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JP4336830B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description

本発明は、携帯電話機等の電子機器に関し、より詳細には高周波回路をシールドするシールド体を備えた電子機器に関する。
携帯電話機等の電子機器においては部品レイアウトが小型化に関して重要である。また、このような電子機器には所定の周波数の電波を生成するための高周波回路と、当該高周波回路からの不要な電波等を遮断するためのシールド体とが設けられている。シールド体は比較的大きな部品であり、シールド体の配置等は電子機器の小型化に関して重要である。
このシールド体を端末の小型化に利用した技術として、シールドケースをバッテリーの補強材に兼用する技術がある(特許文献1参照)。
特開2002−261894号公報
しかし、特許文献1では、シールド体を補強材に兼用させて、当該補強材のスペースだけ小型化する技術については開示されているものの、シールド体を他の部品のレイアウトに利用する技術については開示されていない。
本発明の目的は、高周波回路をシールドするシールド体を備えていても、機器内部のレイアウトの自由度が向上する電子機器を提供することにある。
本発明の電子機器は、高周波回路を有する基板と、前記高周波回路をシールドするシールド体と、一方に電極部、他方に集音部又は放音部を有し、前記基板の前記高周波回路が設けられた側の面に配設された電気/音響変換手段と、を備え、前記シールド体には、前記集音部又は放音部側から前記電極部側を見たときの前記電気/音響変換手段の幅よりも幅の小さいシールド体開口部が設けられ、前記電気/音響変換手段は、前記集音部又は放音部側に配置された前記シールド体と、前記電極側に配置された前記基板とに挟まれて、前記シールド体開口部に固定されている。
好適には、前記シールド体は、前記電気/音響変換手段を囲む壁部と、前記壁部に隣接して設けられたネジボスとを備え、前記基板を貫通するネジが前記ネジボスに嵌め込まれ、前記基板と前記シールド体とが互いに固定されている。
好適には、前記シールド体には、前記電気/音響変換手段が嵌め込まれるホルダが設けられ、前記電極部は、前記基板から見て、中心の位置及び当該中心の位置から所定の距離をおいた位置にそれぞれ第1、第2の接点を有し、前記基板は、前記ホルダと対向する位置の中心に第3の接点を、当該第3の接点を中心とし、前記所定の距離を半径とする円周上に第4の接点をそれぞれ有する。
好適には、前記シールド体の前記基板とは反対側には、押圧スイッチが配置されたフレキシブルプリント配線板が設けられ、前記配線板は、前記シールド体開口部に対向する位置に配線板開口部が設けられている。
好適には、前記押圧スイッチ上に配置され、光が透過可能な押圧部と、前記配線板に配置された複数の発光素子と、を備え、前記押圧スイッチ及び前記押圧部は、少なくとも2列になるように複数配列され、前記発光素子は、前記2つの列の間で、かつ、前記2列のうち何れかの列に沿って連続する押圧スイッチの間に、少なくとも一つ置きに配列され、前記シールド体開口部は、前記発光素子の非配置位置の何れかに設けられている。
好適には、前記基板、前記シールド体及び前記配線板を、配線板側に配置された上部ケース及び基板側に配置された下部ケースで挟むようにして収容する筐体と、前記配線板上に配置され、光が透過する押圧部を前記押圧スイッチ上に有すると共に前記押圧部への光が透過するキーシートと、前記配線板と前記キーシートとの間に配置された発光素子と、を備え、前記キーシートには、前記配線板開口部上の位置にキーシート開口部が設けられ、前記上部ケースには、前記キーシート開口部上に開口する上部ケース開口部と、当該上部ケース開口部の縁部から前記筐体内側に筒状に延び、前記キーシート開口部に挿入される壁部とが設けられる。
好適には、前記配線板の導通用であって、前記基板と前記シールド体との間に配置された基板側接続部と、前記配線板の端部に形成された舌片に設けられ、前記舌片を折り返して前記基板側接続部に接続される配線板側接続部と、を備える。
好適には、前記配線板を介して制御される電子部品であって、前記配線板の端部に形成された舌片と接続され、前記舌片を折り返して前記基板の前記高周波回路が設けられる側の裏側へ配置される電子部品を備える。
