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JP4329751B2 - 引戸装置 - Google Patents
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JP4329751B2 - 引戸装置 - Google Patents

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Description

本発明は引戸装置に関し、詳しくは閉じた状態で各引戸が段差無く一列に面一となる引戸装置に関するものである。
従来から3枚の引戸を備えた引戸装置が知られており、一般的な引戸装置は各引戸が各々平行に直進移動して閉状態と右開き状態又は左開き状態となる引き違い式となっている。
ところが、上記の3枚引戸では閉状態では手前側から後方にかけて各引戸が段差状となるため、外観上の見栄えが悪いだけでなく、各引戸ごとに上レールの長手方向と直交する前後方向に3本のレール部を並設する必要があり、このため上レールの全体の見込み寸法(奥行き)を大きくとる必要が生じるなど、施工自由度が小さいという制約もあった。
例えば特許文献1には2枚引戸において全閉状態で2枚の引戸が面一に連続し、全開状態で2枚の引戸が前後に重なるものが特許文献2により知られているが、このものは3枚引戸ではない。
そこで本発明者等は先に以下の3枚引戸を備えた引戸装置を発明した。この引戸装置は、閉じた状態で中央に位置する中央引戸と、中央引戸の一方の側方に配置される一方引戸と、中央引戸の他方の側方に配置される他方引戸とからなるものである。この引戸装置には、前記3枚の引戸が閉じた状態では面一となるように配置され、前記面一に閉じられた状態にある3枚引戸の他方引戸を一方引戸側に向かって移動した際に、他方引戸を一方引戸の前に重なるように誘導し、且つ中央引戸を一方引戸側に移動した際に中央引戸を一方引戸の後に重なるように誘導する誘導機構を設けている。また前記面一に閉じた状態から他方引戸を一方引戸側に向かって移動する際に、他方引戸に追従して中央引戸を開閉させるための連動機構を設けている。
ここで上記連動機構は図28に示すものを採用した。この連動機構は、一方引戸1a及び他方引戸の夫々の上端部から後方に向けて突出した係合部材としての鉤状のフック40と、中央引戸1cの両側の上端部から後方に突出した部位の夫々から上方に突出したピン41とで構成されている。そして3枚の引戸を面一とした全閉状態から例えば他方引戸を一方引戸1a側に移動した場合には、他方引戸と中央引戸1cとが概ね重なる段階でピン41がフック40の前部に片当たりし、この後、ピン41がフック40にガイドされながら後端側に移動し、この後、他方引戸と中央引戸1cとが一方引戸1aを挟んで前後に離反する段階でピン41がフック40の後端部に係止されることとなり、これにより他方引戸のフック40と中央引戸1cのピン41の係合により中央引戸1cが他方引戸に連動して一方引戸1a側に移動する。
ところで上記連動機構におけるピン41は他方引戸から後方に突出した部位に設けたものであるので、フック40をピン41に係合させるにはフック40の他方引戸からの後方への突出量を中央引戸1cの厚み以上に大きくする必要がある。またフック40は他方引戸と中央引戸1cとが前後に離反する段階におけるピン41のガイドとなるものであるので、フック40の後方への突出量はさらに中央引戸1cの前後方向の移動量を加えたものとなる。しかしこのようにフック40の後方への突出量が大きいと、フック40が3枚引戸の後方に収納された布団等の収納物に引掛かる恐れがある。
またフック40は中央引戸1cに干渉しないように中央引戸1cよりも上方に配置してあるが、このフック40とピン41の上下方向の係合長さを長くするにはピン41を中央引戸1cよりも上方に大きく突出させる必要がある。しかしピン41の上方への突出量を大きくすると、引戸と上レールの間隙が大きくなり見栄えが悪くなるため、この連動機構にあってはフック40とピン41の上下方向の係合長さを長くできないという問題もある。
実開昭51−103524号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、全閉状態で3枚の引戸が一列に並んで連続した壁のような外観を呈することができ、また中央引戸から後方に突出する係合部材の突出量を小さくして、係合部材が引戸後方の収納物等に引掛かかることを防止でき、しかも他方引戸と中央引戸の連動時には係合部材の中央引戸への上下方向の係合長さを長くでき、係合部材を確実且つ強固に中央引戸に係合できる引戸装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る引戸装置は、3枚以上の引戸1を備えた引戸装置であって、閉じた状態で連続して隣合う3枚引戸1a〜1cが、中央に位置する中央引戸1cと、中央引戸1cの一方の側方に配置される一方引戸1aと、中央引戸1cの他方の側方に配置される他方引戸1bとからなり、該3枚の引戸1a〜1cは、閉じた状態では面一となるように配置され、前記面一に閉じられた状態にある3枚の引戸1a〜1cにおいて他方引戸1bを一方引戸側1aに向かって移動した際に、他方引戸1bを一方引戸1aの前に重なるように誘導し、且つ中央引戸1cを一方引戸1a側に移動した際に中央引戸1cを一方引戸1aの後に重なるように誘導する誘導機構19を設け、前記面一に閉じた状態から他方引戸1bを一方引戸1a側に向かって移動する際に、他方引戸1bに追従して中央引戸1cを開閉させるための連動機構15を設け、該連動機構15は、中央引戸1cの上端面に形成した前後に長い係合溝33cと、他方引戸1bの上端から後方に向けて突出して前記係合溝33cに係合可能な係合部材35とを備え、係合部材35の後端部から下方に突出して前記係合溝33cに係合しつつ係合溝33cに沿って移動自在となる係合部35dを設け、係合溝33cの後端部に他方引戸1b側の側方に開口する突部挿入口33dを形成し、前記面一に閉じた状態から他方引戸1bを一方引戸1a側に向かって移動する際に、係合部35dは他方引戸1bと中央引戸1cとが概ね重なる段階で係合溝33cの突部挿入口33dから係合溝33cに挿入されて係合溝33cに係合され、且つ他方引戸1bと中央引戸1cとが前後に離反する段階で係合溝33cの前端部に係合可能となるように構成されていることを特徴とするものである。
上記のように3枚の引戸1が閉じた状態で一列に面一となるように配置されるように構成してあることで、3枚の引戸1を閉じた状態で隣接する引戸1間に段差が生じることがなくて、一連の連続した壁面としての外観を呈することができ、また開いた状態で3枚の引戸1を前後に重ねた状態にして2枚分の引戸1を開いた状態にできる。さらに連動機構15により中央引戸1cを手で開閉する必要がなくなり、開閉操作がきわめて容易となる。また連動機構15を構成する係合溝33cを形成するにあたって、係合溝33cを中央引戸1cの上端面に形成したので、係合溝33cの前部を引戸本体30の厚みの範囲内に形成でき、係合部材35の他方引戸1bからの後方への突出量を小さくすることができる。従って3枚の引戸1a〜1cの後方に収納された布団等の収納物が前方に飛び出すこともあるが、この場合に他方引戸1bを開閉したとしても、他方引戸1bから後方に突出する係合部材35が布団等の収納物に引掛かり難くなっている。また係合溝33cに係合する係合部35dを係合部材35から下方に向けて突設したので、係合部35dと係合溝33cが係合する上下方向の長さを十分に確保でき、尚且つ引戸1の上方に形成される隙間を小さくできて見栄えが良い。
