JP4334966B2 - ディスクモジュール、及びディスクアレイ装置 - Google Patents
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Description
前記の条件の相反性を解消するためには、例えば、ディスクアレイ装置に設けられた排気ファンの静圧を高める方法が簡便である。しかしながら、一般に、排気ファンにあっては、安定運転を維持しつつ高められる静圧には上限値(例えば、25mmAq)がある。従って、これだけでは、前記の相反性を解消することはできない。
次の開示により少なくとも次のことが明らかにされる。
前記のようなディスクモジュールによれば、例えば、前記ディスクの回転や前記制御部の電気抵抗によって前記筐体内部にて発生した熱を、前記放熱部材が前記筐体表面を介して吸い上げ、前記筐体周囲の空気中に放出する。即ち、熱浴としての前記空気により、前記ディスクモジュールの冷却が促進される。従って、前記放熱部材を備えた前記ディスクモジュールは、これを備えていないディスクモジュールと比較して、より弱い空気流でも十分に冷却され得る。これにより、一定値に限定された流速を有する空気中でも、前記ディスクモジュールの過熱化を抑制して、安定動作を確保することが可能となる。
一般に板状部材においては、その形状を調節して体積に対する表面積の割合を大きくし、熱の吸収、及び放出の効率を高めることができる。従って、前記ディスクモジュールの前記板状部材は、前記筐体表面を介して前記筐体内部の熱を吸い上げ、前記筐体周囲の空気中に効果的に放出できる。これにより、一定値に限定された流速を有する空気中でも、前記ディスクモジュールの過熱化を抑制して、安定動作を確保することが可能となる。
例えば、前記熱伝導シートの一部分に空気流が当たって前記部分が冷却される。これにより、前記シートに不均一な温度分布が生じても、この温度分布は高い熱伝導効果によって迅速に均一化される。即ち、前記ディスクモジュール内で発生した局所的な熱が、前記熱伝導シートの前記空気流にさらされる前記部分まで伝播して空気中に放出される。従って、一定値に限定された流速を有する空気中でも、前記ディスクモジュールの過熱化を抑制して、安定動作を確保することが可能となる。
このようなディスクモジュールによれば、一定値に限定された流速を有する空気中でも、前記ディスクモジュールの過熱化をさらに効果的に抑制して、安定動作をさらに効果的に確保することが可能となる。
このようなディスクモジュールによれば、例えば、複数の前記ディスクモジュールについて、前記ディスクの記録面に平行な側面どうしを対向させて配置する場合に、前記側面間に前記熱伝導シートが介在し得る。従って、前記シートの電気的絶縁性により、隣接する前記ディスクモジュールの各々が備える前記制御部間の電磁気的干渉を抑制することが可能となる。
このようなディスクアレイ装置によれば、前記ディスクボックス中を流れる空気が、前記放熱部材の前記端部に当たって熱を吸収して、前記排気孔を通過する。そして、この空気が、前記通風経路を通って、前記ラックの外部まで、停滞することなく到達する。このことで、前記熱を前記ディスクアレイ装置の外部に効果的に放出することができる。
前記通風経路の管路抵抗が前記ラック内で比較的小さいために、前記放熱部材の前記通風経路に露出した前記端部は、前記通風経路を流れる空気により効果的に冷却される。この冷却と相まって、前記ディスクアレイ装置を構成する前記ディスクモジュールにおける高温な部位の熱が前記端部に伝播する。このことにより、前記高温な部位も効果的に冷却できる。従って、前記ディスクアレイ装置は冷却可能となる。
このような板状部材を備えたディスクモジュールから構成されるディスクアレイ装置は冷却可能となる。
このような熱伝導シートを備えたディスクモジュールから構成されるディスクアレイ装置は冷却可能となる。
このような放熱部材を備えたディスクモジュールから構成されるディスクアレイ装置は、より効果的に冷却可能となる。
このような熱伝導シートを備えたディスクモジュールから構成されるディスクアレイ装置は、より効果的に高密度に実装することが可能となる。
前記排気ファンからの距離が遠くなるに従い、前記通風経路中の空気流が弱くなる。これにより、前記排気ファンから遠い部分に収納されている前記ディスクモジュールは、前記排気ファンから近い部分に収納されている前記ディスクモジュールと比較して、放熱量が低下してしまう。そのため、前記ディスクアレイ装置内の収納場所により前記ディスクモジュールの温度差が生じる。ひいては、前記ディスクアレイ装置内の収納場所により前記ディスクモジュールの動作性能及び寿命の差を招くこととなる。