好適には、前記基板及び前記シールド体を収容する筐体と、前記基板の前記シールド体とは反対側の端部に設けられた給電端子と、前記基板の前記給電端子が設けられた側が面する方向から前記シールド体の外側の方向まで面するように延びる曲面形状に形成され、前記シールド体の外側で前記筐体内部に配置され、前記給電端子から給電されるアンテナ素子と、を備える。
好適には、前記基板及び前記シールド体を上部ケース及び下部ケースで挟むようにして収容する筐体を備え、前記上部ケース又は前記下部ケースには、前記上部ケースと前記下部ケースとをネジ止めするためのネジボスが設けられ、前記基板及びシールドケースには、前記ネジボスが嵌め込まれる孔部又は切り欠き部が設けられている。
本発明の電子機器によれば、機器内部のレイアウトの自由度が向上する。
図1及び図2は、本発明の無線通信端末としての携帯電話機の一実施形態を示す外観斜視図である。図1は開状態を、図2は閉状態を示している。
携帯電話機1は、第1筐体(第1筐体)2と、第2筐体(第2筐体)3とを備え、第1筐体2の端部2aと、第2筐体3の端部3aとをヒンジ部4により回動可能に連結することにより、開閉可能に構成されている。
第1筐体2及び第2筐体3は、閉状態で互いに対向する面(正面)側の正面側ケース2c、3cと、その背面側の背面側ケース2d、3dとをそれぞれ備えている。これら正面側、背面側ケース2c、3c、2d、3dは、閉状態で一方の筐体側から他方の筐体側を見たときに、互いの輪郭が略一致するように形成されており、第1筐体2及び第2筐体3の連結される側と反対側(開閉側)の端部2b、3bの位置も閉状態で互いに一致する。
第1筐体2は正面に操作部11を備えている。操作部11には、テンキーボタン11a等の携帯電話機1を操作するための各種ボタン(押圧部)が配置されている。また、操作部11には、集音するための開口部12がテンキーボタン11aの配置領域に設けられている。なお、開口部12には、第1筐体2内へ塵が侵入するのを防止する等の目的で保護膜が設けられていてもよい。
第2筐体3には、正面に画像を表示するメイン表示部(第1表示部)21と、その背面に画像を表示するサブ表示部(第2表示部)22とが、それぞれ各面に沿って設けられている。サブ表示部22を露出させるための背面側ケース3dの開口窓は円形に形成されている。メイン表示部21及びサブ表示部22は、例えば透過型又は反射型の液晶表示ディスプレイによって構成される。なお、有機EL等、他のデバイスを用いてもよい。
また、第2筐体3の背面には、サブ表示部22の動作を制御するための押しボタン(押圧部材)23が設けられる。押しボタン23は、例えば樹脂や硬質のゴムにより構成され、背面側ケース3dのサブ表示部22配置面に対して垂直方向に移動可能に配置される。
図3及び図4は、それぞれ携帯電話機1の内部構成を閉状態で示す斜視図及び平面図である。なお、図3及び図4はいずれも構成要素の一部を省略して図示している。
第1筐体2の内部には、高周波回路等の各種回路が配置される回路基板31と、電波を送受信するためのアンテナ部32とが設けられている。アンテナ部32は、回路基板31の端部に設けられており、第1筐体2の端部2bの内部に位置する。
第2筐体3の内部には、メイン表示部21の周囲及び背面を保持するメイン表示部ホルダ41と、メイン表示部ホルダ41の背面に沿って設けられ、メイン表示部21及びメイン表示部ホルダ41を構造的な強度面で補強するメイン表示部フレーム42と、サブ表示部22の周囲及び背面を保持するサブ表示部ホルダ51と、が設けられている。メイン表示部ホルダ41及びサブ表示ホルダ51には、例えば非導電性の合成樹脂が用いられ、メイン表示部フレーム42には、例えば金属が用いられる。なお、メイン表示部ホルダ41及びメイン表示部フレーム42により、第1表示部の背面が当接する基体が構成される。
図4に示すように、メイン表示部21、メイン表示部ホルダ41、メイン表示部フレーム42は、閉状態においてアンテナ部32と重ならない位置に設けられている。サブ表示部22、サブ表示部ホルダ51は、その開閉側の端部22a、51aがアンテナ部32の筐体連結側の端部32aと閉状態において重なる位置に設けられている。なお、サブ表示ホルダ51は、アンテナ部32と重なる位置でもサブ表示部22を保持している。
サブ表示部22及びサブ表示ホルダ51は、それぞれ開閉側の端部22a、51aが第2筐体の背面側から見て面取りされ、一方、アンテナ部32は、開閉側の(背面側から見て第1筐体の外側に面する)端部32bがサブ表示部22及びサブ表示部ホルダ51の端部22a、51aを囲む円弧状になるように形成されている。なお、アンテナ部の詳細については後述する。