上記係合部材35は、他方引戸1bの上端から後方に向けて突出する横片部35bと、横片部35bの後端部から下方に突出した係合部35dを備え、横片部35bの下面を中央引戸1cよりも上方で且つ他方引戸1bの上端面と略同レベルに配置することも好ましい。他方引戸1bを一方引戸1a側に移動した際に係合部材35の横片部35bが中央引戸1cに干渉しないことは勿論、加えて引戸1の上方に形成される隙間を一層小さくできる。
また上面に上記係合溝33cを形成した受け部材(実施例ではエンドキャップ33)を備え、該受け部材を中央引戸1cの上端面に形成した凹所内に嵌め込むことも好ましい。受け部材を中央引戸1cの凹所に嵌め込むだけで係合溝33cを形成できる。
また上記中央引戸1cは、引戸本体30と、引戸本体30の側縁に設けた長尺な縦縁材31とを備え、該縦縁材31の上端面に係合溝33cを形成することも好ましい。縦縁材31を引戸本体30に取付けるだけで係合溝33cを形成できる。
また上記中央引戸1cは、引戸本体30と、引戸本体30の側縁に設けた長尺な縦縁材31とを備え、縦縁材31は、引戸本体30の側縁に設けた中空で長尺な縁材本体32と、縁材本体32の上端開口部からなる凹所内に嵌め込まれるエンドキャップ33とを備え、該エンドキャップ33の上面に上記係合溝33cを形成することも好ましい。縦縁材31を引戸本体30に取付けるだけで係合溝33cを形成できる。また縦縁材31のエンドキャップ33に係合溝33cを形成したので、係合溝33cを形成するための部材を別途設ける必要がなくて部材点数を削減できる。
また上記係合溝33cは後端側程他方引戸1b側の側方に位置するように滑らかに湾曲した溝であることも好ましい。係合部35dを係合溝33c内にスムーズに移動させることができる。
本発明では全閉状態で3枚の引戸が一列に並んで連続した壁のような外観を呈することができる。また中央引戸から後方に突出する係合部材の突出量を小さくして、係合部材が引戸後方の収納物等に引掛かかることを防止できる。しかも他方引戸と中央引戸の連動時には係合部材の中央引戸への上下方向の係合長さを長くでき、係合部材を確実且つ強固に中央引戸に係合できる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本発明の引戸装置は、図1乃至図6に示すように3枚の引戸1を有し、閉じた状態で中央に位置する中央引戸1cと、中央引戸1cの一方の側方に配置される一方引戸1aと、中央引戸1cの他方の側方に配置される他方引戸1bとで構成され、図1(a)、図2(a)、図3に示すように閉じた状態で上記3枚の引戸1が一列に並ぶだけでなく3枚全体が段差なく面一となるように配置される。従って例えばクローゼットの扉として用いた場合、3枚の引戸1が段差無く面一に連続した一連の壁としての外観を呈することができるようになっており、見栄えが良好となる。
なお、以下の説明では、面一となるように3枚の引戸1を閉じた場合、図2に示すように正面(室内X)から見て右側に位置する方の引戸1を一方引戸1a、左側に位置する引戸1を他方引戸1bと定義して説明する。以下の説明で左側とは全閉状態で正面から見て一方引戸1aが位置する方、右側とは全閉状態で他方引戸1bが位置する方を指す。なお、図1は上レール5部分を下方から見た下面図であるので、図2に示す平面図とは室内Xから見て左右が逆となるように作図している。また、図3は収納空間Yから見た斜視図であり、したがって、面一となるように3枚の引戸1を閉じた場合、作図上一方引戸1aが左側、他方引戸1bが右側に位置するように作図している。同様に、図4乃至図6においても正面から見た場合と左右が逆に作図している。
本例の各引戸1は、厚み、幅、高さの寸法が略同じものを用いており、図22(b)等に示すように各引戸1a〜1cの夫々は、木製の引戸本体30と、引戸本体30の両側縁に設けた長尺な縦縁材31とで構成されている。
引戸1a〜1cの各縦縁材31は、アルミニウム等の軽量金属の押出成型品である長尺な中空筒状の縁材本体32と、縁材本体32の上端面を閉塞するエンドキャップ33とを備えている。
縁材本体32の側端の前後の縁には上下方向の全長に亘って外側方に突出する保持片32aを設けてあり、前後の保持片32a間に外側方に開口する嵌込溝32bを形成している。縁材本体32は嵌込溝32b内に引戸本体30の側端部を嵌め込んだ状態で引戸本体30に取付けられている。
エンドキャップ33は、嵌込部33aと、嵌込部33aから後方に突出した突出部33bを備えている。エンドキャップ33は、嵌込部33aを縁材本体32の上端部で構成される上方に開口する凹所内に嵌め込み、突出部33bを縁材本体32の後面部の上端に形成した上方に開口する切欠(図示せず)を通して縁材本体32の後方に突出した状態でねじ等の固着具34aにより縁材本体32に固着している。
一方引戸1aの右側の縦縁材31、他方引戸1bの左側の縦縁材31は、縁材本体32の前面中央を後方に凹ませて指掛部32gを形成している。また一方引戸1aの左側の縦縁材31、他方引戸1bの右側の縦縁材31は、縁材本体32の前部に後部よりも外側方に突出した指掛部32gを形成している。また中央引戸1cの左右両側の縦縁材31は、縁材本体32の外側半部の前面に引戸本体30の前面よりも後方に凹む凹段部32eを形成してあり、3枚の引戸1a〜1cを面一に閉じた状態においては、一方引戸1a及び他方引戸1bの縦縁材31の指掛部32gが凹段部32eに配されて中央引戸1cの縦縁材31の外側端部の前方に位置して重複するようになっている。そして上記各引戸1a〜1cの各縦縁材31は指掛部32gや凹段部32eに手指を掛ける等して引戸1a〜1cを開閉できるようになっており、把手を兼ねている。
上記3枚の引戸1は、他方引戸1b側から一方引戸1a側に移動して開く際には該他方引戸1bを一方引戸1aの前方A(室内X側)に誘導し且つ中央引戸1cを一方引戸1aの後方B(収納空間Y側)に誘導し、且つ、一方引戸1a側から他方引戸1b側に移動して開く際には該一方引戸1aを他方引戸1bの前方A(室内X側)に誘導し且つ中央引戸1cを他方引戸1bの後方B(収納空間Y側)に誘導するための誘導機構19と、他方引戸1b側の操作力を中央引戸1cに伝達して中央引戸1cを他方引戸1bに追従して開閉させ,且つ、一方引戸1a側の操作力を中央引戸1cに伝達して中央引戸1cを一方引戸1aに追従して開閉させるための連動機構15とを備えている。
先ず、誘導機構19について説明する。
誘導機構19は、引戸1の上部に各々取り付けられる上ランナー21〜23と、引戸1の下部に各々取り付けられる下ローラー27と、上記上ランナー21〜23、下ローラー27を走行自在にガイドする戸枠4に設けた上下レール5、6とで構成してある。
