】
本発明では、送信装置内部の同期を示す信号の不連続点(周期性の欠如)を検出することにより入力映像信号の不連続点(周期性の欠如)を検出し、直ちにパケット化処理における出力の周期的なシンクコード発生を停止する。 ここで、圧縮部の前段で不連続点の検出をしており、圧縮部では不連続データが入力されてから、それによるエラーデータを出力するまでに処理時間がかかるため、上記不連続点の検出時点ではパケット化処理出力からエラーデータが発生していない。
つまり、不連続点の検出時点からシンクコードの発生を停止させれば、エラーデータが発生する少し前のパケットから、少なくともエラーデータを含むパケットには、所定のシンクコードが付加されなくなる。
従って、受信装置のパケットの解析処理において、所定のシンクコードの有無を検出することにより、エラーデータが復号部に入力される前に、エラーデータが含まれる恐れのあるパケットであることを、検出することが可能となる。
その結果、所定のシンクコードが検出されなかった場合、出力画像の適正処理、例えば、復号部の出力データをフリーズすることで、画像が乱れる前の正常な画像状態を維持することが可能になる。
そして、送信装置において映像信号の周期性が回復し、正常出力し始める復帰時間後に、パケット化処理のリセットを解除する。 厳密には、同期信号の周期性が安定してからリセットを解除するまでの時間は、圧縮部における処理時間より長い時間とする。
これにより、このリセット解除時点では、正常なデータがパケット化処理部に入力されており、当該パケットの先頭に所定のシンクコードが付加されるため、受信装置のパケットの解析処理においては、パケットの先頭に付加されたシンクコードを、再び検出した時に、復号部へのフリーズを解除するだけで、フリーズ画像後に正常な復号画像を出力し続けることができる。
以上により、高価なフレームシンクロ機能付ビデオスイッチャを使用することなく、映像信号の切り替えにおいても、画像を乱すことなくスムーズな復号画像出力が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による伝送装置の第1の実施例の構成を図1に示し、詳細に説明する。 ここで、図3の符号と同じものは、同じ符号を付してある。
1−1,1−2は、監視対象物を撮影するビデオカメラで、システム構成により10台以上の場合もあり得るが、図1の例では2台としている。
これらのカメラの出力信号1−3,1−4は、ビデオスイッチャ1−5に入力され、所定の周期(例えば、数秒毎)で自動切り替えされる。 そして、選択された信号は、ビデオ信号1−6として送信装置1−7に入力される。
送信装置1−7では、このビデオ信号1−6がA/D変換器1−8に入力され、ディジタルのコンポジット信号1−9になる。
このコンポジット信号1−9は、コンポーネント変換部1−10に入力され、輝度成分信号と色差成分信号とに分離されたビデオ信号1−11とその同期信号1−12として出力される。 なお、この同期信号とは、HR(水平有効画素範囲を示す信号)、VR(垂直有効ラインを示す信号)、ODD(第1フィールドを示す信号)等である。
これらの信号は、圧縮部1−13に入力され、同期信号1−12を基にして、有効エリアのビデオ信号1−11が圧縮され、圧縮データであるパケット構成のストリーム1−14となり、パケット化部1−26に入力される。
一方、同期信号1−12は、不連続検出部1−24にも入力される。 そして不連続検出部1−24で同期信号1−12の不連続点を検出した場合、リセット信号1−25が、パケット化部1−26に供給される。
パケット化部1−26の出力であるストリーム1−27は、受信装置1−15に送信され、そのパケット解析部1−29に入力される。
そして、パケット解析部1−29からは、ストリーム1−28とシンクコード未検出信号1−30が復号部1−16に入力される。
そして、復号部1−16で復号されたコンポーネントビデオ信号1−17と、同期信号1−18がコンポジット変換部1−19に出力される。