サブ表示部ホルダ51の筐体連結側には、筐体連結側に突出する舌片51bが設けられ、当該舌片51b上(第2筐体3の背面側)には、サブ表示部22の通電制御等の所定の制御を行うための駆動部52と、駆動部52に接続され、押圧操作に応じて接点の開閉がなされる押圧スイッチ53とが設けられている。駆動部52は例えばICによって構成される。押圧スイッチ53上には押しボタン23が配置されており、押しボタン23の押し込み操作により、押圧スイッチ53は押圧される。
図5は、第2筐体3の内部構成の一部を示す分解斜視図である。図5にも示すように、メイン表示部フレーム42の背面には、絶縁シート43と、メイン表示部21の通電制御等の所定の制御を行うための回路基板44とが設けられている。絶縁シート43及び回路基板44は、開閉側に切り欠き部43a、44aが設けられており、サブ表示部ホルダ51は、切り欠きにより形成された空所を介して、背面の半分以上がメイン表示部フレーム42の背面に当接するように配置されている。なお、当該当接する背面同士は、両面テープ等の接合部材により接合されてもよいし、接合されなくてもよい。
メイン表示フレーム42には、サブ表示部ホルダ51が当接する側方の位置に凸部42aが設けられ、凸部42aが絶縁シート43の孔部43bを介して回路基板44に接触することにより、回路基板44は電気的に導通される。
図6、図7は、第1筐体2内部の一部の構成を示す分解斜視図である。図6では、紙面左側が第1筐体2の連結側、紙面上側が第1筐体2の背面側であり、図7では、図6と左右、上下を逆にしている。
回路基板31の正面側(紙面下側)には高周波回路61等の各種の回路が配置され、その上には各回路から放出される又は外部から侵入する電磁波を遮断するためのシールドケース(シールド体)62が被せられる。さらに、シールドケース62上にはフレキシブル配線板71が配置される。
シールドケース62は、プレート部62aと、プレート部の周囲や内部に設けられてプレート部を区画する隔壁62bと、マイクロフォン(電気/音響変換手段。以下、単に「マイク」という。)63を保持するためのマイクホルダ62cと、マイクホルダ62cに隣接して設けられたネジボス62dとを備えている。
回路基板31とシールドケース62とは、ネジ500を回路基板31の背面側から孔部31aを介してネジボス62dに螺着することにより固定される。また、正面側ケース2cと背面側ケース2dとは、正面側ケース2cの裏側に設けられたネジボス2eに、背面側ケース2dを貫通するネジ501を螺着することにより固定される。回路基板31及びシールドケース62には、ネジボス2eが嵌め込まれる切り欠き部31b、62eが設けられており、回路基板31及びシールドケース62は、正面側ケース2cと背面側ケース2dとを固定することによっても互いに固定される。なお、シールドケース62は、樹脂で成形された上で、表面にメッキ処理が施されており、導電性を有している。そして、シールドケース62は回路基板31のグランドラインに導通状態で固定される。
図8(a)は、第1筐体2の正面側(図6の紙面下側)からマイクホルダ62c及びマイク63を見た図、図8(b)は、第1筐体2の背面側からマイクホルダ62c及びマイク63を見た図、図8(c)は、回路基板31のマイクホルダ部62cと対向する位置を見た図である。
マイク63は、集音部63a、電極部63bをそれぞれ端面に有する円柱状に構成されている。一方、マイクホルダ62cは、マイク63を受け入れ可能な大きさの円筒状に形成された壁部62hを有している。壁部62hは隔壁62bと連続し、厚さ及び高さも隔壁62bと略同じである(図6参照)。なお、隔壁62bは、回路基板31の各回路を互いに隔離するために、あるいはシールドケース62の構造的な強度を補強する目的で設けられるものである。
マイク63は、ゴム等の弾性部材によって形成されたパッキン505を装着したうえで、集音部63a側からマイクホルダ62cに嵌め込まれ、マイクホルダ62cに固定される。さらに、上述のように回路基板31及びシールドケース62が互いに固定されることにより、マイク63は振動して音声を電気信号に変換する振動板を有する集音部63a側のシールドケース62のプレート部62aと電極部63b側の回路基板31とに挟まれて固定される。なお、パッキン505を装着せずに、マイク63を直接にマイクホルダ62cに嵌め込んで固定できるようにマイク63の外径、マイクホルダ62cの内径を設定してもよい。集音部63aとプレート部62aとの間にゴム等の弾性部材を配置してもよい。