戸枠4は3枚の引戸1を開閉自在に取付けるための開口部に取付けられる矩形状の枠体であり、上下レール5、6と左右縦枠4aとで構成してある。図3乃至図6には上レール5を省略した状態が示してあり、図1、図7乃至図10はそれぞれ上レール5を下から見た下面図、下から見た斜視図、下から見た分解斜視図等が示してある。
上ランナー21〜23は図11乃至図14に示すようにそれぞれ引戸1の後面の上端部の左右方向の両端部に逆L字状をした逆L型金具28を介して取付けてあり、上ランナー21〜23は引戸1の上端部の後方に位置しており、上ランナー21〜23を後述の上レール5に走行自在に取付けた場合、上ランナー21〜23による上レール5の走行支持部分よりも前方にずれて引戸1が吊り下げられることになる。
上レール5は、図7乃至図10に示すように、躯体に固定される上レール本体50と、上レール本体50の下面側に取付けられる上レールカバー51とで構成してある。上レールカバー51は長手方向の左右及び中間部に配置されて上レール本体50にネジ固定される主上レールカバー51aと、左右の主上レールカバー51aの外側端部に配置されて主上レールカバー51aにネジ固定される板状をした副上レールカバー51bと、隣合う主上レールカバー51a間に配置されて主上レールカバー51a又は後述の上レール本体50に固定される分岐部材18にネジ固定される板状をした副上レールカバー51bとで構成してある。
上レール5には、図9(a)、図10(b)に示すように、上レール5の長手方向Mと直交する前後方向A,Bに並んで、溝状の共用レール部7と溝状の中央引戸用レール部8とが並設されている。前側の共用レール部7は、一方引戸1a及び他方引戸1a、1bの各上端部の両端2箇所に設けた左右2個の上ランナー21、22をそれぞれ走行自在にガイドするものであり、後側の中央引戸用レール部8は中央引戸1cの上端部に設けた左右2個の上ランナー23を走行自在にガイドするものである。
上記共用レール部7は、上レール5の長手方向Mと平行に延びた前側直進レール部9と、前側直進レール部9の長手方向Mの両端側からそれぞれ後方Bに向って略L字状に屈曲した左右2個の外側曲進レール部11と、前側直進レール部9の長手方向Mの両端側よりも内側に寄った2箇所からそれぞれ分岐して後方Bに向って略L字状に屈曲した左右2個の内側曲進レール部12とを備えている。上記左右2個の外側曲進レール部11と左右2個の内側曲進レール部12の各先端部に前側直進レール部9と平行な端部直線レール部14を連出してある。
これら2本のレール部(共用レール部7、中央引戸用レール部8)で3枚引戸1をガイドすることで、上レール5全体の見込み寸法K(図17)を小さくすることが可能となり、例えばクローゼットの扉として用いた場合は収納量アップを図ることができると共に、仮りにクローゼット内で荷崩れが発生した場合でも、例えば、一方引戸1aは閉状態から他方引戸1b側に移動させることで、外側曲進レール部11、内側曲進レール部12に沿って前方に移動して前側直進レール部9に沿って開方向(他方引戸1b側)に移動して開くことが可能となる。
また、上記中央引戸用レール部8は、前側直進レール部9に平行な後側直進レール部10と、後側直進レール部10における左右2個の内側曲進レール部12と対向する位置よりもそれぞれ内側に寄った2箇所から前方Aに向って半円形状に湾曲した左右2個の湾曲レール部13とを備えている。
上記共用レール部7に設けた左右2個の外側曲進レール部11の後端部に連出した端部直線レール部14と、左右2個の内側曲進レール部12の後端部に連出した端部直線レール部14と、中央引戸用レール部8における左右2個の湾曲レール部13の前端部とは、前側直進レール部9、後側直進レール部10と平行な仮想直線上に位置している。また、左側の外側曲進レール部11の後端部に連出した端部直線レール部14の先端部と左側の内側曲進レール部12の後端部に連出した端部直線レール部14の先端部との間の距離は左側の引戸1(つまり他方引戸1b)の左右の上ランナー22間の距離に等しく、また、右側の外側曲進レール部11の後端部に連出した端部直線レール部14と右側の内側曲進レール部12の後端部に連出した端部直線レール部14の先端部との間の距離は右側の引戸1(つまり一方引戸1a)の左右の上ランナー21間の距離に等しく、更に、左右の湾曲レール部13の前端部間の距離は中央引戸1cの左右の上ランナー23間の距離に等しく設定してある。
ここで、閉状態では、図1(a)に示す他方引戸1bの各上ランナー22が左側に位置する外側曲進レール部11と内側曲進レール部12の各後端部から連出した端部直線レール部14にそれぞれ入り込み、中央引戸1cの各上ランナー23が左右2個の湾曲レール部13の各前端部にそれぞれ入り込み、且つ一方引戸1aの各上ランナー21が右側に位置する外側曲進レール部11と内側曲進レール部12の各後端部から連出した端部直線レール部14にそれぞれ入り込むことで、各引戸1が上レール5の長手方向Mと平行な同一平面となるように(つまり、3枚の引戸1が面一に連続するように)並置される。
一方、図15の左開き状態では、図1(c)のように一方引戸1aの各上ランナー21が右側に位置する外側曲進レール部11と内側曲進レール部12の各後端部から連出した端部直線レール部14にそれぞれ入り込み、中央引戸1cの左右の上ランナー23が後側直進レール部10に移動し(この場合左側の上ランナー23が後側直進レール部10の右側の端部に移動する)、且つ他方引戸1bの各上ランナー22が前側直進レール部9の右側にそれぞれ移動することで、手前から順に他方引戸1bと一方引戸1aと中央引戸1cとが重ねて並置される。
また、図16の右開き状態では、他方引戸1bの各上ランナー22が左側に位置する外側曲進レール部11及び内側曲進レール部12の各後端部から連出した端部直線レール部14にそれぞれ入り込み、中央引戸1cの左右の上ランナー23がそれぞれ後側直進レール部10に移動し(この場合左側の上ランナー23が後側直進レール部10の左側の端部に移動する)、且つ一方引戸1aの各上ランナー21が前側直進レール部9の左側にそれぞれ移動することで、手前から順に一方引戸1aと他方引戸1bと中央引戸1cとが重ねて並置される。
これら左開き状態と右開き状態とは任意に選択できるようになっている。つまり、誘導機構19は、他方引戸1bと中央引戸1cと一方引戸1aとを前後に重ねた状態で、中央引戸1cを一方引戸1aと重ならない位置に移動して一方引戸1aと面一となるように誘導し、且つ他方引戸1bを一方引戸1a及び中央引戸1cとは重ならない位置に移動して中央引戸1cと面一となるように誘導する機能も兼ねている。
一方、各引戸1の上面の左右両側にはそれぞれ上ランナー21(又は上ランナー22、又は上ランナー23)が設けてある。この上ランナー21〜23は、図11乃至図14に示すように、一対の上ローラー26を備えたローラーブロック24と、ローラーブロック24の上面から上方に突出する複数個の補助ローラー25a(又は補助ローラ25b)とで構成されている。この補助ローラー25a(又は補助ローラ25b)は図7、図9(b)、図10(c)、図17に示す分岐部材18により曲進又は直進のいずれかに案内されるようになっている。