コンポジット変換部1−19からは、変換されたコンポジット信号1−20がD/A変換器1−21に出力される。 そして、D/A変換器1−21からは、アナログのビデオ信号1−22がビデオモニタ1−23に出力される。
【0011】
次に、図1の伝送システムの動作について、さらに詳細に説明する。
図1のカメラ1−1,1−2の出力信号1−3,1−4が、ビデオスイッチャ1−5、A/D変換器1−8、コンポーネント変換部1−10、圧縮部1−13により処理される動作については、従来と同様であるので、説明を省略する。
図1の本発明では、ストリーム1−14をパケット化部1−26でパケット化した伝送ストリーム1−27として、受信装置1−15に送出する。
この伝送ストリーム1−27の一例を、図5に模式的に示す。 この例では、1パケットが188B(バイト)で構成され、先頭バイトに固定値(例えばヘキサ表示で、47h)のシンクコードが付加されている。
また、図5では、1B(バイト)のシンクコードを含むヘッダを4B(バイト)とし、ペイロードを184B(バイト)としており、このペイロード部分に、圧縮されたデータのストリーム1−14が、184B(バイト)ずつ、入る。
一方、受信装置1−15では、パケット解析部1−29において、送信されたストリーム1−27の各パケットから、ペイロード部分のデータだけを抽出し、ストリーム1−28として出力する。
そして、復号部1−16で、このストリーム1−28を復号化し、ビデオ信号1−17と同期信号1−18をコンポジット変換部1−19に出力する。
コンポジット変換部1−19でコンポジット変換されたコンポジット信号1−20は、D/A変換器1−21に入力され、アナログのビデオ信号1−22として出力され、ビデオモニタ1−23に画像が表示される。
ここで、ビデオスイッチャ1−5による出力信号の切り替えで、信号1−6に不連続点が発生し、それにより同期信号1−12に不連続状態(周期性の乱れ)が発生するが、図1のシステムでは、不連続検出部1−24で、同期信号1−12の周期をカウンタでカウントし、カウント値が所定基準値からはずれている場合、同期信号1−12に周期性の乱れがあると検出し、これにより、信号1−6の不連続点発生(周期性の欠如)を間接的に検出する。
【0012】
ここで、不連続検出部1−24の構成とその不連続検出方法について、図11の(a)、(b)を用いて具体的に説明する。
カウンタ241は、ビデオ信号から分離抽出されたデジタル同期信号1−12の同期パルス部の値(例えば、“0”)が入力されると、カウンタ出力242は、リセットされる。 そして、カウンタ241は、同期パルス以外の部分の値(例えば、“1”) が入力されると、カウンタ出力242をカウントアップする。
従って、同期信号の周期性が確保されている場合、カウンタ出力242が同期信号の周期を示す値(水平同期周期の場合、例えば、857クロック)になると、必然的にデジタル同期信号1−12は、同期パルスの位置となり、カウンタ出力242は、同期信号の周期でリセットされる。 以後連続性が確保されている間、カウンタ241は、この動作を繰り返す。
一方、この時、比較器243は、カウンタ出力242が、同期信号の正しい周期を示す基準値244を超えてカウントアップすることがないため、OFF(“0”)のままとなる。
また、比較器245は、同期パルス位置で、カウンタ出力242の値(857)と基準周期値244(857)が一致するため、ON(“1”)になる。
そして、連続性が確保されている間、比較器245の出力246と、図11(a)に示す比較器247の反転入力Aに入力されるデジタル同期信号1−12が、常に一致するため、比較器247の出力はOFF(“0”)のままとなる。 従って、論理OR248の出力信号1−25は、常にOFF(“0”)となり、不連続を示す信号1−25がONになることはない。
【0013】
次に不連続が発生し、デジタル同期信号1−12に本来の周期(基準値244)よりも短い周期で、同期パルスが発生した場合は、比較器245の出力246がOFF(“0”)となり、出力246が、図11(a)に示す比較器247の反転入力Aに入力されるデジタル同期信号1−12と一致しなくなるため、比較器248の出力250がON(“1”)になる。 従って、信号1−25もONになり不連続を示す。