シールドケース62のマイクホルダ62c内のプレート部62aには、マイク63の外径よりも小さい内径の開口部81が設けられている。なお、開口部81は、マイク63を集音部側から支持可能であれば、形状、大きさを適宜に設定してよい。
マイク63の電極部63bには、当該電極部63bの中心に第1の接点63c、第1の接点63cから距離rだけ離れた位置に第2の接点63dが設けられている。一方、回路基板31には、マイクホルダ62cと対向する位置の中心に第3の接点82が、第3の接点82を中心として、半径rの円周上に第4の接点83が設けられている。回路基板31とシールドケース62によりマイク63を挟み込むと、第1の接点63cは第3の接点82と、第2の接点63dは第4の接点83と接触する。なお、第4の接点は、第3の接点から距離r分離してあれば、円周状につながっておらずともよい場合がある。円柱状で示したマイク63が正四角柱等、第3の接点に対して回転対称の形状であれば、マイクをマイクホルダに嵌め込み可能な向きそれぞれに対応して、第2の接点と対向する位置に第4の接点を設けておけばよい。これは結果的に、半径rの円周上に第4の接点が設けられることに違いはない。
図9は操作部11を示す平面図、図10は図9のX−X線における断面図である。なお、図10では、シールドケース62から上側のみを示している。
図10に示すように、フレキシブル配線板71上には、テンキーボタン11a等の操作部11のキーに対応して配置され、押圧操作に応じて接点の開閉がなされる押圧スイッチ91と、操作部11のキーを照明するための発光素子92と、が配置される。その上には、操作部11のキーを有するキーシート101と、正面側カバー2bとが配置される。なお、テンキーボタン11aは、例えば光が透過可能な樹脂によって形成される。
フレキシブル配線板71、キーシート101及び上部カバー2bには、シールドケース62の開口部81に対応する位置にそれぞれ開口部93、102及び12が設けられる。上部ケース2bには、開口部12の縁部からキーシート101側に筒状に延びてキーシート102の開口部102に挿入される壁部2hが設けられている。壁部2hは、開口部12の全周に亘って設けられていてもよいし、発光素子92が配置されている側だけ設けられていてもよい。
図9に示すように、テンキー11aは、縦に3列になるように配列されており、発光素子92は各列の間に配置されている。また、発光素子92は、縦方向に関し、テンキー11aの間に一つ置きに配置されている。各4つのテンキー11a間の位置のうち、発光素子92が配置されなかった位置の一つには、開口部12が設けられている。
図11に示すように、フレキシブル配線板71は、シールドケース62の外方に突出する舌片71aと、当該舌片71aに設けられた接続部112とを備えている。舌片71aが折り返されて、接続部112と回路基板31上に設けられた接続部111とが接続されることにより、フレキシブル配線板71と回路基板31とは電気的に接続される。
図12に示すように、回路基板31の背面側(紙面上側)には、カメラモジュール(電子部品)121と、フラッシュ用の発光部(電子部品)122とが設けられる。カメラモジュール121及び発光部122には、フレキシブル配線板71の端部に設けられた舌片71bが折り返されて電気的に接続され、カメラモジュール121及び発光部122はフレキシブル配線板71の回路又はフレキシブル配線板を介して他の基板の回路により制御される。
図13(a)はアンテナ部32を図3と同一方向から見た斜視図、図13(b)はアンテナ部32を第1筐体2の開閉側のやや上方から見た図である。アンテナ部32は、回路基板31に取り付けられるベース部131と、ベース部に配置されたアンテナ素子132と、アンテナ素子132に給電するための給電端子133とを備えている。
ベース部131は、例えば樹脂等の非導電性部材で形成され、第1筐体2の端部2b(図1参照)の内壁に対向する曲面131aと、曲面131aの内側に設けられたフレーム部131bとを有している。曲面131aは、例えば、第1筐体2の背面側の方向から開閉側の方向まで面し、かつ、背面側から見て開閉側に凸状になる曲面として形成され、シールドケース62の外側に配置される。
フレーム部131bは、回路基板31の背面及び開閉側端部と当接するように形成されており、回路基板31の背面と対向する位置には、給電端子133が設けられている。給電端子133は回路基板31の背面側に設けられた給電端子134(図6参照)と電気的に接続される。