ここで、図11乃至図14、図17に示すように、一方引戸1a及び他方引戸1bの正面(室内X)から見て各右側端部に設けられた上ランナー21(又は上ランナー22)の上面の後方側にずれた位置及び前側にずれた位置にそれぞれ高さの低い4個の補助ローラ25a(後方向にずれた位置に進行方向に2個、前方向にずれた位置に進行方向に2個、合計4個)が上方に向けて突設してあり、また、一方引戸1a及び他方引戸1bの各左側端部に設けられた上ランナー21(又は上ランナー22)の上面の前方側にずれた位置に高さの高い2個の補助ローラ25bが上方に向けて突設してあり、また、中央引戸1cの右側端部に設けられた上ランナー23の上面の後方側にずれた位置に高さの高い2個の補助ローラ25bにより構成される2連補助ローラ25bが上方に向けて突設してあり、また、中央引戸1cの左側端部に設けられた上ランナー23の上面の前方側にずれた位置及び後方向がずれた位置に高さの低い4個の補助ローラ25a(後方向にずれた位置に進行方向に2個、前方向にずれた位置に進行方向に2個、合計4個)が上方に向けて突設してある。
分岐部材18は、上レール本体50の下面部にネジ固定により取付けられるもので、図7乃至図10に示す外側曲進レール部11、内側曲進レール部12、湾曲レール部13の各分岐点に設けられた下方に開口した補助レールブロック18a〜18f(図8に拡大斜視図が示してある)で構成されている。図7乃至図10において、補助レールブロック18aは右側の外側曲進レール部11に対応した位置に配置してあって上レール本体50の下面部に取付けてあり、補助レールブロック18bは右側の内側曲進レール部12に対応した位置に配置してあって上レール本体50の下面部に取付けてあり、また、補助レールブロック18cは左側の外側曲進レール部11に対応した位置に配置してあって上レール本体50の下面部に取付けてあり、補助レールブロック18dは左側の内側曲進レール部12に対応した位置に配置してあって上レール本体50の下面部に取付けてあり、また、補助レールブロック18eは右側の湾曲レール部13に対応した位置に配置してあって上レール本体50の下面部に取付けてあり、補助レールブロック18fは左側の湾曲レール部13に対応した位置に配置してあって上レール本体50の下面部に取付けてある。
上記補助レールブロック18aは高さの低い補助ローラ25aをガイドするためのもので、図8(a)に示すように、右側の外側曲進レール部11の後側に沿った下方に開口した溝状の曲進ガイドレール部18a1を有している。該曲進ガイドレール部18a1の一端部の開口から一方引戸1aの右側端部に設けた上ランナー21の上面に設けた4個の高さの低い補助ローラ25aのうち後方向にずれた位置の2個の補助ローラ25aが挿入されることで、一方引戸1aの上ランナー21を右側の外側曲進レール部11に沿って導入するようになっている。この場合、上記上ランナー21の上面に設けた4個の高さの低い補助ローラ25aのうち前方向にずれた位置の2個の補助ローラ25aは補助レールブロック18aの下面部の上記曲進ガイドレール部18a1の下端よりも上方に凹んだ段落ち部18a2の下方を通過するように構成してある。
また、補助レールブロック18bは、高さの低い前後4個の補助ローラ25aが直進するようにガイドすると共に高さの高い2個の補助ローラ25bが曲進するようにガイドするためのもので、図8(b)に示すように、下方に開口した溝状の前後2列の直線ガイドレール部18b1、18b2と、下方に開口した溝状の曲進ガイドレール部18b3とが設けてある。前の直線ガイドレール部18b1の左側半部が曲進ガイドレール部18b3の左側半部を兼用しており、更に、曲進ガイドレール部18b3の平面視で傾斜した中間部が後の直線ガイドレール部18b2を横切っており、曲進ガイドレール部18b3の中間部及び右側半部が右側の内側曲進レール部12の前側に沿うように配設してある。
ここで、図8(b)に示すように、直線ガイドレール部18b1、18b2と、曲進ガイドレール部18b3とは下端の位置が同じ高さ位置であるが、曲進ガイドレール部18b3は高さの高い補助ローラ25bをガイドすることができるように溝深さが深い(上方への凹み深さが深い)ものであり、前の直線ガイドレール部18b1の左側半部は曲進ガイドレール部18b3の左側半部を兼用しているので溝深さが深いが右側半部は溝深さが浅い(上方への凹み深さが浅い)ものである。また、後の直線ガイドレール部18b2は曲進ガイドレール部18b3の中間部が横切っている部分は溝深さが深く、他の部分は溝深さが浅いものであり、これら溝深さの浅い部分の溝底(上底)は高さの高い補助ローラ25bの上端よりも下位置となるように設定してある。したがって、図19(b)のように曲進ガイドレール部18b3の前半部を兼用する前の直線ガイドレール部18b1の左側半部に入った高さの高い補助ローラ25bは直線ガイドレール部18b1の右側半部側には移動できず曲進ガイドレール部18b3の中間部に向かい、更に該中間部を通過する際、後の直線ガイドレール部18b2側にも移動できず、スムーズに後半部にガイドされる。また、図19(a)に示すように、前の直進ガイドレール部18b1は一方引戸1a及び他方引戸1bの各右側端部に取付けた上ランナー21の上面に設けた4個の高さの低い補助ローラ25aのうち前側の2個の高さの低い補助ローラ25aが直進するようにガイドするようになっており、後の直進ガイドレール部18b2は一方引戸1a及び他方引戸1bの各右側端部に取付けた上ランナー21の上面に設けた4個の高さの低い補助ローラ25aのうち後側の2個の高さの低い補助ローラ25aが直進するようにガイドするようになっている。
ところで、一方引戸1a、他方引戸1bの各右側端部に取付けた上ランナー21の上面に設けた4個の高さの低い補助ローラ25aは前後左右の4個の補助ローラ25aが曲進ガイドレール部18b3を同時に横切らないようになっており、どれかの高さの低い補助ローラ25aが曲進ガイドレール部18b3との交差部分を横切る際に少なくとも前後1個ずつの補助ローラ25aが前の直線ガイドレール部18b1、後の直線ガイドレール部18b2内に位置していて上記交差部分を通過する際に首振りすることなく直進するように構成してある。
また、補助レールブロック18cは高さの高い補助ローラ25bをガイドするためのもので、図8(f)に示すように、左側の外側曲進レール部11の前側に沿った下方に開口した溝深さが深い(上方への凹み深さが深い)溝状の曲進ガイドレール部18c1を有している。該曲進ガイドレール部18c1の一端部の開口から他方引戸1bの左側端部に取付けた上ランナー22の上面の前側に片寄って設けた2個の高さの高い補助ローラ25bが挿入されることで、他方引戸1bの上ランナー22を左側の外側曲進レール部11に沿って導入するようになっている。
また、補助レールブロック18dは、高さの高い前側に片寄った2個の補助ローラ25bが直進するようにガイドすると共に高さの低い前後4個の補助ローラ25aが曲進するようにガイドするためのもので、図8(e)に示すように、両端部及び下方に開口した溝状の直線ガイドレール部18d1を前側に設けると共に、一端が開口し且つ下方に開口した溝状の曲進ガイドレール部18d2を後側に設けてあり、曲進ガイドレール部18d2は左側の内側曲進レール部12の後側に沿うように配設してある。