これにより、前記排気ファンから遠い部分に収納されている前記ディスクモジュールは、前記通風経路中の空気流が弱いにもかかわらず、前記排気ファンから近い部分に収納されている前記ディスクモジュールと同等の温度に冷却されることとなる。したがって、前記ディスクアレイ装置内での前記ディスクモジュールの温度差が減少され、前記ディスクモジュールの動作性能及び寿命の差を縮めることが可能となる。
これにより、前記排気ファンから遠い部分に収納されている前記ディスクモジュールは、前記通風経路における送風量が小さいにもかかわらず、前記排気ファンから近い部分に収納されている前記ディスクモジュールと同等の温度に冷却されることとなる。したがって、前記ディスクアレイ装置内での前記ディスクモジュールの温度差が減少され、前記ディスクモジュールの動作性能及び寿命の差を縮めることが可能となる。
これにより、前記排気ファンから遠い部分に収納されている前記ディスクモジュールの冷却効果を高めることができる。前記ディスクアレイ装置内での前記ディスクモジュールの温度差が減少され、前記ディスクモジュールの動作性能及び寿命の差を縮めることが可能となる。さらに、前記ディスクモジュールの構成が前記ディスクアレイ装置内で統一される。つまり、前記ディスクモジュールごとに前記放熱部材の面積または材質を変更する場合と比較して、前記ディスクモジュールの製造原価を抑えることが可能となる。
まず、ディスクモジュールに放熱部材を設ける第一の実施の形態について説明する。
本実施の形態におけるディスクアレイ装置の構成について説明する。
図1(a)にディスクアレイ装置1の正面図を示し、図1(b)にその側面図を示す。ディスクアレイ装置1の主たる部分は、合計8個のディスクボックス10を備えてなる。
前述した構造を有するディスクアレイ装置1の冷却動作について説明する。
図1(b)、及び図4には、排気ファン35が作動している時の空気流の向きが、矢印にて模式的に示されている。排気ファン35が作動すると、ラック50の外の空気は、ラック50の正面の扉のルーバ、及びフィルタを通過して、ディスクモジュール20間に形成された間隙に流入する。この空気は、ディスクモジュール20の側面の熱伝導シート23の表面に当たりつつ、ディスクボックス10の正面から背面に向けて流れる。この過程において、熱伝導シート23の表面の熱が空気に放出される。一方、ディスクアレイ装置1作動中には、磁気ディスク装置本体21内部では、例えば、ディスクの回転による摩擦熱や電子回路部の抵抗熱等が発生している。これらの熱は、磁気ディスク装置本体21内部から、筐体21c、及び板金22を介して熱伝導シート23に伝播する。従って、本体21内部からの熱が、熱伝導シート23を介して、空気中に放出されることとなる。
次に、ディスクボックスに放熱板を設けた第二の実施の形態について説明する。
第二の実施の形態におけるディスクアレイ装置の構成について説明する。
ディスクアレイ装置の全体構成は、第一の実施の形態と同一であり、図1(a)の正面図、及び図1(b)の側面図で表される。ただし、図1(b)において通風経路30aに突出しているのは板金22及び熱伝導シート23ではなく、後述するヒートシンク601である。
キャニスタ24による磁気ディスク装置本体21の支持については、第一の実施の形態と同様である。
前述した構造を有するディスクアレイ装置1の冷却動作について説明する。
図1(b)、及び図8には、排気ファン35が作動している時の空気流の向きが、矢印にて模式的に示されている。排気ファン35が作動すると、ラック50の外の空気は、ラック50の正面の扉のルーバ、及びフィルタを通過して、ディスクモジュール20間に形成された間隙に流入する。この空気は、ディスクモジュール20の側面の熱伝導シート23の表面、及びヒートシンク601の表面に当たりつつ、ディスクボックス10の正面から背面に向けて流れる。この過程において、熱伝導シート23の表面、及びヒートシンク601の表面の熱が空気に放出される。一方、ディスクアレイ装置1作動中には、磁気ディスク装置本体21内部では、例えば、ディスクの回転による摩擦熱や電子回路部の抵抗熱等が発生している。これらの熱は、磁気ディスク装置本体21内部から、筐体21cを介して熱伝導シート23に伝播する。さらに、熱伝導シート23の熱はヒートシンク601に伝播する。従って、本体21内部からの熱が、熱伝導シート23、及びヒートシンク601を介して、空気中に放出されることとなる。