アンテナ素子132は、リン青銅等の板金が所定のパターン形状に形成されたものであり、曲面131aの全面に亘って張り巡らされるように設けられている。なお、アンテナ素子132は、曲面131aの全面に亘って配置され、第1筐体2の正面側から見たアンテナ素子132の投影部はアンテナ部32の投影部に略一致するため、図3及び図4の説明におけるアンテナ部32の配置についての記載は、アンテナ素子132の配置についての記載とみなしてよい。
図14は、携帯電話機1の信号処理系の構成の一例を示すブロック図である。携帯電話機1は、CPU141、メモリ142、通信処理部143、アンテナ素子132、音声処理部144、マイク63、スピーカ145、開閉検出部146、押圧スイッチ91、53、メイン表示部21、サブ表示部22、駆動部147、52を備えている。
CPU141及びメモリ142は例えば回路基板31に設けられるICとして構成され、各種手段からの信号に基づいて所定の演算を行い、各種手段の制御を実行する。
通信処理部143は、高周波回路61を含んで構成され、電波を利用した無線通信を行うために、CPU141で処理された音声データ、画像データ等の各種データを変調して、アンテナ素子132を介して送信する。また、通信処理部143は、アンテナ素子132を介して受信した信号を復調してCPU141に出力する。
音声処理部144は、CPU141からの音声データを音声信号に変換してスピーカ143に出力し、又、マイク63からの音声信号を音声データに変換してCPU141に出力する。
開閉検出部146は、例えば、第1筐体2と第2筐体3との角度が所定以上になったときにCPU141にオン信号を出力するスイッチとして構成される。
駆動部147、52は、CPU141からの信号に基づいてそれぞれメイン表示部21、サブ表示部22の制御を行う。駆動部147は、例えば回路基板44に設けられるICによって構成され、閉状態にてアンテナ素子132と重ならない位置に設けられる。
以上に述べた携帯電話機1によれば、マイク63が基板31及びシールドケース62に挟まれて固定されるので、基板31及びシールドケース62が互いに対向する範囲内であればマイクを配置することができ、また、従来のようにシールドケースを避けてマイクを配置する必要もない。換言すれば、マイクの配置位置の自由度が向上する。携帯端末のように小型化された機器では、筐体内の限られたスペースを各部品に配分するから、マイクの配置位置の自由度の向上により、他の部品の配置位置の自由度も向上する。これにより、例えば、従来はマイクを配置していた場所をアンテナの配置にあてがうことができる等、アンテナを内蔵した携帯端末の小型化を図ることもできる。
マイク63は、シールドケース62に設けられたマイクホルダ62cの壁部62hによって囲まれ、この壁部62hにもシールドケース62のメッキが施されているため、マイク63にノイズが侵入することが防止される。
シールドケース62は、ネジにより基板31に固定されるので、シールドケース62と基板31のグランドラインとの接触圧を高くしてシールド効果を高めることが可能である。また、当該ネジ止めにおいては、マイクホルダ62cに隣接するネジボス62dを利用するため、マイク63の振動は基板31及びシールドケース62の全体に吸収され、マイク63近傍で局地的に大きな振動が生じることが抑えられる。このため振動によるシールド効果の低下が抑えられる。
マイク63の向きに関わらず、第1の接点63cは第3の接点82と、第2の接点63dは第4の接点83と接触するから、マイク63を取り付ける際に第4の接点83の円周方向の回転ずれを全く気にせず、確実に導通させることができる。
従来のようにシールドケース62とマイク63とが重なることを避けなくてよいから、シールドケース62を広い範囲に亘って設けることができる。このため、押圧スイッチ91が複数配置されたフレキシブル配線板をシールドケース62上に設けることができる。さらに、シールドケース62が基板31の広範囲にわたって取り付けられるようになるため、全体の強度が均等になり、ねじれ強度などが向上する。
発光素子92の配列と操作部11のキーの配列との関係の規則性を保持しつつ、発光素子92の非配置位置を設定しているから、開口部12の配置スペースが確保される一方で、各キーの照明量のばらつきが抑えられる。
上部カバー2bには、開口部12と、キーシート101の開口部102に挿入される壁部2hとが設けられるから、外部からの音をマイク63に導くための音道が確保されるとともに、テンキーボタン11aなどを光らせるための導光材も兼用しているキーシート101が開口部12から外部へ露出しないため、発光素子92の光が開口部12から外部へ漏れることが抑えられる。