ここで、図8(e)に示すように、曲進ガイドレール部18d2は直線ガイドレール部18d1の下端よりも下方に突出して形成してあり、曲進ガイドレール部18d2の下端は高さの低い補助ローラ25aの上端よりも上方に位置している。図21(b)のように、直線ガイドレール部18d1には他方引戸1b及び一方引戸1aの各左側端部に取付けた上ランナー21、22の上面の前側に片寄って設けた高さの高い補助ローラ25bが挿入されることになって他方引戸1b及び一方引戸1aの各左側端部に取付けた上ランナー21、22を直線走行させるようにガイドするようになっている。また、図21(a)のように、曲進ガイドレール部18d2には他方引戸1bの右側端部に取付けた上ランナー22の上面の後側に片寄って設けた2個の高さの低い補助ローラ25bが挿入されることで、他方引戸1bの上ランナー22を左側の内側曲進レール部12に沿って導入するようになっており、この場合、他方引戸1bの右側端部に取付けた上ランナー22の上面の前側に片寄って設けた2個の高さの低い補助ローラ25bは補助レールブロック18dの下面部の上記曲進ガイドレール部18d2の下端よりも上方に凹んだ段落ち部18d3の下方を通過するように構成してある。なお、直線ガイドレール部18d1の下端は上記段落ち部18d3の上底に開口しているため高さの低い補助ローラ25aが直線ガイドレール部18d1内に入り込むことはない。
また、補助レールブロック18eは、中央引戸1cの右側に取付けた上ランナー23の上面に設けた高さの低い前後4個の補助ローラ25aが直進するようにガイドすると共に左側に取付けた上ランナー23の上面に設けた高さの高い2個の補助ローラ25bが曲進するようにガイドするためのもので、図8(c)に示すように、両端及び下方に開口した溝状の前後2列の直線ガイドレール部18e1、18e2と、円弧状をした両端及び下方に開口した溝状の曲進ガイドレール部18e3とが設けてある。後の直線ガイドレール部18e2は左側部、右側部がそれぞれ曲進ガイドレール部18e3の左側部、右側部を兼用しており、更に、曲進ガイドレール部18e3の円弧状をした中間部の両端部の平面視で傾斜した部分がそれぞれ前の直線ガイドレール部18e2を横切っており、曲進ガイドレール部18e3の中間部が湾曲レール部13の前側に沿うように配設してある。
ここで、図8(c)のように、直線ガイドレール部18e1、18e2と、曲進ガイドレール部18e3とは下端の位置が同じ高さ位置であるが、曲進ガイドレール部18e3は高さの高い補助ローラ25bをガイドすることができるように溝深さが深い(上方への凹み深さが深い)ものであり、後の直線ガイドレール部18e1の右側部及び左側部は曲進ガイドレール部18e3の右側部及び左側部を兼用しているので溝深さが深いが直線ガイドレール部18e1の中間部は溝深さが浅い(上方への凹み深さが浅い)ものである。また、前の直線ガイドレール部18e2は曲進ガイドレール部18e3の中間部の両端部が横切っている部分は溝深さが深く、他の部分は溝深さが浅いものであり、これら溝深さの浅い部分の溝底(上底)は高さの高い補助ローラ25bの上端よりも下位置となるように設定してある。したがって、図19(d)のように、曲進ガイドレール部18e3の前側部及び後側部を兼用する後の直線ガイドレール部18e1の左側部又は右側部に入った高さの高い補助ローラ25bは直線ガイドレール部18e1の中間部には移動できず曲進ガイドレール部18e3の中間部に向かう。この場合、更に該中間部を通過する際、前の直線ガイドレール部18e2側にも移動できず、スムーズに中間部にガイドされる。また、図19(c)のように、後の直線ガイドレール部18e1は中央引戸1cの右側端部に取付けた上ランナー23の上面に設けた4個の高さの低い補助ローラ25aのうち後側の2個の高さの低い補助ローラ25aが直進するようにガイドするようになっており、前の直線ガイドレール部18e2は中央引戸1cの右側端部に取付けた上ランナー21の上面に設けた4個の高さの低い補助ローラ25aのうち前側の2個の高さの低い補助ローラ25aが直進するようにガイドするようになっている。
ところで、中央引戸1cの右側端部に取付けた上ランナー21の上面に設けた4個の高さの低い補助ローラ25aは前後左右の4個の補助ローラ25aが曲進ガイドレール部18e3を同時に横切らないようになっており、どれかの高さの低い補助ローラ25aが曲進ガイドレール部18e3との交差部分を横切る際に少なくとも前後1個ずつの補助ローラ25aが前の直線ガイドレール部18e2、後の直線ガイドレール部18e1内に位置していて上記交差部分を通過する際に首振りすることなく直進するように構成してある。
また、補助レールブロック18fは、中央引戸1cの左側に取付けた上ランナー23の上面に設けた高さの高い後側に片寄った2個の補助ローラ25bが直進するようにガイドすると共に右側に取付けた上ランナー23の上面に設けた高さの低い前後4個の補助ローラ25aが曲進するようにガイドするためのもので、図8(d)に示すように、両端部及び下方に開口した溝状の直線ガイドレール部18f1を後側に設けると共に、両一端が開口し且つ下方に開口した円弧状をした溝状の曲進ガイドレール部18f2を前側に設けてあり、直線ガイドレール部18f1が後側直進レール部10の後側に沿って配設してあると共に、曲進ガイドレール部18d2が左側の湾曲レール部13の前側に沿って配設してある。
ここで、曲進ガイドレール部18f2は直線ガイドレール部18f1の下端よりも下方に突出して形成してあり、曲進ガイドレール部18f2の下端は高さの低い補助ローラ25aの上端よりも上方に位置している。図20に示すように、直線ガイドレール部18f1には中央引戸1cの左側端部に取付けた上ランナー23の上面の後側に片寄って設けた高さの高い補助ローラ25bが挿入されることになって中央引戸1cの右側端部に取付けた上ランナー23を直線走行させるようにガイドするようになっている。また、図20に示すように、曲進ガイドレール部18f2には中央引戸1cの右側端部に取付けた上ランナー22の上面の前側に片寄って設けた2個の高さの低い補助ローラ25bが挿入されることで、中央引戸1cの右側に取付けた上ランナー23を右側の湾曲レール部13に沿って導入するようになっており、この場合、中央引戸1cの右側端部に取付けた上ランナー22の上面の後側に片寄って設けた2個の高さの低い補助ローラ25bは補助レールブロック18fの下面部の上記曲進ガイドレール部18d2の下端よりも上方に凹んだ段落ち部18f3の下方を通過するように構成してある。なお、直線ガイドレール部18f1の下端は上記段落ち部18f3の上底に開口しているため高さの低い補助ローラ25aが直線ガイドレール部18f1内に入り込むことはない。