逆に、デジタル同期信号1−12に本来の周期よりも長い周期で、同期パルスが発生した場合は、カウンタ出力242が、基準周期値244よりも大きな値にカウントアップされる。 このため、比較器243の出力251がON(“1”)になり、信号1−25もONとなり、不連続を示すことになる。
即ち、デジタル同期信号1−12の周期が基準周期値244よりも短いか長いかの少なくとも何れかの場合に、信号1−25がON状態(不連続検出)となる。
なお、垂直同期信号の不連続検出の構成・動作は、上記水平同期信号の不連続検出の構成・動作と基本的に同じであり、この場合、カウンタ241が1ライン単位でのリセット、カウントアップ動作となる。
また、基準値244は、正規の垂直同期期間の値になる。また、デジタル同期信号1−12は、必ずしもコンポーネント変換部1−10の出力を使用する必要は無い。
【0014】
同期信号1−12の分離、検出の1例を、図12(a)、(b)に示す。
図12の(a)の場合は、ビデオスイッチャ1−5以降のアナログ映像信号を、A/D変換器100でA/D変換し、デジタル同期分離回路101により、デジタル同期信号1−12を生成する。
図12の(b)の場合は、アナログ同期信号をアナログ同期分離回路110によりアナログ映像信号から分離し、そのアナログ同期信号をA/D変換器111でA/D変換し、デジタル同期信号1−12を生成する。
そして、同期信号1−12の不連続状態を検出した場合、直ちにパケット化部1−26を不連続検出部1−24からのリセット信号1−25でリセットする。
このリセット信号1−25に応じて、パケット化部1−26では、ストリーム1−27の各パケットの先頭に、通常、付加している所定のシンクコードの付加を停止し、代わりに非シンクコード(ダミー信号)を付加する。
ここで、圧縮部1−13は、圧縮処理したデータを出力するまでに処理時間がかかるため、不連続検出部1−24がパケット化部1−26をリセットした時点では、圧縮部1−13から出力されているストリーム1−14に、不連続な入力によるエラーデータは存在しない。
つまり、不連続状態の検出時点でシンクコードの発生を停止させれば、エラーデータが発生する少し前のパケットから、上記固定値のシンクコードが付加されなくなる。
すなわち、パケット化部1−26から送出される伝送ストリーム1−27は、少なくとも、不連続な入力によるエラーデータの存在するパケットには、所定のシンクコードが付加されていないストリームとなる。 ここで、シンクコードの代わりのダミー信号が1バイト分付加されているので、受信側では正しいストリーム形式として受信され得る。
このような伝送ストリーム1−27を受信する受信側では、受信装置1−15のパケット解析部1−29で、ここに入力されたストリーム1−27の中から、上記所定のシンクコードの付いていないパケットを検出した場合、シンクコード未検出信号1−30を復号部1−16に出力する。
【0015】
このシンクコード未検出信号1−30に応じて復号部1−16は、出力をその時点のモニタ映像信号のままフリーズする。 そして、このフリーズされた画像は、コンポジット変換部1−19、D/A変換器1−21を介して、ビデオモニタ1−23に出力される。
ここで、このフリーズされる画像は、伝送ストリーム1−27にエラーデータが含まれていないものであるため、正常な画像状態でフリーズ可能である。
一方、ビデオスイッチャ1−5の切り替え後、しばらくして同期信号1−12が正常な周期に安定化すると、不連続検出部1−24からのリセット信号1−25が解除され、パケット化部1−26で、再び所定のシンクコードが付加され、ストリーム1−14をパケット化して伝送ストリーム1−27として出力する。
厳密に言えば、同期信号1−12が正常な周期に安定化してから、パケット化部1−26のリセットを解除するまでの時間は、圧縮処理部1−13の処理時間より長い時間とする。
すなわち、ストリーム1−14が、完全に正常なデータからなるストリームになってから、伝送ストリーム1−27に所定のシンクコードが付加されることになる。