舌片71aが折り返されて、基板31のシールドケース62に覆われる部分にて接続部112と接続部111とが接続されることにより、フレキシブル配線板71と基板31とが電気的に接続されるから、フレキシブル配線板71の導通手段の面積縮小により、フレキシブル配線板71がシールドケース62上にてデバイスの載せ易いフラットな面を広くとることが可能であり、また、シールドケース62を接続部112の脱落防止に利用可能である。
舌片71bが折り返されてカメラモジュール121に電気的に接続されるから、従来に比較してデッドスペースを縮小できる。すなわち、従来はカメラモジュール専用のフレキシブル配線板及び当該配線板を他の基板に接続するコネクタが設けられており、当該配線板及びコネクタ上はデッドスペースとなっていた。しかし、携帯電話機1では、カメラモジュール用の配線板が基板31を挟んで反対側のフレキシブル配線板71と兼用されるため、上記のデッドスペースを縮小可能である。このため、例えば、従来はカメラモジュール121の接続を行うコネクタが配されてデッドスペースとなるはずであったカメラモジュール121に隣接する位置に、発光部122を設けることができる。
シールドケース62は基板32と固定され、さらに、ネジボス2eが嵌め込まれる切り欠き部62eを利用して、正面側ケース2c及び背面側ケース2dにも固定されるため、シールドケース62によって筐体のねじれ強度等の構造的な強度が補強される。上述のように、従来のようにシールドケース62とマイク63とが重なることを避けなくてよいから、シールドケース62を従来より広くして、強度を高めることもできる。また、ネジボス2eを利用してシールドケース62の位置決めができるから、作業性の向上を図ることもできる。
本発明の無線通信端末は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。
シールド体は、マイクロフォンを基板との間で挟むことができれば、形状及び大きさは問わない。例えば、隔壁62bが設けられない板状のものも含む。また、従来のシールド体に比較して小さいものであっても、従来に比較してマイクの配置位置の自由度が向上していることに変わりはない。
また、電気/音響変換手段の例としてマイクを用いて本発明の説明を行ったが、電気信号と音響とを変換するものであればよい。例えば、シールドケースにスピーカホルダを設け、シールド側の放音部と電極部側の基板とでスピーカを挟んで固定するよう本発明を適用しても同様の効果を有することは言うまでもない。
本発明を適用した携帯電話機の開状態を示す外観斜視図である。 本発明を適用した携帯電話機の閉状態を示す外観斜視図である。 本発明を適用した携帯電話機の内部構成を閉状態で示す斜視図である。 本発明を適用した携帯電話機の内部構成を閉状態で示す平面図である。 本発明を適用した携帯電話機の第2筐体内部の構成を示す分解斜視図である。 本発明を適用した携帯電話機の第1筐体内部の構成を示す分解斜視図である。 本発明を適用した携帯電話機の第1筐体内部の構成を示す分解斜視図である。 本発明を適用した携帯電話機のマイクロフォン近傍を示す平面図である。 本発明を適用した携帯電話機の操作部を示す平面図である。 本発明を適用した携帯電話機の操作部を示す断面図である。 本発明を適用した携帯電話機のフレキシブル配線板の導通手段を示す側面図である。 本発明を適用した携帯電話機のカメラモジュールを示す斜視図である。 本発明を適用した携帯電話機のアンテナ部を示す図である。 本発明を適用した携帯電話機の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…携帯電話機(電子機器)、61…高周波回路、31…基板、62…シールド体、63…マイクロフォン、63a…集音部(放音部)、63b…電極部、81…シールド体開口部。

Claims (10)

  1. 高周波回路を有する基板と、
    前記高周波回路をシールドするシールド体と、
    一方に電極部、他方に集音部又は放音部を有し、前記基板の前記高周波回路が設けられた側の面に配設された電気/音響変換手段と、を備え、
    前記シールド体には、前記集音部又は放音部側から前記電極部側を見たときの前記電気/音響変換手段の幅よりも幅の小さいシールド体開口部が設けられ、前記電気/音響変換手段は、前記集音部又は放音部側に配置された前記シールド体と、前記電極側に配置された前記基板とに挟まれて、前記シールド体開口部に固定されている