なお、各引戸1の下端部の中央の1箇所には下ローラー27が突設されている。下ローラー27はL形金具(図示せず)を介して引戸1〜3の各下端部の中央位置に取り付けられている。下ローラー27をガイドする下レール6には、図2乃至図6に示すように、共用レール部101の長手方向Mの両端側から後方Bに向って傾斜した左右の曲進レール部42,43がそれぞれ設けられ、曲進レール部42、43の端部から共用レール部101と平行な下端部直線レール部45が連設してある。共用レール部101と平行で後ろ側に位置する中央引戸用レール部102の中央部から前方Aに向って半円形状に湾曲した1つの湾曲レール部44が設けられている。
ここで、下レール6の左側の曲進レール部42の位置は、上レール5の左側の外側曲進レール部11と内側曲進レール部12との中間位置に対向しており、下レール6の右側の曲進レール部43の位置は、上レール5の右側の外側曲進レール部11と内側曲進レール部12との中間位置に対向しており、下レール6の湾曲レール部44の位置は、上レール5の左右の湾曲レール部13,13の中間位置に対向している。
そして、各引戸1の上端部は左右2個の上ランナー21(22,23)で吊り下げ支持され、3枚の引戸1が面一となって閉じた状態で、一方引戸1aの下ローラー27が右側の曲進レール部43の後端部に連設した下端部直線レール部45に位置し、中央の引戸1cの下ローラー27が湾曲レール部44の前端部に位置し、他方引戸1bの下ローラー27が左側の曲進レール部42の後端部に連設した下端部直線レール部45に位置する。図14の左開きの場合、一方引戸1aの下ローラー27が右側の曲進レール部43の後端部に位置し、他方引戸1bの下ローラー27が共用レール部101の直線部分の右端に位置し、中央の引戸1cの下ローラー27が中央引戸用レール部102の直線部分の右端に位置する。また、図15(c)の右開きの場合、他方引戸1bの下ローラー27が左側の曲進レール部42の後端部に連設した下端部直線レール部45に位置し、一方引戸1aの下ローラー27が共用レール部101の直線部分の右端に位置し、中央の引戸1cの下ローラー27が中央引戸用レール部102の直線部分の左端に位置する。
上記例において下端部直線レール部45を設けることで前述の上レールに端部直線レール部14を設けたのと同じ作用効果を奏し、一方引戸1a、他方引戸1bが全閉状態でいずれも前後方向において正規の位置になって段差が生じないようにでき、また、開いた状態でも、正常な位置に確実に位置させることができ、全開状態で一方引戸1a又は他方引戸1bが正規の位置よりも前側にずれていて他方引戸1b又は一方引戸1aが閉じる際に衝突したり、擦れたりせず、スムーズに正常な位置に確実に位置させて閉じることができる。
このように下端部は1個の下ローラー27で下レール6にガイドされる結果、各引戸1の走行の安定化を十分に図ることができると共に、1個の下ローラー27を用いることで、下レール6の溝形状を上レール5の溝形状よりも簡易にでき、下レール6のコスト低減を図ることができる利点もある。
次に連動機構15について説明する。
図22等に示すように中央引戸1cの左右両端部の夫々の上端面には前後に長い係合溝33cを形成している。また一方引戸1aの右側端部及び他方引戸1bの左側端部(即ち一方引戸1a及び他方引戸の夫々の閉じ方向側の端部)の上端からは係合溝33cに係合可能な係合部材35を後方に向けて突出している。そしてこれら係合溝33cと係合部材35によって連動機構15が構成されている。
一方引戸1aの係合部材35と他方引戸1aの係合部材35は左右対称であり、各係合部材35は、縦片状の引戸取付部35aの上端から横片部35bを後方に突出した断面L字状の金具からなるアングル35cと、横片部35bの後端部から下方に向けて突出した係合部35dとで構成されている。つまり係合部35dは横片部35bを介して引戸1a、1b後方の突出位置に形成している。
アングル35cは引戸取付部35aを一方引戸1a及び他方引戸1bの夫々の上端部の後面にねじのような固着具34bで固着することで取付けられている。アングル35cを一方引戸1a及び他方引戸1bに取付けるにあたって、一方引戸1aの右側端部の上端部の後面及び他方引戸1bの左側端部の上端部の後面(つまり縦縁材31の上端部の後面)には凹部32fを形成している。凹部32fの深さは引戸取付部35aの厚み寸法以上となっている。アングル35cは引戸取付部35aを凹部32fの底面に当てた状態で取付けてあり、アングル35cの引戸取付部35aは凹部32f内に完全に収まるように収納されている。またこのアングル35cを中央引戸1cに取付けた状態では横片部35bの下面が中央引戸1cよりも上方で且つ一方引戸1aの上端面及び他方引戸1bの上端面と略同レベルに配置されている。
一方引戸1aのアングル35cの横片部35bの後端部は左側方に突出し、また他方引戸1bのアングル35cの横片部35bの後端部は右側方に突出しており、各突出部分から前記係合部35dを突出している。係合部35dは前記係合溝33cに係合しつつ係合溝33cに沿って移動自在となるものであり、本例の係合部35dは横片部35bに上下軸回りに回転自在に軸支したローラで構成されている。係合部35dを構成するローラはゴム等の軟質材料で形成してあり、これにより係合溝33cに係合した連動時の衝撃を緩和でき、また連動時に生じる音を小さくできるようにしている。なお本例では係合部35dをゴム等の軟質材料で形成したが、該係合部35を受けるエンドキャップ33全体や、エンドキャップ33の係合部35が係合される部分である押側ガイド面33f及び引側ガイド面33gをゴム等の軟質材料で形成しても良く、この場合も同様の作用効果がある。
中央引戸1cの右側に形成した一方引戸1a用の係合溝33cと左側に形成した他方引戸1b用の係合溝33cは左右対称であり、各係合溝33cは中央引戸1cの各縦縁材31のエンドキャップ33の上面に形成している。つまり本例ではエンドキャップ33を前記係合部材35の係合部35dが係合する受け部材としている。
各係合溝33cは平面視で略L字状の溝からなり、左右方向と平行な溝状で一端が外側方(つまり右側の係合溝33cにあっては右側方であり、左側の係合溝33cにあっては左側方)に開口する突部挿入口33dと、突部挿入口33dの他端から前側に伸びるガイド溝部33eとで構成されている。ガイド溝部33eは前後方向と平行な直線状の溝であって、エンドキャップ33の嵌込部33aの前端部から後方に延びて突出部33bにまで至っている。つまり係合溝33cのガイド溝部33eは後端部が中央引戸1cの引戸本体30よりも前方に位置し、その前後方向の長さが中央引戸1cの引戸本体30の厚み寸法よりも長くなっている。ここで各係合溝33cのガイド溝部33eの内側の側面(つまり右側の係合溝33cにあっては左側の側面であり、左側の係合溝33cにあっては右側の側面)を押側ガイド面33fとし、且つ外側の側面(つまり右側の係合溝33cにあっては右側の側面であり、左側の係合溝33cにあっては左側の側面)を引側ガイド面33gと定義すると、押側ガイド面33f及び引側ガイド面33gは共に前後方向と平行な縦面となっている。