これによって、受信部1−15のパケット解析部1−29では、パケットの先頭位置で所定のシンクコードが再び検出され、シンクコード未検出信号1−30がインアクティブになる。 そして、復号部1−16ではフリーズ動作が解除され、通常の復号処理となり、正常なビデオ信号がビデオモニタ1−23に出力される。 ここで、不連続検出部1−24の機能をコンポーネント変換部1−10に組み込んでも良い。
【0016】
以上の信号の流れを図6に示し、説明する。 信号1−3,1−4は、非同期のため位相がずれている。
ここで、時刻t1でビデオスッチャ1−5により信号1−3から信号1−4に切り替えると、切り替え点で選択された信号1−6に不連続な部分、即ち信号の周期性の乱れ(図の×印)が発生する。 これにより同期信号1−12に数十ms間の不連続な(周期性の乱れた)信号が発生する。
不連続検出部1−24は、この同期信号1−12の不連続状態を検出すると、不連続期間は”ロー”レベルとなるリセット信号1−25を、パケット化部1−27に出力する。
これにより、パケット化部1−27はリセットされ、伝送ストリーム1−27への所定のシンクコード出力を停止し、シンクコードの代わりに、ダミー信号を入れる。 この時、同期信号1−12の不連続によるストリーム1−14へのエラーデータ発生は、圧縮処理部1−13の処理時間だけ遅延している。
従って、不連続状態の検出時点で、ストリーム1−27のシンクコードを停止すれば、エラーデータの発生する少し前の正常なデータ部分で、シンクコードの停止をすることができる。
【0017】
一方、受信装置1−15の出力信号1−22は、受信したパケットの先頭位置にシンクコードが無いことをパケット解析部1−29で検出した時点で、受信したパケットの復号処理を停止するため、図6のように復号処理停止直前の正常な画像状態でフリーズされる。
また、リセット信号1−25は、同期信号1−12が時刻t2で正常な状態になってから、少なくとも正常な信号の初めの部分が、圧縮部1−13で圧縮処理されるに必要な時間以上の時間を経過した時刻t3まで”ロー”レベルの信号となる。
同期信号1−12が完全に正常な状態になったかどうかの判定は、コンポーネント変換部1−10で分離出力された同期信号1−12が、例えば、数周期分の期間、正しい周期で連続して出力していることが検出された場合である。 同期信号1−12の正常状態検出は、所定の期間中、幾つかの垂直同期信号の周期を計測し、隣接する垂直同期信号で正しい周期が検出されると、カウンタをインクリメントする。 正しい周期が検出されないと、カウンタはリセットされる。
ここで、カウント値が所定回数に達したかどうかコンパレータで比較することにより、周期が正常な状態になったかどうかの判定を行うことができる。
従って、映像信号の切替時刻t1から同期信号1−12が正常な状態になったと判定された時刻t2までの期間は、信号1−6は実際には数垂直同期期間分である。 但し、図6では説明の都合上、t1からt2までの期間は、信号1−6が、ほぼ1垂直同期期間程度であるように描いてある。
同期信号1−12が正常な状態になった時刻t2からリセット信号1−25が解除される時刻t3までの期間は、圧縮処理部1−13で正常信号の始めの部分が圧縮処理されるのに必要な時間Tc2よりも若干余裕を持たせてある。
そのため、同期信号1−12が完全に正常な状態になってから、パケット化部1−26のリセットが解除され、再びパケットにシンクコードが付加されることになる。
すなわち、これは完全にストリーム1−14が正常データになっていることを保証するものである。
そして、ストリーム1−27にシンクコードが付加されると、パケット解析部1−29において、このシンクコードが検出され、復号部1−16のフリーズが解除されるため、受信装置1−15の出力信号1−22には、再び正常な動画像が出力されることとなる。 なお、説明の都合上、図6では受信装置1−15での処理時間をゼロとしている。
以上のように、フレームシンクロ機能を持たないビデオスイッチャによる信号切り替えにおいても、受信装置の出力画像に、乱れが生じないようにすることが可能となる。