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記シールド体は、前記電気/音響変換手段を囲む壁部と、前記壁部に隣接して設けられたネジボスとを備え、
    前記基板を貫通するネジが前記ネジボスに嵌め込まれ、前記基板と前記シールド体とが互いに固定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記シールド体には、前記電気/音響変換手段が嵌め込まれるホルダが設けられ、
    前記電極部は、前記基板から見て、中心の位置及び当該中心の位置から所定の距離をおいた位置にそれぞれ第1、第2の接点を有し、
    前記基板は、前記ホルダと対向する位置の中心に第3の接点を、当該第3の接点を中心とし、前記所定の距離を半径とする円周上に第4の接点をそれぞれ有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記シールド体の前記基板とは反対側には、押圧スイッチが配置されたフレキシブルプリント配線板が設けられ、
    前記配線板は、前記シールド体開口部に対向する位置に配線板開口部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一に記載の電子機器。
  5. 前記押圧スイッチ上に配置され、光が透過可能な押圧部と、
    前記配線板に配置された複数の発光素子と、を備え、
    前記押圧スイッチ及び前記押圧部は、少なくとも2列になるように複数配列され、
    前記発光素子は、前記2つの列の間で、かつ、前記2列のうち何れかの列に沿って連続する押圧スイッチの間に、少なくとも一つ置きに配列され、
    前記シールド開口部は、前記発光素子の非配置位置の何れかに設けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記基板、前記シールド体及び前記配線板を、配線板側に配置された上部ケース及び基板側に配置された下部ケースで挟むようにして収容する筐体と、
    前記配線板上に配置され、光が透過する押圧部を前記押圧スイッチ上に有すると共に前記押圧部への光が透過するキーシートと、
    前記配線板と前記キーシートとの間に配置された発光素子と、を備え、
    前記キーシートには、前記配線板開口部上の位置にキーシート開口部が設けられ、
    前記上部ケースには、前記キーシート開口部上に開口する上部ケース開口部と、当該上部ケース開口部の縁部から前記筐体内側に筒状に延び、前記キーシート開口部に挿入される壁部とが設けられる
    ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  7. 前記配線板の導通用であって、前記基板と前記シールド体との間に配置された基板側接続部と、
    前記配線板の端部に形成された舌片に設けられ、前記舌片を折り返して前記基板側接続部に接続される配線板側接続部と、を備える
    ことを特徴とする請求項4〜6のいずれか一に記載の電子機器。
  8. 前記配線板を介して制御される電子部品であって、前記配線板の端部に形成された舌片と接続され、前記舌片を折り返して前記基板の前記高周波回路が設けられる側の裏側へ配置される電子部品を備える
    ことを特徴とする請求項4〜6のいずれか一に記載の電子機器。
  9. 前記基板及び前記シールド体を収容する筐体と、
    前記基板の前記シールド体とは反対側の端部に設けられた給電端子と、
    前記基板の前記給電端子が設けられた側が面する方向から前記シールド体の外側の方向まで面するように延びる曲面形状に形成され、前記シールド体の外側で前記筐体内部に配置され、前記給電端子から給電されるアンテナ素子と、を備える
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一に記載の電子機器。
  10. 前記基板及び前記シールド体を上部ケース及び下部ケースで挟むようにして収容する筐体を備え、
    前記上部ケース又は前記下部ケースには、前記上部ケースと前記下部ケースとをネジ止めするためのネジボスが設けられ、
    前記基板及びシールドケースには、前記ネジボスが嵌め込まれる孔部又は切り欠き部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一に記載の電子機器。

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