次に動作を説明する。例えば図11(図1(a)、図2(a)、図3、図15(a))に示す3枚の引戸1a〜1cを面一にして閉じた状態から図15(b)、図15(c)と順に他方引戸1bを一方引戸1a側に向かって移動する時、他方引戸1bの係合部35dは、図22のように他方引戸1bと中央引戸1cが重なるように係合溝33cの突部挿入口33dに近づくように移動していき、図23のように他方引戸1bと中央引戸1cとが概ね重なる段階で係合溝33cの後端部に形成した突部挿入口33dから係合溝33cに挿入されて係合溝33cの押側ガイド面33fの後端部(突部挿入口33dに対向する部分)に当たって係合し、この後、他方引戸1bの係合部35dは係合溝33cの押側ガイド面33fに当たって係合しながら係合溝33cの前端側に移動し、図24のように他方引戸1bと中央引戸1cとが前後方向に離反する段階で、係合部35dは係合溝33cの押側ガイド面33fの前端部に当たって係合した状態で停止する。これにより中央引戸1cは前記他方引戸1bと中央引戸1cとが概ね重なる段階から3枚の引戸1a〜1cを右側に寄せた左開き状態となるまでは他方引戸1aと連動して一方引戸1b側に移動する。
また逆に図14に示す3枚の引戸1a〜1cを右側に寄せた左開き状態から図13、図12、図11と順に他方引戸1bを閉じる方向に移動する時、他方引戸1bの係合部35dは、中央引戸1cが中央の閉じ位置に移動する直前の段階まで図24のように係合溝33cの引側ガイド面33gの後端部に当たって係合した状態となり、この後、他方引戸1bと中央引戸1cとが前後方向に接近し始める段階で係合溝33cの引側ガイド面33gに当たって係合しつつ係合溝33cの前端側に移動し、この後、図23のように中央引戸1cが閉じ位置に完全に移動した段階(他方引戸1bと中央引戸1cの前後方向の接近が終了した段階)で係合溝33cの前端部に至る。これにより中央引戸1cは右側に寄せた全開状態からその閉じ位置である中央に移動するまでは他方引戸1bと連動する。そしてこの中央引戸1cが閉じ位置に完全に移動した段階に達すると、図22のように係合部35dは係合溝33cの前端部に至って引側ガイド面33gへの当たりがなくなって係合が解除され、突部挿入口33dから外側方に向かって移動する。これにより他方引戸1bは単独で閉位置まで移動することとなる。
上記構成によれば他方引戸1bと中央引戸1cとを連動機構15によって連動できるので、左開き状態とする際や閉じ状態とする際には中央引戸1cを手で開閉する必要がなくなり、開閉操作がきわめて容易となる。
また図11に示すように、中央引戸1cの両端側にそれぞれ係合溝33cを設け、他方引戸1bの左端(把手側)、及び、一方引戸1aの右端(把手側)にそれぞれ係合部材35を設けたので、左開きと右開きのいずれの場合も連動機構15が働く構造となる。つまり、3枚の引戸1a〜1cが一列に段差なく面一に配置された全閉状態で、一方引戸1aを他方引戸1b側に向けて移動することで、他方引戸1b及び中央引戸1cと同様に、連動機構15により中央引戸1cを一方引戸1aに連動して移動できるようになっている。
なおこの3枚の引戸1a〜1cを面一にして閉じた状態から一方引戸1aを他方引戸1b側に向かって移動する時、及び3枚の引戸1a〜1cを左側に寄せた右開き状態から一方引戸1aを閉じる方向に移動する時には一方引戸1aの係合部35dが中央引戸1cの右側の係合溝33cに係合するものであるが、この時の係合部35dの係合溝33cへの係合は上記した他方引戸1b及び中央引戸1cのそれと同様であるので説明を省略する。
また本例では上記係合部35dが係合する係合溝33cを形成するにあたって、係合溝33cを中央引戸1cの上端面に形成し、これにより係合溝33cの前部を引戸本体30の厚みの範囲内に形成しているので、係合部材35の他方引戸1b(又は一方引戸1a)からの後方への突出量を小さくすることができる。従って3枚の引戸1a〜1cの後方に収納された布団等の収納物が前方に飛び出すこともあるが、この場合に他方引戸1b(又は一方引戸1a)を開閉したとしても、他方引戸1b(又は一方引戸1a)から後方に突出する係合部材35が布団等の収納物に引掛かり難くなっている。
また中央引戸1cに係合溝33cを形成するにあたって、引戸本体30とは別体の縦縁材31の上端面を構成するエンドキャップ33(受け部材)の上面に係合溝33cを形成したので、中央引戸1cに簡単に係合溝33cを形成でき、また係合溝33cを形成するための部材を新たに設ける必要がなくて部材点数を削減できる。
また係合部材35を形成するにあたって、係合部材35の引戸取付部35aを他方引戸1b(又は一方引戸又1a)の上端部の後面に設けた凹部32fに収納状態で他方引戸1b(又は一方引戸1a)に取付けているので、係合部材35の引戸取付部35aが他方引戸1b(又は一方引戸1a)の後方に突出することがなく、これにより他方引戸1b(又は一方引戸1a)が中央引戸1cに重なった状態にある時には、他方引戸1b(又は一方引戸1a)と中央引戸1cの前後方向の間隔を小さくすることができ、レール5、6の見込み寸法Kを小さくできる。また係合部材35の引戸取付部35aは引戸本体30とは別体の縦縁材31の上端部後面に形成した凹部32fに収納状態で取付けているので、一方引戸1a及び他方引戸1bに形成される凹部32fを低コストで形成でき、さらに係合部材35は3枚の引戸1a〜1cを上レール5に吊り下げた施工後にも他方引戸1b(又は一方引戸1a)の後方から取付けることができる。さらに係合部材35が取付けられる縦縁材31はアルミニウムからなる金属製であるので、連動開始時には強度の強い縦縁材31で係合部材35にかかる衝撃を受けることができる。
また本例では係合部35dを形成するにあたって、他方引戸1b(又は一方引戸1a)の上端から後方に向けて突出する横片部35bの下面を中央引戸1cよりも上方で且つ他方引戸1b(又は一方引戸1a)の上端面と略同レベルに配置し、この係合部材35の後端部から下方に向けて係合部35dを突設したので、係合部35dと係合溝33cが係合する上下方向の長さを十分に確保でき、尚且つ他方引戸1b(又は一方引戸1a)の上端面と上レール5との間に形成される隙間を小さくできて、見栄えが良い。
なお本実施形態では係合溝33cをL字状の直線状の溝としたが、係合溝33cは図25のように後端側程他方引戸1b側の側方に位置するように滑らかに湾曲した溝であっても良い。図示例では係合溝を平面視略円弧状に形成してあり、後端部を外側方に開口させて突部挿入口33dを形成している。
このように係合溝33cを後端側程外側方に位置するように滑らかに湾曲した略弧状の溝とすることで、他方引戸1b(又は一方引戸1a)と中央引戸1cの連動時において係合部35dを係合溝33c内にスムーズに移動させることができる。なお本例の一方引戸1aの移動時、及び他方引戸1bの移動時における係合溝33cと係合部35dの係合動作は図25乃至27に示すように上記実施例と同様に行われるものであるので詳細な説明は省略する。
なお、本発明に係る引戸装置は、クローゼットの扉以外に各種の開閉扉の分野にも広く適用できるものである。