また、図1において、不連続検出部1−24からのリセット信号1−25で、圧縮部1−13もリセットするようにすれば、パケット化部1−26のリセット解除を、圧縮部1−13の処理時間を考慮しなくても良い。
この実施例の構成を図7に示す。 図1の実施例と異なるのは、不連続検出部1−32からのリセット信号1−33が、圧縮部1−31にも与えられることである。
【0018】
次に、この第2の実施例の動作を、図8で説明する。 不連続検出部1−32からのリセット信号1−33で、圧縮部1−31も同時にリセットされるため、圧縮部1−31からのストリーム1−14は未出力(リセット状態)になる。
そして、リセット信号1−33は、同期信号1−12の周期性が回復した時点でリセットが解除される。 このリセット解除により、圧縮部1−31は処理を開始するが、圧縮処理結果であるストリーム1−14を出力するまでにある程度の時間(33msec程度)がかかるため、その間、当然のことながら圧縮部1−31からのストリーム1−14は未出力状態のままとなる。
一方、パケット化部1−26は、リセット解除(時刻t3)からシンクコードの出力を再開するが、ストリーム1−14が未出力状態であるため、ヌルパケットを出力する。
このヌルパケットは、シンクコードは付加されているが、ペイロードは意味のないデータとして扱われるパケットであるため、受信装置1−15のパケット解析部1−29で自動的に無視されることになる。 従って、受信装置1−15の動作は、ヌルパケット期間もフリーズが継続することになる。
そして、その後の動作は、前記第1の実施例と同様にスムーズな画像をビデオモニタ1−23に出力することができる。 なお、説明の都合上、図8では受信装置1−15での処理時間をゼロとしている。
この様に、図7の実施例では、パケット化部1−26に加え、圧縮部1−31も同時にリセットしてしまうため、同期信号1−12の周期性が回復した時点で直ちにリセット信号1−33を解除しても、エラーデータがストリーム1−14に存在することはなく、エラーデータにより受信装置1−15側でモニタ画像が乱れる心配はない。
【0019】
次に、本発明による映像信号伝送システムの第3の実施例を、図9のブロック図と図10の信号ダイヤグラムによって説明する。
先に説明した第2の実施例(図7)では、不連続検出部1−32からのリセット信号1−33を、パケット化部1−26と圧縮部1−31に同時に与え、同時にリセット解除していたが、この第3の実施例では、パケット化部1−26に与えるリセット信号の解除タイミングと圧縮部1−31に与えるリセット信号の解除タイミングとを互いに独立して設定可能としたものである。
具体的には、圧縮部に与えるリセット信号の解除タイミングが、パケット化部に与えるリセット信号の解除タイミングよりも遅くなるように設定する。 このリセット信号の解除タイミング差は、待機時間であり、受信側において受信したヌルパケットにシンクコードが存在することを所定回数検出するのに必要な時間と、受信側で復号処理の初期化動作に必要な時間と、圧縮データの基準ピクチャの頭出しに必要な時間との合計に応じて設定されるものである。 なお、第3の実施例においては、映像信号の周期性の欠如検出および同期信号の周期性回復の検出方法並びに映像信号の周期性が欠如した場合の受信側での動作については、前述の第1、第2の実施例で説明したものと基本的に同じである。
【0020】
まず、送信側の動作を説明すると、ビデオスイッチャ1−5による信号の切り替えにより、信号1−6に不連続な部分が発生し、それにより同期信号1−12に周期性の乱れが発生する。
不連続検出部1−24により、この同期信号1−12の周期性の乱れを検出することで、信号1−6の不連続部分を間接的に検出する。
そして、直ちに圧縮部1−13、パケット化部1−26を、リセット信号1−31,1−25でリセットし、ストリーム1−27のシンクコード出力を停止し、シンクコードの代わりに非シンクコードであるダミー信号(例えばオールゼロ)を挿入する。 圧縮部1−13も同時にリセットされ、データ出力も停止する。