前述した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
10 ディスクボックス 10a ガイド
11 緩衝材 11a カム受け孔
20 ディスクモジュール 20a、80a コネクタ
21 磁気ディスク装置本体 21a ディスク装置部
21b 保護用金具 21c 筐体
22 板金 23 熱伝導シート
24 キャニスタ
24a 操作ハンドル部 24b 絶縁スペーサ
24c バネ 24d、24e カム部
24f ラッチ部 24g 軸部
30 ユニット 30a 通風経路
35 排気ファン 40 電源ユニット
50 ラック 50c 天井面
60 制御回路基板 70 電源
80 背面基板 80b 排気孔
601 ヒートシンク 602 ディスクモジュール接触部
Claims (8)
- 情報を記録するディスクと、前記ディスクの動作を制御する制御部とが、平面を有する筐体に収納されているディスクモジュールと、
通気可能な吸気面と、前記吸気面と平行に配設された通気可能な排気面とを含んで構成され、複数の前記ディスクモジュールが、前記平面が前記吸気面と垂直となるように水平方向に並べて収納されているディスクボックスと、
2つの前記ディスクボックスが前記排気面が相対して平行となるように水平方向に並べられたディスクユニットが形成され、前記ディスクユニットが鉛直方向に積み上げて収納され、前記ディスクボックスの吸気面と相対する面が通気可能であるラックと、
前記ラックに配設され、前記ディスクボックスの前記吸気面と、前記排気面と、前記ラック内で前記排気面と平行に形成される通風経路とを通って前記ラックの外部へ空気を流通させる排気ファンと
を備えるディスクアレイ装置であって、
前記ディスクモジュールの前記平面に熱伝導シートが設けられ、
前記ディスクボックスは、前記排気面に設けられた排気孔と、前記排気孔から前記通風経路に突出されている放熱板とを備え、
前記放熱板は、隣り合う2つの前記ディスクモジュールの双方の前記熱伝導シートに接触するように折り曲げ形成されている
ことを特徴とするディスクアレイ装置。 - 前記排気ファンから遠い部分に収納されている前記ディスクボックスが、前記排気ファンから近い部分に収納されている前記ディスクボックスと比較して、前記排気孔から前記通風経路に突出されている面積が広い前記放熱板を有すること
を特徴とする請求項1に記載のディスクアレイ装置。 - 前記排気ファンが前記ラックの上部に配設されている前記ディスクアレイ装置であって、
下部に収納されている前記ディスクボックスが、上部に収納されている前記ディスクボックスと比較して、前記排気孔から前記通風経路に突出されている面積が広い前記放熱板を備えていること
を特徴とする請求項1に記載のディスクアレイ装置。 - 前記排気ファンから遠い部分に収納されている前記ディスクボックスが、前記排気ファンから近い部分に収納されている前記ディスクボックスと比較して、熱伝導率の高い前記放熱板を備えていること
を特徴とする請求項1に記載のディスクアレイ装置。 - 前記排気ファンが前記ラックの上部に配設されている前記ディスクアレイ装置であって、
下部に収納されている前記ディスクボックスが、上部に収納されている前記ディスクボックスと比較して、熱伝導率の高い前記放熱板を備えていること
を特徴とする請求項1に記載のディスクアレイ装置。 - 前記排気ファンが前記ラックの上部に配設されている前記ディスクアレイ装置であって、
上部に収納されている前記ディスクボックスが備える前記放熱板の材質が鉄であって、下部に収納されている前記ディスクボックスが備える前記放熱板の材質がアルミである
ことを特徴とする請求項1に記載のディスクアレイ装置。 - 前記熱伝導シートは電気的な絶縁性を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のディスクアレイ装置。 - 前記熱伝導シートの材質が銅またはシリコン樹脂である
ことを特徴とする請求項1に記載のディスアレイ装置。
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