本発明の引戸装置の開閉動作を示し、(a)は3枚の引戸を面一に閉じた状態を示す上レール部分を下から見た概略下面図であり、(b)は開閉途中の状態を示す上レール部分を下から見た概略下面図であり、(c)は3枚の引戸を前後に重ねた全開状態を示す上レール部分を下から見た概略下面図である。 同上の引戸装置の開閉動作を示し、(a)は3枚の引戸を面一に閉じた状態を示す概略平断面図であり、(b)は開閉途中の状態を示す概略平断面図であり、(c)は3枚の引戸を前後に重ねた全開状態を示す概略平断面図である。 同上の引戸装置の全閉状態の上レールを省略した後方から見た斜視図である。 同上の引戸装置の開閉途中の状態の上レールを省略した後方から見た斜視図である。 同上の引戸装置の更に開閉途中の状態の上レールを省略した後方から見た斜視図である。 同上の引戸装置の3枚の引戸を前後に重ねた全開状態の上レールを省略した後方から見た斜視図である。 同上の上レールの下方から見た分解斜視図である。 (a)(b)(c)(d)(e)(f)はそれぞれ補助レールブロック18a〜18fの下方から見た拡大斜視図である。 (a)は上レールの下方から見た斜視図であり、(b)は副上レールカバーを省略した状態の上レールの下から見た斜視図である。 (a)は上レールの下方から見た下面図であり、(b)は副上レールカバーを省略した状態の上レールの下から見た下面図であり、(c)は3枚の引戸の全閉状態の上レール部分を下方から見た斜視図である。 同上の図3の一部破断した拡大斜視図である。 同上の図4の一部破断した拡大斜視図である。 同上の図5の一部破断した拡大斜視図である。 同上の図6の一部破断した拡大斜視図である。 (a)(b)(c)は同上の左開きの操作順序を示す説明図である。 (a)(b)(c)は同上の右開きの操作順序を示す説明図である。 (a)は同上の3枚の引戸に設けたランナー、補助ローラの位置関係を示す説明図であり、(b)は上レールにおける補助レールブロックの位置を示す説明図である。 同上の補助レールブロック18b、補助レールブロック18eと高さの低い補助ローラ及び高い補助ローラとの関係を示す説明図のための下方から見た下面図である。 (a)は図18のE−E線における高さの低い補助ローラと補助レールブロック18bの関係を示す説明図であり、(b)は図18のE−E線における高さの高い補助ローラと補助レールブロック18bの関係を示す説明図であり、(c)は図18のF−F線における高さの低い補助ローラと補助レールブロック18eの関係を示す説明図であり、(d)は図18のF−F線における高さの高い補助ローラと補助レールブロック18eの関係を示す説明図である。 同上の補助レールブロック18d、補助レールブロック18fと高さの低い補助ローラ及び高い補助ローラとの関係を示す説明図のための下方から見た下面図である。 (a)は図20のG−G線における高さの低い補助ローラと補助レールブロック18dの関係を示す説明図であり、(b)は図20のG−G線における高さの高い補助ローラと補助レールブロック18bの関係を示す説明図であり、(c)は図20のH−H線における高さの低い補助ローラと補助レールブロック18fの関係を示す説明図であり、(d)は図20のH−H線における高さの高い補助ローラと補助レールブロック18fの関係を示す説明図である。 同上の連動機構の開操作時における係合部が係合溝に導入される直前の状態を示し、(a)は平面図であり、(b)は斜視図である。 同上の連動機構の開操作時における係合部が係合溝の突部挿入口に導入された状態を示し、(a)は平面図であり、(b)は斜視図である。 同上の連動機構の開操作時における係合部が係合溝の前端部に導入された状態を示し、(a)は平面図であり、(b)は斜視図である。 他例の連動機構の開操作時における係合部が係合溝に導入される直前の状態を示し、(a)は平面図であり、(b)は斜視図である。 同上の連動機構の開操作時における係合部が係合溝の突部挿入口に導入された状態を示し、(a)は平面図であり、(b)は斜視図である。 同上の連動機構の開操作時における係合部が係合溝の前端部に導入された状態を示し、(a)は平面図であり、(b)は斜視図である。 従来の連動機構を示す斜視図である。
符号の説明
1 引戸
1a 一方引戸
1b 他方引戸
1c 中央引戸
15 連動機構
19 誘導機構
31 縦縁材
32 縁材本体
33 エンドキャップ
33c 係合溝
33d 突部挿入口
35 係合部材
35b 横片部
35d 係合部

Claims (6)

  1. 3枚以上の引戸を備えた引戸装置であって、閉じた状態で連続して隣合う3枚引戸が、中央に位置する中央引戸と、中央引戸の一方の側方に配置される一方引戸と、中央引戸の他方の側方に配置される他方引戸とからなり、該3枚の引戸は、閉じた状態では面一となるように配置され、前記面一に閉じられた状態にある3枚の引戸において他方引戸を一方引戸側に向かって移動した際に、他方引戸を一方引戸の前に重なるように誘導し、且つ中央引戸を一方引戸側に移動した際に中央引戸を一方引戸の後に重なるように誘導する誘導機構を設け、前記面一に閉じた状態から他方引戸を一方引戸側に向かって移動する際に、他方引戸に追従して中央引戸を開閉させるための連動機構を設け、該連動機構は、中央引戸の上端面に形成した前後に長い係合溝と、他方引戸の上端から後方に向けて突出して前記係合溝に係合可能な係合部材とを備え、係合部材の後端部から下方に突出して前記係合溝に係合しつつ係合溝に沿って移動自在となる係合部を設け、係合溝の後端部に他方引戸側の側方に開口する突部挿入口を形成し、前記面一に閉じた状態から他方引戸を一方引戸側に向かって移動する際に、係合部は他方引戸と中央引戸とが概ね重なる段階で係合溝の突部挿入口から係合溝に挿入されて係合溝に係合され、且つ他方引戸と中央引戸とが前後に離反する段階で係合溝の前端部に係合可能となるように構成されていることを特徴とする引戸装置。
  2. 上記係合部材は、他方引戸の上端から後方に向けて突出する横片部と、横片部の後端部から下方に突出した係合部を備え、横片部の下面を中央引戸よりも上方で且つ他方引戸の上端面と略同レベルに配置して成ることを特徴とする請求項1に記載の引戸装置。
  3. 上面に上記係合溝を形成した受け部材を備え、該受け部材を中央引戸の上端面に形成した凹所内に嵌め込んで成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の引戸装置。
  4. 上記中央引戸は、引戸本体と、引戸本体の側縁に設けた長尺な縦縁材とを備え、該縦縁材の上端面に係合溝を形成して成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の引戸装置。
  5. 上記中央引戸は、引戸本体と、引戸本体の側縁に設けた長尺な縦縁材とを備え、縦縁材は、引戸本体の側縁に設けた中空で長尺な縁材本体と、縁材本体の上端開口部からなる凹所内に嵌め込まれるエンドキャップとを備え、該エンドキャップの上面に上記係合溝を形成して成ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の引戸装置。
  6. 上記係合溝は後端側程他方引戸側の側方に位置するように滑らかに湾曲した溝であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の引戸装置。
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