受信側では、シンクコード出力が停止したストリーム1−27を入力したパケット解析部1−29は、1パケット長である188バイト周期でシンクコードが検出できなかった場合、シンクコード未検出信号1−30を発生し、復号部1−16に与える。 これにより、復号部1−16は、その出力をフリーズする。
フリーズした画像は、コンポジット変換器1−19、D/A変換器1−21により、ビデオモニタ1−23に出力される。 これによって、正常な画像状態でフリーズ可能である。
一方、送信側において、時刻t2で同期信号1−12が安定化すると、パケット化部1−26へのリセット信号1−25が時刻t2で解除され、パケット化部1−26が再び、規定のシンクコードを付加したパケットをストリーム1−27として出力する。 この時点では、まだ、圧縮部1−13がリセットされているため、出力されるパケットは、ペイロードが無効である事を示すフラグが付いた無効パケット、すなわちヌルパケットである。
そして、受信装置1−15のパケット解析部1−29では、この無効パケット(ヌルパケット)の所定間隔ごとのシンクコードを数回検出すると、シンク検出したことを、復号部1−16にシンク未検出信号1−30をインアクティブにすることで通知する。 復号部1−16では、この通知により初期化処理が行われ、基準ピクチャ(MPEG2のIピクチャ)に対応する部分のデータが、パケット解析部1−29から出力されてくるのを待機する。 ここで、当然のことながら、シンク検出と初期化処理には、それぞれある処理時間を要する。
ここで、このシンクコードの数回の検出と、復号部1−16の初期化処理に要する時間は、図10のT1で示す期間である。 また、期間T1に続く期間T2は、MPEG2の圧縮処理において最初の基準信号となるIピクチャが来るまでの待機時間である。
【0021】
一方、送信装置1−7の不連続検出部1−24は、受信装置1−15の復号部1−16が、基準ピクチャに対応するデータの待機をする期間T2内で、丁度、該当データがパケット解析部1−29から出力され、復号部1−16に入力可能なように、圧縮部1−13のリセットを時刻t3で解除する。
つまり、この基準ピクチャに対応するデータは、通常、圧縮部1−13のリセット解除後の最初のデータである。 このため、送信装置1−7のパケット化部1−26のリセット解除から圧縮部1−13のリセット解除までの時間を、受信装置1−15のパケット解析部1−29におけるシンクコード検出に要する時間と、復号部1−16の初期化処理時間を考慮して設定する。
これによって、入力映像信号が、不連続な状態から正常な状態に変化した時における復号部1−16のフリーズから通常再生出力への復帰時間を、最小にすることが出来る。
以上により、復号部1−16のフリーズが解除され、通常の復号処理となり、ビデオモニタ1−23に出力される。
【0022】
以上の信号の流れを図10により、再度説明する。 信号1−3,1−4は、非同期のため位相がずれている。 ここで、ビデオスッチャ1−5が信号1−3から信号1−4に切り替えると、切り替え点で信号1−6に不連続が発生する。これにより同期信号1−12に数十ms間の不連続(周期性の欠如)が発生する。
不連続検出部1−24は、この同期信号1−12の周期性の欠如を検出すると、圧縮部1−13とパケット化部1−26をリセット信号1−31と1−25でリセットし、シンクコード出力を停止する。 このため、ストリーム1−27のシンクコードを停止した時点では、正常なデータ部分で停止することができる。
受信装置1−15の出力信号1−22は、シンクコード停止をパケット解析部1−29が検出しフリーズするため、図10のように正常な画像状態でフリーズされる。
一方、リセット信号1−25は、同期信号が正常な状態になってから、パケット化部1−26のリセットを解除し、シンクコードの付加されたヌルパケットをストリーム1−27に出力する。
そして、リセット信号1−31は、所定時間(t3−t2)後に圧縮部1−13のリセットを解除する。 これによって、ストリーム1−27には、所定期間の無効パケット(ヌルパケット)の後に、有効パケットが出力されることになる。
この無効パケットの期間は、受信装置1−15のパケット解析部1−29によるシンク検出時間と復号部1−16の初期化処理時間を合わせた時間とほぼ同じになるように設定する。
これにより、復号部1−16は、基準ピクチャに対応するデータの待機時間をほとんどゼロとして、フリーズから復帰する事が可能となる。
なお、上記各実施例では、受信装置でシンクコードが検出されなかった場合、復号化データをフリーズすることで、画像が乱れる前の正常な画像状態で自動的にフリーズするものとしたが、本発明はこれに限定されず、フリーズに代えて、例えば、ブルーバックや予め用意した別画像に切り替えることとしても良い。
【0023】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明によれば、複数の映像信号を切り替え、符号化して伝送する送信装置内部で、入力映像信号の不連続状態を検出した場合、パケット化された伝送ストリームへの所定シンクコードの付加を停止し、受信装置でこのシンクコードが検出されなくなった場合、出力画像の適正処理、例えばフリーズを行なうようにしたため、高価なフレームシンクロ機能付のビデオスイッチャを用いなくとも、出力画像が乱れることのない実用的な伝送装置を提供することができる。
また、不連続状態が正常状態に戻ると、伝送ストリームのパケットに、所定のシンクコードが再び付加されるため、受信装置は自動的にフリーズ等の状態から通常の動画像出力状態に移ることが可能となる。
さらに、一般に伝送装置ではパケット処理をして伝送するシステムがほとんどであり、従来システムに対して大きな変更を必要としない。
加えて、各パケットのシンクコードの状態により不連続状態を受信装置に伝達しているため、伝送路に対し新たな情報(例えば不連続発生情報)を追加することなく、容易に実現可能である。
また、入力映像信号が、不連続な状態から正常な状態に変化した時、送信装置のパケット化部のリセット解除から、圧縮部のリセット解除までの時間を、受信装置のパケット解析部におけるシンクコード検出に要する時間と、復号部の初期化処理時間を考慮して設定しているため、入力映像信号が不連続な状態から正常な状態に変化した時における復号部のフリーズから通常再生出力への復帰時間を、最小にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による伝送システムの第1の実施例の全体構成を示すブロック図。
【図2】連続した映像信号の波形を示す模式図。
【図3】従来技術による伝送システムの全体構成を示すブロック図。
【図4】映像信号の切替により発生する不連続状態を説明する信号波形図。
【図5】パケット化された伝送ストリームの形式の一例を示す図。
【図6】本発明(図1)の動作を説明する信号ダイヤグラム。
【図7】本発明による伝送システムの第2の実施例の全体構成を示すブロック図。
【図8】本発明(図7)の動作を説明する信号ダイヤグラム。
【図9】本発明による伝送システムの第3の実施例の全体構成を示すブロック図。
【図10】本発明(図9)の動作を説明する信号ダイヤグラム。
【図11】本発明による伝送システムの不連続検出部の構成を示すブロック図、波形図。
【図12】本発明の不連続検出のための同期信号を得る回路構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1−13,1−31:圧縮部、1−24,1−32:不連続検出部,1−26:パケット化部、1−29:パケット解析部、1−16:復号部、1−25,1−33:リセット信号、1−30:シンクコード未検出信号。

Claims (10)

  1. 圧縮符号化した映像信号をパケット化して伝送ストリームとして送信部から受信部に伝送する伝送システムにおいて、上記送信部で、圧縮符号化される上記映像信号に含まれる同期信号の周期性が失われたことを検出した場合、上記伝送ストリームの対応するパケット化された信号の所定位置に付加されるシンクコードを該シンクコード以外のダミー信号に代えて送出し、上記受信部で、受信した上記伝送ストリームから前記パケット化された信号の所定のパケット間隔毎に当該パケットの解析を行い、該解析の結果、上記シンクコードが検出される場合、正常として復号を含む画像再生処理を行い、上記シンクコードを検出できなくなった場合、上記シンクコードの正常検出時における復号出力データのフリーズ処理、あるいは所定の別画像の出力処理の少なくとも何れか一方の処理を行うことを特徴とする伝送システムの制御方法。
  2. 請求項1において、上記圧縮符号化される映像信号を、非同期の複数チャンネルの映像信号を選択的に切り替えた映像信号としたことを特徴とする伝送システムの制御方法。
  3. 請求項1乃至2において、圧縮符号化される上記映像信号に含まれる同期信号を検出し、該検出した同期信号が所定の同期信号の周期条件を満たさない場合、上記映像信号に含まれる同期信号の周期性が失われたものと判断することを特徴とする伝送システムの制御方法。
  4. 請求項1乃至3において、圧縮符号化される上記映像信号に含まれる同期信号の周期性が失われたことを検出した場合、上記送信部では、上記圧縮符号化の処理をリセットしてヌルパケットを生成して送出することを特徴とする伝送システムの制御方法。
  5. 請求項1乃至4において、受信した上記伝送ストリームから所定のパケット間隔毎に上記シンクコードを検出できなくなった場合、上記受信部では、上記伝送ストリームを復号する処理を停止することを特徴とする伝送システムの制御方法。
  6. 請求項1乃至5において、圧縮符号化される上記映像信号に含まれる同期信号の周期性が回復したことを検出した場合、上記送信部では、上記映像信号に含まれる同期信号の周期性が回復してから上記圧縮符号化の処理による出力が出るまでの間、上記シンクコードとペイロードとして意味のないデータを含むヌルパケットを生成して送出することを特徴とする伝送システムの制御方法。
  7. 請求項1乃至6において、圧縮符号化される上記映像信号に含まれる同期信号の周期性が回復したことを検出した場合、上記送信部では、対応するパケットへの上記シンクコードの挿入を再開し、該シンクコードの挿入再開から上記圧縮符号化の処理のリセットを解除するまでの待機時間を設定することを特徴とする伝送システムの制御方法。
  8. 所定の映像信号を圧縮符号化し、パケット化した伝送ストリームを送出する送信装置と、当該伝送ストリームを受信し、復号して元の映像信号を得る受信装置とからなる伝送装置において、上記送信装置に、圧縮符号化される上記映像信号に含まれる同期信号の周期性が失われたことを検出した場合、上記伝送ストリームの対応するパケット化された信号の所定位置に付加されるシンクコードを該シンクコード以外のダミー信号に代えて送出するエンコーダを有し、上記受信装置に、受信した上記伝送ストリームから前記パケット化された信号の所定のパケット間隔毎に当該パケットの解析を行い、該解析の結果、上記シンクコードが検出される場合は正常として復号を含む画像再生処理を行い、上記シンクコードを検出できなくなった場合、上記シンクコードの正常検出時における復号出力データのフリーズ処理、あるいは所定の別画像の出力処理の少なくとも何れか一方の画像再生処理を行うデコーダを有することを特徴とする伝送装置。
  9. 請求項8において、上記送信装置には、非同期の複数チャンネルの映像信号を入力し、選択的に切り替えて上記エンコーダに入力するスイッチャが接続され、上記エンコーダは上記スイッチャから出力された映像信号を圧縮符号化したディジタル信号に変換する手段を有することを特徴とする伝送装置。
  10. 請求項8乃至9において、上記送信装置には、上記映像信号に含まれる同期信号を検出し、該検出した同期信号が所定の同期信号の周期条件を満たさない場合、上記映像信号に含まれる同期信号の周期性が失われたものと判断し、上記伝送ストリームの対応するパケット化された信号の所定位置に付加されるシンクコードを該シンクコード以外のダミー信号に代えるための信号を出力する判定手段を有することを特徴とする伝送装置。
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